JP2000013883A - 指向性のあるイヤースピーカと、その利用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘルメットを使用に際し、通信するとき、長
時間の利用でも、違和感のなく、騒音の中でも良好に、
またハンズフリーで使用できることを課題とする。 【解決手段】 今回開発されたイヤースピーカと、前回
開発された咽喉マイクロホンを利用することで充分にこ
の問題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明はヘルメットを使用
する際に、セラミックスピーカを利用し、薄く、軽く、
小型で、指向性のあるイヤースピーカーで、利用に際し
て違和感のないイヤースピーカと、外部の雑音に影響さ
れることなく、良好な通話を可能する振動型マイクロホ
ンを、ヘルメットのあごひも等に簡単に着脱できる装置
を利用するこにより、同時通話が可能になり、無線、有
線の各通信、携帯電話、トランシーバー等、各通信機器
に利用するものである。

【０００２】

【従来の技術】耳の近くで使用するもので、指向性のあ
る、セラミック型イヤースピーカは見当たらない。耳を
覆う物はある、一般的にはヘッドホーン型である、又先
行技術としては、平８−２５１０１８を利用した圧電型
咽喉マイクの利用が存在する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ヘルメット等を使用す
る際に、使用中に違和感がなく、騒音に妨げられない
で、又コイルの使用よる電磁波の問題も生じない、しか
も通信をハンドフリーで使用できるよう問題の解決する
ことを課題とている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】小型で非常に薄いセラミ
ック型スピーカを使用し、指向性が有るように、ケース
に斜に入れ、音声出力窓より耳の方向にのみに音声に出
るようにし、使用しても違和感が無い、ヘルメットのあ
ごひも等に簡単に着脱できる方法にする、コイルを使用
しないため電磁波の障害をなくすことが出来た、これで
課題の解決ができた。また、振動型マイクロホンは先に
開発した平−２５１０１８の圧電素子を利用した咽喉マ
イクロホンを使用し、これもヘルメットのあごひも等
に、簡単に着脱出来るようにせたので、外部の騒音に妨
害されることなく、ハンズフリーを確保して作業の能率
を向上させ、良好な通信を可能する手段。

【０００５】

【発明の実施の形態】セラミックスピーカを斜にケース
に取付け、耳の方向のみに、音声出力が出るように、耳
の方向のみに音声出力窓を取付けたケースを、ヘルメッ
トのあごひも等にクリップ又は、挟みこむなど簡単に着
脱できる方法、又イヤースピーカーの音声出力の反対側
にマイクロホンを取付けた装置。騒音下でなければ、実
験によりマイクロホンとして、充分に使用できた、また
騒音下では振動型マイクロホンを咽喉、顎の骨、耳骨等
に接触するように、ヘルメットのあごひも等に取付ける
ことにより、音声信号を取り出す方法、クリップ又は挟
みこむ、など簡単に着脱できる装置。

【０００６】

【実施例】以下、添付図面に従って実施例を説明する。
図１、に示すのは、今回開発されたイヤースピーカと、
振動型マイクロホンは先に開発された、平８−２５１０
１８の咽喉マイクロホンの取付け正面図である。

【０００７】図２は側面図である、この取付け方法によ
り、イヤースピーカは耳の近くで耳の方向のみに音声出
力が出るので、周囲の騒音に妨げられない、又周囲に騒
音を出さないですむ。

【０００８】図３は今回開発されたイヤースピーカであ
る、セラミックスピーカを斜に配置し、音声出力を音声
出力窓１０より耳の方向のみに、音声のでるように側面
と底面の頬に接する面の２方向にし、頬に接しても音声
出力が妨げられることなく、耳に達するように開発した
イヤースピーカケースである、騒音の中でも良好に聞き
とることが出来る、又、実験により側面のみでも良好で
あったので一方向でもよい。

【０００９】イヤースピーカのケースにマイクロホンＭ
を取付けることにより、騒音のない場所での使用に実験
の結果問題は無い、マイクロホンには二方向に空気窓の
あるノイズキャンセラー型を使用するとよい。

【００１０】イヤースピーカケース８はクリップタイプ
で、あごひもにクリップで簡単に取付け取り外しができ
る。

【００１１】イヤースピーカケース９はケースに挟み付
き一体型で、あごひもを挟みこむタイプで、どちらも簡
単に取付け取り外しができる。

【００１２】図４は振動型マイクロホンで先に開発し
た、圧電型咽喉マイクロホンのあごひもの取付け方法を
改良し、クリップタイプ及び挟み込み型の、つばの先
に、外ずれにくくするために爪を付け、そのままでは、
外れないようにする。

【００１３】イヤースピーカは強い音声出力があるの
で、ヘルメットの帽体、装着体に取付けても充分その機
能はする。

【００１４】イヤーーカの音原にはセラミックスピーカ
の外に、ダイナミック型スピーカおよびマグネチック型
スピーカも電磁波を我慢すれば使用できる。しかし最近
は電磁波が脳、目に影響があることが解かり始めて来て
いるので、健康のためにも、体の近くに電磁波の発生し
ないことが望ましい。

【００１４】

【発明の効果】ヘルメットを使用に際し、使用に違和感
なく、悪環境でも良好な通信を可能にする効果のある装
置。

【図面の簡単な説明】

【図１】 イヤースピーカ、咽喉マイクロホン
取付け全体正面図

【図２】 イヤースピーカ、咽喉マイクロホン
取付け全体側面図

【図３】 イヤースピーカー１部断面正面側面
図

【図４】 ネックマイクロホン１部断面正面側
面図

【符号の説明】

１ イヤースピーカー ２ 咽喉マイクロホン ３ ヘルメット ４ あごひもＡ ５ あごひもＢ ６ セラミックスピーカー ７ スピーカーケースＡ ８ あごひも取付用スピーカーケースクリップ付き ９ あごひも取付用スピーカーケース １０ 音声出力窓 １１ 圧電素子 １２ 音声ピカップケース １３ あごひも取付用咽喉マイクロホンケース １４ あごひも取付用咽喉マイクロホンケースクリッ
プ付き Ａ インピーダンス変換付きアンプ Ｍ マイクロホン

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 守綱 東京都渋谷区広尾５丁目４番３号 ミドリ 安全株式会社内 Ｆターム(参考） 5D017 AC17 BB17

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 セラミックスピーカをケースに斜に取付
   けることで、音声出力に指向性のあるイヤースピーカ装
   置
2. 【請求項２】 イヤースピーカをヘルメットのあごひも
   等にクリップ及び、鋏みこむ、などで簡単に取付け、取
   り外しのできる利用方法。
3. 【請求項３】 振動型マイクロホンをヘルメットのあご
   ひも等にクリップ及び、挟みこむなどで簡単に取付け、
   取り外しのできる利用方法。