JP2004016711A - スピーカ内蔵ヘッドレスト - Google Patents

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Naoki Noda
野田 直樹
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Takanichi Co Ltd
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Abstract

【課題】車室内の騒音環境下においても、同乗者には聞き取れない音量で本人に必要情報を確実に伝達できるスピーカ内蔵ヘッドレストを提供する。
【解決手段】ヘッドレスト本体1の使用者の耳元となる位置に、小出力のスピーカ5を設ける。カーナビゲーション装置8の音声出力などが同乗者にうるさく感じられることがなく、ハンズフリー通話に利用すれば通話の秘匿性を確保することができる。イヤホンを装着した場合のように耳を閉塞しないので、周囲の音も従来通り聞き取ることができる。またマイクと組み合わせてアクティブノイズコントロールを行うこともできる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用シートの一部として用いられるスピーカ内蔵ヘッドレストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動車の車室内には、オーディオ機器、音声出力式のカーナビゲーション装置、自動車電話などのためのさまざまなスピーカが設けられている。このうちオーディオ機器やカーナビゲーション装置のスピーカは、インスツルメントパネルやドア、後部座席の後方位置など車体の特定位置に配置されている。また自動車電話のスピーカは移動可能な受話器に内蔵されているが、安全運転のためにハンズフリー通話を行うためには、やはりインスツルメントパネルなどに設けられたスピーカを使用することとなる。
【0003】
ところがこのように車室内に配置されたスピーカの音量は、走行中の騒音環境下においても運転者が十分聞き取れるように調節されるのが普通であるため、同乗者にとってはうるさく感じられることがある。例えばカーナビゲーション装置の音声出力は、運転者にとっては必要な情報であるが同乗者には単なる騒音である場合がある。また自動車電話の内容も同乗者には聞かれたくない連絡事項や機密事項を含むことがある。なお、イヤホンを用いればこれらの問題を回避することもできるが、装着が面倒であるうえに耳を塞いでしまうため、安全運転に必要な周囲の音を聞き取りにくくなるという別の問題を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、騒音環境下においても同乗者には聞き取れない音量で本人に必要情報を確実に伝達することができるスピーカ内蔵ヘッドレストを提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明のスピーカ付きヘッドレストは、ヘッドレスト本体の使用者の耳元となる位置に、小出力のスピーカを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
本発明のスピーカ付きヘッドレストによれば、シートに着座した者の耳元からの出力が可能となるから、同乗者には聞き取れない小音量でも本人に必要情報を確実に伝達することができる。このため同乗者にうるさく感じられることがなく、また秘匿性を要するハンズフリー通話にも便利である。しかもイヤホンのように装着の手数を必要とせず、またイヤホンのように耳を閉塞しないので、周囲の音も従来通り聞き取ることができ、安全運転上も有益である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明の第1の実施形態を示す水平断面図であり、1はヘッドレスト本体、2はそのサイドサポート部である。使用者の頭部3はヘッドレスト本体1のサイドサポート部2によって、後部両側を支えられるようになっている。この実施形態では、使用者の耳4に最も近いヘッドレスト本体1のサイドサポート部2に、一対の小出力のスピーカ5、5が内蔵されている。ここで小出力とは車室内全体に聞こえるのではなく、そのヘッドレストの使用者が聞き取れる程度の出力を意味するものである。しかし聴覚には個人差があるため、その音量は適宜調節可能としておくべきことはいうまでもない。
【0008】
なお、これらのスピーカ5、5は必ずしもサイドサポート部2に配置する必要はなく、例えば図2に示すようにヘッドレスト本体1がサイドサポート部を持たない構造である場合にも、使用者の耳4に近い位置に配置すればよい。またスピーカ5は必ずしも対をなすものである必要はないが、耳元への強い指向性を持つものであることが好ましく、スピーカ5の周囲に遮音材を配置して後部座席などへの音漏れを防止することもできる。
【0009】
このスピーカ5は例えば切替装置6を介して自動車電話装置7やカーナビゲーション装置8、カーオーディオ装置9などに選択的に接続される。自動車電話装置7に接続すれば、ハンズフリー通話の相手方の音声を耳元で小音量で聞くことができ、通話の秘匿性を確保することができる。またカーナビゲーション装置8に接続すれば、運転に必要な情報を運転者だけが聞くことができ、同乗者が騒音と感ずることがなくなる。またタクシーの運転席に用いれば、乗客に取っては騒音にすぎないセンターからの通信音をなくし、車内を静寂化することができる。さらにカーオーディオ装置9に接続すれば、よりリアルなステレオ音響を得ることができる。
【0010】
なお、本発明のスピーカ付きヘッドレストは必ずしも運転席のみに配置されるものではなく、助手席や全席に配置することもできる。この場合には、例えば運転席から切替装置6を操作できるようにしておき、自動車電話装置7の接続先を必要な位置に切り替えられるようにしておくものとする。
【0011】
図3は本発明の第2の実施形態を示す図であり、ヘッドレスト本体1のスピーカ5、5の近傍に小型のマイク10を配置したものである。このマイク10は例えばアクティブノイズコントローラ11に接続される。アクティブノイズコントローラ11はマイク10により検出された騒音を分析し、リアルタイムで逆位相の音波をスピーカ5から出すことによって騒音を打消すことができる。この結果、ヘッドレスト付近の騒音レベルを大幅に低下させることができ、スピーカ5から出力される必要な音声をより明瞭に聞き取ることができるようになる。
【0012】
さらに図4に示すように、ヘッドレスト本体1のスピーカ5、5の近傍に振動ピックアップ型マイクロフォン12を配置し、使用者が発声することに伴って生ずる骨伝導振動を、使用者の頭蓋骨から直接検出することもできる。この場合には、ヘッドレスト本体1のうち、頭部が密着される部分に振動ピックアップ型マイクロフォン12を取り付けておくものとする。
【0013】
これらのスピーカ5、5及び振動ピックアップ型マイクロフォン12をともに自動車電話装置7に接続しておけば、ヘッドレストを通じてハンズフリー通話が可能となる。特に振動ピックアップ型マイクロフォン12は全く車内の騒音に影響されないため、大声を発しなくても明瞭な音声信号を取り出すことができ、同乗者に聞かれることのない小声でハンズフリー通話を行うことができる。
【0014】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のスピーカ内蔵ヘッドレストはヘッドレスト本体の使用者の耳元となる位置に小出力のスピーカを設けたことにより、騒音環境下においても同乗者には聞き取れない音量で本人に必要情報を確実に伝達することができる。このため、ハンズフリー通話に利用すれば通話の秘匿性を保つことができ、カーナビゲーション装置に接続すれば、運転に必要な情報を運転者だけが聞くことができる。しかもイヤホンを装着した場合のように耳を閉塞しないので、周囲の音も従来通り聞き取ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示す水平断面図である。
【図2】第1の実施形態の変形例を示す水平断面図である。
【図3】第2の実施形態を示す水平断面図である。
【図4】第3の実施形態を示す水平断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドレスト本体
2 サイドサポート部
3 使用者の頭部
4 使用者の耳
5 スピーカ
6 切替装置
7 自動車電話装置
8 カーナビゲーション装置
9 カーオーディオ装置
10 マイク
11 アクティブノイズコントローラ
12 振動ピックアップ型マイクロフォン

Claims (1)

  1. ヘッドレスト本体の使用者の耳元となる位置に、小出力のスピーカを設けたことを特徴とするスピーカ付きヘッドレスト。
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