JP2000013498A - 携帯型電話端末機 - Google Patents

携帯型電話端末機

Info

Publication number
JP2000013498A
JP2000013498A JP18030298A JP18030298A JP2000013498A JP 2000013498 A JP2000013498 A JP 2000013498A JP 18030298 A JP18030298 A JP 18030298A JP 18030298 A JP18030298 A JP 18030298A JP 2000013498 A JP2000013498 A JP 2000013498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portable telephone
telephone terminal
voice
call
incoming call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18030298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3448488B2 (ja
Inventor
Toru Shibusawa
徹 澁澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP18030298A priority Critical patent/JP3448488B2/ja
Publication of JP2000013498A publication Critical patent/JP2000013498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3448488B2 publication Critical patent/JP3448488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、所定エリア内において、他人に
迷惑をかけるような携帯型電話端末機の使用を禁止で
き、他人に迷惑をかけないような携帯型電話端末機の使
用を許可できるような携帯型電話端末機を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 マイクロフォンを介して入力された入力
音声を遅延させる遅延回路、通話時においてマイクロフ
ォンを介して入力された入力音声と、遅延回路によって
遅延された音声とのいずれかを選択して送信するための
切り替えスイッチ、携帯型電話端末機が発着信規制エリ
ア内にあるか否かを判別する判別手段、および携帯型電
話端末機が発着信規制エリア内にあると判別されている
場合には、通話時に遅延回路によって遅延された音声が
送信されるように、切り替えスイッチを制御する制御手
段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯型電話端末
機に関する。
【0002】
【従来の技術】電車、バス等の車内、コンサートホール
等の多数の人が集まる公共施設内においては、携帯型電
話端末機による着信報知音または携帯型電話端末機の使
用者の音声によって、他人に迷惑がかかることがある。
【0003】そこで、車内や公共施設において、携帯型
電話端末機の周波数帯域の微弱電波(妨害電波)を発生
させることにより、携帯型電話端末機の発着信を規制す
る方法が開発されている。
【0004】しかしながら、上記方法では、車内や公共
施設において、天気予報、時報等の電話を利用したサー
ビスのように、他人に迷惑をかけることのない携帯型電
話端末機の使用も禁止されてしまうという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、所定エリ
ア内において、他人に迷惑をかけるような携帯型電話端
末機の使用を禁止でき、他人に迷惑をかけないような携
帯型電話端末機の使用を許可できるような携帯型電話端
末機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の携
帯型電話端末機は、マイクロフォンを介して入力された
入力音声を遅延させる遅延回路、通話時においてマイク
ロフォンを介して入力された入力音声と、遅延回路によ
って遅延された音声とのいずれかを選択して送信するた
めの切り替えスイッチ、携帯型電話端末機が発着信規制
エリア内にあるか否かを判別する判別手段、および携帯
型電話端末機が発着信規制エリア内にあると判別されて
いる場合には、通話時に遅延回路によって遅延された音
声が送信されるように、切り替えスイッチを制御する制
御手段を備えていることを特徴とする。
【0007】この発明による第2の携帯型電話端末機
は、自局の電話番号に対応する音声を発生させるための
音声合成装置、通話時においてマイクロフォンを介して
入力された入力音声と、音声合成装置によって発生せし
められた自局の電話番号に対応する音声とのいずれかを
選択して送信するための切り替えスイッチ、携帯型電話
端末機が発着信規制エリア内にあるか否かを判別する判
別手段、および携帯型電話端末機が発着信規制エリア内
にあると判別されている場合には、通話時に音声合成装
置によって発生せしめられた自局の電話番号に対応する
音声が送信されるように、切り替えスイッチを制御する
制御手段を備えていることを特徴とする。
【0008】携帯型電話端末機が発着信規制エリア内に
あると判別されている場合にも、DTMF信号の送信を
可能とする手段を設けることが好ましい。
【0009】携帯型電話端末機が発着信規制エリア内に
あると判別されている場合において、当該携帯型電話端
末機に対する発呼があったときに、着信報知装置が駆動
されるのを禁止させる手段を設けることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0011】図1は、携帯型電話端末機の構成を示して
いる。
【0012】図1において、1は送話用マイクロフォン
である。2はマイクロフォン1で拾った音を増幅するア
ンプである。3は、遅延回路である。15は音声合成装
置である。4は、アンプ2の出力、遅延回路3の出力お
よび音声合成装置15の出力のうちの何れかを選択する
ための切り替えスイッチである。5は、加算回路であ
る。6は、音声出力端子である。
【0013】7は、発着信規制検知手段である。8は、
携帯型電話端末機の各部を制御する制御回路である。9
は、DTMF信号発生回路である。10は、着信等を報
知するリンガーである。11は、リンガー駆動回路であ
る。12は、振動により着信を報知するバイブレータで
ある。13は、キーパッドである。14は、表示器であ
る。
【0014】発着信を規制したい車内、公共施設内等に
おいては、発着信規制エリアであることを表す特定周波
数の電波が発射されている。発着信規制検知手段7は、
この電波を受信しているときには、発着信規制検知信号
を制御回路8に送る。
【0015】制御回路8は、発着信規制検知手段7から
の発着信規制検知信号に基づいて、当該携帯型電話端末
機が発着信規制エリア内にあるか否かを判別する。つま
り、発着信規制検知信号が制御回路8に送られていない
場合には、当該携帯型電話端末機が発着信規制エリア内
にないと判別し、発着信規制検知信号が制御回路8に送
られている場合には、当該携帯型電話端末機が発着信規
制エリア内にあると判別する。
【0016】当該携帯型電話端末機が発着信規制エリア
内にないと判別されている場合の動作モードを通常モー
ドといい、当該携帯型電話端末機が発着信規制エリア内
にあると判別されている場合の動作モードを規制モード
ということにする。
【0017】〔1〕通常モード時の動作の説明
【0018】通常モード時において、着信があったとき
には、制御回路8は、リンガー10およびバイブレータ
12のうち、ユーザによって予め設定されたものを駆動
させる。
【0019】通常モード時においては、スイッチ4はア
ンプ2の出力が送られる端子a側に切り替えられてい
る。したがって、通話中において、送話用マイクロフォ
ン1で拾った音声は、アンプ2で増幅された後、加算回
路5を介して音声出力端子6に出力される。
【0020】また、キーパッド13上のダイヤルキーが
押されると、制御回路8はDTMF信号発生回路9を駆
動して、押されたキーに応じたDTMF信号を発生させ
る。DTMF信号発生回路9から発生したDTMF信号
は、加算回路5を介して音声出力端子6に出力される。
【0021】〔2〕規制モード時の動作の説明
【0022】規制モード時において、着信があったとき
には、制御回路8は、リンガー10およびバイブレータ
12のいずれをも駆動させない。制御回路8は、交換局
に、現在、発着信規制エリア内にいる旨を通知する。交
換局は、この通知を受けると、発信者に対して、受信者
が発着信規制エリア内にいる旨をメッセージで知らせ
る。あるいは、交換局は、留守番電話モードであること
を発信者に通知し、発信者からのメッセージがあれば録
音する。
【0023】なお、携帯型電話端末機自体が留守番電話
機能を備えている場合には、次のような動作を行うよう
にしてもよい。つまり、規制モード時において、着信が
あったときには、制御回路8は、リンガー10およびバ
イブレータ12のいずれをも駆動させずに、着信を行
う。そして、留守番電話モードに入って自動応答を行
い、図示しない記録手段によって発信者からのメッーセ
ージを録音する。そして、表示器14に、着信があった
ことを表示させる。
【0024】規制モード時においても、キーパッド13
上のダイヤルキーが押されると、制御回路8はDTMF
信号発生回路9を駆動して、押されたキーに応じたDT
MF信号を発生させる。DTMF信号発生回路9から発
生したDTMF信号は、加算回路5を介して音声出力端
子6に出力される。したがって、規制モード時において
も、発呼を行って、回線を接続させることは可能であ
る。
【0025】しかしながら、規制モード時においては、
スイッチ4は遅延回路3の出力が送られる端子b側に切
り替えられる。したがって、通話中に当該携帯型電話端
末機が発着信規制エリア内に入った場合、あるいは当該
携帯型電話端末機が発着信規制エリア内にある場合に当
該携帯型電話端末機からの発呼により回線が接続された
場合には、ユーザの音声が数秒遅れて相手に伝達され
る。
【0026】つまり、送話用マイクロフォン1で拾った
音声は、アンプ2で増幅された後、遅延回路3で数秒遅
れて出力される。そして、遅延回路3によって遅延され
た音声信号が加算回路5を介して音声出力端子6に出力
される。このように、ユーザの音声が数秒遅れて相手に
伝達されるので、会話がしずらくなる。この結果、ユー
ザは長電話ができなくなるので、他人に迷惑がかかりに
くくなる。
【0027】上述したように、規制モード時において
も、発呼を行うことは可能であり、これにより回線が接
続された場合には、相手方の声が通常モード時と同様に
聞こえるので、天気予報、時報等の電話を利用したサー
ビスのように、他人に迷惑をかけることのない携帯型電
話端末機の使用は可能である。
【0028】規制モード時においては、スイッチ4を、
自局の電話番号に対応する音声を発生させるための音声
合成装置15の出力端子c側に切り替えるようにしても
よい。このようにすると、ユーザの声は相手方に全く伝
達されなくなる。無言電話となるのを回避するために、
音声合成装置15から発生した自局の電話番号に対応す
る音声が送信される。
【0029】なお、発着信規制検知手段7としては、加
速度を検出し、加速度が一定以上になると、発着信規制
検知信号を出力するようなものを用いてもよい。このよ
うにすれば、携帯型電話端末機が車両内にある場合に、
発着信規制検知手段7から発着信規制検知信号が出力さ
れるようになる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、所定エリア内におい
て、他人に迷惑をかけるような携帯型電話端末機の使用
を禁止でき、他人に迷惑をかけないような携帯型電話端
末機の使用を許可できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯型電話端末機の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 送信用マイクロフォン 2 アンプ 3 遅延回路 4 スイッチ 5 加算回路 7 発着信規制検知手段 8 制御回路 9 DTMF信号発生回路 10 リンガー 12 バイブレータ 15 音声合成装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロフォンを介して入力された入力
    音声を遅延させる遅延回路、 通話時においてマイクロフォンを介して入力された入力
    音声と、遅延回路によって遅延された音声とのいずれか
    を選択して送信するための切り替えスイッチ、 携帯型電話端末機が発着信規制エリア内にあるか否かを
    判別する判別手段、および携帯型電話端末機が発着信規
    制エリア内にあると判別されている場合には、通話時に
    遅延回路によって遅延された音声が送信されるように、
    切り替えスイッチを制御する制御手段、 を備えている携帯型電話端末機。
  2. 【請求項2】 自局の電話番号に対応する音声を発生さ
    せるための音声合成装置、 通話時においてマイクロフォンを介して入力された入力
    音声と、音声合成装置によって発生せしめられた自局の
    電話番号に対応する音声とのいずれかを選択して送信す
    るための切り替えスイッチ、 携帯型電話端末機が発着信規制エリア内にあるか否かを
    判別する判別手段、および携帯型電話端末機が発着信規
    制エリア内にあると判別されている場合には、通話時に
    音声合成装置によって発生せしめられた自局の電話番号
    に対応する音声が送信されるように、切り替えスイッチ
    を制御する制御手段、 を備えている携帯型電話端末機。
  3. 【請求項3】 携帯型電話端末機が発着信規制エリア内
    にあると判別されている場合にも、DTMF信号の送信
    を可能とする手段を備えている請求項1および2のいず
    れかに記載の携帯型電話端末機。
  4. 【請求項4】 携帯型電話端末機が発着信規制エリア内
    にあると判別されている場合において、当該携帯型電話
    端末機に対する発呼があったときに、着信報知装置が駆
    動されるのを禁止させる手段、 を備えている請求項1および2のいずれかに記載の携帯
    型電話端末機。
JP18030298A 1998-06-26 1998-06-26 携帯型電話端末機 Expired - Fee Related JP3448488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18030298A JP3448488B2 (ja) 1998-06-26 1998-06-26 携帯型電話端末機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18030298A JP3448488B2 (ja) 1998-06-26 1998-06-26 携帯型電話端末機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000013498A true JP2000013498A (ja) 2000-01-14
JP3448488B2 JP3448488B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=16080839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18030298A Expired - Fee Related JP3448488B2 (ja) 1998-06-26 1998-06-26 携帯型電話端末機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3448488B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3448488B2 (ja) 2003-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7519042B2 (en) Apparatus and method for mixed-media call formatting
EP0310379B1 (en) Radio telephone apparatus
EP1139684A1 (en) Apparatus for automatically switching operation mode of portable mobile communication unit
JPH08237371A (ja) コンピュータ化された電話装置及びその方法
US6044278A (en) Method and apparatus for message communication
JPH06177831A (ja) 加入者通信ユニットおよび該加入者通信ユニットを動作させる方法
JP3448488B2 (ja) 携帯型電話端末機
JP2000261856A (ja) 簡易型携帯電話機
JP2000332677A (ja) 移動体通信端末
JPH08223264A (ja) 音楽出力機能を有する携帯電話機
KR200202265Y1 (ko) 음성발신기능이 구비된 휴대폰용 이어폰
JP3981995B2 (ja) 通信端末装置
JP2002164997A (ja) 携帯電話機用車載ハンズフリー装置
KR200291328Y1 (ko) 휴대 전화기 벨음향 뮤트 및 진동모드로의 자동 전환장치
JPH1042361A (ja) 携帯電話システム
KR20010018355A (ko) 이동무선 단말기에서 자동응답모드 수동전환방법
JP3088379B2 (ja) スピーカホン通話機能を備えた通信端末装置
JP3594508B2 (ja) 電話装置
KR20040077200A (ko) 이동통신단말기에 있어서 착신 선택 통화 방법
JPH0955793A (ja) 携帯電話装置
KR20000008299U (ko) 휴대 이동 통신기의 자동 진동 또는 램프 변환시의 동작
JPH1023539A (ja) 携帯無線電話装置
JPH10233834A (ja) 携帯電話装置
JPH1127380A (ja) 携帯電話機
JPH1168646A (ja) 携帯電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees