JP2000013071A - 放熱装置 - Google Patents

放熱装置

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JP2000013071A
JP2000013071A JP10188310A JP18831098A JP2000013071A JP 2000013071 A JP2000013071 A JP 2000013071A JP 10188310 A JP10188310 A JP 10188310A JP 18831098 A JP18831098 A JP 18831098A JP 2000013071 A JP2000013071 A JP 2000013071A
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JP
Japan
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fan
electric fan
duct
fan duct
heat
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JP10188310A
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English (en)
Inventor
Satoru Takahashi
哲 高橋
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Nihon Inter Electronics Corp
Original Assignee
Nihon Inter Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動ファンの交換作業が容易で作業能率を向
上させることができる放熱装置を提供する。 【解決手段】 長手方向に風洞2が形成された放熱フィ
ン3の該長手方向の一端面にファンダクト9を介して電
動ファン7を取付け、前記風洞2内に風を送って前記放
熱フィン3上に取り付けた半導体装置4等の発熱体を風
冷する放熱装置1において、前記ファンダクト9の一端
に設けられ、前記電動ファン7の一端を係脱可能に係止
させる引っ掛け部16と、前記電動ファン7側に予め取
り付けられ、前記ファンダクト9の他端に係合するL字
金具10とを備え、該L字金具10を介して前記電動フ
ァン7を水平方向から前記ファンダクト9にねじ止め可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定期間経過後に電動
ファンを交換する際に、ファンダクトへの取付作業が容
易となる構造を備えた放熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の放熱装置として図6乃至
図8に示すようなものがある。なお、図6は放熱装置の
一方の端面図、図7はその平面図、図8は放熱装置の他
方の端面図である。これらの図において、放熱装置1
は、内部にその長手方向に沿って風洞2を形成した放熱
フィン3を有し、この例では放熱フィン3が2個並列に
連結されている。上記の放熱フィン3上には、半導体装
置4が該フィン3と面接触するようにネジ5によりネジ
止めされている。なお、放熱フィン3の両端には、他の
部材への取付けを可能にするためのスタンド6が設けれ
ている。
【0003】上記の放熱フィン3の長手方向の一端に
は、電動ファン7がネジ8により取り付けられている。
上記のように構成の放熱装置1は、電動ファン7により
放熱フィン3の風洞2内に風を送り、放熱フィン3の上
面に取り付けた半導体装置4を冷却するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成の放
熱装置1において、半導体装置4が運転されている間
は、電動ファン7を回し続けているため、該電動ファン
7の回転部の寿命により予め定めた所定期間が経過する
と、定期的に該電動ファン7を交換している。ところ
が、放熱装置1自体が取り付けれているキュービクル等
の他の装置自体のスペースが狭く、しかも電動ファン7
が下向きに取り付けられいるため、該ファン7の取り外
し及び新たな電動ファン7の取り付け作業が極めてやり
難く、交換作業が煩雑でかつ多大な労力を要していた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような課題を解決する
ためのなされたもので、電動ファンの交換作業を容易に
行なうことができ、その結果、作業能率を向上させるこ
とができる放熱装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の放熱装置は、長
手方向に風洞が形成された放熱フィンの該長手方向の一
端面にファンダクトを介して電動ファンを取付け、前記
風洞内に風を送って前記放熱フィン上に取り付けた半導
体装置等の発熱体を風冷する放熱装置において、前記フ
ァンダクトの一端に設けられ、前記電動ファンの一端を
係脱可能に係止させる引っ掛け部と、前記電動ファン側
に予め取り付けられ、前記放熱フィンの他端に係合する
L字金具とを備え、該L字金具を介して前記電動ファン
を水平方向から前記ファンダクトにネジ止め可能とした
ことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の放熱装置は、前記ファンダ
クトへの前記L字金具の取付面には、電動ファンを仮止
めする突起部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の放熱装置を図1を参照して説
明する。なお、図1は上記放熱装置の一部を省略した断
面図である。図において、1は放熱装置であり、従来と
同様に複数の放熱フィン3が並列に接続されている。ま
た、この放熱フィン3の一側面には半導体装置4がネジ
5により取り付けれている。
【0009】本発明の放熱装置1は、図1に示すように
放熱フィン3が垂直になるように配置され、この放熱フ
ィン3の下端にファンダクト9を介して電動ファン7が
取り付けられる。該電動ファン7の前面には、予めL字
金具10が固定されている。このL字金具10は、図2
乃至図4に示すように、電動ファン7の前面側に当てが
われる前面部11と、この前面部11の一端を直角に折
曲げて立ち上げた取付部12からなり、前記前面部11
には、ファン7aの外径に略対応した丸穴13が形成さ
れている。
【0010】上記L字金具10の取付部12には、図4
に示すように1対の切欠部14が形成され、この切欠部
14はファンダクト9にネジ止めする際の取付箇所とな
る。一方、前面部11及び取付部12の内面、すなわ
ち、ファンダクト9側への対向面には、バーリング加工
により突起部14,15が形成されている。この突起部
14,15に対応してファンダクト9側に図示を省略し
た小孔が形成され、この小孔に前記突起部14,15が
収まり、位置決めされるようになっている。
【0011】上記のファンダクト9は、放熱フィン3の
下端部に取り付けられ、該ダクト9の一端部には、前記
電動ファン7の一端を係脱可能に係止させる引っ掛け部
16が形成されている。また、該ダクトの他端部には、
前記L字金具10の切欠部14に対応する位置にネジ孔
17が形成されている。前記電動ファン7の後面には、
ファンアングル18が取り付けられ、このアングル18
の側面にファン用端子台19が固定されている。
【0012】次に、上記のように構成の放熱装置1にお
ける電動ファン7の交換作業について説明する。実際に
装置が運転され、予め定めた所定期間が経過したなら
ば、図1において取付ネジ20を緩め、電動ファン7全
体を、引っ掛け部16を支点として下方向に回転させる
ようにしてL字金具10の切欠部14(図4参照)を取
付ネジ20から外す。このようにすることにより使用寿
命の到来した電動ファン7を容易にファンダクト9から
取り外すことができる。
【0013】次に、予めL字金具10が取り付けてある
新しい電動ファン7をファンダクト9に取り付ける。す
なわち、最初に電動ファン7の一端をファンダクド9の
引っ掛け部16に引っ掛けて係止させた後、L字金具1
0の取付部12に形成した切欠部14をファンダクト9
側に緩められて留まっている取付ネジ20にスライドさ
せてはめ込む。その後、取付ネジ20を締め付けること
により電動ファン7が短時間に、しかも従来とは異な
り、水平方向に取付ネジ20を締め付けるため、極めて
作業が容易となり、作業能率を向上させることができ
る。
【0014】次に、図5は本発明の他の実施例を示すも
ので、L字金具10の取付部12に2本の切り込み21
を入れ、その先端部を内方に折曲げて係止部22とした
ものである。このようにすることにより取付ネジ20を
ファンダクト9から完全に取り外した場合であっても電
動ファン7が該ファンダクト9から落下せず、仮止めさ
れており、さらに交換作業が容易となる。なお、上記の
場合、ファンダクト9側には前記係止部22を受け入れ
る透孔23を設ける。上記係止部22及び透孔23は、
1箇所でも複数箇所でも良い。以上の係止手段を設けれ
る場合には、交換作業時に取付ネジ20を緩めても電動
ファン7が下に落下しないので安全に作業を行なうこと
ができる利点が生じる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ファンダクトに引っ掛
け部を設け、また、L字金具を用いて水平方向から電動
ファンの取り付け及び取り外し作業ができるのようにし
たので、電動ファンの交換作業が容易となり、作業能率
を向上させることができる。また、L字金具に係止部を
形成することにより電動ファンの交換時の落下が防止さ
れ、作業者の安全性が確保できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す放熱装置の一部を示す
断面図である。
【図2】上記放熱装置に使用するL字金具の平面図であ
る。
【図3】上記L字金具の正面図である。
【図4】上記L字金具の右側面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すL字金具の一部を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 放熱装置 2 風洞 3 放熱フィン 4 半導体装置 7 電動ファン 9 ファンダクト 10 L字金具 11 前面部 12 取付部 14,15 突起部 16 引っ掛け部 17 ネジ孔 20 取付ネジ 22 係止部 23 透孔
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月14日(1998.8.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す放熱装置の一部を示す
断面図である。
【図2】上記放熱装置に使用するL字金具の平面図であ
る。
【図3】上記L字金具の正面図である。
【図4】上記L字金具の右側面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すL字金具の−部を示
す断面図である。
【図6】従来の放熱装置の一方の端面図である。
【図7】従来の放熱装置の平面図である。
【図8】従来の放熱装置の他方の端面図である。
【符号の説明】 1 放熱装置 2 風洞 3 放熱フィン 4 半導体装置 7 電動ファン 9 ファンダクト 10 L字金具 11 前面部 12 取付部 14,15 突起部 16 引っ掛け部 17 ネジ孔 20 取付ネジ 22 係止部 23 透孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に風洞が形成された放熱フィン
    の該長手方向の一端面にファンダクトを介して電動ファ
    ンを取付け、前記風洞内に風を送って前記放熱フィン上
    に取り付けた半導体装置等の発熱体を風冷する放熱装置
    において、 前記ファンダクトの一端に設けられ、前記電動ファンの
    一端を係脱可能に係止させる引っ掛け部と、前記電動フ
    ァン側に予め取り付けられ、前記ファンダクトの他端に
    係合するL字金具とを備え、該L字金具を介して前記電
    動ファンを水平方向から前記ファンダクトにネジ止め可
    能としたことを特徴とする放熱装置。
  2. 【請求項2】 前記ファンダクトへの前記L字金具の取
    付面には、電動ファンを仮止めする突起部を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
JP10188310A 1998-06-18 1998-06-18 放熱装置 Pending JP2000013071A (ja)

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