JP2000012938A - 光増幅装置 - Google Patents
光増幅装置Info
- Publication number
- JP2000012938A JP2000012938A JP10178295A JP17829598A JP2000012938A JP 2000012938 A JP2000012938 A JP 2000012938A JP 10178295 A JP10178295 A JP 10178295A JP 17829598 A JP17829598 A JP 17829598A JP 2000012938 A JP2000012938 A JP 2000012938A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- optical fiber
- fluoride glass
- wavelength
- ions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低雑音かつ利得平坦性の良い、1.5μm帯
光増幅装置を実現する。 【解決手段】 ErイオンとYbイオンを少なくともコ
アに共添加したフッ化物ガラス光ファイバを、1.02
μm帯励起波長で励起し、入力された1.5μm帯信号
光を増幅する。
光増幅装置を実現する。 【解決手段】 ErイオンとYbイオンを少なくともコ
アに共添加したフッ化物ガラス光ファイバを、1.02
μm帯励起波長で励起し、入力された1.5μm帯信号
光を増幅する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光通信分野で用
いられる光増幅装置に関するものである。
いられる光増幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば、1995年電子情報通
信学会エレクトロニクスソサイエティ大会講演番号C−
221に記載された従来の光増幅装置を示す図であり、
図において、1aはZr系フッ化物ガラスを主成分とす
るErイオン添加光ファイバ(以下、EDFと略称す
る)、2aは1.48μm帯励起光源、3は光カプラ、
4は光アイソレータ、5は光ファイバ、6aは1.5μ
m帯入力信号光、6bは1.5μm帯出力信号光、7a
は1.48μm帯励起光である。
信学会エレクトロニクスソサイエティ大会講演番号C−
221に記載された従来の光増幅装置を示す図であり、
図において、1aはZr系フッ化物ガラスを主成分とす
るErイオン添加光ファイバ(以下、EDFと略称す
る)、2aは1.48μm帯励起光源、3は光カプラ、
4は光アイソレータ、5は光ファイバ、6aは1.5μ
m帯入力信号光、6bは1.5μm帯出力信号光、7a
は1.48μm帯励起光である。
【0003】次に動作について説明する。励起光源2a
から出力された波長1.48μm帯励起光7aは、光フ
ァイバ5、光カプラ3を通ってEDF1aに入力し、E
rイオンを励起状態にし、1.5μm帯の光に対する光
増幅作用を与える。
から出力された波長1.48μm帯励起光7aは、光フ
ァイバ5、光カプラ3を通ってEDF1aに入力し、E
rイオンを励起状態にし、1.5μm帯の光に対する光
増幅作用を与える。
【0004】波長1.5μm帯の信号光6aは光ファイ
バ5、光アイソレータ4、光カプラ3を通って入力し
て、EDF1aを通過する間に増幅され、強度の増大し
た信号光6bが出力される。ここで、EDF1aにおい
てはZr系フッ化物ガラス中のErイオンの性質に起因
して、1.53〜1.56μmの広い波長範囲に亙っ
て、波長依存性の少ない増幅特性、いわゆる、利得平坦
性の良い増幅特性が可能である。
バ5、光アイソレータ4、光カプラ3を通って入力し
て、EDF1aを通過する間に増幅され、強度の増大し
た信号光6bが出力される。ここで、EDF1aにおい
てはZr系フッ化物ガラス中のErイオンの性質に起因
して、1.53〜1.56μmの広い波長範囲に亙っ
て、波長依存性の少ない増幅特性、いわゆる、利得平坦
性の良い増幅特性が可能である。
【0005】このようなフッ化物ガラスEDFの利得平
坦性は、次世代の大容量光通信システムとして期待され
ている波長多重光通信システムに適したものである。
坦性は、次世代の大容量光通信システムとして期待され
ている波長多重光通信システムに適したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の光増幅装置は以
上のように構成されており、優れた利得平坦性を有して
いるが、一方、雑音指数が7dB程度で雑音特性が悪
い。これは、1.48μm帯のいわゆる2準位励起を行
っているためである。石英ガラス中のErイオンでは
0.98μm帯のいわゆる3準位励起により、量子限界
の3dBの低雑音が可能であるが、フッ化物ガラス中の
Erイオンでは、0.98μmの光のいわゆる励起帯吸
収現象のために、励起効率が極端に低いという問題点が
ある。
上のように構成されており、優れた利得平坦性を有して
いるが、一方、雑音指数が7dB程度で雑音特性が悪
い。これは、1.48μm帯のいわゆる2準位励起を行
っているためである。石英ガラス中のErイオンでは
0.98μm帯のいわゆる3準位励起により、量子限界
の3dBの低雑音が可能であるが、フッ化物ガラス中の
Erイオンでは、0.98μmの光のいわゆる励起帯吸
収現象のために、励起効率が極端に低いという問題点が
ある。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、3準位励起による低雑音特性を
有し、利得平坦性のよいErイオン添加フッ化物ガラス
光ファイバを用いた光増幅装置を得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、3準位励起による低雑音特性を
有し、利得平坦性のよいErイオン添加フッ化物ガラス
光ファイバを用いた光増幅装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光増幅装
置は、ErイオンとYbイオンを少なくともコアに共添
加したフッ化物ガラス光ファイバを、1.02μm帯励
起波長で励起し、入力された1.5μm帯信号光を増幅
するものである。
置は、ErイオンとYbイオンを少なくともコアに共添
加したフッ化物ガラス光ファイバを、1.02μm帯励
起波長で励起し、入力された1.5μm帯信号光を増幅
するものである。
【0009】請求項2記載の光増幅装置は、上記光増幅
装置において、上記フッ化物ガラス光ファイバの1.5
μm帯信号光の入力端側から1.02μm帯励起波長の
励起光を入力し、かつ、1.5μm帯信号光の出力端側
から1.48μm帯励起波長の励起光を入力するもので
ある。
装置において、上記フッ化物ガラス光ファイバの1.5
μm帯信号光の入力端側から1.02μm帯励起波長の
励起光を入力し、かつ、1.5μm帯信号光の出力端側
から1.48μm帯励起波長の励起光を入力するもので
ある。
【0010】請求項3記載の光増幅装置は、Erイオン
とYbイオンを少なくともコアに共添加したフッ化物ガ
ラス光ファイバとPrイオンを少なくともコアに添加し
たフッ化物ガラス光ファイバとを並列配置または縦列配
置し、上記両フッ化物ガラス光ファイバを同一波長帯の
1.02μm帯励起波長で励起し、上記ErイオンとY
bイオンを少なくともコアに共添加したフッ化物ガラス
光ファイバに入力される1.5μm帯信号光と上記Pr
イオンを少なくともコアに添加したフッ化物ガラス光フ
ァイバに入力される1.3μm帯信号光をそれぞれ増幅
するものである。
とYbイオンを少なくともコアに共添加したフッ化物ガ
ラス光ファイバとPrイオンを少なくともコアに添加し
たフッ化物ガラス光ファイバとを並列配置または縦列配
置し、上記両フッ化物ガラス光ファイバを同一波長帯の
1.02μm帯励起波長で励起し、上記ErイオンとY
bイオンを少なくともコアに共添加したフッ化物ガラス
光ファイバに入力される1.5μm帯信号光と上記Pr
イオンを少なくともコアに添加したフッ化物ガラス光フ
ァイバに入力される1.3μm帯信号光をそれぞれ増幅
するものである。
【0011】請求項4記載の光増幅装置は、上記光増幅
装置において、光カプラを用いた光経路を形成し、上記
両フッ化物ガラス光ファイバを1個の1.02μm帯励
起波長の励起光源で励起する構成としたことを特徴とす
るものである。
装置において、光カプラを用いた光経路を形成し、上記
両フッ化物ガラス光ファイバを1個の1.02μm帯励
起波長の励起光源で励起する構成としたことを特徴とす
るものである。
【0012】請求項5記載の光増幅装置は、Erイオ
ン、PrイオンおよびYbイオンを少なくともコアに共
添加したフッ化物ガラス光ファイバを、1.02μm帯
励起波長で励起し、1.3μm帯信号光と1.5μm帯
信号光を共通に増幅するものである。
ン、PrイオンおよびYbイオンを少なくともコアに共
添加したフッ化物ガラス光ファイバを、1.02μm帯
励起波長で励起し、1.3μm帯信号光と1.5μm帯
信号光を共通に増幅するものである。
【0013】請求項6記載の光増幅装置は、上記フッ化
物ガラス光ファイバが、ZrF4 ,AlF4 ,InF
3 ,PbF3 ,GaF3 ,BaF2 ,LaF3 ,NaF
のいずれか1つまたはいくつかを成分として含むことを
特徴とするものである。
物ガラス光ファイバが、ZrF4 ,AlF4 ,InF
3 ,PbF3 ,GaF3 ,BaF2 ,LaF3 ,NaF
のいずれか1つまたはいくつかを成分として含むことを
特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による光増幅装置を示す図であり、図にお
いて、1はErイオンとYbイオンを共添加したZr系
フッ化物ガラス光ファイバ(以下、EYDFと略称す
る)、2は波長1.02μm帯励起光源、7は波長1.
02μm帯励起光であり、その他は図4に示した従来の
光増幅装置と同様である。
実施の形態1による光増幅装置を示す図であり、図にお
いて、1はErイオンとYbイオンを共添加したZr系
フッ化物ガラス光ファイバ(以下、EYDFと略称す
る)、2は波長1.02μm帯励起光源、7は波長1.
02μm帯励起光であり、その他は図4に示した従来の
光増幅装置と同様である。
【0015】次に動作について説明する。基本的な動作
は従来の光増幅装置と同様であるが、それぞれの1.0
2μm帯励起光源2から出力された波長1.02μm帯
励起光7は、光ファイバ5、光カプラ3を通ってEYD
F1に入力し、EYDF1に入力した波長1.02μm
帯励起光はYbイオンを励起し、さらにYbイオンから
Erイオンへのエネルギー移動によってErイオンが励
起状態となり、1.5μm帯入力信号光6aに対する光
増幅作用を与える。すなわち、ErイオンはYbイオン
を介して1.02μm帯の励起光によって3準位励起さ
れる。このため、十分なパワーの1.02μm帯励起光
を入力することにより、EYDF1は十分に反転分布が
形成され、量子限界の3dBに近い低雑音特性が可能と
なる。上記従来例で述べたように、フッ化物ガラス中の
Erイオンの性質により、利得平坦性にも優れている。
は従来の光増幅装置と同様であるが、それぞれの1.0
2μm帯励起光源2から出力された波長1.02μm帯
励起光7は、光ファイバ5、光カプラ3を通ってEYD
F1に入力し、EYDF1に入力した波長1.02μm
帯励起光はYbイオンを励起し、さらにYbイオンから
Erイオンへのエネルギー移動によってErイオンが励
起状態となり、1.5μm帯入力信号光6aに対する光
増幅作用を与える。すなわち、ErイオンはYbイオン
を介して1.02μm帯の励起光によって3準位励起さ
れる。このため、十分なパワーの1.02μm帯励起光
を入力することにより、EYDF1は十分に反転分布が
形成され、量子限界の3dBに近い低雑音特性が可能と
なる。上記従来例で述べたように、フッ化物ガラス中の
Erイオンの性質により、利得平坦性にも優れている。
【0016】しかも、1.02μm帯励起光源2は、
1.3μm帯Prイオン添加光ファイバ増幅装置の励起
光源として使用されるものであり、1.5μm帯光増幅
装置にも使用可能となれば、両者の部品共通化が可能と
なる。このことにより、例えば、1.02μm帯励起光
源2の使用数量が増えること(需要の増加)により、低
価格化が期待され、ひいては、光増幅装置の低価格化も
期待でき、経済的である。
1.3μm帯Prイオン添加光ファイバ増幅装置の励起
光源として使用されるものであり、1.5μm帯光増幅
装置にも使用可能となれば、両者の部品共通化が可能と
なる。このことにより、例えば、1.02μm帯励起光
源2の使用数量が増えること(需要の増加)により、低
価格化が期待され、ひいては、光増幅装置の低価格化も
期待でき、経済的である。
【0017】なお、図1では1.02μm帯励起光源を
2台用いる構成を示したが、励起光源の数はこれに限定
するものではなく、信号光の入力側または出力側に1台
の構成、さらには、3台、4台を用いても良い。
2台用いる構成を示したが、励起光源の数はこれに限定
するものではなく、信号光の入力側または出力側に1台
の構成、さらには、3台、4台を用いても良い。
【0018】実施の形態2.また、図2に示すように、
信号出力側の励起光源に、波長1.48μm帯励起光源
2aを用いた構成も可能である。雑音特性は、EYDF
1の信号入力側の部分で主に決まる性質があるので、
1.02μm帯の3準位励起が信号入力側だけの場合で
あっても、低雑音特性を損なわないようにすることが可
能である。しかも、励起光のエネルギーの増幅信号光の
エネルギーに対するエネルギー変換効率は、励起光波長
と信号光波長の比で与えられるので、信号出力側の励起
光波長を1.48μm帯とすることにより、エネルギー
変換効率を高めることができる。
信号出力側の励起光源に、波長1.48μm帯励起光源
2aを用いた構成も可能である。雑音特性は、EYDF
1の信号入力側の部分で主に決まる性質があるので、
1.02μm帯の3準位励起が信号入力側だけの場合で
あっても、低雑音特性を損なわないようにすることが可
能である。しかも、励起光のエネルギーの増幅信号光の
エネルギーに対するエネルギー変換効率は、励起光波長
と信号光波長の比で与えられるので、信号出力側の励起
光波長を1.48μm帯とすることにより、エネルギー
変換効率を高めることができる。
【0019】実施の形態3.なお、EYDF1としてZ
r系フッ化物ガラスを主成分とするものを示したが、こ
れに限定するものでなく、他のフッ化物ガラス、例えば
AlF4 ,InF3,PbF3 ,GaF3 ,BaF2 ,
LaF3 ,NaF等の1つまたは複数を含むものであっ
てもよい。
r系フッ化物ガラスを主成分とするものを示したが、こ
れに限定するものでなく、他のフッ化物ガラス、例えば
AlF4 ,InF3,PbF3 ,GaF3 ,BaF2 ,
LaF3 ,NaF等の1つまたは複数を含むものであっ
てもよい。
【0020】実施の形態4.また、図3はPrイオン添
加フッ化物ガラス光ファイバ1b(以下、PDFと略称
する)とEYDF1を並列に配置した1.3/1.5μ
m帯共通光増幅装置である。1.02μm帯励起光源2
の1.02μm帯励起光7は光カプラ3aで分配されて
それぞれ導かれ、EYDF1とPDF1bの両方を励起
する。1.5μm帯入力信号光6aと1.3μm帯入力
信号光6xは光カプラ3bで分波分配され、それぞれに
導かれてEYDF1とPDF1bで増幅され、強度の増
大した1.5μm帯出力信号光6b,1.3μm帯出力
信号光6yは光カプラ3bで合成されて出力される。こ
の構成では同一波長帯の励起光源1個で1.3/1.5
μm帯の両方の信号波長を増幅できるので、構成が簡単
で経済的である。なお、上記においてEYDF1とPD
F1bを縦列に配置しても良く、また、同一波長帯の
1.02μm帯励起波長の励起光源を複数用いても良
い。さらに、Erイオン、PrイオンおよびYbイオン
の3種類を少なくともコアに共添加したフッ化物ガラス
光ファイバを用い、上記フッ化物ガラス光ファイバを、
1.02μm帯励起波長で励起し、上記フッ化物ガラス
光ファイバを共用して1.3μm帯信号光と1.5μm
帯信号光を共通に増幅する光増幅装置を構成することも
可能である。
加フッ化物ガラス光ファイバ1b(以下、PDFと略称
する)とEYDF1を並列に配置した1.3/1.5μ
m帯共通光増幅装置である。1.02μm帯励起光源2
の1.02μm帯励起光7は光カプラ3aで分配されて
それぞれ導かれ、EYDF1とPDF1bの両方を励起
する。1.5μm帯入力信号光6aと1.3μm帯入力
信号光6xは光カプラ3bで分波分配され、それぞれに
導かれてEYDF1とPDF1bで増幅され、強度の増
大した1.5μm帯出力信号光6b,1.3μm帯出力
信号光6yは光カプラ3bで合成されて出力される。こ
の構成では同一波長帯の励起光源1個で1.3/1.5
μm帯の両方の信号波長を増幅できるので、構成が簡単
で経済的である。なお、上記においてEYDF1とPD
F1bを縦列に配置しても良く、また、同一波長帯の
1.02μm帯励起波長の励起光源を複数用いても良
い。さらに、Erイオン、PrイオンおよびYbイオン
の3種類を少なくともコアに共添加したフッ化物ガラス
光ファイバを用い、上記フッ化物ガラス光ファイバを、
1.02μm帯励起波長で励起し、上記フッ化物ガラス
光ファイバを共用して1.3μm帯信号光と1.5μm
帯信号光を共通に増幅する光増幅装置を構成することも
可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、Er
イオンとYbイオンを少なくともコアに共添加したフッ
化物ガラス光ファイバを、1.02μm帯励起波長で励
起し、入力された1.5μm帯信号光を増幅するように
構成したので、1.5μm帯信号光を低雑音かつ利得平
坦性良く増幅できる光増幅装置を得られる効果がある。
イオンとYbイオンを少なくともコアに共添加したフッ
化物ガラス光ファイバを、1.02μm帯励起波長で励
起し、入力された1.5μm帯信号光を増幅するように
構成したので、1.5μm帯信号光を低雑音かつ利得平
坦性良く増幅できる光増幅装置を得られる効果がある。
【0022】上記効果に加え、1.5μm帯信号光の入
力端側から1.02μm帯励起波長の励起光を入力し、
かつ、1.5μm帯信号光の出力端側から1.48μm
帯励起波長の励起光を入力することにより、励起光波長
/信号光波長の比を大きくでき、低雑音特性を損なわず
にエネルギー変換効率を高められる効果がある。
力端側から1.02μm帯励起波長の励起光を入力し、
かつ、1.5μm帯信号光の出力端側から1.48μm
帯励起波長の励起光を入力することにより、励起光波長
/信号光波長の比を大きくでき、低雑音特性を損なわず
にエネルギー変換効率を高められる効果がある。
【0023】また、並列配置または縦列配置したErイ
オンとYbイオンを少なくともコアに共添加したフッ化
物ガラス光ファイバとPrイオンを少なくともコアに添
加したフッ化物ガラス光ファイバとを同一波長帯の1.
02μm帯励起波長で励起するので、構成が簡単で経済
的な1.3μm帯信号光と共用の光増幅装置を得られる
効果がある。
オンとYbイオンを少なくともコアに共添加したフッ化
物ガラス光ファイバとPrイオンを少なくともコアに添
加したフッ化物ガラス光ファイバとを同一波長帯の1.
02μm帯励起波長で励起するので、構成が簡単で経済
的な1.3μm帯信号光と共用の光増幅装置を得られる
効果がある。
【0024】さらに、光カプラを用いた光経路を形成
し、1個の1.02μm帯励起波長の励起光源で励起す
る構成としたので、より経済的な1.3μm帯信号光と
共用の光増幅装置を得られる効果がある。
し、1個の1.02μm帯励起波長の励起光源で励起す
る構成としたので、より経済的な1.3μm帯信号光と
共用の光増幅装置を得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による光増幅装置を
示す構成説明図である。
示す構成説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による光増幅装置を
示す構成説明図である。
示す構成説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態4による光増幅装置を
示す構成説明図である。
示す構成説明図である。
【図4】 従来の光増幅装置を示す構成説明図である。
1 ErイオンとYbイオンを共添加したZr系フッ化
物ガラス光ファイバ、1b Prイオン添加フッ化物ガ
ラス光ファイバ、2 波長1.02μm帯励起光源、2
a 波長1.48μm帯励起光源、3、3a、3b 光
カプラ、4 光アイソレータ、5 光ファイバ、6a
1.5μm帯入力信号光、6b 1.5μm帯出力信号
光、6x 1.3μm帯入力信号光、6y 1.3μm
帯出力信号光、7 波長1.02μm帯励起光。
物ガラス光ファイバ、1b Prイオン添加フッ化物ガ
ラス光ファイバ、2 波長1.02μm帯励起光源、2
a 波長1.48μm帯励起光源、3、3a、3b 光
カプラ、4 光アイソレータ、5 光ファイバ、6a
1.5μm帯入力信号光、6b 1.5μm帯出力信号
光、6x 1.3μm帯入力信号光、6y 1.3μm
帯出力信号光、7 波長1.02μm帯励起光。
Claims (6)
- 【請求項1】 ErイオンとYbイオンを少なくともコ
アに共添加したフッ化物ガラス光ファイバを、1.02
μm帯励起波長で励起し、入力された1.5μm帯信号
光を増幅することを特徴とする光増幅装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の光増幅装置において、上
記フッ化物ガラス光ファイバの1.5μm帯信号光の入
力端側から1.02μm帯励起波長の励起光を入力し、
かつ、1.5μm帯信号光の出力端側から1.48μm
帯励起波長の励起光を入力することを特徴とする光増幅
装置。 - 【請求項3】 ErイオンとYbイオンを少なくともコ
アに共添加したフッ化物ガラス光ファイバとPrイオン
を少なくともコアに添加したフッ化物ガラス光ファイバ
とを並列配置または縦列配置し、上記両フッ化物ガラス
光ファイバを同一波長帯の1.02μm帯励起波長で励
起し、上記ErイオンとYbイオンを少なくともコアに
共添加したフッ化物ガラス光ファイバに入力される1.
5μm帯信号光と上記Prイオンを少なくともコアに添
加したフッ化物ガラス光ファイバに入力される1.3μ
m帯信号光をそれぞれ増幅することを特徴とする光増幅
装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の光増幅装置において、光
カプラを用いた光経路を形成し、上記両フッ化物ガラス
光ファイバを1個の1.02μm帯励起波長の励起光源
で励起する構成としたことを特徴とする光増幅装置。 - 【請求項5】 Erイオン、PrイオンおよびYbイオ
ンを少なくともコアに共添加したフッ化物ガラス光ファ
イバを、1.02μm帯励起波長で励起し、1.3μm
帯信号光と1.5μm帯信号光を共通に増幅することを
特徴とする光増幅装置。 - 【請求項6】 フッ化物ガラス光ファイバが、ZrF
4 ,AlF4 ,InF3 ,PbF3 ,GaF3 ,BaF
2 ,LaF3 ,NaFのいずれか1つまたはいくつかを
成分として含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
か1項に記載の光増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10178295A JP2000012938A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 光増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10178295A JP2000012938A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 光増幅装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000012938A true JP2000012938A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16045983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10178295A Pending JP2000012938A (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 光増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000012938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008182072A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Toshiba Corp | ファイバ増幅器 |
JP2010500742A (ja) * | 2006-08-07 | 2010-01-07 | パイロフォトニクス レーザーズ インコーポレイテッド | 帯域外利得が低下したファイバ増幅器およびファイバレーザ |
-
1998
- 1998-06-25 JP JP10178295A patent/JP2000012938A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010500742A (ja) * | 2006-08-07 | 2010-01-07 | パイロフォトニクス レーザーズ インコーポレイテッド | 帯域外利得が低下したファイバ増幅器およびファイバレーザ |
JP2014241439A (ja) * | 2006-08-07 | 2014-12-25 | イ−エスアイ−パイロフォトニクスレーザーズ インコーポレイテッド | 高パワーレーザパルスを出力する方法 |
JP2008182072A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Toshiba Corp | ファイバ増幅器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2734209B2 (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JP2971561B2 (ja) | エルビウム ドープ ファイバー増幅器 | |
JP2957719B2 (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
US20020181511A1 (en) | Laser amplifier | |
JP2000332321A (ja) | 1400nmウィンドウのためのNdでドーピングしたファイバ増幅器を採用している光ファイバ通信システム | |
Sun | Optical amplifiers | |
US5633964A (en) | Article comprising a multi-stage erbium-doped fiber amplifier | |
JP2870235B2 (ja) | 光ファイバ増幅装置 | |
US6865018B2 (en) | Multistage optical amplifier having a fiber-based amplifier stage and a planar waveguide-based amplifier stage | |
JPH1187824A (ja) | 光増幅器 | |
JP2000012938A (ja) | 光増幅装置 | |
US6504647B1 (en) | Optical fiber amplifier, a method of amplifying optical signals, optical communications system | |
Nassiri et al. | Numerical model of an Er 3+/Yb 3+ co-doped seven-core fiber amplifier for a space division multiplexing system | |
JPH09138432A (ja) | 光増幅器 | |
JP2740676B2 (ja) | 光増幅伝送回路 | |
JP2006505117A (ja) | 光増幅器 | |
JPH0410586A (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JP3296195B2 (ja) | レーザ、光増幅器、および光増幅方法 | |
JP3635065B2 (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
NASSIRI et al. | Modeling of Combining SDM-WDM Erbium Doped Multicore Fiber Amplifier for Optical Telecommunication. | |
JPH10215015A (ja) | 光ファイバ増幅部、光ファイバ増幅器、および光ファイバ増幅器の利得等化方法 | |
JPH11317560A (ja) | 光増幅器およびレーザ発振器 | |
JP2001230477A (ja) | 光増幅装置 | |
JP3086033B2 (ja) | 1.3μm帯光増幅器 | |
JP3268708B2 (ja) | 高出力光ファイバ増幅器 |