JP2000012211A - 電子レンジ - Google Patents
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- JP2000012211A JP2000012211A JP10175806A JP17580698A JP2000012211A JP 2000012211 A JP2000012211 A JP 2000012211A JP 10175806 A JP10175806 A JP 10175806A JP 17580698 A JP17580698 A JP 17580698A JP 2000012211 A JP2000012211 A JP 2000012211A
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- magnetron
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- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/66—Circuits
- H05B6/68—Circuits for monitoring or control
- H05B6/681—Circuits comprising an inverter, a boost transformer and a magnetron
-
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/6447—Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors
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-
- H—ELECTRICITY
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- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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- H05B6/6464—Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using weight sensors
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低出力の連続調理に対応する温度定格の電気
部品や冷却機構を流用して高出力調理を行うこと。 【解決手段】 制御装置は、重量センサからの出力信号
に基づいて調理物の重量Wを演算すると(S2)、重量
Wに基づいて強出力「700W」用の調理時間Tを演算
する(S3)。そして、「調理時間T≦判定時間To」
を検出すると、「700W」で調理を実行し(S6)、
「調理時間T>判定時間To」を検出すると、調理時間
を補正した後(S7)、「500W」で調理を実行する
(S9)。このため、調理物が軽い場合には短時間のう
ちに調理が終了するので、「500W」の連続調理に対
応する温度定格の電気部品や冷却機構を流用して「70
0W」の強出力調理を実行できる。
部品や冷却機構を流用して高出力調理を行うこと。 【解決手段】 制御装置は、重量センサからの出力信号
に基づいて調理物の重量Wを演算すると(S2)、重量
Wに基づいて強出力「700W」用の調理時間Tを演算
する(S3)。そして、「調理時間T≦判定時間To」
を検出すると、「700W」で調理を実行し(S6)、
「調理時間T>判定時間To」を検出すると、調理時間
を補正した後(S7)、「500W」で調理を実行する
(S9)。このため、調理物が軽い場合には短時間のう
ちに調理が終了するので、「500W」の連続調理に対
応する温度定格の電気部品や冷却機構を流用して「70
0W」の強出力調理を実行できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理物の重量を検
出する重量検出手段を備えた電子レンジに関するもので
ある。
出する重量検出手段を備えた電子レンジに関するもので
ある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子レンジに
は、例えば700Wの強出力で調理を行い、調理時間を
短縮することが考えられている。この構成の場合、高圧
トランスおよびマグネトロン等で調理出力に応じた量の
電力が損失され、高圧トランスおよびマグネトロン等が
調理出力に応じて発熱するので、700Wの連続調理に
耐え得る温度定格が高い高圧トランスおよびマグネトロ
ン等を使用したり、高圧トランスおよびマグネトロン等
に強制的に冷却風を吹付ける冷却機構を強化していた。
は、例えば700Wの強出力で調理を行い、調理時間を
短縮することが考えられている。この構成の場合、高圧
トランスおよびマグネトロン等で調理出力に応じた量の
電力が損失され、高圧トランスおよびマグネトロン等が
調理出力に応じて発熱するので、700Wの連続調理に
耐え得る温度定格が高い高圧トランスおよびマグネトロ
ン等を使用したり、高圧トランスおよびマグネトロン等
に強制的に冷却風を吹付ける冷却機構を強化していた。
【0003】しかしながら、実際の調理内容は御飯1〜
2杯のあたため,酒1〜2合のあたため等が多く、調理
時間の大半は3分以下である。このため、700Wの連
続調理を考慮した温度定格の高圧トランスおよびマグネ
トロン等を使用したり、冷却機構を強化することは実使
用の面で無駄が多くなる。
2杯のあたため,酒1〜2合のあたため等が多く、調理
時間の大半は3分以下である。このため、700Wの連
続調理を考慮した温度定格の高圧トランスおよびマグネ
トロン等を使用したり、冷却機構を強化することは実使
用の面で無駄が多くなる。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、弱出力の連続調理に対応する温度定
格の電気部品や冷却機構を流用して強出力で調理を行う
ことができる電子レンジを提供することにある。
あり、その目的は、弱出力の連続調理に対応する温度定
格の電気部品や冷却機構を流用して強出力で調理を行う
ことができる電子レンジを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子レン
ジは、調理物が収納される調理室と、前記調理室内にマ
イクロ波を照射するマグネトロンと、前記調理物の重量
を検出する重量検出手段と、前記重量検出手段の検出結
果に基づいて前記マグネトロンの出力の強弱を選択する
出力選択手段とを備えたところに特徴を有する。上記手
段によれば、調理物が軽い場合に強出力を選択できる。
この場合には短時間で調理が終了するので、弱出力の連
続調理に対応する温度定格の電気部品や冷却機構を流用
できる。
ジは、調理物が収納される調理室と、前記調理室内にマ
イクロ波を照射するマグネトロンと、前記調理物の重量
を検出する重量検出手段と、前記重量検出手段の検出結
果に基づいて前記マグネトロンの出力の強弱を選択する
出力選択手段とを備えたところに特徴を有する。上記手
段によれば、調理物が軽い場合に強出力を選択できる。
この場合には短時間で調理が終了するので、弱出力の連
続調理に対応する温度定格の電気部品や冷却機構を流用
できる。
【0006】請求項2記載の電子レンジは、電気部品の
温度を検出する温度検出手段を備え、出力選択手段が重
量検出手段の検出結果と温度検出手段の検出結果とに基
づいてマグネトロンの出力を選択するところに特徴を有
する。上記手段によれば、例えば前回調理から直ぐに調
理が再開され、電気部品の温度が高い場合には、調理物
の重量が一層軽い場合に強出力を選択できる。この場合
には一層短い時間で調理が終了するので、電気部品の温
度が定格値を越えることが防止される。
温度を検出する温度検出手段を備え、出力選択手段が重
量検出手段の検出結果と温度検出手段の検出結果とに基
づいてマグネトロンの出力を選択するところに特徴を有
する。上記手段によれば、例えば前回調理から直ぐに調
理が再開され、電気部品の温度が高い場合には、調理物
の重量が一層軽い場合に強出力を選択できる。この場合
には一層短い時間で調理が終了するので、電気部品の温
度が定格値を越えることが防止される。
【0007】請求項3記載の電子レンジは、温度検出手
段の検出結果が所定値より大きいことを検出すると、出
力選択手段がマグネトロンの出力を弱に選択するところ
に特徴を有する。上記手段によれば、電気部品の温度が
所定値より高く、強出力を選択できない場合には、調理
物の重量を加味せずに弱出力が選択されるので、出力の
選択処理が簡単になる。
段の検出結果が所定値より大きいことを検出すると、出
力選択手段がマグネトロンの出力を弱に選択するところ
に特徴を有する。上記手段によれば、電気部品の温度が
所定値より高く、強出力を選択できない場合には、調理
物の重量を加味せずに弱出力が選択されるので、出力の
選択処理が簡単になる。
【0008】請求項4記載の電子レンジは、運転時間お
よび停止時間を計測する計測手段を備え、出力選択手段
が計測手段の計測結果と重量検出手段の検出結果とに基
づいてマグネトロンの出力を選択するところに特徴を有
する。上記手段によれば、運転時間および停止時間に基
づいて電気部品の温度を推定し、推定温度に基づいて出
力を選択できるので、電気部品の温度を実測する温度検
出手段が不要になり、構成が簡素化される。
よび停止時間を計測する計測手段を備え、出力選択手段
が計測手段の計測結果と重量検出手段の検出結果とに基
づいてマグネトロンの出力を選択するところに特徴を有
する。上記手段によれば、運転時間および停止時間に基
づいて電気部品の温度を推定し、推定温度に基づいて出
力を選択できるので、電気部品の温度を実測する温度検
出手段が不要になり、構成が簡素化される。
【0009】請求項5記載の電子レンジは、運転時間と
停止時間との差が所定値より大きいことを検出すると、
出力選択手段がマグネトロンの出力を弱に選択するとこ
ろに特徴を有する。上記手段によれば、運転時間と停止
時間との差が大きく、電気部品の温度が所定値より高い
場合には、調理物の重量を加味せずに弱出力が選択され
るので、出力の選択処理が簡単になる。
停止時間との差が所定値より大きいことを検出すると、
出力選択手段がマグネトロンの出力を弱に選択するとこ
ろに特徴を有する。上記手段によれば、運転時間と停止
時間との差が大きく、電気部品の温度が所定値より高い
場合には、調理物の重量を加味せずに弱出力が選択され
るので、出力の選択処理が簡単になる。
【0010】請求項6記載の電子レンジは、調理中にキ
ーの操作を検出すると、出力選択手段が重量検出手段の
検出結果にキーの操作内容を加味してマグネトロンの出
力を選択するところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、調理中にキーが操作されると、調理物の重量にキー
の操作内容が加味され、マグネトロンの出力が選択され
る。このため、調理中であってもキーを操作して調理内
容を変更できるので、使い勝手が向上する。
ーの操作を検出すると、出力選択手段が重量検出手段の
検出結果にキーの操作内容を加味してマグネトロンの出
力を選択するところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、調理中にキーが操作されると、調理物の重量にキー
の操作内容が加味され、マグネトロンの出力が選択され
る。このため、調理中であってもキーを操作して調理内
容を変更できるので、使い勝手が向上する。
【0011】請求項7記載の電子レンジは、調理コース
を選択する調理コースキーを備え、出力選択手段が調理
コースキーの受付時間が終了した後に重量検出手段の検
出結果に基づいてマグネトロンの出力を選択するところ
に特徴を有する。上記手段によれば、調理コースが確定
した後に調理物の重量に基づいてマグネトロンの出力が
選択されるので、調理コースに適した出力が正確に選択
される。請求項8記載の電子レンジは、調理物の仕上り
状態を調節する仕上り調節キーを備え、出力選択手段が
仕上り調節キーの受付時間が終了した後に重量検出手段
の検出結果に基づいてマグネトロンの出力を選択すると
ころに特徴を有する。上記手段によれば、希望の仕上り
状態が確定した後に調理物の重量に基づいてマグネトロ
ンの出力が選択される。このため、仕上り状態に適した
出力が正確に選択されるので、調理物が希望通りに仕上
り易くなる。
を選択する調理コースキーを備え、出力選択手段が調理
コースキーの受付時間が終了した後に重量検出手段の検
出結果に基づいてマグネトロンの出力を選択するところ
に特徴を有する。上記手段によれば、調理コースが確定
した後に調理物の重量に基づいてマグネトロンの出力が
選択されるので、調理コースに適した出力が正確に選択
される。請求項8記載の電子レンジは、調理物の仕上り
状態を調節する仕上り調節キーを備え、出力選択手段が
仕上り調節キーの受付時間が終了した後に重量検出手段
の検出結果に基づいてマグネトロンの出力を選択すると
ころに特徴を有する。上記手段によれば、希望の仕上り
状態が確定した後に調理物の重量に基づいてマグネトロ
ンの出力が選択される。このため、仕上り状態に適した
出力が正確に選択されるので、調理物が希望通りに仕上
り易くなる。
【0012】請求項9記載の電子レンジは、出力選択手
段が表示手段に出力の選択結果を表示するところに特徴
を有する。上記手段によれば、調理物の重量に電気部品
の温度等を加味して出力を選択する場合には同一の調理
物に対して異なる調理時間が設定されることがあるが、
調理時間が異なる理由を使用者に報知できるので、使用
者に不信感を抱かせることが防止される。
段が表示手段に出力の選択結果を表示するところに特徴
を有する。上記手段によれば、調理物の重量に電気部品
の温度等を加味して出力を選択する場合には同一の調理
物に対して異なる調理時間が設定されることがあるが、
調理時間が異なる理由を使用者に報知できるので、使用
者に不信感を抱かせることが防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図4に基づいて説明する。まず、図4において、
キャビネット1は前面が開口する箱状をなすものであ
り、キャビネット1の内部には調理室2が形成されてい
る。また、キャビネット1の左辺部には扉3が回動可能
に装着されており、調理室2の前面開口部は扉3の回動
操作に伴い開閉される。
ないし図4に基づいて説明する。まず、図4において、
キャビネット1は前面が開口する箱状をなすものであ
り、キャビネット1の内部には調理室2が形成されてい
る。また、キャビネット1の左辺部には扉3が回動可能
に装着されており、調理室2の前面開口部は扉3の回動
操作に伴い開閉される。
【0014】キャビネット1には、調理室2の右側に位
置して機械室(図示せず)が形成されている。この機械
室の内部には、図2に示すように、マグネトロン4が配
設されており、マグネトロン4の陽極はアースされてい
る。また、機械室の内部には高圧トランス5が配設され
ている。この高圧トランス5は一次コイル5a,二次コ
イル5b,二次コイル5cを有するものであり、二次コ
イル5bの両端子はマグネトロン4の陰極の両端子に接
続されている。尚、マグネトロン4の陰極はヒータを兼
用するものである。
置して機械室(図示せず)が形成されている。この機械
室の内部には、図2に示すように、マグネトロン4が配
設されており、マグネトロン4の陽極はアースされてい
る。また、機械室の内部には高圧トランス5が配設され
ている。この高圧トランス5は一次コイル5a,二次コ
イル5b,二次コイル5cを有するものであり、二次コ
イル5bの両端子はマグネトロン4の陰極の両端子に接
続されている。尚、マグネトロン4の陰極はヒータを兼
用するものである。
【0015】二次コイル5bの一方の端子には高圧ダイ
オード6aのアノード端子が接続されている。この高圧
ダイオード6aのカソード端子には高圧ダイオード6b
のアノード端子が接続されており、高圧ダイオード6b
のカソード端子はアースされている。また、二次コイル
5cの一方の端子は高圧ダイオード6bのカソード端子
に接続され、二次コイル5cの他方の端子は高圧コンデ
ンサ7を介して高圧ダイオード6aおよび6bの共通接
続点に接続されており、高圧コンデンサ7の両端子間に
は抵抗8が並列に接続されている。
オード6aのアノード端子が接続されている。この高圧
ダイオード6aのカソード端子には高圧ダイオード6b
のアノード端子が接続されており、高圧ダイオード6b
のカソード端子はアースされている。また、二次コイル
5cの一方の端子は高圧ダイオード6bのカソード端子
に接続され、二次コイル5cの他方の端子は高圧コンデ
ンサ7を介して高圧ダイオード6aおよび6bの共通接
続点に接続されており、高圧コンデンサ7の両端子間に
は抵抗8が並列に接続されている。
【0016】一次コイル5aの両端子には電源線9が接
続されており、両電源線9間には平滑コンデンサ10が
接続され、一次コイル5aの両端子間には発振コンデン
サ11が接続されている。また、両電源線9は整流回路
12の両出力端子に接続されている。この整流回路12
は100Vの商用交流電源13の両電源線13aに接続
されたものであり、一次コイル5aの一方の電源線9に
は平滑リアクトル14が介在されている。
続されており、両電源線9間には平滑コンデンサ10が
接続され、一次コイル5aの両端子間には発振コンデン
サ11が接続されている。また、両電源線9は整流回路
12の両出力端子に接続されている。この整流回路12
は100Vの商用交流電源13の両電源線13aに接続
されたものであり、一次コイル5aの一方の電源線9に
は平滑リアクトル14が介在されている。
【0017】一次コイル5aの他方の電源線9にはIG
BT15が介在されている。このIGBT15はフライ
ホイールダイオード15aを有するものであり、IGB
T15のオン時には平滑コンデンサ11が放電し、一次
コイル5aおよびIGBT15を通して順方向の電流I
aが流れる。また、IGBT15のオフ時には、一次コ
イル5aに順方向の遅れ電流Iaが流れ、発振コンデン
サ11が充電される。そして、順方向の遅れ電流Iaが
消滅すると、発振コンデンサ11が放電し、一次コイル
5aに逆方向の電流Ibが流れる。
BT15が介在されている。このIGBT15はフライ
ホイールダイオード15aを有するものであり、IGB
T15のオン時には平滑コンデンサ11が放電し、一次
コイル5aおよびIGBT15を通して順方向の電流I
aが流れる。また、IGBT15のオフ時には、一次コ
イル5aに順方向の遅れ電流Iaが流れ、発振コンデン
サ11が充電される。そして、順方向の遅れ電流Iaが
消滅すると、発振コンデンサ11が放電し、一次コイル
5aに逆方向の電流Ibが流れる。
【0018】機械室の内部にはマイクロコンピュータを
主体に構成された制御装置16が配設されている。この
制御装置16はCPU16a,ROM16b,RAM1
6c,入力インターフェース16d,出力インターフェ
ース16e等を有するものであり、出力インターフェー
ス16eには、ドライブ回路17を介してIGBT15
のゲート端子が接続されている。尚、制御装置16は出
力選択手段,計測手段に相当するものである。
主体に構成された制御装置16が配設されている。この
制御装置16はCPU16a,ROM16b,RAM1
6c,入力インターフェース16d,出力インターフェ
ース16e等を有するものであり、出力インターフェー
ス16eには、ドライブ回路17を介してIGBT15
のゲート端子が接続されている。尚、制御装置16は出
力選択手段,計測手段に相当するものである。
【0019】キャビネット1の前面には、図3に示すよ
うに、操作パネル18が装着されており、操作パネル1
8にはあたためキー19,酒かんキー20,スポット加
熱キー21,仕上り調節キー22,仕上り調節キー2
3,とりけしキー24等が押圧操作可能に装着されてい
る。
うに、操作パネル18が装着されており、操作パネル1
8にはあたためキー19,酒かんキー20,スポット加
熱キー21,仕上り調節キー22,仕上り調節キー2
3,とりけしキー24等が押圧操作可能に装着されてい
る。
【0020】操作パネル18には、図2に示すように、
各キー19〜24の後方に位置してスイッチ18aが装
着されており、各キー19〜24が操作されると、それ
に対応した後方のスイッチ18aがオンされる。これら
各スイッチ18aは制御装置16の入力インターフェー
ス16dに接続されており、制御装置16は、各キー1
9〜24の操作状態をスイッチ18aの状態に基づいて
検出する。尚、あたためキー19,酒かんキー20は調
理コースキーに相当するものである。
各キー19〜24の後方に位置してスイッチ18aが装
着されており、各キー19〜24が操作されると、それ
に対応した後方のスイッチ18aがオンされる。これら
各スイッチ18aは制御装置16の入力インターフェー
ス16dに接続されており、制御装置16は、各キー1
9〜24の操作状態をスイッチ18aの状態に基づいて
検出する。尚、あたためキー19,酒かんキー20は調
理コースキーに相当するものである。
【0021】制御装置16は、あたためキー19あるい
は酒かんキー20の操作を検出すると、ドライブ回路1
7を通してIGBT15のゲート端子にドライブ信号を
与え、IGBT15を駆動制御する。すると、高圧トラ
ンス5の一次コイル5aに駆動電源が与えられ、高圧ト
ランス5の二次コイル5bおよび5cが励磁されるの
で、マグネトロン4に高電圧が印加され、マグネトロン
4から調理室2内にマイクロ波が照射される。
は酒かんキー20の操作を検出すると、ドライブ回路1
7を通してIGBT15のゲート端子にドライブ信号を
与え、IGBT15を駆動制御する。すると、高圧トラ
ンス5の一次コイル5aに駆動電源が与えられ、高圧ト
ランス5の二次コイル5bおよび5cが励磁されるの
で、マグネトロン4に高電圧が印加され、マグネトロン
4から調理室2内にマイクロ波が照射される。
【0022】商用交流電源13の両電源線13a間に
は、図2に示すように、モータリレー25の常開接点2
5aを介してターンテーブル28駆動用のRTモータ2
6が接続されており、モータリレー25のコイル25b
は、ドライブ回路27を介して制御装置16の出力イン
ターフェース16eに接続されている。このRTモータ
26はキャビネット1内の底部に配設されたものであ
り、制御装置16は、あたためキー19あるいは酒かん
キー20の操作を検出すると、ドライブ回路27を通し
てコイル25bに電源を与える。すると、常開接点25
aが閉成状態に切換わり、商用交流電源13からRTモ
ータ26に電源が与えられる。
は、図2に示すように、モータリレー25の常開接点2
5aを介してターンテーブル28駆動用のRTモータ2
6が接続されており、モータリレー25のコイル25b
は、ドライブ回路27を介して制御装置16の出力イン
ターフェース16eに接続されている。このRTモータ
26はキャビネット1内の底部に配設されたものであ
り、制御装置16は、あたためキー19あるいは酒かん
キー20の操作を検出すると、ドライブ回路27を通し
てコイル25bに電源を与える。すると、常開接点25
aが閉成状態に切換わり、商用交流電源13からRTモ
ータ26に電源が与えられる。
【0023】調理室2内の底部には、図4に示すよう
に、ターンテーブル28が上下動可能および回転可能に
装着されている。このターンテーブル28の回転軸28
aはギア機構(図示せず)を介してRTモータ26の回
転軸に連結されており、RTモータ26に電源が与えら
れ、RTモータ26が作動すると、ターンテーブル28
が回転する。
に、ターンテーブル28が上下動可能および回転可能に
装着されている。このターンテーブル28の回転軸28
aはギア機構(図示せず)を介してRTモータ26の回
転軸に連結されており、RTモータ26に電源が与えら
れ、RTモータ26が作動すると、ターンテーブル28
が回転する。
【0024】キャビネット1内には、調理室2の下方に
位置して重量センサ29が配設されている。この重量セ
ンサ29は可動電極および固定電極(いずれも図示せ
ず)を有する静電容量形のものであり、ターンテーブル
28上に調理物28bを載置すると、ターンテーブル2
8が調理物28bの重量で下降し、ターンテーブル28
の回転軸28aが可動電極を押圧する。すると、可動電
極が変位し、可動電極と固定電極との間の距離が変わる
ので、重量センサ29の静電容量が変化する。尚、重量
センサ29は重量検出手段に相当するものである。
位置して重量センサ29が配設されている。この重量セ
ンサ29は可動電極および固定電極(いずれも図示せ
ず)を有する静電容量形のものであり、ターンテーブル
28上に調理物28bを載置すると、ターンテーブル2
8が調理物28bの重量で下降し、ターンテーブル28
の回転軸28aが可動電極を押圧する。すると、可動電
極が変位し、可動電極と固定電極との間の距離が変わる
ので、重量センサ29の静電容量が変化する。尚、重量
センサ29は重量検出手段に相当するものである。
【0025】重量センサ29は、図2に示すように、出
力回路30を介して制御装置16の入力インターフェー
ス16dに接続されている。この出力回路30は、重量
センサ29の静電容量に応じた周波数の重量信号を出力
するものであり、制御装置16は、出力回路30からの
重量信号をROM16bに記憶された演算式に基づいて
処理することに伴い、調理物28bの重量Wを演算す
る。
力回路30を介して制御装置16の入力インターフェー
ス16dに接続されている。この出力回路30は、重量
センサ29の静電容量に応じた周波数の重量信号を出力
するものであり、制御装置16は、出力回路30からの
重量信号をROM16bに記憶された演算式に基づいて
処理することに伴い、調理物28bの重量Wを演算す
る。
【0026】制御装置16のROM16bには調理定数
「a」,「b」の値が加熱コース毎に記憶されており、
制御装置16は、あたためキー19あるいは酒かんキー
20の操作を検出すると、「あたためコース」に応じた
調理定数「a」,「b」あるいは「酒かんコース」に応
じた調理定数「a」,「b」を読出し、下記(1)式に
代入する。 T=a×W+b ……(1)
「a」,「b」の値が加熱コース毎に記憶されており、
制御装置16は、あたためキー19あるいは酒かんキー
20の操作を検出すると、「あたためコース」に応じた
調理定数「a」,「b」あるいは「酒かんコース」に応
じた調理定数「a」,「b」を読出し、下記(1)式に
代入する。 T=a×W+b ……(1)
【0027】(1)式は制御装置16のROM16bに
予め記憶された調理時間Tの演算式であり、制御装置1
6は、調理定数「a」,「b」を(1)式に代入する
と、重量の演算結果Wを(1)式に代入し、調理コース
に応じた調理時間Tを演算する。操作パネル18には、
図3に示すように、表示手段に相当する液晶表示装置3
1が装着されている。この表示装置31は、図2に示す
ように、ドライブ回路32を介して制御装置16の出力
インターフェース16eに接続されており、制御装置1
6は液晶表示装置31に各種の調理情報を表示する。
予め記憶された調理時間Tの演算式であり、制御装置1
6は、調理定数「a」,「b」を(1)式に代入する
と、重量の演算結果Wを(1)式に代入し、調理コース
に応じた調理時間Tを演算する。操作パネル18には、
図3に示すように、表示手段に相当する液晶表示装置3
1が装着されている。この表示装置31は、図2に示す
ように、ドライブ回路32を介して制御装置16の出力
インターフェース16eに接続されており、制御装置1
6は液晶表示装置31に各種の調理情報を表示する。
【0028】機械室の内部には温度検出手段に相当する
温度センサ33が配設されている。この温度センサ33
はマグネトロン4の温度に応じた電圧レベルの温度信号
を出力するサーミスタからなるものであり、制御装置1
6は、温度センサ33からの出力信号に基づいてマグネ
トロン4の温度tmを検出する。
温度センサ33が配設されている。この温度センサ33
はマグネトロン4の温度に応じた電圧レベルの温度信号
を出力するサーミスタからなるものであり、制御装置1
6は、温度センサ33からの出力信号に基づいてマグネ
トロン4の温度tmを検出する。
【0029】制御装置16の入力インターフェース16
dにはマイクロスイッチ34が接続されている。このマ
イクロスイッチ34はターンテーブル28が所定の回転
角度に達したときにオンされるものであり、制御装置1
6は、マイクロスイッチ34のオンから所定時間が経過
したタイミングでモータリレー25の常開接点25aを
閉成状態から開放状態に切換えることに基づいて、ター
ンテーブル28を設定角度で停止させる。
dにはマイクロスイッチ34が接続されている。このマ
イクロスイッチ34はターンテーブル28が所定の回転
角度に達したときにオンされるものであり、制御装置1
6は、マイクロスイッチ34のオンから所定時間が経過
したタイミングでモータリレー25の常開接点25aを
閉成状態から開放状態に切換えることに基づいて、ター
ンテーブル28を設定角度で停止させる。
【0030】商用交流電源13の両電源線13a間に
は、図2に示すように、ファンリレー35の常開接点3
5aを介してファンモータ36が接続されており、ファ
ンリレー35のコイル35bは、ドライブ回路37を介
して制御装置16の出力インターフェース16eに接続
されている。このファンモータ36は機械室の内部に配
設されたものであり、制御装置16は、マグネトロン4
を駆動すると、ドライブ回路37を通してコイル35b
に電源を与え、常開接点35aを閉成状態に切換え、商
用交流電源13からファンモータ36に電源を与える。
は、図2に示すように、ファンリレー35の常開接点3
5aを介してファンモータ36が接続されており、ファ
ンリレー35のコイル35bは、ドライブ回路37を介
して制御装置16の出力インターフェース16eに接続
されている。このファンモータ36は機械室の内部に配
設されたものであり、制御装置16は、マグネトロン4
を駆動すると、ドライブ回路37を通してコイル35b
に電源を与え、常開接点35aを閉成状態に切換え、商
用交流電源13からファンモータ36に電源を与える。
【0031】ファンモータ36の回転軸には冷却ファン
(図示せず)が連結されている。この冷却ファンは機械
室の内部に配設されたものであり、ファンモータ36に
電源が与えられると、冷却ファンが回転し、マグネトロ
ン4および高圧トランス5等の電気部品に冷却風が吹付
けられる。
(図示せず)が連結されている。この冷却ファンは機械
室の内部に配設されたものであり、ファンモータ36に
電源が与えられると、冷却ファンが回転し、マグネトロ
ン4および高圧トランス5等の電気部品に冷却風が吹付
けられる。
【0032】次に上記構成の作用について説明する。
尚、下記動作は制御装置16がROM16bに予め記憶
された制御プログラムに基づいて実行するものである。
制御装置16は、スポット加熱キー21の操作に引続い
てあたためキー19あるいは酒かんキー20の操作を検
出すると、「スポット加熱コース」を設定し、調理物2
8bを後述の「700W」で加熱する際にターンテーブ
ル28を設定角度で停止した状態に保持する。そして、
図1のステップS1で「YES」と判断してステップS
2へ移行し、重量センサ29からの重量信号に基づいて
調理物28bの重量Wを演算する。
尚、下記動作は制御装置16がROM16bに予め記憶
された制御プログラムに基づいて実行するものである。
制御装置16は、スポット加熱キー21の操作に引続い
てあたためキー19あるいは酒かんキー20の操作を検
出すると、「スポット加熱コース」を設定し、調理物2
8bを後述の「700W」で加熱する際にターンテーブ
ル28を設定角度で停止した状態に保持する。そして、
図1のステップS1で「YES」と判断してステップS
2へ移行し、重量センサ29からの重量信号に基づいて
調理物28bの重量Wを演算する。
【0033】制御装置16は、調理物28bの重量Wを
演算すると、ステップS3へ移行し、上述の手順で調理
時間Tを演算する。この調理時間Tは、強出力「700
W」で最適な仕上り状態が得られるように設定されるも
のであり、制御装置16は、700W用の調理時間Tを
演算すると、ステップS4へ移行し、ROM16bから
判定時間Toを読出す。この判定時間Toは、「700
W」で調理を行う際にマグネトロン4,高圧トランス
5,IGBT15等の温度が定格値を越えない時間を示
すものであり、制御装置16は、判定時間Toを読出す
と、ステップS2で設定した調理時間Tと比較する。
演算すると、ステップS3へ移行し、上述の手順で調理
時間Tを演算する。この調理時間Tは、強出力「700
W」で最適な仕上り状態が得られるように設定されるも
のであり、制御装置16は、700W用の調理時間Tを
演算すると、ステップS4へ移行し、ROM16bから
判定時間Toを読出す。この判定時間Toは、「700
W」で調理を行う際にマグネトロン4,高圧トランス
5,IGBT15等の温度が定格値を越えない時間を示
すものであり、制御装置16は、判定時間Toを読出す
と、ステップS2で設定した調理時間Tと比較する。
【0034】制御装置16は、ステップS4で「T≦T
o」を検出すると、ステップS5へ移行し、ステップS
3で演算した調理時間Tと調理出力「700W」とを表
示装置31に表示する。そして、ステップS6へ移行
し、IGBT15をROM16bに記憶された700W
用のデューティー比で駆動制御し、強出力「700W」
で調理物28bを加熱する。これと共に、ファンリレー
35のコイル35bに電源を与えてファンモータ36を
駆動し、マグネトロン4および高圧トランス5等に冷却
風を吹付ける。
o」を検出すると、ステップS5へ移行し、ステップS
3で演算した調理時間Tと調理出力「700W」とを表
示装置31に表示する。そして、ステップS6へ移行
し、IGBT15をROM16bに記憶された700W
用のデューティー比で駆動制御し、強出力「700W」
で調理物28bを加熱する。これと共に、ファンリレー
35のコイル35bに電源を与えてファンモータ36を
駆動し、マグネトロン4および高圧トランス5等に冷却
風を吹付ける。
【0035】尚、あたためキー19あるいは酒かんキー
20の操作前にスポット加熱キー21を操作しないと、
制御装置16は、モータリレー25の常開接点25aを
閉成状態に保持し、ターンテーブル28を連続的に回転
させる。これと共に、出力を「500W」に設定し、調
理物28bを加熱する。
20の操作前にスポット加熱キー21を操作しないと、
制御装置16は、モータリレー25の常開接点25aを
閉成状態に保持し、ターンテーブル28を連続的に回転
させる。これと共に、出力を「500W」に設定し、調
理物28bを加熱する。
【0036】制御装置16は、ステップS4で「T>T
o」を検出すると、ステップS7へ移行し、「7T/5
→調理時間T」を実行し、調理時間Tを弱出力「500
W」用に補正する。そして、ステップS8へ移行し、ス
テップS7で補正した調理時間Tと調理出力「500
W」とを表示装置31に表示した後、ステップS8へ移
行する。
o」を検出すると、ステップS7へ移行し、「7T/5
→調理時間T」を実行し、調理時間Tを弱出力「500
W」用に補正する。そして、ステップS8へ移行し、ス
テップS7で補正した調理時間Tと調理出力「500
W」とを表示装置31に表示した後、ステップS8へ移
行する。
【0037】制御装置16は、ステップS8へ移行する
と、IGBT15をROM16bに記憶された500W
用のデューティー比で駆動制御し、弱出力「500W」
で調理物28bを加熱する。これと共に、ファンリレー
35のコイル35bに電源を与えてファンモータ36を
駆動し、マグネトロン4および高圧トランス5等に冷却
風を吹付ける。このとき、「スポット加熱コース」の設
定を検出しているので、調理時間が「T/2」に達する
まではターンテーブル28を設定角度で停止した状態に
保持し、調理時間「T/2」に達した以後は連続的に回
転させる。
と、IGBT15をROM16bに記憶された500W
用のデューティー比で駆動制御し、弱出力「500W」
で調理物28bを加熱する。これと共に、ファンリレー
35のコイル35bに電源を与えてファンモータ36を
駆動し、マグネトロン4および高圧トランス5等に冷却
風を吹付ける。このとき、「スポット加熱コース」の設
定を検出しているので、調理時間が「T/2」に達する
まではターンテーブル28を設定角度で停止した状態に
保持し、調理時間「T/2」に達した以後は連続的に回
転させる。
【0038】制御装置16は、「700W」あるいは
「500W」で調理を実行すると、ステップS10へ移
行する。ここで、設定時間Tが経過したことを検出する
と、ステップS11へ移行し、IGBT15およびファ
ンモータ36をオフ状態に保持する。これと共に、ター
ンテーブル28が回転している場合には、モータリレー
25のコイル25bを断電してRTモータ26を停止さ
せ、調理を終える。
「500W」で調理を実行すると、ステップS10へ移
行する。ここで、設定時間Tが経過したことを検出する
と、ステップS11へ移行し、IGBT15およびファ
ンモータ36をオフ状態に保持する。これと共に、ター
ンテーブル28が回転している場合には、モータリレー
25のコイル25bを断電してRTモータ26を停止さ
せ、調理を終える。
【0039】尚、制御装置16は、ステップS6あるい
はS9で調理を開始すると、表示装置31の調理時間の
表示値を時間の経過と共に減らし、表示装置31に残り
調理時間を表示する。また、ステップS6あるいはS9
で加熱調理を開始した後にとりけしキー24の操作を検
出すると、IGBT15をオフ状態に保持すると共にタ
ーンテーブル28および冷却ファンを停止させ、調理を
取消す。
はS9で調理を開始すると、表示装置31の調理時間の
表示値を時間の経過と共に減らし、表示装置31に残り
調理時間を表示する。また、ステップS6あるいはS9
で加熱調理を開始した後にとりけしキー24の操作を検
出すると、IGBT15をオフ状態に保持すると共にタ
ーンテーブル28および冷却ファンを停止させ、調理を
取消す。
【0040】マイクロ波の発振に使用される電力は電源
電力の50〜55%程度である。このため、500Wの
弱出力を得るには910W〜1000Wの電力が必要に
なり、マグネトロン4等では約250Wの電力が損失さ
れ、高圧トランス5等では約150Wの電力が損失され
る。従って、700Wの強出力を得るには500W時の
約1.4倍の電力が必要になり、マグネトロン4等での
電力損失量が約350Wになり、高圧トランス5等での
電力損失量が約210Wになり、マグネトロン4および
高圧トランス5等での発熱量が高くなる。
電力の50〜55%程度である。このため、500Wの
弱出力を得るには910W〜1000Wの電力が必要に
なり、マグネトロン4等では約250Wの電力が損失さ
れ、高圧トランス5等では約150Wの電力が損失され
る。従って、700Wの強出力を得るには500W時の
約1.4倍の電力が必要になり、マグネトロン4等での
電力損失量が約350Wになり、高圧トランス5等での
電力損失量が約210Wになり、マグネトロン4および
高圧トランス5等での発熱量が高くなる。
【0041】これに対して上記実施例では、調理物28
bが軽い場合には強出力「700W」を選択した。この
場合には短時間のうちに調理が終了するので、弱出力
「500W」の連続調理に対応する温度定格の電気部品
や冷却機構を流用して強出力「700W」で調理を支障
なく行うことができる。しかも、調理物28bが重い場
合には弱出力「500W」を選択した。この場合には調
理に時間がかかるものの、マグネトロン4および高圧ト
ランス5等に悪影響が生じることなく調理を実行でき
る。
bが軽い場合には強出力「700W」を選択した。この
場合には短時間のうちに調理が終了するので、弱出力
「500W」の連続調理に対応する温度定格の電気部品
や冷却機構を流用して強出力「700W」で調理を支障
なく行うことができる。しかも、調理物28bが重い場
合には弱出力「500W」を選択した。この場合には調
理に時間がかかるものの、マグネトロン4および高圧ト
ランス5等に悪影響が生じることなく調理を実行でき
る。
【0042】次に本発明の第2実施例を図5および図6
に基づいて説明する。制御装置16のROM16bに
は、図6に示すように、マグネトロン4の温度tmと判
定時間Toとの関係が記憶されている。この記憶データ
は、強出力「700W」で調理を行う際にマグネトロン
4および高圧トランス5等の温度が定格値を越えない判
定時間Toをマグネトロン4の温度tm毎に示すもので
あり、制御装置16は、調理時間Tを演算すると、図5
のステップS20へ移行し、温度センサ33からの出力
信号に基づいてマグネトロン4の温度tmを検出する。
に基づいて説明する。制御装置16のROM16bに
は、図6に示すように、マグネトロン4の温度tmと判
定時間Toとの関係が記憶されている。この記憶データ
は、強出力「700W」で調理を行う際にマグネトロン
4および高圧トランス5等の温度が定格値を越えない判
定時間Toをマグネトロン4の温度tm毎に示すもので
あり、制御装置16は、調理時間Tを演算すると、図5
のステップS20へ移行し、温度センサ33からの出力
信号に基づいてマグネトロン4の温度tmを検出する。
【0043】制御装置16は、マグネトロン4の温度t
mを検出すると、ステップS21へ移行し、検出温度t
mに基づいて判定時間Toを「0」〜「Tmax 」の範囲
内で設定し、ステップS4へ移行する。ここで、ステッ
プS3で設定した調理時間TとステップS21で設定し
た判定時間Toとを比較し、比較結果に基づいて強出力
「700W」あるいは弱出力「500W」で調理を実行
する。
mを検出すると、ステップS21へ移行し、検出温度t
mに基づいて判定時間Toを「0」〜「Tmax 」の範囲
内で設定し、ステップS4へ移行する。ここで、ステッ
プS3で設定した調理時間TとステップS21で設定し
た判定時間Toとを比較し、比較結果に基づいて強出力
「700W」あるいは弱出力「500W」で調理を実行
する。
【0044】上記実施例によれば、前回調理から直ぐに
調理が再開され、マグネトロン4の温度tmが高いとき
には判定時間Toが短くなるので(判定時間0を含
む)、調理物28bの重量が一層軽い場合に強出力「7
00W」が選択される。この場合には一層短い時間で調
理が終了するので、電気部品の温度が定格値を越えるこ
とが防止される。
調理が再開され、マグネトロン4の温度tmが高いとき
には判定時間Toが短くなるので(判定時間0を含
む)、調理物28bの重量が一層軽い場合に強出力「7
00W」が選択される。この場合には一層短い時間で調
理が終了するので、電気部品の温度が定格値を越えるこ
とが防止される。
【0045】また、マグネトロン4の温度tmを実測し
た。このため、マグネトロン4の温度tmがキャビネッ
ト1の設置環境等に拘らず正確に検出されるので、強出
力「700W」が誤選択され、電気部品の温度が定格値
を越えてしまうことが防止される。
た。このため、マグネトロン4の温度tmがキャビネッ
ト1の設置環境等に拘らず正確に検出されるので、強出
力「700W」が誤選択され、電気部品の温度が定格値
を越えてしまうことが防止される。
【0046】また、表示装置31に出力「500W」あ
るいは「700W」を数値表示した。このため、同一の
調理物28bを加熱する場合に前回は調理時間が短く、
今回は調理時間が長く設定された場合でも、使用者に調
理時間が異なる理由を報知できるので、使用者に不信感
を抱かせることが防止される。
るいは「700W」を数値表示した。このため、同一の
調理物28bを加熱する場合に前回は調理時間が短く、
今回は調理時間が長く設定された場合でも、使用者に調
理時間が異なる理由を報知できるので、使用者に不信感
を抱かせることが防止される。
【0047】尚、上記第2実施例においては、調理物2
8bの重量Wとマグネトロン4の温度tmとに基づいて
マグネトロン4の出力を選択したが、これに限定される
ものではなく、例えば、マグネトロン4の温度tmが図
6の最大値tmaxより大きい場合には、調理時間Tを
「500W」用に補正した後に「500W」で調理を実
行しても良い。この構成の場合、調理物28bの重量W
を加味せずに弱出力「500W」が選択されるので、出
力の選択処理が簡単になる。
8bの重量Wとマグネトロン4の温度tmとに基づいて
マグネトロン4の出力を選択したが、これに限定される
ものではなく、例えば、マグネトロン4の温度tmが図
6の最大値tmaxより大きい場合には、調理時間Tを
「500W」用に補正した後に「500W」で調理を実
行しても良い。この構成の場合、調理物28bの重量W
を加味せずに弱出力「500W」が選択されるので、出
力の選択処理が簡単になる。
【0048】また、上記第2実施例においては、温度セ
ンサ33によってマグネトロン4の温度tmを検出した
が、これに限定されるものではなく、例えば高圧トラン
ス5の一次コイル5a,二次コイル5b,二次コイル5
c,IGBT15等の温度を検出しても良い。また、温
度センサ33は、各部品の温度に相関のある位置に設け
るものであっても良い。
ンサ33によってマグネトロン4の温度tmを検出した
が、これに限定されるものではなく、例えば高圧トラン
ス5の一次コイル5a,二次コイル5b,二次コイル5
c,IGBT15等の温度を検出しても良い。また、温
度センサ33は、各部品の温度に相関のある位置に設け
るものであっても良い。
【0049】次に本発明の第3実施例を図5および図7
に基づいて説明する。制御装置16はアップダウンカウ
ンタを有している。このアップダウンカウンタは計測手
段に相当するものであり、制御装置16は、図7に示す
ように、加熱調理を実行している運転時には一定時間T
aが経過する毎にアップダウンカウンタNを1ずつ加算
する。また、加熱調理を実行していない停止時には、一
定時間Tb(>Ta)が経過する毎にアップダウンカウ
ンタNを1ずつ減算する。
に基づいて説明する。制御装置16はアップダウンカウ
ンタを有している。このアップダウンカウンタは計測手
段に相当するものであり、制御装置16は、図7に示す
ように、加熱調理を実行している運転時には一定時間T
aが経過する毎にアップダウンカウンタNを1ずつ加算
する。また、加熱調理を実行していない停止時には、一
定時間Tb(>Ta)が経過する毎にアップダウンカウ
ンタNを1ずつ減算する。
【0050】制御装置16のROM16bには、アップ
ダウンカウンタの値Nとマグネトロン4の温度tmとの
関係が記憶されており、制御装置16は、図5のステッ
プS3で調理時間Tを演算すると、ステップS20へ移
行し、アップダウンカウンタの値Nを読出す。そして、
アップダウンカウンタの値NをROM16bの記憶デー
タに基づいて処理し、マグネトロン4の温度tmを推定
した後、ステップS21へ移行する。ここで、マグネト
ロン4の推定温度tmを図6の記憶データに基づいて処
理することに伴い判定時間Toを設定した後、設定時間
Tと判定時間Toとの比較結果に応じて出力「700
W」あるいは「500W」を選択する。
ダウンカウンタの値Nとマグネトロン4の温度tmとの
関係が記憶されており、制御装置16は、図5のステッ
プS3で調理時間Tを演算すると、ステップS20へ移
行し、アップダウンカウンタの値Nを読出す。そして、
アップダウンカウンタの値NをROM16bの記憶デー
タに基づいて処理し、マグネトロン4の温度tmを推定
した後、ステップS21へ移行する。ここで、マグネト
ロン4の推定温度tmを図6の記憶データに基づいて処
理することに伴い判定時間Toを設定した後、設定時間
Tと判定時間Toとの比較結果に応じて出力「700
W」あるいは「500W」を選択する。
【0051】上記実施例によれば、装置の運転時間およ
び停止時間に基づいてマグネトロン4の温度tmを推定
し、推定温度tmに基づいて出力を選択した。このた
め、マグネトロン4の温度tmを実測する温度センサ3
3が不要になるので、構成が簡素化される。
び停止時間に基づいてマグネトロン4の温度tmを推定
し、推定温度tmに基づいて出力を選択した。このた
め、マグネトロン4の温度tmを実測する温度センサ3
3が不要になるので、構成が簡素化される。
【0052】尚、上記第3実施例においては、調理物2
8bの重量Wとアップダウンカウンタの値Nとに基づい
てマグネトロン4の出力を選択したが、これに限定され
るものではなく、例えば、アップダウンカウンタの値N
が最大値Nmaxより大きい場合(=推定温度tmが図
6の最大値tmaxより大きい場合,停止時間と運転時
間との差が所定値より大きい場合)には、調理時間Tを
「500W」用に補正した後に「500W」で調理を実
行しても良い。この構成の場合、調理物28bの重量W
を加味せずに弱出力「500W」が選択されるので、出
力の選択処理が簡単になる。
8bの重量Wとアップダウンカウンタの値Nとに基づい
てマグネトロン4の出力を選択したが、これに限定され
るものではなく、例えば、アップダウンカウンタの値N
が最大値Nmaxより大きい場合(=推定温度tmが図
6の最大値tmaxより大きい場合,停止時間と運転時
間との差が所定値より大きい場合)には、調理時間Tを
「500W」用に補正した後に「500W」で調理を実
行しても良い。この構成の場合、調理物28bの重量W
を加味せずに弱出力「500W」が選択されるので、出
力の選択処理が簡単になる。
【0053】また、上記第3実施例においては、運転時
間および停止時間をアップダウンカンタを用いて計測し
たが、これに限定されるものではなく、例えば運転時に
は一定時間Taが経過する毎に1ずつ加算される運転時
間カウンタ,停止時には一定時間Tbが経過する毎に1
ずつ加算される停止時間カウンタを用い、両カウンタ値
の差に基づいてマグネトロン4の温度tmを推定しても
良い。
間および停止時間をアップダウンカンタを用いて計測し
たが、これに限定されるものではなく、例えば運転時に
は一定時間Taが経過する毎に1ずつ加算される運転時
間カウンタ,停止時には一定時間Tbが経過する毎に1
ずつ加算される停止時間カウンタを用い、両カウンタ値
の差に基づいてマグネトロン4の温度tmを推定しても
良い。
【0054】次に本発明の第4実施例を図8に基づいて
説明する。制御装置16は、ステップS30でスポット
加熱キー21に引続いてあたためキー19の操作を検出
すると、「YES」と判断してステップS31へ移行
し、「ごはんあたためコース」を設定した後、ステップ
S32へ移行する。また、ステップS30で「NO」と
判断すると、ステップS33へ移行する。ここで、酒か
んキー20の操作を検出すると、ステップS34へ移行
して「酒かんコース」を設定し、ステップS32へ移行
する。
説明する。制御装置16は、ステップS30でスポット
加熱キー21に引続いてあたためキー19の操作を検出
すると、「YES」と判断してステップS31へ移行
し、「ごはんあたためコース」を設定した後、ステップ
S32へ移行する。また、ステップS30で「NO」と
判断すると、ステップS33へ移行する。ここで、酒か
んキー20の操作を検出すると、ステップS34へ移行
して「酒かんコース」を設定し、ステップS32へ移行
する。
【0055】制御装置16は、ステップS32へ移行す
ると、IGBT15を「500W」用のデューティー比
で駆動制御し、弱出力「500W」で調理を開始した
後、ステップS35へ移行する。ここで、内部の待ち時
間カウンタを起動して待ち時間twの計測を開始し、ス
テップS36へ移行する。
ると、IGBT15を「500W」用のデューティー比
で駆動制御し、弱出力「500W」で調理を開始した
後、ステップS35へ移行する。ここで、内部の待ち時
間カウンタを起動して待ち時間twの計測を開始し、ス
テップS36へ移行する。
【0056】制御装置16は、ステップS36へ移行す
ると、重量センサ29からの重量信号に基づいて調理物
28bの重量Wを演算し、ステップS37へ移行する。
そして、温度センサ33からの出力信号に基づいてマグ
ネトロン4の温度tmを検出した後、ステップS38へ
移行する。ここで、「ごはんあたためコース」の設定を
検出すると、ステップS39へ移行し、「待ち時間tw
>5秒」を判断する。
ると、重量センサ29からの重量信号に基づいて調理物
28bの重量Wを演算し、ステップS37へ移行する。
そして、温度センサ33からの出力信号に基づいてマグ
ネトロン4の温度tmを検出した後、ステップS38へ
移行する。ここで、「ごはんあたためコース」の設定を
検出すると、ステップS39へ移行し、「待ち時間tw
>5秒」を判断する。
【0057】制御装置16は、ステップS39で「待ち
時間tw≦5秒」を検出すると、ステップS40へ移行
し、あたためキー19の操作を判断する。ここで、あた
ためキー19の非操作を検出すると、ステップS39に
復帰し、ステップS39およびS40を繰返す。そし
て、ステップS39およびS40を繰返す間に「待ち時
間tw>5秒」を検出すると、ステップS39からS4
1へ移行し、「ごはんあたためコース」に応じた調理定
数「a」および「b」を読出した後、調理定数「a」,
「b」と調理物の重量Wとに基づいて「700W」用の
調理時間Tを演算し、ステップS42へ移行する。
時間tw≦5秒」を検出すると、ステップS40へ移行
し、あたためキー19の操作を判断する。ここで、あた
ためキー19の非操作を検出すると、ステップS39に
復帰し、ステップS39およびS40を繰返す。そし
て、ステップS39およびS40を繰返す間に「待ち時
間tw>5秒」を検出すると、ステップS39からS4
1へ移行し、「ごはんあたためコース」に応じた調理定
数「a」および「b」を読出した後、調理定数「a」,
「b」と調理物の重量Wとに基づいて「700W」用の
調理時間Tを演算し、ステップS42へ移行する。
【0058】制御装置16は、ステップS39およびS
40を繰返す間にあたためキー19の操作を検出する
と、ステップS40からS43へ移行し、「ごはんあた
ためコース」を「おかずあたためコース」に変更する。
そして、ステップS41へ移行し、「おかずあたためコ
ース」に応じた調理定数「a」および「b」を読出し、
調理定数「a」,「b」と調理物の重量Wとに基づいて
「700W」用の調理時間Tを演算した後、ステップS
42へ移行する。
40を繰返す間にあたためキー19の操作を検出する
と、ステップS40からS43へ移行し、「ごはんあた
ためコース」を「おかずあたためコース」に変更する。
そして、ステップS41へ移行し、「おかずあたためコ
ース」に応じた調理定数「a」および「b」を読出し、
調理定数「a」,「b」と調理物の重量Wとに基づいて
「700W」用の調理時間Tを演算した後、ステップS
42へ移行する。
【0059】制御装置16は、ステップS38で「酒か
んコース」の設定を検出すると、ステップS44へ移行
し、「酒かんコース」に応じた調理定数「a」および
「b」を読出し、調理定数「a」,「b」と調理物の重
量Wとに基づいて「700W」用の調理時間Tを演算す
る。そして、ステップS45へ移行し、「待ち時間tw
>5秒」を判断する。
んコース」の設定を検出すると、ステップS44へ移行
し、「酒かんコース」に応じた調理定数「a」および
「b」を読出し、調理定数「a」,「b」と調理物の重
量Wとに基づいて「700W」用の調理時間Tを演算す
る。そして、ステップS45へ移行し、「待ち時間tw
>5秒」を判断する。
【0060】制御装置13は、ステップS45で「待ち
時間tw≦5秒」を検出すると、ステップS46へ移行
する。ここで、仕上り調節キー22および23の操作を
検出すると、ステップS47へ移行し、仕上り調節キー
22および23の操作内容に応じて「700W」用の調
理時間Tを増減する。この後、ステップS45に復帰
し、「待ち時間tw>5秒」を検出すると、ステップS
42へ移行する。
時間tw≦5秒」を検出すると、ステップS46へ移行
する。ここで、仕上り調節キー22および23の操作を
検出すると、ステップS47へ移行し、仕上り調節キー
22および23の操作内容に応じて「700W」用の調
理時間Tを増減する。この後、ステップS45に復帰
し、「待ち時間tw>5秒」を検出すると、ステップS
42へ移行する。
【0061】制御装置16は、ステップS42へ移行す
ると、マグネトロン4の温度tmに基づいて判定時間T
oを設定する。そして、図1のステップS4へ移行し、
判定時間Toと調理時間Tとの比較結果に応じて調理出
力を「700W」あるいは「500W」に設定する。
ると、マグネトロン4の温度tmに基づいて判定時間T
oを設定する。そして、図1のステップS4へ移行し、
判定時間Toと調理時間Tとの比較結果に応じて調理出
力を「700W」あるいは「500W」に設定する。
【0062】尚、制御装置16は、図8のステップS4
6で仕上り調節キー22の操作を検出すると、キー22
の操作毎に「700W」用の調理時間Tに一定値を加算
する。また、仕上り調節キー23の操作を検出すると、
キー23の操作毎に「700W」用の調理時間Tから一
定値を減算する。
6で仕上り調節キー22の操作を検出すると、キー22
の操作毎に「700W」用の調理時間Tに一定値を加算
する。また、仕上り調節キー23の操作を検出すると、
キー23の操作毎に「700W」用の調理時間Tから一
定値を減算する。
【0063】上記実施例によれば、キー19,22,2
3が調理中に操作されたときには、調理物28bの重量
Wにキー19,22,23の操作内容を加味してマグネ
トロン4の出力を選択した。このため、調理中であって
も調理内容を変更することが可能になるので、使い勝手
が向上する。
3が調理中に操作されたときには、調理物28bの重量
Wにキー19,22,23の操作内容を加味してマグネ
トロン4の出力を選択した。このため、調理中であって
も調理内容を変更することが可能になるので、使い勝手
が向上する。
【0064】また、あたためキー19の受付時間が終了
した後に調理物28bの重量Wに基づいてマグネトロン
4の出力を選択した。このため、「ごはんあたためコー
ス」あるいは「おかずあたためコース」が確定した後に
調理物28bの重量Wに基づいてマグネトロン4の出力
が選択されるので、「ごはんあたためコース」あるいは
「おかずあたためコース」に適した出力が正確に選択さ
れ、調理物28bの仕上り状態が向上する。
した後に調理物28bの重量Wに基づいてマグネトロン
4の出力を選択した。このため、「ごはんあたためコー
ス」あるいは「おかずあたためコース」が確定した後に
調理物28bの重量Wに基づいてマグネトロン4の出力
が選択されるので、「ごはんあたためコース」あるいは
「おかずあたためコース」に適した出力が正確に選択さ
れ、調理物28bの仕上り状態が向上する。
【0065】また、仕上り調節キー22および23の受
付時間が終了した後に調理物28bの重量Wに基づいて
マグネトロン4の出力を選択した。このため、希望の仕
上り状態が確定した後に調理物28bの重量Wに基づい
てマグネトロン4の出力が選択されるので、仕上り状態
に適した出力が正確に選択され、調理物28bが希望通
りに仕上る。
付時間が終了した後に調理物28bの重量Wに基づいて
マグネトロン4の出力を選択した。このため、希望の仕
上り状態が確定した後に調理物28bの重量Wに基づい
てマグネトロン4の出力が選択されるので、仕上り状態
に適した出力が正確に選択され、調理物28bが希望通
りに仕上る。
【0066】また、調理開始時の出力を「500W」に
設定し、キー19,22,23の受付時間中は出力を
「500W」に保持したので、マグネトロン4の検出温
度tmが高かったり、調理物28bが重い場合(強出力
「700W」の調理時間Tが受付時間5秒以内である場
合)でも調理を行うことができる。しかも、キー19,
22,23の受付時間が終了した後に加熱を開始する場
合とは異なり、時間のロスを抑えることができる。
設定し、キー19,22,23の受付時間中は出力を
「500W」に保持したので、マグネトロン4の検出温
度tmが高かったり、調理物28bが重い場合(強出力
「700W」の調理時間Tが受付時間5秒以内である場
合)でも調理を行うことができる。しかも、キー19,
22,23の受付時間が終了した後に加熱を開始する場
合とは異なり、時間のロスを抑えることができる。
【0067】尚、上記第4実施例においては、キー1
9,22,23の受付時間が終了した後に調理物28b
の重量Wに基づいてマグネトロン4の出力を選択した
が、これに限定されるものではなく、例えばあたためキ
ー19の受付時間を調理開始時の5秒間に設定し、仕上
り調節キー22および23の受付時間を調理開始時の1
0秒間に設定しても良い。
9,22,23の受付時間が終了した後に調理物28b
の重量Wに基づいてマグネトロン4の出力を選択した
が、これに限定されるものではなく、例えばあたためキ
ー19の受付時間を調理開始時の5秒間に設定し、仕上
り調節キー22および23の受付時間を調理開始時の1
0秒間に設定しても良い。
【0068】この構成の場合、あたためキー19の受付
時間が終了した時点で、あたためキー19の操作内容と
調理物28bの重量Wに基づいてマグネトロン4の出力
を仮選択し、仕上り調節キー22および23の受付時間
が終了した時点で、仕上り調節キー22および23の操
作内容と調理物28bの重量Wに基づいてマグネトロン
4の出力を再度選択すると良い。
時間が終了した時点で、あたためキー19の操作内容と
調理物28bの重量Wに基づいてマグネトロン4の出力
を仮選択し、仕上り調節キー22および23の受付時間
が終了した時点で、仕上り調節キー22および23の操
作内容と調理物28bの重量Wに基づいてマグネトロン
4の出力を再度選択すると良い。
【0069】また、上記第4実施例においては、キー1
9,22,23の受付時間を一定の5秒間に設定した
が、これに限定されるものではなく、例えば調理時間
「T/5」に設定しても良い。また、上記第4実施例に
おいては、調理開始時のマグネトロン4の出力を「50
0W」に設定したが、これに限定されるものではなく、
例えば強出力「700W」に設定しても良い。
9,22,23の受付時間を一定の5秒間に設定した
が、これに限定されるものではなく、例えば調理時間
「T/5」に設定しても良い。また、上記第4実施例に
おいては、調理開始時のマグネトロン4の出力を「50
0W」に設定したが、これに限定されるものではなく、
例えば強出力「700W」に設定しても良い。
【0070】また、上記第1〜第4実施例においては、
マグネトロン4の出力を「500W」および「700
W」の2段階で切換えたが、これに限定されるものでは
なく、例えば「500W」,「700W」,「800
W」の3段階で切換えたり、「300W」,「500
W」,「700W」,「800W」の4段階で切換えて
も良い。この場合、2種類の判定時間To1 およびTo
2 (<To1 )を設け、「調理時間T<To2 」である
場合には強出力「800W」を選択し、「To1 >調理
時間T≧To2 」である場合には強出力「700W」を
選択し、「To1 ≦調理時間T」である場合には弱出力
「500W」あるいは「300W」を選択すると良い。
マグネトロン4の出力を「500W」および「700
W」の2段階で切換えたが、これに限定されるものでは
なく、例えば「500W」,「700W」,「800
W」の3段階で切換えたり、「300W」,「500
W」,「700W」,「800W」の4段階で切換えて
も良い。この場合、2種類の判定時間To1 およびTo
2 (<To1 )を設け、「調理時間T<To2 」である
場合には強出力「800W」を選択し、「To1 >調理
時間T≧To2 」である場合には強出力「700W」を
選択し、「To1 ≦調理時間T」である場合には弱出力
「500W」あるいは「300W」を選択すると良い。
【0071】次に本発明の第5実施例を図9に基づいて
説明する。高圧コンデンサ7および抵抗8には、高圧コ
ンデンサ38およびコンデンサリレー39の常開接点3
9aの直列回路が並列に接続されている。また、商用交
流電源13の一方の電源線13aにはメインリレー40
の常開接点40aが介在されている。
説明する。高圧コンデンサ7および抵抗8には、高圧コ
ンデンサ38およびコンデンサリレー39の常開接点3
9aの直列回路が並列に接続されている。また、商用交
流電源13の一方の電源線13aにはメインリレー40
の常開接点40aが介在されている。
【0072】上記構成の場合、制御装置16は、あたた
めキー19あるいは酒かんキー20の操作を検出する
と、ドライブ回路41を通してメインリレー40のコイ
ル40bに電源を与える。そして、メインリレー40の
常開接点40aを閉成状態に切換え、商用交流電源13
から高圧トランス5の一次コイル5aに電源を与える。
このとき、ドライブ回路42を通してコンデンサリレー
39のコイル39bに電源を選択的に与え、コンデンサ
リレー39の常開接点39aを選択的にオンさせ、調理
出力を選択する。この場合、IGBT15を主体とする
高価なインバータ回路を廃止できるので、装置がコスト
ダウンされる。
めキー19あるいは酒かんキー20の操作を検出する
と、ドライブ回路41を通してメインリレー40のコイ
ル40bに電源を与える。そして、メインリレー40の
常開接点40aを閉成状態に切換え、商用交流電源13
から高圧トランス5の一次コイル5aに電源を与える。
このとき、ドライブ回路42を通してコンデンサリレー
39のコイル39bに電源を選択的に与え、コンデンサ
リレー39の常開接点39aを選択的にオンさせ、調理
出力を選択する。この場合、IGBT15を主体とする
高価なインバータ回路を廃止できるので、装置がコスト
ダウンされる。
【0073】また、上記第1〜第5実施例においては、
静電容量形の重量センサ29を用いたが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、インダクタンス形の重量セ
ンサを用いても良い。
静電容量形の重量センサ29を用いたが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、インダクタンス形の重量セ
ンサを用いても良い。
【0074】また、上記第1〜第5実施例においては、
液晶表示装置31に出力「500W」および「700
W」を数値で表示したが、これに限定されるものではな
く、例えば調理出力「500W」および「700W」を
目盛表示したり、あるいは、調理出力が「700W」を
示すランプ等のマークを表示しても良い。
液晶表示装置31に出力「500W」および「700
W」を数値で表示したが、これに限定されるものではな
く、例えば調理出力「500W」および「700W」を
目盛表示したり、あるいは、調理出力が「700W」を
示すランプ等のマークを表示しても良い。
【0075】また、上記第1〜第5実施例においては、
出力「500W」および「700W」の選択結果を表示
装置31に表示したが、これに限定されるものではな
く、例えばスピーカ等を設け、音声で報知しても良い。
また、上記第1〜第5実施例においては、本発明をレン
ジ調理専用機に適用したが、これに限定されるものでは
なく、例えばヒータ調理機能を有する電子レンジに適用
しても良い。
出力「500W」および「700W」の選択結果を表示
装置31に表示したが、これに限定されるものではな
く、例えばスピーカ等を設け、音声で報知しても良い。
また、上記第1〜第5実施例においては、本発明をレン
ジ調理専用機に適用したが、これに限定されるものでは
なく、例えばヒータ調理機能を有する電子レンジに適用
しても良い。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子レンジは次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、調理物の重量に基づいてマグネトロンの出力
を設定した。このため、調理物が軽い場合には強出力を
選択し、短時間で調理を終えることができるので、弱出
力の連続調理に対応する温度定格の電気部品や冷却機構
を流用できる。
の電子レンジは次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、調理物の重量に基づいてマグネトロンの出力
を設定した。このため、調理物が軽い場合には強出力を
選択し、短時間で調理を終えることができるので、弱出
力の連続調理に対応する温度定格の電気部品や冷却機構
を流用できる。
【0077】請求項2記載の手段によれば、調理物の重
量と電気部品の温度とに基づいてマグネトロンの出力を
選択した。このため、電気部品が予熱されている場合に
は調理物の重量が一層軽いときに強出力を選択し、一層
短い時間で調理を終えることができるので、電気部品の
温度が定格値を越えることが防止される。請求項3記載
の手段によれば、電気部品の温度が所定値より大きい場
合には弱出力を選択した。このため、電気部品の温度に
調理物の重量を加味する手間がなくなるので、出力の選
択処理が簡単になる。
量と電気部品の温度とに基づいてマグネトロンの出力を
選択した。このため、電気部品が予熱されている場合に
は調理物の重量が一層軽いときに強出力を選択し、一層
短い時間で調理を終えることができるので、電気部品の
温度が定格値を越えることが防止される。請求項3記載
の手段によれば、電気部品の温度が所定値より大きい場
合には弱出力を選択した。このため、電気部品の温度に
調理物の重量を加味する手間がなくなるので、出力の選
択処理が簡単になる。
【0078】請求項4記載の手段によれば、調理物の重
量と装置の運転時間・停止時間とに基づいてマグネトロ
ンの出力を選択した。このため、電気部品が予熱されて
いる場合には調理物の重量が一層軽いときに強出力を選
択し、一層短い時間で調理を終えることができるので、
電気部品の温度が定格値を越えることが防止される。し
かも、電気部品の温度を実測する温度検出手段が不要に
なるので、構成が簡素になる。請求項5記載の手段によ
れば、運転時間と停止時間との差が所定値より大きい場
合には弱出力を選択した。このため、電気部品の温度に
調理物の重量を加味する手間がなくなるので、出力の選
択処理が簡単になる。
量と装置の運転時間・停止時間とに基づいてマグネトロ
ンの出力を選択した。このため、電気部品が予熱されて
いる場合には調理物の重量が一層軽いときに強出力を選
択し、一層短い時間で調理を終えることができるので、
電気部品の温度が定格値を越えることが防止される。し
かも、電気部品の温度を実測する温度検出手段が不要に
なるので、構成が簡素になる。請求項5記載の手段によ
れば、運転時間と停止時間との差が所定値より大きい場
合には弱出力を選択した。このため、電気部品の温度に
調理物の重量を加味する手間がなくなるので、出力の選
択処理が簡単になる。
【0079】請求項6記載の手段によれば、キーが調理
中に操作されたときには、調理物の重量にキーの操作内
容を加味してマグネトロンの出力を選択した。このた
め、調理中であっても調理内容を変更することができる
ので、使い勝手が向上する。請求項7記載の手段によれ
ば、調理コースキーの受付時間が終了した後に調理物の
重量に基づいてマグネトロンの出力を選択した。このた
め、調理コースに適した出力が正確に選択されるので、
調理物の仕上り状態が向上する。
中に操作されたときには、調理物の重量にキーの操作内
容を加味してマグネトロンの出力を選択した。このた
め、調理中であっても調理内容を変更することができる
ので、使い勝手が向上する。請求項7記載の手段によれ
ば、調理コースキーの受付時間が終了した後に調理物の
重量に基づいてマグネトロンの出力を選択した。このた
め、調理コースに適した出力が正確に選択されるので、
調理物の仕上り状態が向上する。
【0080】請求項8記載の手段によれば、仕上り調節
キーの受付時間が終了した後に調理物の重量に基づいて
マグネトロンの出力を選択した。このため、希望の仕上
り状態に適した出力が正確に選択されるので、調理物が
希望通りに仕上る。請求項9記載の手段によれば、出力
の選択結果を表示した。このため、同一の調理物を加熱
する場合に調理時間が異なる場合でも、使用者に調理時
間が異なる理由を報知できるので、使用者に不信感を抱
かせることが防止される。
キーの受付時間が終了した後に調理物の重量に基づいて
マグネトロンの出力を選択した。このため、希望の仕上
り状態に適した出力が正確に選択されるので、調理物が
希望通りに仕上る。請求項9記載の手段によれば、出力
の選択結果を表示した。このため、同一の調理物を加熱
する場合に調理時間が異なる場合でも、使用者に調理時
間が異なる理由を報知できるので、使用者に不信感を抱
かせることが防止される。
【図1】本発明の第1実施例を示す図(制御装置の制御
内容を示すフローチャート)
内容を示すフローチャート)
【図2】電気的構成を示す図
【図3】操作パネルを示す図
【図4】外観を示す図
【図5】本発明の第2実施例を示す図(制御装置の制御
内容を示すフローチャート)
内容を示すフローチャート)
【図6】制御装置の記憶内容を示す図
【図7】本発明の第3実施例を示す図
【図8】本発明の第4実施例を示す図(制御装置の制御
内容を示すフローチャート)
内容を示すフローチャート)
【図9】本発明の第5実施例を示す図(電気的構成を示
す図)
す図)
2は調理室、4はマグネトロン(電気部品)、16は制
御装置(出力選択手段,計測手段)、19はあたためキ
ー(調理コースキー)、20は酒かんキー(調理コース
キー)、22および23は仕上り調節キー、29は重量
センサ(重量検出手段)、31は液晶表示装置(表示手
段)、33は温度センサ(温度検出手段)を示す。
御装置(出力選択手段,計測手段)、19はあたためキ
ー(調理コースキー)、20は酒かんキー(調理コース
キー)、22および23は仕上り調節キー、29は重量
センサ(重量検出手段)、31は液晶表示装置(表示手
段)、33は温度センサ(温度検出手段)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA01 AA02 AA03 BA08 BB03 BB04 BB08 CA01 CA02 CB03 CB11 CC02 CC13 CD04 CD09 CD10 CD11 CD15 CD19 DA02 DB11 3L086 AA04 CB04 CB05 CB20 DA23 DA24
Claims (9)
- 【請求項1】 調理物が収納される調理室と、 前記調理室内にマイクロ波を照射するマグネトロンと、 前記調理物の重量を検出する重量検出手段と、 前記重量検出手段の検出結果に基づいて前記マグネトロ
ンの出力の強弱を選択する出力選択手段とを備えたこと
を特徴とする電子レンジ。 - 【請求項2】 電気部品の温度を検出する温度検出手段
を備え、 出力選択手段は、 重量検出手段の検出結果と温度検出
手段の検出結果とに基づいてマグネトロンの出力を選択
することを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。 - 【請求項3】 出力選択手段は、温度検出手段の検出結
果が所定値より大きいことを検出すると、マグネトロン
の出力を弱に選択することを特徴とする請求項2記載の
電子レンジ。 - 【請求項4】 運転時間および停止時間を計測する計測
手段を備え、 出力選択手段は、計測手段の計測結果と重量検出手段の
検出結果とに基づいてマグネトロンの出力を選択するこ
とを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。 - 【請求項5】 出力選択手段は、運転時間と停止時間と
の差が所定値より大きいことを検出すると、マグネトロ
ンの出力を弱に選択することを特徴とする請求項4記載
の電子レンジ。 - 【請求項6】 出力選択手段は、調理中にキーの操作を
検出すると、重量検出手段の検出結果にキーの操作内容
を加味してマグネトロンの出力を選択することを特徴と
する請求項1記載の電子レンジ。 - 【請求項7】 調理コースを選択する調理コースキーを
備え、 出力選択手段は、調理コースキーの受付時間が終了した
後に重量検出手段の検出結果に基づいてマグネトロンの
出力を選択することを特徴とする請求項1記載の電子レ
ンジ。 - 【請求項8】 調理物の仕上り状態を調節する仕上り調
節キーを備え、 出力選択手段は、仕上り調節キーの受付時間が終了した
後に重量検出手段の検出結果に基づいてマグネトロンの
出力を選択することを特徴とする請求項1記載の電子レ
ンジ。 - 【請求項9】 出力選択手段は、表示手段に出力の選択
結果を表示することを特徴とする請求項1,2,4のい
ずれに記載の電子レンジ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10175806A JP2000012211A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 電子レンジ |
TW088103955A TW400423B (en) | 1998-06-23 | 1999-03-15 | Microwave oven |
KR10-1999-0015840A KR100395379B1 (ko) | 1998-06-23 | 1999-05-03 | 전자렌지 |
CNB991093097A CN1191444C (zh) | 1998-06-23 | 1999-06-23 | 微波炉 |
Applications Claiming Priority (1)
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