JP2000012021A - リチウム二次電池負極用炭素材料 - Google Patents

リチウム二次電池負極用炭素材料

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JP2000012021A
JP2000012021A JP10176202A JP17620298A JP2000012021A JP 2000012021 A JP2000012021 A JP 2000012021A JP 10176202 A JP10176202 A JP 10176202A JP 17620298 A JP17620298 A JP 17620298A JP 2000012021 A JP2000012021 A JP 2000012021A
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boron
nitrogen
lithium secondary
negative electrode
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JP10176202A
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Kimihito Suzuki
公仁 鈴木
Taro Kono
太郎 河野
Takeshi Hamada
健 濱田
Tsutomu Sugiura
勉 杉浦
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業用焼成炉にて製造された炭素粉末におい
て、粉末表面に不可避的に形成する窒化ホウ素により不
可逆容量が大きくなるという問題点を、材料内部の高度
に発達した黒鉛結晶構造を保持しながら解決するリチウ
ム二次電池負極用黒鉛化炭素粉末の大量製造方法を提供
する。 【解決手段】 本発明によるリチウム二次電池用負極材
料は、ホウ素及び窒素を含有する黒鉛化炭素粉末であっ
て、その炭素粉末への窒素の脱吸着により算出される比
表面積が10m2 /g以下であることを特徴とするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウム二次電池
負極用材料に関するものである。さらに詳しくは、本発
明は工業的に大量に製造可能であって、放電容量が大き
く充放電時の容量ロスの少ない高性能なリチウム二次電
池負極用黒鉛化炭素材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リチウム二次電池は高エネルギー密度を
有するため、移動体通信、携帯用情報端末用電源として
利用され、端末の普及とともにその市場が急速に伸びて
いる。しかし、端末機器の特徴である容積の大きな部分
を占める電池に対し更なる小型、軽量化へ向けた性能改
善が進められている。
【0003】現在その二次電池に使用されている負極材
料は炭素材料であり、電池性能を左右するキーマテリア
ルとなっている。その炭素材料の中でも、天然黒鉛、炭
素繊維、メソフェース小球体は、それ自体若くは単に高
温で熱処理することでリチウム二次電池用負極材料とし
て高性能を発現することが知られている(例えば、Carb
on, 13, 337 (1975)、特開昭64−2258号公報、J.
Electrochem. Soc.,142, 2564 (1995)、第34回電池
討論会3A07)。しかし、天然黒鉛は黒鉛結晶の優先
配向が進みすぎているために負荷特性が悪く、炭素繊維
やメソフェース小球体はその製造方法から容易に推測さ
れるように製造コストに問題がある。
【0004】高性能を有し、且つ、大量に低コストで生
産し得る黒鉛系負極材料の候補としてホウ素添加黒鉛材
料が特開平8−31422号公報、特開平5−2908
43号公報等に開示されている。ホウ素との共存下での
実用的な熱処理温度レベルの焼成により、原料である炭
素粉末を単独で焼成した場合と比較して高度に発達した
黒鉛結晶を有する炭素材料を獲得することができる。こ
うして得た高黒鉛化炭素材料はリチウム二次電池負極と
して高い電極性能(放電容量、初期効率、サイクル特性
等)を有する。
【0005】本発明者らは、このようなホウ素添加によ
る高黒鉛化炭素材料を実験炉を用いて作成し、その効果
を見い出すことに成功したため、次ステップとして本材
料の製造プロセスの工業化を試みた。すなわち原料とな
る大量の炭素粉末にホウ素化合物を添加し、アチソン炉
(詰め粉への通電による間接通電加熱方式)およびLW
G炉(坩堝への直接通電加熱方式)を用いてリチウム二
次電池用高性能炭素材料の製造を行った。しかし、大量
に製造された炭素粉末は実験炉で作成した場合と同様十
分に黒鉛化触媒効果が現れているにもかかわらず、それ
を電池に組み込んだ場合に特に不可逆容量が大きいこと
が判明した。
【0006】その原因を追及した結果、大量に製造され
た炭素粉末の表面に絶縁性の窒化ホウ素が生成している
ことが確認された。窒化ホウ素自体は電気化学的に不活
性とされているが、実際に測定を行ったところ、リチウ
ムのインターカレーション反応は起こさないが、還元時
にその表面で溶媒の分解に相当する不可逆容量が観測さ
れた。従って、大量に製造された炭素粉末では表面に存
在する窒化ホウ素が副反応を起こすために不可逆容量が
大きくなったものと推定された。
【0007】工業用焼成炉は開放系で運転されるため、
炭素粉末の黒鉛化が生ずる温度域では炉内雰囲気は一酸
化炭素および窒素で満たされる。当該温度域では雰囲気
中の窒素が黒鉛化触媒として加えたホウ素と反応して窒
化ホウ素が生成する(理化学辞典、第3版、833
頁)。従って大量製造された炭素粉末はその表面に不可
避的に窒化ホウ素を生ずるものと考えられる。また工業
用焼成炉はその熱容量が非常に大きいため、加熱及び冷
却に長時間を必要とする。従って、工業用焼成炉での炭
素粉末の大量製造では、雰囲気中の窒素と触媒であるホ
ウ素が窒化ホウ素を生成する温度域にある時間が相当長
いため、窒化ホウ素の生成反応が十分に進行してしま
う。
【0008】以上の知見より、窒化ホウ素の生成を防ぎ
つつ工業用焼成炉を用いて炭素粉末を大量焼成するに
は、焼成炉内のガス雰囲気の制御や、加熱、冷却速度の
制御が必要となるが、その実現には莫大なコストが必要
であり実質上困難である。従って、単に工業用焼成炉で
大量に焼成するだけでは特開平8−31422号公報、
特開平5−290843号公報等で開示されているホウ
素黒鉛化炭素材料と同等の電極性能を発揮する材料を得
ることは不可能であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、工業
用焼成炉にてホウ素化合物と炭素粉末を熱処理して製造
された炭素粉末において発生する上記の問題点、すなわ
ち、粉末表面に不可避的に形成する窒化ホウ素表面で起
こる副反応により不可逆容量が大きくなるという問題点
を、材料内部の高度に発達した黒鉛結晶構造を保持しな
がら解決するリチウム二次電池負極用黒鉛化炭素粉末の
大量製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、窒化ホウ
素自体の電気化学特性を基に、工業炉で製造された窒化
ホウ素がその表面に形成されているホウ素添加黒鉛化炭
素粉末について鋭意検討した結果、窒化ホウ素としての
面積を減らすために材料の比表面積を小さくすることに
より不可逆容量が大きく改善されることを見い出した。
本発明はかかる知見に基づいて完成されたものである。
【0011】即ち、本発明によるホウ素及び窒素を含有
する黒鉛化炭素粉末は、その炭素粉末への窒素の脱吸着
により算出される比表面積が10m2 /g以下であるこ
とを特徴とするものである。また好ましくはその炭素粉
末が、ホウ素を原子比で0.1〜10%、窒素を原子比
で10%以下の範囲で含有し、X線広角回折法における
炭素網面層の面間隔(d002 )および結晶子のC軸方向
の大きさ(Lc)がd002 ≦0.337nm、Lc≧4
0nmである。さらに好ましくは、その粉末の表面が光
電子分光法で測定した表面のホウ素原子濃度、炭素原子
濃度、窒素原子濃度をそれぞれC(B)、C(C)、C
(N)とした場合にC(N)/(C(B)+C(C)+
C(N))<0.3を満足し、且つ、表面を被覆する化
合物が窒化ホウ素であることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の具体的な内容につ
いて述べる。
【0013】本発明は、工業用焼成炉にてホウ素化合物
と炭素粉末を熱処理して製造された炭素粉末が、研究炉
で製造された炭素粉末と同様のホウ素の黒鉛化触媒効果
により高度に発達した黒鉛結晶構造に由来した高い放電
容量、且つ、高い初期充放電効率を示すことを可能にす
るものである。
【0014】すなわち本発明は、工業用焼成炉にてホウ
素化合物と炭素粉末を熱処理して製造された炭素粉末
が、ホウ素添加により通常の熱処理では得られない高い
黒鉛結晶性を保持し、且つ、表面に生成する窒化ホウ素
の面積の少ない材料になることを目的として、黒鉛化処
理後の粉砕、分級操作を通じて最終的に製造される材料
の比表面積を規定することにより窒化ホウ素による影響
を低減することに着目したものである。
【0015】窒化ホウ素表面で起こる不可逆反応に関し
ては明らかではないが、黒鉛とほぼ同一の結晶構造を有
し、且つ、その非水電解質中での充放電曲線で特に初期
還元時に出現するショルダー部分が黒鉛を電極とした場
合の電解質の分解に相当する電位に近く、放電時に取り
出せる容量が全く無いこと等を考え併せると、黒鉛電極
で起こる層間への溶媒和イオンの共挿入が引き金となっ
て溶媒の還元分解が起こっていると推定された。
【0016】本発明で最終製品の比表面積を規定するこ
とで窒化ホウ素による電極性能への影響を低減する理由
は以下の通りである。即ち、黒鉛化処理により得られた
黒鉛化炭素粉末は粉末粒子間が一部生成する炭化ホウ素
を介して強く焼結した状態になるので、粉砕などにより
製品としての粒径に調整する必要がある。その粒度調整
の際に行う粉砕等により、その条件にもよるが黒鉛化炭
素粉末表面の窒化ホウ素の一部、あるいは大部分が機械
的に剥離されると思われる。その過程で発生した細かく
粉砕された窒化ホウ素を多く含む微小粉を黒鉛化炭素粉
末の比表面積が10m2 /g以下になるように分級操作
で除去することで、最終製品の材料表面の窒化ホウ素の
存在量およびその面積を相当低く抑えることが可能とな
る。比表面積が10m2 /gを越えるような例えば単に
粉砕操作を行ったのみ、あるいは、その後の分級操作が
十分でない場合、粉砕で生じた窒化ホウ素の粉砕片が多
く含まれたままとなり、窒化ホウ素表面での副反応を抑
制するまでには至らず、初期効率が改善されないため、
実用上問題となる。
【0017】ここでいう黒鉛化炭素粉末の粒径分布の調
整は工業的に通常用いられる方法を用いることが可能で
ある。たとえば、粉砕にはボールミル、ピンミル、ディ
スクミル、インペラーミル、ジェットミル、ローラーミ
ル、スタンプミル、カッティングミル等が、分級には空
気分級機、ふるい等が好適に用いられるが、特にこれら
に限定されるものではない。
【0018】焼成後の黒鉛化炭素粉中に含まれるホウ素
及び窒素の含有量に関して検討した結果、高い放電容量
且つ高い初期効率を得るためには、材料中のホウ素の含
有量は原子比で0.1%以上10%以下、窒素の含有量
は原子比で10%以下が好ましいことが判明した。ホウ
素含有量が10%を越える場合には、ホウ素の黒鉛への
固溶限界量以上のホウ素が炭化ホウ素として黒鉛化品中
に残存するが、電気化学的に不活性であるため、その分
放電容量が低下してしまう。また、ホウ素含有量0.1
%未満の黒鉛化粉末の場合には添加されたホウ素の触媒
効果が十分に発揮されず、通常の熱処理品とほとんど変
わらないため、電池として求められる各種物性が向上し
ない。一方、窒素含有量が10%を越える材料では、材
料自体の電気比抵抗が増大し充放電時の過電圧が大きく
なるため、リチウムのドープ/脱ドープ量を増やすこと
ができず放電容量が大きく低下してしまう。
【0019】黒鉛構造の発達度合の指標である黒鉛化度
に関し、炭素質材料を規定するX線回折法によるパラメ
ーターとして、炭素網面層の面間隔(d002 )および結
晶子のC軸方向の大きさ(Lc)がd002 ≦0.337
nm、Lc≧40nmを満たすことが必要であることが
判明した。d002 が0.337nmを越え、且つ、Lc
が40nmに満たない場合には、黒鉛構造の発達度合が
低いため、リチウムのドープ量が小さくなり、高い放電
容量を得ることができない。
【0020】また工業炉で製造されるホウ素添加黒鉛化
炭素材料の表面化学種が窒化ホウ素であり、且つ、光電
子分光法で測定した表面のホウ素原子濃度、炭素原子濃
度、窒素原子濃度をそれぞれC(B)、C(C)、C
(N)とした場合に C(N)/(C(B)+C(C)+C(N))<0.3 を満足することが必要であることが判明した。C(N)
/(C(B)+C(C)+C(N))が0.3以上であ
る場合には、窒化ホウ素による電極性能への悪影響が無
視できないレベルにまで達し、特に窒化ホウ素表面での
副反応が進行して実用レベルの高い初期効率を得ること
ができない。またここで表面化学種を窒化ホウ素と同定
した理由は、光電子分光法で測定した窒素原子の1s軌
道由来のピーク位置とホウ素原子の1s軌道由来のピー
ク位置が窒化ホウ素単体について測定した各々のピーク
位置に一致すること、及び、ピーク面積から定量した窒
素原子濃度とホウ素原子濃度の比がほぼ1:1となるこ
とである。
【0021】本発明に用いられる原料の炭素粉末は、リ
チウム二次電池負極用高黒鉛化炭素粉末として最適な黒
鉛構造(グラファイト層の積層配列規則性)を形成しや
すい材料であり、例えばピッチを原料とした炭素繊維、
ピッチコークス、メソフェース小球体等を挙げることが
できるが、特にこれらに限定するものではない。また、
その炭素粉末の原料としてピッチを用いた場合は、用い
たピッチについては特に制約を受けないが、焼成によっ
て黒鉛結晶性が発達しやすいもの、いわゆる黒鉛化のし
やすい(易黒鉛化性)ことが本質的に重要であり、例示
すれば、石油ピッチ、アスファルトピッチ、コールター
ルピッチ、ナフタレンピッチ、原油分解ピッチ、石油ス
ラッジピッチ、高分子重合体の熱分解により得られるピ
ッチ等を挙げることができ、また、これらのピッチに水
添処理等を施したものでもよい。
【0022】原料である炭素粉末の平均粒径は50μm
以下であることが望ましい。これは、炭素粉末をリチウ
ム二次電池用負極材料として用いる際に、集電体上に厚
さ100μm程度の薄膜状にする必要があるためであ
る。またこのような原料炭素粉末の粒径分布の調整は黒
鉛化炭素粉末の粒径分布の調製と同様に工業的に通常用
いられる方法を用いることが可能である。
【0023】本発明が提供する黒鉛化炭素粉末の成型に
関しては、リチウム電池に用いる粉末状電池活物質に対
し、通常用いられる方法で成型することが可能であり、
炭素質粉末の性能を十分に引き出し、且つ、粉末に対す
る賦型性が高く、化学的、電気化学的に安定であれば何
らこれに制限されるものではないが、例示すれば、炭素
質粉末にポリテトラフルオロエチレン等フッ素系樹脂の
粉末あるいはディスパージョン溶液を添加後、混合、混
練する方法がある。また、炭素質粉末にポリエチレン、
ポリビニルアルコール等の樹脂粉末を添加した後、乾式
混合物を金型に挿入し、ホットプレスにより成型する方
法もある。さらに、炭素質粉末にポリフッ化ビニリデン
等のフッ素系樹脂粉末あるいはカルボキシメチルセルロ
ース等の水溶性粘結剤をバインダーにして、N−メチル
ピロリドン、ジメチルホルムアミドあるいは水、アルコ
ール等の溶媒を用いて混合することによりスラリーを作
成し、集電体上に塗布、乾燥することにより成型するこ
ともできる。
【0024】本発明の炭素材料は、正極活物質と有機溶
媒系電解質と適宜に組み合わせて用いることができる
が、これらの有機溶媒系電解質や正極活物質は、リチウ
ム二次電池に通常用いることのできるものであれば、特
にこれを制限するものではない。
【0025】正極活物質としては、例えば、リチウム含
有遷移金属酸化物LiM(1)x 2 (式中Xは0≦X
≦1の範囲の数値であり、式中M(1)は遷移金属を表
しCo、Ni、Mn、Cr、Ti、V、Fe、Zn、A
l、In、Snの少なくとも一種類からなる)或いはL
iM(1)y M(2)2-y 4 (式中Yは0≦Y≦1の
範囲の数値であり、式中M(1)、M(2)は遷移金属
を表しCo、Ni、Mn、Cr、Ti、V、Fe、Z
n、B、Al、In、Snの少なくとも一種類からな
る)、遷移金属カルコゲン化物(TiS2 、NbSe3
など)、バナジウム酸化物(V2 5 、V6 13、V2
4 、V3 8 など)及びそのLi化合物、一般式Mx
Mo6 Ch8-y (式中Xは0≦X≦4、Yは0≦Y≦1
の範囲の数値であり、式中Mは遷移金属をはじめとする
金属、Chはカルコゲン元素を表す)で表されるシェブ
レル相化合物、或いは活性炭、活性炭素繊維等を用いる
ことができる。
【0026】有機溶媒系電解質における有機溶媒として
は、特に制限されるものではないが、例えば、プロピレ
ンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカー
ボネート、クロロエチレンカーボネート、ジメチルカー
ボネート、ジエチルカーボネート、1,1−及び1,2
−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、γ−
ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、2−メチルテト
ラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−
1,3−ジオキソラン、アニソール、ジエチルエーテ
ル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、
クロロニトリル、プロピオニトリル、ホウ酸トリメチ
ル、ケイ酸テトラメチル、ニトロメタン、ジメチルホル
ムアミド、N−メチルピロリドン、酢酸エチル、トリメ
チルオルトホルメート、ニトロベンゼン、塩化ベンゾイ
ル、臭化ベンゾイル、テトラヒドロチオフェン、ジメチ
ルスルホキシド、3−メチル−2−オキサゾリドン、エ
チレングリコール、サルファイト、ジメチルサルファイ
ト等の単独もしくは2種類以上の混合溶媒が使用でき
る。
【0027】電解質としては、従来より公知のものを何
れも使用することができ、例えば、LiClO4 、Li
BF4 、LiPF6 、LiAsF6 、LiB(C
6 5 )、LiCl、LiBr、LiCF3 SO3 、L
iCH3 SO3 、Li(CF3 SO2 2 N、Li(C
3 SO2 3 C、Li(CF3 CH2 OSO2
2 N、Li(CF3 CF2 CH2 OSO2 2 N、Li
(HCF2 CF2 CH2 OSO22 N、Li((CF
3 2 CHOSO2 2 N、LiB[C6 3 (C
3 2 4 等の一種または二種以上の混合物を挙げる
ことができる。
【0028】以下に本発明のリチウム二次電池負極用炭
素材料の規定に用いた種々の物性値の表現方法、及び、
測定方法を示す。
【0029】(1) d002 、Lc 単色のX線を平行ビームにコリメートし、高純度シリコ
ンを内部標準として加えた炭素粉末に照射し、黒鉛の0
02面に対応するピークを測定する。そのピークの位置
及び半値幅を内部標準のシリコンのピークを標準として
補正することにより層面間の間隔d002 及び結晶子のC
軸方向の大きさLcを算出する。さらに具体的な評価方
法は、例えば、“炭素繊維”、近代編集社、昭和61年
3月発行、p733からp742に記載されている。
【0030】(2) 光電子分光法による炭素粉末表面
領域での元素濃度 高真空下、試料台に固定した炭素粉末に単色X線を照射
し、そのときに出てくる各元素の内殻電子の個数を計測
し、各元素毎の感度係数を掛けることで、各元素の炭素
粉末表面領域における濃度が測定される。尚、本発明の
炭素粉末での測定に際しては、ホウ素、炭素、窒素のみ
を測定元素とし、それらの原子濃度は、これら3つを加
えると1になるように規格化する。
【0031】(3) 比表面積 試料へ窒素を吸着させた際の各窒素分圧に対する吸着量
曲線を基にBET法を用いて解析することにより比表面
積を求めた。通常、各試料1〜2gを用いて、日本ベル
株式会社製BELSORP−36により測定した。
【0032】
【実施例】実施例1 コールタールピッチを原料とした比表面積5m2 /gの
炭素質粉末に炭化ホウ素をホウ素の重量換算で3%添加
して十分混合した後、この混合物を黒鉛製容器中に格納
し、アチソン炉によって約2900℃まで昇温しこの温
度で約1時間保持し、その後徐冷して室温近傍まで冷却
した。熱処理した炭素粉末を黒鉛製容器から取り出し、
インペラーミルによって解砕後、空気分級機を用いて微
粉部分を除去することにより、その炭素質粉末の比表面
積が7m2 /gのリチウム二次電池負極用高黒鉛化炭素
粉末を得た。その焼成粉に含まれるホウ素量、窒素量は
それぞれ原子比で2.5%、1%であり、黒鉛化粉末の
結晶構造はd002 =0.3358nm、Lc=80nm
であった。この炭素粉末の表面でのホウ素原子濃度C
(B)、炭素原子濃度C(C)、窒素原子濃度C(N)
を光電子分光法を用い上に述べた方法で測定した結果、
各々C(B)=0.21、C(C)=0.59、C
(N)=0.20であり、炭素粉末表面に窒化ホウ素が
存在することを示していた。またC(N)/(C(B)
+C(C)+C(N))は0.20であり、黒鉛化処理
後の炭素質粉末の値のほぼ1/2となった。
【0033】このようにして調製した炭素質粉末に、バ
インダーとしてポリテトラフルオロエチレン粉末を5重
量%加えて混練し、約0.1mm厚の電極シートを作成
し、約15mgに切り出し(炭素材料に換算して約14
mg)、集電体であるNiメッシュに圧着することによ
り負極電極を作成した。
【0034】上記成型電極の単極での電極特性を評価す
るために、対極、参照極にリチウム金属を用いた三極式
セルを用いた。電解液には、エチレンカーボネートとジ
エチルカーボネートの混合溶媒(体積比で1:1混合)
にLiPF6 を1mol/lの割合で溶解したものを用
いた。充放電試験に関しては、電位規制の下、充電、放
電共に定電流(0.5mA/cm2 )で行なった。電位
範囲は0Vから1.0V(リチウム金属基準)とした。
初回充電容量が380mAh/g、初回放電容量が34
5mAh/gで初期充放電効率は90%強と非常に高
く、2サイクル目以降ほぼ100%で安定に推移した。
また2回目以後の充放電においても放電容量はほとんど
変わらず優れたサイクル特性を示すなど非常に高い電極
性能を有していた。
【0035】実施例2 コールタールピッチから得たメソフェースピッチを原料
として調整した比表面積6m2 /gの球状炭素粉末を9
00℃で炭化した後にインペラーミルで軽度の粉砕を行
った後、その炭素粉末にホウ酸をホウ素の重量換算で2
%添加して十分混合した後、この混合物を黒鉛製容器中
に格納し、アチソン炉によって約2900℃まで昇温し
この温度で約1時間保持し、その後徐冷して室温近傍ま
で冷却した。熱処理した炭素粉末を黒鉛製容器から取り
出し、ジェットミルによって解砕後、空気分級機を用い
て微粉部分を除去することにより、その炭素質粉末の比
表面積が10m2 /gのリチウム二次電池負極用高黒鉛
化炭素粉末を得た。その焼成粉に含まれるホウ素量、窒
素量はそれぞれ原子比で1.6%、0.8%であり、黒
鉛化粉末の結晶構造はd002 =0.3362nm、Lc
=50nmであった。この炭素粉末の表面でのホウ素原
子濃度C(B)、炭素原子濃度C(C)、窒素原子濃度
C(N)を光電子分光法を用い上に述べた方法で測定し
た結果、各々C(B)=0.27、C(C)=0.4
5、C(N)=0.28であり、炭素粉末表面に窒化ホ
ウ素が存在することを示していた。またC(N)/(C
(B)+C(C)+C(N))は0.28であった。
【0036】このようにして調製した炭素質粉末を実施
例1と同様の手法により電極特性を評価した。その結
果、初回充電容量が385mAh/g、初回放電容量が
330mAh/gで初期充放電効率は85%強と高く、
2サイクル目以降ほぼ100%で安定に推移した。また
2回目以後の充放電においても放電容量はほとんど変わ
らず優れたサイクル特性を示すなど非常に高い電極性能
を有していた。
【0037】実施例3 石油ピッチを原料とした比表面積3m2 /gの炭素質粉
末に酸化ホウ素をホウ素の重量換算で3%添加して十分
混合した後、この混合物を黒鉛製容器中に格納し、アチ
ソン炉によって約2900℃まで昇温しこの温度で約1
時間保持し、その後徐冷して室温近傍まで冷却した。熱
処理した炭素粉末を黒鉛製容器から取り出し、インペラ
ーミルによって解砕後、空気分級機を用いて微粉部分を
除去することにより、その炭素質粉末の比表面積が6m
2 /gのリチウム二次電池負極用高黒鉛化炭素粉末を得
た。その焼成粉に含まれるホウ素量、窒素量はそれぞれ
原子比で2.5%、1.5%であり、黒鉛化粉末の結晶
構造はd002 =0.3355nm、Lc=100nmで
あった。この炭素粉末の表面でのホウ素原子濃度C
(B)、炭素原子濃度C(C)、窒素原子濃度C(N)
を光電子分光法を用い上に述べた方法で測定した結果、
各々C(B)=0.11、C(C)=0.79、C
(N)=0.10であり、炭素粉末表面に多くの窒化ホ
ウ素が存在することを示していた。またC(N)/(C
(B)+C(C)+C(N))は0.10であり、黒鉛
化処理後の炭素質粉末の値のほぼ1/5となった。
【0038】このようにして調製した炭素質粉末を実施
例1と同様の手法により電極特性を評価した。その結
果、初回充電容量が388mAh/g、初回放電容量が
348mAh/gで初期充放電効率はほぼ90%と高
く、2サイクル目以降ほぼ100%で安定に推移した。
また2回目以後の充放電においても放電容量はほとんど
変わらず優れたサイクル特性を示すなど非常に高い電極
性能を有していた。
【0039】比較例1 実施例1と同じ炭素質粉末を用い同様の操作を行って黒
鉛化炭素質粉末の黒鉛化を行った。
【0040】熱処理後の炭素粉末を黒鉛製容器から取り
出し、インペラーミルによって解砕のみ行うことによ
り、その炭素質粉末の比表面積が20m2 /gのリチウ
ム二次電池負極用高黒鉛化炭素粉末を得た。その焼成粉
に含まれるホウ素量、窒素量はそれぞれ原子比で2.8
%、2%であり、黒鉛化粉末の結晶構造はd002 =0.
3359nm、Lc=70nmであった。この炭素粉末
の表面でのホウ素原子濃度C(B)、炭素原子濃度C
(C)、窒素原子濃度C(N)を光電子分光法を用い上
に述べた方法で測定した結果、各々C(B)=0.4
4、C(C)=0.11、C(N)=0.45であり、
炭素粉末表面に非常に多くの窒化ホウ素が存在すること
を示していた。またC(N)/(C(B)+C(C)+
C(N))は0.45であった。
【0041】このようにして調製した炭素質粉末を実施
例1と同様の手法により電極特性を評価した。その結
果、初回充電容量が452mAh/gと大きい一方、粒
子表面の窒化ホウ素が絶縁性で電極の過電圧が大きいた
め、材料中に挿入されたリチウムが十分に放出されない
ため初回放電容量は308mAh/gに留まり、初期充
放電効率は約68%と非常に低いものとなった。また放
電容量はその後サイクルを繰り返すと共に増加し5サイ
クル目で322mAh/gまで回復したが、不可逆容量
が大きく電極表面に多量の不働態膜が形成されるため、
高い黒鉛化度を有しているにもかかわらず大きな放電容
量を示さなかった。また、充放電効率も2サイクル目以
後95〜98%で推移し、6サイクル目でようやく10
0%に到達した。また5回目以後の充放電で放電容量は
再び減少傾向になり、100サイクル目で5サイクル目
の約70%まで低下するなど高い電極性能を示さなかっ
た。
【0042】
【発明の効果】以上の説明からも明白なように、本発明
のリチウム二次電池用炭素負極材料は、原料である炭素
粉末にホウ素化合物を添加して大量に高温で熱処理する
場合に起こる、炭素粉末表面への窒化ホウ素生成による
不可逆容量の増大という問題を解決し、高い放電容量、
初期充放電効率、及びサイクル特性の優れた粉末状炭素
材料を提供することができる。
フロントページの続き (72)発明者 濱田 健 神奈川県川崎市中原区井田3−35−1 新 日本製鐵株式会社技術開発本部内 (72)発明者 杉浦 勉 神奈川県川崎市中原区井田3−35−1 新 日本製鐵株式会社技術開発本部内 Fターム(参考) 4G046 CA07 CB02 CB08 CB09 CC05 CC10 5H003 AA02 BB02 BC01 BC05 BD00 BD03 BD05 BD06 5H014 AA02 EE08 HH00 HH01 HH08 5H029 AJ03 AK03 AL06 AM02 AM07 BJ00 HJ00 HJ01 HJ13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホウ素及び窒素を含有する黒鉛化炭素粉
    末であって、その炭素粉末への窒素の脱吸着により算出
    される比表面積が10m2 /g以下であることを特徴と
    するリチウム二次電池用負極材料。
  2. 【請求項2】 ホウ素及び窒素を含有する黒鉛化炭素粉
    末であって、ホウ素を原子比で0.1〜10%、窒素を
    原子比で10%以下の範囲で含有することを特徴とする
    請求項1に記載のリチウム二次電池用負極材料。
  3. 【請求項3】 ホウ素及び窒素を含有する黒鉛化炭素粉
    末であって、X線広角回折法における炭素網面層の面間
    隔(d002 )および結晶子のC軸方向の大きさ(Lc)
    が d002 ≦0.337nm、Lc≧40nm であることを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次
    電池用負極材料。
  4. 【請求項4】 ホウ素及び窒素を含有する黒鉛化炭素粉
    末の表面が光電子分光法で測定した表面のホウ素原子濃
    度、炭素原子濃度、窒素原子濃度をそれぞれC(B)、
    C(C)、C(N)とした場合に C(N)/(C(B)+C(C)+C(N))<0.3 を満足し、且つ、表面を被覆する化合物が窒化ホウ素で
    あることを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電
    池負極用炭素材料。
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