JP2000011739A - 照明器具取付構造 - Google Patents

照明器具取付構造

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JP2000011739A JP10169911A JP16991198A JP2000011739A JP 2000011739 A JP2000011739 A JP 2000011739A JP 10169911 A JP10169911 A JP 10169911A JP 16991198 A JP16991198 A JP 16991198A JP 2000011739 A JP2000011739 A JP 2000011739A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付作業者の注意力に依存することなく、照
明器具の落下を常に確実に防止する。 【解決手段】 照明器具本体部40の係合部が照明器具
取付装置と適正に係合したときにのみ、操作部44aと
係合してその操作を妨げる位置に移動可能であるととも
に、操作部44aと非係合状態ではコネクタ47の接続
を妨げるインタロック部材46を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井に設けられた
引掛シーリングや引掛埋込ローゼット等の引掛型天井配
線器具に照明器具を取り付けるための照明器具取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来一般に用いられている照
明器具取付構造を示す斜視図である。図において、天井
に設けられている引掛型天井配線器具101に照明器具
本体部103を取り付けるには、まず、円盤状の照明器
具取付装置102を引掛型天井配線器具101に取り付
ける。次に、照明器具本体部103の嵌合筒部104を
照明器具取付装置102に外挿する。嵌合筒部104の
内側には図示しないばねで内方に付勢された一対の爪1
05が設けられており、この爪105が照明器具取付装
置102と係合して照明器具本体部103は保持され
る。爪105は、照明器具本体部103が照明器具取付
装置102へ円滑に外挿されるように先端部がテーパ加
工されている。また、照明器具本体部103を照明器具
取付装置102から外すときには、操作部106により
爪105を強制的に開くことができるように構成されて
いる。
【0003】図17は上記照明器具取付装置102を斜
め下方から見た斜視図である。照明器具取付装置102
の上面には引掛型天井配線器具101(図16)に引掛
接続するための一対の栓刃107が設けられている。ま
た、側面の周方向には溝102aが形成され、ここに略
C字状(図18参照)のリング108が装着されてい
る。リング108は取り外しが可能であり、引掛型天井
配線器具101の種類に合わせて着脱される。例えば引
掛型天井配線器具101が図16に示すような引掛シー
リング(完全露出型)である場合は、リング108を装
着した状態で照明器具本体部103を取り付ける。この
場合、爪105はリング108の外周面上を乗り越えて
照明器具取付装置102の上面に達し、ここに係合す
る。これにより照明器具本体部103が保持される。一
方、引掛型天井配線器具101が、天井からの突出長が
引掛シーリングより短い引掛埋込ローゼット(半埋込
型)である場合は、リング108を取り外して溝102
aを塞がない状態にする。この場合、嵌合筒部104を
照明器具取付装置102に外挿すると、爪105が溝1
02aに係合する。従って、その位置で照明器具本体部
103を安定保持することが可能になる。
【0004】このようにして、リング108の着脱によ
り、高さ方向における、照明器具本体部103の取付位
置を調節することができるように構成されている。この
結果、引掛型天井配線器具101の種類に関わらず、照
明器具本体部103の上部と天井との距離を略一定に保
つことができる。この照明器具本体部103の上部と天
井との間には、照明器具本体部103のがたつきを抑え
るためのスペーサ(虫よけを兼用したもの)が取り付け
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような照明器具取付装置102と照明器具本体部103
とによる従来の照明器具取付構造においては、照明器具
本体部103の爪105が照明器具取付装置102に確
実に係合していないにもかかわらず照明器具本体部10
3が照明器具取付装置102に一応保持される場合があ
る。このような場合には、操作部106が定位置に戻ら
ないことにより、操作部106のところに赤いマーキン
グが見えるようになっている。そこで、取付作業者はこ
の赤いマーキングを見て照明器具本体部103が照明器
具取付装置102に確実に係合していないことを知り、
照明器具本体部103の取付直しを行って、確実な係合
をさせることができる。しかしながら、このような手順
は取付作業者の注意力に依存するため確実性に乏しく、
取付作業者がマーキングを見落とした場合はそのままの
状態で放置され、その結果、照明器具本体部103が落
下する危険性があった。
【0006】一方、上記のような従来の照明器具取付装
置102では、取付作業者がリング108の着脱を間違
える場合があった。例えば、引掛型天井配線器具101
が引掛シーリングであるにもかかわらず、取付作業者が
誤ってリング108を外してしまった場合には、照明器
具本体部103の取付はできるものの、その上面と天井
との距離が適正値より大きくなる。この結果、特に横引
きスイッチ(スイッチひもが水平に張架されてから垂下
したもの)を備えた照明器具の場合、スイッチ操作によ
って照明器具本体部103が揺動して不安定になる。逆
に、引掛型天井配線器具101が引掛埋込ローゼットで
あるにもかかわらず、リング108を外さなかった場合
は、照明器具本体部103が取り付けられなくなる。こ
のように、取付作業者がリング108の着脱を間違える
と、照明器具の適正な取付ができなくなるという問題点
があった。
【0007】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
の第1の目的は、取付作業者の注意力に依存することな
く、照明器具の落下を常に確実に防止する照明器具取付
構造を提供することにある。また、本発明の第2の目的
は、取付作業者の注意力に依存することなく、常に確実
に照明器具本体部の適正な取付を行うことができる照明
器具取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、天井に設けら
れた引掛型天井配線器具に引掛接続された照明器具取付
装置に照明器具本体部を着脱可能に取り付ける照明器具
取付構造であって、前記照明器具本体部は、前記照明器
具取付装置との電気的接続を行うためのコネクタを有す
る筐体部と、前記筐体部により可動に保持され、前記照
明器具取付装置と係合する係合部と、前記係合部と一体
的に動作する操作部と、前記筐体部により可動に保持さ
れ、前記係合部が前記照明器具取付装置と適正に係合し
たときにのみ、前記操作部と係合してその操作を妨げる
位置に移動可能であるとともに、前記操作部と非係合状
態では前記コネクタの接続を妨げるインタロック部材と
を備えたことを特徴とするものである(請求項1)。こ
のような照明器具取付構造では、係合部が適正に照明器
具取付装置に係合するように照明器具本体部が取り付け
られた場合にのみ、インタロック部材が操作部と係合す
る位置に移動可能となり、インタロック部材を移動する
ことにより、コネクタ接続が可能となる。従って、係合
部が適正に照明器具取付装置に係合していない場合は、
インタロック部材を移動させることはできず、コネクタ
接続ができない。
【0009】上記照明器具取付構造(請求項1)におい
て、コネクタに接続された相手側のコネクタが、インタ
ロック部材の移動を妨げるものであってもよい(請求項
2)。この場合、照明器具本体部のコネクタに接続され
た照明器具取付装置のコネクタがインタロック部材の移
動を妨げることにより、インタロック部材は操作部と非
係合状態になることができず、操作部の操作を行うこと
ができない。すなわち、コネクタ接続がなされた状態で
は照明器具本体部を取り外すことができない。
【0010】また、本発明は、天井からの突出長が相異
なる少なくとも2種類の引掛型天井配線器具に接続され
る照明器具取付装置に、照明器具本体部を着脱可能に取
り付ける照明器具取付構造であって、前記照明器具取付
装置は、引掛型天井配線器具に引掛接続する栓刃を端面
に有し、かつ、照明器具本体部側の係合部と選択的に係
合して当該照明器具本体部を支持する第1の支持部を有
する第1取付部材と、前記第1取付部材と係合するとと
もに、この第1取付部材に対して、天井面と直交する方
向に所定範囲で移動可能であって、一の引掛型天井配線
器具とは干渉せず、他の引掛型天井配線器具と干渉する
突起部と、前記係合部と選択的に係合して前記照明器具
本体部を支持する第2の支持部とを有する第2取付部材
と、自由な状態において前記突起部が前記端面より突出
した状態に維持すべく、前記第2取付部材を前記第1取
付部材に対して相対的に付勢する弾性体とを備え、前記
栓刃を前記一の引掛型天井配線器具に引掛接続したとき
前記第1の支持部によって前記照明器具本体部を支持
し、前記栓刃を前記他の引掛型天井配線器具に引掛接続
するとき、前記第2取付部材の前記突起部が当該引掛型
天井配線器具に当接した状態から前記第1取付部材を前
記弾性体に抗して押すことにより、前記第2取付部材を
前記第1取付部材に対して相対的に移動させ、この移動
に基づいて、前記突出長の差を相殺する方向に移動した
前記第2の支持部によって前記照明器具本体部を支持す
るものであり、前記照明器具本体部は、前記照明器具取
付装置との電気的接続を行うためのコネクタを有する筐
体部と、前記筐体部により可動に保持され、前記照明器
具取付装置と係合する係合部と、前記係合部と一体的に
動作する操作部と、前記筐体部により可動に保持され、
前記係合部が前記照明器具取付装置と適正に係合したと
きにのみ、前記操作部と係合してその操作を妨げる位置
に移動可能であるとともに、前記操作部と非係合状態で
は前記コネクタの接続を妨げるインタロック部材とを備
えたものであってもよい(請求項3)。
【0011】このような照明器具取付構造においては、
栓刃を前記一の引掛型天井配線器具に引掛接続したとき
は第1の支持部が照明器具本体部を支持する。一方、栓
刃を前記他の引掛型天井配線器具に引掛接続するとき
は、第2取付部材の突起部が引掛型天井配線器具に当接
した状態から第1取付部材を弾性体に抗して押すことに
より、第2取付部材を前記第1取付部材に対して相対的
に移動させ、この移動に基づいて、前記突出長の差を相
殺する方向に移動した第2の支持部が照明器具本体部を
支持する。従って、引掛型天井配線器具の種類による天
井面からの突出長の違いを、支持部を変えることにより
補償して、照明器具本体部と天井面との距離を略一定に
保つことができる。また、このような照明器具取付構造
では、係合部が適正に照明器具取付装置に係合するよう
に照明器具本体部が取り付けられた場合にのみ、インタ
ロック部材が操作部と係合する位置に移動可能となり、
インタロック部材を移動することにより、コネクタ接続
が可能となる。従って、係合部が適正に照明器具取付装
置に係合していない場合は、インタロック部材を移動さ
せることはできず、コネクタ接続ができない。
【0012】上記照明器具取付構造(請求項3)におい
て、引掛型天井配線器具に引掛接続する状態において前
記第2取付部材は前記第1取付部材より実質的に下方に
あり、第2取付部材の側面に、第1取付部材の一部を下
方に露出させる切欠部が設けられていてもよい(請求項
4)。この場合、切欠部に指を通して、指先で第1取付
部材を押し上げながら、照明器具取付装置を取り付ける
操作を行うことができる。
【0013】上記照明器具取付構造(請求項4)におい
て、前記ばねを保持する押さえ板を前記第2取付部材の
下方に配置し、この押さえ板にも前記第1取付部材の前
記一部を下方に露出させる切欠部が設けられていてもよ
い(請求項5)。この場合、切欠部に指を当てて、指先
で第1取付部材を押し上げながら、照明器具取付装置を
稔回する操作を行うことができる。
【0014】上記照明器具取付構造(請求項3)におい
て、第2の支持部によって照明器具本体部が支持される
とき、第1の支持部と第2の支持部との高さ位置の差
は、前記突出長の差に実質的に等しいことが好ましい
(請求項6)。この場合、引掛型天井配線器具の種類に
よる突出長の差が支持部の高さ位置の差により一定確実
に相殺される。従って、照明器具本体部と天井面との距
離を一定に保つことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図15は、本発明の一実施
形態による照明器具取付構造に関する図面である。ま
ず、図5〜7に基づいて、照明器具取付装置の構造につ
いて説明する。図5は照明器具取付装置10の組立を示
す斜視図である。図に示すように、照明器具取付装置1
0は、第1取付部材1、第2取付部材2、ばね3、一対
のガイド部材4、押さえ板5及びカバー6により構成さ
れている。なお、各図において、本発明に直接関係のな
い構成部分は図示を省略するか若しくは図示しても説明
を省略する。
【0016】図6は、上記第1取付部材1を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図
である。図5及び図6において、第1取付部材1の筐体
は樹脂からなり、その基本的形状は、円形の上面部1a
と、円筒面状の側面部1bと、側面部1bの外周下端部
に形成された鍔状部1cとを備えたものである。引掛型
天井配線器具に引掛接続される一対の栓刃11は、上記
上面部1aから上方に突出して設けられている。上面部
1aの周辺部同一円周上の4箇所には、後述の第2取付
部材2の突起部2dを嵌挿させるため、円弧状に逃がし
孔1dが設けられている。また、上面部1aの一対の孔
1eは、ねじ7(図5)を貫通させるために設けられて
いる。一方、図6の(c)に示すように、上面部1aの
裏側には、栓刃11とそれぞれ接続された一対のリード
線端子12が設けられている(但し、リード線の図示は
省略する。)。
【0017】第1取付部材1の側面部1bは、外周上の
相対向する2箇所の所定範囲が切除され、切欠部1fと
なっている。切欠部1fに沿った側面部1bの周方向エ
ッジ部分には突起部1gが設けられている。上記鍔状部
1cは、一対の切欠部1fを除く側面部1bの外周下端
部に設けられ、照明器具本体部を支える「第1の支持
部」としての機能を有している(詳細は後述する。)。
【0018】次に、図7は、上記第2取付部材2を示す
図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は
底面図である。図5及び図7において、第2取付部材2
は樹脂からなり、その基本的形状は、円形の一部として
の形状の上面部2aと、部分的に円筒面状の側面部2b
と、側面部2bの外周下端部に形成された鍔状部2cと
を備えたものである。4個の突起部2dは、上面部の外
周端部から上方へ突設され、前述の第1取付部材1の逃
がし孔1dに嵌挿されるように同一円周上に配置されて
いる。ばね保持部2eは上面部2aの中央をプレス成形
したもので、図の(a)及び(b)では凸部であり、
(c)では凹部である。ばね保持部2eを挟んで一対形
成された角孔2fは、前述のリード線端子12の逃がし
孔となる。また、ガイド部材4を嵌挿させるため、ばね
保持部2eを挟んで丸孔2gが一対形成されている。上
面部2aの裏側に突設された一対のボス2hには、図5
におけるねじ8を螺合させるための雌ねじが形成されて
いる。
【0019】第2取付部材2の側面部2b及び上面部2
aは、外周上の相対向する2箇所の所定範囲が切除さ
れ、切欠部2iとなっている。上記鍔状部2cは、一対
の切欠部2iを除く側面部1bの外周下端部に設けら
れ、照明器具本体部を支える「第2の支持部」としての
機能を有している(詳細は後述する。)。鍔状部2c
は、その外周径が下方ほど小さくなるようにテーパ状に
加工されている。
【0020】図5に示すように、照明器具取付装置10
は、上記のように構成された第1取付部材1及び第2取
付部材2に、さらにばね3、樹脂製のガイド部材4、金
属製の押さえ板5、金属製のカバー6、ねじ7及びねじ
8を用いて組み立てられる。ここで、ばね3は圧縮ばね
である。ガイド部材4はスタッド状の外観形状で、内部
にはねじ7を挿通させる貫通孔4aが設けられている。
また、ガイド部材4の円筒部(鋲頭部を除く部分)4b
の直径は前述の第2取付部材2の丸孔2gの内径より小
さい。押さえ板5の中央部にはプレス成形されたばね保
持部5aが凹部として形成され、そのばね保持部5aを
挟んで両側に雌ねじ部5bが形成されている。また、押
さえ板5には、第2取付部材2のボス2hの逃がし孔5
cが設けられているとともに、他の円形部分の外周より
切り込まれた切欠部5dが設けられている。カバー6に
はねじ8を挿通させるための一対の孔6aと、外周上の
相反位置に円弧状の切欠部6bとが設けられている。
【0021】ここで、図の上下方向、すなわち照明器具
取付装置10を取り付ける天井面と直交する方向を装置
の「軸方向」とすると、軸方向に直交する平面における
押さえ板5の上記切欠部5dによる切欠エリアは、第2
取付部材2の切欠部2iの同平面における切欠エリアと
重なるように配置構成されている。すなわち、平面図的
に当該装置を見たとき、各切欠部5d及び2iの存在に
よって装置全体の外周から凹む領域部分が少なくともそ
の一部において共通しているのである。同様に、軸方向
に直交する平面におけるカバー6の上記切欠部6bによ
る切欠エリアも、第2取付部材2の切欠部2iの同平面
における切欠エリアと重なるように配置構成されてい
る。従って、カバー6の切欠部6b、押さえ板5の切欠
部5d及び第2取付部材2の切欠部2iによる、軸方向
に直交する平面上の切欠エリアが所定範囲で相互に一致
している。また、第2取付部材2の切欠部2iの円周上
における位置は、第1取付部材1の切欠部1fの円周上
における位置と略一致している。
【0022】照明器具取付装置10を組み立てるには、
まず、第2取付部材2の突起部2dが第1取付部材1の
逃がし孔1dに嵌挿されるように第1取付部材1と第2
取付部材とを互いに係合させる。次に、ばね3を第2取
付部材2のばね保持部2eと押さえ板5のばね保持部5
aとで挟持し、かつ、ガイド部材4の円筒部4bが第2
取付部材2の丸孔2gに挿通されるように、押さえ板5
と第2取付部材2とを相互に押しつける。この状態でね
じ7を通し、押さえ板5の雌ねじ部5bに螺合させる。
最後に、カバー6をねじ8により、第2取付部材2に固
定する。
【0023】このようにして組立完成した照明器具取付
装置10において、第2取付部材2は、第1取付部材1
との係合及びガイド部材4による案内によって、軸方向
に直交する平面での回転を規制されるとともに、軸方向
には、ばね3の付勢に抗して第1取付部材に対して相対
的に所定範囲で移動可能となる。また、前述のようにカ
バー6の切欠部6b、押さえ板5の切欠部5d及び第2
取付部材2の切欠部2iの、軸方向に直交する平面上の
切欠エリアが共通し、さらに第2取付部材2の切欠部2
iの円周上における位置は第1取付部材1の切欠部1f
の円周上における位置と略一致しているため、軸方向に
連続した所定の凹部空間が形成される。
【0024】図8は、上記のようにして組み立てた照明
器具取付装置10の側面図である。図に示すように凹部
Vが側面及び側面から内方へ入り込んで形成されてい
る。この凹部Vは、照明器具取付装置10の装着時にお
いて人の指を当て得る凹部となる。また、第1取付部材
1の上面部1aには切欠部が設けられていないため、こ
の上面部1a裏面の一部が下方に露出した状態(下方か
ら見える状態)となり、そこに指の先端が当たって押圧
力が付与される。すなわち、一対の凹部Vに親指と例え
ば人指し指をあてがい、照明器具取付装置10を摘むよ
うに保持しつつ、栓刃11を引掛型天井配線器具に挿入
して稔回することにより、当該照明器具取付装置10を
引掛型天井配線器具に取り付けることができる。このと
き、凹部Vに指が収まることで稔回力も付与しやすい。
なお、当該組立状態において、第2取付部材2の突起部
2dが第1取付部材1の上面から突出する高さをh1、
第1取付部材1の鍔状部1cの高さをh2とすると、h
1+h2は、後述する引掛シーリングと引掛埋込ローゼ
ットとの天井面から下方への突出長の差に等しくなるよ
うに設計されている。
【0025】次に、以上のようにして組み立てられた照
明器具取付装置10を、引掛型天井配線器具に取り付け
る場合の状態について説明する。図9は、引掛型天井配
線器具が引掛シーリング31である場合の照明器具取付
装置10の取付状態を示す側面図である。引掛シーリン
グ31は引掛埋込ローゼットと比較すると、天井32か
ら下方への突出長(すなわち高さ)H1が大きく、全幅
W及び全長Lは比較的小さい。この全長L及び全幅Wと
もに第2取付部材2の4個の突起部2dによって形成さ
れる円の内径より小さい。従って、引掛シーリング31
に照明器具取付装置10を取り付けても、突起部2dは
どこにも干渉しない。すなわち、照明器具取付装置10
は図8に示す組立状態のまま取り付けされる。照明器具
本体部の係合部(詳細後述)は、第1取付部材1の鍔状
部1cの上面に乗る形で保持される。この鍔状部1cの
上面と天井面との距離をHcとする。
【0026】図10は、引掛型天井配線器具が引掛埋込
ローゼット33である場合の照明器具取付装置10の取
付状態を示す側面図である。引掛埋込ローゼット33は
円盤状であり、引掛シーリング31と比較すると、天井
32からの突出長H2が小さく、直径Dは比較的大き
い。この直径Dは4個の突起部2dによって形成される
円の外径より大きい。従って、引掛埋込ローゼット33
に照明器具取付装置10を取り付けようとすると、突起
部2dが引掛埋込ローゼット33に必ず当接する。突起
部2dが引掛埋込ローゼット33に当接した状態からさ
らに第1取付部材1を押し上げることにより、ばね3
(図5)に抗して第2取付部材2が第1取付部材1に対
して相対的に下降する。これにより、第1取付部材1の
上面部1aから突出していた突起部2dは引っ込み、第
2取付部材2の鍔状部2cと第1取付部材の鍔状部1c
との間に照明器具本体部の係合部が入り込み得る隙間が
できる。このときの天井面から鍔状部2cの上面までの
距離Hrは、前述のHcとの比較において、引掛シーリ
ング31と引掛埋込ローゼット33との突出長の差(H
1−H2)の分が減少要因となるが、鍔状部1cと2c
との上面の高さの差dHが増加要因となる。この差dH
は、前述のh1+h2に等しい。従って、高さの差dH
は、引掛シーリング31と引掛埋込ローゼット33との
天井面からの突出長の差に相当する。すなわち、dH=
H1−H2である。従って、増加要因と減少要因が相殺
し、結局、距離Hr=Hcとなる。
【0027】図11及び図12は、引掛型天井配線器具
に取り付けられた照明器具取付装置10に照明器具本体
部40を装着した状態を示す断面図であり、図11は、
引掛型天井配線器具が引掛シーリング31である場合
を、また図12は引掛型天井配線器具が引掛埋込ローゼ
ット33である場合を、それぞれ示している。図11に
おいて、照明器具本体部40は筐体部41と、その上部
に取り付けられた天板部42と、先端部がテーパ加工さ
れ、筐体部41からばね43により内側方向に付勢され
た係合部44とを備えている。なお、照明器具は照明器
具本体部40と共に構成されるが、ここでは図示を省略
している。
【0028】上記照明器具本体部40を含む照明器具全
体の重量は、係合部44に負荷される。照明器具本体部
40を照明器具取付装置10に取り付けるには、図9に
示した照明器具取付装置10の取付完了状態から照明器
具本体部40を下方から外挿する。これにより、係合部
44が第2取付部材2の鍔状部2cに当接してばね43
に抗して外方へ後退する。こうして照明器具本体部40
の上昇とともに係合部44は鍔状部2cを乗り越え、続
いて、第1取付部材1の鍔状部1cを乗り越える。ここ
で係合部55は鍔状部1cの上面と係合する。これによ
り照明器具本体部40は照明器具取付装置10に確実に
保持される。天井32の天井面と天板部42の外周最上
面との間には隙間Xcが形成され、ここには虫よけ兼用
のスペーサ45が取り付けられる。
【0029】一方、図12に示すように引掛型天井配線
器具が引掛埋込ローゼット33である場合においては、
照明器具本体部40の上昇とともに係合部44は第2取
付部材2の鍔状部2cを乗り越える。ここで係合部55
は鍔状部2cの上面と係合する。これにより照明器具本
体部40は照明器具取付装置10に確実に保持される。
天井32の天井面と天板部42の外周最上面との間に形
成される隙間Xrは、前述のように、引掛シーリング3
1の場合の天井面から鍔状部1c上面までの距離Hc
(図9)と引掛埋込ローゼット33の場合の天井面から
鍔状部2c上面までの距離Hrが実質的に等しいことに
より、引掛シーリング31の場合の隙間Xcと実質的に
等しい。すなわち、引掛型天井配線器具が引掛シーリン
グ31であるか引掛埋込ローゼット33であるかに関わ
らず、天板部42と天井面との隙間は一定である。従っ
て、一定のスペーサ等を設けることにより、常に、照明
器具本体部40を安定して取り付けることができる。
【0030】なお、本実施形態においては、照明器具取
付装置10の取り付け対象を、引掛シーリング及び引掛
埋込ローゼットとしたが、他の種類の引掛型天井配線器
具にも適用できることはいうまでもない。また、鍔状部
1c及び2cの他にさらに同様な支持部を設ければ、3
以上の種類の引掛型天井配線器具に対しても、照明器具
を一定の取付状態に取り付けることが可能である。ま
た、ばね4の代わりに他の弾性体を用いることも可能で
ある。
【0031】図13は、照明器具取付装置10の第2の
例における第1取付部材1及び第2取付部材2を示す斜
視図である。本例では、第1の例における第1取付部材
1の切欠部1f(図5)の位置に、第1取付部材1の外
周面より凹んで、かつ、下方に延伸されたガイド部1h
が形成されている。図の一点鎖線で示すように、第2取
付部材2の切欠部2iは第1取付部材1のガイド部1h
を逃がすべく、所定の寸法で形成されている。なお、図
示は省略しているが、本例においても、第1の例におけ
る押さえ板5及びカバー6と同様の部材を設け、それら
にも上記ガイド部1hに適合した切欠部を設ける。この
ように構成された第2の例の照明器具取付装置10にお
いては、取付時に、作業者がガイド部1hに指の全面を
当てて、取付(又は取り外し)操作を行うことができ
る。従って、非常に操作しやすいという利点がある。ま
た、装置全体を組み立てたときガイド部1hの存在によ
って内部の露出が防止されるので、内部への異物の侵入
防止効果がある。なお、その他の構成及び取付動作は第
1の例と同様である。
【0032】図14は、照明器具取付装置10の第3の
例における第1取付部材1の概略外形形状を示す平面図
である。本例では、第1の例における切欠部1fに相当
する外周上の対向位置に、外周より凹んだ互いに平行な
平面状の操作部1iを設け、上面部1aのみを円形とし
たものである。なお、図示は省略しているが、本例にお
いても、第1の例における第2取付部材、押さえ板5及
びカバー6と同様の部材を設け、それらを上記第1取付
部材1と適合した形状とすることはいうまでもない。こ
のように構成された第3の例の照明器具取付装置10に
おいては、取付時に、作業者が操作部1iに指の全面を
当てて、取付(又は取り外し)操作を行うことができ
る。しかも、操作部1iが比較的広いため、複数の指を
当てることもできる。従って、簡素な構成であって、か
つ、非常に操作しやすいという利点がある。また、第2
の例と同様に、装置全体を組み立てたときの内部の露出
が防止されるので、内部への異物の侵入防止効果があ
る。
【0033】図15は、照明器具取付装置10の第4の
例における第1取付部材を示す斜視図である。本例にお
ける第1取付部材1は、鍔状部1cの下端部外周側が小
区間ごとに面取りされて、複数のテーパ部1jが形成さ
れている。隣接するテーパ部1j間には面取りしない非
テーパ部1kが介在している。その他は、第1の例と同
様の構成である。このように構成された第4の例の照明
器具取付装置10においては、取付時に作業者の指が切
欠部1f以外の外周部分に触れても、テーパ部1jの存
在によって第1取付部材1と第2取付部材2との間に指
の肉を挟まれることがほとんどない。従って、取付作業
をより安全に行うことができる。なお、本例のようにテ
ーパ部1jを設ける構成は、第2及び第3の例の構成と
併用してもよい。
【0034】次に、照明器具本体部40の構造(但し、
天板部42及びスペーサ45は省略する。)について、
図1〜図4を参照して、詳細に説明する。図1及び図2
は、照明器具本体部40の底面図であり、図3は垂直断
面図(上方が天井側)である。図1及び図3において、
係合部44の一部として一体的に形成された操作部44
aは、筐体部41に設けられた孔41aから下方に突出
している。操作部44aは孔41aに対して遊嵌された
状態にあり、この操作部44aをばね43に抗して外方
に操作することにより、係合部44の内方先端部を外方
に後退させることができる。係合部44が照明器具取付
装置10と適正に係合した状態において、一対の操作部
44aは各孔41aの内方側端面に当接しており、この
位置が操作部44aの定位置である。コネクタ47は筐
体部41の底面に設けられており、照明器具(図示せ
ず)の電源線がここに接続されている。また、照明器具
取付装置10のリード線端子12(図6の(c)参照)
に接続されたリード線13の先端に取り付けられた相手
側のコネクタ14が、コネクタ47に挿入されることに
より、引掛シーリング31等から照明器具への電源接続
が完了する。
【0035】インタロック部材46は筐体部41に対し
て所定範囲で回動自在に取り付けられており、図1に示
す状態から時計回り方向に回動可能である。図4は、こ
のインタロック部材46の形状を示す底面図及び側面図
である。図4において、インタロック部材46は、リン
グ状の回動基部46aと、この回動基部46aの周上の
2箇所から外方へ突出形成され、回動基部46aと同心
円弧の一方向に沿って形成されたU字状の凹部46cを
有するロック部46bと、一方のロック部46bに隣接
して形成されたカバー部46dとを有している。
【0036】インタロック部材46の回動中心O(図
1)から見た凹部46cの径方向位置は、操作部44a
が定位置にあるときのその径方向位置と合致している。
従って、図1に示すように、ロック部46bを操作部4
4aに係合させることができる。この状態では、操作部
44aを操作することができない。また、コネクタ47
は露出している。一方、図1に示す位置から時計回り方
向にインタロック部材46を回動させることにより、図
2に示すように、ロック部46bが操作部44aから外
れて、カバー部46dがコネクタ47を覆う状態とな
る。この状態では、操作部44aを操作することができ
るが、コネクタ47に相手側のコネクタ14を接続する
ことはできない。
【0037】照明器具本体部40を照明器具取付装置1
0に取り付けるとき、係合部44が確実に照明器具取付
装置10に係合していないが一応保持された状態である
とすると、係合部44と一体の操作部44aが定位置に
戻らず、例えば図2の点線で示す位置にある。従って、
このときインタロック部材46を回動させようとして
も、操作部44aの位置と孔46cの位置が合わないた
め、回動させることができない。従って、コネクタ47
を露出させることができないので、相手側のコネクタ1
4を接続することができない。これでは、照明器具の取
付作業が終了しない。コネクタ47に相手側のコネクタ
14を接続するためには、照明器具本体部40を取付け
直して、係合部44を確実に照明器具取付装置10に係
合させ、操作部44aを定位置にすることが必要とな
る。すなわち、必然的に確実な係合を行わせることにな
る。
【0038】一方、照明器具本体部40を照明器具取付
装置10から取り外すには、図1に示す状態からでは操
作部44aを操作することができない。そこで、インタ
ロック部材46を時計回り方向に回動させようとする
と、コネクタ47に接続されている相手側のコネクタ1
4が邪魔になって回動させることができない。従って、
まず、相手側のコネクタ14を外し、その後、インタロ
ック部材46を回動させることが必要となる。すなわ
ち、コネクタ47から相手側のコネクタ14を外すこと
なく、照明器具本体部40を照明器具取付装置10から
取り外すことはできない。このようなインタロック構造
によれば、相手側のコネクタ14を接続したまま照明器
具本体部40を取り外そうとして双方のコネクタ47及
び14やリード線13を傷めるという事態も起こり得な
い。
【0039】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1の照明器具取付構造によれば、
係合部が適正に照明器具取付装置に係合するように照明
器具本体部が取り付けられた場合にのみ、インタロック
部材が操作部と係合する位置に移動可能となり、インタ
ロック部材を移動することにより、コネクタ接続が可能
となる。従って、係合部が適正に照明器具取付装置に係
合していない場合は、インタロック部材を移動させるこ
とはできず、コネクタ接続ができない。この結果、照明
器具本体部の取付を完了するためには、係合部を適正に
照明器具取付装置に係合させることが必須となるので、
常に確実な係合状態となり、照明器具の落下を確実に防
止することができる。
【0040】請求項2の照明器具取付構造によれば、照
明器具本体部のコネクタに接続された照明器具取付装置
のコネクタがインタロック部材の移動を妨げることによ
り、インタロック部材は操作部と非係合状態になること
ができず、操作部の操作を行うことができないので、コ
ネクタ接続がなされた状態では照明器具本体部を取り外
すことができない。従って、コネクタを接続したまま照
明器具本体部を取り外すことは起こり得ず、コネクタや
リード線を傷めることがない。
【0041】請求項3の照明器具取付構造によれば、第
2取付部材の突起部が引掛型天井配線器具に当接したと
きは、その状態から第1取付部材を弾性体に抗して押す
ことにより第2取付部材を第1取付部材に対して相対的
に移動させ、この移動に基づいて照明器具本体部の支持
部を変える。従って、引掛型天井配線器具の種類による
天井面からの突出長の違いを、支持部を変えることによ
り補償して、照明器具本体部と天井面との距離を略一定
に保つことができる。これによって、常に確実に照明器
具本体部の適正な取付を行うことができる。また、この
ような照明器具取付構造では、係合部が適正に照明器具
取付装置に係合するように照明器具本体部が取り付けら
れた場合にのみ、インタロック部材が操作部と係合する
位置に移動可能となり、インタロック部材を移動するこ
とにより、コネクタ接続が可能となる。すなわち、係合
部が適正に照明器具取付装置に係合していない場合は、
インタロック部材を移動させることはできず、コネクタ
接続ができない。この結果、照明器具本体部の取付を完
了するためには、係合部を適正に照明器具取付装置に係
合させることが必須となるので、常に確実な係合状態と
なり、照明器具の落下を確実に防止することができる。
【0042】請求項4の照明器具取付構造によれば、第
1取付部材より実質的に下方にある第2取付部材に邪魔
されることなく、切欠部に指を通して、指先で第1取付
部材を押し上げながら、照明器具取付装置を取り付ける
操作を行うことができる。
【0043】請求項5の照明器具取付構造によれば、切
欠部に指を当てて、指先で第1取付部材を押し上げなが
ら、照明器具取付装置を稔回する操作を行うことができ
るので、照明器具取付装置を引掛型天井配線器具に容易
に取り付けることができる。
【0044】請求項6の照明器具取付構造によれば、引
掛型天井配線器具の種類による突出長の差が支持部の高
さ位置の差により一定確実に相殺されるので、照明器具
本体部と天井面との距離を一定に保つことができる。従
って、一定のスペーサを照明器具本体部と天井面との間
に設けることで照明器具本体部のがたつきを確実に抑え
るとともに虫の侵入も確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による照明器具取付構造に
おける照明器具本体部の底面図である。
【図2】図1と同様の底面図であり、インタロック部材
を回動させた状態を示す。
【図3】図1に示す照明器具本体部の垂直断面図であ
る。
【図4】図1に示す照明器具本体部におけるインタロッ
ク部材の底面図及び側面図である。
【図5】本発明の一実施形態による照明器具取付構造に
おける照明器具取付装置の組立を示す斜視図である。
【図6】上記照明器具取付装置を構成する第1取付部材
を示す平面図、側面図及び底面図である。
【図7】上記照明器具取付装置を構成する第2取付部材
を示す平面図、側面図及び底面図である。
【図8】図5に示す組立過程を経て組み立てられた照明
器具取付装置の側面図である。
【図9】上記照明器具取付装置を引掛シーリングに取り
付けた状態を示す側面図である。
【図10】上記照明器具取付装置を引掛埋込ローゼット
に取り付けた状態を示す側面図である。
【図11】引掛シーリングに取り付けられた上記照明器
具取付装置に、照明器具本体部を取り付けた状態を示す
断面図である。
【図12】引掛埋込ローゼットに取り付けられた上記照
明器具取付装置に、照明器具本体部を取り付けた状態を
示す断面図である。
【図13】照明器具取付装置の第2の例における第1取
付部材及び第2取付部材を示す斜視図である。
【図14】照明器具取付装置の第3の例における第1取
付部材の概略外形形状を示す平面図である。
【図15】照明器具取付装置の第4の例における第1取
付部材を示す斜視図である。
【図16】従来の照明器具取付構造において、照明器具
を取り付ける状態を示す斜視図である。
【図17】従来の照明器具取付装置の斜視図である。
【図18】従来の照明器具取付装置に取り付けられてい
るリングの斜視図である。
【符号の説明】
1 第1取付部材 1c 鍔状部(第1の支持部) 1f 切欠部 2 第2取付部材 2c 鍔状部(第2の支持部) 2d 突起部 2i 切欠部 3 ばね 10 照明器具取付装置 11 栓刃 14 コネクタ(照明器具取付装置側) 31 引掛シーリング 32 天井 33 引掛埋込ローゼット 40 照明器具本体部 41 筐体部 44 係合部 44a 操作部 46 インタロック部材 46b ロック部 46d カバー部 47 コネクタ(照明器具本体部側)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井に設けられた引掛型天井配線器具に引
    掛接続された照明器具取付装置に照明器具本体部を着脱
    可能に取り付ける照明器具取付構造であって、前記照明
    器具本体部は、 前記照明器具取付装置との電気的接続を行うためのコネ
    クタを有する筐体部と、 前記筐体部により可動に保持され、前記照明器具取付装
    置と係合する係合部と、 前記係合部と一体的に動作する操作部と、 前記筐体部により可動に保持され、前記係合部が前記照
    明器具取付装置と適正に係合したときにのみ、前記操作
    部と係合してその操作を妨げる位置に移動可能であると
    ともに、前記操作部と非係合状態では前記コネクタの接
    続を妨げるインタロック部材とを備えたことを特徴とす
    る照明器具取付構造。
  2. 【請求項2】前記コネクタに接続された相手側のコネク
    タが、前記インタロック部材の移動を妨げることを特徴
    とする請求項1記載の照明器具取付構造。
  3. 【請求項3】天井からの突出長が相異なる少なくとも2
    種類の引掛型天井配線器具に接続される照明器具取付装
    置に、照明器具本体部を着脱可能に取り付ける照明器具
    取付構造であって、前記照明器具取付装置は、 引掛型天井配線器具に引掛接続する栓刃を端面に有し、
    かつ、照明器具本体部側の係合部と選択的に係合して当
    該照明器具本体部を支持する第1の支持部を有する第1
    取付部材と、 前記第1取付部材と係合するとともに、この第1取付部
    材に対して、天井面と直交する方向に所定範囲で移動可
    能であって、一の引掛型天井配線器具とは干渉せず、他
    の引掛型天井配線器具と干渉する突起部と、前記係合部
    と選択的に係合して前記照明器具本体部を支持する第2
    の支持部とを有する第2取付部材と、 自由な状態において前記突起部が前記端面より突出した
    状態に維持すべく、前記第2取付部材を前記第1取付部
    材に対して相対的に付勢する弾性体とを備え、前記栓刃
    を前記一の引掛型天井配線器具に引掛接続したとき前記
    第1の支持部によって前記照明器具本体部を支持し、 前記栓刃を前記他の引掛型天井配線器具に引掛接続する
    とき、前記第2取付部材の前記突起部が当該引掛型天井
    配線器具に当接した状態から前記第1取付部材を前記弾
    性体に抗して押すことにより、前記第2取付部材を前記
    第1取付部材に対して相対的に移動させ、この移動に基
    づいて、前記突出長の差を相殺する方向に移動した前記
    第2の支持部によって前記照明器具本体部を支持するも
    のであり、前記照明器具本体部は、 前記照明器具取付装置との電気的接続を行うためのコネ
    クタを有する筐体部と、 前記筐体部により可動に保持され、前記照明器具取付装
    置と係合する係合部と、 前記係合部と一体的に動作する操作部と、 前記筐体部により可動に保持され、前記係合部が前記照
    明器具取付装置と適正に係合したときにのみ、前記操作
    部と係合してその操作を妨げる位置に移動可能であると
    ともに、前記操作部と非係合状態では前記コネクタの接
    続を妨げるインタロック部材とを備えたことを特徴とす
    る照明器具取付構造。
  4. 【請求項4】引掛型天井配線器具に引掛接続する状態に
    おいて前記第2取付部材は前記第1取付部材より実質的
    に下方にあり、当該第2取付部材の側面に、前記第1取
    付部材の一部を下方に露出させる切欠部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項3記載の照明器具取付構造。
  5. 【請求項5】前記ばねを保持する押さえ板を前記第2取
    付部材の下方に配置し、この押さえ板にも前記第1取付
    部材の前記一部を下方に露出させる切欠部が設けられて
    いることを特徴とする請求項4記載の照明器具取付構
    造。
  6. 【請求項6】前記第2の支持部によって前記照明器具本
    体部が支持されるとき、前記第1の支持部と前記第2の
    支持部との高さ位置の差は、前記突出長の差に実質的に
    等しいことを特徴とする請求項3記載の照明器具取付構
    造。
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