JP2000011627A - テープデッキにおけるドアの開閉構造 - Google Patents

テープデッキにおけるドアの開閉構造

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JP2000011627A
JP2000011627A JP10171019A JP17101998A JP2000011627A JP 2000011627 A JP2000011627 A JP 2000011627A JP 10171019 A JP10171019 A JP 10171019A JP 17101998 A JP17101998 A JP 17101998A JP 2000011627 A JP2000011627 A JP 2000011627A
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JP
Japan
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door
opening
deck
closing
arm
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Application number
JP10171019A
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English (en)
Inventor
Takashi Akita
高士 秋田
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアを開いた状態から閉めるための付勢バネ
を必要とせず、部品点数の削減と組立工数の削減を図る
ことができて、コストダウンをすることができ、しかも
耐久性に優れたテープデッキにおけるドアの開閉構造を
提供する。 【解決手段】 テープデッキにおけるカセットテープ挿
入排出用開口を開閉するためのドアの開閉構造におい
て、ドア1を開閉するためのデッキアーム2の上端部に
アーム軸2cを突設し、カセットテープ挿入排出用開口
4aの上縁部に上端を開閉可能に枢着されたドア1の上
部に、アーム軸2cがスライド可能に係合する長溝1a
又は長穴を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープデッキにお
けるテープカートリッジ挿入排出用開口を開閉するため
のドアの開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のドアの開閉構造として、
例えば、図4に示し実開昭62−198586号公報に
記載された磁気記録再生装置のベゼルシャッター取付構
造と、図5〜図7に示し実開平4−54088号公報に
記載されたオーディオテープデッキのドア構造がある。
【0003】上記従来の磁気記録再生装置のベゼルシャ
ッター取付構造は、図4に示すように、磁気記録再生装
置における防塵機構において、フロントベゼル101
と、前記フロントベゼル101の開口部に装着するベゼ
ルシャッター102と、前記ベゼルシャッター102を
加圧するコイルばね103aとからなりフロントベゼル
101に設けた突起部101a及び凹形部101bとか
らなる軸受と、ベゼルシャッター102にフロントベゼ
ル101の軸受形状に対応したカツト部102aを有す
る丸軸部102bを設けている。
【0004】ところが、上記従来のベゼルシャッター取
付構造では、ベゼルシャッターを開けた状態から閉める
手段としてコイルバネ103aを用いているので、部品
点数が多くてコスト高になり、また、コイルバネ103
aを組み付ける工程を必要とするので、組立工数が多く
なり、手間がかかるという問題があった。また、上記従
来のオーディオテープデッキのドア構造は、図5、図6
(a)(b)に示すように、オーディテープデッキのテ
ープカートリッジ挿排開口用のドアであって、可撓性の
樹脂材料からなり、デッキ内部の所定位置に固定するベ
ース部211と、挿排開口204を内側から開放又は閉
鎖するウイング部212と、これらのベース部211と
このウイング部212とを連結するジョイント部213
とを備え、このジョイント部213はベース部211及
びウイング部213に比較して薄肉でかつ容易に屈曲可
能であり、このジョイント部213の屈曲時に生じる復
元力によりドア210の挿排開口204を閉鎖する位置
にウイング部212を付勢するようにしている。
【0005】また、図7に示すのは、従来の別例のオー
ディオテープデッキのドア構造を示しており、これは、
ドア220の中央のジョイント部223の他に、両端に
もジョイント部224、224を設けたものである。と
ころが、上記従来のオーディオテープデッキのドア構造
においては、ジョイント部213、223、224が、
挿排開口204に対してドア210、220を開閉する
毎に屈曲されるので、このジョイント部213、22
3、224の耐久性が悪く、更に、ベース部211、2
21をデッキに取り付けるために、複数のビスが必要で
あって、部品点数が多くてコスト高になるという問題が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、ドアを開いた状態から閉めるための付勢
バネを必要とせず、部品点数の削減と組立工数の削減を
図ることができて、コストダウンをすることができ、し
かも耐久性に優れたテープデッキにおけるドアの開閉構
造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のテープデッキにおけるドアの開閉
構造は、テープデッキにおけるカセットテープ挿入排出
用開口を開閉するためのドアの開閉構造において、前記
ドアを開閉するためのデッキアームの上端部にアーム軸
を突設し、前記開口の上縁部に上端を開閉可能に枢着さ
れた前記ドアの上部に、前記アーム軸がスライド可能に
係合する長溝又は長穴を形成したことを特徴としてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテープデッキ
におけるドアの開閉構造の実施の形態について、図を参
照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態のテープデ
ッキにおけるドアの開閉構造におけるドアを閉めた状態
を示し、(a)は全体構造を示す側面図、(b)は要部
の拡大側面図、図2は実施形態のテープデッキにおける
ドアの開閉構造におけるドアを開ける途中の状態を示
し、(a)は全体構造を示す側面図、(b)は要部の拡
大側面図、図3は実施形態のテープデッキにおけるドア
の開閉構造におけるドアを開けた状態を示し、(a)は
全体構造を示す側面図、(b)は要部の拡大側面図であ
る。
【0009】本実施形態のテープデッキにおけるドアの
開閉構造は、図1〜図3に示すように、ドア1を開閉す
るためのデッキアーム2の下部が枢軸2aによって、デ
ッキ本体(図示略)に回動可能に枢着されており、この
デッキアーム2には、後側にデッキ本体の突起部3に上
端を係止された弾性片2bが設けられ、その上端部には
アーム軸2cが突設されている。ドア1は、デッキ本体
の前壁部4の形成されたカセットテープ挿入排出用開口
4aの上縁部に上端を開閉可能に枢着されている。
【0010】そして、このドア1には、その上部にアー
ム軸2cがスライド可能に係合する長溝1aが形成され
ている。この長溝1aは、ドア1の上部に設けられた短
壁部1bとこの短壁部1bに対して所定間隔離して設け
られたリブ1cの間に形成されている。尚、この長溝1
aの代わりにアーム軸2cがスライド可能に係合する長
穴をドア1の上部に設けてもよい。デッキアーム2の下
部には、係止軸2dを設けた水平片部2eが一体に設け
られ、この水平片部2eの係止軸2dがデッキ本体に設
けた係止部(図示略)に係止することによって、ドア1
がカセットテープ挿入排出用開口4aから前方に飛び出
さないようにしている。
【0011】次に、上記のように構成された本実施形態
のテープデッキにおけるドアの開閉構造におけるドアの
開閉動作について説明する。図1に示すようにドア1が
閉められた状態では、デッキアーム2のアーム軸2cは
ドア1の長溝1aの中間部に位置している。次に、カセ
ットテープ(図示略)をカセットテープ挿入排出用開口
4aに挿入すると、図2に示すように、ドア1はこのカ
セットテープに押されて開く状態となる。
【0012】次にカセットテープがデッキ本体内に収納
されると、図3に示すように、ドア1はカセットテープ
の上面に載った状態で略水平向きとなり、デッキアーム
2のアーム軸2cはドア1の長溝1aの端部に位置して
いる。この状態では、デッキアーム2はその弾性片2b
の弾性による復帰力で、ドア1が閉まる方向に付勢され
ている。そこで、カセットテープ(図示略)がカセット
テープ挿入排出用開口4aから排出されると、デッキア
ーム2はその弾性片2bの弾性による復帰力で、その上
部がカセットテープ挿入排出用開口4a側に回動し、こ
れに伴って、アーム軸2cに押されてドア1が閉まる方
向に回動して、図2の状態を経て、図1に示すように、
ドア1でカセットテープ挿入排出用開口4aを閉めた状
態となる。
【0013】本実施形態のテープデッキにおけるドアの
開閉構造によれば、ドア1を開いた状態から閉めるため
の付勢バネを必要とせず、部品点数の削減と組立工数の
削減を図ることができて、コストダウンをすることがで
きる。しかも、弾性片2bの弾性でデッキアーム2をカ
セットテープ挿入排出用開口4a側に回動して、これに
伴ってドア1を閉めるように構成しているので、耐久性
に優れている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
テープデッキにおけるドアの開閉構造によれば、ドアを
開閉するためのデッキアームの上端部のアーム軸を、カ
セットテープ挿入排出用開口の上縁部に上端を開閉可能
に枢着されたドアの上部に形成された長溝又は長穴にス
ライド可能に係合しているので、ドアが開いた状態から
デッキアームの上端部のアーム軸に押されてドアが閉ま
る方向に自動的に回動してカセットテープ挿入排出用開
口を閉めるので、ドアを開いた状態から閉めるための付
勢バネを必要とせず、部品点数の削減と組立工数の削減
を図ることができて、コストダウンをすることができ
る。しかもデッキアームの復帰力でドアを自動的に閉め
るように構成しているので、消耗する部品及び部分がな
くて耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のテープデッキにおけるド
アの開閉構造におけるドアを閉めた状態を示し、(a)
は全体構造を示す側面図、(b)は要部の拡大側面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態のテープデッキにおけるド
アの開閉構造におけるドアを開ける途中の状態を示し、
(a)は全体構造を示す側面図、(b)は要部の拡大側
面図である。
【図3】本発明の実施の形態のテープデッキにおけるド
アの開閉構造におけるドアを開けた状態を示し、(a)
は全体構造を示す側面図、(b)は要部の拡大側面図で
ある。
【図4】従来の磁気記録再生装置のベゼルシャッター取
付構造の正面図である。
【図5】従来のオーディオテープデッキのドア構造のド
アを示す斜視図である。
【図6】従来のオーディオテープデッキのドア構造の要
部を示し、(a)はドアを閉めた状態の断面図、(b)
はドアを開けた状態の断面図である。
【図7】従来のオーディオテープデッキのドア構造の別
例のドアを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ドア 1a 長溝 2 デッキアーム 2c アーム軸 4a カセットテープ挿入排出用開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープデッキにおけるカセットテープ挿入
    排出用開口を開閉するためのドアの開閉構造において、
    前記ドアを開閉するためのデッキアームの上端部にアー
    ム軸を突設し、前記開口の上縁部に上端を開閉可能に枢
    着された前記ドアの上部に、前記アーム軸がスライド可
    能に係合する長溝又は長穴を形成したことを特徴とする
    テープデッキにおけるドアの開閉構造。
JP10171019A 1998-06-18 1998-06-18 テープデッキにおけるドアの開閉構造 Pending JP2000011627A (ja)

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