JP2000011292A - 車両検知装置 - Google Patents

車両検知装置

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JP2000011292A
JP2000011292A JP10179466A JP17946698A JP2000011292A JP 2000011292 A JP2000011292 A JP 2000011292A JP 10179466 A JP10179466 A JP 10179466A JP 17946698 A JP17946698 A JP 17946698A JP 2000011292 A JP2000011292 A JP 2000011292A
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JP
Japan
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vehicle
magnetic
detection device
magnetic signal
type
Prior art date
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JP10179466A
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English (en)
Inventor
Akiharu Kitamura
暁晴 北村
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設置が容易であるとともに車両を正確に検出し
得るとともに車種の判定も行い得る車両検知装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】道路側方のガードレールに取り付けられ
て、路面上で高さ方向における磁気量を検出する磁気セ
ンサ1と、この磁気センサ1で得られた磁気信号の幅を
検出して車両の有無を判断する車両検出回路22と、こ
の車両検出回路22からの信号を入力して車両の台数を
カウントする台数カウント回路23と、磁気センサ1か
らの磁気信号を入力してその信号の強さすなわち高さ
と、予め車両の種類に応じて求められている磁気信号の
高さデータとを比較して車両の種類を検出する車種判定
回路32とから構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路上を通過する
車両を検知する車両検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路上の車両の有無を検知する車
両検知器として、例えば特許第2587746号に開示
されたものがある。
【0003】この車両検知器は、磁束を発生する一次コ
イルとこの発生した磁束を受信する検知コイルとを地面
に埋設しておき、車両が通過する場合と通過しない場合
とで、検知コイルで受信する磁束量が変化することに着
目して、すなわち磁束量の増大を検出することにより、
車両の通過を検知するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両検知器
によると、一次側コイルおよび検知コイルを地面に埋設
する必要があるとともに、一次側コイルには発振器を接
続する必要があり、その設置が非常に面倒になるととも
に、道路に埋設した場合には管理面で面倒となり、また
磁束量の変化から車種を判定することができなかった。
【0005】なお、超音波式の車両検知器もあるが、こ
の場合には、二輪車を検出することが難しく、またトレ
ーラなどについては、パルス割れにより、誤って複数台
の車両として検出してしまうとともに、車種の判定もす
ることができない。また、電波式の車両検知の場合も、
超音波式の場合とほぼ同じ欠点がある。
【0006】そこで、本発明は、設置が容易であるとと
もに車両を正確に検出し得るとともに車種の判定も行い
得る車両検知装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の車両検知装置は、車両が通過する道
路に配置されて高さ方向における磁気量を検出する磁気
センサと、この磁気センサで検出された磁気信号に基づ
き車両の通過の有無および通過車両の種類を検出する検
知装置本体部とを有し、かつ上記検知装置本体部を、磁
気センサで得られた磁気信号に地磁気量を入力して地磁
気のキャンセルを行う地磁気量入力回路と、この地磁気
がキャンセルされた磁気信号を入力して車両の台数を検
出する台数検出部とから構成したものである。
【0008】また、本発明の第2の車両検知装置は、車
両が通過する道路に配置されて高さ方向における磁気量
を検出する磁気センサと、この磁気センサで検出された
磁気信号に基づき車両の通過の有無および通過車両の種
類を検出する検知装置本体部とを有し、かつ上記検知装
置本体部を、磁気センサで得られた磁気信号に地磁気量
を入力して地磁気のキャンセルを行う地磁気量入力回路
と、この地磁気がキャンセルされた磁気信号を入力して
車両の種類を判定する車種判定部とから構成したもので
ある。
【0009】また、本発明の第3の車両検知装置は、車
両が通過する道路の側方の所定高さに配置されて高さ方
向における磁気量を検出する磁気センサと、この磁気セ
ンサで検出された磁気信号に基づき車両の通過の有無お
よび通過車両の種類を検出する検知装置本体部とを有
し、かつ上記検知装置本体部を、磁気センサで得られた
磁気信号に地磁気を入力して地磁気のキャンセルを行う
地磁気量入力回路と、この地磁気がキャンセルされた磁
気信号を入力して車両の台数を検出する台数検出部と、
上記地磁気がキャンセルされた磁気信号を入力して車両
の種類を判定する車種判定部とから構成したものであ
る。
【0010】また、本発明の第4の車両検知装置は、上
記第1または第3の車両検知装置における台数検出部
を、磁気信号の幅を検出する車両検出回路と、この車両
検出回路で検出された信号に基づき車両の台数をカウン
トする台数カウント回路とから構成したものである。
【0011】さらに、本発明の第5の車両検知装置は、
上記第2または第3の車両検知装置における車種判定部
を、検出された磁気信号の強さと、予め車両の種類に応
じて求められている磁気信号の強さデータと比較して車
両の種類を検出する車種判定回路により構成したもので
ある。
【0012】上記の各構成によると、磁気センサで、道
路上を通行する車両の高さ方向の磁気量を検出して、通
過車両の台数および/または車両の種類を検知するよう
にしたので、従来のように、磁気センサを地面に埋設す
る必要がないとともに、磁気センサ内を流れる電流の変
化を検知するものとは異なり、磁気センサに磁束発生用
の電流を供給する必要がなく、したがって車両検知装置
の設置を容易に行うことができる。
【0013】また、台数検出部の車両検出回路において
は、車両を磁気信号の幅に基づき検出するようにしてい
るので、例えば超音波式の検知器とは異なり、二輪車と
四輪車とを正確に区別することができるとともに、トレ
ーラなどについても、1台の車両として正確に検知し得
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る車両検知装置を、図1および図2に基づき説明する。
【0015】本発明の車両検知装置は、道路の側方の地
上から所定高さでもって、磁気センサを配置しておき、
この磁気センサにより検出される磁気量の変化に基づ
き、通過する車両の台数および車両の種類を検知するも
のである。
【0016】以下、この車両検知装置を、図1に基づき
詳しく説明する。この車両検知装置は、道路の側方の所
定高さ、例えば乗用車に合わせた場合は、30〜50c
m程度の範囲内でガードレールに取り付けられて、路面
の高さ方向で磁気量を検出する一軸型の磁気センサ(フ
ラックスゲート型のもの)1と、この磁気センサ1で検
出された磁気量の変化すなわち磁気信号に基づき車両の
通過の有無および通過車両の種類を検出する検出装置本
体部2とから構成されている。
【0017】上記検出装置本体部2は、磁気センサ1で
得られた磁気信号の増幅器11と、この増幅器11で増
幅された磁気信号に逆極性の地磁気信号(電気的地磁気
量)を入力して地磁気の影響をキャンセルする地磁気量
入力回路12と、この地磁気がキャンセルされた磁気信
号を入力し、所定帯域の周波数の磁気信号を通過させて
ノイズを除去するフィルタ13と、このフィルタ13を
通過した磁気信号を入力するとともに積分して信号波形
を滑らかに整形する積分回路14と、この積分回路14
で整形された磁気信号を入力して、車両の台数を検出す
る台数検出部15と、上記積分回路14で整形された磁
気信号を入力して、車両の種類を判定する車種判定部1
6とから構成されている。
【0018】上記台数検出部15は、磁気信号を入力し
て自然界に存在する磁気を検出しないように、所定のし
きい値以上の信号だけを取り出す雑磁気除去回路21
と、この雑磁気除去回路21からの磁気信号を入力し、
図2に示すように、磁気信号Sの幅Wを検出して車両で
あるか否かを判断するとともに、車両である場合には、
車両であるという信号を出力する車両検出回路22と、
この車両検出回路22からの信号を入力して通過車両の
台数をカウントする台数カウント回路23とから構成さ
れている。なお、二輪車の場合には磁気信号Sの幅Wが
狭く、四輪車の幅Wと十分に区別することができるた
め、二輪車を四輪車と誤認することがなく、またトレー
ラなどについても、磁気信号S全体が2つに分かれるこ
とがなく、1つの信号として判断できるため、やはり誤
認の発生を防止することができる。ところで、磁気信号
の幅Wは、車両の速度に応じて若干変化するが、車両の
速度に応じて修正すればよい。例えば、車両の速度を検
出する速度検出器を設けておくか、または磁気センサ1
を道路に沿って複数個配置しておき、これらの内、2個
の磁気センサ1間を通過する時間から、車両の速度を検
出するような速度検出回路を設けておく。勿論、車両の
速度データが、車両検出回路22に入力されて、車両が
所定速度で通過している場合に相当する幅に変換され
る。
【0019】また、上記車種判定部16は、車両の種類
に応じて求められた磁気信号の強さすなわち磁気信号の
高さ(磁気量の変化分でもある)Hのデータを記憶する
データ記憶部31と、上記積分回路14から入力される
磁気信号の高さと上記データ記憶部31から入力される
高さデータとを比較することにより、通過車両の種類を
検出する車種判定回路32とから構成されている。
【0020】ところで、車両の種類を検出し得るのは、
車両の種類に応じて車両の大きさが異なり、すなわち金
属量の大小に応じて路面上の垂直磁場が変化し、この変
化を磁気信号の高さ(変化量)として検出することを利
用したものである。
【0021】例えば、5ナンバーであれば、磁気信号の
変化量は、500〜800nT(ナノテスラ)であり、
小型貨物車であれば、磁気信号の変化量は、1000〜
1500nT(ナノテスラ)であり、大型車であれば、
磁気信号の変化量は、約2000nT(ナノテスラ)で
ある。
【0022】なお、上記磁気センサ1は道路の側方に配
置されるとともに、検出装置本体部2は例えば道路監視
施設側に配置されており、また検出装置本体部2の台数
カウント回路23および車種判定回路32からのデータ
が、モニターなどの表示部41に出力される。
【0023】したがって、例えば高速道路の側方に設け
られたガードレールに、複数個の磁気センサ1を所定間
隔置きに配置するとともに、道路監視施設に配置された
検知装置本体部2と上記各磁気センサ1とを信号線によ
り接続することにより、高速道路を通過する車両の台数
およびその種類を、道路監視施設内にて、容易にかつリ
アルタイムで検知することができる。
【0024】なお、車線が複数ある場合には、磁気セン
サ1の感度が調節されて、例えば磁気センサ1に近い車
線を走行している車両を検知できるようにしておく。と
ころで、上記実施の形態においては、車両の検知結果の
表示部を、検知装置本体部と別個に設けたように説明し
たが、勿論、表示部を検知装置本体部側に一体的に設け
るような構成にしてもよく、また道路として高速道路に
ついて説明したが、普通の道路であってもよく、さらに
磁気センサをガードレールに取り付けるように説明した
が、ガードレール以外のものに設置してもよい。なお、
ガードレールに取り付けるようにすれば、設置費用が安
くなる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、磁
気センサで、道路上を通過する車両の高さ方向の磁気量
を検出して、通過車両の台数および/または車両の種類
を検知するようにしたので、従来のように、磁気センサ
を地面に埋設する必要がないとともに、磁気センサ内を
流れる電流の変化を検知するものとは異なり、磁気セン
サに電流を供給する必要がなく、したがって車両検知装
置の設置を容易かつ安価に行うことができ、また台数検
出部の車両検出回路においては、磁気信号の幅に基づき
検出しているので、例えば超音波式の検知器とは異な
り、二輪車と四輪車とを正確に区別することができると
ともに、トレーラなどについても、1台の車両として正
確に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車両検知装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態における車両検出時の磁気信号の
波形図である。
【符号の説明】
1 磁気センサ 2 検知装置本体部 12 地磁気量入力回路 15 台数検出部 16 車種判定部 22 車両検出回路 23 台数カウント回路 31 データ記憶部 32 車種判定回路 41 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両が通過する道路に配置されて高さ方向
    における磁気量を検出する磁気センサと、この磁気セン
    サで検出された磁気信号に基づき車両の通過の有無およ
    び通過車両の種類を検出する検知装置本体部とを有し、
    かつ上記検知装置本体部を、磁気センサで得られた磁気
    信号に地磁気量を入力して地磁気のキャンセルを行う地
    磁気量入力回路と、この地磁気がキャンセルされた磁気
    信号を入力して車両の台数を検出する台数検出部とから
    構成したことを特徴とする車両検知装置。
  2. 【請求項2】車両が通過する道路に配置されて高さ方向
    における磁気量を検出する磁気センサと、この磁気セン
    サで検出された磁気信号に基づき車両の通過の有無およ
    び通過車両の種類を検出する検知装置本体部とを有し、
    かつ上記検知装置本体部を、磁気センサで得られた磁気
    信号に地磁気量を入力して地磁気のキャンセルを行う地
    磁気量入力回路と、この地磁気がキャンセルされた磁気
    信号を入力して車両の種類を判定する車種判定部とから
    構成したことを特徴とする車両検知装置。
  3. 【請求項3】車両が通過する道路に配置されて高さ方向
    における磁気量を検出する磁気センサと、この磁気セン
    サで検出された磁気信号に基づき車両の通過の有無およ
    び通過車両の種類を検出する検知装置本体部とを有し、
    かつ上記検知装置本体部を、磁気センサで得られた磁気
    信号に地磁気量を入力して地磁気のキャンセルを行う地
    磁気量入力回路と、この地磁気がキャンセルされた磁気
    信号を入力して車両の台数を検出する台数検出部と、上
    記地磁気がキャンセルされた磁気信号を入力して車両の
    種類を判定する車種判定部とから構成したことを特徴と
    する車両検知装置。
  4. 【請求項4】台数検出部を、磁気信号の幅を検出する車
    両検出回路と、この車両検出回路で検出された信号に基
    づき車両の台数をカウントする台数カウント回路とから
    構成したことを特徴とする請求項1または3に記載の車
    両検知装置。
  5. 【請求項5】車種判定部を、検出された磁気信号の強さ
    と、予め車両の種類に応じて求められている磁気信号の
    強さデータと比較して車両の種類を検出する車種判定回
    路により構成したことを特徴とする請求項2または3に
    記載の車両検知装置。
JP10179466A 1998-06-26 1998-06-26 車両検知装置 Pending JP2000011292A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108074402A (zh) * 2016-11-12 2018-05-25 华东交通大学 车辆探测器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203