JP2000010778A - デジタルコンテンツコピーライト管理方法及び装置及びデジタルコンテンツコピーライト管理プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

デジタルコンテンツコピーライト管理方法及び装置及びデジタルコンテンツコピーライト管理プログラムを格納した記憶媒体

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JP2000010778A
JP2000010778A JP17472798A JP17472798A JP2000010778A JP 2000010778 A JP2000010778 A JP 2000010778A JP 17472798 A JP17472798 A JP 17472798A JP 17472798 A JP17472798 A JP 17472798A JP 2000010778 A JP2000010778 A JP 2000010778A
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JP17472798A
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Kenichi Yoshikawa
研一 吉川
Naofumi Inmaki
直文 印牧
Takusane Wakai
卓実 若井
Yuuki Sugano
優紀 菅野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
SB Technology Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
SB Networks Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピーライトを自動生成して、流通させるこ
とにより、デジタルコンテンツの1次、2次、…、n次
の改変に対して、著作権やそのロイヤリティを発生させ
ることが可能なデジタルコンテンツコピーライト管理方
法及び装置及びデジタルコンテンツコピーライト管理プ
ログラムを格納した記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、付加データと改変する際に発
生するロイヤリティを規定した課金データとからなる著
作権条件データと、1次、2次、…、n次著作権が明記
された著作権履歴データとを生成し、改変デジタルコン
テンツに対して、前記著作権条件データと前記著作権履
歴データを組み込んだ前記改変ライセンス使用条件書を
生成して流通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルコンテン
ツコピーライト管理方法及び装置及びデジタルコンテン
ツコピーライト管理プログラムを格納した記憶媒体に係
り、特に、ゲームソフトを含むコンピュータアプリケー
ションソフトウェアや、ビデオ、アニメーション、コン
ピュータグラフィック、モーションキャプチャ等のデジ
タルデータや、電子スチル写真等のデジタル静止画や、
電子音楽、MIDI等のデジタルデータ等のデジタルコ
ンピュータに対して、デジタルコンテンツを改変する際
に、知的財産や使用条件等を規定したライセンス使用条
件書に、著作権履歴データを組み込み、自動生成するこ
とによって、デジタルコンピュータの1次、2次、…、
n次の改変に関する著作権やそのロイヤリティを発生さ
せるデジタルコンテンツコピーライトの管理するための
デジタルコンテンツコピーライト管理方法及び装置及び
デジタルコンテンツコピーライト管理プログラムを格納
した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】映像素材を含むデジタルコンテンツのラ
イセンス管理を行う従来の方式としては、特願平7−1
73788「映像情報検索方法及びシステム」が知られ
ている。この種の方式は、映像素材に対するID、パス
ワード等の使用者資格情報、肖像権、著作権等の知的財
産に関する各種規定、ロイヤリティ、イニシャル等の使
用料金、プロダクションの住所、電話番号等の問い合わ
せ情報、使用上の注意事項や、警告文等の使用者へのメ
ッセージ情報等のライセンスを規定し、その取扱を説明
するライセンス使用条件書とデジタルコンテンツを一対
(ペア)にすることによりライセンスを管理することが
できる特徴を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方式
では、デジタルコンテンツ改変に関するユーザIDやタ
ーミナルIDなど1次著作権の使用条件等の資格をチェ
ックする機能、例えば、改変を許可しない場合のユーザ
へのアラームデータ機能等がないため、2次利用が困難
であるという第1の問題がある。
【0004】また、改変に関する各種データと改変した
デジタルコンテンツを管理する機能をもっていないた
め、不正な改変のチェックが難しいという第2の問題点
がある。さらに、1次、2次、3次、…の著作権の履歴
情報を上記の改変デジタルコンテンツに対してライセン
ス管理を行うことができないため、その不正利用が確認
できないという第3の問題がある。
【0005】また、ライセンス使用条件書に1次、2
次、3次、…の著作権に対する課金情報が含まれていな
いため、各著作者に対するロイヤリティ等が確認できな
いという第4の問題がある。本発明は、上記の点に鑑み
なされたもので、コピーライトを自動生成して、流通さ
せることにより、デジタルコンテンツの1次、2次、
…、n次の改変に対して、著作権やそのロイヤリティを
発生させることが可能なデジタルコンテンツコピーライ
ト管理方法及び装置及びデジタルコンテンツコピーライ
ト管理プログラムを格納した記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0006】詳しくは、ユーザIDやターミナルID等
の資格をチェックし、改変を許可しない場合、アラーム
データを返す機能を備えているためデジタルコンテンツ
の2次利用の可否をユーザに知らせることが可能なデジ
タルコンテンツコピーライト管理方法及び装置及びデジ
タルコンテンツコピーライト管理プログラムを格納した
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】(n+1)次著作権登録コンテンツを格納
する領域を用いて、改変に関する各種データと改変した
デジタルコンテンツを保存でき、デジタルコンテンツに
関する不正改変の判断チェックができるデジタルコンテ
ンツコピーライト管理方法及び及び装置及びデジタルコ
ンテンツコピーライト管理プログラムを格納した記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0008】さらに、改変に関する不正利用の確認をユ
ーザが行うことが可能なデジタルコンテンツコピーライ
ト管理方法及び装置及びデジタルコンテンツコピーライ
ト管理プログラムを格納した記憶媒体を提供することを
目的とする。また、n次デジタルコンテンツに対して、
単数または、複数の改変著作者を規定できると共に、そ
れぞれのコピーライトのロイヤリティを規定し、管理で
きるデジタルコンテンツコピーライト管理方法及び装置
及びデジタルコンテンツコピーライト管理プログラムを
格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明(請求項1)は、アプ
リケーションソフトウェアを含むデジタルコンテンツと
これに付随するライセンス使用条件書とを用いて、該デ
ジタルコンテンツを改変する際に2次以降のライセンス
流通管理を行うためのデジタルコンテンツコピーライト
管理方法において、付加データと改変する際に発生する
ロイヤリティを規定した課金データとからなる著作権条
件データと、1次、2次、…、n次著作権が明記された
著作権履歴データとを生成し(ステップ1)、改変デジ
タルコンテンツに対して、著作権条件データと著作権履
歴データを組み込んだ改変ライセンス使用条件書を生成
する(ステップ2)。
【0010】本発明(請求項2)は、改変デジタルコン
テンツと生成された改変ライセンス使用条件書を一対
(ペア)構造とし、改変デジタルコンテンツと改変ライ
センス使用条件書をペア構造のまま流通させる。本発明
(請求項3)は、改変される以前のライセンス使用条件
書に記載されている著作権履歴データのユーザID、タ
ーミナルIDなどから(n+1)次の改変を許可するか
否かを判定すると共に、改変に関する各種データから不
正な改変をチェックし、改変できない場合、アラームデ
ータを出力する。
【0011】本発明(請求項4)は、改変ライセンス使
用条件書と改変デジタルコンテンツとを記憶しておき、
(n+1)次利用に対する資格チェックを行い、n次著
作権の改変デジタルコンテンツと生成された改変ライセ
ンス使用条件書の1対の構造から(n+1)次著作権の
ペア構造を生成する。
【0012】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明(請求項5)は、アプリケーションソフトウェアを含
むデジタルコンテンツとこれに付随するライセンス使用
条件書とを用いて、該デジタルコンテンツを改変する際
に2次以降のライセンス流通管理を行うためのデジタル
コンテンツコピーライト管理装置であって、改変デジタ
ルコンテンツに関する付加データ10と、改変する際に
ロイヤリティを規定した課金データ20とからなる著作
権条件データ10と、1次、2次、…、n次著作権が明
記された著作権履歴データ20とを生成するデータ生成
手段100と、改変デジタルコンテンツに対して、著作
権条件データ10と著作権履歴データ20を組み込んだ
改変ライセンス使用条件書30を生成する使用条件書生
成手段200とを有する。
【0013】本発明(請求項6)は、改変デジタルコン
テンツと生成された改変ライセンス使用条件書30を一
対(ペア)構造とする手段と、改変デジタルコンテンツ
と改変ライセンス使用条件書をペア構造のまま流通させ
る手段とを有する。本発明(請求項7)は、改変される
以前のライセンス使用条件書に記載されている著作権履
歴データのユーザID、ターミナルIDなどから(n+
1)次の改変を許可するか否かを判定すると共に、改変
に関する各種データから不正な改変をチェックし、改変
できない場合、アラームデータを出力するチェック手段
を更に有する。
【0014】本発明(請求項8)は、改変ライセンス使
用条件書30と改変デジタルコンテンツとを記憶する記
憶手段と、(n+1)次利用に対する資格チェックを行
う利用資格チェック手段と、n次著作権の改変デジタル
コンテンツと生成された改変ライセンス使用条件書30
の1対の構造から(n+1)次著作権のペア構造を生成
するペア構造生成手段とを含む。
【0015】本発明(請求項9)は、アプリケーション
ソフトウェアを含むデジタルコンテンツとこれに付随す
るライセンス使用条件書とを用いて、該デジタルコンテ
ンツを改変する際に2次以降のライセンス流通管理を行
うためのデジタルコンテンツコピーライト管理装置に搭
載されるデジタルコンテンツコピーライト管理プログラ
ムを格納した記憶媒体であって、改変デジタルコンテン
ツに関する付加データと、改変する際にロイヤリティを
規定した課金データとからなる著作権条件データと、1
次、2次、…、n次著作権が明記された著作権履歴デー
タとを生成するデータ生成プロセスと、改変デジタルコ
ンテンツに対して、著作権条件データと著作権履歴デー
タを組み込んだ改変ライセンス使用条件書を生成するプ
ロセスとを有する。
【0016】本発明(請求項10)は、改変デジタルコ
ンテンツと生成された改変ライセンス使用条件書を一対
(ペア)構造とするプロセスと、改変デジタルコンテン
ツと改変ライセンス使用条件書をペア構造のまま流通さ
せるプロセスを更に有する。本発明(請求項11)は、
改変される以前のライセンス使用条件書に記載されてい
る著作権履歴データのユーザID、ターミナルIDなど
から(n+1)次の改変を許可するか否かを判定すると
共に、改変に関する各種データから不正な改変をチェッ
クし、改変できない場合、アラームデータを出力させる
チェックプロセスを更に有する。
【0017】本発明(請求項12)は、(n+1)次利
用に対する資格チェックを行う利用資格チェックプロセ
スと、n次著作権の改変デジタルコンテンツと生成され
た改変ライセンス使用条件書の1対の構造から(n+
1)次著作権のペア構造を生成するペア構造生成プロセ
スとを含む。
【0018】上記のように、本発明は、デジタルコンテ
ンツを改変する際に、知的財産や使用条件等を規定した
ライセンス使用条件書に、著作権履歴データを組み込
み、自動生成することによって、デジタルコンテンツの
1次、2次、…、n次の改変に関する著作権やそのロイ
ヤリティを発生させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】図3は、本発明のデジタルコンテ
ンツコピーライト管理装置の概要を説明するための図で
ある。同図に示す管理装置1000は、知的財産を含む
n次のデジタルコンテンツ2200と、n次ライセンス
使用条件書2100がペア構造となっているn次著作権
コンテンツ2000において、n次著作権コンテンツ2
000を改変し、(n+1)次著作権を発生させたい場
合、管理装置1000で改変を許可するか否かを判定
し、改変を許可するならば(n+1)次著作権条件デー
タ3120と、(n−1)次以前の著作権履歴データ3
130とを組み込んだ(n+1)次ライセンス使用条件
書3100を生成し、当該(n+1)次ライセンス使用
条件書3100と改変された(n+1)次デジタルコン
テンツ3200とをペア構造にして(n+1)次著作権
コンテンツ3000を生成する。
【0020】具体的には、n次部分著作権条件データか
らアクセスできるデジタルコンテンツを改変し(n+
1)次著作権を発生させ、2次利用を行いたい場合、当
該装置1000に入力し、ユーザIDやターミナルID
などn次著作権の使用条件等の資格をチェックし、改変
を許可しない場合は、原因、理由、命令等を含むアラー
ムデータ等を出力する。改変を許可する場合には、改変
デジタルコンテンツに関する付加データ3121と改変
著作者データ3122を組み込み、n次以前の付加デー
タと課金データとを著作権履歴データとして改変した
(n+1)次ライセンス使用条件書3100を生成し、
改変された(n+1)次デジタルコンテンツ3200と
ペア構造にした(n+1)次著作権コンテンツ3000
を生成し、流通させる。
【0021】図4は、本発明のn次著作物の改変プロセ
スとロイヤリティ算出方法を示す。同図において、コン
テンツを改変#1、#2、#3としたときに生成される
ライセンス使用条件書の改変のプロセスと(n+1)著
作権の構造と、ロイヤリティ算出方法が示されている。
n次著作権の段階では、1つの著作権コンテンツであっ
たが、改変によって、それぞれ異なった著作権条件デー
タが生成されると共に、異なった(n+1)次著作権が
生成されている。例えば、改変#1デジタルコンテンツ
のトータルロイヤリティは、ライセンス使用条件書に含
まれている改変#1の課金データとn次以前の著作権履
歴データ内の課金データから算出でき、また、各々の課
金データから各著作者に対して、ロイヤリティが判別で
きる構造となっている。
【0022】同図の例では、n次著作権段階では、著作
権者Aが生成した、著作権条件データ(付加データ+課
金データ)とn−1次以前の著作権履歴データからなる
ライセンス使用条件書と、n次のデジタルコンテンツか
らなる著作物があり、この著作物が(n+1)次著作権
として、改変#1により、改変著作権者Xは、n次の著
作権を有する著作物が、改変#1著作権条件データ(付
加データ(改変#1の概要)課金データ(改変#1著作
のロイヤリティ))からなるライセンス使用条件書と改
変#1のデジタルコンテンツからなる著作物に改変され
る。これにより、ロイヤリティは、改変#1の課金デー
タとn次以前の課金データに基づいて改変#1の著作物
のトータルロイヤリティが算出される。
【0023】以下、改変#2及び改変#3も同様に改変
が行われ、それぞれのトータルロイヤリティが算出され
る。以上のことから、管理装置1000では、n次著作
権コンテンツ内にあるn次デジタルコンテンツの改変に
対し、改変の利用資格があるか否かを判定し、改変が許
可された場合、著作権条件データと著作権履歴データと
を組み込んだ改変ライセンス使用条件書を生成し、改変
ライセンス使用条件書と改変デジタルコンテンツとを用
いて、ペア構造にし、(n+1)次著作権コンテンツを
自動生成して、流通させることができる。
【0024】
【実施例】図5は、本発明の一実施例のデジタルコンテ
ンツコピーライト管理装置を説明するための図である。
同図に示すシステムは、管理装置1000、n次著作権
コンテンツ2000、(n+1)次著作権コンテンツ3
000、改変著作権条件データ4000、改変されたn
次デジタルコンテンツ5000から構成される。
【0025】管理装置1000は、(n+1)利用資格
チェック処理部1100、(n+1)次著作権登録コン
テンツメモリ部1200、ペア構造生成処理部130
0、及び制御部1400を有する。n次著作権コンテン
ツ2000は、n次ライセンス使用条件書2100及び
n次デジタルコンテンツ2200を有し、(n+1)次
著作権コンテンツ3000も同様に、(n+1)次ライ
センス使用条件書3100、(n+1)次デジタルコン
テンツ3200を有する。
【0026】図6は、本発明の一実施例のデジタルコン
テンツコピーライト管理装置の動作を示すフローチャー
トである。ユーザから改変の要求があると、管理装置1
000の(n+1)利用資格チェック処理部1100
は、n次著作権コンテンツ2000のn次ライセンス使
用条件書2100を受け取り(ステップ101)、n次
著作権コンテンツ2000の改変に関するユーザID、
ターミナルIDなどのn次著作権の使用条件等の資格を
チェックし(ステップ102)、改変が許可されなけれ
ば、当該処理部1100が有するアラーム出力部(図示
せず)からアラームデータ等を出力する(ステップ10
3)。
【0027】また、改変が許可されたならば、制御部1
400の指令によって、n次デジタルコンテンツ220
0と改変されたn次デジタルコンテンツ5000、改変
著作権条件データ4000を受け取り(ステップ10
4)、(n+1)次著作権コンテンツメモリ部1200
にあるn次著作権条件履歴データと照合し(ステップ1
05)、不正改変か否かを判定して不正改変の場合は、
アラームデータ等をアラーム出力部(図示せず)から出
力する(ステップ106)。改変可能であれば、n次ラ
イセンス使用条件書2100、改変されたn次デジタル
コンテンツ5000、改変著作権条件データ4000を
ペア構造生成処理部1300に転送する(ステップ10
7)。
【0028】制御部1400の指令によって、ペア構造
生成処理部1300は、(n+1)次利用資格チェック
処理部1100から受け取った改変著作権条件データ4
000とn次ライセンス使用条件書2100から履歴デ
ータを組み込んだ(n+1)次ライセンス使用条件書
(改変されたライセンス使用条件書)3100を生成す
る(ステップ108)。
【0029】また、制御部1400の指令によって、ペ
ア構造生成処理部1300は、(n+1)次ライセンス
使用条件書3100と(n+1)次利用資格チェック処
理部1100から受け取った改変されたn次デジタルコ
ンテンツ5000を(n+1)次デジタルコンテンツ
(改変されたデジタルコンテンツ)3200として(n
+1)次著作権登録コンテンツメモリ部1200に格納
する(ステップ109)。更に、制御部1400の指令
によって、ペア構造生成処理部1300は(n+1)次
ライセンス使用条件書3100と(n+1)次デジタル
コンテンツ3200をペア構造とし、出力する(ステッ
プ110)。
【0030】また、上記の実施例では、図5の構成に基
づいて説明したが、この例に限定されることなく、図5
における管理装置の(n+1)次利用資格チェック処理
部、ペア構造生成処理部及び制御部をプログラムとして
構築し、当該管理装置を実現するコンピュータのディス
ク装置や、フロッピーディスクやCD−ROM等の可搬
記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する際に、イン
ストールして実行することにより、容易に本発明を実現
することができる。
【0031】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0032】
【発明の効果】上述のように、本発明におけるデジタル
コンテンツコピーライト管理では、コピーライト(ライ
センス使用条件書+デジタルコンテンツ)を自動生成し
て、流通させることにより以下のような効果を奏する。
まず、ユーザIDやターミナルID等の資格をチェッ
クし、改変を許可しない場合、アラームデータを改変要
求を行っているユーザに対して返すことにより、デジタ
ルコンテンツの2次利用の可否をユーザに知らせること
ができる。
【0033】また、(n+1)次著作権登録コンテンツ
メモリ部を備えているため改変に関する各種データと改
変したデジタルコンテンツを保存でき、デジタルコンテ
ンツに関する不正改変の判断チェックができる。さら
に、改変に関する著作権履歴データをライセンス使用条
件書に書込み、ライセンス使用条件書とデジタルコンテ
ンツを対にして流通させることから、改変に関する不正
利用の確認をユーザも行うことができる。
【0034】さらに、著作権履歴データに1次、2次、
3次、…n次の著作権に対する課金情報を書き込むた
め、各著作者に対するロイヤリティ等が確認できる。さ
らに、n次デジタルコンテンツに対して、単数または、
複数の改変著作権者を規定できると共に、それぞれのコ
ピーライトのロイヤリティを規定し、管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明のデジタルコンテンツコピーライト管理
装置の概要を説明するための図である。
【図4】本発明のn次著作物の改変プロセスとロイヤリ
ティ算出方法を示す図である。
【図5】本発明の一実施例のデジタルコンテンツコピー
ライト管理装置を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例のデジタルコンテンツコピー
ライト管理装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 著作権条件データ 20 著作権履歴データ 30 改変ライセンス使用条件書 100 データ生成手段 200 使用条件書生成手段 1000 管理装置 1100 (n+1)次利用資格チェック処理部 1200 (n+1)次著作権登録コンテンツメモリ部 1300 ペア構造生成処理部 1400 制御部 2000 n次著作権コンテンツ 2100 n次ライセンス使用条件書 2200 n次デジタルコンテンツ 3000 (n+1)次著作権コンテンツ 3100 (n+1)次ライセンス使用条件書 3121 付加データ 3122 改変著作者データ 3200 改変された(n+1)次デジタルコンテンツ 4000 改変著作権条件データ 5000 改変されたn次デジタルコンテンツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/32 H04L 9/00 671 (72)発明者 印牧 直文 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 若井 卓実 東京都中央区日本橋箱崎町24−1 エスビ ーネットワークス株式会社内 (72)発明者 菅野 優紀 東京都中央区日本橋箱崎町24−1 エスビ ーネットワークス株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA09 5B049 AA05 BB26 BB60 CC09 CC36 EE01 EE59 5B076 FB01 FC10 5B085 AA08 AC04 AC14 AE02 AE04 5J104 AA15 EA26 KA01 KA02 NA06 NA38 PA14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションソフトウェアを含むデ
    ジタルコンテンツとこれに付随するライセンス使用条件
    書とを用いて、該デジタルコンテンツを改変する際に2
    次以降のライセンス流通管理を行うためのデジタルコン
    テンツコピーライト管理方法において、 付加データと改変する際に発生するロイヤリティを規定
    した課金データとからなる著作権条件データと、1次、
    2次、…、n次著作権が明記された著作権履歴データと
    を生成し、 改変デジタルコンテンツに対して、前記著作権条件デー
    タと前記著作権履歴データを組み込んだ前記改変ライセ
    ンス使用条件書を生成することを特徴とするデジタルコ
    ンテンツコピーライト管理方法。
  2. 【請求項2】 前記改変デジタルコンテンツと生成され
    た前記改変ライセンス使用条件書を一対(ペア)構造と
    し、 前記改変デジタルコンテンツと前記改変ライセンス使用
    条件書をペア構造のまま流通させる請求項1記載のデジ
    タルコンテンツコピーライト管理方法。
  3. 【請求項3】 改変される以前の前記ライセンス使用条
    件書に記載されている前記著作権履歴データのユーザI
    D、ターミナルIDなどから(n+1)次の改変を許可
    するか否かを判定すると共に、改変に関する各種データ
    から不正な改変をチェックし、改変できない場合、アラ
    ームデータを出力する請求項1記載のデジタルコンテン
    ツコピーライト管理方法。
  4. 【請求項4】 前記改変ライセンス使用条件書と前記改
    変デジタルコンテンツとを記憶しておき、 (n+1)次利用資格チェックを行い、 n次著作権の前記改変デジタルコンテンツと生成された
    前記改変ライセンス使用条件書の1対の構造から(n+
    1)次著作権のペア構造を生成する請求項2及び3記載
    のデジタルコンテンツコピーライト管理方法。
  5. 【請求項5】 アプリケーションソフトウェアを含むデ
    ジタルコンテンツとこれに付随するライセンス使用条件
    書とを用いて、該デジタルコンテンツを改変する際に2
    次以降のライセンス流通管理を行うためのデジタルコン
    テンツコピーライト管理装置であって、 改変デジタルコンテンツに関する付加データと、改変す
    る際にロイヤリティを規定した課金データとからなる著
    作権条件データと、1次、2次、…、n次著作権が明記
    された著作権履歴データとを生成するデータ生成手段
    と、 前記改変デジタルコンテンツに対して、前記著作権条件
    データと前記著作権履歴データを組み込んだ改変ライセ
    ンス使用条件書を生成する使用条件書生成手段とを有す
    ることを特徴とするデジタルコンテンツコピーライト管
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記改変デジタルコンテンツと生成され
    た前記改変ライセンス使用条件書を一対(ペア)構造と
    する手段と、 前記改変デジタルコンテンツと前記改変ライセンス使用
    条件書をペア構造のまま流通させる手段とを有する請求
    項5記載のデジタルコンテンツコピーライト管理装置。
  7. 【請求項7】 改変される以前の前記ライセンス使用条
    件書に記載されている前記著作権履歴データのユーザI
    D、ターミナルIDなどから(n+1)次の改変を許可
    するか否かを判定すると共に、改変に関する各種データ
    から不正な改変をチェックし、改変できない場合、アラ
    ームデータを出力するチェック手段を更に有する請求項
    5記載のデジタルコンテンツコピーライト管理装置。
  8. 【請求項8】 前記改変ライセンス使用条件書と前記改
    変デジタルコンテンツとを記憶する記憶手段と、 (n+1)次利用に対する資格チェックを行う利用資格
    チェック手段と、 n次著作権の前記改変デジタルコンテンツと生成された
    前記改変ライセンス使用条件書の1対の構造から(n+
    1)次著作権のペア構造を生成するペア構造生成手段と
    を含む請求項6及び7記載のデジタルコンテンツコピー
    ライト管理装置。
  9. 【請求項9】 アプリケーションソフトウェアを含むデ
    ジタルコンテンツとこれに付随するライセンス使用条件
    書とを用いて、該デジタルコンテンツを改変する際に2
    次以降のライセンス流通管理を行うためのデジタルコン
    テンツコピーライト管理装置に搭載されるデジタルコン
    テンツコピーライト管理プログラムを格納した記憶媒体
    であって、 改変デジタルコンテンツに関する付加データと、改変す
    る際にロイヤリティを規定した課金データとからなる著
    作権条件データと、1次、2次、…、n次著作権が明記
    された著作権履歴データとを生成するデータ生成プロセ
    スと、 改変デジタルコンテンツに対して、著作権条件
    データと著作権履歴データを組み込んだ改変ライセンス
    使用条件書を生成するプロセスとを有することを特徴と
    するデジタルコンテンツコピーライト管理プログラムを
    格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記改変デジタルコンテンツと生成さ
    れた前記改変ライセンス使用条件書を一対(ペア)構造
    とするプロセスと、 前記改変デジタルコンテンツと前記改変ライセンス使用
    条件書をペア構造のまま流通させるプロセスを更に有す
    る請求項9記載のデジタルコンテンツコピーライト管理
    プログラムを格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 改変される以前の前記ライセンス使用
    条件書に記載されている著作権履歴データのユーザI
    D、ターミナルIDなどから(n+1)次の改変を許可
    するか否かを判定すると共に、改変に関する各種データ
    から不正な改変をチェックし、改変できない場合、アラ
    ームデータを出力させるチェックプロセスを更に有する
    請求項9記載のデジタルコンテンツコピーライト管理プ
    ログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 (n+1)次利用に対する資格チェッ
    クを行う利用資格チェックプロセスと、 前記n次著作権の改変デジタルコンテンツと生成された
    前記改変ライセンス使用条件書の1対の構造から(n+
    1)次著作権のペア構造を生成するペア構造生成プロセ
    スとを含む請求項10及び11記載のデジタルコンテン
    ツコピーライト管理プログラムを格納した記憶媒体。
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