JP2000009783A - 三相機器と三相電源との接続確認装置 - Google Patents

三相機器と三相電源との接続確認装置

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JP2000009783A
JP2000009783A JP10172967A JP17296798A JP2000009783A JP 2000009783 A JP2000009783 A JP 2000009783A JP 10172967 A JP10172967 A JP 10172967A JP 17296798 A JP17296798 A JP 17296798A JP 2000009783 A JP2000009783 A JP 2000009783A
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connection
motor
phase power
power source
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Hisashi Koto
寿 光藤
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TOYO SAAMOKONTOROOLE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三相機器を三相電源に接続するときのコンセ
ント、プラグ等の弾力的接続具の接続不良を検知しよう
とする。 【解決手段】 三相モータ6を三相電源に接続する弾力
的接続具のモ−タ側の3個の端子2a、2b、2cを、
それぞれ三相の検知スイッチ8を介して導線9、9によ
り三相モータ6の入力端子6a、6b、6cに接続す
る。三相モータ6の本運転に先立って検知スイッチ8を
短時間閉じて、三相モータ6を試験的に三相電源に接続
してモータ6が正常に運転されるか否かを検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラグ、ソケッ
ト、リセプタクル等の弾力的接続具により三相電源に接
続されて駆動されるモータ、変圧器、電気炉等の大きな
電流を流される機器(この明細書では、これを三相機器
と称する。)を三相電源に接続した場合に、この接続が
良好に行なわれているか否かを検知する三相機器と三相
電源との接続確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、三相機器の例として三相モータ
6を三相電源に接続する配線を例示する。1は電源側の
プラグ、2はこれに弾力的に嵌合して接続される三相機
器側のソケットである。3はリレーで、制御スイッチ4
を閉じて直流電源5をリレーコイル3aに接続すること
によりリレー接点3b、3c、3dを閉じて三相モータ
6を三相電源に接続し回転させるものである。プラグ、
ソケット(またはリセプタクル)は、、電源側と機器側
とで上記と逆に使用されることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】三相交流を使用して駆
動される三相機器を、三相電源に接続する弾力的接続具
であるプラグ、ソケット等には、3組の弾接部がある
が、その1つでも接触不良があると、三相機器は単相運
転状態となり、機器に障害を生じるようになる。例えば
三相モータを運転する場合に、3個の接続部のうち1個
の接続部でも接触が不良の場合は、モータには正規のト
ルクが発生せず、運転不能になって、騒音を発生した
り、運転不能のまま一部のコイルに大きな通電が続けら
れてコイルを焼損する事故を発生する。大電流を流され
る三相機器においては、電源との接続不良によるこのよ
うな事故を発生する危険がある。冷凍機を備えた冷凍自
動車では、プラグ、ソケットを十分に嵌合させなかった
ため接触不良を起して、モータを焼損するという事故が
実際に発生した。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、三相機器
に給電する主回路と並列に検知回路を設けて、本運転の
前に試験的に三相機器を三相電源に接続できるようにし
て、運転不能や騒音発生等の有無を検知し、接続の良好
を確認してから本運転に移るようにして、三相機器の焼
損等の事故を避けるようにしたものである。
【0005】第2の発明は、三相機器を三相電源に接続
する主回路と並列にY接続または△接続(この明細書で
は三相接続という)した表示ランプを設けて、プラグ、
ソケット等の弾性接続具を接続した時に、表示ランプの
点燈の状態により接続の良否を確認するものである。
【0006】
【作用】第1の発明において、プラグ、ソケット、リセ
プタクル等の弾性接続具の接続不良があると、検知スイ
ッチを入れても、三相機器がモータの場合はモータが回
転せず、騒音が発生する等の異状現象により接続不良を
容易に検知することができる。モータ以外の三相機器の
場合も異音発生等で電源との接続不良を知ることができ
る。そこで直ちに検知スイッチを切れば、機器の損傷を
起こさないで済む。
【0007】第2の発明では、接続具の接続が良好なら
ば三相接続された表示ランプが全部点燈するから、接続
の良好なことが知られる。もし点燈しないランプがあれ
ば、接続具に接続不良があることが判る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は第1の発明の実施例とし
て、三相モータを三相電源に接続する例を示す配線図、
図2は第2の発明の実施例として表示ランプにより接続
の良否を示す例の配線図、図3はこれの変形例を示す配
線図である。図4の従来例と同等部分は同符号により示
すと共に説明を省略して、次にこれを説明する。
【0009】第1の発明を例示する図1において、リレ
ー3、制御スイッチ4を介して三相モータ6を三相電源
側のプラグ1に接続するソケット2の3個の端子2a、
2b、2cには、それぞれ導線7により検知スイッチ8
の3個の入力側端子8a、8b、8cを接続し、スイッ
チ8の3個の出力側端子8a´、8b´、8c´は導線
9により三相モータ6の入力端子6a、6b、6cに接
続する。
【0010】プラグ1、ソケット2を接続した後、制御
スイッチ4を閉じて本運転に入る前に、検知スイッチ8
を短時間閉じる。このときモータ6が円滑に回転を始め
るならば、プラグ等の接続に異状がなかったことが判る
から、検知スイッチ8を切ってこの試験通電による運転
を止め、制御スイッチ4を閉じて本運転に移る。検知ス
イッチ8を閉じたままでもモータ6の本運転を行なうこ
とはできるが、モータ6を停止させるときに、2つのス
イッチ4、8を開く操作をしなければならぬ煩わしさが
あり、又このときスイッチ8を開くのを忘れる危険があ
るから、試験通電を終ったならば、検知スイッチ8を切
っておくことが望ましい。制御スイッチ4を閉じるとき
に、これと連動して自動的に検知スイッチ8を切るよう
にしておけば、上記の心配はない。また、検知スイッチ
8として、スイッチを押す手を離すと自動的にスイッチ
が開くスプリングバック式スイッチを使用すれば、この
点は安全である。検知スイッチ8は、操作を迅速にする
ため、3個の接点を同時に開閉する連動式のものである
ことが望ましい。尚、図1に鎖線で示すように、導線
9、9に過電流遮断器10a、10b、10cを接続し
ておけば、接続具の接続が不良であった場合に、試験通
電時に回転しないモータ6のコイルに過大な電流が流れ
ることを感知して導線9を遮断し、モータ6のコイルに
大きな電流が流れる時間を少なくすることができる。
【0011】なお、図1において、検知スイッチ8の代
わりに制御スイッチ4を短時間閉じても検知できる訳で
あるが、冷凍庫のようにサーモスタットが装置されてい
る機器の場合は、サーモスタットにより電源が遮断され
ているときに検知スイッチ8を閉じても接続具の接続の
良否を検知することができないから、検知回路は必要で
ある。
【0012】図2に示した第2の発明の実施例は、検知
スイッチ8の出力側端子に導線12により、Y接続した
表示ランプ13a、13b、13cを接続して、モータ
6の本運転の前に検知スイッチ8を閉じたとき、ランプ
の点燈の有無によりソケット1、プラグ2の接続不良を
検知するものである。
【0013】プラグ1、ソケット2を接続してから、モ
ータ6を起動する前に検知スイッチ8を閉じると、接続
に異状がなければランプ13a、13b、13cは全部
が点燈する。もし、プラグ、ソケットの接続に1個所の
接続不良個所があれば、不良個所に対応するランプが点
燈せず、点燈するランプも暗くなるから、接続不良個所
があること及び接続不良の個所を知ることができる。接
続不良箇所が2個以上あれば、ランプは全部が点燈しな
い。
【0014】ソケット2の端子2a、2b、2cの何れ
か1つが接触不良であった場合のランプ13a、13
b、13cの点燈状態を見ると表1のようになる。この
表において、○は点燈、×は消燈を示す。
【0015】
【表1】
【0016】従って、ランプ13aが消えているときは
ソケットの端子2aが接触不良であり、ランプ13b又
は13cが消えているときは、ソケットの端子2b又は
2cが接触不良であることが判る。
【0017】これらの表示ランプは、モ−タ6の運転の
如何にかかわらずプラグ等を接続している間は常に点燈
するようにしても差し支えなく、そのときは図3に示し
たように、検知スイッチ8は省略することができる。
【0018】表示ランプの接続は図2のようなY接続で
あると、接続具の1個の接続部が接続不良ならば表1の
ように1個の表示ランプのみが消え、他のランプは暗く
なっても点燈しているから、表示が明瞭になり、接続不
良個所も判るようになる。また図3のように表示ランプ
を△接続にすると、ソケット2a、2b、2cの全部ま
たは2個が接続されないときは、全部のランプが消える
が、接続不良が1個所だけのときは、表2のようにラン
プが点滅するので接続不良箇所を容易に知ることができ
る。
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】(1)第1の発明によれば、三相電源と
の接続不良個所があっても、本運転開始の前に検知スイ
ッチを短時間閉じて試験的に通電することにより、接続
不良を知って、処置することができ、本運転時に三相機
器に傷害を起すことが避けられる。
【0021】(2)第2の発明によれば、接続具の接続
の良否を三相接続された表示ランプの点燈状態によって
知り、且つ、接続不良個所があっても、容易にその個所
を知って対処することができ、三相電源との接続不良の
まま本運転を行なって三相機器に傷害を生じる危険を避
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例を示す配線図。
【図2】第2の発明の実施例を示す配線図。
【図3】第2の発明の変形例を示す配線図。
【図4】通常の、三相モータを三相電源に接続する例を
示す配線図。
【符号の説明】
1 プラグ 2 ソケット 2a、2b、2c ソケットの端子 3 リレー 3a リレーコイル 3b、3c、3d リレー接点 4 制御スイッチ 5 直流電源 6 三相モータ 6a、6b、6c 入力接点 7 導線 8 検知スイッチ 9 導線 10a、10b、10c 過電流遮断器 12 導線 13a、13b、13c 表示ランプ 14a、14b、14c 表示ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G014 AA01 AA14 AB04 AB07 AB19 AB29 AB33 AC15 5E021 FA04 FA14 FA16 FB13 FB21 FC05 FC38 KA09 KA11 MA03 MA19 MA24 5E023 AA03 AA11 BB02 DD30 EE40 HH19 HH29 5E051 GA09 GB10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾力的接続具を介して三相電源に接続さ
    れる三相機器の回路と並列に、スイッチを介して三相電
    源と三相機器とを接続する検知回路を設けて成る三相機
    器と三相電源との接続確認装置。
  2. 【請求項2】 弾力的接続具を介して三相電源に接続さ
    れる三相機器の回路と並列に、三相接続されたランプを
    三相電源に接続して成る三相機器と三相電源との接続確
    認装置。
JP10172967A 1998-06-19 1998-06-19 三相機器と三相電源との接続確認装置 Pending JP2000009783A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103176027A (zh) * 2011-12-26 2013-06-26 上海电科电器科技有限公司 电流检测装置二次回路连接检测方法及装置
JP2015219188A (ja) * 2014-05-20 2015-12-07 三菱電機株式会社 電力消費システム、漏電検知方法、および、プログラム
CN107657375A (zh) * 2017-09-25 2018-02-02 国网上海市电力公司 一种用于电网故障判定、核查及故障影响范围分析的方法

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