JP5419035B2 - 電源供給装置 - Google Patents

電源供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5419035B2
JP5419035B2 JP2009126883A JP2009126883A JP5419035B2 JP 5419035 B2 JP5419035 B2 JP 5419035B2 JP 2009126883 A JP2009126883 A JP 2009126883A JP 2009126883 A JP2009126883 A JP 2009126883A JP 5419035 B2 JP5419035 B2 JP 5419035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
blade
load
power
plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009126883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010277724A (ja
Inventor
哲男 古本
保徳 濱井
喜一 大前
一人 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tempearl Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tempearl Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tempearl Industrial Co Ltd filed Critical Tempearl Industrial Co Ltd
Priority to JP2009126883A priority Critical patent/JP5419035B2/ja
Publication of JP2010277724A publication Critical patent/JP2010277724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5419035B2 publication Critical patent/JP5419035B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Keying Circuit Devices (AREA)

Description

本発明は,電動工具のような電気機械器具等の負荷に電源を供給するための装置であって,該負荷と電源の間に接続して用いる装置に関する。
電動工具には,ドリルやグラインダー,ノコ,カンナなど電動で刃先が動くものが多く,刃先を安全カバーで覆うなど工具自体で安全性に配慮してある。しかし電動工具は可搬型である場合が多く,使用中に該電動工具の電源線が引っ張られるなどして電源プラグがコンセントから抜けてしまい動作が停止することや,電動工具の消費電流の関係で電源を供給する分電盤内の遮断器が動作することにより電源供給が止まり動作が停止することがある。その際は工具自体の電源スイッチを一旦切りにしたうえでコンセントに差しなおしたり遮断器を投入すれば問題ないが,あわてて電動工具の電源スイッチを入れたまま,コンセントにプラグを差しなおしたり,遮断器を投入してしまうことがある。
このような場合,作業者の注意は工具そのものから電源プラグや遮断器の操作に移っており,電源プラグを差しなおしたり,再度電源が供給されて再び電動工具が動き出したときの安全性には注意が払われておらず,いきなり工具が動き出して身体や器物が損傷する場合があって非常に危険である。
このような危険性を回避するため,特許文献1のものが公知である。特許文献1に示す装置は,装置より電源側で停電となり復電した直後の所定時間内に電路の電流を検出した場合には電路を遮断するようにしたものである。しかしながら,特許文献1に示す装置は,装置より電源側が復電した直後の所定時間内に電路電流を検知した場合に電路を遮断するものであるから,装置より負荷側で電動工具と装置の電源接続が外れた場合は考慮されていない。より具体的には,特許文献1の装置はコードリールに組み込んで使用することを想定しているが,コードリールに設けられたコンセントと電動工具のプラグが外れた場合は考慮されていない。
そこで,本願の出願人は特許文献2のような発明を行った。特許文献2は,電気機械器具等の負荷の電源線を接続して電源を供給するための装置であって,主回路の導体と,主回路を開閉する接点手段と,主回路を開閉する接点に対して並列にインピーダンスを介して負荷側に電源を供給する手段と,該インピーダンスを通じて流れる電流の検出手段と,負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段とを備え,前記電流の検出手段が電流を検出せず,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段が接続を検出しているときに主回路の接点を入にするシーケンスを備えていることを特徴とする電気機械器具等の電源供給装置である。特許文献2によれば,装置より電源側で停電し,その後復電した場合のみならず,電動工具のプラグがコンセントから外れた場合も考慮されている。
特許文献2における請求項2では,電気機械器具等の電源線を接続して電源を供給するための装置であって,主回路の導体と,主回路の導体の接続を開閉するa接点を有する第一の継電器と,該第一の継電器のa接点と並列的に駆動コイルを接続しb接点を有する第二の継電器と,負荷電源を接続するコンセントと,コンセントの受け刃とは別にプラグの刃に接触する接触子を備え,該接触子は第二の継電器のb接点の動作を介して第一の継電器の駆動コイルに駆動電圧を供給することを特徴とする電気機械器具等の電源供給装置を提供している。
また,特許文献2における請求項3では,電気機械器具等の電源線を接続して電源を供給するための装置であって,主回路の導体と,主回路の導体の接続を開閉するa接点を有する継電器と,該継電器のa接点と並列にインピーダンスを介して負荷側に電源を供給する手段と,該インピーダンスを通じて流れる電流の検出手段と,負荷電源を接続するコンセントと,コンセントの受け刃とは別にプラグの刃に接触する接触子を備え,該接触子がプラグの刃に接触し,前記電流の検出手段が電流を検出していないときに,前記継電器の駆動コイルに駆動電圧を供給するシーケンスを備えていることを特徴とする電気機械器具等の電源供給装置を提供している。特許文献2における請求項2と請求項3の接触子は文献2の請求項1に示す,負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段と,同じく請求項1の電流の検出手段が電流を検出せず,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段が接続を検出しているときに主回路の接点を入にするシーケンスを非常に簡単な構成で実現しているものである。
特開2006−156103 特願2009−97920
しかしながら,前述の特許文献2の請求項2と請求項3では,その接触子がプラグの刃に接触する構造となっているため,現実的な差し込み接続器と接触子を構成するにあたり,その構造が複雑になりコストが高くなるおそれがあるという課題があった。図1は,一般的なAC100Vの差し込み接続器の構成事例である。図において1001はコンセント側の絶縁筐体,1002,1003は刃受け,1004と1005は開口部であるが開口部の空間は狭小である場合が多い。2001は対するプラグの絶縁筐体,2002,2003はプラグの刃である。このような構造の差し込み接続器において,前述の接触子はプラグの刃に接触することが必要であるから開口部1004あるいは1005に装備しなければならず,前述したような狭小の空間に部品を配置することは部品が小型化し,また,確実に接触を検知することは簡単ではない。そこで本件発明は,電気機器負荷などへの電源供給が,停電の発生や,コンセントからプラグが抜けて停止した場合,電気機器や負荷などの電源スイッチが入ったままで再度復電した場合には,電源を供給しない機能を有する電源供給装置に負荷の電源線が接続されているかどうかの検出を,非常に簡単に信頼性高く構成する電源供給装置を提供することを課題にしている。
請求項1の発明は,電気機器の電源線を接続して電源を供給するための装置であって,主回路の導体と,主回路の導体の接続を開閉するa接点を有する第一の継電器と,該第一の継電器のa接点と並列的に駆動コイルを接続しb接点を有する第二の継電器と,電気機器の電源線を接続する多極の差込接続器と,該多極の差込接続器の刃受けに電気機器の電源線のプラグ刃が差し込まれたときに前記刃受けがプラグ刃に押圧されて該刃受けが偏寄し,該偏寄した前記刃受けに当接する少なくともひとつの接触子とを備え,該接触子は第二の継電器のb接点の動作を介して第一の継電器の駆動コイルに駆動電圧を供給するようにしたことを特徴とする電源供給装置を提供したものである。
請求項2の発明は,主回路の導体と,主回路を開閉する接点手段と,主回路を開閉する接点に対して並列にインピーダンスを介して負荷側に電源を供給する手段と,該インピーダンスを通じて流れる電流の検出手段と,負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段とを備え,前記電流の検出手段が電流を検出せず,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段が接続を検出しているときに主回路の接点を入にするシーケンスを備えていることを特徴とする電気機械器具等の電源供給装置において,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段は,負荷の電源線を接続する手段が多極の差し込み接続器であって,該差し込み接続器の刃受けに負荷の電源線のプラグ刃が差し込まれたときに前記刃受けがプラグ刃に押圧されて該刃受けが偏寄し,該偏寄した刃受けに当接する少なくともひとつの接触子と他極間に電圧が発生することを検出するものであることを特徴として電源供給装置を提供したものである。
請求項3の発明は,主回路の導体と,主回路を開閉する接点手段と,主回路を開閉する接点に対して並列にインピーダンスを介して負荷側に電源を供給する手段と,該インピーダンスを通じて流れる電流の検出手段と,負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段とを備え,前記電流の検出手段が電流を検出せず,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段が接続を検出しているときに主回路の接点を入にするシーケンスを備えていることを特徴とする電気機械器具等の電源供給装置において,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段は,負荷の電源線を接続する手段が多極の差し込み接続器であって,該差し込み接続器の刃受けに負荷の電源線側のプラグ刃が差し込まれたときに前記刃受けがプラグ刃に押圧されて,該刃受けが偏寄し該偏寄した刃受けに当接する少なくともひとつの接触子であり,該接触子は前記電流の検出手段が電流を検出したときOFFとなるb接点の動作を介して主回路の接点の駆動装置に駆動電圧を供給するよう構成したものであることを特徴として電源供給装置を提供したものである。
本件発明によれば,電気機器負荷などへの電源供給が,停電の発生や,コンセントからプラグが抜けて停止した場合,電気機器や負荷などの電源スイッチが入ったままで再度復電した場合には,電源を供給しない機能を有する電源供給装置に負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段を非常に簡単に信頼性高く構成した電源供給装置を提供できる。
一般的な差し込み接続器の説明図。 本件発明の第一の実施例の図。 本件発明の接触子と刃受けの関係の図(その1)。 本件発明の接触子と刃受けの関係の図(その2)。 本件発明の第二の実施例の図。 本件発明の第三の実施例の図。
次に本件発明を図面により詳細に説明する。図2は本件発明の第一の実施例の図である。図において1は商用電源,2は装置より電源側の電源接続手段,3は本件発明請求項1の電源供給装置,5は電動工具など電気機器である。電源接続手段2は例えばコンセントとプラグなどの差込接続器のようなものでもよく,ナイフスイッチや回路遮断器や電磁接触器のようなものでもよい。6,6’はコンセントの刃受けで図では2極の事例を示しているが,アース極付でもよく,アース極付の場合のアース極は図示していない。7,7’は電気機器5の電源電線のプラグの刃である。301は主回路接点で電磁コイル302が通電されたときに閉じるa接点で,301と302で第一の継電器を構成する。304’は主接点301と並列に接続される電磁コイルでb接点305を駆動し,304’と305で第二の継電器を構成する。308は接触子で,308はb接点305の動作を介して第一の継電器の駆動コイル302に電圧を供給する。
ここで,刃受け6,6’を有するコンセントとプラグの刃7,7’と接触子308の動作の関係について図3を用いて詳細に説明する。図において(a)の図は刃受け6,6’にプラグの刃7,7’が差し込まれていない場合を示しており,(b)の図は差し込まれた場合を示している。図3(a)において,刃受け6,6’はプラグの刃7,7’の間に挟持されて適当な圧力をもって接触するよう刃受け6,6’のプラグの刃7,7’への接触部間の寸法wはプラグの刃7,7’間の寸法w’よりやや大きく設定してあり,(b)のように受け刃にプラグ刃が差し込まれた場合には6,6’の刃受けがwとw’の差分の寸法の約1/2ずつ弾性的に内側に偏寄するよう構成されている。そして接触子308は,刃受けが内側に偏寄した(b)の図の状態で,6’の刃受けに接触するよう配されている。
なお,刃受け6,6’が弾性的に外側に偏寄する構造にした場合には,外側に偏寄する刃受けに接触するように接触子308を配して構成するとよい。また,このように刃受け自体が弾性的に偏寄するほか,刃受けをばねやゴムなどの弾性体により,常には偏寄しない方向に付勢させておき,プラグ刃が刃受けに差込まれたときに,前記弾性体が差込力に屈して,刃受けが機構的に偏寄するよう構成してもよい。なお,ここでいう偏寄とは,プラグを差込まないときの配置位置から,プラグを差込むことにより,刃受けが移動して配置位置が変わることを意味している。
図4は図3の別の実施例である。この実施例では,刃受け6,6’は,個々にプラグの刃7,7’を挟持するよう構成されており,(a)は刃受けにプラグが接続されていない状態の図,(b)は刃受けにプラグが接続されている状態の図である。図3の刃受けはプラグ7,7’の内寸に沿って偏寄するが,図4の刃受け6,6’は夫々が,プラグ7,7’の厚みによって弾性的に偏寄する構成であり,接触子308は刃受け6’が偏寄した状態で刃受け6’に接触するよう配される。以上のような接触子308は,図1における狭小な開口部1004や1005に配置する必要はなく,刃受け6’の側方に配することができるから空間的に配置の自由度が高く,構成し易い。従って,簡単に現実的で接触の信頼性の高い構造が得られる。
次に図2に示す実施例の動作について説明する。電源接続手段2が電源に接続されており,電気機器5のプラグ7,7’がコンセントの刃受け6,6’に差し込まれていないときは,刃受け6’と接触子308は図3の(a)のように接触していないので,第一の継電器の駆動コイル302には電圧が供給されず,主接点301はOFFのままである。次に電気機器5の電源スイッチ501がOFFの状態でプラグ7,7’がコンセントの刃受け6,6’に差し込まれた場合,刃受け6’と接触子308は図3(b)のように接触するが,電源スイッチ501がOFFであるので,第二の継電器の駆動コイル304’には電流が流れず,b接点305は開かないので第一の継電器の駆動コイル302には電圧が供給されて主接点301がONする。その後,電気機器の電源スイッチ501をONすれば,電気機器の電流は主接点301を通じて流れるが,主接点301の接触抵抗より第二の継電器の駆動コイル304’のインピーダンスが格段に高いので電流は駆動コイル304’には流れず,主接点301はON状態を維持する。以降,電源スイッチ501をON,OFFしても状態は変らない。
次に,図2で,電気機器5の電源スイッチ501をONにした状態でプラグ7,7’を刃受け6,6’に差した場合を説明する。この場合,刃受け6’と接触子308は接触し,第一の継電器の駆動コイル302に電圧を供給しようとするが,主接点301が開いているのでプラグ7,7‘が刃受け6,6’に接触した瞬間に電気機器5の電流が第二の駆動コイル304’を流れ,b接点305を開くので,第一の継電器の駆動コイル302には電圧が印加されず,主接点301がONすることはない。電気機器5に駆動コイル304’を通じて流れる電流は,駆動コイル304’を介さない場合に比べ駆動コイル304’のインピーダンス分低減されており,第一の継電器の駆動コイル302の制御だけ行えばよいような小さな接点容量のものの場合インピーダンスは電気機器のインピーダンスに比べ非常に高いので,電気機器5は起動できない。ここで,プラグ7,7’はほぼ同時に刃受け6,6’に差し込まれた場合,刃受け6’と接触子308が接触するより,電気機器5に電流が流れる方が先になるので,刃受け6’と接触子308が接触するよりb接点305が開く方が早く,接触子308が刃受け6’に接触しても第一の駆動コイル302には電圧は印加されない。また,接点の通電容量的にも第一の継電器は第二の継電器より大きく構成され,駆動コイルに同時に電圧が印加されても慣性的に主接点301が閉じるよりb接点305が開く方が早くなるよう構成されている。
電気機器5の電源スイッチ501をONの状態でプラグ7,7’を刃受け6,6’に差し込んでしまい,電気機器5が起動できない状態になった場合,一旦電源スイッチ501をOFFにすれば,第二の継電器の駆動コイル304’に電流が流れなくなり,b接点305がONに復帰し,その時点で駆動コイル302に電圧が供給されるので,主接点301がONし,その状態から電気機器5の電源スイッチ501をONすれば,電気機器5は正常に動作する。
以上のように,主接点301を有する第一の継電器と,該第一の継電器の主接点301と並列的に駆動コイル304’を接続しb接点305を有する第二の継電器と,負荷電源を接続する刃受け6,6’による差込接続器を備え,該多極の差込接続器の刃受け6,6’に電気機器の電源線側の刃7,7’が差し込まれたとき,偏寄した刃受け6’に当接する少なくともひとつの接触子308とを備え,該接触子308は第二の継電器のb接点305の動作を介して第一の継電器の駆動コイル302に電圧を供給するよう構成したので,電源供給装置に負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段を非常に簡単で現実的に信頼性高く構成することができる。
次に第二の実施例について図5を用いて説明する。図5の実施例は,図2の実施例において,第二の継電器の駆動コイル304’の代わりに,インピーダンス303と電流検出手段304を配したこと,図2の実施例では,接触子308から直接にb接点305の動作を介して駆動コイル302に電圧を供給するように接続しているが,図5の第二の実施例では,接触子308と刃受け6間の電圧検出手段306を備え,電圧検出手段306が刃受け6と接触子308間の電圧を検出すると,a接点307をONするようにしている。a接点307はb接点305の動作を介して,駆動コイル302に電圧を供給するようにしている。ここでインピーダンス303は第二の継電器の駆動コイル304’のインピーダンスに相当し,電流検出手段304は,図示しないb接点305の駆動手段と合わせて,コイル304’に電流が流れてb接点305を駆動する場合に相当しているほか動作は図2の第一の実施例と同一である。なお,電圧検出手段306は接触子308と刃受け6側の極間の電圧を検出するようにしているが,刃受け6側にも308相当の接触子を設け,接触子間の電圧を検出するようにしてもよい。
図6は,第三の実施例を示す図である。第二の実施例との相違は,接触子308からb接点305の動作を介して直接駆動コイル302に電圧を供給するようにしたことである。なお,第一から第三の実施例において,b接点の位置は,駆動コイル302と刃受け6側の極間でも動作上差し支えない。
以上のような,電源供給装置は,負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段を非常に簡単で現実的に信頼性高く構成することができる。
本件発明は,電動工具など電気機械器具の電源プラグとそれを接続するコンセントの間にアダプターのような形で構成してよく,またコードリールなどにも内蔵可能である。 さらに負荷としては電動工具以外に電熱器など,電源スイッチが入りのまま,電源側が停電した後に復電したり,一旦電源接続が外れて再接続された場合に,火災の危険性がある装置などにも適用可能である。
なお,本件の発明は,負荷と電源の間に接続して用いる装置の他,電源装置そのものに組み込んで構成したり,電柱や仮設盤などに設けられる電源取得用の電源ボックスに設けたり,コンセントボックス自体に設けて構成してよい。これにより,電源側が停電した後に復電したり,一旦電源接続が外れて再接続された場合に,工具などの負荷がいきなり動き出して身体や器物が損傷することを未然に防止できる機器をより広範囲に提供することができる。
1・・・商用電源
2・・・本装置より電源側の接続
3・・・本装置
301・・・主回路のa接点
302・・・電磁コイル
303・・・インピーダンス
304・・・電流検出装置
305・・・b接点
306・・・負荷側の接続検出手段
307・・・a接点
308・・・接触子
4・・・装置より負荷側の接続
5・・・負荷
501・・・電源スイッチ
6・・・コンセントの刃受け
7・・・プラグの刃

Claims (3)

  1. 電気機器の電源線を接続して電源を供給するための装置であって,主回路の導体と,主回路の導体の接続を開閉するa接点を有する第一の継電器と,該第一の継電器のa接点と並列的に駆動コイルを接続しb接点を有する第二の継電器と,電気機器の電源線を接続する多極の差込接続器と,該多極の差込接続器の刃受けに電気機器の電源線のプラグ刃が差し込まれたときに前記刃受けがプラグ刃に押圧されて該刃受けが偏寄し,該偏寄した前記刃受けに当接する少なくともひとつの接触子とを備え,該接触子は第二の継電器のb接点の動作を介して第一の継電器の駆動コイルに駆動電圧を供給するようにしたことを特徴とする電源供給装置。
  2. 主回路の導体と,主回路を開閉する接点手段と,主回路を開閉する接点に対して並列にインピーダンスを介して負荷側に電源を供給する手段と,該インピーダンスを通じて流れる電流の検出手段と,負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段とを備え,前記電流の検出手段が電流を検出せず,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段が接続を検出しているときに主回路の接点を入にするシーケンスを備えていることを特徴とする電気機械器具等の電源供給装置において,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段は,負荷の電源線を接続する手段が多極の差し込み接続器であって,該差し込み接続器の刃受けに負荷の電源線のプラグ刃が差し込まれたときに前記刃受けがプラグ刃に押圧されて該刃受けが偏寄し,該偏寄した刃受けに当接する少なくともひとつの接触子と他極間に電圧が発生することを検出するものであることを特徴とする電源供給装置。
  3. 主回路の導体と,主回路を開閉する接点手段と,主回路を開閉する接点に対して並列にインピーダンスを介して負荷側に電源を供給する手段と,該インピーダンスを通じて流れる電流の検出手段と,負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段とを備え,前記電流の検出手段が電流を検出せず,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段が接続を検出しているときに主回路の接点を入にするシーケンスを備えていることを特徴とする電気機械器具等の電源供給装置において,前記負荷の電源線が接続されているかどうかの検出手段は,負荷の電源線を接続する手段が多極の差し込み接続器であって,該差し込み接続器の刃受けに負荷の電源線側のプラグ刃が差し込まれたときに前記刃受けがプラグ刃に押圧されて該刃受けが偏寄し,該偏寄した刃受けに当接する少なくともひとつの接触子であり,該接触子は前記電流の検出手段が電流を検出したときOFFとなるb接点の動作を介して主回路の接点の駆動装置に駆動電圧を供給するよう構成したものであることを特徴とする電源供給装置。
JP2009126883A 2009-05-26 2009-05-26 電源供給装置 Active JP5419035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009126883A JP5419035B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 電源供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009126883A JP5419035B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 電源供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010277724A JP2010277724A (ja) 2010-12-09
JP5419035B2 true JP5419035B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=43424530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009126883A Active JP5419035B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 電源供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5419035B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101803251B1 (ko) * 2016-06-29 2017-11-30 주식회사 솔루엠 암 커넥터, 이를 갖는 커넥터 모듈 및 이를 갖는 전자 기기
KR102622943B1 (ko) * 2016-09-30 2024-01-10 주식회사 솔루엠 암 커넥터, 이를 갖는 커넥터 모듈 및 이를 갖는 전자 기기

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132678U (ja) * 1982-03-01 1983-09-07 三菱重工業株式会社 電動工具安全装置
JPH02108278U (ja) * 1989-02-14 1990-08-28

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010277724A (ja) 2010-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7701680B2 (en) Ground-fault circuit interrupter
US9124097B2 (en) Polarity correcting device
US7455538B2 (en) Electrical wiring devices with a protective shutter
US7538993B2 (en) Receptacle circuit interrupting devices providing an end of life test controlled by test button
US9187002B2 (en) Connector
KR20040060828A (ko) 차단 수단을 지니는 누전 방지용 회로 차단기용의 리셉터클
JP5419035B2 (ja) 電源供給装置
KR20190133495A (ko) 점검용 전환부를 구비하는 보호배전반
JP5105530B2 (ja) 検電接地装置用短絡バー
JP5295865B2 (ja) 電源供給装置
WO2011102516A1 (ja) コネクタ装置及びコネクタ
JP6827221B2 (ja) 開閉器及び分電盤
CN112018882B (zh) 监视系统、监视方法、存储介质以及配电盘
JP5382433B2 (ja) 電源供給装置
JP4921931B2 (ja) 回路遮断器
US9170293B2 (en) Power line indicator accessory for fusible circuit protection device array
US20120176210A1 (en) Circuit interruption device and method of assembly
KR101912698B1 (ko) 조작기를 갖는 차단기
JP5238972B2 (ja) 電気機械器具等の電源供給装置
TW201603088A (zh) 配線器具
JP2014053311A (ja) 電気機械器具等の電源供給装置
CN210575770U (zh) 一种断电保护开关
JP4994804B2 (ja) 回路遮断器
JP2004319135A (ja) 漏電遮断器
JP2010073679A (ja) 電気機械器具等の電源供給装置および埋込みコンセント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5419035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250