JP2000007567A - ネファゾドン投与製剤 - Google Patents

ネファゾドン投与製剤

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JP2000007567A JP11157499A JP15749999A JP2000007567A JP 2000007567 A JP2000007567 A JP 2000007567A JP 11157499 A JP11157499 A JP 11157499A JP 15749999 A JP15749999 A JP 15749999A JP 2000007567 A JP2000007567 A JP 2000007567A
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nefazodone
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Andrew B Dennis
ビー デニス アンドリュー
Peter Timmins
チミンス ピーター
Alison C Hodsdon
シー ホツドン アリソン
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Bristol Myers Squibb Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】即時放出投与剤に匹敵するレベルのネファゾド
ンをもたらし、さらに食物作用の欠除を示すネファゾド
ンの持続放出組成物を提供する。 【解決手段】ネファゾドン塩酸塩、イオン性及び非イオ
ン性ゲル化重合体、不溶性の親水性物質そして所望によ
り製薬上許容できる助剤を含む持続放出ネファゾドン組
成物は、ネファゾドンのpH調整放出を行う。これらの
組成物は改良された経口投与用の単位投与剤に処方され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は持続放出(exte
nded−release)製剤、詳しくは薬剤、即ち
ネファゾドン(nefazodone)をゆっくり放出
するための錠剤又は他の経口投与剤の型の持続放出製剤
に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】ネファゾドン(SERZON
E)(登録商標)、2−[3−[4−(3−クロロフェ
ニル)−1−ピペラジニル]−プロピル]−5−エチル
−2,4−ジヒドロ−4−(2−フェノキシ−エチル)
−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン塩酸塩は
三環式又は四環式抗うつ薬とは化学的に関係のない新規
な抗うつ薬であり、最新の用途では選択的セロトニン取
り込み阻害因子である。ネファゾドンはセロトニン5−
HT2 レセプターを遮断しそしてセロトニン再取り込み
を可逆的に阻害するので、その活性は生体内のセロトニ
ン作用活性の相乗作用と結びつけられるように思われ
る。ネファゾドンはモノアミンオキシダーゼを阻害せ
ず、そして三環式抗うつ薬に関連する低下した抗コリン
作用活性、抗ヒスタミン活性、アルファーアドレナリン
作用性及び三環式抗うつ剤に関連する鎮静活性を示す。
【0003】現在ネファゾドンは1日に2回投与されな
ければならない即時放出(immediate−rel
ease)錠剤の形状で入手し得る。効果的な投与量に
対して複数(2回以上)段階分析が、臨床的に有効な投
与量の投与を可能にするために、同時に若干の患者がネ
ファゾドンによる治療の開始を通して不快を覚えるこの
医薬のセロトニン作用に対する耐性を進展させるために
度々要求される。(即時放出製剤の同じ投与量に比べ
て)血漿ピークレベルを減少させるか又は鈍らせるがし
かし未だ薬剤からの適切な影響(現在入手可能な即時放
出製剤として1日2度投与される薬剤の均等量と比べら
れる血漿薬剤濃度−時間曲線下の類似面積)を受ける1
日1度の投与用製剤が大変に望ましい。
【0004】1日に1度の投与を可能にするために必要
な薬剤の確実な持続放出を可能にする経口投与用のネフ
ァゾドン製剤には関連する種々の困難がある。これらは ・薬剤の代謝 ・薬剤の溶解度 ・1日の全投与量 である。
【0005】薬剤の代謝 ネファゾドンは、即時放出錠剤は約20%の生物学的利
用能及び3種の薬理学的に活性な中間代謝物、トリアゾ
ールジオン、ヒドロキシネファゾドン及びm−クロロフ
ェニルピペラジン(mCPP)(Green,D.,B
arbhaiya,R.(1997)Clin.Pha
rmacokinet.,33,260−275、Ma
yol,R.F.,Cole,C.A.,Luke,
G.M.,etal.(1994)Drug Meta
b. Dispos.22,304−311)の重要な
レベルを示し、これによって重要な1回循環代謝(fi
rst−pass metabolism)を示す。1
回循環代謝に付される薬剤の持続放出は代謝の程度の増
加をもたらすことは事実である。従って、高度に代謝さ
れる薬剤は持続放出系として製剤用の不適切な候補と考
えられている(Robinson,J.R.,Lee,
V.H.L.(1987)Controlled Dr
ug Delivery:Fundamentals
and Applications,Marcel D
ekker Inc.,USA)。
【0006】中間代謝物mCPPはネファゾドン投与と
関係ある望ましくない作用の幾らかの原因であるかも知
れないと示唆されている。事実、ネファゾドンは1日に
3回450mgまでの臨床的に有効な投与量で与えられ
るとき、ネファゾドンは一般に耐性薬剤とみなされてい
る。中間代謝物mCPPは5−HT28及び5−HT2C
セプターで部分作用薬であり、5−HT2aレセプターに
おいて一般に拮抗薬として知られている幾つかの活性を
もつ(Kennett,G.A.,Curzon,G
(1991)Brit.J.Pharmacol.,1
03,2016−2020、Murphy,D.L.,
Lesch,K.P.,Aulakh,C.S.,Pi
gott,T.A.(1991)Pharmacol.
Rev.,43,527−552、Baxter,G.
G.,Kennett,G.A.,Blanney,
F.,Blackbuen,T.(1995)Tren
dsPharmacol.Sci.,16,105−1
10、Kennett,G.A.,Wood,M.
D.,Dlen,A.,Grewal,S.,Forb
es,J.,Gadre,A.,Blackburn,
T.P.(1994)Brit.J.Pharmaco
l.,111,797−802)。げっし動物では、m
CPPは不安作用様特性をもち、機能低下、食欲低下、
口腔運動異常、陰茎勃起及び過湿症を生じる(Kenn
et,G.A.,Whitton,P.,Shah,
K.,Curzon,G.(1989)Eur.J.P
harmacol.,164,445−454)。5−
HT28又は5−HT2Cレセプターをかいして介在するm
CPPの投与量依存性低血糖作用がラットに見られる
(10)。ヒトの不安を増加させ(及びパニック発生を
引き起こし得る)、そのパニック発生を受けやすいヒト
を片頭痛発生に陥らせ、睡眠を中断させ、ヒトを食欲低
下にさせ、そして精神病発現作用をもち得ることが示さ
れている(Kennett,G.A.(1993)Cu
rr.Opin.Invest.Drugs,2,31
7−362)。これらの作用の多くのものがネファゾド
ンの有益な作用に拮抗するため、そしてmCPPの多少
の記述した作用がネファゾドンの副作用の幾つかを想起
させるので、本発明の目的は薬剤の経口投与後に即時放
出製剤によって知られているこれらの中間代謝物の量を
増加させることなく、薬剤物質の放出を持続させること
にある。
【0007】ネファゾドンは非線状の動力学を示し、ネ
ファゾドン血漿濃度の観測される増加はもしそれが投与
量の増加に比例するならば、予想されるものよりも高い
であろう(Kaul,S.,Shukla,U.A.,
Barbhaiya,R.H.(1995)J.Cli
n.Pharmacol.,35,830−834)。
ネファゾドンはシトクロムP450(CPY)3A4に
よって代謝され且つまたシトクロムP450(CPY)
3A4を阻害する。このイソ酵素はまたトリアゾールジ
オン及びヒロキシネファゾドンのさらなる代謝の因子で
ある(Barbhaiya,R.H.,Buch,A.
B.,Greene,D.S.(1996)Brit.
J.Clin.Pharmacol.,42,573−
81)。ネファゾドンはまたmCPPの代謝の因子であ
るCYP2D6の弱い阻害剤である。ネファゾドンはそ
れ自身の代謝(及びその中間代謝物の代謝)を阻害する
ことができるので、そしてこの代謝は飽和され得るの
で、薬剤の非線状薬物動力学が結果として生じる。これ
はAUC及びCmax等の標準的薬物動力学パラメータ
ーにおける重要な個人間及び個人内の変動としてそれ自
体を明らかにし、薬剤投与量の分析が効力を最大にする
と同時に望ましくない作用を最小にするために要求され
ることを意味する。
【0008】経口投与される投与形状からのネファゾド
ンの吸収速度の注意深い制御を備える製剤を製造するこ
とによって薬剤の生物学的利用能のかなりの損失を避け
ることが可能であるとがわかった。これは持続放出製剤
の高度に代謝された薬剤の投与のための典型的な予測に
反している。また、米国特許第5,431,922号明
細書でブスピロンによって例示されているアリールピペ
ラジン向神経薬の持続放出投薬剤を製剤化するための従
来技術との区別では、生物学的利用能に大きな増加はい
ずれにも見られない。これは都合のよいことであり、即
時放出製剤から本発明の持続放出ネファゾドン製剤へ転
換するとき、投与量を調整することを避けることができ
る。新規な製剤による吸収速度の制御はまた驚くべきこ
とに中間代謝物mCPPの減少を生じ、そしてネファゾ
ドンの経口投与後に望ましくない作用の少ない頻度及び
弱化を生ずる。
【0009】薬剤の溶解度 ネファゾドン塩酸塩は水に僅かな溶解度を示し、USP
(米国薬局方)基準では「僅かに可溶」として規定され
ている。ネファゾドン塩酸塩は生理学的pHの範囲内で
解離定数(pKa=6.4)を有し、それは、胃から小
腸及び大腸への移行中pHが増加するので、この塩基性
薬剤の溶解度はさらに減少することを意味する。従っ
て、ネファゾドン持続放出投与剤からの放出速度は拡散
による薬剤放出に依存する経口製剤系によっては容易に
制御又は調節できない。疎水性重合体又はワックス状物
質に基づくマトリックス錠剤系は、放出媒体(生体内生
理学的流体を含む)のpHがネファゾドンHClのpK
a値まで増加しさらにそれを越えるとき、薬剤放出に著
しい減少を示す。また、従来のヒドロゲルマトリックス
系は同様に作用し、ネファゾドンHClの低い水溶解度
と関連するさらなる問題に直面している。
【0010】これらのタイプの系は、水可溶性薬剤と良
く協力し、そこでは薬剤放出機構が水和マトリックスか
らの薬剤(生体外及び生体内)の拡散に基づきそして製
剤に用られる重合体の粘度及び量の調節によってさらに
容易に制御できる。ポリエチレンオキシド、高粘度ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース又はヒドロキシプロピ
ルセルロース等の非イオン性マトリックスに基づく単一
重合体親水性マトリクス系は通常生理学的範囲内で十分
な溶解度をもつ薬剤のための放出の拡散制御に依存す
る。これらの系はネファゾドンの溶解特性をもつ薬剤に
容易に適用できない。また、バリヤー被覆ペレット系
(錠剤製剤の後のカプセル化又は包接のため)は比較的
水可溶性薬剤と良く協力するが、ネファゾドンの水溶解
度を増加させる製剤には助剤を使用することなしにはネ
ファゾドン塩酸塩には適さない。そのような助剤は製剤
のかさを著しく増大させ、投与量当たりに必要なネファ
ゾドン塩酸塩の量を与えるためには許容できないほどの
大きな錠剤又はカプセルを生じるであろう。
【0011】浸透圧ポンプ系は、薬剤の溶解度に関連す
る薬剤放出のための浸透圧駆動力を部分的に変化し得る
pHによって変化する溶解度のためにネファゾドンに容
易に適用し得ない。さらに、ネファゾドンが有効である
疾病の制御に使用されるネファゾドンの1日の全投与量
(200〜600mg)は、これらのタイプの系に通常
必要な追加の賦形剤の添加量のためのに、便利な大きさ
の投与形状では容易に包含し得ない。
【0012】イオン性及び非イオン性ゲル重合体の特異
的組み合わせを用いることにより、本発明者はpH調整
親水性マトリックス錠剤を製造した。このタイプの錠剤
は外部環境のpHに感受性であり、pH変化に応答して
これらの放出速度を調整する。結果として、これらの投
与剤は、ネファゾドンの低い水溶解度によりそして生理
学的pH範囲内で著しいpH依存溶解度により、ネファ
ゾドンの持続放出製剤を製造する際の問題点を克服する
方法で、生体外及び生体内でネファゾドンの放出を制御
又は調節する。
【0013】ネファゾドンの1日の投与量は1日に2回
の即時放出系で200〜600mgの範囲内にある。単
一の単位投与型、特にもし錠剤製剤であるならば、制御
放出系のために単一の単位投与型にこの範囲の最高限界
を除く全てを含有することが可能である。400〜50
0mgの薬剤を含有する投与型は1000mg未満の重
量であることが期待される。しかしながら、上記記載で
指摘した如く、胃腸管への制御放出投与型からのネファ
ゾドンの放出速度を減少させることが薬剤代謝の程度を
増大させることを期待させる。このことは多くの存在す
る制御放出系に処方されるネファゾドンについて、即時
放出製剤に匹敵する血漿レベルを提供するためには、投
与される薬剤の量が増加されなければならないであろ
う。増加された薬剤量はいずれの投与系のためにより高
い有効積載量を必要とし、その大きさは許容し得ないほ
どまで増大するであろう。結果として、1日の全投与量
は2回以上の投与単位で提供されなければならない。さ
らに、即時放出ネファゾドンから制御放出製剤への切り
換えでの1日の全投与量を変更させることは、これが患
者を困惑させ且つ処方する医師にとっては困難なことで
あるので、望まくない。従って、代謝の程度の増加及び
/又は制御放出製剤から生ずる生物学的利用能の損失を
最小にできる投与系が特に好ましい。
【0014】本発明の持続放出ネファゾドン製剤は新規
なpH調整機構を用いる。この機構はpH独立放出を含
むハワード他の米国特許第4,792,452号明細書
に記載されている如き、従来の放出持続機構から区別さ
れ得る。
【0015】ネファゾドンは持続放出経口投与型と関連
してすでに記載されている。WO97/47285号明
細書は胃又は上部小腸のみに制御された速度で薬剤を放
出することを意図した投与系を記載している。胃におけ
る保持は胃が食物を取った状態(絶食と反対)で作用す
るようにする化学試薬の介在によって促進される。数ク
ラスの試薬がセロトニン受容体拮抗剤を包含するこの作
用を提供するとして記載され、その中のネファゾドンが
このクラスの1員として列挙されている。事実、ネファ
ゾドンはその放出が制御される活性薬剤ではないが、そ
の代わりに胃に対してその要求された作用のための成分
として包含される。
【0016】要するに、本発明の新規なpH調整ネファ
ゾドン持続放出製剤を示唆する従来技術は何もない。特
に、ネファゾドンの代謝、溶解度及び投与特性の重要性
によって表される固有の困難性を克服すること、並びに
望ましくない中間代謝物レベルを減少させると同時に主
要薬剤の相当する生物学的利用能を維持することは、こ
れらの新規な製剤の新規且つ進歩性を強調するものであ
る。
【0017】
【発明の概要】ネファゾドンはネファゾドン塩酸塩、イ
オン性及び非イオン性ゲル化重合体、不溶性の親水性物
質、及び適当量の1以上の製薬的に許容し得る賦形剤を
含む1日に1度の持続放出(ER)投与型の形状で経口
投与できることが明らかにされた。成分の相対量を調整
するとによって、pH調整方法でネファゾドンの制御さ
れた放出が達成される。この放出機構は、ネファゾドン
の代謝、溶解度に関連する処方の問題、及びネファゾド
ンの許容し得る(ER製剤の早期の開発を妨げていた)
投与量のレベルを克服する手段を提供する。
【0018】
【発明の具体的説明】本発明は活性薬剤としてネファゾ
ドン塩酸塩を含むpH調整制御放出の医薬製剤に関す
る。従って、これらの製剤は即時放出ネファゾドン系に
対して種々の有用性をもつネファゾドンの経口投与用の
投与型及び方法をもたらす。さらに、これらの新規なネ
ファゾドン製剤は必要なネファゾドンの1日の全投与量
を提供すし、許容し得る大きさの経口投与型の使用を可
能にする。この新規なネファゾドンER投与型の生体内
投与の結果は、ネファゾドン即時放出投与に比べて、E
R投与のためのネファゾドン含量の重要な変更は何も要
求されない。
【0019】この医薬製剤は、その投与剤に水浸透を促
進させるがその迅速な崩壊を引き起こさない、非イオン
性重合体及びイオン性重合体と不溶性の親水性物質との
混合物を用いる。ネファゾドンの吸収速度を制御するた
めに、非イオン性重合体及びイオン性重合体及び不溶性
の親水性物質は、胃腸管内で見出される異なるpH値で
薬剤の必ずしも同じではない必要な放出速度を維持でき
る割合で使用されなければならない。この投与型は、主
として重合体及び不溶性の親水性物質の混合物の浸食に
よって、腸内の普通のpH条件下でこの投与型から薬剤
が放出されるときに、ネファゾドンが最適の速度で吸収
されるように必要な速度で浸食されなければならない。
【0020】本発明の代表的な態様では、ネファゾドン
投与用の持続放出経口投与型は重量パーセント(wt
%)で、(a)約33〜45.5wt%のネファゾドン
塩酸塩、(b)約16〜33wt%の非イオン性ゲル化
重合体、(c)約10〜21wt%のイオン性ゲル化重
合体、及び(d)約16〜22wt%の不溶性の親水性
物質、及び(e)潤滑剤用のステアリン酸マグネシウ
ム、着色剤等の1以上の製薬的に許容し得る賦形剤の適
量、を含有する。
【0021】非イオン性ゲル化重合体は好ましくは約3
〜1000cpsの範囲の粘度(2%溶液)をもつヒド
ロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)である。
選択的には、このHPMC成分は5cps粘度の約1重
量部及び100cps粘度の2重量からなる。
【0022】イオン性ゲル化重合体はカリウム又は好ま
しくはナトリウム塩等のアルギン酸の塩である。最も好
ましい重合体は約9cps(1%溶液)の粘度をもつア
ルギン酸ナトリウムである。好ましい不溶性の親水性物
質は微結晶セルロースである。本発明の態様では、ステ
アリン酸マグネシウムが潤滑剤として使用され、約0.
2〜1.5wt%で存在する。適宜に、他の製薬的に許
容し得る賦形剤がまた包含され得る。
【0023】この新規なネファゾドン製剤は経口投与用
のために単位投与型に調製するために使用できる。例え
ば、錠剤が圧縮成形できる。そのような錠剤は標準的方
法で適宜被覆し得る。好ましい被覆は水性基剤専売フィ
ルムコーテング組成物、OPADRYホワイトYS−1
−18019の使用を必要とする。
【0024】この新規なネファゾドンER投与型の投与
は便利な利益、改良された患者への応諾、(m−クロロ
フェニルピペラジン(M−CPP)の減少レベルに起因
する)副作用のより低い発生率の潜在能力、及び投与の
よる重要な食物作用の減少を提供する。
【0025】この新規なネファゾドン製剤の放出速度は
異なるpH値で異なる。すなわち、この系はpH独立よ
りもむしろpH−調製される。これがpH−独立薬剤放
出特性(例えば、pH−調整薬剤放出よりもむしろpH
−独立を達成するためにアルギン酸ナトリウム及びヒド
ロキシプロピルメチルセルロースを用いる米国特許第
4,792,452号明細書)をもつように製剤化され
るネファゾドン様の塩基特性の薬剤のための幾つかの持
続放出製剤からの区別である。これらの先の製剤におい
て、本発明者はネファゾドン薬物動力学がこの投与型が
食物を取った状態であるか又は絶食状態であるかに顕著
に依存することを示すことを明らかにした。本発明の好
ましい製剤は生体外溶解テストで下記の速度で含有薬剤
を放出する。使用するこの生体外溶解テストは米国薬局
法の方法1に記載された装置に基づき、種々のpH値の
媒体が下記の表1に示されている如く採用される。攪拌
速度は200rpmであった。列挙された時間ポイント
で溶解媒体に放出される薬剤の量は紫外線分光器で測定
された。
【0026】 表I 時 間 放出されたネファゾドン (時) 累積% pH 2.0 0.5 3〜12 1 7〜16 2 15〜22 4 20〜35 6 24〜50 8 35〜70 12 45〜90 16 52〜100 pH4.5 0.5 5〜18 1 10〜22 2 15〜38 4 20〜65 6 25〜85 8 40〜95 12 55〜100 16 65〜100 pH6.8 0.5 8〜22 1 16〜48 2 30〜70 4 55〜100 6 75〜100 8 85〜100
【0027】本発明のネファゾドンER投与型、例えば
特定の態様に記載されている如く、即時放出ネファゾド
ン製剤より遅い速度で含有薬剤を放出するが、所望の血
漿濃度−時間曲線を規定する速度で放出する。この態様
では典型的な持続放出系で予期され得た生物学的利用能
の著しい減少はない。
【0028】比較の目的で、下記に示す組成をもつ、典
型的な錠剤賦形剤と共に非イオンゲル化重合体に基づ
く、下記に示す組成をもつ、ネファゾドンの制御放出の
参照製剤(ネファゾドン−CR)が製造された。
【0029】 標準的な制御放出の参照製剤 (ネファゾドンCR) 成分 1錠剤当たりの量 ヒドロキシプロピルセルロースNF 75mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208NF, 100mg 4000cps グレード ネファゾドン塩酸塩 400mg ポビドンUSP 20mg ステアリン酸マグネシウム 5mg
【0030】この標準的なネファゾドンCR製剤又は市
販されている即時放出ネファゾドン製剤のいずれもがヒ
ト志願者に絶食及び食物を取った条件下の両方で1日に
1回の基準で投与された。連続的血漿サンプルを適当な
間隔で採取し、ネファゾドンを分析した。ネファゾドン
の標準的な制御放出製剤は(即時放出製剤に比べて)2
8%の相対的生物学的利用能を示した。さらに、この製
剤は高脂肪の食事を取ったとき66%まで増加する相対
的生物学的利用能をもつ、顕著な食物作用をまた示した
(表2参照)。
【0031】 表2 見本の標準的CR製剤からの ネファゾドンの平均薬物動力学パラメーター Cmax AUC 相対的 (ng/ml) (ng.hr/ml) 生物学的利用能(%)* 絶食し た群 130.8 1496 28 食物を取った群 575.3 3514 66 *即時放出ネファゾドン製剤の同じ量との比較(単一投与量研究)
【0032】絶食状態で投与された制御放出製剤を用い
る治療法で安定した状態の患者は、もし投与が食物と共
に投与される投薬法に変更されたならばピーク血漿薬剤
濃度ー関連副作用を経験するかも知れなかったので、上
記結果は重要である。逆に、食物を取った状態で投与さ
れた制御放出製剤に基づく治療法で安定した状態の患者
は、もし食物を取らない状態の投薬法に変更されるなら
ば、治療の失敗を経験するかも知れない。
【0033】持続放出医薬製剤の開発はしばしば親水性
重合体マトリックス系を含む。これらの製剤は複雑では
ない、安価な製造方法を含むことを意図する。しかし従
来方法に基づく今までの経験は、これらのタイプの製剤
は薬剤の薬物動力学に重要な影響を示すことを明らかに
している。PKパラメーターの大きな変動は製剤が食物
と共に又は食物なしに与えられるかどうかに依存して生
ずる。そのような食物作用は患者の投与治療法を確立す
るに不都合をもたらす。
【0034】薬剤が食物と共に又は食物なしに与えられ
るかどうかに係わりなく、ネファゾドンHCl等の低い
溶解度をもち且つ再生可能な挙動を備える薬剤の親水性
マトリックス持続放出製剤は一般に製剤化することが極
めて困難である。これらの供給系を利用する製剤の薬剤
放出の機構は主としてマトリックスの腐食である。従っ
て、その相対的な大きさは懸案の薬剤物質の種々の薬物
動力学特性に依存するにも係わらず、著しい食物作用が
予期される。例えば、ニフェジピン(USPで水に事実
上不溶性であるとして定義さている)は親水性マトリッ
クス持続放出製剤として投与されるとき、著しい食物作
用を示すことを明らかにしている(Abrahamss
on et al.,J.Controlled Re
lease,1998,52,301−310)。この
ニフェジピンの親水性マトリックス持続放出製剤が絶食
状態で投与されたとき、曲線下の面積(AUC)は75
%だけ増加した。
【0035】絶食状態で投与された本発明のpH調整持
続放出ネファゾドン製剤(投与単位当たり200mg)
を絶食状態で投与された通常の即時放出ネファゾドン
(ネファゾドンIR:投与単位当たり100mg)と1
2時間の間隔をおき2つの別々の投与量としてヒト志願
者で比較した。薬剤の投与後に、志願者の血漿中の薬剤
及び中間代謝物の分析によって、下記の薬物動力学パラ
メーターを表3に示されている如く、決定した。
【0036】 表3 ネファゾドン薬物動力学パラメーター:ER対IR 持続放出ネファゾドン(午前に投与された投与量200mg): Cmax tmax AUC F(%)* (ng/ml) (時) (h.ng/ml) ネファゾドン 195 5 1267 77 ヒドロキシ ネファゾドン 65 5 352 54 ジオン 453 4 5699 55 mCPP 16 5 114 50 *即時放出製剤との比較
【0037】 即時放出ネファゾドン(投与量100mg): Cmax tmax AUC (ng/ml) (時) (h.ng/ml) ネファゾドン 310 2 1627 ヒドロキシ ネファゾドン 97 2 642 ジオン 710 2 10617 mCPP 24 2 259
【0038】pH調整持続放出系(ネファゾドンER)
は生体内で薬剤吸収を制御するために作用することが知
られ得る。血漿濃度の最大値のための時間は通常の製剤
に比較して遅れる。最大血漿レベルは著しく鈍らされる
(ERの200mgを100mgIRと比較しているこ
と及び200mgER投与量のピークレベルがIR製剤
の100mgのピークレベルの60〜70%である)。
もし初期投与期間中にこの薬剤に対する耐性の時々の困
難性がピーク血漿レベルに関係があるならば、これは有
益であるかも知れない。ER製剤によって分かるピーク
血漿レベルの鈍化は、投与がIR生成物による治療開始
時よりもより高い投与量で始まることを可能にし、そし
て滴定をIR生成物によるよりもより少ない滴定工程で
有効な投与量に可能にするであろう。
【0039】ER製剤の中間代謝物レベルの減少と組み
合わされたネファゾドンの生物学的利用能の維持は、持
続放出系として製剤化され十分に代謝された薬剤に対す
る期待に反するものである。ヒドロキシネファゾドンの
血漿レベル及びジオン中間代謝物の適度の維持(即時放
出錠剤によって知られてるレベルの50〜60%)はこ
れらの活性中間代謝物が治療効力に寄与するかも知れな
いときに重要である。即時放出製剤に対するmCPPの
レベルの減少(Cmaxの25%及びAUCの20%は
投与量の差について補正するために直接に測定された)
はこの中間代謝物が幾つかのネファゾドンの望ましくな
い作用と関連するかも知れないので、有益であるかも知
れない。
【0040】食物をとった及び絶食した被験者の比較薬
物動力学研究を新規なネファゾドンER製剤を用いて実
施した(実施例1)。食物作用の顕著な且つ予期され得
なかった欠除が、標準的な通常の制御放出ネファゾドン
製剤によって見られるものと対照的に観察された。
【0041】 表4 食物作用:ネファゾドンER対標準的CRネファゾドン ネファゾドン−ER パラメータ cMax(ng/ml) −食物とともの 195 −食物なし 157 AUC(ng.h/ml) −食物とともの 1236 −食物なし 1234
【0042】標準的持続放出製剤(400mg投与量)
は下記のデータを与えた。ネファゾドン−CR パラメータ cMax(ng/ml) −食物とともの 575 −食物なし 131 AUC(ng.h/ml) −食物とともの 3514 −食物なし 1496
【0043】実施例1に記載の新規化合物による作用の
この欠除は、患者が食事時間の頃に彼らの薬物療法を行
うことを強いられることを避けることによって利益を提
供する。
【0044】生体外で見られる製剤の性質及びネファゾ
ドンのpH−調整持続放出、及び結果として生じる生体
内薬剤放出特性は、薬剤及び中間代謝物レべル、薬物動
力学のパラメータ値、及び食物作用の欠除によって観察
される性能に対して重要である。
【0045】所望の特徴をもつ典型的な製剤を下記に記
載する。一般に、本発明はネファゾドン、又はその製薬
的に許容し得る塩、例えば塩酸塩、の経口投与用の改良
された製剤を提供する。改良製剤はpH1.2〜7.0
の範囲での標準的な生体外溶解実験指針を用いて測定し
たとき完全な薬剤放出のために約4〜16時間を必要と
するネファゾドンの制御され/持続された放出を提供す
る。典型的には、pH7.0で約50%のネファゾドン
が4時間でそして約80%が8時間で放出されなければ
ならない。放出時間は低いpH値で遅い。これらの測定
は200rpmの攪拌速度によって生体外試験条件下で
米国薬局法タイプ1型の装置を用いて行われる。
【0046】ネファゾドン又はその製薬的に許容し得る
塩を含有するこれらの改良された制御/持続放出経口医
薬製剤は下記の特徴をもつ。 1. 1.2〜7.0の範囲のpH値で標準的な生体外
テストで測定したときに実質的に完全な薬剤放出のため
に4〜16時間を必要とする、 2. 即時放出製剤に見られるネファゾドンのレベルに
比べて持続され、そして24時間までの間治療レベルに
又はそれ以上に維持されるネファゾドンのレベル、 3. ネファゾドンの中間代謝物、特にmCPP、の低
いレベルを提供するが、即時放出製剤による経口投与に
比べて、ネファゾドンそれ自体の類似のレベルを維持す
る、 4. 投与から生ずる有意の食物作用を欠除する、
【0047】
【実施例】別段の指示がなければ、下記に記載のパーセ
ントは全組成物重量を基準とする重量パーセントであ
る。本明細書に記載されている発表及び参考文献は参照
として本明細書に組み入れる。
【0048】実施例1 ネファゾドン塩酸塩(130g)を、65gのアルギン
酸ナトリウム(9cpsグレード、例えば、Manuc
olLD,Monsanto Performance
Materials,Surry, U.K.)、3
5.8gのヒドロキシプロピルメチルセルロース220
8 USP 100cpsグレード、16.25gのヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース2910 USP
5cpsグレード、及び65.13の微結晶セルロース
NFと適用なミキサーで15分間ブレンドした。この薬
剤/賦形剤のブレンドに4.8gのステアリン酸マグネ
シウムNFの添加により滑剤を加え、さらに5分間混合
した。生成した滑剤を添加したブレンドをそれぞれ48
5mgの重量で、200mgのネファゾドン塩酸塩を含
む錠剤に圧縮成形した。最終錠剤を水性基剤専売フィル
ムコート組成物Opadry 白色 YS−1−180
19で被覆した。
【0049】実施例2 ネファゾドン塩酸塩(400g)を、200gのアルギ
ン酸ナトリウム(9cpsグレード)、110のヒドロ
キシプロピルメチルセルロース2208 USP 10
0cpsグレード、50gのヒドロキシプロピルメチル
セルロース2910 USP 5cpsグレード、及び
100.2gの微結晶セルロースNFとプラネタリー・
ミキサー中でブレンドした。この混合物に6.4gのス
テアリン酸マグネシウムNFを加え、このブレンドをさ
らに5分間混合した。この混合物をローラー圧縮器に通
し、圧縮された物質の生成したリボンを振動顆粒器に通
して自由流動性顆粒を得た。これらの顆粒を100.2
gの微結晶セルロースとプラネタリー・ミキサー中で混
合した。この操作で得られた生成物をさらなる3.2g
のステアリン酸マグネシウムNFの添加により滑剤を加
え、このステアリン酸マグネシウムの添加後、さらに3
分間プラネタリー・ミキサー中で混合した。この最終ブ
レンドをそれぞれ200mgのネファゾドン塩酸塩を含
む錠剤に圧縮成形した。
【0050】実施例3 アルギン酸ナトリウム9cpsグレード(80g)、9
0gのヒドロキシプロピルメチルセルロース2208
USP 100cpsグレード、200gのネファゾド
ン塩酸塩及び100.3gの微結晶セルロース USP
を800ミクロン開口ワイヤーメッシュふるいを通して
プラネタリー・ミキサーのボウルに移し、ミキサーを1
0分間操作した。ふるいにかけたブレンドを1.6gの
ステアリン酸マグネシウムNFと10分間混合した。こ
の混合物をローラー圧縮器に通し、圧縮した物質から得
られたリボンを振動顆粒器に通して自由流動性顆粒を得
た。これらの顆粒をプラネタリー・ミキサーを使用して
3分間、1.3gのステアリン酸マグネシウムNFとさ
らに混合した。この最終の滑剤を添加した顆粒をそれぞ
れ200mgのネファゾドン塩酸塩を含む錠剤に圧縮成
形した。
【0051】実施例4 ネファゾドン塩酸塩(437g)、109.2gのアル
ギン酸ナトリウム9cpsグレード、229.4gのヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース2208USP 1
00cpsグレード、及び219.4gの微結晶セルロ
ースNFを800ミクロン開口ワイヤーメッシュふるい
を通してプラネタリー・ミキサーのボウルに移し、ミキ
サーを10分間操作した。ミキサーのボウルの内容物に
ステアリン酸マグネシウムNF(3.32g)を加え、
これを500ミクロン開口メッシュふるいに通した。ミ
キサーをさらに3分間操作して、ステアリン酸マグネシ
ウムをこのブレンドに配合した。この混合物をローラー
圧縮器に通し、圧縮した物質から得られたリボンを振動
顆粒器に通して自由流動性顆粒を得た。これらの顆粒を
さらなる6.73gのステアリン酸マグネシウムNFと
さらに混合した。この最終の滑剤を添加した顆粒をそれ
ぞれ400mgのネファゾドン塩酸塩を含む錠剤に圧縮
成形した。
【0052】実施例5 ネファゾドン塩酸塩(165g)、82.5gのアルギ
ン酸ナトリウム9cpsグレード、132gのヒドロキ
シプロピルメチルセルロース2208NF100cps
グレード、33gのヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス2910NF5cpsグレード、及び82.7gの微
結晶セルロースNFを10分間小さいミキサー中で一緒
に混合した。ステアリン酸マグネシウムNF(4g)を
さらに3分間の混合によりこのブレンド中に添加した。
得られた混合物をそれぞれ100mgのネファゾドン塩
酸塩を含む錠剤に圧縮成形した。
【0053】実施例6 ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208NF10
0cpsグレード(90g)、225gのネファゾドン
塩酸塩、75gのアルギン酸ナトリウム9cpsグレー
ド、及び107.5gの微結晶セルロースNFを10分
間小さいミキサー中で一緒に混合した。ステアリン酸マ
グネシウムNF(5g)を添加し、ミキサーをさらに3
分間操作した。得られた混合物をそれぞれ300mgの
ネファゾドン塩酸塩を含む錠剤に圧縮成形した。
【0054】実施例7 4gのステアリン酸マグネシウムNFを加えそして混合
してこれをブレンド中に配合する前に、ネファゾドン塩
酸塩(177g)、85.5gのアルギン酸ナトリウム
9cpsグレード、141.6gのヒドロキシプロピル
メチルセルロース2208 USP 100cpsグレ
ード、及び88.7gの微結晶セルロースNFを小さい
ミキサー中で一緒に混合した。この最終混合物をそれぞ
れ100mgのネファゾドン塩酸塩を含む錠剤に圧縮成
形した。
【0055】当業者が予期し得るであろう如き合理的変
更は本発明の範囲から離れることなく本発明で実施でき
る。
【0056】生体外テストからの薬剤放出データが表5
〜11に上記実施例のそれぞれについて示される。生体
外の溶解テストは2.0、4.5及び7.Oの媒体pH
を用いて、200rpmのローター速度でUSP(米国
薬局方)装置2を用いて実施された。溶解媒体中のネフ
ァゾドン濃度は紫外線分光法によって決定された。
【0057】 表5 実施例1に記載の製剤からのネファゾドンの生体外放出データ 時 間 放出された (時) ネファゾドン% pH2.0 1 11 2 18 3 23 4 28 6 38 8 50 10 59 12 67 15 80 pH4.5 1 22 2 36 3 48 4 59 6 78 8 93 10 100 pH7.0 1 39 2 67 3 86 4 100 6 100
【0058】 表6 実施例2に記載の製剤からのネファゾドンの生体外放出データ 時 間 放出された (時) ネファゾドン% pH1.2 1 11 2 18 4 31 6 44 8 56 12 74 16 90 pH4.5 1 14 2 27 4 51 6 71 8 83 12 97 16 99 pH7.0 1 36 2 64 4 96 6 100 8 100
【0059】 表7 実施例3に記載の製剤からのネファゾドンの生体外放出データ 時 間 放出された (時) ネファゾドン% pH2.0 1 11 2 19 4 34 6 49 8 63 12 82 16 92 pH4.5 1 12 2 24 4 46 6 65 8 77 12 91 16 97 pH7.0 1 24 2 45 4 75 6 98 8 100
【0060】 表8 実施例4に記載の製剤からのネファゾドンの生体外放出データ 時 間 放出された (時) ネファゾドン% pH4.5 1 15 2 28 4 52 6 72 8 88 12 98 16 99 pH7.0 1 24 2 47 4 82 6 103 8 105
【0061】 表9 実施例5に記載の製剤からのネファゾドンの生体外放出データ 時 間 放出された (時) ネファゾドン% pH4.5 1 16 2 32 4 58 6 78 8 92 12 99 16 99 pH7.0 1 21 2 43 4 81 6 98 8 99
【0062】 表10 実施例6に記載の製剤からのネファゾドンの生体外放出データ 時 間 放出された (時) ネファゾドン% pH4.5 1 20 2 33 4 57 6 76 8 90 12 101 16 103 pH7.0 1 27 2 47 4 80 6 99 8 102
【0063】 表11 実施例7に記載の製剤からのネファゾドンの生体外放出データ 時 間 放出された (時) ネファゾドン% pH4.5 1 16 2 31 4 58 6 78 8 91 12 101 16 102 pH7.0 1 27 2 53 4 89 6 105 8 106
【0064】実施例8 実施例2(以下処理Aとする)又は実施例2(以下処理
Bとする)のいずれかに従って製造されたネファゾドン
塩酸塩200mgを含有する錠剤を6日間の間1日に1
回の基準でヒト志願者の2つのグループに投与した。ま
た志願者のプーるしたグループにその研究の別の過程で
6日間の間1日に2回の基準で即時放出ネファゾドン錠
剤100mgを投与した。適用な時間間隔で6日に採取
された血漿中のネファゾドン塩酸塩及びその中間代謝物
の分析を行った。下記のデータが得られ、このデータを
ナノグラム/mL(標準偏差値)として表12に示す。
【0065】 表12 時 間 IR錠剤 ER処理A ER処理B (時) 0 79.47(57.73) 101.0(83.72) 88.45(41.97) 0.5 675.76(385.60) 156.3(124.65) 109.32(50.06) 1.0 610.65(243.04) 241.77(223.84) 139.82(46.76) 2 423.3(197.83) 338.03(253.68) 229.82(70.71) 2.5 462.88(188.98) 3 348.16(173.38) 366.58(311.69) 267.54(84.83) 3.5 317.61(233.08) 263.07(83.79) 4 281.97(153.41) 273.99(206.99) 223.74(63.51) 4.5 275.86(179.64) 249.19(95.53) 5 250.83(187.64) 211.05(64.63) 6 185.82(121.34) 211.24(166.35) 175.01(66.95) 8 111.08(70.90) 154.57(118.98) 144.5(67.24) 10 135.82(130.35) 118.95(46.52) 12 55.33(43.08) 125.6(97.39) 113.12(53.29) 12.5 141.86(114.90) 13 273.15(205.70) 14 350.55(137.79) 133.54(105.68) 116.89(75.58) 14.5 299.85(174.61) 15 278.84(145.58) 16 247.49(156.29) 115.62(87.11) 115.09(84.21) 20 123.19(92.64) 79.63(49.00) 73.32(37.99) 24 97.11(54.81) 92.44(57.31) 59.48(59.48)
【0066】得られた結果は定常状態で本発明の対象物
である新規な製剤が優れた持続放出特性を実証すること
を明らかに示す。複数回の投与量投与についての薬物動
力学特性を単一の投与量投与の研究から生ずるデータか
ら予測することが困難である薬剤の1つであるネファゾ
ドンのこの効果を実証することは特に重要である。さら
に、ER処理Aは食物を取った状態の患者で評価され、
即時放出製剤に比べて、絶食状態の患者にみられるもの
と同じ生物学的利用能を示した。これは投与の融通性に
大きな利益をもつ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター チミンス イギリス国 マーセイサイド L61 4X D ウィラル アービー ヒースバンク アベニュー 5 (72)発明者 アリソン シー ホツドン イギリス国 イースト サセックス TN 38 9SN セント レオナーヅ−オン− シー ロブサック ウッド ベッジバリー クロス 5

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネファゾドン又はその製薬的に許容し得
    る塩の経口投与用の改良された持続放出医薬製剤であ
    り、(a)pH1.2〜7.0の範囲のテスト媒体を用
    いる標準的生体外溶解実験指針を用いて測定するとき、
    該製剤から実質的に完全な薬剤放出のために4〜16時
    間を必要とすること、(b)経口投与後に、即時放出製
    剤で知られているレベルに比べてネファゾドンの持続し
    た放出レベルを与え、そしてこの持続したレベルが24
    時間の間又は24時間までの間治療レベル以上に維持さ
    れること、(c)経口投与後に、即時放出製剤の経口投
    与後に認められるレベルに匹敵するレベルのネファゾド
    ンの量を維持しつつ、ネファゾドン中間代謝物、特にm
    CPPの減少した量を提供すること、及び(d)経口投
    与に基づく著しい食物作用を欠除することを特徴とする
    改良された持続放出医薬製剤。
  2. 【請求項2】 制御された/持続放出製剤がマトリック
    スに埋め込まれた、マイクロペレットに成形された又は
    被覆マイクロペレットに成形されたネファゾドンHCl
    からなる群から選ばれる請求項1記載の医薬製剤。
  3. 【請求項3】 (a)33〜45.5wt%のネファゾ
    ドン塩酸塩、(b)16〜33wt%の非イオン性ゲル
    化重合体、(c)10〜21wt%のイオン性ゲル化重
    合体、及び(d)16〜22wt%の不溶性の親水性物
    質からなる経口用持続放出ネファゾドンのpH調整投与
    剤を製造するために有用な医薬製剤。
  4. 【請求項4】 適量の1以上の製薬的に許容し得る賦形
    剤をさらに含む請求項3記載の医薬製剤。
  5. 【請求項5】 賦形剤成分が着色剤、コロイド状シリ
    カ、及びステアリン酸マグネシウムの少なくとも1以上
    を含む請求項4記載の医薬製剤。
  6. 【請求項6】 賦形剤成分が0.2〜1.5wt%のス
    テアリン酸マグネシウムを含む請求項4記載の医薬製
    剤。
  7. 【請求項7】 非イオン性ゲル化重合体(b)がヒドロ
    キシプロピルメチルセルロースである請求項3記載の医
    薬製剤。
  8. 【請求項8】 イオン性ゲル化重合体(c)がアルギン
    酸ナトリウムである請求項3記載の医薬製剤。
  9. 【請求項9】 不溶性の親水性物質(d)が微結晶セル
    ロースである請求項3記載の医薬製剤。
  10. 【請求項10】 ヒドロキシプロピルメチルセルロース
    が3〜1000cpsの粘度をもつ請求項3記載の医薬
    製剤。
  11. 【請求項11】 (a)40〜45wt%のネファゾド
    ン塩酸塩、(b)16〜20wt%のヒドロキシプロピ
    ルメチルセルロース、(c)19〜22wt%のアルギ
    ン酸ナトリウム、(d)19〜22wt%の微結晶セル
    ロース、及び(e)1〜1.5wt%のステアリン酸マ
    グネシウムを含む請求項4記載の医薬製剤。
  12. 【請求項12】 ヒドロキシプロピルメチルセルロース
    成分が1部の5cps粘度対2部の100cps粘度の
    割合からなる請求項11記載の医薬製剤。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の医薬製剤からなる経口
    投与剤。
  14. 【請求項14】 請求項3記載の医薬製剤からなる経口
    投与剤。
  15. 【請求項15】 請求項4記載の医薬製剤からなる経口
    投与剤。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の医薬製剤からなる経
    口投与剤。
  17. 【請求項17】 フィルム被覆錠剤の型の請求項13記
    載の経口投与剤。
  18. 【請求項18】 フィルム被覆錠剤の型の請求項14記
    載の経口投与剤。
  19. 【請求項19】 フィルム被覆錠剤の型の請求項15記
    載の経口投与剤。
  20. 【請求項20】 フィルム被覆錠剤の型の請求項16記
    載の経口投与剤。
  21. 【請求項21】 請求項1記載の医薬製剤を有効成分と
    する抗うつ剤。
  22. 【請求項22】 請求項2記載の医薬製剤を有効成分と
    する抗うつ剤。
  23. 【請求項23】 請求項3記載の医薬製剤を有効成分と
    する抗うつ剤。
  24. 【請求項24】 請求項4記載の医薬製剤を有効成分と
    する抗うつ剤。
  25. 【請求項25】 請求項11記載の医薬製剤を有効成分
    とする抗うつ剤。
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