JP2000007412A - エマルジョン組成物、防水材組成物、防水膜及び防水膜の形成方法 - Google Patents

エマルジョン組成物、防水材組成物、防水膜及び防水膜の形成方法

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JP2000007412A
JP2000007412A JP17845698A JP17845698A JP2000007412A JP 2000007412 A JP2000007412 A JP 2000007412A JP 17845698 A JP17845698 A JP 17845698A JP 17845698 A JP17845698 A JP 17845698A JP 2000007412 A JP2000007412 A JP 2000007412A
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Jotaro Morimoto
丈太郎 森本
Kouichiro Yamatoda
貢市郎 山戸田
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘度が低く、作業性が良く、塗膜の乾燥速度
が速く、施工性に優れ、特にコンクリートに対する防水
材組成物として有用なエマルジョン組成物や該防水材組
成物から形成される機械的性質や防水性等に優れた防水
膜の提供。 【解決手段】 粉末度がブレーン値で1000〜300
0cm2/g であるセメントと合成樹脂エマルジョンを含有
するエマルジョン組成物。さらに、凝結遅延剤、流動化
剤及び骨材を含有してもよい。セメントはアルミナセメ
ントが好ましい。又、該エマルジョン組成物からなる防
水材組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート建造物
やコンクリート構造物、軽量起泡コンクリート及びモル
タル等への塗布等の施工性に優れ、特に防水材組成物と
して有用なエマルジョン組成物及びエマルジョン組成物
からなる防水材組成物から形成される機械的性質や防水
性等に優れた防水膜に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート建造物等の防水工法につい
ては、アスファルト防水工法、改質アスファルト防水工
法、シート防水工法及び塗膜防水工法等の多くの技術が
開発されている。特に、水硬性セメント、骨材及び合成
樹脂エマルジョンからなる組成物を塗布して用いる塗膜
防水工法は、施工法が簡便であり比較的容易に所望の防
水特性が得られることが知られており、特公昭51−4
0371号公報、特公昭58−51570号公報、特公
昭63−3106号公報、特公平1−39713号公
報、特公平5−45539号公報、特開昭54−531
40号公報、特開昭56−41286号公報、特開昭5
6−160357号公報、特開昭62−253648号
公報、特開平3−39387号公報及び特開平3−50
146号公報等に塗膜防水工法の技術が開示されてい
る。
【0003】これらの公報に開示されている防水材組成
物は、水硬性セメント、骨材及び合成樹脂エマルジョン
を混合すると、水硬性セメントは合成樹脂エマルジョン
中の分散媒である水との水和反応により硬化が進み、
又、合成樹脂エマルジョン中の水は水硬性セメントの水
和反応により消費されると共に蒸発拡散によって系外に
散逸するために、結果として比較的速やかに塗膜が形成
されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような水硬性セメ
ント、骨材及び合成樹脂エマルジョンからなる防水材組
成物をコンクリート構造物等の表面に塗布又は吹付け等
して塗膜を形成させるには、作業中は当該防水材組成物
の粘度が作業に都合の良い範囲にあり、塗布作業終了後
は塗膜が速やかに形成されて所望の初期強度を有する塗
膜を形成することが必要である。即ち、防水材組成物の
初期粘度の制御及び塗膜の形成速度の制御が重要な技術
となる。
【0005】しかしながら、従来の水硬性セメント、骨
材及び合成樹脂エマルジョンからなる防水材組成物は水
量を多くし、低粘度にして作業性を良くしているが、水
量が多いので、塗膜の乾燥速度が遅く、材料分離が生じ
易いという課題があった。又、塗膜の乾燥速度を早める
ために水量を少なくすると、防水材組成物の粘度が高く
なり、作業性が悪くなるという課題があった。
【0006】又、吹付け機を用いて防水材組成物を吹付
けて塗布する吹付け施工の実用化が期待されている。こ
れは、ローラー、コテ及び刷毛を用いた従来の手作業の
施工と比較して、大面積の塗布施工が可能であり、省力
化を図ることができるからである。吹付け施工を行うた
めには、防水材組成物を高圧で吐出させて塗布できるよ
うに、防水材組成物が低粘度であり、かつ、材料分離が
ないようにする必要がある。
【0007】しかしながら、従来の防水材組成物は、高
い圧力をかけると、材料分離が発生して吹付けガンの先
端が詰まるので、プランジャー式の吹付け機を使用でき
なかった。そして、従来の防水材組成物をスクイズ式の
吹付け機で吹付け塗装すると、圧力が低いために均一に
噴霧することが難しく、吹付け時の脈動が大きいので、
防水膜にムラができやすかった。
【0008】しかしながら、防水材組成物の水量を多く
して低粘度にすると、防水材組成物が材料分離し易く、
吹付け施工がしにくいという課題があった。
【0009】本発明は、このような従来技術の課題を解
決し、粘度が低く、作業性が良く、塗膜の乾燥速度が速
く、施工性に優れた防水材組成物と、当該防水材組成物
から形成され、機械的特性、防水性及び耐久性に優れる
防水膜を提供することを目的とする。さらに、吹付け施
工が可能な当該防水材組成物を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決する為の手段】即ち本発明は、粉末度がブ
レーン値で1000〜3000cm2/g であるセメントと
合成樹脂エマルジョンを含有してなるエマルジョン組成
物であり、セメントがアルミナセメントである該エマル
ジョン組成物であり、さらに、凝結遅延剤を含有してな
る該エマルジョン組成物であり、さらに、流動化剤を含
有してなる該エマルジョン組成物であり、さらに、骨材
を含有してなる該エマルジョン組成物である。そして、
該エマルジョン組成物からなる防水材組成物である。さ
らに、粉末度がブレーン値で1000〜3000cm2/g
であるセメントと合成樹脂エマルジョンを混合してなる
ことを特徴とする防水材組成物の製法である。又、該防
水材組成物から形成される防水膜である。そして、該防
水材組成物を塗布してなることを特徴とする防水膜の形
成方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明のセメントには特に制限はなく、水
硬性石灰、ローマンセメント、天然セメント、普通ポル
トランドセメント、低発熱ポルトランドセメント、早強
ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント、高
酸化鉄型ポルトランドセメント、チタンセメント、マン
ガンセメント、クロムセメント及びアルミナセメント等
を単体セメントとして、あるいは混合セメントとして用
いることができる。これらの中では、普通ポルトランド
セメント、早強ポルトランドセメント及び/又はアルミ
ナセメントが好ましく、分散性に優れ、水を吸収しやす
く、水和反応速度が速いために乾燥性が向上する点で、
アルミナセメントがより好ましい。
【0013】本発明のアルミナセメントとは、水硬性の
カルシウムアルミネートを主成分とするクリンカーから
製造されるセメントをいう。
【0014】アルミナセメントは低粘度化を図り、防水
材組成物を塗布するのに必要な可使時間を確保する必要
があるので、粉末度はブレーン値で1000〜3000
cm2/g であり、1500〜2500cm2/g が好ましい。
1000cm2/g 未満だと塗膜乾燥時間が長くなって硬化
不良となり、3000cm2/g を越えると粘度が大きくな
って作業性が悪くなり、又、可使時間を確保できず、好
ましくない。
【0015】本発明の合成樹脂エマルジョンは塗膜防水
材組成物の伸び性能を確保し、下地コンクリート等に対
するひび割れ追従性を得るために添加するものである。
合成樹脂エマルジョンとしては、水性エマルジョンが好
ましい。
【0016】合成樹脂エマルジョンの合成樹脂はガラス
転移温度が20℃以下が好ましく、10℃以下がより好
ましい。ガラス転移温度が20℃を越えると得られた塗
膜の機械的強度、防水性及び基材との密着性等の性質、
特に耐寒特性が低下するおそれがある。
【0017】合成樹脂エマルジョンとしては、ポリ酢酸
ビニルエマルジョン、エチレン/酢酸ビニル共重合体エ
マルジョン、エチレン/酢酸ビニル/アクリル酸エステ
ル共重合体エマルジョン、エチレン/酢酸ビニル/メタ
クリル酸エステル共重合体エマルジョン、エチレン/ア
クリル酸エステル共重合体エマルジョン、エチレン/メ
タクリル酸エステル共重合体エマルジョン、ポリアクリ
ル酸エステルエマルジョン、ポリメタクリル酸エステル
エマルジョン、ポリスチレン/アクリル酸エステルエマ
ルジョン、ポリスチレン/メタクリル酸エステルエマル
ジョン、ポリクロロプレンラテックス、酢酸ビニル/塩
化ビニル共重合体エマルジョン、スチレン/ブタジエン
共重合体エマルジョン、ポリアクリロニトリル/ブタジ
エン共重合体エマルジョン、酢酸ビニル/アクリル酸エ
ステルエマルジョン、酢酸ビニル/メタクリル酸エステ
ルエマルジョン、スチレン/アクリル酸エステルエマル
ジョン及びスチレン/メタクリル酸エステルエマルジョ
ン等が挙げられる。これらの中では、添加した効果が大
きい点で、エチレン/酢酸ビニル共重合体エマルジョン
が好ましい。
【0018】合成樹脂エマルジョンの製造方法としては
慣用の方法が挙げられ、例えば、乳化剤の存在下に、重
合開始剤を用いて、水系で合成樹脂の原料となる重合性
モノマーを乳化重合する方法が挙げられる。
【0019】乳化剤としては、アニオン性、ノニオン
性、カチオン性又は両性の界面活性剤やポリビニルアル
コール等の保護コロイド等、公知のものが挙げられる。
【0020】重合開始剤としては、水系中でラジカル重
合できるものが好ましく、過酸化水素、過酢酸、過硫酸
又はこれらのアンモニウム塩や硫酸塩等の水溶性の過酸
化物やその塩が挙げられる。
【0021】又、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチ
ルハイドロパーオキサイド及び2,2’−アゾビスイソ
ブチルニトリル等の有機過酸化物を使用してもよい。さ
らに、メタ亜硫酸ナトリウムやピロ亜硫酸ナトリウム等
の還元剤を併用し、レドックス系としてもよい。
【0022】重合開始剤の使用量は、重合性モノマー1
00重量部に対して0.05〜5.0重量部が好まし
く、0.1〜3.0重量部がより好ましい。
【0023】又、水を含まない、粉末エマルジョンも合
成樹脂エマルジョンとして使用できる。粉末エマルジョ
ンを用いると水を除いた全成分を一つのパッケージとす
ることができ、施工現場では水を添加するだけで使用で
きるので便利である。
【0024】合成樹脂エマルジョン中の合成樹脂の固形
分は任意に設定することができるが、合成樹脂エマルジ
ョン100重量部中、30〜80重量部が好ましく、4
0〜60重量部がより好ましい。30重量部未満だと硬
化しにくいおそれがあり、80重量部を越えると粘度が
大きすぎて作業性が低下したり、塗膜を均一に形成でき
ないおそれがある。
【0025】合成樹脂エマルジョンの使用量は、セメン
ト100重量部に対して25〜500重量部(ただし固
形分として)が好ましく、50〜200重量部がより好
ましい。25重量部未満だと塗膜乾燥時間が短過ぎて硬
化後の塗膜が硬くなり、塗膜の伸び率が低下し、下地コ
ンクリートに対するひび割れ追従性が低下し、塗膜自体
にひび割れが発生したり、防水性や基材との密着性等が
劣ったりするおそれがあり、500重量部を越えると硬
化後の塗膜の強度が著しく低下するおそれがある。
【0026】本発明の防水材組成物においては、防水材
組成物の可使時間を長くし、防水材組成物を塗布する作
業時間を確保するために、凝結遅延剤を添加することが
好ましい。
【0027】凝結遅延剤とは、セメントの水和反応を遅
らせ、凝結に要する時間を長くするために用いる混和剤
をいう。
【0028】凝結遅延剤としては、オキシカルボン酸や
ホウ酸ナトリウム等が挙げられる。これらの中では、可
使時間を適正に確保できる点で、オキシカルボン酸が好
ましい。
【0029】オキシカルボン酸とは、一分子中に水酸基
とカルボキシル基を有する有機酸をいう。オキシカルボ
ン酸としては、グルコン酸、ガラクトン酸及びマンノン
酸等のアルドン酸、グリコール酸、乳酸、ヒドロアクリ
ル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タルトロン酸、
リンゴ酸、酒石酸及びクエン酸等の脂肪族オキシカルボ
ン酸、並びに、サリチル酸、m−オキシ安息香酸、p−
オキシ安息香酸、没食子酸、マンデル酸及びトロパ酸等
の芳香族オキシカルボン酸等が挙げられる。これらの中
では、可使時間が適正に確保できる点で、リンゴ酸、酒
石酸及び/又はクエン酸が好ましい。
【0030】凝結遅延剤の使用量は、セメント100重
量部に対して0.1〜10重量部が好ましく、0.5〜
4重量部がより好ましい。0.1重量部未満だと凝結遅
延剤を添加した効果が小さいおそれがあり、10重量部
を越えるとセメントの水和が遅延し、硬化時間が長くな
りすぎるおそれがある。
【0031】本発明の防水材組成物において、防水材組
成物の粘度をさらに低くし、防水材組成物の適正な練り
上がり粘度を確保するとともに、施工に必要な可使時間
を確保するために、流動化剤を使用することが好まし
い。
【0032】流動化剤とは、流動性を増大させるために
用いる混和剤をいう。流動化剤としては、ポリカルボン
酸、リグニンスルホン酸塩、多環芳香族縮合物のスルホ
ン酸塩及びメラミンスルホン酸塩が挙げられる。これら
の中では、流動性が大きい点で、ポリカルボン酸が好ま
しい。
【0033】ポリカルボン酸は、エチレン性不飽和カル
ボン酸やカルボン酸無水物の単独重合体、又はこれらの
単量体と他の単量体との共重合体であり、これらの単独
重合体や共重合体の水溶性塩(アルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、アンモニウム塩及びアミン塩等)であっ
ても良い。なお、ここでいうエチレン性不飽和カルボン
酸としては、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、クロトン酸及びシトラコン酸等が挙げ
られる。同じくカルボン酸無水物としては、無水マレイ
ン酸や無水イタコン酸等が挙げられる。
【0034】これらのポリカルボン酸の中では、添加し
た効果が大きい点で、無水マレイン酸/メトキシポリエ
チレングリコールアリルエーテル共重合体、無水マレイ
ン酸/メトキシポリエチレングリコールビニルエーテル
共重合体、無水マレイン酸/メトキシポリエチレングリ
コールアリルエーテル/スチレン共重合体及び無水マレ
イン酸/メトキシポリエチレングリコールビニルエーテ
ル/スチレン共重合体が好ましく、無水マレイン酸/メ
トキシポリエチレングリコールアリルエーテル共重合体
や無水マレイン酸/メトキシポリエチレングリコールビ
ニルエーテル共重合体がより好ましい。
【0035】流動化剤の使用量は、セメント100重量
部に対して0.05〜5重量部が好ましく、0.1〜3
重量部がより好ましい。0.05重量部未満だと流動化
剤を添加した効果が小さいおそれがあり、5重量部を越
えると逆に粘度が上昇し、流動性が悪くなるおそれがあ
る。
【0036】セメントに対して合成樹脂エマルジョンの
使用量が少なくなると防水材組成物の粘度が上昇し、施
工性が悪くなるおそれがあり、又、硬化後の塗膜にひび
割れが発生し易くなるおそれがある。これらの問題を解
決し、硬化後の塗膜にひび割れが発生しないようにする
ために、本発明の防水材組成物に骨材を使用することが
好ましい。
【0037】骨材には特に制限はなく、砕石、砂利、硅
砂、石灰石、炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ、ガラ
スビーズ、ガラス粉末、樹脂粉末及び焼却灰等が挙げら
れる。これらの中では、細骨材の硅砂がより好ましい。
又、シラスバルーン等の軽量骨材を用いると、屋上等の
断熱材として利用できる。
【0038】骨材の使用量はセメント100重量部に対
して、50〜300重量部が好ましく、100〜200
重量部がより好ましい。50重量部未満だと塗膜にひび
割れが発生するおそれがあり、300重量部を越えると
塗膜が硬く、伸びが小さく、下地コンクリートに対する
ひび割れ追従性が低下し、塗膜自体にひび割れが発生す
るおそれがある。
【0039】水の使用量は、エマルジョン組成物の粘度
が被着体の表面に塗布又は吹付け等できるように調整す
ればよいが、合成樹脂エマルジョンに含まれる水だけを
使用することが好ましい。合成樹脂エマルジョンに含ま
れる水だけを使用することにより、作業現場で余分に水
を入れることがなくなり、物性のばらつき等を防止する
ことができる。又、エマルジョンの固形分を高くした場
合には、合成樹脂エマルジョンとは別に水を添加しても
よい。さらに、粉末エマルジョンを使用するときには、
別に水を添加して使用する。
【0040】本発明のエマルジョン組成物には、AE
剤、AE減水剤、高性能減水剤、高性能AE減水剤、分
離低減剤、増粘剤、収縮防止剤、防錆剤、消泡剤及び湿
潤剤等のコンクリート用混和剤、高炉スラグ、アスファ
ルト乳液、繊維状補強材、防腐剤、着色剤、並びに、撥
水剤等の他の成分を添加することができる。
【0041】本発明のエマルジョン組成物は、塗装剤、
接着剤、充填剤及び断熱材等の用途に使用できる。これ
らの中では、粘度が低く、作業性が良く、塗膜の乾燥速
度が早く、施工性に優れる点で、塗装剤として使用する
ことが有効であり、防水性が大きい点で、防水材組成物
として使用することがより有効である。
【0042】塗装剤として使用する場合、被着体として
は、セメントモルタル硬化体、コンクリート硬化体、A
LCパネル、ガラス、陶器又は磁器タイル、レンガ、木
レンガ、窯業サイディングボード、スレート板、ケイカ
ル板、石膏ボード、合板、発泡ボード及びポリ塩化ビニ
ルシート等が挙げられる。これらの中では、効果が大き
い点で、多孔質被着体が好ましい。
【0043】防水材組成物として使用する場合、被着体
としては、セメントモルタル硬化体、コンクリート硬化
体、ALCパネル、陶器又は磁器タイル、レンガ、窯業
サイディングボード、スレート板、ケイカル板及び石膏
ボードといった多孔質被着体が好ましく、効果が大きい
点で、セメントモルタル硬化体、コンクリート硬化体又
はスレート板が好ましい。
【0044】本発明の防水材組成物はコンクリート建造
物等の被着体表面に施工して塗膜を形成し、防水膜とす
る。防水膜の形成方法には特に制限はなく、刷毛、ロー
ラー及びこて等の道具を用いて塗布してもよく、又、ス
プレーガン等により吹付け塗装することもできる。これ
らの中では、大面積の塗布面に短時間、均一に塗布でき
る点で、吹付け塗装のように吹付けて塗布することが好
ましく、スプレーガンといった吹付け機により塗布する
ことがより好ましい。
【0045】吹付け機としては、プランジャー式、ダイ
ヤフラム式、スクイズ式及びスネイク式等が挙げられ
る。これらの中では、防水膜の外観が良好で、高い圧力
で均一に薄く噴霧し、塗布できる点で、プランジャー式
が好ましい。本発明の防水材組成物により初めて、プラ
ンジャー式の吹付け機を用いて均一で安定した塗膜を塗
布できるようになったものである。
【0046】コンクリート建造物等の被着体表面に防水
膜を施工するに際し、実施形態の一つとして当該防水膜
と被着体との接着性や防水性等を改良する目的で、被着
体表面に予め、アスファルト、エポキシ樹脂、ウレタン
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂及び/又
はEVA樹脂等の材料からなる塗膜を形成しておき、本
発明の防水膜を当該塗膜の表面に積層することができ
る。又、他の実施形態として防水膜の耐久性等を改良す
る目的で、防水膜の表面に塗膜を積層することができ
る。
【0047】又、本発明の実施形態の一つとして、防水
膜の機械的特性を改良する目的で、編目状鉄筋、アスフ
ァルトフェルト、不織布、多孔質シート、ガラス繊維、
炭素繊維及び樹脂シート等を当該防水膜と積層すること
もできる。
【0048】なお、本発明のエマルジョン組成物からな
る接着剤はパネル類やボード類相互間を接着するのに使
用され、本発明のエマルジョン組成物からなる充填剤は
パネル類やボード類相互間の間隙部を充填するのに使用
される。この場合、パネル類やボード類は同一材料でも
異種材料でもよい。
【0049】
【実施例】次に実施例を用いて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって制約されるも
のではない。ただし、実施例及び比較例で用いた部及び
%は重量基準で示した。
【0050】なお、実施例や比較例で行った試験評価方
法は次の通りである。 (1)樹脂のガラス転移温度 合成樹脂エマルジョンを風乾し示差走査熱量計を用いて
測定した。 (2)粘度 温度20℃の恒温室内で防水材組成物の練混ぜを行い、練
混ぜ直後及び練混ぜ1時間後の防水材組成物の粘度をB
H型粘度計(4 号ローター、回転数10rpm )を用いて測
定した。 (3)塗膜乾燥時間 温度20℃、湿度60%の恒温恒湿室内で塗膜乾燥測定機
(太佑機械社製)を用いて防水材組成物をガラス板に厚
さ約1mm塗布して、塗膜乾燥時間を自動測定した。 (4)引張強度・破断伸び 注型成型で得られた厚さ約1mm の塗膜(材齢7 日)から
JIS K 6301-2号ダンベルを切り出し、引張試験機を用い
て測定した(引張速度50mm/ 分、チャック間距離60mm、
測定温度23℃)。
【0051】参考例1.EVAエマルジョン(EVA−
1)の製造方法 撹拌機のついたステンレス製オートクレーブに純水100
部、酢酸ビニル70部、ポリビニルアルコール2.5 部、ポ
リエチレングリコールノニルフェニルエーテル0 .9部及
び過硫酸アンモニウム1.25部を仕込み、内部を窒素置換
した後に密閉した。次いでエチレン29部を圧入し、65℃
に昇温して重合を開始した。重合開始後に酢酸ビニル30
部を5 時間かけて連続添加し、更に内温を75℃に昇温し
て2 時間撹拌して重合を終了した。得られたEVAエマ
ルジョンの性状は次の通りであった。 固形分:53% 樹脂のガラス転移温度:-13 ℃
【0052】参考例2.EVAエマルジョン(EVA−
2)の製造方法 純水100 部、酢酸ビニル62部、アクリル酸-2- エチルヘ
キシル8 部、ポリビニルアルコール2.5 部、ポリエチレ
ングリコールノニルフェニルエーテル0 .9部及び過硫酸
アンモニウム1.25部を仕込み、次いでエチレン29部を圧
入し、重合開始後に酢酸ビニル30部を連続添加したこと
以外は参考例1と同様にして重合した。得られたEVA
の性状は次の通りであった。 固形分:53% 樹脂のガラス転移温度:-19 ℃
【0053】参考例3.EVAエマルジョン(EVA−
3)の製造方法 ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル0 .9部
の代わりにポリカルボン酸0.85部を使用したこと以外は
参考例1と同様にして重合した。得られたEVAの性状
は次の通りであった。 固形分:53% 樹脂のガラス転移温度:-13 ℃
【0054】参考例4.アクリルエマルジョン(アクリ
ル)の製造方法 撹拌機のついたステンレス製オートクレーブに純水80
部、アクリル酸-n- ブチル25.5部、メタクリル酸メチル
3 部、ポリエチレングリコールジメタクリレート1 .5
部、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル4.
0 部、ナフタレンスルホン酸ナトリウム0.25部及び過硫
酸アンモニウム1.25部を仕込み、窒素置換した後に密閉
し、65℃に昇温して重合を開始した。重合開始後にアク
リル酸-n- ブチル59.5部、メタクリル酸メチル7 部及び
ポリエチレングリコールジメタクリレート3.5 部からな
る混合物を5 時間掛けて連続添加し、更に内温を75℃に
昇温して2 時間撹拌して重合を終了した。得られたアク
リル樹脂の性状は次の通りであった。 固形分:55% 樹脂のガラス転移温度:-36 ℃
【0055】実験例1 表1に示すセメント100重量部、合成樹脂エマルジョ
ンα100重量部及び表1に示す量の凝結遅延剤アを混
合して防水材組成物を調製し、防水材組成物及び防水膜
としての性能評価を行った。結果を表1にまとめた。但
し、表1に記載した合成樹脂エマルジョンの使用量は固
形分換算で示した。
【0056】(使用材料) セメント:アルミナセメントクリンカーを振動ミルで
粉砕したアルミナセメント、粉末度650cm2/g セメント:アルミナセメントクリンカーを振動ミルで
粉末度1040cm2/g に粉砕したアルミナセメント セメント:アルミナセメントクリンカーを振動ミルで
粉末度2100cm2/g に粉砕したアルミナセメント セメント:アルミナセメントクリンカーを振動ミルで
粉末度2980cm2/g に粉砕したアルミナセメント セメント:普通ポルトランドセメント、粉末度332
0cm2/g 、市販品 セメント:アルミナセメントクリンカーを振動ミルで
粉末度4090cm2/g に粉砕したアルミナセメント セメント:早強ポルトランドセメント、粉末度435
0cm2/g 、市販品 合成樹脂エマルジョンα:EVA−1 凝結遅延剤ア:オキシカルボン酸、クエン酸、市販品
【0057】
【表1】
【0058】実験例2 セメント100重量部、表2に示す量(固形分換算
値)の合成樹脂エマルジョン及び凝結遅延剤アを混合し
て防水材組成物を調製し、性能評価を行ったたこと以外
は、実験例1と同様に実施し、結果を表2にまとめた。
【0059】(使用材料) 合成樹脂エマルジョンβ:EVA−2 合成樹脂エマルジョンγ:EVA−3 合成樹脂エマルジョンδ:アクリル
【0060】
【表2】
【0061】実験例3 表3に示すセメント100重量部、合成樹脂エマルジョ
ンα100重量部及び表3に示す量の凝結遅延剤を混合
して防水材組成物を調製し、性能評価を行ったこと以外
は、実験例1と同様に実施し、結果を表3にまとめた。
【0062】(使用材料) 凝結遅延剤イ:オキシカルボン酸、リンゴ酸、市販品 凝結遅延剤ウ:オキシカルボン酸、酒石酸、市販品
【0063】
【表3】
【0064】実験例4 表4に示すセメント100重量部、合成樹脂エマルジョ
ンα100重量部、凝結遅延剤ア2重量部及び表4に示
す量の流動化剤を混合して防水材組成物を調製し、性能
評価を行ったこと以外は、実験例1と同様に実施し、結
果を表4にまとめた。
【0065】(使用材料) 流動化剤:ポリカルボン酸、ポリ(無水マレイン酸/メ
トキシポリエチレグリコールアリルエーテル)、市販品
【0066】
【表4】
【0067】実験例5 セメント100重量部、合成樹脂エマルジョンα10
0重量部、凝結遅延剤ア2重量部及び表5に示す量の骨
材を混合して防水材組成物を調製し、性能評価を行った
こと以外は、実験例1と同様に実施し、結果を表5にま
とめた。 (使用材料) 骨材:7号珪砂
【0068】
【表5】
【0069】実験例6 セメント100重量部、合成樹脂エマルジョンα10
0重量部、並びに、表6に示す量の凝結遅延剤ア、流動
化剤及び骨材を混合して防水材組成物を調製し、性能評
価を行ったこと以外は、実験例1と同様に実施し、結果
を表6にまとめた。
【0070】
【表6】
【0071】実験例7 実施例として、以下の試験を行った。吹付け塗装機のホ
ースを取り付け、さらにホース先端にガンを取り付け
た。この装置を用いて、実験No.6−3の防水材組成物
をスレート板に吹付け塗装し、作業性試験を行った。吹
付け塗装機にはウルトラマークV(グラコ社製)を、ガ
ンにはエアレス式マスチックガン(グラコ社製)を使用
した。その結果、防水材組成物は防水材組成物の粘度が
低く、材料を圧送でき、材料分離が発生せず、ガンの先
端部が詰まらず、良好な吹付け塗装ができた。又、防水
材組成物が硬化して形成した防水膜には、ひび割れが認
められなかった。
【0072】実験例8 比較例として、以下の試験を行った。実験No.1−6の
防水材組成物を用いたこと以外は、実験例7と同様に行
った。スレート板に吹付け塗装し、作業性試験を行っ
た。その結果、防水材組成物の粘度が高いため、材料の
圧送ができず、又、材料分離が発生し、ガンの先端部が
詰まり、吹付け塗装が出来なかった。
【0073】
【発明の効果】本発明のエマルジョン組成物は、粘度が
低く、作業性が良く、塗膜の乾燥速度が速く、施工性に
優れたエマルジョン組成物であり、特に防水剤組成物に
適したいる。又、当該組成物から得られた防水材組成物
は、機械的強度や防水性に優れている。このため、本発
明の防水材組成物及びそれから形成された防水膜は、コ
ンクリート建造物の防水や漏水防止、中性化や塩害等の
コンクリートの腐食防止、道路や床面等の補修、コンク
リートのひび割れ部分やプレキャストコンクリート躯体
の接合部分等の止水、及び、受水槽や貯水槽等の漏水防
止等の用途に極めて有効である。
【0074】又、本発明のエマルジョン組成物は低粘度
であり、かつ、材料分離がないので、高圧で吐出させて
吹付けて塗布できる。特にプランジャー式吹付け機を好
ましく使用できるので、大面積の塗布面に短時間で均一
に塗布でき、その産業的利用性は極めて大きい。
フロントページの続き Fターム(参考) 4G012 PA11 PB26 PB30 PB31 4H020 BA13 4J038 CB051 CF021 EA011 HA246 HA476 JA35 JA39 JA41 JC13 KA08 MA08 MA10 NA07 PA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末度がブレーン値で1000〜300
    0cm2/g であるセメントと合成樹脂エマルジョンを含有
    してなるエマルジョン組成物。
  2. 【請求項2】 セメントがアルミナセメントである請求
    項1記載のエマルジョン組成物。
  3. 【請求項3】 さらに、凝結遅延剤を含有してなる請求
    項1又は請求項2記載のエマルジョン組成物。
  4. 【請求項4】 さらに、流動化剤を含有してなる請求項
    1、請求項2又は請求項3記載のエマルジョン組成物。
  5. 【請求項5】 さらに、骨材を含有してなる請求項1、
    請求項2、請求項3又は請求項4記載のエマルジョン組
    成物。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5記載のエマルジョン組成物からなる防水
    材組成物。
  7. 【請求項7】 粉末度がブレーン値で1000〜300
    0cm2/g であるセメントと合成樹脂エマルジョンを混合
    してなることを特徴とする防水材組成物の製法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の防水材組成物から形成さ
    れる防水膜。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の防水材組成物を塗布して
    なることを特徴とする防水膜の形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の防水材組成物を吹付け
    て塗布してなることを特徴とする防水膜の形成方法。
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