JP2000007212A - 選択的用紙集積方法及び装置 - Google Patents

選択的用紙集積方法及び装置

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JP2000007212A
JP2000007212A JP10171605A JP17160598A JP2000007212A JP 2000007212 A JP2000007212 A JP 2000007212A JP 10171605 A JP10171605 A JP 10171605A JP 17160598 A JP17160598 A JP 17160598A JP 2000007212 A JP2000007212 A JP 2000007212A
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Norio Suzuki
紀夫 鈴木
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H39/00Associating, collating, or gathering articles or webs
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 関連がある複数の帳票をそれぞれ集積部に集
積した後、下流側に送って一纏めにする際、集積許容枚
数を超えて対応可能にする。 【解決手段】 複数チャンネルの集積部と、チャンネル
2以降の集積部を、1階部分と2階部分に仕切る上りテ
ーブル16と、各チャンネルに集積された用紙を、それ
ぞれ下流側に隣接するチャンネルの2階部分に搬送する
搬送手段とを備えた用紙集積装置において、前記搬送手
段が、1階部分の用紙のみを搬送する短フィン32と、
1・2階部分の用紙とも搬送する長フィン34を有する
と共に、各チャンネルの集積部に長フィンのみを1階の
搬送面以下にする手段と、長短両フィンを共に同搬送面
以下にする手段として可動ガイド40を備え、各チャン
ネルの集積部に対して、1階部分の用紙のみ搬送、1・
2階部分の用紙とも搬送又は全用紙を搬送せずの搬送モ
ードを選択可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、選択的用紙集積装
置、特にそれぞれ異なるプリンタから出力される、例え
ば郵送の宛名等を記載した鑑と呼ばれる用紙や、同封す
る請求内容を記載した明細書、請求書等の複数種類の、
互いに関連する用紙(束)を、同一宛先毎にそれぞれま
とめて、下流に位置するスタッカ等の処理装置へ搬出す
る際に適用して好適な、選択的用紙集積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の用紙集積装置の要部構
成を示す概略平面図、図15は図14のX方向から見た
その集積搬送部を示す概略側面図である。
【0003】この用紙集積装置は、図中CH1、CH
2、CH3で示すチャンネル1、チャンネル2、チャン
ネル3の3つの集積部(以下、この集積部を単にチャン
ネルともいう)が設けられ、各チャンネルに集積された
帳票(用紙)を、後述する搬送手段により搬送するため
の連続したテーブルからなる集積搬送部10を備えてい
る。そして、この集積搬送部10上の各チャンネルに集
積された帳票は、図中左方向に順次搬送され、スタック
搬入部12まで送られるようになっており、ここに送ら
れた帳票は作業者によりスタック部14へ移動される
と、別系統の駆動機構により矢印方向に更に搬送される
ようになっている。
【0004】又、上記集積装置では、図15に示したよ
うに、チャンネル2とチャンネル3にはそれぞれ、集積
搬送部10を構成するテーブル(1階部分)10Aに後
端が連続して段差がないように形成されている2本の板
状の上りテーブル16が配設され、チャンネル1は1階
部分しかないが、これらチャンネル2、3は上りテーブ
ル16の下の1階部分と、その上の2階部分とで構成さ
れている。
【0005】又、上記集積装置は、搬送手段として、例
えばサーボモータ18と、該モータ18により回転駆動
される第1スプロケット20Aと、該スプロケット20
Aと前記スタック搬入部12の近傍に配設されている第
2スプロケット20Bとに巻回されたチェーン22と、
該チェーン22にちょうど各チャンネル間の間隔に一致
する間隔で一端が固定された複数の搬送フィン24とを
備えている。
【0006】この搬送フィン24は、チェーン22が上
側にあるときには、集積搬送部10のテーブルに形成さ
れている搬送方向(図中横方向)に延びる左右一対の溝
(図示せず)から、該搬送部のテーブル面より上方に突
出する左右一対で形成されている。そして、上記モータ
18を駆動して各チャンネル間の間隔に等しい1タクト
ずつチェーンを回転移動させることにより、各チャンネ
ル1、2、3に集積された帳票を対応する位置にある搬
送フィン24により、それぞれ下流側の隣接チャンネル
(チャンネル3の場合はスタック搬入部12とする)に
搬送できるようになっている。
【0007】又、上記集積装置では、チャンネル1〜3
の各集積部の横方向(搬送方向と直交する方向)近傍に
は、それぞれ対応する第1〜第3カッタ装置26A〜2
6Cが配設され、各カッタ装置26A〜26Cにはそれ
ぞれ異なるプリンタで印刷された帳票が連続帳票の形で
供給され、ここで1枚単位の帳票毎に裁断された後、各
帳票は各チャンネル毎に設けられているゲート28A〜
28Cの手前位置に1枚ずつ供給されると共に、各ゲー
トが開いている状態で図示しない搬送ベルトによって各
チャンネル1〜3の1階部分に1枚ずつ搬出され、搬送
部10の搬送方向と直交する方向より上りテーブル16
の下側に搬入されて積層されるようになっている。
【0008】ここでは、便宜上、A社、B社、C社・・
・の各社に対して、それぞれ送付する請求書に関連する
帳票を揃える場合を例に、具体的な集積作業について説
明する。図中、帳票に付してある同一のアルファベット
は同一の宛先に関連した帳票を、、、はそれぞれ
チャンネル1、2、3に集積される同一種類の帳票を、
普通の算用数字は、同一宛先に送られる同一種類の帳票
を名寄せ(集積)する順番を意味する。なお、ここで名
寄せとは、同一の宛先に送る同一種類の帳票を集約する
ことを意味する。
【0009】前記第1カッタ装置26Aには、各社の宛
名をプリントした各1枚の鑑が、A社、B社、C社・・
・の順に並んだ連続帳票Sとして、又、前記第2カッ
タ装置26Bには、各社毎にm枚(会社毎に異なる)の
請求内容明細書が同じ順に並んだ連続帳票Sとして、
更に第3カッタ装置26Cには、各社毎にn枚(会社毎
に異なる)の請求書が、同じ順に並んだ連続帳票Sと
して、それぞれ供給されるようになっている。これら各
連続帳票は、それぞれ地紋印刷が異なり、別々のプリン
タによりプリントされるようになっている。
【0010】即ち、図中A、B、C・・・は、A
社、B社、C社・・・の各社の宛名が記載された鑑用の
帳票、A1、A2・・・はA社宛ての明細書、A
1、A2・・・は、A社当ての請求書であり、B、C
・・・についても同じ意味である。このように、各カッ
タ装置26A〜26Cには、それぞれ枚数は変化する
が、宛先が同一であることに互いに関連付けられた帳票
が連続帳票S〜Sとして、宛先毎に順次供給される
ようになっている。
【0011】又、同一の宛名に関する鑑、明細書、請求
書の各帳票には、それぞれ他の2者と宛名が同一である
ことが分かるマークが付してあり、互いに関連している
ことが分るようになっていると共に、同一宛先の明細書
及び請求書の最後のページの帳票には、名寄せ終了を意
味するマークが付してあり、各マークは第1〜第3の各
カッタ装置26A〜26Cに対応して設置されているセ
ンサ30A〜30Cによりそれぞれ検出されると共に、
その情報が図示しない制御装置に入力され、以下に詳述
する集積搬送動作の制御が行われるようになっている。
【0012】前記図14、15で示したように、上記3
種類のS〜Sの帳票は、それぞれチャンネル1〜チ
ャンネル3用の第1〜第3カッタ装置26A〜26Cで
1枚ずつ裁断された後、それぞれ集積搬送部10上の集
積部である各チャンネル1〜3の1階部分に搬出され
る。その際、前述したように各帳票にプリントされてい
るマークは、各カッタ装置26A〜26Cに対応する前
記センサ30A〜30Cで読み取られ、各チャンネル1
〜3では、1つの宛先の帳票について名寄せ終了マーク
がある帳票までは、連続して集積部へ搬出されるが、該
終了マークの次の帳票は、読み取られた情報に基づい
て、カッタ装置26A、26B、26Cの出口にあるゲ
ート28A〜28Cが閉じ、集積部への搬出が停止され
る。
【0013】この集積装置では、原則として、このよう
に各チャンネルについて名寄せが全て終了した後に、チ
ャンネル1〜3の各集積部に集積された帳票は、モータ
18を駆動してチャンネル1からスタック搬入部12に
わたって配設されている前記チェーン22を回転移動さ
せ、該チェーン22に取り付けられている搬送フィン2
4を1タクト分送ることにより、1回の駆動で等間隔に
配置されている、これらチャンネル1、2、3からそれ
ぞれ下流側の隣接チャンネルまで搬送することができ
る。
【0014】前記図14では、チャンネル1にD社の鑑
用帳票Dがあり、チャンネル2の1階部分にはその1
つ前のC社の名寄せされた明細書C1・・・が集積さ
れ、その上方に位置にする前記上りテーブル16上の2
階部分にはC社の鑑用帳票Cが載っている状態が示し
てある。又、チャンネル3では、1階部分にB社の請求
書B1・・・が名寄せされており、その2階部分にB
社の明細書B1・・・と、その上の鑑用帳票Bが既
に重ねられている状態が示してある。
【0015】この図14の状態から、搬送フィン24
を、1タクト分移動させ、各チャンネルの帳票を次のチ
ャンネルまで移動させる場合を考える。
【0016】今、チャンネル2からチャンネル3への移
動に注目すると、チャンネル2では1階部分のC社の請
求書も、2階部分のC社の鑑と明細書も、共に搬送フィ
ン24により下流側に押し出されるが、後者は上りテー
ブル16が途切れたところで落下し、両者が完全に重な
り、その状態で更にチャンネル3に搬送され、上りテー
ブル16によりその2階部分まで持ち上げられる。これ
と同様の動作がチャンネル3でも同時に実行されるた
め、チャンネル2の帳票がチャンネル3に到達するとき
には、その1階部分はもとより2階部分も空の状態にな
っている。チャンネル1は2階部分はないが、実質同様
の動作が行われ、該チャンネル1も空になっている。
【0017】次いで、このチャンネル3では、第3カッ
タ装置26Cのゲート28Cが開き、1階部分でC社の
請求書Cの名寄せが開始される。この名寄せは、セン
サ30Cにより名寄せ終了マークが読み取られた帳票ま
で続けられ、名寄せが終了した後に更に1タクト分送ら
れ、C社宛ての帳票の一揃いは、スタック搬入部12に
搬送される。
【0018】このようにして、各チャンネル1、2、3
における名寄せと、下流側への1タクト分の搬送とを繰
り返し、最終的にスタック搬入部へ搬送することによ
り、各社毎に順次鑑用紙、明細書、請求書が集積され
て、一揃いになった状態でスタック搬入部12に送り出
すことができ、これらが各社毎に束になったまま、スタ
ック部14に並べられていき、その後封筒に入れられて
郵送される。
【0019】以上詳述した集積装置では、各チャンネル
で名寄せを行う(チャンネル1でも2枚以上のことも有
り得る)が、チャンネル2、チャンネル3では名寄せを
上りテーブル16の下の1階部分で行っている。従っ
て、この1階部分を設計するに当たっては、仕様として
最大名寄せ枚数(許容枚数)を設定し、それに合わせて
名寄せ部空間の高さである上りテーブル16の設置高さ
や、搬送フィン24の高さ(長さ)、モータのトルク等
が決定される。この上りテーブル16の設置高さは、最
大名寄せ枚数を大きくするためには、高く設計すればよ
いことになるが、この上りテーブル16では、前述した
ように搬送時にその上の2階部分に載っている帳票を該
テーブル16の後端から落下させて1階部分の帳票に重
ねるようにしているので、その際になるべくきれいに、
しかもジャムが生じないように集積するためには、この
2階の高さは低い方が望ましい。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
例えば会社単位に送る携帯電話の請求書等では、その名
寄せ枚数が増える傾向にあるため、以下のような問題が
ある。
【0021】今、ここでは分かり易くために、1階部分
の高さが、最大名寄せ枚数10枚として設計されている
集積装置を例に、そこに同一の宛先に対して11枚の明
細書が入る場合を想定して説明する。但し、プリントア
ウトや、他の装置との整合、それに操作性等から、カッ
タ装置に供給する連続帳票は、表面上向とし、且つ、重
ねる順番が下になるものほど先に供給されるようにする
後端掛けとする。
【0022】図16には、チャンネル2にC社の明細書
がC11〜C2の10枚が名寄せされた状態を示し
てある。上記のように1階部分が最大名寄せ枚数を10
枚までとして設計してあるため、チャンネル2用の第2
カッタ装置26Bでは、集積部へ10枚搬出した時点で
ゲート28Bを閉じるようになっており、結果として一
番上に重ねられる11枚目の明細書C1が該ゲート2
8Bにより止められている。一方、チャンネル1では、
図示したように、該帳票Dはその集積部へ第1カッタ
装置26Aから搬出されてしまっている。この図16に
示した状態で、各搬送フィン24を1タクトずつ下流側
へ移動させると、チャンネル1からのDの搬出と、チ
ャンネル2からの(C11〜C2+C)の搬出と
は同時に実行されるため、前者はチャンネル2の、又、
後者はチャンネル3のそれぞれ2階部分に搬送されるこ
とになる。
【0023】その結果、図17に示すように、チャンネ
ル2ではD社の鑑Dの下の1階部分にC社の明細書C
1が名寄せされ、チャンネル3ではC社の鑑Cの下
にC社の明細書1頁目C1がない状態で重なるという
不具合が生じることになる。
【0024】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、互いに関連する複数種類の帳票を、
それぞれ対応するチャンネルの集積部に集積した後、そ
れらを上流側から順次搬送して、最下流に一纏めにして
搬出する際、各チャンネルに集積する用紙の枚数が、そ
の許容枚数を超えている場合でも、関連がある帳票を確
実に一纏めにすることができる選択的用紙集積方法及び
装置を提供することを課題とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数チャンネ
ルの集積部が等間隔で配設され、少なくともチャンネル
2以降に上流側の1階部分から連続的に立ち上がる上り
テーブルにより1階部分と2階部分に仕切られている設
備を用い、チャンネル1の1階部分に集積した用紙を下
流側のチャンネル2の2階部分に搬送すると共に、該チ
ャンネル2の1階部分にその2階部分に搬送された用紙
と関連する他の用紙を集積し、次いで、チャンネル2の
1階部分と2階部分から共に用紙を下流側のチャンネル
3の2階部分に搬送すると共に、チャンネル3の1階部
分にその2階部分に搬送された用紙と関連する更に他の
用紙を集積する如く、上流側のチャンネルから下流側の
チャンネルに順次送って互いに関連する用紙を一纏めに
する用紙集積方法において、1つのチャンネルの1階部
分に集積すべき用紙の枚数が、許容枚数を超えている場
合には、1階部分のみの用紙を下流側に搬送した後、該
1階部分に残った枚数分の用紙を集積した後、1階部分
と2階部分の用紙を共に下流側に搬送することにより、
前記課題を解決したものである。
【0026】本発明は、又、連続したテーブルの上流か
ら下流に向かって配設されたチャンネル1から最終チャ
ンネルまでの複数の集積部と、少なくともチャンネル2
以降の集積部を、1階部分と2階部分に仕切る、上流側
チャンネルの1階部分から連続的に立上がる上りテーブ
ルと、各チャンネルの1階部分にそれぞれ所定の許容枚
数以下の用紙を搬出し、集積する搬出集積手段と、各チ
ャンネルの集積部に集積された用紙を、それぞれ下流側
に隣接するチャンネルの2階部分に搬送する搬送手段と
を備えた選択的用紙集積装置において、前記搬送手段
が、各チャンネルの集積部に対して、1階部分の用紙の
み搬送、1・2階部分の用紙とも搬送又は全用紙を搬送
せずの搬送モードを選択可能にしたことにより、同様に
前記課題を解決したものである。
【0027】即ち、本発明においては、任意のチャンネ
ルの集積部について、集積されている用紙を従来と同様
に1、2階部分から全て搬送できるようにすると共に、
1階部分のみ搬送と、全て搬送せずのモードを選択でき
るようにしたので、集積すべき枚数が1階部分の許容枚
数を越えている場合には、初めに許容枚数分を集積した
後、2階部分はそのままとし、1階部分のみを下流側の
チャンネルに搬送し、次いで残りの許容枚数以内の分を
空いた1階部分に集積し、その後、1、2階部分とも搬
送することにより、関連した帳票を集積する順番を崩す
ことなく、最終的に前に送った分と一緒にすることがで
きるため、許容枚数を超えている場合でも、常に関連帳
票を一纏めにする作業を自動で行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明に係る一実施形態の選択的
用紙集積装置の要部を示す概略側面図、図2はその内部
構造を示す部分平面図である。
【0030】本実施形態の集積装置は、以下に詳述する
ように、搬送手段が長短2本の搬送フィンを備えている
と共に、これらフィンによる搬送モードを切り換える切
換手段が全てのチャンネルに設置されている以外は、前
記図14、15に示したものと実質的に同一である。
【0031】即ち、連続したテーブルからなる集積搬送
部10の上流から下流に向かって等間隔に配設されたチ
ャンネル1からチャンネル3までの複数の集積部と、チ
ャンネル2以降の集積部を、1階部分と2階部分に仕切
る、上流側チャンネルの1階部分から連続的に立上がる
上りテーブル16と、各チャンネルの1階部分にそれぞ
れ所定の許容枚数以下の用紙を搬出して集積する搬出集
積手段(第1〜第3カッタ装置26A〜26C、ゲート
28A〜28C、センサ30A〜30C等)と、各チャ
ンネルの集積部に集積された用紙を、それぞれ下流側に
隣接するチャンネルの2階部分に搬送するモータ18、
チェーン22、後述する長フィン34等からなる搬送手
段とを備えている。
【0032】本実施形態では、以下に詳述するように、
更に前記搬送手段を、各チャンネルの集積部に対して、
1階部分の用紙のみ搬送、1・2階部分の用紙とも搬送
又は全用紙を搬送せずの搬送モードを選択可能としてい
る。
【0033】図1には、チャンネル2(チャンネル3も
同じ)の集積部と、その近傍が示してあり、該集積部を
1階部分と2階部分に仕切る上りテーブル16が、上流
側の1階部分のテーブル10Aから連続的に、即ち段差
が無いように徐々に立上がるように配設されている。
【0034】この上りテーブル16からなる集積部に
は、搬送チェーン22の回転移動に伴い、1階部分の帳
票Saを搬送する短フィン32と、1階部分と共に2階
部分の帳票Sbをも同時に搬送する長フィン34とが位
置している。この短フィン32は、L字が開いたような
形状の部材からなり、その途中がチェーン22の、図中
手前側(外側)のリンクピンに軸支され、該ピンを中心
に回動可能になっていると共に、その下端にはカムフォ
ロア32Aが軸支され、該カムフォロア32Aが短フィ
ン用の上流及び下流の固定ガイド36A、36Bに案内
されることにより、該短フィン32は図示されているよ
うに、直立した状態で移動するようになっている。
【0035】又、搬送チェーン22の後側(内側)に
は、前述の短フィン32と長さのみが異なる長フィン3
4が実質上同じ機構により回動可能に取り付けられてお
り、テーブル10Aを除き、且つ手前側半分のみを上か
ら見た状態を示した図2から分かるように、該長フィン
34はその下端に軸支されたカムフォロア34Aが長フ
ィン用の上流及び下流の固定ガイド38A、38Bに案
内され、同様に直立した状態で移動するようになってい
る。そして、これら短フィン32、長フィン34は、上
記図2からも分かるように、搬送方向に対して左右一対
ずつ設置されている。
【0036】本実施形態では、更に、ちょうど集積部の
下側で途切れている上流固定ガイド36A及び下流固定
ガイド36Bの間に短フィン用の可動ガイド40が配設
されており、同様に長フィン用の上流固定ガイド38A
及び下流固定ガイド38Bの間にも長フィン用の可動ガ
イド42が配設されている。これら短フィン用及び長フ
ィン用の可動ガイド40、42は、実質上同一の機構か
らなっているので、便宜上短フィン用可動ガイド40を
代表させて、その特徴を説明する。
【0037】上記短フィン用可動ガイド40は、シャー
シ44に対して1対の平行リンク46A、46Bで連結
され、上流側のリンク46Aは更にシャーシ44より下
側に延びており、その先端がソレノイド48のロッド4
8Aに連結されている。又、上記短フィン32は、図示
は省略するが、ばねにより搬送方向後方(図中右方向)
に倒れるように付勢されている。
【0038】次に、上記短フィン32の動きについて説
明する。図3は、前記図1に相当し、ソレノイド48が
解放(OFF)され、そのロッド48Aが延びているた
め、平行リンク46A、46Bは直立し、可動ガイド4
0のガイド面は上流固定ガイド36A、下流固定ガイド
36Bのガイド面と実質上同一の高さになっている。
【0039】従って、この状態で前記モータ18により
チェーン22を駆動すると、短フィン32は常に直立し
た状態で移動するため、上りテーブル16の下の1階部
分にある帳票Saのみを下流側へ搬送することができ
る。図示は省略するが、長フィン34の場合も同様に移
動するため、この場合は1階部分の帳票Saと2階部分
の帳票Sbとを同時に搬送することができる。
【0040】一方、図4に示すように、ソレノイド48
を起動(ON)し、そのロッド48Aが引き込まれた短
い状態にすると、平行リンク46A、46Bは傾動し、
その結果、可動ガイド40のガイド面は上流及び下流固
定ガイド36A、36Bのガイド面より低い状態にな
る。
【0041】この状態で、搬送チェーン22を駆動する
と、〜の番号で動きの順番を示したように、前記ば
ねにより後方へ可倒になっている短フィン32は、その
下端にあるカムフォロア32Aが上流固定ガイド36A
から外れた時点で、のように下へ倒れ込む。このよう
にテーブル10Aの面より下の位置まで倒れ込んだ状態
で、短フィン32が下流側に移動していき、の下流固
定ガイド36Bの斜面に達すると徐々に立上がり、ガイ
ド面に達するとのように直立した状態になって再びテ
ーブル10Aの面上の帳票を搬送することが可能とな
る。
【0042】そして、搬送チェーン22の内側に取り付
けられている前記長フィン34も実質上同様の動きをす
るようになっているため、ソレノイドの起動(ON)と
解放(OFF)の組合せにより、次の表に示すような搬
送モードに切り換える(選択する)ことができるように
なっている。
【0043】
【表1】
【0044】この切換えは、本実施形態においてはコン
ピュータにより制御されており、図5に本実施例の切換
えを制御する制御装置のブロック図を示す。
【0045】自チャンネル30(センサ30A〜30C
の内のいずれか1つ)からの信号と下流チャンネルセン
サ30(センサ30A〜30Cの内の前記自チャンネル
センサより下流のセンサ)からの信号が制御手段100
へと送られる。この制御手段100では各チャンネルセ
ンサ30、30からの信号により名寄せが終了したかど
うかが判別手段により判別され、この判別結果から記憶
手段に予め記憶されているフィンの駆動条件に基づい
て、いずれのフィンを駆動するかの選択が行われる。
【0046】そして、両ソレノイド48、48へは駆動
信号を送らないか又は短フィン用ソレノイド48のみに
駆動信号を送って、1、2階共に搬送するか、あるい
は、長フィン用ソレノイド48のみに駆動信号を送って
1階のみ搬送するか、あるいは、両ソレノイド48、4
8へと駆動信号を送って全てを搬送しないかが切り換え
られる。
【0047】又、この制御手段100にはゲートの開閉
を制御するゲート開閉手段101が接続されており、名
寄せ終了時や許容枚数に達した時にゲート28を閉じ
る。図中、下流チャンネルセンサ30は1つしか示して
いないが、当然のことながら2以上であってもよい。
【0048】次に、本実施形態の作用を、前記図16の
状態から、帳票を集積し、搬送する場合を例に説明す
る。但し、ここでは、C社の明細書のみが最大名寄せ枚
数を超えている場合とする。
【0049】前記図16の状態から帳票を搬送する際、
チャンネル1では短フィン32、長フィン34を全て倒
し、チャンネル2では長フィン34のみを倒し、チャン
ネル3では両フィンとも倒さず、チェーン22を1タク
ト分移動させると、チャンネル1ではD社の鑑Dは残
ったまま、チャンネル2では1階部分の明細書C11
〜C2のみをチャンネル3の2階部分へ、チャンネル
3では1、2階部分のB社分の帳票一揃いをスタック搬
入部12へ、それぞれ搬送することができる。
【0050】その結果、チャンネル2では、2階部分に
C社の鑑Cのみ残った状態(図示せず)になっている
が、その後、図6に示すように、その1階部分に明細書
の第1頁C1をゲート28Bより搬出する。
【0051】この図6より、各チャンネルとも全て搬送
するフィンの条件下で2タクト分チェーンを進めると、
図7に示す状態になる。この状態で、オペレータは最初
に運ばれたイの帳票の上に、後で運ばれたロの帳票分を
重ねることにより、C社の明細書の順序を変えることな
く、一揃い分の帳票を集積することができる。
【0052】次に、本実施形態について、図8に示した
フローチャートに従って、チャンネル2とチャンネル3
の2つで帳票の名寄せ枚数の上限を超えている場合を例
に、更に詳述する。但し、このフローチャートは、任意
の数のチャンネルに対して、一般的に適用できるもので
ある。
【0053】まず、一般論として、特定のチャンネルに
ついて処理手順を説明すると、各チャンネルが任意の集
積状態にあるとすると、特定チャンネルを自チャンネル
(図中、自CHで表記)とし、ステップ1(図中、S
1)で、前工程のチェーン搬送で1階部分(1F)のみ
搬送したか、ステップ2で自チャンネルの2階部分(2
F)にある帳票は、これから搬入される帳票と同じ宛先
か否かを判定する。この判定は、予め入力されている各
社毎の帳票に関する情報に基づいて、図示しない制御装
置(コンピュータ)により行われる。
【0054】ステップ1、2で共にYesの場合は、前
工程で、前の業務が全て完了したか、あるいは全名寄せ
枚数が最大名寄せ枚数(許容枚数)を超えている帳票が
対象であることを意味するので、ゲート28を開き(ス
テップ3)、カッタ装置26で連続帳票の次ページ分を
カットし(ステップ4)、名寄せ終了までこの動作を自
チャンネルに対して繰り返す(ステップ6)。
【0055】名寄せが終了するか、ステップ5で途中で
許容枚数を超えた場合にはゲートを閉じ(ステップ
7)、それ以上名寄せが進まないようにする。ステップ
7でゲートを閉じた後、あるいはステップ1又はステッ
プ2でNoであった場合は、自チャンネルより下流に位
置する各チャンネルについて同様の手順で実行される名
寄せ動作が停止(終了するか又は許容枚数を超えて中断
する)まで待つ(ステップ8)。
【0056】上記ステップ8の停止待ちの後、自チャン
ネルより1つ下流のチャンネルの名寄せが終了している
か(ステップ9)、更にそれより下流側にチャンネルが
ある場合には、自チャンネルに順次隣接するチャンネル
の全てが名寄せを終了しているか否かを判定する(ステ
ップ10)。
【0057】ステップ9又はステップ10でNoの場合
は、次の搬入動作(集積動作)でその下流側のチャンネ
ルに対して再び名寄せを行うことになる、即ち次回のチ
ェーン搬送が終わった後も、その2階部分に他の宛先の
帳票が残っていることになるので、自チャンネル分は一
切搬送しない状態(搬送モード)にした後、搬送チェー
ンを駆動する(ステップ14)。このステップ11で、
Sol/Lは長フィン用ソレノイドを、Sol/Sは短
フィン用ソレノイドをそれぞれ表わし、ONは前記表1
と同様フィンを倒して搬送しないことを意味する。
【0058】ステップ9、ステップ10で共にYesの
場合は、ステップ12で更に自チャンネルで名寄せを終
了しているか否かを判定し、Yesの場合は全てを下流
側へ搬送できる状態にあるので、自チャンネルではいず
れのソレノイドも起動することなく、そのままステップ
14の搬送チェーン駆動を行い、1、2階部分の全ての
帳票を次のチャンネルへ送る。一方、ステップ12でN
oの場合は、次の工程で再度名寄せができるようにする
ために、自チャンネルはSol/LをONにして長フィ
ン34を倒し、短フィン32のみを立てた状態でステッ
プ14の搬送チェーン駆動を行うことにより、1階部分
のみを次のチャンネルに送る(ステップ13)。
【0059】その後、業務(作業)が未だ終了していな
い場合には、前記ステップ1に戻って更に同様の処理を
繰り返す。
【0060】次に、上述したフローチャートの流れに従
って、図9に示した各チャンネルにおける帳票の集積状
態から、最終的に図13の集積状態まで、集積・搬送作
業を行う場合を具体例として、更に説明する。なお、こ
れら図9〜図13においては、前記図13等に示した場
合と同様に右から順にチャンネル1、2、3の順に並べ
てあり、一番左が各社の一揃いの帳票(set)が搬送
されてくるスタック部14に当る。
【0061】ここでは、各チャンネル毎に名寄せが終了
した後に、1タクト分をチェーン搬送する動作を1つの
単位として、前記図8に示したフローチャートに従って
実行することになる。従って、1、2、3の各チャンネ
ルとも、全て自チャンネルとして、同時に処理を進行さ
せることになる。
【0062】そこで、各チャンネルで実行される処理の
動きを理解し易いように、図9〜図12(図13は最終
状態)の各処理単位について、前記フローチャートによ
る処理の流れを、それぞれ表2〜表5にまとめて示し
た。
【0063】表2において、ステップ1(表中S1と表
記)からステップ8までは、主として図9(A)〜
(C)に示した搬入(名寄せ)開始から終了までに行わ
れる処理の流れに、ステップ9からステップ13までは
同図(C)、(D)に示した搬入終了後に行われる処理
の流れにそれぞれ対応し、ステップ14の搬送チェーン
駆動は同図(E)に示した第1チェーン搬送に対応して
いる。又、この第1チェーン搬送で○は1、2階部分共
に搬送することを、下は1階部分のみを、×はいずれも
搬送しないことを表わしている。
【0064】表2と図9の関係は、表3と図10、表4
と図11、表5と図12についても同様である。
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】以上詳述したように、表2から表5までの
処理を行うことにより、図9〜図12にそれぞれ示した
集積・搬送動作を実行することができ、最終的に図13
の状態にすることができる。その結果、チャンネル2で
名寄せする明細書とチャンネル3で名寄せする請求書
が、共に規定の枚数10を超えている場合でも、他の宛
先と混在することなく、確実に名寄せし、集積すること
ができる。
【0070】以上詳述した如く、本実施形態によれば、
名寄せ部である上りテーブルの1階部分に名寄せできる
上限枚数の仕様を超えた場合でも、複数束に分け、それ
をそのまま重ねることで順序を変えることなく集積する
ことができる。従って、無理に名寄せ上限枚数を増やす
必要がなくなるので、2階部分の高さを低くでき、安定
した帳票の搬送を行うことが可能となる。
【0071】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0072】例えば、前記実施形態では、チャンネル
(集積部)が3つの場合を示したが、これに限定され
ず、2つでも、4つ以上であってもよい。
【0073】又、名寄せ上限枚数を10枚としたが、こ
の枚数に限定されないことは言うまでもない。
【0074】ただ、あまり枚数を多くすると上りテーブ
ル16を高くする必要があるから、例えば、1階部分の
用紙が少なかったりすると、1階と2階の用紙を一纏に
するときに2階部分の用紙の落差が大きくなってしまう
ために、2階の用紙が1階の用紙の上にうまく落下しな
いという問題がある。従って、本発明の特徴を利用して
2階の用紙が1階の用紙の上にうまく落下するように2
階部分の高さを決定するとよい。
【0075】又、搬送モードを選択する搬送手段とし
て、長フィン、短フィン、各フィンをそれぞれ倒す可動
ガイドを有するものを示したが、これに限定されない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
互いに関連がある複数種類の帳票をそれぞれ対応するチ
ャンネルの集積部に集積した後、それらを上流側から順
次搬送して、下流側に一纏めにして搬出する際、各チャ
ンネルに集積する用紙の枚数が、その許容枚数を超えて
いる場合でも、関連がある帳票のみを確実に一纏めにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の選択的用紙集積装置
の要部構成を示す部分側面図
【図2】上記要部構成の幅方向半分を示す部分平面図
【図3】ソレノイド起動前の可動ガイドと搬送フィンの
関係を示す部分側面図
【図4】ソレノイド起動後の可動ガイドと搬送フィンの
関係を示す部分側面図
【図5】本実施形態における制御装置の概略構成を示す
ブロック図
【図6】本実施形態の作用を示す説明図
【図7】本実施形態の作用を示す他の説明図
【図8】本発明の集積装置による処理手順を示すフロー
チャート
【図9】本実施形態による動作を説明する最初の集積状
態を示す説明図
【図10】本実施形態による動作を説明する次の集積状
態を示す説明図
【図11】本実施形態による動作を説明する更に次の集
積状態を示す説明図
【図12】本実施形態による動作を説明する更に次の集
積状態を示す説明図
【図13】本実施形態による動作後の集積状態を示す説
明図
【図14】用紙集積装置の概略構成を示す平面図
【図15】上記集積装置の概略構成を示す側面図
【図16】上記集積装置における帳票の集積状態の一例
を示す説明図
【図17】従来の問題点を示す説明図
【符号の説明】
10…集積搬送部 12…スタック搬入部 14…スタック部 16…上りテーブル 18…モータ 20…スプロケット 22…チェーン 24…搬送フィン 26…カッタ装置 28…ゲート 30…センサ 32…短フィン 34…長フィン 36…短フィン用固定ガイド 38…長フィン用固定ガイド 40…短フィン用可動ガイド 42…長フィン用可動ガイド 44…シャーシ 46…平行リンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チャンネルの集積部が等間隔で配設さ
    れ、少なくともチャンネル2以降に上流側の1階部分か
    ら連続的に立ち上がる上りテーブルにより1階部分と2
    階部分に仕切られている設備を用い、 チャンネル1の1階部分に集積した用紙を下流側のチャ
    ンネル2の2階部分に搬送すると共に、該チャンネル2
    の1階部分にその2階部分に搬送された用紙と関連する
    他の用紙を集積し、 次いで、チャンネル2の1階部分と2階部分から共に用
    紙を下流側のチャンネル3の2階部分に搬送すると共
    に、チャンネル3の1階部分にその2階部分に搬送され
    た用紙と関連する更に他の用紙を集積する如く、上流側
    のチャンネルから下流側のチャンネルに順次送って互い
    に関連する用紙を一纏めにする用紙集積方法において、 1つのチャンネルの1階部分に集積すべき用紙の枚数
    が、許容枚数を超えている場合には、1階部分のみの用
    紙を下流側に搬送した後、該1階部分に残った枚数分の
    用紙を集積した後、1階部分と2階部分の用紙を共に下
    流側に搬送することを特徴とする選択的用紙集積方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記1階部分のみからの搬送を、下流側に隣接するチャ
    ンネルで1階部分、2階部分が共に搬送可能である場合
    に行うことを特徴とする選択的用紙集積方法。
  3. 【請求項3】連続したテーブルの上流から下流に向かっ
    て配設されたチャンネル1から最終チャンネルまでの複
    数の集積部と、 少なくともチャンネル2以降の集積部を、1階部分と2
    階部分に仕切る、上流側チャンネルの1階部分から連続
    的に立上がる上りテーブルと、 各チャンネルの1階部分にそれぞれ所定の許容枚数以下
    の用紙を搬出し、集積する搬出集積手段と、 各チャンネルの集積部に集積された用紙を、それぞれ下
    流側に隣接するチャンネルの2階部分に搬送する搬送手
    段とを備えた選択的用紙集積装置において、 前記搬送手段が、各チャンネルの集積部に対して、1階
    部分の用紙のみ搬送、1・2階部分の用紙とも搬送又は
    全用紙を搬送せずの搬送モードを選択可能にしたことを
    特徴とする選択的用紙集積装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記搬送手段が、1階部分の用紙のみを搬送する短フィ
    ンと、1・2階部分の用紙とも搬送する長フィンを有す
    ると共に、各チャンネルの集積部に長フィンのみを1階
    の搬送面以下にする手段と、長短両フィンを共に同搬送
    面以下にする手段とを備えていることを特徴とする選択
    的用紙集積装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002255441A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Duplo Seiko Corp 名寄せ方法及び名寄せ機構並びに名寄せ丁合装置

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