JP2000006611A - 建設車両用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

建設車両用空気入りラジアルタイヤ

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JP2000006611A
JP2000006611A JP10174279A JP17427998A JP2000006611A JP 2000006611 A JP2000006611 A JP 2000006611A JP 10174279 A JP10174279 A JP 10174279A JP 17427998 A JP17427998 A JP 17427998A JP 2000006611 A JP2000006611 A JP 2000006611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーカス巻き上げ端からのセパレーション故
障を抑制しながら、タイヤショルダー部からサイドウォ
ール部にかけてのタイヤサイド剛性を落とすことでビー
ドシートバンドの挿入を容易にし、リム組み作業性の向
上を可能にした建設車両用空気入りラジアルタイヤを提
供する。 【解決手段】 左右一対のビード部1,1間にカーカス
層2を装架し、カーカス層2のタイヤ幅方向両端部をそ
れぞれビードコア3の廻りにタイヤ内側から外側に巻き
上げ、カーカス巻き上げ端位置P1 をカーカスライン最
大幅位置P2 と略同じ高さ関係にすると共に、トレッド
部4におけるカーカス層2の外周側に少なくとも2層の
互いに交差するスチールコード層からなるベルト層5を
備えた建設車両用空気入りラジアルタイヤにおいて、タ
イヤ断面高さHに対するカーカスライン最大幅位置P2
の高さCHの比CH/Hを36〜44%の範囲にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不整地走行用の建
設車両用空気入りラジアルタイヤに関し、さらに詳しく
は、特に偏平比80%以下であっても良好なリム組み作
業性を確保することを可能にした建設車両用空気入りラ
ジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】建設車両用空気入りラジアルタイヤに
は、通常、傾斜座リムが用いられている。この傾斜座リ
ムとしては、リムベース、フランジ、ビードシートバン
ド、ロックリングから構成される5ピース(Full Taper
ed Bead Seat Rim)と、リムベース(片側フランジ付
き)、ビードシートバンド、ロックリングから構成され
る3ピース(Semi-Drop Center Rim)とがある。
【0003】上記リムについてリム組み作業を容易にす
るポイントは、タイヤをリムベースに組み込んだ後にビ
ードシートバンドをリムベースとタイヤビードベース部
との間に如何に容易に挿入するかに掛かっている。とこ
ろが、カーカス巻き上げ端をタイヤ最大幅位置付近に配
置した構造では、ビード部からカーカス巻き上げ端位置
までの領域で2層のスチールカーカス層がゴムを挟んだ
サンドイッチ構造になるため、実質的に断面曲げ剛性の
高い剛体を形成し、柔軟な領域が狭くなる。そのため、
ビードシートバンドの挿入(落とし込み)を人力だけに
頼る手作業で行う場合にリム組み作業が非常に困難であ
った。この場合でも、機械組みでは問題ないが建設車両
用タイヤでは屋外現場での手作業は避けられず、手作業
によるリム組み作業性の改善が強く求められていた。
【0004】上記リム組み作業性を改善する手段とし
て、ビードシートバンドを挿入し易いようにタイヤのモ
ールドベース幅を仕様リム幅よりも狭く設計することが
考えられる。しかしながら、カーカス巻き上げ端位置が
カーカスライン最大幅位置と略同じ高さ関係にある1層
のカーカス層をビードコアの廻りにタイヤ内側から外側
へ折り返したプライロック構造の場合、仕様リム幅に対
してモールドベース幅を狭く設計すると、巻き上げプラ
イとリムクッションとの間にセパレーションを誘発し易
くなってしまう。
【0005】また、リム組み作業性を改善する他の手段
として、ビードシートバンドを挿入し易いようにカーカ
ス巻き上げ端をリムフランジ高さ近辺まで近づけたプラ
イロック構造とし、タイヤショルダー部からサイドウォ
ール部にかけてのタイヤサイド剛性を落とすことが考え
られる。しかしながら、この場合、カーカス巻き上げ端
位置が走行時のタイヤ曲げ変形域と一致するため、低圧
高負荷使用条件で使われる建設車両用大型ラジアルタイ
ヤではカーカス巻き上げ端からのセパレーション耐久性
が著しく低下してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、カー
カス巻き上げ端からのセパレーション故障を抑制しなが
ら、タイヤショルダー部からサイドウォール部にかけて
のタイヤサイド剛性を落とすことでビードシートバンド
の挿入を容易にし、リム組み作業性の向上を可能にした
建設車両用空気入りラジアルタイヤを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の建設車両用空気入りラジアルタイヤは、左右
一対のビード部間にカーカス層を装架し、該カーカス層
のタイヤ幅方向両端部をそれぞれビードコアの廻りにタ
イヤ内側から外側に巻き上げ、そのカーカス巻き上げ端
位置をカーカスライン最大幅位置と略同じ高さ関係にす
ると共に、トレッド部における前記カーカス層の外周側
に少なくとも2層の互いに交差するスチールコード層か
らなるベルト層を備えた建設車両用空気入りラジアルタ
イヤにおいて、タイヤ断面高さ(H)に対する前記カー
カスライン最大幅位置の高さ(CH)の比(CH/H)
を36〜44%の範囲にしたことを特徴とするものであ
る。
【0008】このようにカーカス巻き上げ端位置をカー
カスライン最大幅位置と略同じ高さ関係にすると共に、
タイヤ断面高さ(H)に対するカーカスライン最大幅位
置の高さ(CH)の比(CH/H)を36〜44%の範
囲にすることにより、カーカス巻き上げ端を従来に比べ
て低くしても、タイヤ撓み変形時にカーカス巻き上げ端
が曲げ変形を受けにくくなるので、カーカス巻き上げ端
からのセパレーション故障を抑制しながら、タイヤショ
ルダー部からサイドウォール部にかけてのタイヤサイド
剛性を落とすことができる。
【0009】従って、上記建設車両用空気入りラジアル
タイヤを5ピースや3ピースの傾斜座リムに組み付ける
場合に、ビードシートバンドの挿入を容易にし、リム組
み作業性を向上することができる。上記構成を実施する
に当たって、カーカスライン最大幅(Wc)に対するベ
ルト実効幅(Wab)の比(Wab/Wc)を40〜5
0%の範囲にすることが好ましい。また、タイヤ最大幅
位置に対してカーカスライン最大幅位置をタイヤ径方向
内側に位置させることが好ましい。
【0010】本発明において、各寸法はJATMAイヤ
ーブック(1998年度版)に規定される空気圧−負荷
能力対応表において、最大負荷能力に対応する空気圧の
10%の空気圧をタイヤに充填し、無負荷状態で測定さ
れたものである。また、ベルト実効幅(Wab)とは、
ベルト層のうち耐張力メンバーを構成する2層以上のベ
ルト層が互いに交差している部分の幅である。即ち、保
護層として存在する高伸度ワイヤからなるベルト層は耐
張力メンバーには含まれない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
形態からなる建設車両用空気入りラジアルタイヤを例示
するものである。図において、左右一対のビード部1,
1間には複数本のカーカスコードからなるカーカス層2
が装架されている。このカーカス層2はタイヤ周方向に
対して実質的に90°のコード角度で配置され、そのタ
イヤ幅方向両端部がビードコア3の廻りにタイヤ内側か
ら外側に折り返されている。トレッド部4におけるカー
カス層2の外周側には少なくとも2層の互いに交差する
スチールコード層からなるベルト層5がタイヤ1周にわ
たって配置されている。これらベルト層5はその補強コ
ードがタイヤ周方向に対して傾斜し、かつ層間でコード
が互いに交差するようになっている。ベルト層5のタイ
ヤ周方向に対するコード角度は15°〜37°の範囲に
設定されている。
【0012】上記空気入りラジアルタイヤにおいて、図
2に示すように、カーカス巻き上げ端位置P1 はカーカ
スライン最大幅位置P2 と略同じ高さ関係になってい
る。即ち、一般のトラック・バス用タイヤのようにカー
カス巻き上げ端位置をリムフランジ高さ(FH)の1〜
2倍の範囲に配置した場合、カーカス巻き上げ端が曲げ
変形域にかかるため、低内圧・高負荷荷重条件で使用さ
れる建設車両用タイヤではビード耐久性が著しく低下
し、カーカス巻き上げ端からのセパレーション故障を生
じ易くなる。そのため、タイヤの撓み変形時に曲げ変形
成分が少なく、タイヤ径方向の単純引っ張り変形成分が
主となるカーカスライン最大幅位置P2 の近傍にカーカ
ス巻き上げ端位置P1 を配置する必要がある。
【0013】但し、カーカス巻き上げ端位置P1 は必ず
しもカーカスライン最大幅位置P2に対して正確に一致
する必要はなく、ある程度のクリアランス高さhを設定
することが可能である。このクリアランス高さhはタイ
ヤ断面高さHの4%以下(h/H≦0.04)にすると
よい。クリアランス高さhがタイヤ断面高さHの4%以
下であればカーカス巻き上げ端が曲げ変形域に配置され
ることはない。
【0014】また、上述のようにカーカス巻き上げ端位
置P1 をカーカスライン最大幅位置P2 と略同じ高さ関
係にすると同時に、充填空気圧を規定空気圧の10%と
し、無負荷状態でタイヤ断面高さHに対するカーカスラ
イン最大幅位置P2 の高さCHの比CH/Hを36〜4
4%の範囲にする。なお、従来の建設車両用タイヤ(図
4参照)では上記比CH/Hが48〜56%の範囲に設
定されている。
【0015】このようにカーカスライン最大幅位置P2
を従来よりも低くすることで、カーカス巻き上げ端位置
1 をタイヤ径方向ビード寄りに下げても、カーカス巻
き上げ端位置P1 が撓み変形時にタイヤ径方向の単純引
っ張り変形成分を主とする領域となるようにする。この
タイヤ断面高さHに対するカーカスライン最大幅位置P
2 の高さCHの比CH/Hが36%未満であると撓み変
形時にタイヤ径方向の単純引っ張り変形成分が主となる
領域を維持することが困難になり、曲げ変形成分の増大
によりビード耐久性が低下し、逆に44%を超えるとタ
イヤサイド剛性を低下させる効果が不十分になる。
【0016】本発明において、カーカスライン最大幅W
cに対するベルト実効幅Wabの比Wab/Wcは40
〜50%の範囲、より好ましくは40〜46%の範囲に
することが望ましい。即ち、カーカスライン最大幅位置
2 をタイヤ径方向内側(ビード寄り)とした場合、ト
レッドショルダーゴム厚さを増やさないで耐熱性を維持
しながら、規定内圧充填時のカーカスラインをタイヤシ
ョルダー部でタイヤ径方向外側に維持するためには、カ
ーカスライン最大幅Wcに対するベルト実効幅Wabの
比Wab/Wcを上記範囲にすることが有効である。こ
の比Wab/Wcが40%未満であるとベルト剛性が不
十分になり、逆に50%を超えると規定内圧充填時のカ
ーカスラインをタイヤショルダー部でタイヤ径方向外側
に維持することが困難になる。
【0017】また本発明では、タイヤ最大幅位置P3
対してカーカスライン最大幅位置P 2 をタイヤ径方向内
側に位置させることが好ましい。このようにタイヤ最大
幅位置P3 とカーカスライン最大幅位置P2 とを互いに
不一致とし、タイヤ最大幅位置P3 の高さSHよりもカ
ーカスライン最大幅位置P2 の高さCHを小さくするこ
とにより、従来から使用されているモールド形状を変更
することなくカーカスラインだけを変更することが可能
になる。
【0018】図3は本発明の建設車両用空気入りラジア
ルタイヤを装着するためのリムを例示するものである。
図3に示すように、リム10はリムベース11と、この
リムベース11とタイヤのビード部1との間に挿入され
るビードシートバンド12と、このビードシートバンド
12の外周側に係合するフランジ13と、これらビード
シートバンド12及びフランジ13をリムベース11に
固定するロックリングとから構成されている。なお、1
5はリムベース11とビードシートバンド12との間を
シールするシールリングである。
【0019】上記リム10を使用してリム組み作業を行
う場合、タイヤをリムベース11に組み込んだ後にビー
ドシートバンド12をリムベース11とタイヤビードベ
ース部との間に挿入する。本発明では建設車両用タイヤ
のカーカス巻き上げ端位置P 1 をカーカスライン最大幅
位置P2 と略同じ高さ関係にすると共に、そのカーカス
ライン最大幅位置P2 を低く設定し、タイヤショルダー
部からサイドウォール部にかけてのタイヤサイド剛性を
低くしているので、ビードシートバンド12を容易に挿
入することができ、リム組み作業を簡単に行うことが可
能である。
【0020】なお、本発明の建設車両用タイヤに対して
使用可能なリムは上記リムに限定されることはなく、タ
イヤをリムベースに組み込んだ後にビードシートバンド
をリムベースとタイヤビードベース部との間に挿入する
タイプのリムであれば適宜使用することができる。本発
明は、特に偏平比80%以下でタイヤ断面高さが低く、
ビード部耐久性が要求されるローダー用タイヤ等(例え
ば、タイヤサイズ17.5R25、35/65R33)
に適用することが好ましい。
【0021】
【実施例】以下の構成のタイヤについて、人力手作業に
よるリム組み作業の評価を行った。評価タイヤの共通項
及び具体的な寸法(表1)は下記の通りである。 評価タイヤ共通項 タイヤサイズ:17.5R25 ローダー用タイヤ カーカス層:1プライ スチールコード3+9×0.175+0.15 スチールコードベルト層: カーカス側から耐張力メンバーとなる1stベルト及び2ndベルトと、 保護層となる3rdベルトを配置した。この場合、ベルト実効幅Wabは 2ndベルトの幅と見なす。 1stベルト 3+9+15×0.175+0.15 コード角度(周方向に対し):28°左下がり 2ndベルト 3+9+15×0.175+0.15 コード角度(周方向に対し):23°右下がり 3rdベルト 3×6×0.23 高伸度ワイヤ コード角度(周方向に対し):23°左下がり
【0022】
【表1】
【0023】リム組み作業性評価条件 使用リム:リムサイズ25×14.00(1.5)の3
ピースリム 作業条件:通常の作業手順に従い、リムを床置きした場
合とリムを車両に装着したままタイヤを立てた状態で組
み入れる場合について、手作業によるリム組み作業性を
評価した。
【0024】その結果、実施例1〜2のタイヤは、いず
れもリムを床置きした場合に作業員1名による手作業で
リム組みが可能であり、リムを車両に装着したままの場
合(フィールドワークで想定される作業条件)でも作業
員2名であれば人力のみの手作業でリム組みが可能であ
った。一方、従来例のタイヤはリムを床置きした場合に
作業員2名による手作業でリム組みが可能であるもの
の、リムを車両に装着したままの場合は作業員2名では
手作業によるリム組みが不可能であり、クレーン等を用
いてタイヤを押し込む等の機械による補助作業が必要で
あった。
【0025】また、実施例1のタイヤについては従来例
とは異なる新規なタイヤ成形用金型が必要であったが、
実施例2のタイヤは従来例に比べてタイヤ最大幅位置の
高さSHを同じにしながらカーカスライン最大幅位置の
高さCHを変更しているので、従来例と同じタイヤ成形
用金型を使用することが可能であった。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、左
右一対のビード部間にカーカス層を装架し、該カーカス
層のタイヤ幅方向両端部をそれぞれビードコアの廻りに
タイヤ内側から外側に巻き上げ、そのカーカス巻き上げ
端位置をカーカスライン最大幅位置と略同じ高さ関係に
すると共に、トレッド部における前記カーカス層の外周
側に少なくとも2層の互いに交差するスチールコード層
からなるベルト層を備えた建設車両用空気入りラジアル
タイヤにおいて、タイヤ断面高さ(H)に対する前記カ
ーカスライン最大幅位置の高さ(CH)の比(CH/
H)を36〜44%の範囲にしたことにより、カーカス
巻き上げ端からのセパレーション故障を抑制しながら、
タイヤショルダー部からサイドウォール部にかけてのタ
イヤサイド剛性を落とすことが可能になるので、ビード
シートバンドの挿入を容易にし、リム組み作業性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる建設車両用空気入り
ラジアルタイヤを示す断面図である。
【図2】図1のタイヤの寸法関係を示す断面図である。
【図3】本発明の建設車両用空気入りラジアルタイヤを
装着するためのリムを例示する要部断面図である。
【図4】従来の建設車両用空気入りラジアルタイヤを示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ビード部 2 カーカス層 3 ビードコア 4 トレッド部 5 ベルト層 P1 カーカス巻き上げ端位置 P2 カーカスライン最大幅位置 P3 タイヤ最大幅位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のビード部間にカーカス層を装
    架し、該カーカス層のタイヤ幅方向両端部をそれぞれビ
    ードコアの廻りにタイヤ内側から外側に巻き上げ、その
    カーカス巻き上げ端位置をカーカスライン最大幅位置と
    略同じ高さ関係にすると共に、トレッド部における前記
    カーカス層の外周側に少なくとも2層の互いに交差する
    スチールコード層からなるベルト層を備えた建設車両用
    空気入りラジアルタイヤにおいて、タイヤ断面高さ
    (H)に対する前記カーカスライン最大幅位置の高さ
    (CH)の比(CH/H)を36〜44%の範囲にした
    建設車両用空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 カーカスライン最大幅(Wc)に対する
    ベルト実効幅(Wab)の比(Wab/Wc)を40〜
    50%の範囲にした請求項1に記載の建設車両用空気入
    りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 タイヤ最大幅位置に対して前記カーカス
    ライン最大幅位置をタイヤ径方向内側に位置させた請求
    項1又は請求項2に記載の建設車両用空気入りラジアル
    タイヤ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111003A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Bridgestone Corp 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JP2017056868A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011111003A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Bridgestone Corp 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
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