JP2000006420A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2000006420A
JP2000006420A JP17462598A JP17462598A JP2000006420A JP 2000006420 A JP2000006420 A JP 2000006420A JP 17462598 A JP17462598 A JP 17462598A JP 17462598 A JP17462598 A JP 17462598A JP 2000006420 A JP2000006420 A JP 2000006420A
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ink
flying
jet recording
recording apparatus
ink jet
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JP17462598A
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English (en)
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Seiji Yonekura
清治 米倉
Keiji Nagae
慶治 長江
Mamoru Okano
守 岡野
Atsushi Onose
敦士 小野瀬
Shigetaka Fujiwara
重隆 藤原
Yoshinobu Fukano
善信 深野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】静電気力を用いてインク中の色剤成分を凝集さ
せて記録媒体に飛翔させて記録を行う方式において、記
録ヘッド内のインク循環を容易とする構成により凝集イ
ンク飛翔の安定化と高速化を図る。 【解決手段】インクジェット記録装置10はインク吐出
口13を有するとともに顔料系インク14が循環するイ
ンク流路15と、顔料系インク14中の色材粒子16を
電気泳動現象により、インク吐出口13へ集中させるた
めの凝集電極18と、インク吐出口へ集中した色材粒子
16を記録媒体19上へ飛翔させる飛翔電極17から構
成され、飛翔電極17はインクの流れの中にあって、な
お且つその流れの方向に直列に配設されており、飛翔電
極のピッチ間隔に依らず、インク流路幅を広く設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録ヘッドの電極か
ら吐出したインク滴を記録媒体上に付着させて画像を印
刷するインクジェット記録装置に係り、特に溶剤中に色
剤を分散させた液状インクを用い、このインク中の色剤
成分を凝集させ記録媒体上に飛翔させて記録を行うイン
クジェット記録装置のインク飛翔マルチチャネルヘッド
及びラインヘッドから構成されるインクジェット記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】・WO95/32864、特開平08−
149253号公報に溶剤中に色剤を分散させた液状イ
ンクを用い、このインク中の色剤成分を凝集させ記録媒
体上に飛翔させて記録を行うインク飛翔マルチチャネル
ヘッド及びラインヘッドの構成が示されているがヘッド
内のインク循環を容易にする手段は示されていない。
【0003】なお、特開平09−150525号公報に
は、複数の飛翔電極を直列に配置した技術が開示されて
いるが、同公報にあって、前記複数の飛翔電極は、後述
する本発明のように、インクの流れの中に配置されてお
らず、インクの流れ通路である循環路から外れた位置に
設けられており、インク流路を流れる多量のインク中の
色材粒子を飛翔電極先端部に均一に凝集させることはで
きない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ドット密度が高くなる
につれてインク流路が微細となり、この微細流路中を安
定かつ均一にインクを循環させることは極めて重要であ
るが、達成手段は極めて困難であり、凝集インクの飛翔
が不安定となる原因となる。
【0005】さらにインク飛翔電極先端部に飛翔しない
で残った凝集インクが固着してインク詰まりの原因を引
き起こす。
【0006】さらには、微細なマルチチャネルヘッド及
びラインヘッドの生産性が悪く、コストアップにつなが
り、製品化を阻む要因となっていた。
【0007】本発明の目的は、静電気力を用いてインク
中の色剤成分を凝集させて記録媒体に飛翔させて記録を
行う方式において、マルチチャネルヘッド内及びライン
ヘッド内のインク循環を容易にする構成により凝集イン
クの飛翔を安定化させて高速高画質のインクジェット記
録装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は飛翔電極先端部の凝集
インクの固着を防止してインク詰まりを防止して信頼性
の高いインクジェット記録装置を提供することにある。
【0009】本発明のさらなる目的は生産性の高いマル
チチャネルヘッド及びラインヘッドの構成により、低コ
ストのインクジェット記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は溶剤中に色剤を
分散させた液状インクを用い、このインク中の色剤成分
を凝集させ記録媒体上に飛翔させて記録を行うインクジ
ェット記録装置のインク飛翔マルチチャネルヘッド及び
ラインヘッドにおいて、各飛翔電極をインクの流れの中
にあってなお且つその流れの方向に直列に配置し、イン
ク流路幅を広くとり、該インク中のトナー粒子を飛翔電
極先端部に均一に凝集させて飛翔させることを基本的な
特徴とする。
【0011】また、本発明は溶剤中に色剤を分散させた
液状インクを用い、このインク中の色剤成分を凝集させ
記録媒体上に飛翔させて記録を行うインクジェット記録
装置のインク飛翔マルチチャネルヘッド及びラインヘッ
ドにおいて、印字終了時、凝集電極の電圧をオフするこ
とで飛翔電極まわりの凝集トナーを凝集電極方向へ分散
させて、低濃度のインクで飛翔電極まわり、及びヘッド
開口部を洗浄し、さらに飛翔電極の電圧もオフしてイン
ク循環させて顔料を均一に分散させた後に停止させるこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係るインクジェット
記録装置の概略構成図である。
【0013】インクジェット記録装置10はヘッド部1
1と印加電圧制御部12から構成されている。
【0014】ヘッド部11は、インク吐出口13を有す
るとともに顔料系インク14が流れているインク流路1
5と顔料系インク14中の色材粒子16を電気泳動現象
により、飛翔電極17側へ凝集させるための凝集電極1
8と、凝集した色材粒子16をインク吐出口13から記
録媒体19上へ飛翔させる飛翔電極17とを備えてい
る。
【0015】インク流路15は合成樹脂等の誘電体から
なるヘッドベース20とヘッドカバー21で形成され
る。 凝集電極18は、図示する通り、ヘッドベース2
0の表面、両側に平面的に形成されている。なお、飛翔
電極17を挟んでインク流路15の両側に凝集電極18
を設けることにより、飛翔電極17と凝集電極18との
間に電位差を設けて、凝集電極18と同極性に帯電され
た色材粒子16の飛翔電極17側への移動を促進させ
る。
【0016】飛翔電極17はヘッドベース20のほぼ中
央に形成されている。図1の実施例では飛翔電極17は
予め先端部を先鋭的に加工された導電体からなる針によ
り形成され、ヘッドベース20に予めあけられた孔部2
0−1に嵌合され、且つ該飛翔電極17と孔部20−1
は接着剤等により固定されている。さらに飛翔電極17
に対する給電は図示しないが該飛翔電極下端部に電極パ
ターンを設けることで容易に解決できる。
【0017】次に図2は図1のヘッド部11の上面図で
あるがインク吐出口13及び飛翔電極17がヘッド11
及びヘッドカバー21のほぼ中央に直列にアレイ状に配
設されている。インク吐出口13近傍の飛翔電極17の
先端部は電界集中の効果を出すために尖った形状が望ま
しい。なお、飛翔電極17の先端部を囲むインク吐出口
13の形状を円孔とすることにより、針電極に対し表面
張力によってインクのメニスカス力が作用しても、飛翔
インクをシンメトリーな円孔の内縁で速やかにカットす
ることができ、所定量のインクを飛翔させることができ
る。これに対し、複数の飛翔電極先端部を、共通するス
リットで囲む構成では、一つの飛翔電極からインクを飛
翔させるに際し、針電極に対し表面張力によってインク
のメニスカス力が作用した場合のインクの切れが悪い。
【0018】印加電圧制御部12は上位装置23から出
力された印字情報23aに基づき、対向電極22と各飛
翔電極17との間のバイアス電圧Vbのオン・オフ、及
びパルス電圧Vpの印加タイミングとパルス幅を制御す
る。
【0019】さらには、印加電圧制御部12は凝集電極
18と対向電極22の間の電圧Vaのオン・オフタイミ
ングを制御する。
【0020】上位装置23はパソコン等であり、23a
は印字データ及び印字制御信号である。
【0021】印加電圧制御部12は、凝集電極18又は
飛翔電極17に直流電圧を印加するトランジスタ等から
なる電圧印加回路12Bと制御回路12Aから構成さ
れ、制御回路12Aからの印字信号によって凝集電圧V
a、飛翔バイアス電圧Vb、飛翔パルス電圧Vpを出力
する。制御回路12Aは入出力インターフェース、CP
U、ROM、RAM等から構成され、ROM等に記憶さ
れているプログラムに従って所定の制御を行う。
【0022】次に、インクジェットプリンタ装置の一般
的な動作を説明する。
【0023】凝集電極18に凝集電圧Va、飛翔電極1
7にバイアス電圧Vbを印加し、且つ凝集電圧Vaをバ
イアス電圧Vbに対し高く設定することにより、顔料イ
ンク14内の色材粒子16が飛翔電極17に向かって移
動し、さらに飛翔電極17の先端部にいくに従い、色材
粒子16の集中が起こる。色材粒子16が飛翔電極17
の先端部に集中している状態で、上位装置23から印字
情報23aが印加電圧制御部12内の制御回路12Aに
入力される。制御回路12Aは印字情報23aに基づい
て印字信号を電圧印加回路12Bへ入力する。電圧印加
回路12Bは印字信号に応答して、飛翔パルス電圧V
p、時間tの矩形波を飛翔電極17のバイアス電圧Vb
に重畳印加する。
【0024】飛翔電極17に電圧Vpが印加されると、
インク吐出口13の近傍には対向電極22及び記録媒体
19へ向かう電界が働く。この電界に基づくクーロン力
により、インク吐出口13近傍の色材粒子16が粒子群
16aとなって飛翔し、記録媒体19上に付着する。続
いてインク流路内の顔料インク中から色材粒子が補給さ
れ、同様の動作が繰り返されて記録媒体19上に画像が
形成される。
【0025】図3は図1のヘッド部を顔料系インクの流
れ方向に示したものである。顔料系インク14の矢印方
向で示す流れ方向に直列に飛翔電極17をヘッドベース
20にドット密度に対応させて等ピッチで配設し、各飛
翔電極17には対向電極22との間にバイアス電圧Vb
を印加し、さらにパルス電圧Vpを印加することで、顔
料系インク14中にある色材粒子16の凝集物16aを
記録媒体19に向けて飛翔させる。
【0026】図1、図2、及び図3の構造からなるヘッ
ド部11により、印字ドット密度を高めた場合でも、そ
れに対応させて、飛翔電極間ピッチを狭めていくことは
容易であり、且つ、インク流路幅は印字ドット密度に依
らず、十分に広くとることが可能である。
【0027】このことにより、インク流路内のインク循
環を容易ならしめ、且つ、均一化できる。さらに、イン
ク流路の上流側の飛翔電極部から順次にインク流路内の
顔料系インク中の色材粒子を集めることになるが、十分
に広いインク流路を流れるインク中から色材粒子を補給
できるために、上流側の飛翔電極部からの凝集量と下流
側の凝集量を均一化できる。
【0028】図4はインクジェット記録装置の特徴的な
動作の一例を示す、印加電圧のタイミングチャートであ
る。図4において、運転開始の一定時間後、凝集電圧V
aと飛翔バイアス電圧VbがVa>Vbの関係を満たす
値で連続的に印加されている。これに印字ドット密度に
対応した時間間隔t0で飛翔パルス電圧Vpがt1時
間、印加され、飛翔電極先端部から色材粒子の凝集物が
飛翔する。印字終了、すなわち飛翔nから一定時間経過
後、例えば10分間飛翔がなかった時に、洗浄開始し
て、凝集電圧Vaをオフすることにより、飛翔電極側か
ら凝集電極側へと色材粒子が逆移動して、飛翔電極部及
びインク吐出口近傍のインク濃度を低くできる。
【0029】この低濃度インクを循環させることで、飛
翔電極部及びインク吐出口近傍の色材粒子を洗浄可能と
して、インク詰まりを防止できる。
【0030】さらに、インク循環量を適度に増加させ
て、低濃度インクが飛翔電極先端部及びインク吐出口に
十分に満たされるようにして、飛翔電極部及びインク吐
出口近傍の色材粒子の洗浄効果を高めることも重要であ
る。インク循環量の増加のタイミングは図4の洗浄開始
点が望ましい。この低濃度インクを循環させる際にさら
に、図4のインク濃度均一化開始点で一旦増加させたイ
ンク循環量をもとに戻して、飛翔バイアス電圧Vbもオ
フにして、インクを循環させることでインク流路内のイ
ンク濃度を均一にする。さらにインク濃度が十分均一化
した時点で図4の運転停止としてインク循環も停止す
る。運転開始時は、まず一定時間例えば1分間インク循
環後に凝集電圧Vaと飛翔バイアス電圧Vbを同時に印
加して飛翔に備える。図4に示したタイミングチャート
に従い、電圧の印加タイミングを制御することで、飛翔
電極先端部及び、インク吐出口近傍さらにはインク循環
経路全体のインク詰まりを防止でき、高信頼性のインク
ジェット記録装置を提供できる。
【0031】次に、図5にインク循環系の構成を示す。
インクたまり25に収容されているインクは、ポンプ2
6aの吸引力によってインク循環路29,30を通って
インク流量調整室27に搬送される。インク流量調整室
27に入ったインクはヘッド部11内の飛翔電極の並ぶ
インク循環路15に流れるが、その一部はポンプ26b
によってインク流量調整室27から排出され、インク循
環路31、32を通ってインクたまり25に戻る構成と
なっている。これによりインク流量調整室27内のイン
クの液面高さを一定に保つことができ、該インク液面高
さとインク循環路15の水頭差を一定にできる。インク
循環路15の出口はポンプ26cに連結されており、イ
ンク循環路15内の飛翔しないで残ったインクはポンプ
26cの吸引力によって、インク循環路32を通ってイ
ンクたまり25に戻される。
【0032】さらに、濃縮インク室28を設けて、この
中に濃縮インクを収容しておいて、インク流量調整室2
7またはインクたまり25内のインク濃度を検知して濃
度低下に合わせて濃縮インクをインク通路33を通って
インクたまり25に供給する。さらに、インク内の顔料
の沈降を防止するためにも濃縮インク室28及びインク
たまり25内に図示しないが、回転ばね等のインク攪拌
機構を設ける。このインク攪拌機構はインク循環とは別
のシーケンスである一定間隔に攪拌動作を行うものとす
る。ここで前記図4の洗浄開始点でインク流量を増加さ
せる方策は該インク流量調整室27内のインクの液面高
さを適度に高くして、該インク液面高さとインク循環路
15の水頭差を上げることが最適である。
【0033】次に図6にインク吐出口の拡大図を示す。
図6−(a)において飛翔電極17は円筒部17−4と
先端の円錐部17−2から構成され、更に詳細には該円
筒部と円錐部の交点部17−3と該飛翔電極先端部17
−1で構成される。次にヘッドカバー21に飛翔電極1
7と同軸に円形の吐出口13が存在し、さらに詳細には
円孔内面部21−3と下端部21−4と上端部21−2
で構成される。
【0034】該構成において飛翔電極の交点部17−3
が吐出口の上端部21−2に対して同一面あるいは外部
に突き出ていることを特徴としている。図6−(b)は
飛翔電極の交点部17−3が吐出口の上端部21−2と
下端部21−4の間にあることを特徴としている。図6
−(c)は飛翔電極の交点部17−3が下端部21−4
の内側にあることを特徴としている。図6−(d)は飛
翔電極の交点部17−3が下端部21−4の内側にあ
り、且つ円孔内面部21−3に撥インク材料を用いたこ
とを特徴としている。図6−(e)は飛翔電極の交点部
17−3が吐出口の上端部21−2と下端部21−4の
間にあり、且つ円孔内面部21−3に撥インク材料を用
いたことを特徴としている。図6−(f)は飛翔電極の
交点部17−3が吐出口の上端部21−2に対して同一
面あるいは外部に突き出ており、且つ円孔内面部21−
3に撥インク材料を用いたことを特徴としている。さら
には(a),(b),(c),(d),(e),(f)
のいずれの構成においてもインクがヘッドカバー21の
外面21−1に漏れることを防止すべく外面21−1は
撥インク材料を用いている。ここで言う撥インク材料と
しては例としてフッ素樹脂等がある。図6−(a)にお
いてさらに詳細に説明する。インク吐出口13において
顔料系インク14が該顔料系インクの濡れ張力の大きい
材料からなる円筒内面部21−3と飛翔電極の円筒部1
7−4とのすきまを毛管現象により矢印の方向に上昇す
る。ここで本実施例で用いるインクの溶媒はイソパラフ
ィンで表面張力が比較的小さい材料であり、円孔内面部
21−3と飛翔電極の円筒部17−4のインクの濡れ張
力を大きくする観点からの材料選択の幅は広く、円孔内
面部21−3は例えば、アクリル樹脂やポリイミド樹脂
があり、飛翔電極17は導電体であり、例えばニッケル
等がある。この構成では円孔内面部21−3と飛翔電極
の円筒部17−4から構成されるすきま長を長くとれる
ため矢印方向の上昇力を大きくとれる。このために、飛
翔電極先端部17−1からの顔料インクの飛翔の周波数
を上げることが可能となり、高速印字に適した構成であ
る。該上昇力によって矢印方向に上昇した顔料系インク
14は飛翔電極の交点部17−3から飛翔電極先端部1
7−1に向かう円錐部17−2において電界の集中が起
こり、予め荷電された色材粒子16は電気泳動現象によ
り円錐部17−2の斜面を移動し、飛翔電極先端部17
−1に色材粒子16が凝集する。該凝集色材粒子16が
飛翔電極先端部17−1の電界の力により図1で示す対
向電極22に向かう静電反発力により、飛翔する。以上
のことより、図6−(a)の構成は色材粒子16の凝集
の高いインクを高速で飛翔させる特徴を有する。次に図
6−(b)の構成は図6−(a)に対して色材粒子16
の凝集性とインク飛翔の高速性を若干犠牲にしながらも
運転停止時の洗浄効果を上げる特徴を有する。次に図6
−(c)の構成は図6−(b)の構成に対してさらに運
転停止時の洗浄効果を上げる特徴を有し、インクつまり
の少ない信頼性の高いヘッドを提供する効果を有する。
【0035】次に図6−(d)の構成は図6−(a),
(b),(c)に比較してインク漏れに強く、且つ運転
停止時の洗浄効果を上げる特徴を有し、インクつまりと
インク漏れに強い信頼性の高いヘッドを提供する効果を
有する。図6−(e)は図6−(d)に比較して色材粒
子16の凝集性を高め、且つインク漏れに強い信頼性の
高いヘッドを提供する効果を有する。図6−(f)は図
6−(e)に比較してさらに色材粒子16の凝集を高め
る効果を有し、高画質、且つインク漏れに強い信頼性の
高いヘッドを提供する効果を有する。以上のように図6
の(a)から(f)まで、それぞれに異なる特徴を有
し、目標とするプリンタの特質に合わせて、最適な構成
を選択可能となる。
【0036】次にヘッドの他の詳細実施例を図7のヘッ
ド部のヘッドベースの断面図、図8のヘッド部のヘッド
ベースの上面図、図9のヘッド部のヘッドカバーの下面
図により説明する。
【0037】図7においてヘッドベース20のほぼ中央
に台形状のベース凸部20−2を構成する。該ベース凸
部20−2はヘッドベース20と同一材料として絶縁性
の高いアクリルやポリイミドなどのプラスチック材料を
選択することで、モールド成形により容易に製造可能で
ある。次にベース凸部20−2のほぼ中央に飛翔電極1
7を形成する。該飛翔電極17の材料を導電性の高いニ
ッケル等を選択することで電鋳法によるメッキ技術によ
り極めて微細、且つ高精度の形状を形成できる。但し、
電鋳法では飛翔電極の先端部17−1を先鋭化できない
が、次の工程で先端部のみを電解研磨法等により極めて
先鋭化した先端部17−1を形成できる。次に飛翔電極
17の電極パターン50をヘッドベース20とベース凸
部20−2の上に形成する。この形成法は例えば、MID
(Molded Interconnect Device)により微細、且つ高精
度に形成可能である。次に該電極パターン50の上に電
気絶縁性の高い、プラスチック材料による絶縁皮膜51
を形成する。さらにヘッドカバー21の内壁内側に凝集
電極18を配置する。
【0038】次に、図8は図7のヘッドベース20を上
方向から見た図を示すが、ヘッドベース20のほぼ中央
にベース凸部20−2が長手方向に連続して形成され、
さらに該ベース凸部20−2の上に等間隔に飛翔電極1
7が形成されている。飛翔電極17には電極パターン5
0が飛翔電極17に対して交互に上方向、下方向に形成
されている。さらに該電極パターン50の上に絶縁皮膜
51を形成している。さらにヘッドベース20の両端部
にヘッドカバー21との合わせピン20−3を設ける。
【0039】次に図9のヘッド部のヘッドカバーの下面
図によりヘッドカバー21の詳細実施例を説明する。ヘ
ッドカバー21のほぼ中央にインク吐出口13を図8の
飛翔電極17の間隔と等しく、等間隔に設けてある。さ
らに該ヘッドカバー21の内壁に凝集電極18をインク
吐出口13の列を挟んで両側に対象の位置に設けてい
る。さらにヘッドカバー21の両端部にはヘッドベース
との合わせ穴21−1を設けて、図8の合わせピン20
−2と結合させることで、飛翔電極17の列と吐出口1
3の列の位置決めを高精度に保たせることができる。
【0040】図7、図8、図9に示す他の実施例により
生産性が高く且つ高精度のマルチチャンネルヘッド及び
ラインヘッドの構成が可能となる。
【0041】次に、図10に記録媒体19と記録ヘッド
を複数個併設した構成を示した。矢印Aで示した記録媒
体動作方向に対して交差する方向に記録ヘッドを平行に
複数個配置した。この実施例では11a,11b,11
c,11dの4個の記録ヘッドを配置した例を示した。
且つ、各記録ヘッドは記録媒体19の記録幅以上にイン
ク流れ方向矢印Bに直列に飛翔電極を配置したラインヘ
ッドを示す。ここで、11a,11b,11c,11d
の4個のラインヘッドの内訳は一つの実施例ではインク
内の色材を11aは黒、11bはシアン、11cはマゼ
ンタ、11dはイェローのように色分けすることによ
り、記録媒体19が矢印方向に一動作で、フルカラー画
像を高速印刷可能である。他の実施例として、11a,
11b,11c,11dにインク内の色材を4個すべて
黒にすることで、1個のラインヘッドの場合に比べて記
録媒体の動作速度を4倍に高速化できる。更なる実施例
としては、11aと11bを黒、11cと11dを赤の
色材にすることにより、記録媒体の動作速度を黒1個、
赤1個の2個のラインヘッドに比べて、2倍に高速化で
きる。図10には4個のラインヘッドを配置した例を示
したが、同様の考えでラインヘッドの個数を変えること
でプリンタ装置として必要な印刷速度、及びカラーの種
類に対応可能である。
【0042】次に、記録ヘッドの長さが記録媒体の記録
幅に満たないマルチチャネルヘッドの配置の実施例を図
11に示す。この実施例では、記録媒体19の動作方向
矢印Aに対して交差する方向にインクの流れ方向矢印B
と飛翔電極の直列配置をしたマルチチャネルヘッドを1
1a,11b,11c,11dのように4個配置してこ
の4個のマルチチャネルヘッドを一体として記録媒体1
9の動作方向矢印Aに対して直角方向矢印Cに往復運動
させることで記録媒体19の記録部全面に記録可能であ
る。4個のマルチチャネルヘッドの内訳を11aを黒、
11bをシアン、11cをマゼンタ、11dをイェロー
とすることで、記録媒体の1動作でフルカラー印刷が可
能となる。前記ラインヘッドの場合と同様に4個のマル
チチャネルヘッド内の色材の組み合わせを変えることに
より、プリンタ装置として必要な印刷速度、及びカラー
の種類に対応可能である。
【0043】次に、記録ヘッドの長さが記録媒体の記録
幅に満たないマルチチャネルヘッドの他の実施例を図1
2に示す。この実施例では、記録媒体19の動作方向矢
印Aに対してほぼ同一方向にインクの流れ方向矢印Bと
飛翔電極の直列配置をしたマルチチャネルヘッドを11
a,11b,11c,11dのように記録媒体19の動
作方向矢印Aに対して直角方向に4個配置してこの4個
のマルチチャネルヘッドを一体としたマルチチャネルヘ
ッド11として、記録媒体19の動作方向に対して直角
方向矢印Cに往復運動させることで記録媒体19の記録
部全面に記録可能である。4個のマルチチャネルヘッド
の内訳を11aを黒、11bをシアン、11cをマゼン
タ、11dをイェローとすることで、記録媒体の1動作
でフルカラー印刷が可能となる。前記ラインヘッドの場
合と同様に4個のマルチチャネルヘッド内の色材の組み
合わせを変えることにより、プリンタ装置として必要な
印刷速度、カラーの種類に対応可能である。次に、図1
から図12で示したラインヘッド及びマルチチャネルヘ
ッドを用いて構成されたインクジェット記録装置の全体
構成を図13、図14に示す。図13は4個のラインヘ
ッド、又はマルチチャネルヘッド11a,11b,11
c,11dを記録媒体19の上側に配置した実施例であ
る。記録媒体搬送装置34により、記録媒体19が案内
部材35に沿って、矢印A方向に搬送される。記録媒体
19の記録幅以上の幅寸法を有する平板形状の対向電極
22が図示の如く、記録媒体19の下側に配置され、該
対向電極部における記録媒体19の案内の役割を兼ね備
え、ラインヘッド又はマルチチャネルヘッドと対向電極
22との間隔はもちろんのことラインヘッド又はマルチ
チャネルヘッドと記録媒体19との間隔も一定に保つこ
とができる。このように安定に走行する記録媒体19に
対して4個のラインヘッド、又はマルチチャネルヘッド
11a,11b,11c,11dから記録媒体19に対
して斜め下方向に色材粒子である顔料が飛翔して画像を
印刷できる。ここで11aが黒、11bがシアン、11
cがマゼンタ、11dがイエローの場合フルカラー画像
を印刷可能であり、その他の組み合わせによって、図1
0、図11、図12で説明した如くプリンタ装置として
必要な印刷速度、及びカラーの種類に対応可能である。
4個のラインヘッド、又はマルチチャネルヘッドの下流
側に熱を発生する定着装置36を設けることで記録媒体
19の搬送速度を上げた場合に起こる記録媒体19上の
色材粒子である顔料の未乾燥状態での装置外排出を防止
できると共に、記録媒体19に対する色材粒子である顔
料の定着強度をあげ、さらには画像表面を滑らかにして
高画質化の効果も生まれる。
【0044】次に、図14は4個のラインヘッド、又は
マルチチャネルヘッド11a,11b,11c,11d
を記録媒体19の下側に配置した実施例である。記録媒
体搬送装置34により、記録媒体19が案内部材35に
沿って、矢印A方向に搬送される。記録媒体19の記録
幅以上の幅寸法を有する円筒ドラム形状の対向電極22
が図示の如く、記録媒体19の上側に該記録媒体19の
一部を巻き取るように配置され、記録媒体19の案内、
及び搬送駆動の役割を兼ね備え、ラインヘッド、又はマ
ルチチャネルヘッドからなるヘッド部11と記録媒体1
9との間隔も一定に保つことができる。このように安定
に走行する記録媒体19に対して4個のラインヘッド、
又はマルチチャネルヘッドからなるヘッド部11から記
録媒体19に対して上方向、又は斜め上方向に色材粒子
である顔料が飛翔して、画像を印刷できる。
【0045】ここで、図13の実施例と同様にヘッド部
11を黒、シアン、マゼンタ、イェローで構成した場
合、フルカラー画像を印刷可能であり、黒だけの4個で
構成した場合、黒一個のヘッドに比べて、約4倍の高速
モノカラー印刷が可能となる。
【0046】その他の組み合わせによって、図10、図
11、図12で説明した如くプリンタ装置として必要な
印刷速度、及びカラーの種類に対応可能である。
【0047】ヘッド部11の下流側に熱を発生する定着
装置36を設けることで図13の実施例と同様の効果が
生まれる。図13、及び図14のいずれも記録媒体19
の搬送経路が概略ストレートにでき、厚さや材質の異な
る多種類の記録媒体19の搬送が可能であり、本発明の
対象である色材粒子を凝集して飛翔することによって多
種類の記録媒体に高画質で印刷可能な特徴を引き出す上
で極めて優れた構成である。
【0048】
【発明の効果】本発明に係るインクジェット記録装置に
よれば、各飛翔電極をインクの流れの中にあって、なお
且つその流れの方向に直列に配置したことにより、記録
画像の解像度を高くするために各飛翔電極間のピッチを
狭くしても、インクの流路幅は広くとることができ、ヘ
ッド内インク循環を均一且つ容易ならしめ、更に、広い
インク流路を流れる多量の該インク中の色材粒子を飛翔
電極先端部に均一に凝集させて飛翔させることで凝集イ
ンクの飛翔の安定化と高速化を図ることができる。
【0049】これに対し、各飛翔電極を1個宛仕切る構
成によれば、記録画像の解像度を高くするために各飛翔
電極間のピッチを狭くした分、インクの流れが悪くな
り、前記した本発明の効果を享受することはできない。
【0050】また、印字終了時、凝集電極の電圧をオフ
することで飛翔電極まわりの凝集顔料を凝集電極方向へ
分散させて、低濃度のインクで飛翔電極まわり、及びヘ
ッド開口部を洗浄することでインク詰まりを防止でき
る。さらに飛翔電極の電圧もオフしてインク循環させて
停止させることで顔料を均一に分散できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の一実施
形態を示す構成図である。
【図2】図1のヘッド部を上からみた構成図である。
【図3】図1のヘッド部を顔料系インクの流れ方向に示
した構成図である。
【図4】本発明に係るインクジェット記録装置の特徴的
な動作の一例を示す、印加電圧のタイミングチャートで
ある。
【図5】本発明に係る、循環系の構成図を示す。
【図6】本発明に係る、ヘッドのインク吐出部の拡大図
を示す。
【図7】本発明に係る、ヘッド部の他の実施例を示す断
面図である。
【図8】図7のヘッド部のヘッドベースの上面図を示
す。
【図9】図7のヘッド部のヘッドカバーの下面図を示
す。
【図10】本発明に係るラインヘッドと記録媒体との関
連を示す実施例を示す。
【図11】本発明に係るマルチチャネルヘッドと記録媒
体との関連を示す実施例を示す。
【図12】本発明に係るマルチチャネルヘッドと記録媒
体との関連を示す他の実施例を示す。
【図13】本発明に係るヘッドから構成されるインクジ
ェット記録装置の全体構成を示す実施例を示す。
【図14】本発明に係るヘッドから構成されるインクジ
ェット記録装置の全体構成を示す他の実施例を示す。
【符号の説明】
10…インクジェット記録装置、11…ヘッド部、12
…印加電圧制御部、14…顔料系インク、15…インク
流路、16…色材粒子、17…飛翔電極、18…凝集電
極、19…記録媒体、22…対向電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 守 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小野瀬 敦士 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 藤原 重隆 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 深野 善信 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 2C056 EA01 EA04 EA14 EA26 EC03 EC38 EE08 FA07 2C057 AF02 AF23 AF72 AG22 AG90 AH07 AM03 AM16 BD06

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色剤を溶媒中に分散させたインクを循環
    する循環系を有し、前記循環系に設けた飛翔電極に印加
    した飛翔電圧によって形成される静電界によって凝集し
    た色剤成分を飛翔させ、記録媒体に付着させることによ
    り、画像を記録する記録ヘッドを有するインクジェット
    記録装置において、複数の飛翔電極をインクの流れの中
    にあってなお且つその流れの方向に直列に配置したこと
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、複数の飛翔電極を挟んでインク流路の両側
    に凝集電極を設けたことを特徴とするインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、複数の飛翔電極先端部を平板に設けた円孔
    で囲んだことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のイ
    ンクジェット記録装置において、複数の飛翔電極を記録
    媒体の記録幅以上にインク流れ方向に直列に配置したラ
    インヘッド部を有することを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のインクジェット記録装
    置において、複数の飛翔電極を有するラインヘッドを記
    録媒体の送り方向に対して交差する方向に配置したこと
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のイ
    ンクジェット記録装置において、複数の飛翔電極を記録
    媒体の記録幅以下にインク流れ方向に直列に配置したマ
    ルチチャネルヘッド部を記録媒体の送り速度に同期させ
    て、記録媒体の送り方向に直角方向に往復動することを
    特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のインクジェット記録装
    置において、複数の飛翔電極を記録媒体の送り方向に交
    差する方向に配置したマルチチャネルヘッドを有するこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のインクジェット記録装
    置において、複数の飛翔電極を記録媒体の送り方向に配
    置したマルチチャネルヘッドを有することを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のイ
    ンクジェット記録装置において、複数の飛翔電極を記録
    媒体の記録幅以上にインク流れ方向に直列に配置したラ
    インヘッド部を該記録媒体の送り方向に複数個積層配置
    したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、色剤の異なるイン
    クを循環させた複数個のラインヘッドを積層配置したこ
    とを特徴としたインクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、色剤の等しいイン
    クを循環させた複数個のラインヘッドを積層配置したこ
    とを特徴としたインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、色剤の等しいイン
    クを循環させた複数個のラインヘッドと色剤の異なるイ
    ンクを循環させた複数個のラインヘッドを積層配置した
    ことを特徴としたインクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項7において、色剤の異なるイン
    クを循環させた複数個のマルチチャネルヘッドを積層配
    置したことを特徴としたインクジェット記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項7において、色剤の等しいイン
    クを循環させた複数個のマルチチャネルヘッドを積層配
    置したことを特徴としたインクジェット記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項8において、色剤の異なるイン
    クを循環させた複数個のマルチチャネルヘッドを積層配
    置したことを特徴としたインクジェット記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項8において、色剤の等しいイン
    クを循環させた複数個のマルチチャネルヘッドを積層配
    置したことを特徴としたインクジェット記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項1において、前記記録ヘッドに
    対して記録媒体動作の下流に熱を発生する定着手段を設
    けたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  18. 【請求項18】 請求項1において、飛翔電極からの色
    材粒子の凝集物飛翔による印字終了後凝集電圧をオフ
    し、その後一定時間後に飛翔バイアス電圧とインク循環
    をオフする構成を特徴とするインクジェット記録装置。
  19. 【請求項19】 請求項1において、前記飛翔電極から
    の色材粒子の凝集物飛翔による印字終了後凝集電圧をオ
    フし、その後一定時間後に飛翔バイアス電圧をオフし、
    その後一定時間後にインク循環をオフする構成を特徴と
    するインクジェット記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119908A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Kyushu Institute Of Technology インクジェット式液滴ノズル
US8485645B2 (en) 2006-09-08 2013-07-16 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
JP2016052767A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 東芝テック株式会社 インク循環装置の洗浄装置とインク循環装置の洗浄方法

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