JP2000005875A - 再現装置におけるフランジ取付面の姿勢決定方法及び再現装置用記録媒体 - Google Patents

再現装置におけるフランジ取付面の姿勢決定方法及び再現装置用記録媒体

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JP2000005875A
JP2000005875A JP10195055A JP19505598A JP2000005875A JP 2000005875 A JP2000005875 A JP 2000005875A JP 10195055 A JP10195055 A JP 10195055A JP 19505598 A JP19505598 A JP 19505598A JP 2000005875 A JP2000005875 A JP 2000005875A
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posture
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flange mounting
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Jokichi Harada
穣吉 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再現装置におけるフランジ取付面を姿勢制御
して、工場でフランジ付きの接続管を容易に製造できる
再現装置におけるフランジ取付面の姿勢決定方法及び再
現装置用記録媒体を提供する。 【解決手段】 接続管88の両端に連設した一対のフラ
ンジF1 、F2 が取付けられる再現装置10の一対のフ
ランジ取付面の姿勢を決定する再現装置におけるフラン
ジ取付面の姿勢決定方法であって、接続管88の製作図
89から取り出した寸法・角度データに基づいてフラン
ジ姿勢制御信号を作成し、フランジ姿勢制御信号をフラ
ンジ取付面を三次元的に制御する姿勢制御装置10aに
送り、フランジ取付面の姿勢を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続管の両端にフ
ランジを溶接固定する場合等に使用する再現装置におい
て、フランジ取付面の姿勢を決定する方法、及び、再現
装置用記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス、水道等の流体の搬送においては両
端に接続用のフランジを備えた多数の管(パイプ)が使
用されているが、この管は直管の他に、屈曲部分に使用
する曲がり管がある。屈曲部分に使用する曲がり管は取
付け工事の容易さから一般に接続管が使用されている。
この接続管の取付けは、予め適当長さ及び適当曲がりの
接続管を両端にフランジA、Bを取付けない状態で用意
し、フランジA、Bを、取付けようとする管のフランジ
C、Dにそれぞれねじ固定した状態で、用意した接続管
を現場合わせでその端部にフランジA、Bが取付けられ
るように加工し、次にその端部にフランジA、Bを仮付
けした後、フランジ仮付けした接続管を一旦外して接続
管の両端にフランジA、Bを溶接するという作業を行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配管し
ようとする接続管の直径が大きい場合や接続管の長さが
比較的長い場合には、接続管の重量が大きくなり施工性
が著しく悪くなるという問題があった。また、従来の方
法では現場に接続管を搬送して、現場合わせで接続管を
修正加工し、更に、フランジの取付け角度を決める必要
があり、極めて手間がかかるという問題があった。
【0004】そこで、接合しようとする管の両端の位置
を特開平9−5006号公報に記載されているような位
置測定装置を用いて測定し、工場でモデルを作って同じ
位置に接続しようとするフランジを配置し、連結するフ
ランジ付きの接続管を製造することも行われているが、
接続しようとするパイプのモデルを製造する必要があ
り、更に配管場所によってこれらのモデルは異なるの
で、極めて無駄な設備となるという問題があった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、接続管の製作図から接続管の両端に連接されるフラ
ンジを載置支持する取付フランジ面の姿勢、即ち、位置
と角度を決定でき、工場でフランジ付きの接続管を容易
に製造できるようにした再現装置におけるフランジ取付
面の姿勢決定方法及び再現装置用記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の再現装置におけるフランジ取付面の姿勢決定方法
は、接続管の両端に連設した第1及び第2のフランジが
それぞれ面接状態に取付けられる一対のフランジ取付面
の姿勢を決定する再現装置におけるフランジ取付面の姿
勢決定方法であって、前記接続管の製作図から取り出し
た寸法・角度データに基づいてフランジ姿勢制御信号を
作成し、該フランジ姿勢制御信号を前記フランジ取付面
を三次元的に制御する姿勢制御装置に送り、前記フラン
ジ取付面の姿勢を決定するようにしている。ここで、接
続管は、少なくとも中途に1つの屈曲部分を有する接続
管のほか、屈曲部分を有しない直管からなる接続管も含
む。
【0007】請求項2記載の再現装置用記録媒体は、コ
ンピュータに読み取り可能な再現装置用記録媒体であっ
て、両端にそれぞれ第1及び第2のフランジF1 、F2
を取付けかつ少なくとも中途に1つの屈曲部分を有する
接続管の製作図から取り出して入力された直管部分長さ
1 、L2 ・・・Ln 、前記直管部分間の角度θ1 、θ
2 ・・・θn 等からなる寸法・角度データを記憶する処
理と、前記寸法・角度データを読み出し、該寸法・角度
データに基づいて、前記第1のフランジF1 の中心点P
1 、前記第2のフランジF2 の中心点Pn と、前記直管
部分間の接続部の点P2 〜Pn-1 の座標データを座標変
換によって求める処理と、前記座標データを、前記第1
及び第2のフランジF1 、F2 がそれぞれ面接状態に取
付けられる再現装置の一対のフランジ取付面の姿勢を決
定するためのエンコーダ目標値に変換する処理をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録している。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、本実施の形態は、再現装置に
おけるフランジ取付面の姿勢決定方法を、2つの屈曲部
分を有する接続管に適用した場合である。
【0009】まず、図1を参照して、本発明の一実施の
形態に係る再現装置におけるフランジ取付面の姿勢決定
方法に用いるシステムの全体構成について説明する。図
示するように、後述する姿勢制御装置を内蔵する再現装
置10には、コンピュータの一例である数値制御装置1
0aが接続されている。一方、数値制御装置10aに
は、後述する接続管88の製作図89(図6参照)から
取り出した必要な寸法・角度データを入力するための入
力装置10bが接続されている。
【0010】上記した構成において、操作者は、入力装
置10bを用いて、接続管88の製作図89から取り出
した寸法・角度データを数値制御装置10aに入力する
ことができる。また、数値制御装置10aは、この寸法
・角度データを数値制御信号である姿勢制御信号に変換
した後、再現装置10の姿勢制御装置にフランジ姿勢制
御信号を送出することができる。
【0011】次に、図2〜図5を参照して、再現装置1
0の構成について説明する。図示するように、再現装置
10は、下部に複数本(この実施の形態では8本)のア
ジャストパット11が取付けられた基台12と、基台1
2の一方に固定状態で載置された第1の取付けフレーム
13と、基台12の他方側に移動可能に取付けられた第
2の取付けフレーム14と、第1及び第2の取付けフレ
ーム13、14にそれぞれ設けられた第1及び第2の旋
回架台15、16を回転駆動する第1及び第2の旋回機
構17、18と、第1及び第2の旋回架台15、16上
にそれぞれ傾動可能に取付けられた第1及び第2の傾動
架台19、20を傾ける第1及び第2の傾動機構21、
22と、第1及び第2の傾動架台19、20にそれぞれ
回転可能に取付けられたターンテーブル機構23、24
と、ターンテーブル機構23、24にそれぞれ設けられ
たフランジ取付け機構25、26を有している。以下、
これらの具体的な構成について説明する。
【0012】図4に示すように前記基台12は前後対と
なる角パイプ28、29とこれらを連結する部材によっ
て構成され、その下部にはアジャストボルト30とその
下端に固着されたパット31からなる8個のアジャスト
パット11が設けられている。
【0013】基台12の一方側には第1の取付けフレー
ム13が固定状態で設けられているが、他方側には、第
2の取付けフレーム14が基台12の上部に平行に設け
られている2本のリニアガイド32に摺動移動可能に設
けられている。そして、図4に示すように、第2の取付
けフレーム14には、その出力軸にピニオン33を備え
た駆動用モータ34が設けられている。ピニオン33は
リニアガイド32の側部に平行に取付けられたラック3
5と噛合し、駆動用モータ34を回転駆動することによ
って、第2の取付けフレーム14が基台12に固定状態
で配置された第1の取付けフレーム13に対して近接又
は離反して移動することができるようになっている。な
お、第2の取付けフレーム14には、前記ラック35に
噛合するピニオン33をその駆動軸に備えた距離エンコ
ーダ34a及び図示しないブレーキ手段が設けられて、
非走行時は第2の取付けフレーム14を所定位置に保持
すると共に、その水平方向位置、即ち第1の取付けフレ
ーム13との距離が電気的に検知できるようになってい
る。なお、前記ピニオン33、駆動用モータ34及びラ
ック35を有して、進退駆動装置35aが形成されてい
る。
【0014】図3及び図4に示すように第1及び第2の
取付けフレーム13、14にはそれぞれ環状の水平軸受
36、37を介して第1及び第2の旋回架台15、16
が設けられている。また、第1及び第2の旋回架台1
5、16の周囲には大ギア38が設けられ、これに噛合
する小ギア39を備えた駆動用モータ40がそれぞれ設
けられている。そして、第1及び第2の旋回架台15、
16の中央にはそれぞれ旋回ブレーキ手段41と旋回エ
ンコーダ40a、40bが設けられて、駆動用モータ4
0によって回転し、止まった状態ではブレーキを掛け
て、その旋回角度を電気的に検知できるようになってい
る。以上の大ギア38、小ギア39及び駆動用モータ4
0を有してそれぞれ第1及び第2の旋回機構17、18
が構成されている。
【0015】図3及び図4に示すように、第1及び第2
の旋回架台15、16には、左右対となる載置架台4
2、43がそれぞれ設けられている。それぞれの載置架
台42、43の上には軸受44、45及びこれらに回動
自由に取付けられたシャフト46を介して第1及び第2
の傾動架台19、20が設けられている。そして、それ
ぞれ前記シャフト46には約120度の歯角度を有する
部分大歯車47、48が設けられ、第1及び第2の旋回
架台15、16には部分大歯車47、48に噛合する小
歯車49、50を備えた駆動用モータ51、52が設け
られ、この駆動用モータ51、52を回転することによ
って、第1及び第2の傾動架台19、20の傾動角度が
変わるようになっている。
【0016】それぞれの前記シャフト46の端部には第
1及び第2の傾動架台19、20を所定の角度で保持す
るブレーキ手段53と回転エンコーダ51a、52aが
設けられ、第1及び第2の傾動架台19、20の傾動角
度を電気的に検知できるようになっている。なお、回転
可能に取付けられたシャフト46、部分大歯車47、小
歯車49及び駆動用モータ51を有して第1の傾動機構
21が構成され、同じくシャフト46、部分大歯車4
8、小歯車50及び駆動用モータ52を有して第2の傾
動機構22が構成されている。
【0017】前記第1及び第2の傾動架台19、20に
は、ターンテーブル機構23、24が設けられている
が、このターンテーブル機構23、24はそれぞれ、図
3及び図4に示すように環状の水平軸受55と、これに
載っている回転台56と、回転台56の側部に取付けら
れている大ギア57、58と、大ギア57、58に噛合
する小ギア59、60を備えた駆動用モータ61、62
とを有する。駆動用モータ61、62には回転エンコー
ダ61a、62aが取付けられ、駆動用モータ61、6
2によって回転駆動される回転台の角度を電気的に計測
できるようになっている。また、第1及び第2の傾動架
台19、20の中央に、回転台56の中心軸にブレーキ
をかけるブレーキ手段63aが取付けられている。な
お、前記フランジ取付け機構25、26及びこれらを回
転駆動するターンテーブル機構23、24とで、第1及
び第2のフランジ回転取付け台63、64が構成されて
いる。
【0018】第1のフランジ回転取付け台63のフラン
ジ取付け機構25は(第2のフランジ回転取付け台64
においても同様)、図5(A)、(B)に示すように、
それぞれの回転台56に取付けられるベース板65と、
ベース板65に取付けるられる十字状のガイドブロック
66と、ガイドブロック66内を摺動移動する取付け座
67〜70と、取付け座67〜70に設けられ雌ねじに
それぞれ螺合し、両側を軸受によって回転自由に支持さ
れた雄ねじ71〜74と、雄ねじ71〜74の先端に取
付けられてそれぞれ噛合する傘歯車75〜78と、雄ね
じ71の基端側に設けられている操作ハンドル79とを
有している。
【0019】そして、雄ねじ71、73は右ねじ、雄ね
じ72、74は左ねじとなって、操作ハンドル79を回
転すると、傘歯車75〜78を介して回転動力が伝達さ
れて、取付け座67〜70が中心位置80に向かって、
又は中心位置80から外側方向に同一半径を保持しなが
ら移動するようになっている。そして、フランジ取付け
機構25の取付け座67〜70のねじ穴(取付け孔の一
例)67a〜70aに、図2に示すように、複数のフラ
ンジ取付け用ねじ孔が設けられたフランジ取付け板81
(第2のフランジ回転取付け台64においては82)が
取付けられ、このフランジ取付け板81、82のフラン
ジ取付面に溶接しようとする第1及び第2のフランジF
1 、F2 が面接状態に固定できるようになっている。な
お、図2、図3において、85はスライドカバーを、8
6は横移動する装置に電気を供給するためのケーブルベ
ア(商標名)を、87は床面を示す。
【0020】また、図6に第1及び第2のフランジ
1 、F2 を両端に有する接続管88の製作図89を示
しており、(A)は平面図、(B)は正面図である。そ
して、製作図89には、接続管88の各直管部分S1
2 、S3 の軸線方向の投影長さL1 、L2 、L3 と、
各直管部分S1 、S2 、S3 間のなす投影角度θ1 、θ
2 、θ3 が記載されており、これらは接続管88の寸法
・角度データを形成する。
【0021】次に、上記した構成を有するシステムを用
いた再現装置におけるフランジ取付面の姿勢決定方法に
ついて説明する。まず、製作図89から得た接続管88
の寸法・角度データを入力装置10bに入力すると、入
力装置10bは寸法・角度データを数値制御装置10a
に出力し、数値制御装置10aは寸法・角度データをメ
モリに記憶する。
【0022】数値制御装置10aには、上記したメモリ
に加えて、入力装置10bからの寸法・角度データ(L
1 、L2 、L3 、θ1 、θ2 、θ3 )を、上記した駆動
用モータ34、駆動用モータ40(左右2台)、駆動用
モータ51、52及び駆動用モータ61、62を駆動さ
せる姿勢制御信号に変換する以下のプログラムが記録さ
れたコンピュータに読み取り可能な再現装置用記録媒体
が組み込まれている。これによって、第1及び第2の取
付けフレーム13、14間の距離、第1及び第2の旋回
架台15、16の旋回角度、第1及び第2の傾動架台1
9、20の傾動角度及び回転台56の角度を決定するこ
とができる。
【0023】このように、本実施の形態では、接続管8
8の製作図89のみがあれば、その寸法・角度データ
(L1 、L2 、L3 、θ1 、θ2 、θ3 等)のみに基づ
いてフランジ取付け板81、82のフランジ取付面の位
置、角度を、容易、迅速かつ正確に決めることができ
る。その後、実際に取付けようとする第1及び第2のフ
ランジF1 、F2 をフランジ取付け板81、82にそれ
ぞれ取付け、接続管88の屈曲部を所定の曲がり度合い
に製造して、第1及び第2のフランジF1 、F2 を仮付
けした後、本溶接を行えば、工場でフランジ付きの接続
管を製造できる。
【0024】以下、寸法・角度データ(L1 、L2 、L
3 、θ1 、θ2 、θ3 等)を、以上の駆動用モータ3
4、駆動用モータ40(左右2台)、駆動用モータ5
1、52、及び、駆動用モータ61、62を駆動させる
姿勢制御信号に変換するプログラムについて説明する。
図6に示すように、3次元空間における一対のフランジ
を接続する接続管88は、第1及び第2のフランジ
1 、F2 と、3本の直管部分S1 、S2 、S3 から構
成される。この接続管88の第1のフランジF1 には直
管部分S1 が垂直に接続されており、第2のフランジF
2 には直管部分S3 が垂直に接続されている。なお、以
下の説明において、フランジF1 、F2 は円、直線部分
1 、S2 、S3 は線分と考え、太さ、屈曲部における
曲率半径等は無視する。
【0025】図6、図7に示すように、第1のフランジ
1 の中心点をP1 、直管部分S1、S2 の接続部の点
をP2 とし、直管部分S2 、S3 の接続部の点をP3
し、第2のフランジF2 の中心点をP4 とし、第1のフ
ランジF1 の任意の取付穴をP5 、P6 とする。点Oを
原点とするxyz座標において、P1 を原点、P2 をz
軸上、P3 をyz平面上におくと、図7のように表すこ
とができる。ここでユーザ入力による既知情報は、上記
したように、下記のとおりである。
【0026】1)L1 :直管部分S1 の長さ。 2)L2 :直管部分S2 の長さ。 3)L3 :直管部分S3 の長さ。 4)θ1 :ベクトルP2 3 とZ軸のなす角。 5)θ2 :ベクトルP3 4 のzx成分とZ軸のなす
角。 6)θ3 :ベクトルP3 4 のyz成分とZ軸のなす
角。 7)α1 :点P3 から第1のフランジF1 を含む平面
(xy平面)に下ろした垂線の足をP' 3 とするときの
∠P' 3 1 5 、すなわち、第1のフランジF1 の取
付穴P5 の回転角。 8)α2 :回転角α1 と同様に、点P2 から第2のフラ
ンジF2 を含む平面に下ろした垂線の足をP' 2 とする
ときの∠P' 2 4 6 、すなわち、第2のフランジF
2 の取付穴P6 の回転角。 以上、8個のデータを基に、まず、点P1 、P2
3 、P4 、P5 、P6 の座標を求める。ただし、P1
5 間の距離、つまり取付穴の直径/2は、再現には不
要な情報であるので、その大きさは1とする。P4 6
間の距離も同様に1とする。なお、回転角α1 、α
2 は、設計者が任意に設定することができる値である。
【0027】点P1 〜P6 の座標を求める前に、今回用
いた座標変換の手法を説明する。 イ)3次元空間における点P(x,y,z)は、一般に
次式により点P' (x' ,y' ,z' )に変換すること
ができる。
【0028】
【数1】
【0029】これを用いて、具体的な座標変換の例を下
に示す。 i)x方向にp、y方向にq、z方向にr移動する。
【0030】
【数2】
【0031】ii) x軸まわりに角度θだけ回転移動す
る。
【0032】
【数3】
【0033】iii) y軸まわりの回転、z軸まわりの回
転も同様にマトリックス表現できる。 ロ)2つのベクトルのなす角は、回転移動の角度を求め
る時も必要であり、ベクトルa=(a1 ,a2
3 )、ベクトルb=(b1 ,b2 ,b3 )とすると
き、ベクトルの内積の表現式より求めることができる。
【0034】
【数4】
【0035】ハ)xyz空間における2点間の距離は、
ベクトルa=(a1 ,a2 ,a3 )、ベクトルb=(b
1 ,b2 ,b3 )のとき求められる。
【0036】
【数5】
【0037】(手順1)これより、点P1 〜P6 の座標
を以下のようにして求めることができる。即ち、 (点P1 の座標)P1 (z,y,z)=(0,0,0) (点P2 の座標)P2 (z,y,z)=(0,0,
1 ) (点P3 の座標)P3 (z,y,z)=(0,L2 si
nθ1 ,L1 +L2 cosθ1
【0038】(点P4 の座標)点P3 を座標変換により
原点に移動し、この変換をfとし、変換後の点をP7
すると、点P7 をさらにx軸まわりにθ3 回転し、次に
y軸まわりにθ2 回転し、最後に逆変換f-1を行うこと
で点P4 の座標が得られる。ここでは、実際の計算は記
述せず、手法の説明のみとする。以後の点P5 、P6
ついても同様である。
【0039】(点P5 の座標)y成分のみ1の単位ベク
トルをベクトルa=(0,1,0)とすると、これをz
軸まわりにα1 回転し、P5 の座標を得る。
【0040】(点P6 の座標)点P2 、P3 、P4 を点
4 が原点Oに移動するように移動変換f1 を行ない、
点P'2、P'3、P'4を得る。次に点P'3のx、y座標値
が0になるように(座標P'3がz軸上に移動)x軸、y
軸まわりの回転移動f2 、f3 を行ない、点P"2 ,P"
3 ,P"4を得る。このとき、点P"3(x,y,z)=
(0,0,L3 )となり、点P"4(x,y,z)=
(0,0,0)である。点P"2からxy平面に下ろした
垂線の足を点P8 とする。ベクトルOP8 をz軸まわり
にα2 回転し、単位ベクトル化し、さらにf-1 3 , -1
2 , -1 1 の変換を行ない点P6 を得る(図8(A)、
(B)参照)。
【0041】(手順2)次に、座標P1 〜P6 の座標デ
ータを再現装置10のエンコーダ目標値へ変換する手順
を説明する。再現装置10には固定側と移動側にそれぞ
れフランジ取付け板81、82があり、それぞれ水平方
向(首振り)、上下方向(仰角)に、フランジ面の回転
ができ、各々エンコーダ40a、40b、51a、52
a、61a、62aにより回転角を検出できるようにな
っている。ここで、それぞれのブロックを、固定側の姿
勢制御装置及び移動側の姿勢制御装置と呼ぶと、固定側
の姿勢制御装置及び移動側の姿勢制御装置との間の距離
は、移動側の姿勢制御装置を移動することにより可変
で、これも距離エンコーダ34aで検出できるようにな
っている。固定側の姿勢制御装置及び移動側の姿勢制御
装置は、共に、3つの回転軸が直交するものとし、その
交点間を姿勢制御装置の距離とする。
【0042】ここでは、図2に示すように、距離エンコ
ーダ34aによるエンコーダ値をE1 、固定側の姿勢制
御装置の水平方向の旋回エンコーダ40aによるエンコ
ーダ値をE2 、仰角方向の回転エンコーダ51aによる
エンコーダ値をE4 、フランジ面の回転エンコーダ61
aによるエンコーダ値をE6 とし、移動側の姿勢制御装
置の水平方向の旋回エンコーダ40bによるエンコーダ
値をE3 、仰角方向の回転エンコーダ52aによるエン
コーダ値をE5 、フランジ面の回転エンンコーダ62a
によるエンコーダ値をE7 とする。
【0043】まず、図7の各点を再現装置10の座標系
に置きかえる。即ち、図9に示すように、点P1 は原点
のままで、点P2 〜P6 を点P4 がz軸上に移動するよ
うに移動を行なう、そのためには、まず、図7におい
て、点P4 のyz成分とz軸とのなす角度分だけx軸中
心に反対方向に点P2 〜P6 を回転し、次に、点P4
zx成分とz軸とのなす角分だけ、y軸中心に反対方向
に回転移動する。これらの変換により、各点は次のよう
に移動する。即ち、点P1 →点P1 、点P2 →点P12
点P3 →点P13、点P4 →点P14、点P5 →点P15、点
6 →点P16に移動する。
【0044】図9において、点P1 は固定側の姿勢制御
装置3つの回転軸の交点(以後、姿勢制御装置の中心と
呼ぶ)、点P14は移動側の姿勢制御装置の中心、各姿勢
制御装置の旋回面はyz平面とする。
【0045】これより、各エンコーダ値E1 〜E7 は、
以下のように求めることができる。 i)エンコーダ値E1 はP1 とP14間の距離であり、P
14のz座標値となる。 ii) エンコーダ値E2 はP12とzx平面とのなす角であ
り、P12のyz成分とz軸のなす角として求める。 iii)エンコーダ値E4 はP12とyz平面とのなす角であ
り、P12のzx成分とz軸のなす角として求める。 iv) エンコーダ値E6 は、点P15を上記 ii)で求めた旋
回角分x軸中心に回転移動し、さらに上記iii)で求めた
仰角分y軸中心に回転移動した点をP17とすると、点P
17はxy平面上にある。このとき、ベクトルOP17とx
軸のなす角がフランジ面の回転角、つまりエンコーダ値
6 となる。 v)エンコーダ値E3 は、エンコーダ値E2 と同様に、点
13のyz成分とz軸なす角として求まる。 vi) エンコーダ値E5 は、同様に点P13のzx成分とz
軸のなす角として求まる。 vii) エンコーダ値E7 は、エンコーダ値E6 と同様
に、点P16を移動し点P18とすると、ベクトルP1418
とx軸のなす角がエンコーダ値E7 となる。上記したエ
ンコーダ値E1 〜E7 において、実際のエンコーダ値
は、それぞれ、分解能による定数を乗じる必要があるの
はもちろんである。
【0046】ところで、実際の再現装置10では、それ
ぞれのポジションにおいて、3つの回転中心はフランジ
面にはない。この回転中心とフランジ面間の距離をオフ
セットとすると、実際には、長さL1 、L3 それぞれ
に、このオフセットを加算して、みかけ上、長さL1
3 を伸ばしたパイプを再現するように演算する。フラ
ンジのパッキン代を考慮する場合も、同様の手法で、長
さL1 、L3 を調整する。
【0047】また、図9においてP1 、P12〜P16をz
軸中心に回転移動することにより、エンコーダ値E1
7 の自由な組合せが選択できる。つまり、再現時に作
業性の良い組合せを選択できるということであり、例え
ば、パイプの重心が再現装置10の移動軸の真上になる
ように再現することもできる。本実施の形態では、再現
装置10は自動タイプの再現装置として記載されてい
る。しかし、手動タイプの再現装置を用いて、エンコー
ダ値E1 〜E7 の現在値をカウンタボードでカウント
し、目標値と共にコンピュータのモニタに表示し、差が
0になるようにオペレータが各軸を手動で操作して姿勢
制御を行うこともできる。
【0048】接続管88の形状のデータ入力は、座標系
の位置の決め方や、位置情報の表現のしかたにより、他
にも多くの方法が考えられる。どのようなデータの組合
せにしても最終的にフランジ間の距離と各フランジの向
き、そして取付穴の向きがわかれば、この再現装置10
で再現することができる。
【0049】また、図10に接続管90の他の製作図9
1を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図、
(C)は側面図である。そして、製作図91には、接続
管90の各部位(直管部分)の実測長さL4 、L5 、L
6 と、各部位間のなす実測角度θ4 、θ5 、θ6 が記載
されており、これらは接続管90の寸法・角度データを
形成する。このような製作図91を用いることによって
も、数値制御装置10aを用いることによって、再現装
置10におけるフランジ取付面の姿勢を正確に決定する
ことができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の再現装置におけるフラン
ジ取付面の姿勢決定方法においては、接続管の製作図か
ら取り出した寸法・角度データに基づいてフランジ姿勢
制御信号を作成し、フランジ姿勢制御信号をフランジ取
付面を三次元的に制御する姿勢制御装置に送り、フラン
ジ取付面の姿勢を決定するようにしている。このよう
に、接続管の製作図のみがあれば、その寸法・角度デー
タのみに基づいて再現装置におけるフランジ取付面の位
置、角度を、容易、迅速かつ正確に決定することがで
き、工場等で再現装置を用いたフランジ付き接続管の製
作を容易に行うことができる。
【0051】請求項2記載の再現装置用記録媒体におい
ては、両端にそれぞれ第1及び第2のフランジを取付け
かつ少なくとも中途に1つの屈曲部分を有する接続管の
製作図から取り出して入力された寸法・角度データを記
憶する処理と、寸法・角度データを読み出し、この寸法
・角度データに基づいて、第1のフランジの中心点、第
2のフランジの中心点と、直管部分間の接続部の点の座
標データを座標変換によって求める処理と、座標データ
を、第1及び第2のフランジがそれぞれ面接状態に取付
けられる再現装置の一対のフランジ取付面の姿勢を決定
するためのエンコーダ目標値に変換する処理をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録している。従
って、この再現装置用記録媒体を用いることによって、
容易、迅速、かつ確実に、第1及び第2のフランジがそ
れぞれ面接状態に取付けられる再現装置の一対のフラン
ジ取付面の姿勢を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る再現装置における
フランジ取付面の姿勢決定方法に用いるシステムの全体
構成説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る再現装置における
フランジ取付面の姿勢決定方法に用いる再現装置の正面
図である。
【図3】同一部切欠詳細正面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】(A)、(B)はフランジ取付け機構の平面図
及び側面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る再現装置における
フランジ取付面の姿勢決定方法に用いる接続管の製作図
である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る再現装置用記録媒
体の処理内容を説明するために用いる説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る再現装置用記録媒
体の処理内容を説明するために用いる説明図である。
【図9】本発明のコンピュータに読み取り可能な再現装
置用記録媒体による処理内容を説明するために用いる説
明図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る再現装置におけ
るフランジ取付面の姿勢決定方法に用いる他の接続管の
製作図である。
【符号の説明】
1 エンコーダ値 E2 エンコー
ダ値 E3 エンコーダ値 E4 エンコー
ダ値 E5 エンコーダ値 E6 エンコー
ダ値 E7 エンコーダ値 F1 第1のフ
ランジ F2 第2のフランジ S1 直線部分 S2 直線部分 S3 直線部分 P1 点 P2 点 P3 点 P4 点 P5 点 P6 点 P7 点 P8 点 P12 点 P13 点 P14 点 P15 点 P16 点 P17 点 P18 点 P"1 点 P"2 点 P"3 点 P"4 点 P"5 点 L1 直線部分の投影長さ L2 直線部分
の投影長さ L3 直線部分の投影長さ L4 直線部分
の実測長さ L5 直線部分の実測長さ L6 直線部分
の実測長さ α1 第1のフランジの取付穴の回転角 α2 第2のフランジの取付穴の回転角 θ1 直線部分間の投影角度 θ2 直線部分
間の投影角度 θ3 直線部分間の投影角度 θ4 直線部分
間の実測角度 θ5 直線部分間の実測角度 θ6 直線部分
間の実測角度 10 再現装置 10a 数値制
御装置 10b 入力装置 11 アジャス
トパット 12 基台 13 第1の取
付けフレーム 14 第2の取付けフレーム 15 第1の旋
回架台 16 第2の旋回架台 17 第1の旋
回機構 18 第2の旋回機構 19 第1の傾
動架台 20 第2の傾動架台 21 第1の傾
動機構 22 第2の傾動機構 23 ターンテ
ーブル機構 24 ターンテーブル機構 25 フランジ
取付け機構 26 フランジ取付け機構 28 角パイプ 29 角パイプ 30 アジャス
トボルト 31 パット 32 リニアガ
イド 33 ピニオン 34 駆動用モ
ータ 34a 距離エンコーダ 35 ラック 35a 進退駆動装置 36 水平軸受 37 水平軸受 38 大ギア 39 小ギア 40 駆動用モ
ータ 40a 旋回エンコーダ 40b 旋回エ
ンコーダ 41 旋回ブレーキ手段 42 載置架台 43 載置架台 44 軸受 45 軸受 46 シャフト 47 部分大歯車 48 部分大歯
車 49 小歯車 50 小歯車 51 駆動用モータ 51a 回転エ
ンコーダ 52 駆動用モータ 52a 回転エ
ンコーダ 53 ブレーキ手段 55 水平軸受 56 回転台 57 大ギア 58 大ギア 59 小ギア 60 小ギア 61 駆動用モ
ータ 61a 回転エンコーダ 62 駆動用モ
ータ 62a 回転エンコーダ 63a ブレー
キ手段 63 第1のフランジ回転取付け台 64 第2のフ
ランジ回転取付け台 65 ベース板 66 ガイドブ
ロック 67〜70 取付け座 67a〜70a
ねじ穴 71〜74 雄ねじ 75〜78 傘
歯車 79 操作ハンドル 80 中心位置 81 フランジ取付け板 82 フランジ
取付け板 85 スライドカバー 86 ケーブル
ベア(商標名) 87 床面 88 接続管 89 製作図 90 接続管 91 製作図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続管の両端に連設した第1及び第2の
    フランジがそれぞれ面接状態に取付けられる一対のフラ
    ンジ取付面の姿勢を決定する再現装置におけるフランジ
    取付面の姿勢決定方法であって、 前記接続管の製作図から取り出した寸法・角度データに
    基づいてフランジ姿勢制御信号を作成し、該フランジ姿
    勢制御信号を前記フランジ取付面を三次元的に制御する
    姿勢制御装置に送り、前記フランジ取付面の姿勢を決定
    するようにしたことを特徴とする再現装置におけるフラ
    ンジ取付面の姿勢決定方法。
  2. 【請求項2】 両端にそれぞれ第1及び第2のフランジ
    1 、F2 を取付けかつ少なくとも中途に1つの屈曲部
    分を有する接続管の製作図から取り出して入力された直
    管部分長さL1 、L2 ・・・Ln 、前記直管部分間の角
    度θ1 、θ2・・・θn 等からなる寸法・角度データを
    記憶する処理と、 前記寸法・角度データを読み出し、該寸法・角度データ
    に基づいて、前記第1のフランジF1 の中心点P1 、前
    記第2のフランジF2 の中心点Pn と、前記直管部分間
    の接続部の点P2 〜Pn-1 の座標データを座標変換によ
    って求める処理と、 前記座標データを、前記第1及び第2のフランジF1
    2 がそれぞれ面接状態に取付けられる再現装置の一対
    のフランジ取付面の姿勢を決定するためのエンコーダ目
    標値に変換する処理をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な再
    現装置用記録媒体。
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