JP2000004591A - 振動波アクチュエ―タを駆動源とする装置 - Google Patents
振動波アクチュエ―タを駆動源とする装置Info
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- JP2000004591A JP2000004591A JP11166592A JP16659299A JP2000004591A JP 2000004591 A JP2000004591 A JP 2000004591A JP 11166592 A JP11166592 A JP 11166592A JP 16659299 A JP16659299 A JP 16659299A JP 2000004591 A JP2000004591 A JP 2000004591A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】温度等の環境変化で振動波アクチュエータの共
振周波数が変化しても安定動作が得られる振動波アクチ
ュエータを駆動源とする装置を提供する。 【解決手段】周波信号を印加することで駆動力を発生す
る振動波アクチュエータを駆動源として移動体を駆動す
る振動波アクチュエータの駆動源を有し、前記移動体の
駆動により行われる所定の動作を行う前に前記移動体を
駆動することで行われるイニシャル動作を行う振動波ア
クチュエータを駆動源とする装置において、前記イニシ
ャル動作中における周波信号の周波数に対する駆動特性
を検知する検知手段と、該検知された駆動特性に基づき
前記所定動作を行う際の周波信号の制御を行う制御手段
(step1〜10)を設けた。
振周波数が変化しても安定動作が得られる振動波アクチ
ュエータを駆動源とする装置を提供する。 【解決手段】周波信号を印加することで駆動力を発生す
る振動波アクチュエータを駆動源として移動体を駆動す
る振動波アクチュエータの駆動源を有し、前記移動体の
駆動により行われる所定の動作を行う前に前記移動体を
駆動することで行われるイニシャル動作を行う振動波ア
クチュエータを駆動源とする装置において、前記イニシ
ャル動作中における周波信号の周波数に対する駆動特性
を検知する検知手段と、該検知された駆動特性に基づき
前記所定動作を行う際の周波信号の制御を行う制御手段
(step1〜10)を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動波(超音波)ア
クチュエータを動力源として用いる装置に関するもので
ある。
クチュエータを動力源として用いる装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、振動波(超音波)アクチュエータ
を動力源として使用する装置として、図2に示される構
成の装置が知られている。
を動力源として使用する装置として、図2に示される構
成の装置が知られている。
【0003】図2において、5,8は振動波(超音波)
アクチュエータであり、該振動波(超音波)アクチュエ
ータ5は図3に示されるように、一対の直線部と円弧部
とを有し、歯型状の弾性体12と該弾性体12に固着さ
れた圧電素子13とから構成されている。圧電素子13
に位相の異なる複数の交流電圧を印加することにより弾
性体12の表面に進行性振動を生じさせ、該弾性体12
の表面に接触させたスライダー1によって印字ヘッド4
を含むキャリッジ19を移動させるようになっている。
7はリニアガイドであり、キャリッジ19を案内してい
る。
アクチュエータであり、該振動波(超音波)アクチュエ
ータ5は図3に示されるように、一対の直線部と円弧部
とを有し、歯型状の弾性体12と該弾性体12に固着さ
れた圧電素子13とから構成されている。圧電素子13
に位相の異なる複数の交流電圧を印加することにより弾
性体12の表面に進行性振動を生じさせ、該弾性体12
の表面に接触させたスライダー1によって印字ヘッド4
を含むキャリッジ19を移動させるようになっている。
7はリニアガイドであり、キャリッジ19を案内してい
る。
【0004】11は印字される紙であり、振動波(超音
波)アクチュエータ5と同じ振動波(超音波)アクチュ
エータ8によって移送される。実際には図4のように一
対の振動波(超音波)アクチュエータ8及び8´により
紙11を適当な力で上下から押圧挟持している。
波)アクチュエータ5と同じ振動波(超音波)アクチュ
エータ8によって移送される。実際には図4のように一
対の振動波(超音波)アクチュエータ8及び8´により
紙11を適当な力で上下から押圧挟持している。
【0005】図4において振動波(超音波)アクチュエ
ータ8及び8´のそれぞれの弾性体の表面に発生する進
行波は波の凸部同士が重なり、かつ、紙11に対して同
方向に進行する様に制御されている。この時、該アクチ
ュエータの弾性体の表面のある質点に着目すると8aお
よび8´aのような楕円運動をしている。この楕円運動
により紙11は進行波の進む方向とは逆向きに移送され
ることになる。
ータ8及び8´のそれぞれの弾性体の表面に発生する進
行波は波の凸部同士が重なり、かつ、紙11に対して同
方向に進行する様に制御されている。この時、該アクチ
ュエータの弾性体の表面のある質点に着目すると8aお
よび8´aのような楕円運動をしている。この楕円運動
により紙11は進行波の進む方向とは逆向きに移送され
ることになる。
【0006】3は支持板であり、紙送りに用いられる2
個の振動波(超音波)アクチュエータ8及び8´のうち
上側のアクチュエータ8を支持している。9はロータリ
ーエンコーダで、紙の上に圧接されているローラ9aに
連結されて回転し、紙の移動量を検出している。10は
紙ガイドであり、これを基準にして紙を押しつけながら
搬送することにより紙の斜行を防いでいる。
個の振動波(超音波)アクチュエータ8及び8´のうち
上側のアクチュエータ8を支持している。9はロータリ
ーエンコーダで、紙の上に圧接されているローラ9aに
連結されて回転し、紙の移動量を検出している。10は
紙ガイドであり、これを基準にして紙を押しつけながら
搬送することにより紙の斜行を防いでいる。
【0007】6はキャリッジ用のリニアエンコーダであ
り、光学的にキャリッジの移動量及び位置を検出し、印
字ヘッドからのインクの吐出のタイミングを決定してい
る。2はホームポジションセンサであり、印字ヘッドの
ホームポジションからの絶対位置を決定するために用い
ており、通常は電源投入時にキャリッジをホームポジシ
ョンセンサの位置に移動させ、その位置でリニアエンコ
ーダのカウント値をクリアし、その後の位置はリニアエ
ンコーダ6の検出値に基づいて相対的に管理している。
り、光学的にキャリッジの移動量及び位置を検出し、印
字ヘッドからのインクの吐出のタイミングを決定してい
る。2はホームポジションセンサであり、印字ヘッドの
ホームポジションからの絶対位置を決定するために用い
ており、通常は電源投入時にキャリッジをホームポジシ
ョンセンサの位置に移動させ、その位置でリニアエンコ
ーダのカウント値をクリアし、その後の位置はリニアエ
ンコーダ6の検出値に基づいて相対的に管理している。
【0008】図5に振動波(超音波)アクチュエータの
制御回路を示す。
制御回路を示す。
【0009】同図において、14は直流電圧の大小に応
じた周波数のパルスを発生させる発振器、16は発振器
14の出力をクロックとし、そのクロックに応じて出力
φ1〜φ4 のいずれかを順次オン状態にするリングカウ
ンタ、17a〜17dはリングカウンタ16の出力に応
じてオン・オフ動作をするスイッチングトランジスタ、
18a及び18bはスイッチングトランジスタのオン・
オフにより2次側に昇圧された交流波を発生させるセン
タータップ式トランスである。
じた周波数のパルスを発生させる発振器、16は発振器
14の出力をクロックとし、そのクロックに応じて出力
φ1〜φ4 のいずれかを順次オン状態にするリングカウ
ンタ、17a〜17dはリングカウンタ16の出力に応
じてオン・オフ動作をするスイッチングトランジスタ、
18a及び18bはスイッチングトランジスタのオン・
オフにより2次側に昇圧された交流波を発生させるセン
タータップ式トランスである。
【0010】トランジスタ17aと17b、17cと1
7dの出力の位相が180°ずれており、17aと17
c、17bと17dは位相が90°ずれているのでトラ
ンス18aと18bの2次側からは90°位相のずれた
交流波が出力される。
7dの出力の位相が180°ずれており、17aと17
c、17bと17dは位相が90°ずれているのでトラ
ンス18aと18bの2次側からは90°位相のずれた
交流波が出力される。
【0011】なお、この構成からも分かるように、トラ
ンスの2次側の出力は、発振器14の周波数の1/4と
なる。5,8,8´は振動波(超音波)アクチュエータ
であり、適当に昇圧された90°位相のずれた2相の電
圧を印加することにより駆動される。
ンスの2次側の出力は、発振器14の周波数の1/4と
なる。5,8,8´は振動波(超音波)アクチュエータ
であり、適当に昇圧された90°位相のずれた2相の電
圧を印加することにより駆動される。
【0012】図5には振動波(超音波)アクチュエータ
が1つしか描かれていないが、図2に示す実際のプリン
タではキャリッジ駆動用と紙送り用とに合計3個存在す
る。3個のアクチュエータは同図のような回路を3つ使
用するか上記回路の出力をスイッチ等で切り換える等し
て制御される。
が1つしか描かれていないが、図2に示す実際のプリン
タではキャリッジ駆動用と紙送り用とに合計3個存在す
る。3個のアクチュエータは同図のような回路を3つ使
用するか上記回路の出力をスイッチ等で切り換える等し
て制御される。
【0013】20はエンコーダであり、図2に示したリ
ニアエンコーダ6およびロータリーエンコーダ9に相当
する。このエンコーダ20の出力により速度が一定にな
るようにコントローラ15において発振器14に対する
周波数の指令値を制御している。
ニアエンコーダ6およびロータリーエンコーダ9に相当
する。このエンコーダ20の出力により速度が一定にな
るようにコントローラ15において発振器14に対する
周波数の指令値を制御している。
【0014】図6はキャリッジ駆動用の振動波(超音
波)アクチュエータ5に印加する駆動電圧の周波数に対
するキャリッジの移動速度の関係を示したものである。
波)アクチュエータ5に印加する駆動電圧の周波数に対
するキャリッジの移動速度の関係を示したものである。
【0015】図6において、fr は振動波(超音波)ア
クチュエータの共振周波数であり、この時のキャリッジ
の移動速度が最大となる。図を見て分かる通り、駆動周
波数が46kHzから低くなるにつれ、キャリッジの速
度は徐々に増加し、fr を越えると急激に低下する。す
なわち周波数の大小関係とキャリッジの速度の大小関係
がfr を境に逆の関係になっているので周波数により速
度をなめらかに制御する場合には常にfr よりも高い周
波数で制御する必要がある。
クチュエータの共振周波数であり、この時のキャリッジ
の移動速度が最大となる。図を見て分かる通り、駆動周
波数が46kHzから低くなるにつれ、キャリッジの速
度は徐々に増加し、fr を越えると急激に低下する。す
なわち周波数の大小関係とキャリッジの速度の大小関係
がfr を境に逆の関係になっているので周波数により速
度をなめらかに制御する場合には常にfr よりも高い周
波数で制御する必要がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成を有する
従来の装置には次のような問題点があった。
従来の装置には次のような問題点があった。
【0017】図6に示すような特性は、共振周波数が常
に一定でないので温度等の環境変化により横軸方向にシ
フトしてしまい、同じ周波数で駆動しても、速度が常に
同じにならず、時には共振周波数よりも低い周波数にな
ってしまう可能性がある。
に一定でないので温度等の環境変化により横軸方向にシ
フトしてしまい、同じ周波数で駆動しても、速度が常に
同じにならず、時には共振周波数よりも低い周波数にな
ってしまう可能性がある。
【0018】上記のような現象が生じた時にも装置の動
作を常に安定させる為には、駆動時の環境における駆動
周波数に対する速度の特性を事前に把握する必要がある
が、特性を把握する動作を装置の実際の動作とは別に行
わせると時間的なロスとなったり、装置としての動作が
不自然になったりする可能性がある。また、特性を把握
する為に別の回路を設けると回路にかかるコストが高く
なってしまう。
作を常に安定させる為には、駆動時の環境における駆動
周波数に対する速度の特性を事前に把握する必要がある
が、特性を把握する動作を装置の実際の動作とは別に行
わせると時間的なロスとなったり、装置としての動作が
不自然になったりする可能性がある。また、特性を把握
する為に別の回路を設けると回路にかかるコストが高く
なってしまう。
【0019】
【課題を解決するための手段】前述の問題を解決するた
めに、本発明の第1の構成は、周波信号を印加すること
で駆動力を発生する振動波アクチュエータを駆動源とし
て移動体を駆動する振動波アクチュエータの駆動源を有
し、前記移動体の駆動により行われる所定の動作を行う
前に前記移動体を駆動することで行われるイニシャル動
作を行う振動波アクチュエータを駆動源とする装置にお
いて、前記イニシャル動作中における周波信号の周波数
に対する駆動特性を検知する検知手段と、該検知された
駆動特性に基づき前記所定動作を行う際の周波信号の制
御を行う制御手段を設けたことを特徴とする。
めに、本発明の第1の構成は、周波信号を印加すること
で駆動力を発生する振動波アクチュエータを駆動源とし
て移動体を駆動する振動波アクチュエータの駆動源を有
し、前記移動体の駆動により行われる所定の動作を行う
前に前記移動体を駆動することで行われるイニシャル動
作を行う振動波アクチュエータを駆動源とする装置にお
いて、前記イニシャル動作中における周波信号の周波数
に対する駆動特性を検知する検知手段と、該検知された
駆動特性に基づき前記所定動作を行う際の周波信号の制
御を行う制御手段を設けたことを特徴とする。
【0020】前述の問題を解決するために、本発明の第
2の構成は、周波信号を印加することで駆動力を発生す
る振動波アクチュエータを駆動源として移動体を駆動す
る振動波アクチュエータの駆動源を有し、前記移動体の
駆動により行われる所定の動作を行う前に前記移動体を
駆動することで行われる準備動作を行う振動波アクチュ
エータを駆動源とする装置において、前記準備動作中に
おける周波信号の周波数に対する駆動特性を検知する検
知手段と、前記所定の動作を行う際に駆動状態を検知し
ながら周波信号の周波数を調定すると共に、再度の準備
動作を行うに際して前記検知された駆動特性に基づいた
周波数の周波信号で、振動波アクチュエータを駆動する
制御手段を設けたことを特徴とする。
2の構成は、周波信号を印加することで駆動力を発生す
る振動波アクチュエータを駆動源として移動体を駆動す
る振動波アクチュエータの駆動源を有し、前記移動体の
駆動により行われる所定の動作を行う前に前記移動体を
駆動することで行われる準備動作を行う振動波アクチュ
エータを駆動源とする装置において、前記準備動作中に
おける周波信号の周波数に対する駆動特性を検知する検
知手段と、前記所定の動作を行う際に駆動状態を検知し
ながら周波信号の周波数を調定すると共に、再度の準備
動作を行うに際して前記検知された駆動特性に基づいた
周波数の周波信号で、振動波アクチュエータを駆動する
制御手段を設けたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に図1乃至図8を参照しつつ
本発明をプリンタ装置に適用した実施の形態について説
明する。なお、本実施の形態によるプリンタ装置の表面
的な構成は従来装置と同じであるので説明を省略し、以
下には本実施の形態のプリンタ装置における振動波(超
音波)アクチュエータ制御手段の機能及び制御動作につ
いて説明する。
本発明をプリンタ装置に適用した実施の形態について説
明する。なお、本実施の形態によるプリンタ装置の表面
的な構成は従来装置と同じであるので説明を省略し、以
下には本実施の形態のプリンタ装置における振動波(超
音波)アクチュエータ制御手段の機能及び制御動作につ
いて説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態のプリンタ装置に装備された振動波(超音
波)アクチュエータの制御手段(図5に示した制御装置
と表面的には同じであるがコントローラ15が本実施の
形態では異っている)の中のコントローラ(図5に示し
たコントローラ15に該当するもの)の機能と動作とを
示したフローチャートである。
の実施の形態のプリンタ装置に装備された振動波(超音
波)アクチュエータの制御手段(図5に示した制御装置
と表面的には同じであるがコントローラ15が本実施の
形態では異っている)の中のコントローラ(図5に示し
たコントローラ15に該当するもの)の機能と動作とを
示したフローチャートである。
【0023】以下には図1を参照しつつ、本実施の形態
のプリンタ装置の機能について説明する。
のプリンタ装置の機能について説明する。
【0024】まず、図1のstep1において、キャリッジ
用振動波(超音波)アクチュエータ5に印加する周波数
を図6に示すfh に設定する。ここで、fh はプリンタ
を使用する環境下において、いかなる環境の変化に対し
ても、駆動に使用する振動モードではこれ以上の周波数
ではキャリッジが駆動しない事を満足する周波数のう
ち、なるべく共振周波数に近い値を選択する。
用振動波(超音波)アクチュエータ5に印加する周波数
を図6に示すfh に設定する。ここで、fh はプリンタ
を使用する環境下において、いかなる環境の変化に対し
ても、駆動に使用する振動モードではこれ以上の周波数
ではキャリッジが駆動しない事を満足する周波数のう
ち、なるべく共振周波数に近い値を選択する。
【0025】step2では現在の周波数におけるキャリッ
ジ19の速度を検出し、その値が所望の値になっている
かどうかを調べ、所望の値よりも小さい場合にはstep3
に進み、周波数をある値減じ、再びstep2に進む。キャ
リッジの速度検出値が所望の値よりも大きくなったらst
ep4に進む。なお、ここで所望の速度とは実際に印字動
作を行う際のキャリッジの目標駆動速度である。
ジ19の速度を検出し、その値が所望の値になっている
かどうかを調べ、所望の値よりも小さい場合にはstep3
に進み、周波数をある値減じ、再びstep2に進む。キャ
リッジの速度検出値が所望の値よりも大きくなったらst
ep4に進む。なお、ここで所望の速度とは実際に印字動
作を行う際のキャリッジの目標駆動速度である。
【0026】step4では動いているキャリッジ19がホ
ームポジションに到達しているかどうかを調べている。
キャリッジ19がホームポジションに到達するまではst
ep4をくり返し、到達したらstep5に進んで、現在の周
波数を記憶し、キャリッジを停止させる。以上のstep1
〜step5の動作は見かけ上はキャリッジがホームポジシ
ョンへ移動する動作のみであり、fh の値とstep3で下
げる周波数の量を適切に決めることにより、step1〜5
の時間的なロスもほとんどなくすことができる。ただ
し、この場合step2〜3の間にキャリッジがホームポジ
ションを通り過ぎてしまわないように、駆動前のキャリ
ッジの位置をホームポジションからある程度離しておく
必要がある。
ームポジションに到達しているかどうかを調べている。
キャリッジ19がホームポジションに到達するまではst
ep4をくり返し、到達したらstep5に進んで、現在の周
波数を記憶し、キャリッジを停止させる。以上のstep1
〜step5の動作は見かけ上はキャリッジがホームポジシ
ョンへ移動する動作のみであり、fh の値とstep3で下
げる周波数の量を適切に決めることにより、step1〜5
の時間的なロスもほとんどなくすことができる。ただ
し、この場合step2〜3の間にキャリッジがホームポジ
ションを通り過ぎてしまわないように、駆動前のキャリ
ッジの位置をホームポジションからある程度離しておく
必要がある。
【0027】step6では紙送り用のアクチュエータ8及
び8´をある周波数で駆動する。ここである周波数と
は、図示はしてないがキャリッジの場合のfh (図6)
に相当するような、いかなる環境下においても、これ以
上の周波数では速度がゼロになるような周波数のうち、
なるべく共振周波数に近い周波数である。
び8´をある周波数で駆動する。ここである周波数と
は、図示はしてないがキャリッジの場合のfh (図6)
に相当するような、いかなる環境下においても、これ以
上の周波数では速度がゼロになるような周波数のうち、
なるべく共振周波数に近い周波数である。
【0028】step7では現在の周波数における紙の搬送
速度と所望の速度の大小を調べ、紙の搬送速度が所望の
速度よりも遅い場合にはstep8に進み、周波数をある量
下げて再びstep7に進む。ここで所望の速度とは、紙の
印字動作時の目標速度である。
速度と所望の速度の大小を調べ、紙の搬送速度が所望の
速度よりも遅い場合にはstep8に進み、周波数をある量
下げて再びstep7に進む。ここで所望の速度とは、紙の
印字動作時の目標速度である。
【0029】step7で紙の搬送速度が所望の速度よりも
大きくなったらstep8に進み、紙の現在の位置が印字開
始位置に到達しているかどうか調べる。紙の位置が印字
開始位置に到達するまでstep9を繰り返し、到達したら
step10へ進む。
大きくなったらstep8に進み、紙の現在の位置が印字開
始位置に到達しているかどうか調べる。紙の位置が印字
開始位置に到達するまでstep9を繰り返し、到達したら
step10へ進む。
【0030】step10では周波数を記憶した後に、紙送
り用のアクチュエータ8及び8´の駆動を停止する。そ
して、step11に進み印字動作を行なう。印字動作の際
はstep5,10で記憶した周波数でアクチュエータ5を
起動する。
り用のアクチュエータ8及び8´の駆動を停止する。そ
して、step11に進み印字動作を行なう。印字動作の際
はstep5,10で記憶した周波数でアクチュエータ5を
起動する。
【0031】上記step6〜10は見かけ上、紙が印字開
始位置まで移動する動作のみであり、step6で設定する
周波数の値とstep8で、変化させる周波数の量を適切に
することにより、時間的なロスも少なくなる。
始位置まで移動する動作のみであり、step6で設定する
周波数の値とstep8で、変化させる周波数の量を適切に
することにより、時間的なロスも少なくなる。
【0032】以上、図1に示したキャリッジ用アクチュ
エータ5と紙送り用アクチュエータ8及び8´の特性検
出動作は、見かけ上、キャリッジがホームポジションに
移動する動作と、紙が印字開始位置に移動する動作に他
ならなく、プリンタとして通常行なっているイニシャル
動作である。
エータ5と紙送り用アクチュエータ8及び8´の特性検
出動作は、見かけ上、キャリッジがホームポジションに
移動する動作と、紙が印字開始位置に移動する動作に他
ならなく、プリンタとして通常行なっているイニシャル
動作である。
【0033】(第2の実施の形態)次に、図7及び図8
を参照して本発明の第2の実施の形態のプリンタ装置に
設けられた振動波(超音波)アクチュエータ制御手段の
機能について説明する。
を参照して本発明の第2の実施の形態のプリンタ装置に
設けられた振動波(超音波)アクチュエータ制御手段の
機能について説明する。
【0034】本実施の形態では図のようにキャリッジが
移動する範囲において2つのホームポジション(HP
1,HP2)を設けた。また図中のSは印字する行にお
ける行頭であり、Eは行末である。
移動する範囲において2つのホームポジション(HP
1,HP2)を設けた。また図中のSは印字する行にお
ける行頭であり、Eは行末である。
【0035】印字を行なう際にキャリッジの速度は一定
でなければならないので、図8においてキャリッジがS
に来るまでに速度の立ち上がりを完了させる必要があ
る。
でなければならないので、図8においてキャリッジがS
に来るまでに速度の立ち上がりを完了させる必要があ
る。
【0036】また、ここではキャリッジ駆動用アクチュ
エータ5に最適な周波数を印加して起動した場合、キャ
リッジはHP2からSの間で速度の立ち上がりが完了
し、この距離が本装置における最短立ち上がり距離とな
る。本実施の形態では最短立ち上がり距離を実現する周
波数を、印字を5行行なうごとに検知している。以下、
図7を用いて動作の詳細な説明を行なう。
エータ5に最適な周波数を印加して起動した場合、キャ
リッジはHP2からSの間で速度の立ち上がりが完了
し、この距離が本装置における最短立ち上がり距離とな
る。本実施の形態では最短立ち上がり距離を実現する周
波数を、印字を5行行なうごとに検知している。以下、
図7を用いて動作の詳細な説明を行なう。
【0037】step1においては、本発明の第1の実施の
形態で説明した様な、プリンタとしての準備動作を行な
う。そして、step2に進み、キャリッジを図8における
HP1に移動させる。その後step3に進み、キャリッジ
の駆動周波数を図6におけるfh とする。この時、キャ
リッジの進行方向が図8中の印字方向となるようにす
る。次にstep4で現在の周波数における速度を検出し、
その速度が目標速度よりも大きいかどうか調べる。速度
が小さい時はstep5に進み、周波数をある量下げて再び
step4に進む。step4で速度が目標値に達したら、step
6で現在の周波数を記憶し、これをfm とする。
形態で説明した様な、プリンタとしての準備動作を行な
う。そして、step2に進み、キャリッジを図8における
HP1に移動させる。その後step3に進み、キャリッジ
の駆動周波数を図6におけるfh とする。この時、キャ
リッジの進行方向が図8中の印字方向となるようにす
る。次にstep4で現在の周波数における速度を検出し、
その速度が目標速度よりも大きいかどうか調べる。速度
が小さい時はstep5に進み、周波数をある量下げて再び
step4に進む。step4で速度が目標値に達したら、step
6で現在の周波数を記憶し、これをfm とする。
【0038】次に、step7で行カウント用のカウンタC
の値をゼロにする。
の値をゼロにする。
【0039】step8ではキャリッジが行頭Sに到達して
いるかどうか調べ、到達していればstep9で印字を行な
う。なお、印字の際はキャリッジの速度が常に一定とな
るように、キャリッジ用エンコーダ9から得られる速度
に応じて、駆動周波数を大小させる。
いるかどうか調べ、到達していればstep9で印字を行な
う。なお、印字の際はキャリッジの速度が常に一定とな
るように、キャリッジ用エンコーダ9から得られる速度
に応じて、駆動周波数を大小させる。
【0040】そして、step10でキャリッジが行末に到
達したらキャリッジの駆動を止めstep11で行カウント
用のカウンタCをインクリメントする。
達したらキャリッジの駆動を止めstep11で行カウント
用のカウンタCをインクリメントする。
【0041】次に、step12で紙を1行分送り、step1
7で印字が完了したかどうか調べ、完了していなければ
step13へ進む。
7で印字が完了したかどうか調べ、完了していなければ
step13へ進む。
【0042】本実施の形態では、前述したように印字を
5行行なうごとにキャリッジ用アクチュエータ5の特性
を検知するので、step13において、行カウント用のカ
ウンタCが5になったら、キャリッジをHP1に移動さ
せて前述したような検知動作を行なう。
5行行なうごとにキャリッジ用アクチュエータ5の特性
を検知するので、step13において、行カウント用のカ
ウンタCが5になったら、キャリッジをHP1に移動さ
せて前述したような検知動作を行なう。
【0043】カウンタCの値が5でない場合は、step1
4でそれ以前に検知した周波数fmにし、step15でキ
ャリッジをHP2に移動させ、step16から先は前述の
印字動作に移ることによりキャリッジの速度の立ち上が
り距離がHP2からSの間の短い距離で実現でき、印字
をスムーズに行なえる。
4でそれ以前に検知した周波数fmにし、step15でキ
ャリッジをHP2に移動させ、step16から先は前述の
印字動作に移ることによりキャリッジの速度の立ち上が
り距離がHP2からSの間の短い距離で実現でき、印字
をスムーズに行なえる。
【0044】本実施の形態で特性検知の場合にキャリッ
ジをHP1から起動しているのは、検知する際は駆動周
波数をfh から順次下げてゆくので速度が立ち上がるま
での距離が余計に必要となるためである。
ジをHP1から起動しているのは、検知する際は駆動周
波数をfh から順次下げてゆくので速度が立ち上がるま
での距離が余計に必要となるためである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装置で
は、温度等の環境が変化したことによって振動波(超音
波)アクチュエータの共振周波数が変化しても該アクチ
ュエータに安定な動作をさせるように、あらかじめ該ア
クチュエータの特性を検出する動作を装置のイニシャル
動作中に行なうことにより、検出にかかる時間的なロス
をなくし、かつ、検出の為に特別な回路を用いることも
ないので、コストも高くならない。
は、温度等の環境が変化したことによって振動波(超音
波)アクチュエータの共振周波数が変化しても該アクチ
ュエータに安定な動作をさせるように、あらかじめ該ア
クチュエータの特性を検出する動作を装置のイニシャル
動作中に行なうことにより、検出にかかる時間的なロス
をなくし、かつ、検出の為に特別な回路を用いることも
ないので、コストも高くならない。
【図1】本発明の第1の実施の形態のプリンタ装置の制
御手段の機能を示した図。
御手段の機能を示した図。
【図2】振動波(超音波)アクチュエータを用いたプリ
ンタを示す斜視図。
ンタを示す斜視図。
【図3】振動波(超音波)アクチュエータの斜視図。
【図4】紙送りの原理を示す説明図。
【図5】該アクチュエータの制御回路を示すブロック
図。
図。
【図6】キャリッジ駆動用の振動波(超音波)アクチュ
エータの特性図。
エータの特性図。
【図7】本発明の他の実施の形態のプリンタ装置の制御
手段の機能を示した図。
手段の機能を示した図。
【図8】本発明の他の実施の形態でのキャリッジの位置
を説明するための図。
を説明するための図。
1…リニアモータスライダ 2…ホームポジシ
ョンセンサ 3…支持板 4…印字ヘッド 5…キャリッジ駆動用振動波(超音波)アクチュエータ 6…リニアエンコーダ 7…リニアガイド 8…紙送り用超音波振動子 19…キャリッジ 10…紙ガイド 11…紙 12…弾性体 13…圧電素子 14…電圧制御発振器 15…コントロー
ラ 16…リングカウンタ 17a〜17d…スイッチングトランジスタ 18a,18b…センタータップ式トランス 9…ロータリーエンコーダ 20…エンコー
ダ 9a…ローラ
ョンセンサ 3…支持板 4…印字ヘッド 5…キャリッジ駆動用振動波(超音波)アクチュエータ 6…リニアエンコーダ 7…リニアガイド 8…紙送り用超音波振動子 19…キャリッジ 10…紙ガイド 11…紙 12…弾性体 13…圧電素子 14…電圧制御発振器 15…コントロー
ラ 16…リングカウンタ 17a〜17d…スイッチングトランジスタ 18a,18b…センタータップ式トランス 9…ロータリーエンコーダ 20…エンコー
ダ 9a…ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 周波信号を印加することで駆動力を発生
する振動波アクチュエータを駆動源として移動体を駆動
する振動波アクチュエータの駆動源を有し、前記移動体
の駆動により行われる所定の動作を行う前に前記移動体
を駆動することで行われるイニシャル動作を行う振動波
アクチュエータを駆動源とする装置において、 前記イニシャル動作中における周波信号の周波数に対す
る駆動特性を検知する検知手段と、該検知された駆動特
性に基づき前記所定動作を行う際の周波信号の制御を行
う制御手段を設けたことを特徴とする振動波アクチュエ
ータを駆動源とする装置。 - 【請求項2】 前記検知手段は、周波信号の周波数と駆
動速度の関係を検知すると共に、前記制御手段は検知さ
れた速度と周波数の関係に応じて周波数を設定し、該設
定された周波数に応じて周波信号の周波数を制御するこ
とを特徴とする請求項1に記載の振動波アクチュエータ
を駆動源とする装置。 - 【請求項3】 周波信号を印加することで駆動力を発生
する振動波アクチュエータを駆動源として移動体を駆動
する振動波アクチュエータの駆動源を有し、前記移動体
の駆動により行われる所定の動作を行う前に前記移動体
を駆動することで行われる準備動作を行う振動波アクチ
ュエータを駆動源とする装置において、 前記準備動作中における周波信号の周波数に対する駆動
特性を検知する検知手段と、前記所定の動作を行う際に
駆動状態を検知しながら周波信号の周波数を調定すると
共に、再度の準備動作を行うに際して前記検知された駆
動特性に基づいた周波数の周波信号で、振動波アクチュ
エータを駆動する制御手段を設けたことを特徴とする振
動波アクチュエータを駆動源とする装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166592A JP2000004591A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 振動波アクチュエ―タを駆動源とする装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11166592A JP2000004591A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 振動波アクチュエ―タを駆動源とする装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16794392A Division JP3162486B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | プリンタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000004591A true JP2000004591A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15834150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11166592A Pending JP2000004591A (ja) | 1999-06-14 | 1999-06-14 | 振動波アクチュエ―タを駆動源とする装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000004591A (ja) |
-
1999
- 1999-06-14 JP JP11166592A patent/JP2000004591A/ja active Pending
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