JP2000003518A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2000003518A
JP2000003518A JP10487999A JP10487999A JP2000003518A JP 2000003518 A JP2000003518 A JP 2000003518A JP 10487999 A JP10487999 A JP 10487999A JP 10487999 A JP10487999 A JP 10487999A JP 2000003518 A JP2000003518 A JP 2000003518A
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浩行 峯邑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光情報記録媒体に情報を記録したときにその記
録した情報が正しく再生できるか確認するいわゆるve
rify制御を効率よく行う情報記録再生装置を提供す
る。 【解決手段】記録領域が複数のゾーンからなり、各ゾー
ン毎でトラック1周あたりのセクタ数が異なる光情報記
録媒体に対して複数のセクタ分の情報を1記録単位とし
て情報を記録する情報記録再生装置において、1記録単
位毎にverify制御を行うのではなく、トラック1
周あたりのセクタ数およびトラック1周分戻るために必
要なセクタ数を考慮して、各ゾーン毎にverify制
御を行う記録単位数を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピット等により円
盤状の媒体上に情報を記録した光情報記録媒体から記録
情報を読み出して再生する光情報記録媒体の再生装置、
又は、さらに情報を記録することの可能な記録再生装置
(以下、単に、光情報記録媒体の記録再生装置と言う)
に関し、特に、記録領域が複数のゾーンからなり、各ゾ
ーン毎でトラック1周あたりのセクタ数が異なる光情報
記録媒体に対して複数のセクタ分の情報を1記録単位と
して情報を記録する情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、円盤状の光学記録媒体上に相変化
等を利用してピットを形成することによりに情報を記録
した光情報記録媒体から、その記録情報を光学的に読み
出して再生する光情報記録媒体の記録再生装置は、種々
の方式のものが知られており、かつ、既に実用されてい
る。また、特に近年、その情報記録密度を高めて、大量
の情報を記録できる光学記録媒体として、例えば、DV
D(ディジタルバーサタイルディスク)と呼ばれるもの
が提案されて注目を集めており、その記録情報を読み出
して再生する再生装置も、その一部は、既に市販されて
いる。
【0003】ところで、かかるDVD等を含む高密度記
録媒体では、その円盤状の媒体上の情報記録密度を高め
るため、光学的再生手段として、従来よりもより波長の
短いレーザ光を使用すると共に、さらに、トラックピッ
チの密度を向上するため、媒体の記録面上にランド領域
とグルーブ領域と呼ばれる凹凸部を形成し、これらの領
域に情報を記録することが行われている。なお、これら
ランド領域とグルーブ領域は、光学的再生手段である光
ピックアップによるトラッキング動作に追従して一周毎
に交互に現われる。また、かかる高密度記録媒体として
も、記録した情報の再生のみが可能な記録媒体や、一回
の記録が可能な記録媒体、さらには、複数回の記録が可
能な記録媒体等、各種の記録媒体が提案されている。な
お、これら各種の記録媒体では、特に、その反射率等に
おいて、その特性が異なっている。
【0004】一方、かかるランド領域とグルーブ領域と
呼ばれる凹凸部を形成した高密度記録媒体から、その記
録情報を再生するための光情報記録媒体の記録再生装置
においては、従来、その光学的再生手段のフォーカス位
置の制御には、そのランド領域とグルーブ領域との間に
形成された領域、いわゆる、ピットアドレス領域と呼ば
れる領域に予め記録されたアドレス信号に同期しなが
ら、一周毎に、上記ランド領域用のフォーカス位置とグ
ルーブ領域用のフォーカス位置とに交互に切り換えて制
御することが行われていた。
【0005】また、従来より、光情報記録媒体に情報を
記録したときにその記録した情報が正しく再生できるか
確認するいわゆるverify制御を行うことで情報記
録の信頼性を高めることが行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な高密度記録媒体では、高密度で記録された情報を正
確に再生するためには、その光学的再生手段である光学
ピックアップ、特に、そのフォーカスレンズのフォーカ
ス位置をより精密に制御することが必要となる。通常、
光情報記録媒体の記録再生装置では、その出荷時におい
ては、そのフォーカス位置を予め求められた最適な位置
に制御されるように調整されているが、しかしながら、
例えばその記録媒体の種類や状態、さらには、温度等を
含めた装置の使用環境等に適合し、そのフォーカス位置
を最適な位置に制御することが重要であり、そのために
は、装置により実際に再生した記録情報等に基づいてそ
のフォーカス位置を最適な位置に修正することが、例え
ば、学習制御等を採用した制御等を採用することにより
行われている。
【0007】しかしながら、上記のように、学習制御等
のフォーカス位置制御により光学ピックアップを情報再
生のためのフォーカス位置のみに着目し、これをより最
適な位置になるように制御した場合には、しかしなが
ら、前記ランド領域とグルーブ領域との間に形成された
ピットアドレス領域に記録されたアドレス情報の再生に
おいて問題が発生することとなる。
【0008】すなわち、上述のように、光学ピックアッ
プのフォーカス位置は、上記ピットアドレス領域のアド
レス信号に同期しながら、ランド領域用のフォーカス位
置とグルーブ領域用のフォーカス位置とに交互に切り換
えて制御することが行われている。しかしながら、上記
光学ピックアップのフォーカス位置を、上記ランド領域
あるいはグルーブ領域の記録情報の再生にのみ最適な位
置に制御された場合には、このピットアドレス領域のア
ドレス情報を正確に読み取ることが出来なくなる場合が
生じる。
【0009】しかしながら、このようにピットアドレス
領域のアドレス信号を正確に読み取ることが出来なくな
る場合には、かかる装置では、情報の再生あるいは記録
を含めた各種の動作を、このピットアドレス領域のアド
レス情報に基づいて行っていることから、上記光学ピッ
クアップのトラッキング制御を含む記録再生装置全体の
動作を保証することが出来なくなり、そのため、記録再
生装置としての機能を果たせなくなってしまうこととな
る。
【0010】また、verify制御の考え方自体は従
来より知られているが、記録領域が複数のゾーンからな
り、各ゾーン毎でセクタ数の異なる光情報記録媒体に対
するverify制御については何も触れられていな
い。
【0011】そこで、本発明は、上述の従来技術に鑑み
ると共に、上述した本発明者等の認識に基づいて、特
に、ランド領域とグルーブ領域を形成して情報を高密度
に記録した光情報記録媒体に対し、記録情報を読み出し
て再生し、あるいは、情報を記録し、その際、その光学
的再生手段である光学ピックアップのフォーカス位置を
最適に制御することが可能であると共に、常に、上記ラ
ンド領域とグルーブ領域との間のピットアドレス領域の
アドレス情報をも確実に取り込むことを可能とし、もっ
て、種々の条件下においても良好な再生、あるいは、記
録動作が可能な光情報記録媒体の記録再生装置とそのフ
ォーカス制御方法を提案することを目的とするものであ
る。
【0012】また、本発明は、記録領域が複数のゾーン
からなり、各ゾーン毎でセクタ数の異なる光情報記録媒
体に対して好適なverify制御を行う情報記録再生
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の各種問題点を解決
手段の1つとして本発明により提供されるのは、記録領
域が複数のゾーンからなり、各ゾーン毎でトラック1周
あたりのセクタ数が異なる光情報記録媒体に対して複数
のセクタ分の情報を1記録単位として情報を記録する情
報記録再生装置において、1記録単位毎にverify
制御を行うのではなく、トラック1周あたりのセクタ数
およびトラック1周分戻るために必要なセクタ数に基づ
いて各ゾーン毎にverify制御を行う記録単位数を
変化するように構成することを特徴とする情報記録再生
装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながら説明する。まず、添付の
図2には、本発明の実施の形態になる光情報記録媒体の
記録再生装置によりその記録情報を再生する高密度記録
媒体である、例えば、DVD−RAM等の光情報記録媒
体100が示されている。かかる光情報記録媒体の中で
も、特に、DVD−RAMと呼ばれる記録可能な媒体で
は、その透明な基盤内の記録層に、例えば、レーザ光の
照射による相変化を利用していわゆるピットを形成する
ことにより情報の書込みが可能であり、また、その後、
この書き込まれたピットにより記録した情報を再生す
る。あるいは、DVD−ROMと呼ばれる読み出し専用
の光情報記録媒体では、既に情報が書き込まれた記録面
にレーザ光を照射し、その反射光によってその記録され
た情報を再生するものである。
【0015】なお、この図2に示した光情報記録媒体1
00としては、その一例として、上記DVD−RAMと
呼ばれる記録可能な媒体であり、図にも示すように、そ
の中央部に所定の制御情報等を記録したROM部110
と、その周辺のRAM部120とに分けられている。そ
して、上記のような高密度記録媒体では、特に、そのR
AM部120において、その情報記録部分として、円盤
上に情報を連続的に記録するための螺旋状のトラックT
が形成されていると同時に、このトラックは、その記録
密度を高くするため、いわゆる、ランド領域とグルーブ
領域と呼ばれる凹凸の領域に分けて形成されて情報の記
録及び読み出しを可能にしている。
【0016】図3には、かかる情報記録部のランド領域
とグルーブ領域の断面が示されている。この図におい
て、ランド領域は符号Lで、一方、グルーブ領域はGで
示されており、そして、これらランド領域Lとグルーブ
領域Gは、円盤状の記録媒体100の半径方向に交互に
形成されており、かつ、これらランド領域Lとグルーブ
領域Gには、それぞれ、図中に破線で示すように、いわ
ゆるピットが形成されて情報が記録されることとなる。
【0017】さらに、図4には、かかる高密度記録媒体
における上記ランド領域Lとグルーブ領域Gの形成フォ
ーマットが示されており、この図中では、ランド領域L
は斜線部で示されており、他方、グルーブ領域Gはこれ
ら斜線部の間に形成されている。そして、これらランド
領域Lとグルーブ領域Gは、円盤状の記録媒体100の
一周を単位に、ランド領域Lとグルーブ領域Gとの間で
交互に変わりながら形成されている。なお、この図で
は、一点鎖線の部分を境にしてランド領域Lとグルーブ
領域Gとが切り換えられる。また、これらランド領域L
とグルーブ領域Gとは、円盤上のトラックTの一周を単
位に、17個〜40個のセクタと呼ばれる単位に形成さ
れており、各セクタの間は、ピットアドレス領域PAと
呼ばれる領域により区画されている。なお、ディスク内
のRAM部120は、内周から外周に向かってゾーンに
区切られており。各ゾーン内では、同一のセクタ数で構
成され、外周のゾーンに行くに従ってトラック一周毎の
セクタ数は増加する。
【0018】図5には、これらランド領域Lとグルーブ
領域Gとの間に形成されているピットアドレス領域が示
されている。まず、図5(A)には、ランド領域Lから
グルーブ領域Gへ移行する部分(上記図4の一点鎖線の
部分のピットアドレス領域)が示されており、記録信号
を検出するためのレーザ光は、図に一点鎖線の矢印で示
す様に、例えばランド領域Lからこのピットアドレス領
域PAを通ってグルーブ領域Gへ移行することとなる。
【0019】一方、図5(B)には、ランド領域Lから
ランド領域Lへ移行する部分が示されており、ここで
も、記録信号を検出するためのレーザ光は、図に一点鎖
線の矢印で示す様に、例えばランド領域Lからこのピッ
トアドレス領域PAを通って次のランド領域Lへ移行す
ることとなる。なお、グルーブ領域Gから次のグルーブ
領域Gへの移行の際にも、上記と同様に、やはり、ピッ
トアドレス領域PAを通過することは言うまでもない。
【0020】このように、記録情報を高密度で記録する
記録媒体100では、その記録情報を高さの異なるラン
ド領域Lとグルーブ領域Gに交互に記録されており、そ
のため、かかる記録媒体から記録情報を確実に再生する
ためには、これら高さの異なるランド領域Lとグルーブ
領域Gのそれぞれに対して、レーザ光の反射を利用して
記録情報を再生する光学的再生手段である光ピックアッ
プ、特に、再生用のレーザ光を記録媒体表面に収束して
照射するための光学レンズ(フォーカスレンズ)のフォ
ーカス位置を最適に制御することが必要となる。
【0021】また、同時に、上記ピットアドレス領域P
Aには、図からも明らかなように、上記記録媒体100
上のアドレス番号が、複数のピット列P、P…により、
その両側に記録されている。そのため、かかる記録媒体
100から記録情報を再生するためには、このピットア
ドレス領域PAにおけるこれらの複数のピットP、P…
をも正確に検出することが必要となる。
【0022】そこで、本発明では、かかる高密度記録媒
体100からの記録情報の再生において、上記光学的再
生手段における光学レンズのフォーカス位置を最適に制
御するために、いわゆる、学習制御を採用して最適位置
制御を行うと共に、かつ、上記ピットアドレス領域PA
におけるアドレス番号を記録するピットP、P…をも確
実に検出することを可能にする光情報記録媒体の記録再
生装置を提供するものである。
【0023】まず、本発明の一実施の形態になる光情報
記録媒体の記録再生装置の全体構成が、添付の図6に示
されている。なお、この図において、符号100は、上
記と同様に、高密度記録媒体を示しており、符号200
は、その内部に、所望の波長のレーザ光を発生する発光
素子である半導体レーザ210、発光されたレーザ光を
平行光にする集光用光学レンズ220、入射光の一部を
通過するすると共に他の一部を反射するハーフミラー2
30、光の方向を変えるためのミラー240、上記高密
度記録媒体100の記録表面にレーザ光を所定のビーム
径に収束して照射するためのフォーカスレンズ250、
上記ハーフミラー230からの反射光を受光して検出す
る受光素子260等を備えた光学的再生手段である光ピ
ックアップを示している。
【0024】また、上記の図6において、符号300
は、上記光学的再生手段の受光素子260により検出し
て反射光を電気信号に変換して所定の処理を行うための
信号処理部であり、この信号処理部300は、光情報記
録媒体再生装置の全体の制御を行うために設けられたマ
イクロコンピュータ400に接続されており、これによ
り、以下に詳細に述べるフォーカス制御方法を含めて、
種々の制御を行う。すなわち、このマイクロコンピュー
タ400は、さらに、レーザ駆動回路500、送り制御
回路600、スピンドル制御回路700、二次元アクチ
ュエータ制御回路800に接続されている。
【0025】すなわち、上記の構成により、マイクロコ
ンピュータ400は、上記光学的再生手段である光ピッ
クアップ200の発光素子である、半導体レーザ210
へ供給する電流を制御してその発光強度を制御し、ま
た、送り制御用のモータ650の回転を制御することに
より、上記光学的再生手段200の高密度記録媒体10
0の半径方向での位置を制御する。図の符号660は、
上記送り制御用のモータ650の回転により光ピックア
ップ200を半径方向に移動するためのギアである。
【0026】また、マイクロコンピュータ400は、ス
ピンドルを回転駆動するモータ750の回転を制御する
ことにより、かかる高密度光情報記録媒体では広く採用
されている線速度一定の制御であるCLV(コンスタン
ト・ライナー・ヴェロシティー)あるいはZCLV(ゾ
ーンド・コンスタント・ライナー・ヴェロシティー)等
を実現する。特に、後者のZCLVでは、各ゾーン内で
は、回転数(角速度)を一定に制御して、ゾーン毎に回
転数を変える。さらに、このマイクロコンピュータ40
0は、二次元アクチュエータ制御回路800により、上
記光学ピックアップ200のフォーカスレンズ250の
フォーカス位置制御を、例えば、その作動手段として電
磁コイル850等を利用して、電磁的な作用により実現
している。なお、ここで、この二次元アクチュエータ制
御回路800により実現されるフォーカスの二次元の位
置制御とは、フォーカスレンズ250の上記高密度記録
媒体100の記録面に対して直角方向の位置制御に加
え、さらに、それに直角な半径方向の微小な位置調整に
よりトラックに追従するためのトラッキング位置制御と
が含まれる。
【0027】次に、添付の図1には、上記本発明の一実
施の形態になる光情報記録媒体の記録再生装置における
光学的再生手段である光ピックアップ200における、
受光素子260と、その検出信号を処理する信号処理部
300やその周辺部を含む詳細な構成が示されている。
【0028】図からも明らかなように、この受光素子2
60は、4個の検出部A、B、C、Dに分割されてお
り、上記高密度記録媒体100の記録面で反射されてこ
の受光素子260に入射した反射光は、これら分割され
た各検出部によりそれぞれ電気信号に変換されて出力さ
れる。なお、これら分割された各検出部A、B、C、D
からの出力は、加算回路301〜304に入力され、そ
れぞれ、(A+C)、(B+D)、(A+D)、(B+
C)の加算が行われる。さらに、上記加算回路301と
302からの出力は、加算回路305に入力されててお
り、これにより、上記各検出部A、B、C、Dからの出
力の全てを加算した(A+B+C+D)の和信号が出力
される。
【0029】また、上記加算回路301と302からの
出力は、同時に、引き算回路306へも入力され、これ
により、その出力には、((A+C)−(B+D))で
表されるトラッキングのための信号である、トラッキン
グエラー信号TEが出力される。なお、このトラッキン
グエラー信号TEは、その後、高周波通過フィルター
(HPF)307を通過することにより、ID信号が得
られる。すなわち、このID信号は、上記図6に示した
ピットアドレス領域PAに生成されたアドレス番号ピッ
トP、P…を、例えば図7(A)に示すような信号波形
として読み取ることにより得られるものである。なお、
この読み取られたID信号は上記マイクロコンピュータ
400に取り込まれ、上記高密度記録媒体100の記録
面のトラック上の各セクタのアドレス番号として認識さ
れる。
【0030】一方、このトラッキングエラー信号TE
は、同時に、低周波通過フィルター(LPF)308を
通過した後、加算器309によりD/A変換器310か
らのオフセット値を加算される。グルーブ領域における
トラッキング制御のために、まず、トラッキングエラー
信号TEは反転回路312によりその極性を反転し、さ
らに、スイッチ素子315を介して上記二次元アクチュ
エータ制御回路800へ出力されている。他方、ランド
領域におけるトラッキング制御のために、その後、スイ
ッチ素子318を介して上記二次元アクチュエータ制御
回路800へ出力されている。但し、その一方のスイッ
チ素子、すなわち、ランド(L)領域のトラッキング制
御信号を通過するスイッチ素子318には、上記L/G
切り換え信号が反転回路319を介して入力されてい
る。すなわち、これにより、トラッキング信号TEを基
に、交互に、ランド(L)領域のトラッキング制御信号
とグルーブ(G)領域のトラッキング制御信号とを上記
二次元アクチュエータ制御回路800へ出力する。この
出力は、トラッキングの制御を行うためのTR信号とな
り、上記図6の送り制御回路600によって光学的再生
手段200の半径方向の位置を制御することとなる。な
お、D/A変換器310には、上記マイクロコンピュー
タ400から、そのA/D変換部を介して、オフセット
値が与えられている。なお、ここでは、本発明との関係
が薄いことから、その詳細な説明は省略する。
【0031】一方、上記の加算回路303、304から
出力された信号(A+D)と(B+C)は、引き算回路
311に入力され、これにより、((A+D)−(B+
C))で表されるフォーカスエラー信号FEが得られ
る。なお、このフォーカスエラー信号FEは、上記のラ
ンド領域におけるフォーカス制御信号と、グルーブ領域
におけるフォーカス制御信号とに分けられて処理され、
その後、二次元アクチュエータ制御回路800を介して
上記光学的再生手段200のフォーカスレンズ250の
フォーカス位置(高密度記録媒体100の記録表面に垂
直な方向)を制御する。
【0032】すなわち、この引き算回路311からの出
力であるフォーカスエラー信号FE((A+D)−(B
+C))は、加算器314でフォーカスオフセットを印
加されて、二次元アクチュエータ制御回路800へ出力
されている。D/A313とD/A316でのグルー
ブ、ランドのオフセット設定がアナログスイッチSW3
17を通じて加算器314に印加される。
【0033】なお、これらD/A変換器313、316
には、上記グルーブ領域とランド領域におけるフォーカ
ス制御のためのオフセット値が、それぞれ、マイクロコ
ンピュータ400から与えられる。また、上記のスイッ
チ素子317の制御入力には、やはり、マイクロコンピ
ュータ400から出力される切り換え制御信号、すなわ
ち、ランド(L)領域/グルーブ(G)領域の切り換え
信号が入力されている。
【0034】また、上記D/A変換器313、316を
介してフォーカスエラー信号FEに加算されるオフセッ
ト値は、本発明においては、光学レンズのフォーカス位
置を最適位置に制御するために採用された学習制御にお
いて学習される変数となっており、なお、この光情報記
録媒体の記録再生装置の製品としての出荷時等において
は、予め所定の値に初期設定されて出荷されるものであ
る。なお、その初期設定値は、上記マイクロコンピュー
タ400の記録手段であるEPROM等に記録されてい
る。
【0035】さらに、上記加算回路305からの和信号
(A+B+C+D)は、その後、高周波通過フィルター
(HPF)320、低周波通過フィルター(LPF)3
21を通過し、さらに、エンベロープ検出回路322を
経て、サンプルホールド(S/H)回路323により上
記マイクロコンピュータ400のA/D変換部を介して
取り込まれる。なお、このサンプルホールド(S/H)
回路323により取り込まれるタイミングは、後にも説
明するが、マイクロコンピュータ400から出力される
サンプルホールド(S/H)タイミング信号により決定
されている。
【0036】次に、上記にその詳細を説明した本発明の
光情報記録媒体の記録再生装置におけるフォーカス制御
方法について、図8及び図10のフローチャートにより
説明する。
【0037】まず、図8に示すフローチャートは、以下
に図10により示す学習制御を行う前に行われ、これに
より、学習制御におけるフォーカス位置の可変可能な領
域を予め設定するものである。なお、このフローは、例
えば再生装置のオンと同時に開始され、上記図1に示し
た各種の出力信号に基づいて実行され、かつ、上記ラン
ド領域とグルーブ領域に対してそれぞれ実行されること
となる。
【0038】このフローでは、まず、フォーカスエラー
(FE)のオフセットを初期設定値に設定する(ステッ
プS11)。すなわち、上記マイクロコンピュータ40
0は、出荷時にそのEPROM等に記録されている初期
設定値を、D/A変換器313、316に設定する。そ
の後、マイクロコンピュータ400は、このオフセット
初期設定値に対して、添付の図9に示すように、初期設
定値(0)を中心としてその前後に制御のための複数の
ステップ(例えば、+8ステップ〜−8ステップまでの
16のステップ)を設定して、それぞれのステップ値を
上記フォーカスエラー(FE)のオフセット値として設
定してフォーカス位置を変化させ、そして、これら複数
のフォーカス位置で上記ピットアドレス領域でのピット
再生の判断を行う。なお、この時、ピットアドレス再生
の判定条件としては、上記図7(A)に示したID信号
により、トラックを1周する範囲でこのID信号が連続
的に認識できるか否かを判定する。また、1トラック内
でID信号が認識できるセクタ数を判別条件としてもよ
い。
【0039】すなわち、上記図8においては、まず、そ
のオフセット値として上記の0〜−8ステップまでを順
次設定し(ステップS12)、それらの各フォーカス位
置によっても上記ピットアドレス領域PAでのピット
P、P…を認識してそのアドレスが再生できるか否かを
判定し(ステップS13)、その結果、上記ピットアド
レスの再生が可能(「OK」)であれば、そのオフセッ
ト値を格納し(ステップS14)、これを、ピットアド
レスの再生が不可能(「NG」)になるまで繰り返す。
その後、上記と同様にして、オフセット値をの0〜+8
ステップまで順次設定して(ステップS15)、再生を
判定し(ステップS16)、再生可能なオフセット値を
格納し(ステップS17)、再生が不可能(「NO」)
になるまで繰り返し、最後に、学習によっても可変可能
な範囲の、すなわち、ピットアドレス認識可能なオフセ
ット値を、そのステップ範囲により設定して(ステップ
S18)処理を終了する。
【0040】この結果、フォーカス位置制御のオフセッ
ト初期値(0)を中心にした−8〜+8ステップにおい
て、ピットアドレス領域PAのピットP、P…を確実に
認識可能な範囲を設定することが可能になる。具体的に
は、例えば、上記図9(A)において、ランド領域での
フォーカス位置制御では、そのステップが−8と+5に
おいて「NG」となっていることから、その間の領域で
ある−7〜+4のステップの範囲において、ピットアド
レス領域PAのピットP、P…を確実に認識可能である
ことが分かる。このことから、ランド領域でのフォーカ
ス位置制御では、この−7〜+4のステップの範囲内で
学習制御すれば、ピットアドレスの再生を確保しなが
ら、より最適な位置にフォーカス位置を制御することが
出来ることとなる。なお、グルーブ領域でのフォーカス
位置制御においても、やはり、上記と同様であり、上記
図9(B)に示した例においては、−4〜+7のステッ
プの範囲内で後に学習制御が可能であることが分かる。
【0041】続いて、情報が記録されている上記ランド
領域とグルーブ領域において、それぞれ、その最適なフ
ォーカス位置を制御するための学習制御について、添付
の図10〜図12を参照しながら説明する。なお、未記
録ディスクが挿入された場合は、ディスクの最内周と最
外周に割り当てられているテストゾーン、レーザ駆動回
路500を駆動し、記録を行う。本学習では、記録され
たデータの再生信号の振幅の相対変化を検出するので、
記録パターン設定は、予め設定された初期値で十分であ
る。
【0042】まず、図10には、最適なフォーカス位置
制御のための学習制御の概略の処理フローが示されてお
り、まず、データの再生を行う(ステップS21)。な
お、この時、上記図7(A)にも示すように、各セクタ
には、その先頭部分には、例えば、4Tと呼ばれる所定
幅のピットが所定パターン(数)記録されたVFO部が
配置され、その後、再生される記録情報が記録されたデ
ータ(DATA)部が続いている。そして、そこでは、
特に、最適なフォーカス位置を制御するためには、この
VFO部における反射光の強度を利用することにより行
う。すなわち、このVFO部では、その再生信号波形は
図7(C)に示すようになるが、しかしながら、その包
絡線波形を出力する上記エンベロープ検出回路322
(図1を参照)からは、図7(D)に示すような出力、
すなわち、上記記録媒体100の記録表面の反射率等が
一定であればその高さ(電圧)が常に一定になる信号が
出力されている。4Tパターンを採用した理由を述べる
と、相変化媒体では、記録パターンの変動に対して安定
であることと、ランド−グルーブ方式での記録と再生の
最適条件の焦点(フォーカス)位置をこの4Tパターン
の最大振幅で求められることが実験等により確認されて
いることによる。
【0043】そこで、上記の図1にも明らかなように、
マイクロコンピュータ400は、このVFO部の期間中
にサンプルホールド(S/H)信号を出力してサンプル
ホールド(S/H)回路323から上記エンベロープ波
形(図7(D))の高さを検出再生信号の振幅値として
取り込む。なお、この時のサンプルホールド(S/H)
信号と、これにより取り込まれるエンベロープ波形の高
さである検出された再生信号の振幅(検出再生信号振
幅)が、上記図7(E)及び(F)に示されている。
【0044】再び、図10に戻り、最適なフォーカス位
置制御のための学習制御では、次に、フォーカスエラー
(FE)のオフセットの設定を行う(ステップS2
2)。すなわち、ここでは、上記図8におけるステップ
S18により求められたピットアドレス認識可能領域に
より、その範囲が設定される。具体的には、例えば、上
記図9(B)にも示したように、グルーブ(G)領域の
ための可能な設定領域は−4〜+7であり、このステッ
プ値が設定されることとなる。
【0045】その後、上記に説明したように、複数のセ
クタから取り込まれた検出再生信号の振幅を基にして、
各セクタでのその信号振幅が最大となるフォーカスエラ
ー(FE)のオフセット値(ステップ単位)を求める
(ステップS23)。そして、このセクタ毎に求められ
たフォーカスエラー(FE)のオフセット値を平均化
し、記録媒体100におけるランド(L)領域とグルー
ブ(G)領域に対する最適なフォーカスエラー(FE)
のオフセット値FEoff(L)、FEoff(G)を得ることとな
る。
【0046】なお、上記において、記録媒体100であ
るディスクの周方向におけるセクタ単位の反射率等の不
均一(いわゆる、ばらつき)を解消するためである。す
なわち、例えば図11にも示すように、各セクタ(Se
c.1〜Sec.17)において、その検出再生信号の
振幅(図7(F)を参照)がそれぞれ異なる場合には、
まず、各セクタにおいてその最適なFEオフセット値を
求める(具体的には、半径方向に同一な複数の周にまた
がるセクタのFEオフセット値を平均化する)。その
後、各セクタのFEオフセット値を平均化して最適なF
Eオフセット値FEoff(L)、FEoff(G)としている。こ
れを、添付の図12に簡略化して説明すると、例えば、
3つのセクタSec.1〜Sec.3に対して、その検
出再生信号振幅が最大になるオフセット値が、それぞ
れ、−1、+1、+3と求まった場合には、これらを平
均化し、+1(ステップ単位)が最適なFEオフセット
値となる。なお、この振幅最大値のフォーカスオフセッ
ト値を求める方法としては、差分法、二次曲線近似計算
による極大位置算出、そして、略最大値を求めた振幅よ
り−1dBだけ振幅値を低下した左右のオフセット位置
の半値から求める等が存在する。
【0047】なお、この時、以上の説明からも明らかな
ように、上記の制御により求められた最適なFEオフセ
ット値が、上記のステップS22で設定された(−7〜
+4)のステップの範囲を超える場合には、その設定値
の中の最も近接する値、すなわち、−7あるいは+4が
最適なFEオフセット値として選択されることとなる。
すなわち、これにより、常に、ピットアドレス領域のア
ドレス信号を正確に読み取りながら、上記光学ピックア
ップのフォーカス位置をも最適位置に制御することが可
能となり、アドレス情報の欠落により再生装置全体の動
作が損なわれることなく、常に良好なフォーカス制御が
可能となる。
【0048】なお、上記の説明においては、そのフォー
カスの最適位置制御の方法として、いわゆる学習制御を
一例として説明したが、しかしながら、本発明は、かか
る学習制御にのみ限定されるものではない。すなわち、
その他のフォーカスの最適位置制御を行う制御方法を採
用する場合にも、上記と同様にして、本発明を適用でき
ることは明らかである。
【0049】さらに、上記の実施の形態の説明において
は、その装置として、上記光情報記録媒体100に予め
記録されている情報を読み取る再生装置とその動作につ
いて説明を行ったが、しかしながら、本発明は、上記再
生専用の再生装置に限定されることなく、さらに、情報
の書込み機能を備えた光情報記録媒体の記録再生装置に
適用することも可能である。そして、本発明をかかる光
情報記録媒体の記録再生装置に適用する場合、その情報
再生時において使用するだけに止まらず、さらには、そ
の情報記録時におけるフォーカス制御においても、上記
と同様にして適用することが可能である。そして、その
場合にも、記録時における光情報記録媒体の記録面にお
けるアドレス情報が確実に得られることから、より最適
な情報記録動作が得られることは、上記の説明からも明
らかであろう。
【0050】次に、上述したフォーカスの最適位置制御
の学習制御を用いた情報の記録手順について説明する。
図13は、光情報記録媒体、例えばDVD−RAM等の
高密度記録媒体に情報を書き込むための作業を示すフロ
ーチャートである。
【0051】図13において、本実施形態では、初回W
RITE/VERIFY(ステップ1010)を行って
情報が正しく書き込まれていない場合にはリトライ1回
目(ステップ1020)、更にリトライ2回目(ステッ
プ1030)、更にリトライ3回目(ステップ105
0)を行うようにする。
【0052】具体的には、初回WRITE/VERIF
Y(ステップ1010)では、ステップ1011におい
て、先ずDVD−RAM等の高密度記録媒体にレーザー
等の光を当て、情報の書き込み(Write)を実行す
る。次にステップ1012では、書き込み実行後、情報
を読み取り、正しく信号として再生できるかどうかを確
認(Verify)し、正しく書き込まれていれば、ス
テップ1070に進み、処理を終了する。
【0053】情報が正しく書き込まれていない場合、ス
テップ121に進み、再度情報の書き込みを実行する。
書き込み実行後、ステップ1022に進み、情報が正し
く書き込まれているかどうかを確認し、正しく書き込ま
れていれば、ステップ1023に進み、処理を終了す
る。
【0054】再度情報を書き込んでも情報が正しく書き
込まれていない場合、ステップ1031に進み、もう一
度情報の書き込みを実行する。
【0055】上述したステップ1021における信号の
書き込みは、DVD−RAM等の高密度記録媒体に指紋
等の汚れが付着していたため信号が正しく書き込まれな
かった可能性があるため、verify時の設定を何等
変えずに、単に情報を再度書込み、確認を行う。しか
し、ステップ1031で実行される信号の書き込みが正
しくない場合、書き込んだ情報の記録パターンが特定の
再生パラメータでないと読めない可能性があるため、信
号再生系のパラメータを変更して信号の書き込み状態を
確認する(ステップ1032)。このステップ1032
により信号が正しく書き込まれていることが確認できれ
ば、ステップ1070に進み、処理を終了するが、信号
再生系のパラメータを変更しても信号を正しく再生でき
ない場合、ステップ1041に進み、書き込まれた信号
のパルスエラー数を特定のカウンタによりカウントす
る。
【0056】ステップ1041でカウントされるパルス
エラー数が所定数より多いセクタが2セクタ未満であれ
ば、ステップ1043に進み、DVD−RAM等の高密
度記録媒体に書き込んだ信号を消去し、その後、ステッ
プ1051に進み、DVD−RAM等の高密度記録媒体
に再び信号の書き込みを実行する。
【0057】カウントされるパルスエラー数が所定数よ
り多いセクタが2セクタ以上の場合、フォーカスが外れ
ているために信号を正しく再生できないと判断して、上
述した学習制御によってフォーカス位置の最適制御(A
F学習)を行なう(ステップ1042)。
【0058】ここで、パルスエラー数のカウントを2セ
クタ以上とした理由は、1セクタだけカウントした場
合、記録媒体が高密度であるため、書き込み処理を行な
ったトラックと近接したトラックの情報(パルスエラー
等)を検出してしまう可能性があり、正しいエラー判定
ができなくなるからである。
【0059】上述したAF学習を行なった後、ステップ
1043に進み、DVD−RAM等の高密度記録媒体に
書き込んだ情報を消去し、その後、ステップ1051に
進み、DVD−RAM等の高密度記録媒体に再び情報の
書き込みを実行する。
【0060】書き込み実行後、情報が正しく書き込まれ
ているかどうかを確認し、正しく書き込まれていれば、
ステップ1070に進み、処理を終了する。
【0061】情報が正しく書き込まれていない場合に
は、情報を正しく書き込めない原因が情報記録再生装置
側にあるのではなく、光情報媒体の情報を書き込もうと
する領域自体に欠陥があることが考えられるため、ステ
ップ1061に進み、情報の書き込みができなかった部
分に替わって、交替エリアと呼ばれる予備の記録領域に
上述したステップ1011からステップ1053に従っ
て、情報の書き込みが行なわれる(交替Write)。
【0062】ステップ1011からステップ1053に
従って、交替Writeによる信号の書き込みを実行し
ても、DVD−RAM等の高密度記録媒体に信号が書き
込めない時は、処理を終了する(ステップ1062)。
【0063】DVD−RAM等の高密度記録媒体に記録
を行なう場合、上述のフローチャートで説明したように
記録動作を何回か繰り返して行なう。しかし、動作を繰
り返すたびにAF学習を行なうことは、記録に要する時
間を増大させるため効率が悪くなる。そこで、ステップ
1042におけるAF学習は、一度AF学習を行ったら
所定の時間だけAF学習を動作させないようにしてもよ
い。所定の時間の値をいくつにするかは、使用環境が急
激に変化しないであろう時間とすればよく、好ましくは
2分から5分程度と設定すればよい。また、AF学習に
より求まった答えが前回AF学習させた時の答えと比較
して、上述したステップ値で3ポイント以上ずれていた
ときには、情報を記録するときの最適な光の記録パワー
を求めるためし書きを行なう機能を設けるようにしても
よい。
【0064】次に、交替Writeを行なうための交替
ブロックを選択する動作について説明する。図14は、
交替ブロックを選択するための動作を示すフローチャー
トである。先ずステップ1110で、1回目の交替Wr
iteを行なうための交替ブロックを選択する。交替ブ
ロックの選択は、先ずゾーンp(pは交替元ゾーンN
o.)のサーチを行ない(ステップ1111)、ゾーン
pの中に再利用できる交替ブロックがあるか否かを確認
する(ステップ1112)。再利用できる交替ブロック
が有ればステップ1113に進んで上記交替ブロックを
選択し、先に説明したWriteリトライフローに従っ
て、DVD−RAM等の高密度記録媒体に記録を行なう
(ステップ1115)。記録が正しく行なわれていれ
ば、ステップ1140に進み、処理を終了する(正常終
了)。
【0065】再利用できる交替ブロックが無い場合、ス
テップ1114に進んでゾーンpの未使用交替ブロック
を選択し、先に説明したWriteリトライフローに従
って、DVD−RAM等の高密度記録媒体に記録を行な
い(ステップ1115)、記録が正しく行なわれていれ
ばステップ1140に進み、処理を終了する(正常終
了)。
【0066】1回目の交替Writeにより、DVD−
RAM等の高密度記録媒体に記録できなかった場合、ス
テップ1120に進んで2回目の交替Writeを行な
う。2回目の交替Writeは、ゾーンpをサーチし
(ステップ1121)、ゾーンpの未使用交替ブロック
を選択し(ステップ1122)、先に説明したWrit
eリトライフローに従って、DVD−RAM等の高密度
記録媒体に記録を行ない(ステップ1123)、記録が
正しく行なわれていればステップ1140に進み、処理
を終了する(正常終了)。
【0067】2回目の交替Writeにより、DVD−
RAM等の高密度記録媒体に記録できなかった場合、ス
テップ1130に進んで3回目の交替Writeを行な
う。3回目の交替Writeは、ゾーンpをサーチし
(ステップ1131)、ゾーンpの未使用交替ブロック
を選択し(ステップ1132)、先に説明したWrit
eリトライフローに従って、DVD−RAM等の高密度
記録媒体に記録を行ない(ステップ1133)、記録が
正しく行なわれていればステップ1140に進み、処理
を終了する(正常終了)。
【0068】交替Writeを3回行なってもDVD−
RAM等の高密度記録媒体に記録できない場合は、DV
D−RAM等の高密度記録媒体に欠陥があると判断して
処理を終了する(エラー終了)。
【0069】次に、交替ブロックをサーチするための動
作について説明する。図15は、交替ゾーンをサーチす
るための動作を示すフローチャートである。図15にお
いて、先ずゾーンpの中の交替ブロックの有無について
の確認を行ない(ステップ1201)、交替ブロックが
有れば正常終了し、図14のステップ1113へ行き、
DVD−RAM等の高密度記録媒体に記録を行なう。ゾ
ーンpに交替ブロックが無い場合、ステップ1202に
進んでpが交替元ゾーンNo.以上であるかどうかを確
認する。pが交替元ゾーンNo.以上でない場合には、
ステップ1207に進み、pが0より大きいかどうかを
確認する。pが0より大きければpの値をp−1にして
ステップ1201に戻り、再び交替ブロックのサーチを
行なう。pが0より小さい場合には、エラーとなり、処
理を終了する(エラー終了)。
【0070】pが交替元ゾーンNo.以上であればステ
ップ1203に進み、pが最終ゾーンNo.より小さい
かどうかを確認し、小さければpの値をp+1(ステッ
プ1206)にしてステップ1201に戻り、再び交替
ブロックのサーチを行なう。pが最終ゾーンNo.より
大きい場合、ステップ1204に進み、交替元ゾーンN
o.が0より大きいかどうかを確認する。交替元ゾーン
No.が0より大きい場合、pの値を(交替元ゾーンN
o.)−1(ステップ1205)にしてステップ120
1に戻り、再び交替ブロックのサーチを行なう。交替元
ゾーンNo.が0より小さい場合にはエラーとなり、処
理を終了する(エラー終了)。
【0071】本実施例によれば、交替Writeを行な
う際に、先ず最初に再利用できる交替ゾーンの交替ブロ
ックを選択してデータの書き込みを行なうので、限られ
た記録領域を有効に使うことが可能となる。また、交替
元ブロックのゾーンが最外周のゾーンに位置するときに
は、交替ブロックを、最内周のゾーンの交替ブロックと
するのではなく、最外周のゾーンの手前のゾーンの交替
ブロックとするので、光ピックアップを最外周から最内
周に戻す必要がなくなり、データの転送レートを大幅に
向上させることができる。
【0072】次に、本発明に係る他の実施例として、D
VD−RAM等の記録領域が複数のゾーンからなり、各
ゾーン毎でトラック1周あたりのセクタ数が異なる光情
報記録媒体信号の書き込み後の確認動作(Verify
制御)について説明する。
【0073】DVD−RAMでは、上述したように、記
録領域が複数のゾーンからなり、各ゾーンでは、トラッ
ク一周単位でのセクタ数が異なる。また、DVD−RA
Mに情報を記録するときには、1ECCブロック(=1
6セクタ)(上述の「ブロック」に相当するもの)を記
録単位として情報を記録することが決められている。従
って、1ECCブロック毎にverify制御を行うこ
ととすると、情報を記録しようとするゾーンによっては
記録開始位置に戻るために必要な時間(セクタ)が大幅
にかかることになる。例えば、トラック一周あたり40
セクタあるゾーンに1ECCブロック(=16セクタ)
分の情報を記録する場合(ケースA)とトラック一周あ
たり17セクタあるゾーンに1ECCブロック(=16
セクタ)分の情報を記録する場合(ケースB)とを比較
すると、トラック一周分内周にトラックジャンプするの
に必要な時間をセクタに換算して1セクタとすると、ケ
ースAでは、40−(16+1)=23セクタ分だけ記
録開始位置に戻るための時間を要するが、ケースBでは
17−(16+1)=0セクタと、記録開始位置に戻る
ための時間を必要としない。そこで、本実施例では、情
報を記録しようとするゾーンに応じて1verify制
御あたりのブロック数を変化させるようにする。1ve
rifyあたりのブロック数を変化させることで、ve
rify開始までの待ち時間を極力少なくすることがで
き、データ記録の転送レートを大幅に向上させることが
できる。
【0074】図16は、Write→Verify切り
替えテーブルの一例を示したものである。この切り替え
テーブルのパラメータを設定するにあたり、各ゾーンの
セクタ数に最適な切り替えブロック数(あまりセクタ)
を各ゾーン毎に割り振り、この切り替えブロック数を各
ゾーンのセクタ数で割ることにより、1セクタあたりの
切り替えブロック数を求めている。
【0075】DVD−RAMにおける情報の書き込み
は、データを一旦バッファメモリ(図示せず)に貯め
て、少しずつ次のブロックに渡し、ストックがなくなっ
たらまた貯めるという断続的な信号処理が行なわれてい
る。このことから、本実施形態においては、切り替えブ
ロック数の上限を設定するあたり前記バッフアメモリの
記録容量を決定する。本実施形態では、前記切り替えブ
ロック数を8ブロックに設定しているが、これに限定さ
れるものではない、バッファメモリの容量を考慮して適
宜決定する。
【0076】本実施形態では、図16に示す切り替えテ
ーブルのパラメータを以下のように設定している。各ゾ
ーン毎に切り替えブロック数1ブロック〜8ブロックを
割り振り、各ゾーン毎に回転待ち時間を計算する。回転
待ち時間の計算は、各ゾーンのセクタ数をt、切り替え
ブロック数をr、1ブロックのセクタ数を16r、回転
待ちセクタ数をx、1ブロック当たりの回転待ちセクタ
数をx/r、トラックジャンプセクタ数をnとすると、
「n=(16r+n)/t」の計算式1の関係が成り立
つ。前記計算式1からnを求め、回転待ちセクタ数xを
「x=n×t−16r−n」の計算式2によって、1ブ
ロック当たりの回転待ちセクタ数をx/rを「x/r=
(n×t−16r−n)/r」の計算式3により求めら
れる。前記計算式3を用いて、各ゾーン毎の回転待ちセ
クタ数を計算すると、前記図16のような結果が得られ
る。
【0077】この結果から、各ゾーン毎に回転待ちセク
タ数が最小となる切り替えブロック数を最適な切り替え
ブロック数と決め、予めテーブル化している。
【0078】本実施例によれば、回転待ちセクタ数が最
小となるように切り替えブロック数を決めてVerif
y制御を行なっているので、回転待ち時間を最小限に抑
えることができ、回転待ち時間による性能の低下を防ぐ
ことができる。
【0079】図17は、信号の書き込み後の確認動作を
制御する(Verify制御)ためのフローチャートで
ある。図17において、先ずステップ1302で次の作
業が書き込み(Write)であるかどうかを判定し、
Writeであればステップ1303に進み、Writ
eを行なった後、ステップ1304で「Write→V
erify切り替えブロック数分連続Write済」か
どうかを判定する。「Write済」であればステップ
1308に進んでVerifyを行ない、Verify
終了後にステップ1302に戻り、フローチャートに従
って動作を行なう。
【0080】「Write済」でない場合、ステップ1
305に進み、Write待ちデータの有無について判
断する。Write待ちデータが無い場合、ステップ1
308に進んでVerifyを行うことで、Write
データ待ちの間に既WriteブロックのVerify
を済ませ、Verifyまで済んだブロック分のデータ
についてバッファメモリを開放し、バッファメモリの空
き領域を広げておく。従って、切り替えブロック数分W
rite済みとなっていなくても、Writeデータ待
ちの間にVerifyを行ってしまうことにより、効率
よく処理を行うことができ、処理時間を短縮することが
できる。Verify終了後にステップ1302に戻
り、フローチャートに従って動作を行なう。
【0081】Write待ちデータが有る場合は、ステ
ップ1306に進み、「次ブロック=次ゾーン」である
かどうかを判断する。「次ブロック=次ゾーン」であれ
ば、ステップ1308に進んでVerifyを行なうこ
とで、当該ゾーン内でWriteとVerifyを完結
させることができる。従って、Write時やVeri
fy時に、度々光学的再生手段による光の照射位置やゾ
ーンに応じたディスクの回転数等を切り替えることがな
くなるので、ゾーンの切り替え回数を減らすことがで
き、処理時間を短縮することができる。Verify終
了後にステップ1302に戻り、フローチャートに従っ
て動作を行なう。
【0082】「次ブロック=次ゾーン」でなければ、ス
テップ1307に進み、「当該又は次ブロック交替割付
け有」かどうかを判断する。「当該又は次ブロック交替
割付け有」であれば、ステップ1308に進んでVer
ifyを行なうことで、交替割付け元と交替割付け先の
間での光学的再生手段を移動させる前にWriteとV
erifyを完結させることができる。つまり、Wri
te時やVerify時に何回も光学的再生手段による
光の照射位置を移動させる必要がなくなる。従って、光
学的再生手段の移動回数を減らすことができ、移動に伴
う時間だけ処理時間を短縮することができる。Veri
fy終了後にステップ1302に戻り、フローチャート
に従って動作を行なう。「当該又は次ブロック交替割付
け有」でなければステップ1302に戻り、フローチャ
ートに従って動作を行なう。
【0083】ステップ1302において、Writeで
なければステップ1309に進み、確認(Verif
y)を行ない、Verify後ステップ1310に進ん
で「Writeブロック数=Writeブロック数−
1」にして、ステップ1311に進み、「Writeブ
ロック数残有」かどうかを判断する。「Writeブロ
ック数残有」であれば、ステップ1312に進み、「W
riteした分Verify済み」かどうかを判断す
る。「Writeした分Verify済み」であればス
テップ1313に進み、Writeを行ない、Writ
e後にステップ1302へ戻り、フローチャートに従っ
て動作を行なう。
【0084】「Writeした分Verify済み」で
ない場合は、ステップ1302に戻り、フローチャート
に従って動作を行なう。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、情報を記録しようとす
るゾーンに応じて1verify制御あたりのブロック
数を変化させるようにする。1verifyあたりのブ
ロック数を変化させることで、verify開始までの
待ち時間を極力少なくすることができ、データ記録の転
送レートを大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である光情報記録媒体の
記録再生装置の受光素子からの検出信号を処理する信号
処理部を中心とする回路構成の詳細図である。
【図2】上記本発明の光情報記録媒体の記録再生装置に
より情報が再生・記録される高密度記録媒体であるDV
Dの外観を示す斜視図である。
【図3】上記図2に示したDVDにおける情報記録部の
ランド領域とグルーブ領域の断面図である。
【図4】上記高密度光記録媒体であるDVDにおけるラ
ンド領域とグルーブ領域の形成フォーマットを示す説明
図である。
【図5】上記DVDにおけるランド領域とグルーブ領域
との間に形成されているピットアドレス領域を示す一部
拡大斜視図である。
【図6】本発明の光情報記録媒体の記録再生装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図7】上記本発明の光情報記録媒体の記録再生装置に
おける各部の信号波形を示す波形図である。
【図8】上記本発明の光情報記録媒体の記録再生装置に
おけるフォーカス制御方法について説明するフローチャ
ート図である。
【図9】上記図8に示したフォーカス制御方法より設定
されるピットアドレス認識可能領域について具体的に説
明する説明図である。
【図10】上記本発明の光情報記録媒体の記録再生装置
におけるフォーカス制御の学習制御について説明するフ
ローチャート図である。
【図11】上記図10の学習制御により設定される各セ
クタの最適なFEオフセット値について説明する説明図
である。
【図12】上記図10の学習制御において平均化により
設定される最適なFEオフセット値について簡略化して
説明する説明図である。
【図13】光情報記録媒体、例えばDVD−RAM等の
高密度記録媒体に情報を書き込むための作業を示すフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の光情報記録媒体の記録再生装置の交
替ブロックを選択するための動作を示すフローチャート
である。
【図15】本発明の光情報記録媒体の記録再生装置の交
替ゾーンをサーチするための動作を示すフローチャート
である。
【図16】本発明の光情報記録媒体の記録再生装置のW
rite→Verify切り替えテーブルの一例を示し
たものである。
【図17】本発明の光情報記録媒体の記録再生装置の信
号の書き込み後の確認動作を制御する(Verify制
御)ためのフローチャートである。
【符号の説明】
100…高密度光記録媒体(DVD)、L…ランド領
域、G…、グルーブ領域、PA…ピットアドレス領域、
P…ピット、200…光学的再生手段(光ピックアッ
プ)、250…フォーカスレンズ、300…信号処理
部、400…マイクロコンピュータ、800… 二次元
アクチュエータ制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀来 敏光 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所デジタルメディア製品事業部内 (72)発明者 杉山 久貴 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所デジタルメディア製品事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録領域が複数のゾーンからなり、各ゾー
    ン毎でトラック1周あたりのセクタ数が異なる光情報記
    録媒体に対して複数のセクタ分の情報を1記録単位とし
    て情報を記録する情報記録再生装置において、トラック
    1周あたりのセクタ数およびトラック1周分戻るために
    必要なセクタ数に基づいて各ゾーン毎にverify制
    御を行う記録単位数を変化するように構成することを特
    徴とする情報記録再生装置。
JP10487999A 1998-04-14 1999-04-13 情報記録再生装置 Pending JP2000003518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10487999A JP2000003518A (ja) 1998-04-14 1999-04-13 情報記録再生装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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