JP2000002733A - 電位センサ - Google Patents

電位センサ

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JP2000002733A
JP2000002733A JP10167030A JP16703098A JP2000002733A JP 2000002733 A JP2000002733 A JP 2000002733A JP 10167030 A JP10167030 A JP 10167030A JP 16703098 A JP16703098 A JP 16703098A JP 2000002733 A JP2000002733 A JP 2000002733A
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JP
Japan
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tuning fork
circuit
piezoelectric element
signal
piezoelectric
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Mutsuhiro Horiguchi
睦弘 堀口
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R5/00Instruments for converting a single current or a single voltage into a mechanical displacement
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が単純で、圧電音叉の振幅が安定するこ
とにより出力信号が安定し、S/N比も低下することの
ない電位センサを提供する 【解決手段】 電位センサ10は、圧電音叉11を含
む。圧電音叉11は、音叉型の振動体11aを含み、振
動体11aの一方の腕部には、振動体11aを駆動させ
るための駆動用圧電素子11bが設けられ、振動体11
aの他方の腕部には、駆動用圧電素子11bに信号を帰
還するための帰還用圧電素子11cが設けられる。圧電
音叉11の他方の腕部の表面には検知電極12が形成さ
れており、この圧電音叉11は、検知電極12が被測定
物13と対向するように配置される。この電位センサ1
0の回路ブロックは、圧電音叉11を自励振駆動させる
ための自励振発振回路14と、圧電音叉から得られる電
気的信号を処理し検出するための信号処理回路20と、
圧電音叉11に配置されている帰還用圧電素子11cの
出力信号を基準信号と比較する比較回路30とから構成
される。自励振発振回路14には、利得制御回路14c
が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電位センサに関
し、特に、電子写真装置の感光体ドラムの帯電電荷を非
接触で検出するための電位センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電位センサとして、振動容量型の
電位センサの構成を図3に示す。電位センサ100は、
機械的振動手段としての圧電音叉11を含む。圧電音叉
11は、エリンバなどの金属からなる音叉型の振動体1
1aを含み、振動体11aの一方の腕部には、振動体1
1aを駆動させるための駆動用圧電素子11bが設けら
れ、振動体11aの他方の腕部には、駆動用圧電素子1
1bに信号を帰還するための帰還用圧電素子11cが設
けられる。振動体11aの他方の腕部の表面、すなわ
ち、圧電音叉11の他方の腕部の表面には検知電極12
が形成されており、この圧電音叉11は、検知電極12
が被測定物13と対向するように配置される。なお、図
4では、図面のわかりやすさを考慮し、検知電極12
が、圧電音叉11と離れて記載されている。
【0003】そして、駆動用圧電素子11bは、自励振
発振回路15の出力端と接続されており、帰還用圧電素
子11cは、自励振発振回路15の入力端に接続されて
いる。また、検知電極12は、信号処理回路20と接続
されている。信号処理回路20は、インピーダンス変換
回路21と、交流増幅回路22と、同期検波・平滑回路
23と、直流増幅回路24とから構成される。
【0004】このように構成された電位センサ100
は、次のように動作する。
【0005】まず、自励振発振回路15の出力端から駆
動信号が出力される。この駆動信号が駆動用圧電素子1
1bに印加されることにより、駆動用圧電素子11bが
歪み、振動体11aの一方の腕部が振動を発生する。そ
して、振動体11aの一方の腕部が振動することによ
り、振動体11aが音叉形状をしていることから、振動
体11aの他方の腕部が、振動体11aの一方の腕部と
逆位相の振動を発生する。この、振動体11aの他方の
腕部の振動により、帰還用圧電素子11cが歪み、帰還
用圧電素子11cから帰還信号が発生し、この帰還信号
が自励振発振回路15の入力端に入力されることによ
り、圧電音叉11が自励振駆動される。
【0006】ここで、被測定物13は電位VHVに帯電さ
れており、被測定物13と検知電極12との間には、電
界Eが発生している。そして、圧電音叉11が振動する
ことにより、圧電音叉11に形成されている検知電極1
2と、被測定物13との距離が周期的に変動し、この距
離の周期的な変動により、検知電極12と被測定物13
との間に発生する静電容量が周期的に変化する。これに
より、検知電極12に電荷が誘起され、交流信号が発生
する。この交流信号は、被測定物13の電位VHVに比例
することから、この交流信号が信号処理回路20に入力
されることによって、被測定物13の電位VHVに応じた
検出出力信号が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電位センサでは、圧電音叉の温度特性,圧電音叉を
支持する支持部材からの振動漏れ、などの要因で、圧電
音叉の振幅が変化し、それにより、電位センサの出力信
号が安定せず、正確な被測定物の帯電電位量を測定する
ことが困難であった。
【0008】この問題点を解決するものとして、特開昭
60−29673号公報に開示されている振動容量型の
電位センサがある。この電位センサは、フォトセンサに
よって圧電音叉の振幅を検出し、これに応じて圧電音叉
の振幅を一定に維持する構成からなる。しかし、この電
位センサではフォトセンサを使用しているため、個別に
センサが必要となるため、圧電音叉付近の配線等の構成
が複雑となるという新たな問題が生じていた。
【0009】また、上記問題点を解決する他のものとし
て、実公平5−2865号公報に開示されているチョッ
パ型の電位センサがある。この電位センサは、電位セン
サの出力電圧とチョッパ部の出力電圧を除算することに
より、出力電位から圧電音叉の振幅に起因する信号を除
去する構成からなる。
【0010】しかし、この電位センサでは、出力電圧を
除算するために、得られる検出信号の感度が低下してし
まう。また、電位センサの出力電圧およびチョッパ部の
出力電圧にはノイズが含まれていることから、除算して
もそれぞれのノイズは除去されず、逆に、除算されるこ
とによってさらに増大する。したがって、得られる検出
信号のS/N比が小さくなってしまうという新たな問題
が生じていた。
【0011】したがって、本発明の目的は、上述の問題
点を解消するためになされたもので、構成が単純で、圧
電音叉の振幅が安定することにより出力信号が安定し、
S/N比も低下することのない電位センサを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電位センサにおいては、音叉型の振動体、
振動体の一方の腕部に設けられる駆動用圧電素子、振動
体の他方の腕部に設けられる帰還用圧電素子、とを備え
る圧電音叉と、圧電音叉に設けられる検知電極と、検知
電極に接続され被測定物の表面の帯電電荷量に起因して
検知電極に発生する電気的信号の変化を検出する信号処
理回路と、帰還用圧電素子に入力端が接続され駆動用圧
電素子に出力端が接続される自励振発振回路と、自励振
発振回路に備えられる利得制御回路と、帰還用圧電素子
に入力端が接続され利得制御回路に出力端が接続される
比較回路と、を有することを特徴としている。
【0013】また、音叉型の振動体、振動体の一方の腕
部に設けられる駆動用圧電素子、振動体の他方の腕部に
設けられる帰還用圧電素子、とを備える圧電音叉と、圧
電音叉に設けられる検知電極と、検知電極に接続され被
測定物の表面の帯電電荷量に起因して検知電極に発生す
る電気的信号の変化を検出する信号処理回路と、信号処
理回路に備えられる利得制御回路と、帰還用圧電素子に
入力端が接続され駆動用圧電素子に出力端が接続される
自励振発振回路と、帰還用圧電素子に入力端が接続され
利得制御回路に出力端が接続される比較回路と、を備え
ることを特徴としている。
【0014】これにより、比較回路によって圧電音叉の
振幅に応じた信号が基準信号と比較され、比較されて得
られた信号が自励振発振回路内の利得制御回路に入力さ
れ、利得が制御されることにより、圧電音叉の振幅が安
定し、S/N比も低下することがない。
【0015】また、比較回路によって圧電音叉の振幅に
応じた信号が基準信号と比較され、比較されて得られた
信号が信号処理回路内の利得制御回路に入力されること
により、圧電音叉近傍にセンサなどの他のものが存在す
ることなく構成が簡素化され、出力信号が圧電音叉の振
幅に応じて補正され、S/N比も低下することがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一つ
を図面を参照して詳細に説明する。なお、従来例で示し
た構成と同一の構成については同一番号を付すととも
に、その説明において一部省略する場合がある。
【0017】図1に、本発明の第1の実施の形態に係る
電位センサを示す。この電位センサ10は、機械的振動
手段としての圧電音叉11を含む。圧電音叉11は、エ
リンバなどの金属からなる音叉型の振動体11aを含
み、振動体11aの一方の腕部には、振動体11aを駆
動させるための駆動用圧電素子11bが設けられ、振動
体11aの他方の腕部には、駆動用圧電素子11bに信
号を帰還するための帰還用圧電素子11cが設けられ
る。振動体11aの他方の腕部の表面、すなわち、圧電
音叉11の他方の腕部の表面には検知電極12が形成さ
れており、この圧電音叉11は、検知電極12が被測定
物13と対向するように配置される。なお、図1では、
図面のわかりやすさを考慮し、検知電極12が、圧電音
叉11と離れて記載されている。この電位センサ10の
回路ブロックは、大略、圧電音叉11を自励振駆動させ
るための自励振発振回路14と、圧電音叉11から得ら
れる電気的信号を処理し検出するための信号処理回路2
0と、圧電音叉11に配置されている帰還用圧電素子1
1cの出力信号を基準信号と比較する比較回路30とか
ら構成される。
【0018】自励振発振回路14は、位相回路14a
と、発振回路14bと、利得制御回路14cとから構成
される。
【0019】信号処理回路20は、インピーダンス変換
回路21と、交流増幅回路22と、同期検波・平滑回路
23と、直流増幅回路24とから構成される。
【0020】そして、以上に示した電位センサ10の接
続関係は以下の通りである。図1に示すように、自励振
発振回路14の入力端、すなわち、位相回路14aの入
力端は、圧電音叉11に設けられている帰還用圧電素子
11cと接続されており、位相回路14aの出力端は発
振回路14bの入力端に接続され、発振回路14bの出
力端は利得制御回路14cの一方の入力端に接続され、
利得制御回路14cの出力端、すなわち、自励振発振回
路14の出力端は圧電音叉に設けられている駆動用圧電
素子11bと接続されて、フィードバック回路が構成さ
れるものである。また、自励振発振回路14の出力端は
後述する同期検波・平滑回路23の他方の入力端に接続
される。
【0021】信号処理回路20の入力端、すなわち、イ
ンピーダンス変換回路21の入力端は、検知電極12と
接続されており、インピーダンス変換回路21の出力端
は、交流増幅回路22の入力端と接続されている。ま
た、交流増幅回路22の出力端は、同期検波・平滑回路
23の一方の入力端と接続されており、同期検波・平滑
回路23の出力端は、直流増幅回路24の入力端と接続
されており、直流増幅回路24の出力端が、信号検出回
路20の出力端となる。
【0022】比較回路30の一方の入力端は、圧電音叉
11に設けられている帰還用圧電素子11cと接続され
ており、比較回路30は、他方の入力端としての基準信
号入力端30aを備え、比較回路30の出力端は自励振
発振回路14内の利得制御回路14cの他方の入力端に
接続される。
【0023】このような構成からなる電位センサ10で
は、自励振発振回路14の出力端から駆動信号が出力さ
れて駆動用圧電素子11bに印加されることにより、駆
動用圧電素子11bが歪み、振動体11aの一方の腕部
が振動を発生する。そして、振動体11aの一方の腕部
が振動することにより、振動体11aが音叉形状をして
いることから、振動体11aの他方の腕部が、振動体1
1aの一方の腕部と逆位相の振動を発生する。この、振
動体11aの他方の腕部の振動により、帰還用圧電素子
11cが歪み、帰還用圧電素子11cから帰還信号が発
生し、この帰還信号が自励振発振回路14の入力端に入
力されることにより、圧電音叉11が自励振駆動され
る。また、帰還用圧電素子11cから発生する帰還信号
は、比較回路30に入力され、基準信号と帰還信号が比
較され、その比較された信号が、自励振発振回路14内
の利得制御回路14cに入力されて、自励振発振回路1
4から出力される信号が制御される。
【0024】そして、被測定物13は電位VHVに帯電さ
れており、被測定物13と検知電極12との間には、電
界Eが発生している。そして、圧電音叉11が振動する
ことにより、圧電音叉11に形成されている検知電極1
2と、被測定物13との距離が周期的に変動し、この距
離の周期的な変動により、検知電極12と被測定物13
との間に発生する静電容量が周期的に変化する。これに
より、検知電極12に電荷が誘起され、交流信号が発生
する。この交流信号は、被測定物13の電位VHVに比例
する。この交流信号が信号処理回路20に入力されて、
インピーダンス変換回路21でインピーダンス変換さ
れ、交流増幅回路22で交流信号に増幅され、同期検波
・平滑回路23で自励振発振回路14の信号を検波のタ
イミングとして同期検波され、平滑されて、直流増幅回
路24で増幅され、被測定物13の電位VHVに応じた検
出出力信号が得られるものである。
【0025】このように構成された電位センサ10で
は、比較回路30で、圧電音叉11の振幅に応じた帰還
信号が基準信号と比較され、比較されて得られた信号が
自励振発振回路14内の利得制御回路14cに入力さ
れ、利得が制御されることにより、圧電音叉11が、圧
電音叉11の有する温度特性や振動漏れなどに影響を及
ぼされることなく、振幅が安定する。したがって、電位
センサ10の検出信号は、周囲の温度に影響されること
なく安定する。さらに、従来技術のようなS/N比が低
下するといった問題も生じない。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
電位センサを図2に示す。なお、従来例で示した電位セ
ンサ100および第1の実施の形態で示した電位センサ
10と同一の構成については、同一番号を付し、その説
明を省略する。
【0027】この、電位センサ40の回路ブロックは、
大略、圧電音叉11を自励振駆動させるための自励振発
振回路15と、圧電音叉から得られる電気的信号を処理
し検出するための信号処理回路41と、圧電音叉11に
配置されている帰還用圧電素子11cの出力信号を基準
信号と比較する比較回路30とから構成される。
【0028】信号処理回路41は、インピーダンス変換
回路21と、交流増幅回路22と、利得制御回路42
と、同期検波・平滑回路23と、直流増幅回路24とか
ら構成される。
【0029】そして、電位センサ40の接続関係は以下
の通りである。図2に示すように、自励振発振回路15
の入力端は、圧電音叉11に設けられている帰還用圧電
素子11cと接続されており、自励振発振回路15の出
力端は圧電音叉に設けられている駆動用圧電素子11b
と接続されて、フィードバック回路が構成されるもので
ある。また、自励振発振回路15の出力端は同期検波・
平滑回路23の他方の入力端に接続される。
【0030】信号処理回路41の入力端、すなわち、イ
ンピーダンス変換回路21の入力端は、検知電極12と
接続されており、インピーダンス変換回路21の出力端
は、交流増幅回路22の入力端と接続されている。ま
た、交流増幅回路22の出力端は、利得制御回路42の
一方の入力端と接続されており、利得制御回路42の出
力端は、同期検波・平滑回路23の一方の入力端と接続
されており、同期検波・平滑回路23の出力端は、直流
増幅回路24の入力端と接続されており、直流増幅回路
24の出力端が、信号検出回路41の出力端となる。
【0031】比較回路30の一方の入力端は、圧電音叉
11に設けられている帰還用圧電素子11cと接続され
ており、比較回路30は、他方の入力端としての基準信
号入力端30aを備え、比較回路30の出力端は信号処
理回路41内の利得制御回路42の他方の入力端に接続
される。
【0032】このような構成からなる電位センサ40の
動作と、第1の実施の形態で示した電位センサ10の動
作との相違点は以下の通りである。すなわち、帰還用圧
電素子11cから発生する帰還信号が自励振発振回路1
5の入力端に入力されるとともに、比較回路30に入力
され、圧電音叉11の振幅に応じた帰還信号が基準信号
と比較され、比較されて得られた信号が、信号処理回路
41内の利得制御回路42に入力されて、信号処理回路
41から出力される信号、すなわち、電位センサ40の
出力信号が制御される。したがって、圧電音叉11が、
圧電音叉11の有する温度特性や振動漏れなどに影響を
及ぼされて振幅が変化しても、電位センサ40の検出信
号は、信号処理回路41内で、振幅の変化を検知し、そ
の変動に応じて利得を制御することにより信号が制御さ
れ安定化するため、周囲の温度に影響されることなく安
定した検出信号となる。さらに、従来技術のようなS/
N比が低下するといった問題も生じない。
【0033】以上に示した本発明の実施の形態にかかる
電位センサでは、振動容量型の電位センサを例に説明し
たが、本発明はチョッパ型の電位センサにも適用可能で
あることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明による電位センサ
では、比較回路で圧電音叉の振幅に応じた帰還信号が基
準信号と比較され、比較されて得られた信号が自励振発
振回路内の利得制御回路に入力され利得が制御されるこ
とにより、圧電音叉が、圧電音叉の有する温度特性や振
動漏れなどに影響を及ぼされることなく、振幅が安定す
る。したがって、電位センサの検出信号は、周囲の温度
に影響されることなく安定する。
【0035】また、比較回路で圧電音叉の振幅に応じた
帰還信号が基準信号と比較され、比較されて得られた信
号が信号処理回路内の利得制御回路に入力されて、信号
処理回路から出力される信号、すなわち、電位センサの
出力信号が制御されることにより、圧電音叉が、圧電音
叉の有する温度特性や振動漏れなどに影響を及ぼされて
振幅が変化しても、電位センサの検出信号は、信号処理
回路内で、振幅の変化を検知し、その変動に応じて利得
を制御することにより信号が制御され安定化され、周囲
の温度に影響されることなく安定した検出信号となる。
【0036】さらに、ノイズが増大することなく、検出
信号のS/N比が低下するといった問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電位センサの
構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電位センサの
構成を示す説明図である。
【図3】従来の電位センサの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10,40 電位センサ 11 圧電音叉 11a 振動体 11b 駆動用圧電素子 11c 帰還用圧電素子 12 検知電極 13 被測定物 14,15 自励振発振回路 20,41 信号処理回路 14c,42 利得制御回路 30 比較回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音叉型の振動体、該振動体の一方の腕部
    に設けられる駆動用圧電素子、前記振動体の他方の腕部
    に設けられる帰還用圧電素子、とを備える圧電音叉と、
    該圧電音叉に設けられる検知電極と、該検知電極に接続
    され、被測定物の表面の帯電電荷量に起因して前記検知
    電極に発生する電気的信号の変化を検出する信号処理回
    路と、前記帰還用圧電素子に入力端が接続され、前記駆
    動用圧電素子に出力端が接続される自励振発振回路と、
    該自励振発振回路に備えられる利得制御回路と、前記帰
    還用圧電素子に入力端が接続され、前記利得制御回路に
    出力端が接続される比較回路と、を有することを特徴と
    する電位センサ。
  2. 【請求項2】 音叉型の振動体、該振動体の一方の腕部
    に設けられる駆動用圧電素子、前記振動体の他方の腕部
    に設けられる帰還用圧電素子、とを備える圧電音叉と、
    該圧電音叉に設けられる検知電極と、該検知電極に接続
    され、被測定物の表面の帯電電荷量に起因して前記検知
    電極に発生する電気的信号の変化を検出する信号処理回
    路と、前記信号処理回路に備えられる利得制御回路と、
    前記帰還用圧電素子に入力端が接続され、前記駆動用圧
    電素子に出力端が接続される自励振発振回路と、前記帰
    還用圧電素子に入力端が接続され、前記利得制御回路に
    出力端が接続される比較回路と、を備えることを特徴と
    する電位センサ。
JP10167030A 1998-06-15 1998-06-15 電位センサ Pending JP2000002733A (ja)

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