JP2000002593A - 高温流体配管の温度の高低表示器 - Google Patents

高温流体配管の温度の高低表示器

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JP2000002593A
JP2000002593A JP16705698A JP16705698A JP2000002593A JP 2000002593 A JP2000002593 A JP 2000002593A JP 16705698 A JP16705698 A JP 16705698A JP 16705698 A JP16705698 A JP 16705698A JP 2000002593 A JP2000002593 A JP 2000002593A
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JP
Japan
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bimetal
temperature
spring clip
fluid pipe
leaf
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JP16705698A
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English (en)
Inventor
Tadashi Koike
正 小池
Hideaki Yumoto
湯本  秀昭
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイメタルを蒸気配管の表面に容易に迅速に
取付けると共に変形し難く外れ難くする。 【解決手段】 蒸気配管1の表面に圧接する3辺を有す
る板ばねクリップ2と、板ばねクリップ2の内面に一端
側が固着されたバイメタル3と、バイメタル3の他端側
を覆うために板ばねクリップ2に連結されたキャップ6
と、バイメタル3の他端側の先端が出入りするためにキ
ャップ6に開けられた窓7とを具備する。バイメタル3
は所定温度までは温度変化に応じて湾曲し所定温度から
は湾曲しないような動作をするものである。板ばねクリ
ップ2を蒸気配管1の表面に嵌め合せることによってバ
イメタル3の一端側を蒸気配管1の表面に圧接させて取
付ける。バイメタル3は板ばねクリップ2のばね機能に
よって蒸気配管1の表面に容易に迅速に取付けられる。
また、バイメタル3の他端側はその先端を除いて板ばね
クリップ2に連結されたキャップで覆われているので、
変形し難く外れ難い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気や温水等の高温
流体配管に取付けて、その温度の高低を表示するものに
関する。高温流体配管の温度が判ると、火傷予防に役立
つばかりでなく、配管に連結している機器の運転状態
や、弁の作動状態を知ることができる。
【0002】例えば、スチームトラップは、蒸気配管に
取付けて、そこに発生する復水を自動的に排出する弁で
あり、その前後配管の温度が低温であれば排水不能ある
いは排水不足の状態にあると判定できる。スチームトラ
ップが排水不能あるいは排水不足の状態に陥ると、一次
側に復水が滞留してウォータ・ハンマが生じたり、蒸気
使用機器の運転効率が低下したり機器が破壊されたりす
るので、これを検出することは極めて肝要なことであ
る。
【0003】
【従来の技術】高温流体配管の温度の高低を表示できる
ものとして、実公平3−7680号公報に示されたもの
がある。ここに示されたものは、高温流体配管の表面に
ビスで形状記憶合金を固定したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
ビスで固定するための穴を高温流体配管の表面に開けな
ければならず、危険であると共に形状記憶合金の取付け
に手間がかかると言う問題点があった。また、形状記憶
合金が裸で取り付けられているので、不用意に物が当た
って変形し易く外れ易いと言う問題点があった。
【0005】従って本発明の課題は、温度の高低表示器
を高温流体配管の表面に容易に迅速に取付けられるよう
にすると共に変形し難く外れ難くすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた本発明の手段は、高温流体配管の表面に圧接
する3辺を有する板ばねクリップと、高膨張金属と低膨
張金属を接着して板状に形成され一端側が板ばねクリッ
プの内面に固着されたバイメタルと、バイメタルの他端
側を覆うために板ばねクリップに連結されたキャップ
と、バイメタルの他端側の先端が出入りするためにキャ
ップに開けられた窓とを具備し、バイメタルは低膨張金
属の含有成分である鉄とニッケルの含有比率を変えるこ
とにより所定温度までは温度変化に応じて湾曲し所定温
度からは湾曲しないような動作をするものであり、板ば
ねクリップを高温流体配管の表面に嵌め合せることによ
ってバイメタルの一端側を高温流体配管の表面に圧接さ
せて取付けることを特徴とする高温流体配管の温度の高
低表示器にある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の高温流体配管の温度の高
低表示器は、高温流体配管の表面に圧接する3辺を有す
る板ばねクリップの内面にバイメタルの一端側が固着さ
れており、この板ばねクリップを高温流体配管の表面に
嵌め合せることによってバイメタルの一端側が高温流体
配管の表面に圧接して取付けられるものである。板ばね
クリップは、そのばね機能によって高温流体配管の表面
にワンタッチで取付けられるので、この板ばねクリップ
の内面に固着されたバイメタルが高温流体配管の表面に
容易に迅速に取付けられる。また、バイメタルの他端側
はその先端を除いていたばねクリップに連結されたキャ
ップで覆われているので、変形し難く外れ難い。
【0008】一般にバイメタルは、温度変化に比例して
その湾曲変位量が大きくなると言う性質があり、湾曲の
過程で配管等に当接して湾曲が拘束されると、内部応力
が増大して湾曲特性が変化してしまうが、本発明のバイ
メタルは、所定温度からは湾曲しないものであるので、
内部応力が発生しない。
【0009】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を図
1ないし図3を参照して説明する。図1は本発明による
温度の高低表示器を蒸気配管に取付けた状態を示す斜視
図であり、図2は本発明による温度の高低表示器を蒸気
配管に取付けた状態を示す断面図であり、図3は図2の
A−A断面図である。
【0010】参照番号1は蒸気配管で、その下流側であ
る紙面の右側にスチームトラップ(図示せず)が連結さ
れる。蒸気配管1の表面に板ばねクリップ2を嵌め合せ
て取付ける。板ばねクリップ2は、蒸気配管1の表面に
圧接する3辺を有し、対向する2辺を押し広げて蒸気配
管1に嵌め合せることにより、3辺が蒸気配管1に圧接
するものである。また、板ばねクリップ2は、対向する
2辺の少なくとも一方を広げることにより、蒸気配管1
から容易に迅速に取外すことができる。
【0011】板ばねクリップ2の内面に、厚みが0.2
ミリメートル程度の短冊形状に形成したバイメタル3の
一端側をスポット溶接(参照番号4,5の個所)して固
着する。バイメタル3は、高膨張金属と低膨張金属を接
着して板状に仕上げたものであり、低膨張金属の含有成
分である鉄とニッケルの含有比率を変えることにより所
定温度までは温度変化に応じて湾曲し所定温度からは湾
曲しないように形成している。
【0012】温度変化に比例してその湾曲変位量が大き
くなるバイメタルの場合、低膨張金属の含有成分である
鉄とニッケルの含有比率は、例えば約53パーセントと
約47パーセントであるが、ニッケルの含有比率を減ら
して、例えば約30パーセントとすると所定温度からは
湾曲しないように形成できる。そしてこの含有比率を変
化させると、変位しなくなる温度を任意に変更できる。
【0013】バイメタル3のほぼ中央から右側部分は自
由端であり、その先端は約90度上方に折れ曲がってい
る。またこの先端は蛍光色のオレンジ又は赤色に着色し
ている。バイメタル3は、高温では図2に二点鎖線で示
すように自由端側の先端を除いて偏平であり、低温では
図2に実線で示すように自由端側が上方に屈曲する。
【0014】バイメタル3の自由端側を覆うキャップ6
を板ばねクリップ2に一体に形成する。キャップ6は、
上壁にバイメタル3の自由端側の先端が出入りする窓7
を有する。バイメタル3は、高温では自由端側の先端が
キャップ6内に位置し、低温では自由端側の先端がキャ
ップ6の窓7から突出する。
【0015】スチームトラップが正常に復水を排出して
いれば、蒸気配管1が高温であるから、バイメタル3
は、自由端側の先端を除いて偏平であり高温流体配管1
に沿って、キャップ6内に位置している。スチームトラ
ップが排水不能あるいは排水不足の状態に陥ると、蒸気
配管1が低温になるので、バイメタル3は、自由端側が
上方に屈曲して、その先端がキャップ6の窓7から突出
する。これにより、スチームトラップの排水不能あるい
は排水不足の状態を確認することができる。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明による高温流体配管
の温度の高低表示器は、バイメタルの一端側を内面に固
着した板ばねクリップを高温流体配管の表面に嵌め合せ
ることによって、バイメタルを高温流体配管の表面に容
易に迅速に取付けることができる。また、バイメタルの
他端側はその先端を除いて板ばねクリップに連結された
キャップで覆われているので、変形し難く外れ難くする
ことができる。また、本発明のバイメタルは、所定温度
からは湾曲しないものであるので、内部応力が発生せ
ず、長期に渡って初期の良好な性能を発揮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温度の高低表示器を蒸気配管に取
付けた状態を示す斜視図。
【図2】本発明による温度の高低表示器を蒸気配管に取
付けた状態を示す断面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【符号の説明】
1 蒸気配管 2 板ばねクリップ 3 バイメタル 6 キャップ 7 窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温流体配管の表面に圧接する3辺を有
    する板ばねクリップと、高膨張金属と低膨張金属を接着
    して板状に形成され一端側が板ばねクリップの内面に固
    着されたバイメタルと、バイメタルの他端側を覆うため
    に板ばねクリップに連結されたキャップと、バイメタル
    の他端側の先端が出入りするためにキャップに開けられ
    た窓とを具備し、バイメタルは低膨張金属の含有成分で
    ある鉄とニッケルの含有比率を変えることにより所定温
    度までは温度変化に応じて湾曲し所定温度からは湾曲し
    ないような動作をするものであり、板ばねクリップを高
    温流体配管の表面に嵌め合せることによってバイメタル
    の一端側を高温流体配管の表面に圧接させて取付けるこ
    とを特徴とする高温流体配管の温度の高低表示器。
JP16705698A 1998-06-15 1998-06-15 高温流体配管の温度の高低表示器 Pending JP2000002593A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011141188A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 蒸気トラップ不調検出装置
WO2016120929A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 株式会社芝浦電子 温度センサ

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