JP2000002240A - 軸受機構 - Google Patents
軸受機構Info
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- JP2000002240A JP2000002240A JP16789098A JP16789098A JP2000002240A JP 2000002240 A JP2000002240 A JP 2000002240A JP 16789098 A JP16789098 A JP 16789098A JP 16789098 A JP16789098 A JP 16789098A JP 2000002240 A JP2000002240 A JP 2000002240A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トルクブッシュを備えて回転体にトルクを発
生させる軸受機構について、雰囲気温度の変化によりブ
ッシュ2が膨張したり収縮したりしても、発生するトル
クの大きさがそれほど大きく変化することがない軸受機
構1を提供する。 【解決手段】 回転体13を回転可能に差し込む筒状部
3、および筒状部3に差し込んだ回転体13の端面13
bに当接する当接部5を備えたブッシュ2と、当接部5
を回転体13の端面13bに押し付けて所定の摩擦力を
発生させるバネ手段6とを有している。
生させる軸受機構について、雰囲気温度の変化によりブ
ッシュ2が膨張したり収縮したりしても、発生するトル
クの大きさがそれほど大きく変化することがない軸受機
構1を提供する。 【解決手段】 回転体13を回転可能に差し込む筒状部
3、および筒状部3に差し込んだ回転体13の端面13
bに当接する当接部5を備えたブッシュ2と、当接部5
を回転体13の端面13bに押し付けて所定の摩擦力を
発生させるバネ手段6とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受機構に係り、
更に詳しくは、トルクブッシュを備えて回転体にトルク
を発生させる軸受機構に関するものである。
更に詳しくは、トルクブッシュを備えて回転体にトルク
を発生させる軸受機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示すように、トルクブ
ッシュ52を備えて回転体である軸53にトルクを発生
させる軸受機構51が知られているが、この従来技術で
は、トルクブッシュ52に軸53に対する締め代を設定
し、この締め代により軸53にトルクを発生させてい
る。
ッシュ52を備えて回転体である軸53にトルクを発生
させる軸受機構51が知られているが、この従来技術で
は、トルクブッシュ52に軸53に対する締め代を設定
し、この締め代により軸53にトルクを発生させてい
る。
【0003】しかしながら、このように締め代によりト
ルクを発生させる構造であると、雰囲気温度の変化によ
りブッシュ52が膨張または収縮したときに締め代の大
きさが随時変化し、これに伴って、発生するトルクの大
きさが変化してしまう不都合がある。また高温時にブッ
シュ52が膨張した状態で使用され、このときブッシュ
52に摩耗やクリープが発生して締め代が減少すると、
低温時に更にトルクの大きさが変化することになる。
ルクを発生させる構造であると、雰囲気温度の変化によ
りブッシュ52が膨張または収縮したときに締め代の大
きさが随時変化し、これに伴って、発生するトルクの大
きさが変化してしまう不都合がある。また高温時にブッ
シュ52が膨張した状態で使用され、このときブッシュ
52に摩耗やクリープが発生して締め代が減少すると、
低温時に更にトルクの大きさが変化することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、雰囲気温度の変化によりブッシュが膨張したり収縮
したりしても、発生するトルクの大きさがそれほど大き
く変化することがない軸受機構を提供することを目的と
する。
み、雰囲気温度の変化によりブッシュが膨張したり収縮
したりしても、発生するトルクの大きさがそれほど大き
く変化することがない軸受機構を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1による軸受機構は、回転体を回転
可能に差し込む筒状部、および前記筒状部に差し込んだ
前記回転体の端面に当接する当接部を備えたブッシュ
と、前記当接部を前記回転体の端面に押し付けて所定の
摩擦力を発生させるバネ手段とを有することにした。
め、本発明の請求項1による軸受機構は、回転体を回転
可能に差し込む筒状部、および前記筒状部に差し込んだ
前記回転体の端面に当接する当接部を備えたブッシュ
と、前記当接部を前記回転体の端面に押し付けて所定の
摩擦力を発生させるバネ手段とを有することにした。
【0006】また本発明の請求項2による軸受機構は、
上記した請求項1の軸受機構において、ブッシュは回転
体に対して、締め代が零に設定され、または径方向に間
隙が設定されていることにした。
上記した請求項1の軸受機構において、ブッシュは回転
体に対して、締め代が零に設定され、または径方向に間
隙が設定されていることにした。
【0007】また本発明の請求項3による軸受機構は、
上記した請求項1の軸受機構において、ブッシュは支持
体に対して、締め代が零に設定され、または径方向に間
隙が設定され、回り止め機構を有することにした。
上記した請求項1の軸受機構において、ブッシュは支持
体に対して、締め代が零に設定され、または径方向に間
隙が設定され、回り止め機構を有することにした。
【0008】上記構成を備えた本発明の請求項1による
軸受機構のように、ブッシュに当接部を設けてこの当接
部を回転体の端面に対してバネ手段で押し付けるように
すると、回転体の周面ではなく回転体の端面とブッシュ
との間に摩擦抵抗が発生し、これにより回転体にトルク
が発生する。したがって雰囲気温度の変化によりブッシ
ュが径方向に膨張したり収縮したりしても、発生する摩
擦抵抗の大きさがそれほど変化しないことになり、これ
に伴って回転体に発生するトルクの大きさもそれほど変
化しないことになる。
軸受機構のように、ブッシュに当接部を設けてこの当接
部を回転体の端面に対してバネ手段で押し付けるように
すると、回転体の周面ではなく回転体の端面とブッシュ
との間に摩擦抵抗が発生し、これにより回転体にトルク
が発生する。したがって雰囲気温度の変化によりブッシ
ュが径方向に膨張したり収縮したりしても、発生する摩
擦抵抗の大きさがそれほど変化しないことになり、これ
に伴って回転体に発生するトルクの大きさもそれほど変
化しないことになる。
【0009】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項2による軸受機構のように、回転体に対する
ブッシュの締め代が零に設定されていたり、あるいは回
転体とブッシュとの間に径方向の間隙が設定されていた
りすると、雰囲気温度の変化によりブッシュが径方向に
膨張したり収縮したりしても、発生する摩擦抵抗の大き
さが殆どまたは全く変化しないことになり、これに伴っ
て回転体に発生するトルクの大きさも殆どまたは全く変
化しないことになる。また回転体をブッシュに差し込む
のが容易になる。
明の請求項2による軸受機構のように、回転体に対する
ブッシュの締め代が零に設定されていたり、あるいは回
転体とブッシュとの間に径方向の間隙が設定されていた
りすると、雰囲気温度の変化によりブッシュが径方向に
膨張したり収縮したりしても、発生する摩擦抵抗の大き
さが殆どまたは全く変化しないことになり、これに伴っ
て回転体に発生するトルクの大きさも殆どまたは全く変
化しないことになる。また回転体をブッシュに差し込む
のが容易になる。
【0010】また上記構成を備えた本発明の請求項3に
よる軸受機構のように、支持体に対するブッシュの締め
代が零に設定されていたり、あるいは支持体とブッシュ
との間に径方向の間隙が設定されていたりすると、雰囲
気温度の変化によりブッシュが径方向に膨張するのが幾
分許容されることになる。したがってブッシュが膨張時
に支持体に強く拘束されて破損するといった不都合が発
生するのを未然に防止することが可能となる。またブッ
シュを支持体に差し込むのが容易になる。またこの場合
には、回り止め手段によりブッシュを支持体に対して回
り止めすることが必須となる。
よる軸受機構のように、支持体に対するブッシュの締め
代が零に設定されていたり、あるいは支持体とブッシュ
との間に径方向の間隙が設定されていたりすると、雰囲
気温度の変化によりブッシュが径方向に膨張するのが幾
分許容されることになる。したがってブッシュが膨張時
に支持体に強く拘束されて破損するといった不都合が発
生するのを未然に防止することが可能となる。またブッ
シュを支持体に差し込むのが容易になる。またこの場合
には、回り止め手段によりブッシュを支持体に対して回
り止めすることが必須となる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
したがって説明する。
【0012】図1に示すように、当該実施形態に係る軸
受機構1は、支持体11の装着空間12に装着され、回
転体である軸13にトルクを発生させるものである。
受機構1は、支持体11の装着空間12に装着され、回
転体である軸13にトルクを発生させるものである。
【0013】当該軸受機構1は先ず、トルクブッシュ2
を備えている。
を備えている。
【0014】このトルクブッシュ2は所定の樹脂材料に
よって基本的に円筒形に成形されており、前記装着空間
12に差し込み装着されるとともに前記軸13の軸方向
一端部13aが差し込まれる円筒形の筒状部3を備えて
おり、この筒状部3の軸方向一端部に径方向内方に向け
て、この筒状部3に差し込まれる軸13の軸方向一端面
13bが当接する平板状の当接部5が一体成形されてお
り、このブッシュ2と装着空間12の底面12aとの間
に、当接部5を軸13の軸方向一端面13bに向けて軸
方向に押し付けるバネ手段である板バネ6が介装されて
いる。
よって基本的に円筒形に成形されており、前記装着空間
12に差し込み装着されるとともに前記軸13の軸方向
一端部13aが差し込まれる円筒形の筒状部3を備えて
おり、この筒状部3の軸方向一端部に径方向内方に向け
て、この筒状部3に差し込まれる軸13の軸方向一端面
13bが当接する平板状の当接部5が一体成形されてお
り、このブッシュ2と装着空間12の底面12aとの間
に、当接部5を軸13の軸方向一端面13bに向けて軸
方向に押し付けるバネ手段である板バネ6が介装されて
いる。
【0015】またブッシュ2は、円筒形を呈する装着空
間12の内周面12bに対して軸方向に移動可能とされ
ており、これに対して回転方向については回り止め手段
14により回り止めされている。回り止め手段14は、
ブッシュ2の筒状部3の外周面に一体成形された凸部1
5と、この凸部15と回転方向に係合するように装着空
間12の開口周縁部に形成された凹部16との組み合わ
せにより構成されている。
間12の内周面12bに対して軸方向に移動可能とされ
ており、これに対して回転方向については回り止め手段
14により回り止めされている。回り止め手段14は、
ブッシュ2の筒状部3の外周面に一体成形された凸部1
5と、この凸部15と回転方向に係合するように装着空
間12の開口周縁部に形成された凹部16との組み合わ
せにより構成されている。
【0016】軸13は、ブッシュ2に対して軸方向およ
び回転方向に相対移動可能とされているが、板バネ6の
弾性により当接部5がこの軸13の軸方向一端面13b
に押し付けられても自重等により軸方向に移動せず、よ
ってこの当接部5と軸13の軸方向一端面13bとの間
に、軸13の回転時に所定の大きさの摩擦抵抗ないし摺
動抵抗が発生し、これに伴って軸13にトルクが発生す
るようになっている。
び回転方向に相対移動可能とされているが、板バネ6の
弾性により当接部5がこの軸13の軸方向一端面13b
に押し付けられても自重等により軸方向に移動せず、よ
ってこの当接部5と軸13の軸方向一端面13bとの間
に、軸13の回転時に所定の大きさの摩擦抵抗ないし摺
動抵抗が発生し、これに伴って軸13にトルクが発生す
るようになっている。
【0017】したがって上記構成を備えた軸受機構1に
よれば、雰囲気温度が変化して樹脂製のブッシュ2が径
方向に膨張したり収縮したりしても摺動状況が変化しな
いために、発生する摩擦抵抗ないし摺動抵抗の大きさが
それほど変化せず、これに伴って軸13に発生するトル
クの大きさもそれほど変化しないことから、発生するト
ルクの大きさを安定化させることができる。
よれば、雰囲気温度が変化して樹脂製のブッシュ2が径
方向に膨張したり収縮したりしても摺動状況が変化しな
いために、発生する摩擦抵抗ないし摺動抵抗の大きさが
それほど変化せず、これに伴って軸13に発生するトル
クの大きさもそれほど変化しないことから、発生するト
ルクの大きさを安定化させることができる。
【0018】当接部5は、板バネ6の弾性により軸13
の軸方向一端面13bに押し付けられて軸13の回転時
に摩擦抵抗ないし摺動抵抗を発生させるものであれば、
その形状は特に限定されず、上記したブッシュ2の内周
を閉塞する板状の他、例えば鍔状ないしフランジ状のも
のであっても良い。またバネ手段の種類は、板バネ6に
限定されず、コイルバネでも良く、更にはゴム状弾性体
であっても良い。
の軸方向一端面13bに押し付けられて軸13の回転時
に摩擦抵抗ないし摺動抵抗を発生させるものであれば、
その形状は特に限定されず、上記したブッシュ2の内周
を閉塞する板状の他、例えば鍔状ないしフランジ状のも
のであっても良い。またバネ手段の種類は、板バネ6に
限定されず、コイルバネでも良く、更にはゴム状弾性体
であっても良い。
【0019】また上記実施形態においては、ブッシュ2
に軸13に対する締め代が設定されているが、この締め
代を零に設定したり、または図2に示すように軸13と
ブッシュ2との間に所定の大きさの径方向間隙7を設定
したりすると、雰囲気温度の変化によりブッシュ2が径
方向に膨張したり収縮したりしても、発生する摩擦抵抗
の大きさが殆どまたは全く変化せず、これに伴って軸1
3に発生するトルクの大きさも殆どまたは全く変化しな
いことから、発生するトルクの大きさを一層安定化させ
ることができる。図2におけるその他の構成は、図1に
おける構成と同じであるため、その説明を省略する。
に軸13に対する締め代が設定されているが、この締め
代を零に設定したり、または図2に示すように軸13と
ブッシュ2との間に所定の大きさの径方向間隙7を設定
したりすると、雰囲気温度の変化によりブッシュ2が径
方向に膨張したり収縮したりしても、発生する摩擦抵抗
の大きさが殆どまたは全く変化せず、これに伴って軸1
3に発生するトルクの大きさも殆どまたは全く変化しな
いことから、発生するトルクの大きさを一層安定化させ
ることができる。図2におけるその他の構成は、図1に
おける構成と同じであるため、その説明を省略する。
【0020】また支持体11に対するブッシュ2の締め
代を零に設定したり、または図3に示すように支持体1
1とブッシュ2との間に所定の大きさの径方向間隙17
を設定したりすると、雰囲気温度の変化によりブッシュ
2が径方向に膨張するのが幾分許容されることになる。
したがってブッシュ2が膨張時に支持体11に強く拘束
されて破損するといった不都合が発生するのを未然に防
止することができる。
代を零に設定したり、または図3に示すように支持体1
1とブッシュ2との間に所定の大きさの径方向間隙17
を設定したりすると、雰囲気温度の変化によりブッシュ
2が径方向に膨張するのが幾分許容されることになる。
したがってブッシュ2が膨張時に支持体11に強く拘束
されて破損するといった不都合が発生するのを未然に防
止することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0022】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1による軸受機構においては、ブッシュに当接部
が設けられてこの当接部が回転体の端面に対してバネ手
段で押し付けられるようになっているために、回転体の
周面ではなく回転体の端面とブッシュとの間に摩擦抵抗
が発生し、これにより回転体にトルクが発生する。した
がって雰囲気温度が変化してブッシュが径方向に膨張し
たり収縮したりしても摺動状況が変化しないために、発
生する摩擦抵抗ないし摺動抵抗の大きさがそれほど変化
せず、これに伴って回転体に発生するトルクの大きさも
それほど変化しないことから、発生するトルクの大きさ
を安定化させることができる。
請求項1による軸受機構においては、ブッシュに当接部
が設けられてこの当接部が回転体の端面に対してバネ手
段で押し付けられるようになっているために、回転体の
周面ではなく回転体の端面とブッシュとの間に摩擦抵抗
が発生し、これにより回転体にトルクが発生する。した
がって雰囲気温度が変化してブッシュが径方向に膨張し
たり収縮したりしても摺動状況が変化しないために、発
生する摩擦抵抗ないし摺動抵抗の大きさがそれほど変化
せず、これに伴って回転体に発生するトルクの大きさも
それほど変化しないことから、発生するトルクの大きさ
を安定化させることができる。
【0023】またこれに加えて、上記構成を備えた本発
明の請求項2による軸受機構においては、回転体に対す
るブッシュの締め代が零に設定され、または回転体とブ
ッシュとの間に径方向間隙が設定されているために、雰
囲気温度の変化によりブッシュが径方向に膨張したり収
縮したりしても、発生する摩擦抵抗の大きさが殆どまた
は全く変化せず、これに伴って回転体に発生するトルク
の大きさも殆どまたは全く変化しないことから、発生す
るトルクの大きさを一層安定化させることができる。ま
た回転体をブッシュに差し込むのを容易化することがで
きる。
明の請求項2による軸受機構においては、回転体に対す
るブッシュの締め代が零に設定され、または回転体とブ
ッシュとの間に径方向間隙が設定されているために、雰
囲気温度の変化によりブッシュが径方向に膨張したり収
縮したりしても、発生する摩擦抵抗の大きさが殆どまた
は全く変化せず、これに伴って回転体に発生するトルク
の大きさも殆どまたは全く変化しないことから、発生す
るトルクの大きさを一層安定化させることができる。ま
た回転体をブッシュに差し込むのを容易化することがで
きる。
【0024】更にまた、上記構成を備えた本発明の請求
項3による軸受機構においては、支持体に対するブッシ
ュの締め代が零に設定され、または支持体とブッシュと
の間に径方向間隙が設定されているために、雰囲気温度
の変化によりブッシュが径方向に膨張するのが幾分許容
されている。したがってブッシュが膨張時に支持体に強
く拘束されて破損するといった不都合が発生するのを未
然に防止することができる。またブッシュを支持体に差
し込むのを容易化することができる。
項3による軸受機構においては、支持体に対するブッシ
ュの締め代が零に設定され、または支持体とブッシュと
の間に径方向間隙が設定されているために、雰囲気温度
の変化によりブッシュが径方向に膨張するのが幾分許容
されている。したがってブッシュが膨張時に支持体に強
く拘束されて破損するといった不都合が発生するのを未
然に防止することができる。またブッシュを支持体に差
し込むのを容易化することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る軸受機構の断面図
【図2】本発明の他の実施形態に係る軸受機構の断面図
【図3】本発明の他の実施形態に係る軸受機構の断面図
【図4】従来例に係る軸受機構の断面図
1 軸受機構 2 ブッシュ 3 筒状部 5 当接部 6 板バネ(バネ手段) 7,17 径方向間隙 11 支持体 12 装着空間 12a 底面 12b 内周面 13 軸(回転体) 13a 軸方向一端部 13b 軸方向一端面(端面) 14 回り止め手段 15 凸部 16 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 回転体(13)を回転可能に差し込む筒
状部(3)、および前記筒状部(3)に差し込んだ前記
回転体(13)の端面(13b)に当接する当接部
(5)を備えたブッシュ(2)と、 前記当接部(5)を前記回転体(13)の端面(13
b)に押し付けて所定の摩擦力を発生させるバネ手段
(6)とを有することを特徴とする軸受機構。 - 【請求項2】 請求項1の軸受機構において、 ブッシュ(2)は回転体(13)に対して、締め代が零
に設定され、または径方向に間隙(7)が設定されてい
ることを特徴とする軸受機構。 - 【請求項3】 請求項1の軸受機構において、 ブッシュ(2)は支持体(11)に対して、締め代が零
に設定され、または径方向に間隙(17)が設定され、
回り止め機構(14)を有することを特徴とする軸受機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16789098A JP2000002240A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 軸受機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16789098A JP2000002240A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 軸受機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000002240A true JP2000002240A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15857974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16789098A Withdrawn JP2000002240A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 軸受機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000002240A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100710878B1 (ko) * | 2005-09-26 | 2007-04-27 | 삼성전자주식회사 | 롤러장치 |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP16789098A patent/JP2000002240A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100710878B1 (ko) * | 2005-09-26 | 2007-04-27 | 삼성전자주식회사 | 롤러장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |