JP2000001637A - 外壁等の塗膜並びにプラスティックタイル用剥離剤及び剥離方法 - Google Patents
外壁等の塗膜並びにプラスティックタイル用剥離剤及び剥離方法Info
- Publication number
- JP2000001637A JP2000001637A JP16647098A JP16647098A JP2000001637A JP 2000001637 A JP2000001637 A JP 2000001637A JP 16647098 A JP16647098 A JP 16647098A JP 16647098 A JP16647098 A JP 16647098A JP 2000001637 A JP2000001637 A JP 2000001637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- release agent
- composition
- plastic tile
- peeling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
の無機質の汚れを安全且つ確実に剥離する。 【解決手段】 この発明の剥離剤は下記(ア),
(イ),(ウ)を含み、且つ実質量の塩素化溶剤を含ま
ない組成物からなる外壁等の塗膜並びにプラスティック
タイル用剥離剤である。 (ア)95〜10w%の下式Iのエチレン、プロピレ
ン、ブチレングリコールエーテルエステル (上式中、R1は独立にC1〜C4アルキン基でR2は独立
に水素、メチル、エチルであり、R3は独立にC1〜C4
アルキル基であり、nは1〜4である) (イ)0〜30w%の有機プロトン性溶媒 (ウ)5〜80w%の水 そして上記剥離剤は、有機プロトン性溶媒が3〜18個
の炭素原子を有するアルコールであるほか、塩基性もし
くは酸性化合物を含ませることも可能である。前記の組
成物を塗布する事により、プラスティックタイルを軟化
可塑化させ基材からプラスティックタイルを剥離除去す
るほか、これらの組成物を塗布する事により、外壁塗膜
を軟化可塑化させ、基材から塗膜を剥離除去することも
できる。
Description
物の壁面や床面等の塗膜の剥離並びに建造物床材等に用
いるプラスティックタイルの敷き直し使用に適した剥離
剤並びにその剥離方法に関する。
を剥離する場合や、建造物床材等に用いるプラスティッ
クタイルの敷き直しをする場合、剥離時間の短縮並びに
作業の省力化を目的として剥離剤が用いられてきた。こ
の剥離材は塩化メチレンを主成分とした塗料剥離剤や強
アルカリ水溶性の塗料剥離剤が主である。しかし昨今、
環境意識の高まり等から、塩化メチレンを主剤とした塗
料剥離剤やアルカリ水溶性塗料剥離剤を使用せず、物理
的に剥離する手法が試みられるようになった。
間の大幅増加である。つまり現実的には施工条件が狭め
られる。又超音波剥離機等を使用すると多少省力化が認
められるが、この場合、作業者及び周囲の人や精密電子
機器への超音波影響が懸念される。
響や作業安全性、毒性の懸念があり、又、他の塩素化有
機溶剤も環境問題を引き起こす可能性がある。強アルカ
リ水溶性剥離剤は、水酸化アルカリ金属による樹脂の酸
化劣化をベースとする。上記同様に添加される促進剤の
安定性、作業の安全性及び廃棄物処理が問題となってい
る。またかかる問題を解決するため、非塩素系溶剤型剥
離剤が多数開発されているが、引火性の問題があった
り、引火点を消したり水溶性化合物を添加するために有
機溶剤が本来持つ剥離除去性能を犠牲にして水等を添加
しいるものが殆どで、多くの非塩素系有機溶剤型剥離剤
が含むN−メチル−2−ピロリドンは、不快なアミン臭
を持ち、塩基性化合物の存在下では安定でない。
壁塗膜等に用いた場合、塗膜表面を急激に溶解する為、
剥離剤が滑り落ちてしまう。また、溶解した塗膜は乾燥
前の塗料と同一の状態となり、剥離剤の塗布効率及び作
業場所への再付着、塗料の廃棄物処理等、全体的な作業
効率が著しく低下する。この為、一般的には工場内作業
等にて剥離剤に浸漬するような用途に使用されているの
みである。
改善するために塩素系溶剤を含まず、高引火点又は引火
点を持たず、人体や環境への影響が少なく、取り扱いが
容易で安定な無臭型高性能水溶性剥離剤を提供するもの
である。ちなみにこれまで水を添加してなお良好な浸透
性を有し、数ミリに達する建造物等の外壁やプラスティ
ックタイルとその接着剤樹脂(同様計数ミリに及ぶ)に
対して使用可能な剥離剤は現実的に存在しない。
めの本発明の剥離剤は、第1に下記(ア),(イ),
(ウ)を含み、且つ実質量の塩素化溶剤を含まない組成
物からなることを特徴としている。 (ア)95〜10w%の下式Iのエチレン、プロピレ
ン、ブチレングリコールエーテルエステル (イ)0〜30w%の有機プロトン性溶媒 (ウ)5〜80w%の水 第2に有機プロトン性溶媒が3〜18個の炭素原子を有
するアルコールであることを特徴としている。第3に塩
基性もしくは酸性化合物を含むことを特徴としている。
第4に上記記載の組成物を増粘し、塗布性及び作業性を
改善したことを特徴としている。
は、上記記載の組成物を塗布する事により、塗膜又はプ
ラスティックタイルを軟化可塑化させ基材から剥離除去
することを特徴としている。
すると、本発明においては外壁等の塗膜並びにプラステ
ィックタイルの剥離除去に有効な組成物で下記(ア),
(イ),(ウ)を含み、且つ実質量の塩素化溶剤を含ま
ない組成物で、その剥離除去効率が良く、あらゆる面で
安全性の高い剥離剤及び剥離方法が提供される。 (ア)95〜10w%の下式Iのエチレン、プロピレ
ン、ブチレングリコールエーテルエステル (上式中、R1は独立にC1〜C4アルキン基でR2は独立
に水素、メチル、エチルであり、R3は独立にC1〜C4
アルキル基であり、nは1〜4である) (イ)0〜30w%の有機プロトン性溶媒 (ウ)5〜80w%の水 そして好ましくは、エチレン、プロピレン並びにブチレ
ングリコールエーテルエステルを有効量含有し、不燃化
及び適量の溶剤を容易に塗布する為に水を10%以上添
加し、水溶性増粘剤を例えば、天然ポリマー誘導体やポ
リアクリレートのアルカリ金属塩やアンモニウム塩を適
当に増粘された剥離剤とする。
物等の外壁塗膜に塗布することにより、下地から塗膜を
剥離除去するものである。さらに、本発明の組成物をP
タイル並びにその接着剤樹脂に塗布することにより、下
地からPタイル、接着剤樹脂を剥離除去する。
びにブチレングリコールエーテルエステルに上記に示し
た水又は水と水溶性増粘剤を併用した場合、水並びに増
粘による浸透性の劣化が認められないばかりか、より絶
大な浸透性を示す。よって外壁塗膜並びプラスティック
タイルの剥離除去が容易になるまでに要する浸透膨潤時
間は、式Iのエチレン並びにプロピレングリコールエー
テルエステルを単独で用いた場合に比し、水を添加した
上で増粘してもなお短縮される。
くは90〜30重量パーセントの式Iのエチレン、プロ
ピレン並びにブチレングリコールエーテルエステル、
(イ)0〜30、好ましくは0〜20重量パーセントの
有機プロトン性溶媒、及び(ウ)5〜80、好ましくは
10〜70重量パーセントの水を含む。
キル基でR2は独立に水素、メチルもしくはエチルであ
り、R3は独立にC1C4アルキル基であり、nは1〜4
個である。R1並びにR3アルキル基は分枝鎖又は非分枝
鎖であってよい。このアルキル基の例は、メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソブロピル、n−ブチルもしくは
イソブチルである。プロピル及びブチル基のうち、n−
プロピル及びn−ブチルが浸透と溶解のバランス上好ま
しい。式Iの最も好ましいエチレン、プロピレン並びに
ブチレングリコールエーテルエステルは、R1、R2並び
にR3がメチルであるものである。
チルである。毒性の点から好ましくは、R2はメチルで
ある。nは1〜4、好ましくは1、2である。
ジプロピレングリコールモノメチルエーテルメチルエス
テル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテルメチ
ルエステル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテ
ルメチルエステル、ジブレチングリコールモノメチルエ
ーテルメチルエステル、ジブレチングリコールモノエチ
ルエーテルメチルエステル、並びにジブレチングリコー
ルモノブチルエーテルメチルエステルである。
ン性溶媒を含む。有効な有機プロトン性溶媒は、例えば
アルコール、例えば飽和開鎖もしくは環状アルコール、
好ましくはプロパノール、例えばn−プロパノールもし
くはイソプロパノール、ブタノール、例えば、n−ブタ
ノールもしくはi−ブタノール、ヘキサノール、例え
ば、n−ヘキサノールもしくはシクロヘキサノール、ヘ
プタノール、オクタノール、デカノール、ドデカノー
ル、例えば、ラウリルアルコール、もしくはオクタデカ
ノール、例えば、ステアリルアルコール、又は不飽和ア
ルコール、好ましくはアリルもしくはフルフリルアルコ
ールである。このアルコールは好ましくは3〜18個の
炭素原子を有する。他の有効なアルコールはグリコール
もしくはグリコールモノエーテル、好ましくはプロピレ
ンもしくはブチレングリコールもしくはグリコールモノ
エーテルである。例えば、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、ジブチレン
グリコール、プロピレングリコールメチルエーテル、プ
ロピレングリコールn−ブチルエーテル、ジプロピレン
グリコールメチルエーテルもしくはジプロピレングリコ
ールn−ブチルエーテルである。水溶化等を目的とした
異なる有機プロトン性溶媒の混合も有効であるが、その
総量は本発明の組成物の成分(イ)に示した上記範囲内
にあるべきである。
プロトン性溶媒を上記に示した量を含む。本発明の組成
物が必ずしも有機プロトン性溶媒を含む必要はないが、
成分(イ)及び(ウ)の総量は、(ア),(イ)及び
(ウ)の総重量を基準として5〜80パーセント、好ま
しくは15〜70パーセントである。
合物も含んでよい。塩基性もしくは酸性化合物を用いる
場合、これは通常(ア)及び(イ)の総量を基準として
0.1〜20、好ましくは0.1〜10重量パーセント
の量で用いられる。有効な塩基性化合物は、例えば、ア
ミン、例えばアンモニア、エチレンジアミン、ヘキサメ
チレンテトラアミン、アルカノールアミン、例えばエタ
ノールアミンもしくはプロパノールアミンである。有効
な酸性化合物は、例えば有機酸、例えば酢酸、グリコー
ル酸、乳酸、グルコン酸、プロピオン酸、ブタン酸もし
くはペンタノン酸である。
れる式(I)のエチレン及びプロピレングリコールエー
テルエステルは塩基性もしくは酸性化合物により分解さ
れにくいことが明らかである。これは、基材から高分子
コーティングを除去する本発明の組成物の効率をさらに
高めるため塩基性化合物もしくは酸性化合物を用い得
る。塩基性化合物もしくは酸性化合物を用いた場合、本
発明の組成物において有機プロトン性溶媒が用いられな
いか又は塩基性もしくは酸性化合物により分解されない
組成物の成分(イ)として有機プロトン性溶媒が用いら
れる。従って、本発明の組成物は塩基性もしくは酸性化
合物の存在下において安定である。
アニオン、ノニオン性もしくはカチオンタイプの界面活
性剤もしくは濡れ剤を含んでよいが、ただしそれは本発
明の組成物に可溶でありかつ有効であり、そして組成物
の成分(ア)及び(イ)に悪影響を及ぼさないものであ
る。界面活性剤もしくは濡れ剤を用いた場合、これは通
常(ア)及び(イ)の総量を基準として0.01〜5、
好ましくは0.1〜3重量パーセントの量で用いられ
る。有効な界面活性剤及び濡れ剤は、例えばノニルフェ
ノールエトキシレート、脂肪アルコールエトキシレート
並びにアセチレングリコール系界面活性剤である。
に増粘剤及びゲル化剤を添加出来る。例えば有機系では
ヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテル、メチル
セルロースエーテル、ポリアクリル酸及びそのアルカリ
金属塩やそのアンモニウム塩又はパラフインワックス、
無機系では、例えばカオリン、ベントナイト、膨潤性シ
リカである。
テル、例えばシュウ酸、マロン酸、琉珀酸、グルタル酸
もしくはアジピン酸のエステルである。
プラスティックタイル及びその接着剤樹脂を、例えば木
材、金属、コンクリート、セメント、れんが及びガラス
から除去するのに有効である。この外壁塗膜やプラステ
ィックタイル及びその接着剤樹脂は種々の成分、例えば
公知のビニル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アク
リル樹脂、例えば充填剤として増量剤や顔料、例えば炭
酸カルシウム、カオリン、酸化チタンにより配合され
る。
イル及びその接着剤を剥離除去するための本発明の組成
物の使用において、この組成物は対象の表面に塗布さ
れ、除去層を実質的に膨潤軟化するに十分な時間、対象
の表面と接触させられる。この組成物は従来の方法、例
えばローラー塗り、刷毛塗り、スプレー塗布によって対
象の表面に塗布してよい。塗布される組成物の厚さは、
通常0.3〜5mm、好ましくは1〜2mmである。製品の
放置させられる時間は、多くの要因、例えば、外壁塗膜
やプラスティックタイルの樹脂材質、充填剤比率及び厚
さ、接着剤の樹脂材質、充填剤比率及び厚さ、基材との
接着強度によってきまる。通常、周囲温度において、外
壁塗膜が実質的に膨潤軟化されるに約12時間、プラス
ティックタイルを実質的に膨潤軟化されるに約8時間以
下の接触放置で十分である。実際の作業では多くの場
合、実質的に作業に2日を要し、塗布後一夜放置される
ため、本膨潤軟化時間は適正であり何ら問題ない。
間の放置及び周囲の環境に与える影響が殆どなく、剥離
剤塗布場所をロープ等にて閉鎖するのみで、周囲や室内
でもなお他の作業を並行して行え、また施主の業務に与
える不利益を最小に抑える利点を持つ。
化させる為にこの組成物を製品の表面と接触させた後、
この組成物及び軟化したプラスティックタイルは公知の
方法、例えばスクレバー、超音波剥離機、パテナイフ、
ブラシによる削り落としによって除去される。通常、本
発明の組成物は最終的に蒸散し、再施工にあたり洗浄す
る必要はない。
プラスティックタイルを膨潤軟化そして除去するに1回
の処理で十分である。しかし接着剤の残部剥離等場合に
より、2回以上の処理を用いてよい。又は乾燥後、基材
を例えばサンダー仕上げにより処理してよい。
部及びパーセントは特に示さない限り重量基準である。
この例は本発明の範囲を限定するものではない。
た塗膜の除去と床面に敷設されたプラスティックタイル
の剥離実験の方法と結果を[実験例1],[実験例2]
及び[表1],[表2]として以下に示す。なおいずれ
の場合も評価用サンプルはタレ防止のため適度に増粘し
て評価した。
1,1−トリクロロエタンで洗浄する。洗浄後乾燥させ
たモルタルタイルに関西ペイント製アレスリシンを塗
布。次にマルチタイルコンクリートプライマーVPをロ
ーラー塗り。次にマルチタイルラフEをベース吹き。次
にマルチタイルラフEをパターン吹き。次にマルチタイ
ル上塗りPUをローラー塗り高原仕上げとする。塗布厚
さは最大2mm、最小1mmになるよう調整する。又塗布時
はそれぞれ十分に乾燥後塗布する。さらに仕上がった本
塗布品を6ヶ月自然乾燥させ、試験片とする。乾燥後、
少量の本発明の組成物及び比較溶剤を試験片に塗布し、
12時間後前述した方法で除去試験を行った。
([表2]においても同じ) MDPGAC…ジプロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート DEG …ジエチレングリコール MDPG …ジプロピレングリコールモノメチルエー
テル NMP …n−メチルピロリドン GB …γ−ブチロラクトン 2)試験片の塗料がスクレバーにより剥離除去するに十
分な軟らかさになった場合をすべて「○」で表す。「×」
は塗布された本発明の組成物又は塗布された比較溶剤が
十分な効果がないことを意味し、「△」はさらに放置す
れば除去可能となることを意味する。又、除去可能なも
のの除去容易性を5段表示し、5を最良とする。
コールモノメチルエーテルメチルエステルが、単独でも
しくは請求の範囲に示した範囲以外の水量とともに用い
た場合よりも請求の範囲に示した量の水と混合した場合
に塗膜の除去において有効であることを示している。表
1は又、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルメ
チルエステルが、プロトン性溶媒と混合した場合よりも
対応する量の水と混合した場合に塗膜の除去において等
しいもしくはより有効であることを示している。環境及
び経済的理由のため、プロトン性溶媒を用いる場合と等
しいもしくはより有効な特性が得られるならば、水を用
いることが当然好ましい。表1は又、剥離剤用として公
知の化合物であるN−メチル−2−ピロリドンを同じ量
の水と混合した場合、この混合物はN−メチル−2−ピ
ロリドン単独に比較しPタイル剥離剤として著しく有効
性がない事を示している。他水溶性有機溶剤も同様であ
る。またMDPGACと水を1:1に配合してなお剥離
効果が高いものはコスト的に特に有効である。
験 [方法]厚さ2mmのプラスティックタイルをアセトン及
び1,1,1−トリクロロエタンで洗浄する。市販のプ
ラスティックタイル接着剤、エポキシ系反応硬化型、ウ
レタン系溶剤型、アクリルエマルション型、ゴム系ラテ
ックス、ゴム系溶剤型、酢酸ビニル系、酢酸ビニル共重
合系溶剤型接着剤をそれぞれよく攪拌し、次いでパテナ
イフによりモルタルプレートに塗布する。次いでこのプ
レートに上記のプラスティックタイルを張り、1ヶ月自
然乾燥させる。乾燥後、少量の本発明の組成物及び比較
溶剤を試験片に塗布し、8時間後前述した方法により除
去試験を行う。
離除去するに十分な軟らかさになった場合をすべて
「○」で表す。「×」は塗布された本発明の組成物又は
塗布された比較溶剤が十分な効果がないことを意味し、
「△」はさらに放置すれば除去可能となることを意味す
る。
場合、いずれの接着剤でも剥離性がよく、低コストで有
効な剥離効果が得られる。
ば、基本となる組成物が水溶性であるため多量の水と配
合でき、低コストの剥離剤及び剥離方法を得ることがで
き、環境負荷も少なくてすむほか、殆ど無臭で引火点が
ない等危険性や人に対する影響も少ない等の利点があ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】下記(ア),(イ),(ウ)を含み、且つ
実質量の塩素化溶剤を含まない組成物からなる外壁等の
塗膜並びにプラスティックタイル用剥離剤。 (ア)95〜10w%の下式Iのエチレン、プロピレ
ン、ブチレングリコールエーテルエステル (上式中、R1は独立にC1〜C4アルキン基でR2は独立
に水素、メチル、エチルであり、R3は独立にC1〜C4
アルキル基であり、nは1〜4である) (イ)0〜30w%の有機プロトン性溶媒 (ウ)5〜80w%の水 - 【請求項2】 有機プロトン性溶媒が3〜18個の炭素
原子を有するアルコールである請求項1記載の外壁等の
塗膜並びにプラスティックタイル用剥離剤。 - 【請求項3】 塩基性もしくは酸性化合物を含む請求項
1又は2記載の外壁等の塗膜並びにプラスティックタイ
ル用剥離剤。 - 【請求項4】 請求項1〜3記載の組成物を増粘し、塗
布性及び作業性を改善した外壁等の塗膜並びにプラステ
ィックタイル用剥離剤。 - 【請求項5】 請求項1〜4記載の組成物を塗布する事
により、プラスティックタイルを軟化可塑化させ基材か
らプラスティックタイルを剥離除去するプラスティック
タイルの剥離方法。 - 【請求項6】 請求項1〜4記載の組成物を塗布する事
により、外壁塗膜を軟化可塑化させ、基材から塗膜を剥
離除去する外壁等の塗膜剥離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16647098A JP2000001637A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 外壁等の塗膜並びにプラスティックタイル用剥離剤及び剥離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16647098A JP2000001637A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 外壁等の塗膜並びにプラスティックタイル用剥離剤及び剥離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000001637A true JP2000001637A (ja) | 2000-01-07 |
JP2000001637A5 JP2000001637A5 (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=15832000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16647098A Pending JP2000001637A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 外壁等の塗膜並びにプラスティックタイル用剥離剤及び剥離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000001637A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005281515A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Suishou Yuka Kogyo Kk | 剥離剤組成物およびその製造方法 |
WO2006013713A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-09 | Sliontec Corporation | 塗装材剥離剤及び塗装材剥離シート |
WO2006013714A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-09 | Sliontec Corporation | 塗装材の剥離方法 |
CN108084815A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-05-29 | 宁波爱克创威新材料科技有限公司 | 一种变色闪光内墙装饰涂料及其制备方法 |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP16647098A patent/JP2000001637A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005281515A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Suishou Yuka Kogyo Kk | 剥離剤組成物およびその製造方法 |
JP4610920B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2011-01-12 | スイショウ油化工業株式会社 | 剥離剤組成物およびその製造方法 |
WO2006013713A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-09 | Sliontec Corporation | 塗装材剥離剤及び塗装材剥離シート |
WO2006013714A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-09 | Sliontec Corporation | 塗装材の剥離方法 |
JPWO2006013714A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2008-05-01 | 株式会社スリオンテック | 塗装材の剥離方法 |
JPWO2006013713A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2008-05-01 | 株式会社スリオンテック | 塗装材剥離剤及び塗装材剥離シート |
JP4921171B2 (ja) * | 2004-07-14 | 2012-04-25 | マクセルスリオンテック株式会社 | 塗装材の剥離方法 |
JP5226213B2 (ja) * | 2004-07-14 | 2013-07-03 | 日立マクセル株式会社 | 塗装材剥離剤及び塗装材剥離シート |
CN108084815A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-05-29 | 宁波爱克创威新材料科技有限公司 | 一种变色闪光内墙装饰涂料及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5188675A (en) | Paint system for removing paint | |
US5565136A (en) | Water based wood stripping compositions | |
US20070049510A1 (en) | Two-step coating removal process | |
JP5290762B2 (ja) | 有機酸系の一組を含む床剥離剤/清浄剤 | |
EP0551405A1 (en) | Method of activating acidified nmp to provide an effective paint remover composition | |
EP0551378A1 (en) | Method of activating n-methyl-2-pyrrolidone (nmp) and/or gamma-butyrolactone (blo) varnish and paint remover solvents | |
EP2152816B1 (en) | Paint remover | |
AU2007361442B2 (en) | Floor stripper for chemically-resistant crosslinked floor finishes | |
AU671521B2 (en) | Cleaning composition | |
JP2000001637A (ja) | 外壁等の塗膜並びにプラスティックタイル用剥離剤及び剥離方法 | |
WO1992005224A1 (en) | Paint system for removing paint | |
ES2316013T3 (es) | Composicion decapante acuosa. | |
JPH11513724A (ja) | ペイント剥離用濃縮組成物 | |
JPH10279850A (ja) | 壁面等の塗膜剥離剤及びその剥離方法 | |
EP0891399B1 (en) | Neutral removers of paint from essentially metallic surfaces | |
JPH09241541A (ja) | 可剥離性水性被覆組成物及びその使用方法 | |
JP2000001637A5 (ja) | ||
US20040266636A1 (en) | Stripping composition and uses | |
JPWO2018179925A1 (ja) | 塗膜剥離組成物及び塗膜の剥離方法 | |
US20170327703A1 (en) | Synergistic Mixed Solvents - Based Compositions With Improved Efficiency Of Performance And Environmental Safety For Removal Of Paint, Varnish And Stain | |
JP5226213B2 (ja) | 塗装材剥離剤及び塗装材剥離シート | |
JPH0913082A (ja) | 硬化した木質系接着剤の除去剤 | |
JP2004136283A (ja) | 浸透性吸水防止層の形成方法 | |
JP2022121894A (ja) | 建築物又は構造物用塗膜剥離組成物 | |
US20070000871A1 (en) | Floor-etching solution |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050614 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050614 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050614 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20081023 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081104 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090303 |