JPH09241541A - 可剥離性水性被覆組成物及びその使用方法 - Google Patents
可剥離性水性被覆組成物及びその使用方法Info
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- JPH09241541A JPH09241541A JP4700796A JP4700796A JPH09241541A JP H09241541 A JPH09241541 A JP H09241541A JP 4700796 A JP4700796 A JP 4700796A JP 4700796 A JP4700796 A JP 4700796A JP H09241541 A JPH09241541 A JP H09241541A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】建築外装面や磁器タイルなどのパック洗浄剤と
して、また塗装仕上り面の一時保護剤として、さらには
非塗装面や塗装面への養生シ−ト剤などとして非常に有
用な可剥離性水性被覆組成物、及びこれら各用途におけ
る該可剥離性水性被覆組成物の使用方法を提供する。 【解決手段】伸び率100%以上で、引っ張り強度10
0kg/cm2 以上であるゴム又はその誘導体に基づく
エマルジョンを含有する。
して、また塗装仕上り面の一時保護剤として、さらには
非塗装面や塗装面への養生シ−ト剤などとして非常に有
用な可剥離性水性被覆組成物、及びこれら各用途におけ
る該可剥離性水性被覆組成物の使用方法を提供する。 【解決手段】伸び率100%以上で、引っ張り強度10
0kg/cm2 以上であるゴム又はその誘導体に基づく
エマルジョンを含有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築内・外装面な
どのパック洗浄剤として、また塗装仕上り面の一時保護
剤として、さらには非塗装面や塗装面への養生シ−ト剤
などとして非常に有用な可剥離性水性被覆組成物に関
し、及びこれら各用途における該可剥離性水性被覆組成
物の使用方法に関する。
どのパック洗浄剤として、また塗装仕上り面の一時保護
剤として、さらには非塗装面や塗装面への養生シ−ト剤
などとして非常に有用な可剥離性水性被覆組成物に関
し、及びこれら各用途における該可剥離性水性被覆組成
物の使用方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】建築物の外装面などの塗装作
業時には、まず旧塗膜面や素地面についているゴミ・
埃、旧塗膜の劣化物、かび、藻などを除去するために通
常は高圧水洗などによって、また浮き錆や付着力が低下
した塗膜を除去するために通常は3種および4種ケレン
などによって、旧塗膜面や素地面の清掃を行なう。しか
しながら、このような水洗作業は、住宅の密集地域など
では作業しにくく、また旧塗膜面や素地面に残った水洗
水が完全に揮発するまで塗装作業を行うことができず工
期が長くなるなどの不具合があり、またケレン作業もか
なりの時間を要するなどの不具合があった。
業時には、まず旧塗膜面や素地面についているゴミ・
埃、旧塗膜の劣化物、かび、藻などを除去するために通
常は高圧水洗などによって、また浮き錆や付着力が低下
した塗膜を除去するために通常は3種および4種ケレン
などによって、旧塗膜面や素地面の清掃を行なう。しか
しながら、このような水洗作業は、住宅の密集地域など
では作業しにくく、また旧塗膜面や素地面に残った水洗
水が完全に揮発するまで塗装作業を行うことができず工
期が長くなるなどの不具合があり、またケレン作業もか
なりの時間を要するなどの不具合があった。
【0003】一方、塗装作業の前には、通常、非塗装面
に対し養生シ−トでマスキングを行うが、かかる工程は
非常に煩雑であり塗装そのものの作業より工数を要し、
また曲面部などには該シ−トでマスキングがしにくい、
などの不具合があった。
に対し養生シ−トでマスキングを行うが、かかる工程は
非常に煩雑であり塗装そのものの作業より工数を要し、
また曲面部などには該シ−トでマスキングがしにくい、
などの不具合があった。
【0004】また一方で塗装作業時に、未塗装部の金属
面が屋外でしばらく放置される場合、塗装するまでの間
に該金属面に錆が生じたり、あるいは窓枠などシ−リン
グ剤等で防水処理を施す部位が屋外でしばらく放置され
る場合には、処理を施すまでの間に該部位に水分が侵入
しやすくなる、などの不具合があった。
面が屋外でしばらく放置される場合、塗装するまでの間
に該金属面に錆が生じたり、あるいは窓枠などシ−リン
グ剤等で防水処理を施す部位が屋外でしばらく放置され
る場合には、処理を施すまでの間に該部位に水分が侵入
しやすくなる、などの不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記不具合
を解消すべく鋭意検討した結果、特定のゴム又はその誘
導体に基づくエマルジョンを含有する被覆組成物を用い
ることにより、塗装作業時の工程短縮を実現しうること
を見出し本発明に到達した。
を解消すべく鋭意検討した結果、特定のゴム又はその誘
導体に基づくエマルジョンを含有する被覆組成物を用い
ることにより、塗装作業時の工程短縮を実現しうること
を見出し本発明に到達した。
【0006】すなわち本発明は、伸び率100%以上
で、引っ張り強度100kg/cm2以上であるゴム又
はその誘導体に基づくエマルジョンを含有する可剥離性
水性被覆組成物、及びその使用方法を提供するものであ
る。
で、引っ張り強度100kg/cm2以上であるゴム又
はその誘導体に基づくエマルジョンを含有する可剥離性
水性被覆組成物、及びその使用方法を提供するものであ
る。
【0007】本発明の可剥離性水性被覆組成物は、以下
の特性を有していることが重要である。
の特性を有していることが重要である。
【0008】 清掃あるいは保護すべき塗膜や素材な
どに対して適度の密着性を有し、剥離する際は塗膜や素
材を傷付けることなく人手で連続して剥離できる。
どに対して適度の密着性を有し、剥離する際は塗膜や素
材を傷付けることなく人手で連続して剥離できる。
【0009】 スプレ−、ロ−ラ−、刷毛塗装がで
き、かつ厚塗り性に優れている。
き、かつ厚塗り性に優れている。
【0010】 被膜が適度な耐久性を有し、かつ粘着
性が少ない。
性が少ない。
【0011】 一時的な屋外保管に必要な耐水性、耐
候性、熱安定性を有している。
候性、熱安定性を有している。
【0012】 清掃あるいは保護すべき塗膜や素材に
膨潤、変形、変色、シミ、ボケなどの異常を起こさせる
ような溶剤、可塑剤、分散剤などの添加剤を含まない。
膨潤、変形、変色、シミ、ボケなどの異常を起こさせる
ような溶剤、可塑剤、分散剤などの添加剤を含まない。
【0013】 塗料やシンナ−が被膜面に付着しても
溶解・膨潤がなく耐溶剤性に優れている。
溶解・膨潤がなく耐溶剤性に優れている。
【0014】 被膜形成後、短時間でも剥離できるよ
う、乾燥性に優れている。
う、乾燥性に優れている。
【0015】以下、本発明について詳細に説明する。
【0016】本発明において使用されるゴム又はその誘
導体に基づくエマルジョンは、伸び率100%以上で、
引っ張り強度100kg/cm2 以上であるゴム又はそ
の誘導体を一端粉末状にしたものを水分散化してなるも
のである。
導体に基づくエマルジョンは、伸び率100%以上で、
引っ張り強度100kg/cm2 以上であるゴム又はそ
の誘導体を一端粉末状にしたものを水分散化してなるも
のである。
【0017】かかるゴム又はその誘導体としては、天然
ゴム、合成ゴム、例えばスチレン・ブタジエンゴム、イ
ソプレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリル・ブタジエ
ンゴム、シリコ−ンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、
アクリルゴム、及びこれらの誘導体などが使用できる。
ゴム、合成ゴム、例えばスチレン・ブタジエンゴム、イ
ソプレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリル・ブタジエ
ンゴム、シリコ−ンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、
アクリルゴム、及びこれらの誘導体などが使用できる。
【0018】上記ゴム又はその誘導体は、伸び率100
%以上、好ましくは200〜400%で、引っ張り強度
100kg/cm2 以上、好ましくは150〜300k
g/cm2 である。該伸び率が100%未満では、剥離
作業時に被膜が破断し容易に剥離できなくなり、また該
引っ張り強度が100kg/cm2 未満でも剥離作業時
に被膜が破断し容易に剥離できなくなるので好ましくな
い。
%以上、好ましくは200〜400%で、引っ張り強度
100kg/cm2 以上、好ましくは150〜300k
g/cm2 である。該伸び率が100%未満では、剥離
作業時に被膜が破断し容易に剥離できなくなり、また該
引っ張り強度が100kg/cm2 未満でも剥離作業時
に被膜が破断し容易に剥離できなくなるので好ましくな
い。
【0019】また上記ゴム又はその誘導体は、低温時の
造膜性や被膜物性の面から、ガラス転移温度が20℃以
下であることが望ましい。
造膜性や被膜物性の面から、ガラス転移温度が20℃以
下であることが望ましい。
【0020】上記ゴム又はその誘導体の水分散化は、乳
化剤の存在下でゴム又はその誘導体を水分散することで
行われる。乳化剤としては、従来公知のものが使用で
き、例えばオレイン酸、ロジン酸などの脂肪酸とアンモ
ニア、トリエタノ−ルアミン、水酸化カリウムなどのア
ルカリとによるセッケンが挙げられる。さらに必要に応
じて保護コロイドやベントナイト、無水けい酸などを併
用してもよい。
化剤の存在下でゴム又はその誘導体を水分散することで
行われる。乳化剤としては、従来公知のものが使用で
き、例えばオレイン酸、ロジン酸などの脂肪酸とアンモ
ニア、トリエタノ−ルアミン、水酸化カリウムなどのア
ルカリとによるセッケンが挙げられる。さらに必要に応
じて保護コロイドやベントナイト、無水けい酸などを併
用してもよい。
【0021】上記エマルジョンに、さらに必要に応じて
公知の他のエマルジョンを併用することができ、例えば
耐候性、耐溶剤性の向上の点からは、アクリル系共重合
体エマルジョンを樹脂固形分中30重量%以下含有する
ことができる。
公知の他のエマルジョンを併用することができ、例えば
耐候性、耐溶剤性の向上の点からは、アクリル系共重合
体エマルジョンを樹脂固形分中30重量%以下含有する
ことができる。
【0022】アクリル系共重合体エマルジョンとして
は、例えば(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする
単量体混合物を乳化剤の存在下で乳化重合して得られる
重量平均分子量20,000以上のアクリル樹脂のエマ
ルジョンが使用できる。
は、例えば(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする
単量体混合物を乳化剤の存在下で乳化重合して得られる
重量平均分子量20,000以上のアクリル樹脂のエマ
ルジョンが使用できる。
【0023】本発明組成物は、さらに使用目的に応じ
て、着色化剤、撥水剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、水溶性
インヒビタ−などの添加剤を適宜選択してそれぞれ含有
することができる。
て、着色化剤、撥水剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、水溶性
インヒビタ−などの添加剤を適宜選択してそれぞれ含有
することができる。
【0024】着色化剤は、被膜の光劣化防止、塗装作業
時の塗装範囲の明確化などの点から染料や着色顔料を分
散してなる水性カラ−ペ−ストなどが使用でき、例えば
「ユニラント88」(横浜化成社製)、「HGカラ−」
(大日本インキ化学工業社製)、「エマコ−ルカラ−」
(山陽色素社製)、「ビニデラックス300」「アレス
アクアグロス」(関西ペイント社製)などの各原色ペ−
ストが挙げられる。該着色化剤の使用量は、樹脂100
重量部に対して15重量部以下、好ましくは0.1〜1
0重量部程度が望ましい。
時の塗装範囲の明確化などの点から染料や着色顔料を分
散してなる水性カラ−ペ−ストなどが使用でき、例えば
「ユニラント88」(横浜化成社製)、「HGカラ−」
(大日本インキ化学工業社製)、「エマコ−ルカラ−」
(山陽色素社製)、「ビニデラックス300」「アレス
アクアグロス」(関西ペイント社製)などの各原色ペ−
ストが挙げられる。該着色化剤の使用量は、樹脂100
重量部に対して15重量部以下、好ましくは0.1〜1
0重量部程度が望ましい。
【0025】撥水剤は、旧塗膜面あるいは素地面などの
被塗面から上記組成物による被膜を剥離する際に該被塗
面を傷付けることなく剥離できるように、または防水性
を向上させるために使用でき、該撥水剤としては、ワッ
クス系、シリコン系、フッ素系の化合物などが好適であ
る。ワックスとしては、例えばパラフィンワックス、マ
イクロクリスタリンワックス、ペトロラタムなどの石油
系;フィッシャ−、トロプシュワックス、酸化ポリエチ
レンワックス、ポリエチレンワックス、アクリル−エチ
レン共重合体ワックスなどの合成炭化水素系;ビスアマ
イド、アマイド、グリセリンエステル、高級アルコ−ル
(C12以上、好ましくはC18以上)、高級脂肪酸(C12
以上、好ましくはC18以上)などが挙げられる。シリコ
ン系としては、例えばジメチルポリシロキサン系、メチ
ルフェニルポリシロキサン系、環状ジメチルポリシロキ
サン系などのシリコンオイル、シリコン粉末、エマルシ
ョン、水性樹脂などが挙げられ、特にポリエ−テル変性
シリコンオイルが好適である。フッ素系としては、例え
ばパ−フロロアルキルカルボン酸塩、パ−フロロアルキ
ルリン酸エステル、パ−フロロアルキルトリメチルアン
モニウム塩、パ−フロロアルキルペンタノン、パ−フロ
ロアルキルEO付加物などが挙げられる。該撥水剤の使
用量は、樹脂100重量部に対してワックスでは30重
量部以下、好ましくは1〜20重量部、シリコン系では
10重量部以下、好ましくは0.1〜5重量部、フッ素
系では5重量部以下、好ましくは0.01〜3重量部程
度が望ましい。
被塗面から上記組成物による被膜を剥離する際に該被塗
面を傷付けることなく剥離できるように、または防水性
を向上させるために使用でき、該撥水剤としては、ワッ
クス系、シリコン系、フッ素系の化合物などが好適であ
る。ワックスとしては、例えばパラフィンワックス、マ
イクロクリスタリンワックス、ペトロラタムなどの石油
系;フィッシャ−、トロプシュワックス、酸化ポリエチ
レンワックス、ポリエチレンワックス、アクリル−エチ
レン共重合体ワックスなどの合成炭化水素系;ビスアマ
イド、アマイド、グリセリンエステル、高級アルコ−ル
(C12以上、好ましくはC18以上)、高級脂肪酸(C12
以上、好ましくはC18以上)などが挙げられる。シリコ
ン系としては、例えばジメチルポリシロキサン系、メチ
ルフェニルポリシロキサン系、環状ジメチルポリシロキ
サン系などのシリコンオイル、シリコン粉末、エマルシ
ョン、水性樹脂などが挙げられ、特にポリエ−テル変性
シリコンオイルが好適である。フッ素系としては、例え
ばパ−フロロアルキルカルボン酸塩、パ−フロロアルキ
ルリン酸エステル、パ−フロロアルキルトリメチルアン
モニウム塩、パ−フロロアルキルペンタノン、パ−フロ
ロアルキルEO付加物などが挙げられる。該撥水剤の使
用量は、樹脂100重量部に対してワックスでは30重
量部以下、好ましくは1〜20重量部、シリコン系では
10重量部以下、好ましくは0.1〜5重量部、フッ素
系では5重量部以下、好ましくは0.01〜3重量部程
度が望ましい。
【0026】殺菌剤は、塗り替え時の被塗面に付着した
カビや藻の除去を目的とする場合に添加され、取扱い上
低毒性のものが好ましく、例えば重金属塩類、ヨウ素化
合物、塩素化合物、ニトロ化合物などが使用できる。該
殺菌剤の使用量は、樹脂100重量部に対して10重量
部以下、好ましくは0.1〜5重量部程度が望ましい。
カビや藻の除去を目的とする場合に添加され、取扱い上
低毒性のものが好ましく、例えば重金属塩類、ヨウ素化
合物、塩素化合物、ニトロ化合物などが使用できる。該
殺菌剤の使用量は、樹脂100重量部に対して10重量
部以下、好ましくは0.1〜5重量部程度が望ましい。
【0027】紫外線吸収剤は、被膜の光劣化を防止し良
好な剥離性を得るため添加され、従来公知のものが使用
でき、例えばフェニルサリシレ−ト、p−オクチルフェ
ニルサリシレ−ト、4−tert−ブチルフェニルサリシレ
−トなどのサリチル酸誘導体;2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノンなどのベンゾフェノン系;ベンゾトルリアゾ−ル
系、シュウ酸アニリド、シアノアクリレ−トなどが挙げ
られる。また光安定剤を併用してもよい。該紫外線吸収
剤の使用量は、樹脂100重量部に対して10重量部以
下、好ましくは0.3〜5重量部程度が望ましい。
好な剥離性を得るため添加され、従来公知のものが使用
でき、例えばフェニルサリシレ−ト、p−オクチルフェ
ニルサリシレ−ト、4−tert−ブチルフェニルサリシレ
−トなどのサリチル酸誘導体;2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノンなどのベンゾフェノン系;ベンゾトルリアゾ−ル
系、シュウ酸アニリド、シアノアクリレ−トなどが挙げ
られる。また光安定剤を併用してもよい。該紫外線吸収
剤の使用量は、樹脂100重量部に対して10重量部以
下、好ましくは0.3〜5重量部程度が望ましい。
【0028】水溶性インヒビタ−は、金属面に塗布する
場合にラストスポットを防止する点から添加され、例え
ばリン酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、ケイ酸ナトリ
ウム、アセチルアセトン、ジメチルグリオキシムなどが
使用できる。該水溶性インヒビタ−の使用量は、樹脂1
00重量部に対して5重量部以下、好ましくは0.1〜
3重量部程度が望ましい。
場合にラストスポットを防止する点から添加され、例え
ばリン酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、ケイ酸ナトリ
ウム、アセチルアセトン、ジメチルグリオキシムなどが
使用できる。該水溶性インヒビタ−の使用量は、樹脂1
00重量部に対して5重量部以下、好ましくは0.1〜
3重量部程度が望ましい。
【0029】これらの添加剤は、水性エマルジョンとし
てから前記ゴム又はその誘導体に基づくエマルジョンな
どと共に混合するか、もしくは粉末の状態で分散するこ
とによって得ることできる。これらの添加剤のエマルジ
ョン化は機械的分散、乳化剤による分散などの方法が実
施できる。
てから前記ゴム又はその誘導体に基づくエマルジョンな
どと共に混合するか、もしくは粉末の状態で分散するこ
とによって得ることできる。これらの添加剤のエマルジ
ョン化は機械的分散、乳化剤による分散などの方法が実
施できる。
【0030】本発明組成物には、さらに必要に応じて、
公知の消泡剤、増粘剤、塗面調整剤、あるいは充填剤な
どを界面活性剤又は水溶性樹脂を用いて水分散体とした
ものなどが配合できる。
公知の消泡剤、増粘剤、塗面調整剤、あるいは充填剤な
どを界面活性剤又は水溶性樹脂を用いて水分散体とした
ものなどが配合できる。
【0031】上記で得られる本発明の可剥離性水性被覆
組成物の塗装には、従来公知の塗装法、例えば刷毛塗
り、ロ−ラ−塗り、スプレ−塗りなど幅広い方法が採用
でき、塗装された被膜は、常温で乾燥する。
組成物の塗装には、従来公知の塗装法、例えば刷毛塗
り、ロ−ラ−塗り、スプレ−塗りなど幅広い方法が採用
でき、塗装された被膜は、常温で乾燥する。
【0032】以上の通り本発明の可剥離性水性被覆組成
物は、建築内・外装面や磁器タイル面などのパック洗浄
剤として、また建築内・外装面や自動車など塗装仕上り
面の一時保護剤として、さらには建築塗装や自動車補修
塗装、船舶の塗替時などの非塗装面や塗装面への養生シ
−ト剤などとして用いることが可能である。
物は、建築内・外装面や磁器タイル面などのパック洗浄
剤として、また建築内・外装面や自動車など塗装仕上り
面の一時保護剤として、さらには建築塗装や自動車補修
塗装、船舶の塗替時などの非塗装面や塗装面への養生シ
−ト剤などとして用いることが可能である。
【0033】次いで本発明は、上記で得られる可剥離性
水性被覆組成物の使用方法を提供するものである。
水性被覆組成物の使用方法を提供するものである。
【0034】まず被塗面である旧塗膜面あるいは素地面
に、上記可剥離性水性被覆組成物を塗布し乾燥後、該組
成物による被膜を剥離して、旧塗膜面あるいは素地面に
付着した不要物を除去してなる使用方法が挙げられる。
素地としてはモルタル、コンクリ−ト、磁器タイル、石
材、レンガなど特に制限なく適用できる。該方法におい
ては、凹凸の大きい被塗面へ適用する場合には塗布量が
150g/m2 以上となるように塗装することが望まし
い。150g/m2 未満では剥離性が不良となり付着不
要物を十分に除去できなくなるので望ましくない。また
被塗面に付着したカビや藻の除去を目的とする場合には
上記可剥離性水性被覆組成物として殺菌剤を配合してな
る組成物を用いてもよい。
に、上記可剥離性水性被覆組成物を塗布し乾燥後、該組
成物による被膜を剥離して、旧塗膜面あるいは素地面に
付着した不要物を除去してなる使用方法が挙げられる。
素地としてはモルタル、コンクリ−ト、磁器タイル、石
材、レンガなど特に制限なく適用できる。該方法におい
ては、凹凸の大きい被塗面へ適用する場合には塗布量が
150g/m2 以上となるように塗装することが望まし
い。150g/m2 未満では剥離性が不良となり付着不
要物を十分に除去できなくなるので望ましくない。また
被塗面に付着したカビや藻の除去を目的とする場合には
上記可剥離性水性被覆組成物として殺菌剤を配合してな
る組成物を用いてもよい。
【0035】次いで、塗装仕上り面に、上記可剥離性水
性被覆組成物を塗布して該塗装仕上り面を一時的に保護
してなる使用方法が挙げられる。該方法においては、屋
外での使用となる場合に、その保護期間によっては、耐
候性の面から、上記可剥離性水性被覆組成物として着色
化剤や着色紫外線吸収剤を配合してなる組成物を用いた
り、塗布量が200g/m2 以上となるように塗装する
ことが望ましい。
性被覆組成物を塗布して該塗装仕上り面を一時的に保護
してなる使用方法が挙げられる。該方法においては、屋
外での使用となる場合に、その保護期間によっては、耐
候性の面から、上記可剥離性水性被覆組成物として着色
化剤や着色紫外線吸収剤を配合してなる組成物を用いた
り、塗布量が200g/m2 以上となるように塗装する
ことが望ましい。
【0036】さらに、塗装作業時の非塗装面に、上記可
剥離性水性被覆組成物を塗布して該非塗装面を一時的に
保護してなる使用方法が挙げられる。該方法において
も、屋外での使用となる場合には上記塗装仕上り面に対
する使用と同様の方法が採用できる。さらに被塗面であ
る非塗装面が金属素地面である場合には上記可剥離性水
性被覆組成物として水溶性インヒビタ−を配合してなる
組成物を用いることが望ましい。これは上記可剥離性水
性被覆組成物を直接塗布するとラストスポットが生じ該
保護被膜剥離後の金属素地面に点錆が発生する恐れがあ
るためである。
剥離性水性被覆組成物を塗布して該非塗装面を一時的に
保護してなる使用方法が挙げられる。該方法において
も、屋外での使用となる場合には上記塗装仕上り面に対
する使用と同様の方法が採用できる。さらに被塗面であ
る非塗装面が金属素地面である場合には上記可剥離性水
性被覆組成物として水溶性インヒビタ−を配合してなる
組成物を用いることが望ましい。これは上記可剥離性水
性被覆組成物を直接塗布するとラストスポットが生じ該
保護被膜剥離後の金属素地面に点錆が発生する恐れがあ
るためである。
【0037】さらに、塗り分けの塗装作業時の塗装面に
マスキングを行うため、上記可剥離性水性被覆組成物を
塗布して該塗装面を一時的に保護してなる使用方法が挙
げられる。該方法においても、屋外での使用となる場合
には上記塗装仕上り面に対する使用と同様の方法が採用
できる。また該方法においては、被塗面である塗装面
は、完全に硬化させるため、例えば少なくとも1日間以
上養生することが望ましい。被塗面である塗装面の乾燥
時間が短く完全に硬化する前に、上記可剥離性水性被覆
組成物を塗布すると、被塗面である塗装面に変色、ツヤ
びけなどが生じる恐れがあるので望ましくない。
マスキングを行うため、上記可剥離性水性被覆組成物を
塗布して該塗装面を一時的に保護してなる使用方法が挙
げられる。該方法においても、屋外での使用となる場合
には上記塗装仕上り面に対する使用と同様の方法が採用
できる。また該方法においては、被塗面である塗装面
は、完全に硬化させるため、例えば少なくとも1日間以
上養生することが望ましい。被塗面である塗装面の乾燥
時間が短く完全に硬化する前に、上記可剥離性水性被覆
組成物を塗布すると、被塗面である塗装面に変色、ツヤ
びけなどが生じる恐れがあるので望ましくない。
【0038】本発明の方法ではいずれも用途において
も、被塗面に上記で得られる可剥離性水性被覆組成物を
100g/m2 以上、好ましくは150〜400g/m
2 塗布することが望ましい。該100g/m2 未満では
剥離性が不良となるので望ましくない。
も、被塗面に上記で得られる可剥離性水性被覆組成物を
100g/m2 以上、好ましくは150〜400g/m
2 塗布することが望ましい。該100g/m2 未満では
剥離性が不良となるので望ましくない。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。尚、「部」及び「%」は特に断らない限り、
夫々「重量部」及び「重量%」を意味する。
説明する。尚、「部」及び「%」は特に断らない限り、
夫々「重量部」及び「重量%」を意味する。
【0040】可剥離性水性被覆組成物の作成 実施例1〜8及び比較例1 下記表1に記載の配合にて混合・攪拌して各可剥離性水
性被覆組成物A〜Iを得た。尚、表1は固形分表示であ
り、表中の(注1)〜(注7)は下記の通りである。
性被覆組成物A〜Iを得た。尚、表1は固形分表示であ
り、表中の(注1)〜(注7)は下記の通りである。
【0041】(注1)ゴムエマルジョン:天然ゴムエマ
ルジョン、日本ラテックス加工社製、固形分55%、伸
び率200%、引っ張り強度250kg/cm2 (注2)「ボンコ−トEC−863」:アクリル系エマ
ルジョン、大日本インキ化学工業社製 (注3)「ビニデラックス300黒」:関西ペイント社
製、アクリルエマルジョン系黒色塗料 (注4)「SH204」:東レ・シリコ−ン社製、シリ
コンエマルジョン、撥水剤、固形分35% (注5)「スラオフ91」:武田薬品工業社製、ジデシ
ルジメチルアンモニウムクロライド、殺菌剤、固形分2
0% (注6)「チヌビン1130」:チバガイギ−社製、液
状ベンゾトリアゾ−ル誘導体 (注7)「ラストンRP」:第一産業化学工業所製、リ
ン酸ソ−ダ
ルジョン、日本ラテックス加工社製、固形分55%、伸
び率200%、引っ張り強度250kg/cm2 (注2)「ボンコ−トEC−863」:アクリル系エマ
ルジョン、大日本インキ化学工業社製 (注3)「ビニデラックス300黒」:関西ペイント社
製、アクリルエマルジョン系黒色塗料 (注4)「SH204」:東レ・シリコ−ン社製、シリ
コンエマルジョン、撥水剤、固形分35% (注5)「スラオフ91」:武田薬品工業社製、ジデシ
ルジメチルアンモニウムクロライド、殺菌剤、固形分2
0% (注6)「チヌビン1130」:チバガイギ−社製、液
状ベンゾトリアゾ−ル誘導体 (注7)「ラストンRP」:第一産業化学工業所製、リ
ン酸ソ−ダ
【0042】
【表1】
【0043】塗装 実施例9 旧塗膜面として、アクリルリシン面、吹き付けタイル面
(共に塗装後10年経過)に対して、また素地面として
コンクリ−ト面、塩化ビニル板に対して、上記で得られ
た可剥離性水性被覆組成物A、B、C、Iをそれぞれ塗
布量100、150、200g/m2 となるようロ−ラ
−塗装し、塗装3日後に各組成物による被膜を剥離し
た。その剥離性を下記基準で評価した。
(共に塗装後10年経過)に対して、また素地面として
コンクリ−ト面、塩化ビニル板に対して、上記で得られ
た可剥離性水性被覆組成物A、B、C、Iをそれぞれ塗
布量100、150、200g/m2 となるようロ−ラ
−塗装し、塗装3日後に各組成物による被膜を剥離し
た。その剥離性を下記基準で評価した。
【0044】(剥離性、洗浄性) ○:良好に剥離でき、不要物が除去されている △:やや剥離しにくいが、不要物は除去されている ×:剥離性不良(はがれない)
【0045】
【表2】
【0046】実施例10 塗装仕上り面として、JIS A 6909に準じて複
層塗材仕上げのなされた塗板面に、上記で得られた可剥
離性水性被覆組成物A、D、E、Fをそれぞれ塗布量1
80g/m2 となるようロ−ラ−塗装して、屋外に放置
し、3、7、14、30日後に各組成物による被膜を剥
離した。その剥離性、保護性を下記基準で評価した。
層塗材仕上げのなされた塗板面に、上記で得られた可剥
離性水性被覆組成物A、D、E、Fをそれぞれ塗布量1
80g/m2 となるようロ−ラ−塗装して、屋外に放置
し、3、7、14、30日後に各組成物による被膜を剥
離した。その剥離性、保護性を下記基準で評価した。
【0047】(剥離性、保護性) ○:良好に剥離でき、剥離後の塗装仕上り面に異常はな
い △:やや剥離しにくいが、剥離後の塗装仕上り面に異常
はない ×:剥離性不良(はがれない)
い △:やや剥離しにくいが、剥離後の塗装仕上り面に異常
はない ×:剥離性不良(はがれない)
【0048】
【表3】
【0049】実施例11 非塗装面として、鋼鉄面に、上記で得られた可剥離性水
性被覆組成物A、G、Hをそれぞれ塗布量150g/m
2 となるようロ−ラ−塗装して、屋外に放置し、3、
7、14日後に各組成物による被膜を剥離した。その剥
離性、保護性を下記基準で評価した。
性被覆組成物A、G、Hをそれぞれ塗布量150g/m
2 となるようロ−ラ−塗装して、屋外に放置し、3、
7、14日後に各組成物による被膜を剥離した。その剥
離性、保護性を下記基準で評価した。
【0050】(剥離性、保護性) ○:良好に剥離でき、剥離後の鋼鉄面に異常はない △:良好に剥離できるが剥離後の鋼鉄面に点錆が発生 ×:剥離性不良(はがれない)
【0051】
【表4】
【0052】実施例12 スレ−ト板にJIS K 5660つや有合成樹脂エマ
ルジョンペイントを4時間間隔で2回、塗布量100g
/m2 となるようにロ−ラ−で塗装した。該塗装板を2
0℃室内養生し、6、24、48時間後に該塗装面に上
記で得られた可剥離性水性被覆組成物A、B、Eをそれ
ぞれ塗布量150g/m2 となるようロ−ラ−塗装し
て、塗装3日後に各組成物による被膜を剥離した。その
剥離性を下記基準で評価した。
ルジョンペイントを4時間間隔で2回、塗布量100g
/m2 となるようにロ−ラ−で塗装した。該塗装板を2
0℃室内養生し、6、24、48時間後に該塗装面に上
記で得られた可剥離性水性被覆組成物A、B、Eをそれ
ぞれ塗布量150g/m2 となるようロ−ラ−塗装し
て、塗装3日後に各組成物による被膜を剥離した。その
剥離性を下記基準で評価した。
【0053】(剥離性、保護性) ○:良好に剥離でき、剥離後の塗装面に異常はない △:剥離はできるが、剥離後の塗装面に光沢低下、又は
変色が認められる ×:剥離性不良(はがれない)
変色が認められる ×:剥離性不良(はがれない)
【0054】
【表5】
【0055】
【発明の効果】本発明によれば特定のゴム又はその誘導
体に基づくエマルジョンを含有する被覆組成物を用いる
ことにより、塗装作業時の工程短縮を実現できる。特に
天然ゴムエマルジョンを用いる場合には生物分解性を有
するので廃棄も容易である。
体に基づくエマルジョンを含有する被覆組成物を用いる
ことにより、塗装作業時の工程短縮を実現できる。特に
天然ゴムエマルジョンを用いる場合には生物分解性を有
するので廃棄も容易である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C09D 121/02 133:06)
Claims (12)
- 【請求項1】 伸び率100%以上で、引っ張り強度1
00kg/cm2 以上であるゴム又はその誘導体に基づ
くエマルジョンを含有する可剥離性水性被覆組成物。 - 【請求項2】 アクリル系共重合体エマルジョンを樹脂
固形分中30重量%以下含有する請求項1記載の組成
物。 - 【請求項3】 着色化剤を含む請求項1又は2記載の組
成物。 - 【請求項4】 撥水剤を含む請求項1ないし3のいずれ
か1項記載の組成物。 - 【請求項5】 撥水剤がワックス類である請求項4記載
の組成物。 - 【請求項6】 殺菌剤を含む請求項1ないし5のいずれ
か1項記載の組成物。 - 【請求項7】 紫外線吸収剤を含む請求項1ないし6の
いずれか1項記載の組成物。 - 【請求項8】 水溶性インヒビタ−を含む請求項1ない
し7のいずれか1項記載の組成物。 - 【請求項9】 旧塗膜面あるいは素地面に、請求項1な
いし8のいずれか1項記載の可剥離性水性被覆組成物を
塗布し乾燥後、該組成物による被膜を剥離して、旧塗膜
面あるいは素地面に付着した不要物を除去してなる可剥
離性水性被覆組成物の使用方法。 - 【請求項10】 塗装仕上り面に、請求項1ないし8の
いずれか1項記載の可剥離性水性被覆組成物を塗布して
該塗装仕上り面を一時的に保護してなる可剥離性水性被
覆組成物の使用方法。 - 【請求項11】 塗装作業時の非塗装面及び/又は塗装
面に、請求項1ないし8のいずれか1項記載の可剥離性
水性被覆組成物を塗布して該非塗装面及び/又は塗装面
を一時的に保護してなる可剥離性水性被覆組成物の使用
方法。 - 【請求項12】 被塗面に、請求項1ないし8のいずれ
か1項記載の可剥離性水性被覆組成物を100g/m2
以上塗布してなる請求項9〜11の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4700796A JPH09241541A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 可剥離性水性被覆組成物及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4700796A JPH09241541A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 可剥離性水性被覆組成物及びその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09241541A true JPH09241541A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12763121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4700796A Pending JPH09241541A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 可剥離性水性被覆組成物及びその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09241541A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11302590A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-02 | Kansai Paint Co Ltd | 剥離性水性被覆組成物及びこれを用いた自動車外板塗膜の一時保護方法 |
JP2000158598A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-13 | Shin Nippon Kaishu Kensetsu Kk | 養生用被覆材 |
JP2009120684A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Rinrei:Kk | 建材用コーティング膜及び建材用コーティング剤 |
CN104292925A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-01-21 | 广东三和化工科技有限公司 | 一种可剥离喷漆及其制备方法 |
US11760896B2 (en) | 2021-01-29 | 2023-09-19 | Glasst Innovation Company S.A.S. | Water-based peelable coating |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP4700796A patent/JPH09241541A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11302590A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-02 | Kansai Paint Co Ltd | 剥離性水性被覆組成物及びこれを用いた自動車外板塗膜の一時保護方法 |
JP2000158598A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-13 | Shin Nippon Kaishu Kensetsu Kk | 養生用被覆材 |
JP2009120684A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Rinrei:Kk | 建材用コーティング膜及び建材用コーティング剤 |
CN104292925A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-01-21 | 广东三和化工科技有限公司 | 一种可剥离喷漆及其制备方法 |
US11760896B2 (en) | 2021-01-29 | 2023-09-19 | Glasst Innovation Company S.A.S. | Water-based peelable coating |
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