JP2000000786A - 同期制御装置 - Google Patents

同期制御装置

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JP2000000786A
JP2000000786A JP16857198A JP16857198A JP2000000786A JP 2000000786 A JP2000000786 A JP 2000000786A JP 16857198 A JP16857198 A JP 16857198A JP 16857198 A JP16857198 A JP 16857198A JP 2000000786 A JP2000000786 A JP 2000000786A
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axis
hand
control
synchronization
synchronous
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JP16857198A
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Matsuo Nose
松男 野瀬
Satoshi Yazaki
聡 矢崎
Kazuhiro Hatake
一尋 畠
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フロッグレグ型ロボットのハンドの振動をなく
すとともに、同期補償ゲインを大きくとって制御対象の
軌跡精度を高くする。 【解決手段】独立して駆動する第1軸L1及び第2軸L
2をそれぞれ制御する第1軸制御系C1及び第2軸制御
系C2を有し、第1軸L1及び第2軸L2の共通の軸L
周りを回転駆動するアームA1,A2のそれぞれの先端
に回転可能に接続された一対の従動アームの各他端を1
つのハンド13に連結し、第1軸L1と第2軸L2の回
転によってハンド13の伸縮及び回転動作を行わせてウ
ェハ等のワークを搬送させるフロッグレグ型の搬送ロボ
ットにおける第1軸L1と第2軸L2とを同期制御させ
る同期制御装置において、第1軸制御系C1及び第2軸
制御系C2の間における誤差量をもとに位置同期制御系
21及び速度同期制御系31が同期補償を行うが、この
際、スイッチSW1,SW2を開閉制御し、ハンド13
が停止しているときはスイッチSW1,SW2を開にし
て同期制御を行わせない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置シ
ステムに組み込んで、ウェハ、ガラス基板等のワークを
所望のプロセスチャンバまで搬送するとともにその出入
れを行う搬送ロボットの同期制御を行う同期制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、物理的に独立な機構をそれぞ
れ異なる軸で制御する場合の各軸の同期をとる技術が知
られている。例えば、特開平8−241126号公報に
は、複数個のステージの位置をそれぞれ別個のフィード
バックループでサーボ制御することにより各ステージを
同期して走査する際、各ステージのフィードバックルー
プにそれぞれ他の少なくとも1つのステージの位置情報
を導入する同期位置制御方法が記載されている。この技
術は、例えば走査型半導体露光装置のウェハステージと
レチクルステージとを同期走査するために好適であり、
同期制御の対象である2つのステージに、それぞれ直列
補償器とフィードバック補償器とからなる位置制御系を
組み、目標値を位置制御系へ入力する前段に目標値補正
係数を設け、一方のステージの移動位置を補償器を介し
て他のステージの目標値入力とするループを両軸間に交
互に組むことによって、どちらのステージに加わる外乱
に対しても同等な同期性保持効果を発揮するバイラテラ
ル同期制御方式を構成している。従って、一方のステー
ジに外乱が加わって位置ずれが生じた場合、このステー
ジの現在位置は同期補償器を介して他のステージへ目標
値として入力されることから、位置ずれが他方のステー
ジの目標値変化に反映され、一方のステージに遅れが生
じれば他方のステージの目標値もそれに応じて減り、ま
た一方のステージが進めば他方のステージも進むように
なる。
【0003】また、異なる2つの駆動軸を制御して同一
の機構を制御する場合における2軸同期をとる技術とし
ては、例えば特開昭62−226206号公報に記載さ
れた同期位置制御方式がある。この同期位置制御方式
は、いわゆる門型の可動構造物の両側に、位置指令値に
基づき各側を移動させる位置制御系をそれぞれ設け、こ
の両位置制御系で可動構造物の両側の移動位置を同期位
置決めする際、可動構造物の両側の移動位置の差分を求
め、この差分に補償要素を作用させて補償値を求め、こ
の補償値を各位置制御系にそれぞれフィードバックする
ことにより、外乱による非対称性をなくすようにしてい
る。
【0004】一方、2つの駆動軸を制御して同一の機構
を制御する対象として門型ロボットではなく、フロッグ
レグ型ロボットがある。このフロッグレグ型ロボット
は、いわば蛙の足(フロッグレグ)のように、独立して
同一軸上を回転駆動する第1軸及び第2軸の正転、逆転
を制御し、該第1軸及び第2軸に接続されたアームの先
端をそれぞれさらに従動アームを接続し、該従動アーム
の先端に1つのハンドを有し、第1軸及び第2軸の回転
が同じ速度で互いに異なる方向に回転をすることによっ
てハンドを伸縮動作させ、第1軸及び第2軸の回転が同
じ速度でそれぞれ同方向に回転することによってハンド
を旋回動作させることができる。
【0005】従って、このフロッグレグ型ロボットにお
ける第1軸及び第2軸の制御は、上述した同期位置制御
方式を適用して各軸の同期制御を行うことが可能であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の同期位置制御方式では、常時同期位置制御を行
うようにしているので、同期補償ゲインを上げていくと
ハンド等の制御対象の停止時に振動が発生してしまう。
この振動の発生は制御対象の制御位置を不確定にするも
のであり、特にハンド上に搬送すべきウェハ等のワーク
を載置する場合、ハンドに対するワークの相対位置がず
れ、ハンドを正確に位置制御したとしても、ワークの位
置を正確に制御することができなくなってしまうことに
なる。このため、従来の同期位置制御方式における同期
補償ゲインは、上述した停止時に振動が生じないゲイン
以下に設定しなければならないという制限があるという
問題点があった。
【0007】特に、フロッグレグ型ロボットにおける伸
縮動作においては、第1軸と第2軸の回転方向が互いに
異なるため、微小な回転速度の違いが大きな差となって
ハンドにかかるため、停止時に大きな振動が発生しやす
くなる傾向がある。
【0008】一方、同期補償ゲインを小さくするとその
補償量が小さくなるため、ハンド等の制御対象の軌跡精
度を高くすることが困難となるという問題点があった。
さらに、精度の高い軌跡制御が困難である場合には、制
御対象を低速で動作させることにより、軌跡精度の低下
を防止することができるが、逆に作業のスループットを
低下させることになる。
【0009】ここで、搬送ロボットのハンドがワークを
吸引して固定すれば、ハンドとワークとの相対位置ずれ
を防止することができるが、搬送ロボットが真空中に置
かれている場合にはワークを吸引することができない。
【0010】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、ハンドの振動をなくすとともに、同期補償ゲインを
大きくとって制御対象の軌跡精度を高くすることができ
る同期制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および効果】第1の発明
は、独立して駆動する第1軸及び第2軸をそれぞれ制御
する第1及び第2の制御系を有し、第1軸及び第2軸の
軸周りを回転駆動する第1アーム及び第2アームのそれ
ぞれの先端に回転可能に接続された一対の従動アームの
各他端を1つのハンドに連結し、該第1軸の回転と第2
軸の回転とによって該ハンドの伸縮及び回転動作を行わ
せて所定のワークを搬送させる搬送ロボットにおける該
第1及び第2の制御系を同期制御させる同期制御装置に
おいて、前記第1及び第2の制御系間における誤差量を
もとに前記第1及び第2の制御系を同期させるために必
要な同期補償量を算出する補償量算出手段と、少なくと
も前記搬送ロボットの搬送動作停止時を除き前記同期補
償量を用いて前記第1及び第2の制御系を同期制御する
制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】第1の発明では、少なくとも搬送ロボット
の搬送動作停止時に第1の制御系と第2の制御系との間
の同期制御を行わないようにしているので、同期制御の
同期補償ゲインを大きく設定しても停止時にハンドが振
動しないので該ハンドと所定のワークとの間の相対位置
ずれが生じないという効果を有するとともに、同期制御
の同期ゲインを大きく設定することができるのでハンド
の軌跡精度を高く制御することができハンドのサイクル
タイムを短縮することができる効果をも有する。特に、
半導体製造装置システムに適用する場合、搬送ロボット
の周辺環境を高真空、高クリーン度に維持する必要が生
じ、高真空の場合ハンドと所定のワークとをエア等で固
定することができないにもかかわらず、高い軌跡精度を
維持しつつサイクルタイムの短縮を可能とすることは全
体処理のスループットを向上させる効果をもたらす。特
に搬送ロボットがフロッグレグ型である場合、ハンドの
伸縮動作時のハンドにかかる力は、一対の従動アームの
双方から互いに相対する方向にかかるため、ハンドの振
動が生じ易いが、この振動を確実になくすことができる
効果を有する。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、前記
制御手段は、前記ハンドの伸縮動作時に前記同期補償量
を用いて前記第1及び第2の制御系を同期制御すること
を特徴とする。
【0014】これにより、ハンドの伸縮動作時のハンド
の軌跡精度を高くすることができ、例えば図2に示す半
導体製造装置システムのプロセスチャンバ2cとトラン
スファチャンバ1との間の狭いゲートバルブ6cにおい
てウェハWを接触することなく高速に搬送することがで
きるという効果を有する。
【0015】第3の発明は、第2の発明において、前記
制御手段は、前記第1軸及び前記第2軸の回転速度を同
一に制御する時に前記同期補償量を用いて前記第1及び
第2の制御系を同期制御することを特徴とする。
【0016】これにより、ハンドの伸縮動作及び回転動
作時の軌跡精度を高くすることができる効果を有する。
【0017】第4の発明は、第1から第3の発明におい
て、前記補償量算出手段が算出した同期補償量を少なく
とも前記第1または前記第2の制御系に与えるか否かを
切り換える切換手段をさらに具備し、前記制御手段は、
同期制御が必要な時に前記切換手段を切り換えて前記同
期補償量を少なくとも前記第1または前記第2の制御系
に与えることを特徴とする。
【0018】これにより、同期制御が必要な時に確実か
つ適正に同期制御を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態である同期制
御装置を有した半導体製造装置システムの構成を示す図
である。図1において、この半導体製造装置システム
は、中央にトランスファチャンバ1を有し、このトラン
スファチャンバ1内にはフロッグレグ型ロボットRが配
置されている。
【0021】トランスファチャンバ1の周囲には、熱処
理等の各種の処理をウェハに対して行う複数のプロセス
チャンバ2a〜2eを有するとともに、外部から、処理
すべきウェハを取り込み、処理したウェハを外部に出す
ためのロードロック3を有する。トランスファチャンバ
1及びプロセスチャンバ2a〜2eは、高い真空に維持
され高いクリーン度が保たれている。ロードロック3
は、このトランスファチャンバ1と所定のクリーン度が
維持される外部との間でウェハを出し入れされる際に、
トランスファチャンバ1の真空度が低下しないようなバ
ッファ室としての機能を有する。
【0022】図2は、プロセスチャンバ2a〜2eとフ
ロッグレグ型ロボットRとの一部を拡大して示した図で
ある。フロッグレグ型ロボットRは、同一の軸Lを中心
に回転駆動される第1軸L1と第2軸L2とを有する。
第1軸L1には、軸Lの周りに回転するアームA1が取
り付けられ、第2軸L2には、軸Lの周りに回転するア
ームA2が取り付けられている。アームA1の先端に
は、回動可能に連結された従動アームA3を有し、アー
ムA2の先端には、回動可能に連結された従動アームA
4を有する。さらに、従動アームA3,A4の先端に
は、1つのハンド13の基部が連結され、この連結部分
は、回転可能となっている。ハンド13は、平板構造で
あり、この平板上面は水平に保たれる。
【0023】第1軸L1と第2軸L2とが互いに異なる
方向に同じ速度で回転すると、アームA1,A2もそれ
に従って回転し、このアームA1,A2の回転に従う従
動アームA3,A4の動作によってハンド13が軸Lに
対して伸縮動作を行う。例えば、第1軸L1が図2に示
すように+方向に回転し、第2軸L2が−方向に回転す
ると、アームA1とアームA2とが形成する角が小さく
なり、ハンド13が伸びる。一方、第1軸L1が−方向
に回転し、第2軸L2が+方向に回転すると、アームA
1とアームA2とが形成する角が大きくなり、ハンド1
3が縮む。また、第1軸L1と第2軸L2とが同じ方向
に同じ速度で回転すると、アームA1,A2と従動アー
ムA3,A4とが形成する菱型形状を維持したまま、ハ
ンド13が回転方向に回転移動する。
【0024】このような伸縮動作および旋回動作が可能
なフロッグレグ型ロボットRがプロセスチャンバ2c内
のウェハWをプロセスチャンバ2d内に移動させる場
合、フロッグレグ型ロボットRは、ハンド13を伸ば
し、ゲートバルブ6cを介してプロセスチャンバ2c内
に進入し、ウェハWをハンド13の上面に載置し、ウェ
ハWの中心位置P1を、位置P1→P2→P3→P4の
順序で移動させる軌跡を描き、その後ウェハWをプロセ
スチャンバ2d内に置き、ハンド13を縮める。ここ
で、ハンド13がプロセスチャンバ2cに進入するとき
にゲートバルブ6cが開き、プロセスチャンバ2dに進
入するときに、ゲートバルブ6dが開く。また、ハンド
13がプロセスチャンバ2cから退室するときにゲート
バルブ6cが閉まり、プロセスチャンバ2dから退室す
るときにゲートバルブ6dが閉まる。従って、ハンド1
3がプロセスチャンバ2c,2d内に進入している間の
最小限の間のみにゲートバルブが開き、トランスファチ
ャンバ1内の真空度が極端に劣化し、クリーン度が劣化
することを防止している。
【0025】また、ウェハWを位置P1から位置P2に
移動させるときは、第1軸L1及び第2軸L2を互いに
異なる方向に同じ速度で回転させることによりハンド1
3の伸縮動作のみを行わせ、ウェハWを位置P2から位
置P3に移動させるときは、第1軸L1及び第2軸L2
を同じ方向に同じ速度で回転させることによりハンド1
3の旋回動作のみを行わせている。
【0026】このようなウェハWの出し入れは、各プロ
セスチャンバ2a〜2eおよびロードロック3に対して
同様に行われる。すなわち、フロッグレグ型ロボットR
は、ロードロック3から処理すべきウェハWを取り出
し、この取り出したウェハWに対して最初に処理を行う
プロセスチャンバ2a〜2eのうちの1つのプロセスチ
ャンバに移動配置する。その後、処理順序に従ってウェ
ハWを各プロセスチャンバ2a〜2e間を移動させ、一
連の処理をウェハWに対して施す。一連の処理が施され
たウェハWは、ロードロック3に移動配置される。な
お、一連の処理を効率的に行わせるため、複数のウェハ
Wがパイプライン的に処理され、フロッグレグ型ロボッ
トRは、この処理に対応すべくウェハWの移動配置を行
う。
【0027】ところで、ゲートバルブ6c,6dの開口
部は、ウェハW及びハンド13が所定のマージンをもっ
て移動できる程度のものであり、非常に狭くなってい
る。従って、ウェハWがハンド13に対して位置ずれが
生じるとウェハWがゲートバルブ6c,6dに当り、ウ
ェハWを破損させてしまうとともに、クリーン度を低下
させるパーティクルを生じさせることにもなる。そこ
で、第1軸L1及び第2軸L2の回転を同期制御して、
従動アームA3とハンド13との結合位置及び従動アー
ムA4とハンド13との結合位置を軸Lに対して同じに
なるようにし、位置P1〜P4の間、特に位置P1と位
置P2との間及び位置P3と位置P4との間における軌
跡を正確に描くようにしなければならない。このため、
図3に示すような位置同期補償系21及び速度同期補償
系31を用いて第1軸L1及び第2軸L2を回転させる
際、従動アームA3,A4の先端位置を同期補償する。
【0028】この同期補償制御を図3を参照して説明す
る。図3において、第1軸L1は、第1軸制御系C1に
よって駆動制御され、第2軸L2は、第2軸制御系C2
によって駆動制御される。
【0029】第1軸L1に対しては第1軸の位置指令r
1が入力され、この位置指令r1をもとにフィードフォワ
ード補償部F1はフィードフォワード補償量を加算器4
2を介してモータドライバmd1に出力するとともに、
フィードバック補償部G1はフィードバック補償量をモ
ータドライバmd1に出力する。モータM1はモータドラ
イバmd1によって駆動され、第1軸L1を回転させ
る。エンコーダE1は、モータM1の回転に従う位置を検
出し、この検出された位置検出信号S1を差分器41に
フィードバック出力する。フィードバックされた位置検
出信号S1と入力された位置指令r1との差分は位置偏差
として差分器41によって算出され、フィードバック補
償部G1に入力される。そして、上述したようにフィー
ドバック補償部G1からのフィードバック補償量はモー
タドライバmd1に出力される。これにより、第1軸L
1は、第1軸の位置指令r1に対応した回転位置にフィ
ードバック制御される。
【0030】同様にして、第2軸制御系C2も、第2軸
の位置指令r2をもとにモータM2を回転駆動させ、第2
軸L2は第2軸の位置指令r2に対応した回転位置にフ
ィードバック制御される。
【0031】しかし、上述したように第1軸L1の回転
と第2軸L2の回転とが微妙に異なると、ハンド13の
軌跡が歪むことになる。
【0032】そこで、位置同期補償系21は、フィード
バック補償部G1に入力される位置偏差を第1軸制御系
C1から取り出すとともに、フィードバック補償部G2
に入力される位置偏差を第2軸制御系C2から取り出
し、これら取り出された位置偏差は加算器22で加算さ
れる。この加算された位置偏差は、ローパスフィルタ2
3を介してノイズ除去される。位置同期補償部24は、
ノイズが除去された位置偏差に所定のゲインを与えた位
置同期補償量をスイッチSW1を介して加算器43に出
力して、モータドライバmd1に出力する。一方、位置
同期補償部25は、ノイズが除去された位置偏差に所定
のゲインを与えた位置同期補償量をスイッチSW2を介
して加算器53に出力して、モータドライバmd2に出
力する。
【0033】例えば、図3においてアームA1の基準位
置を真下を向いた状態とし、アームA2の基準位置を真
上を向いた状態とし、それぞれ左回転する場合を正の方
向とする場合において、アームA1に対する位置指令が
+10度で現在位置が+10度であり、アームA2に対
する位置指令が−10度で現在位置が−5度である場合
を考えると、アームA1は位置指令どおりの位置に制御
されているが、アームA2は位置指令に対して5度の位
置誤差がある。この場合、位置同期補償系21内の加算
器22は、第1軸制御系C1及び第2軸制御系C2の位
置偏差、すなわち0度と−5度とを加算する。加算され
た−5度の位置偏差はその後ローパスフィルタ23を介
してそれぞれ位置同期補償部24,25に入力され、簡
単のため、位置同期補償ゲインKp1,Kp2を1とする
と、位置同期補償部24,25はこの−5度の位置同期
補償量をスイッチSW1,SW2を介して加算器43,
53に入力する。従って、第1軸L1は−5度分右回転
させられ、第2軸L2は−5度分右回転させられ、アー
ム13を伸長動作させる場合にあっては、第1軸L1が
遅れ補償され、第2軸L2が進み補償され、アームA
1,A2間の位置誤差を相互になくすような方向に位置
同期補償がなされる。
【0034】また、速度同期補償系31は、エンコーダ
E1からフィードバックされる位置検出信号S1を第1軸
制御系C1から取り出し、微分器33によって微分した
後速度値として加算器32に出力するとともに、エンコ
ーダE2からフィードバックされる位置検出信号S2を第
2軸制御系C2から取り出し、微分器34によって微分
した後速度値として加算器32に出力する。加算器32
によって加算された第1軸L1と第2軸L2との相対速
度誤差は、ローパスフィルタ35によってノイズ除去さ
れる。速度同期補償部36は、ノイズ除去された相対速
度誤差に所定のゲインを与えた値を速度同期補償量とし
てスイッチSW1を介して差分器44に出力し、この差
分値をモータドライバmd1に出力する。一方、速度同
期補償37は、ノイズ除去された相対速度誤差に所定の
ゲインを与えた値を速度同期補償量としてスイッチSW
2を介して差分器54に出力し、この差分値をモータド
ライバmd2に出力する。
【0035】例えば、図3においてアームA1に対する
位置検出信号S1を微分器33によって微分した結果で
ある速度が10度/秒であり、アームA2に対する位置
検出信号S2を微分器34によって微分した結果である
速度が−5度/秒である場合を考える。簡単のため、速
度同期補償ゲインKd1,Kd2は1とする。各速度値は加
算器32によって加算され、加算結果である相対速度誤
差である5度/秒はローパスフィルタ35を介して速度
同期補償部36,37に入力される。速度同期補償部3
6,37はこの5度/秒の相対速度誤差をスイッチSW
1,SW2を介して差分器44,54に入力する。この
結果、第1軸L1には5度/秒分の遅れ補償によって5
度/秒となるように制御され、第2軸L2には5度/秒
分の進み補償によって−10度/秒となるように制御さ
れ、アームA1,A2間の速度誤差がなくなるような方
向に速度同期補償がなされる。
【0036】従って、第1軸L1及び第2軸L2にはモ
ータドライバmd1,md2を介してそれぞれ第1軸L1
と第2軸L2との相対位置誤差に基づく同期位置補償量
と、第1軸L1と第2軸L2との相対速度誤差に基づく
同期速度補償量とが加えられ、第1軸L1と第2軸L2
との同期制御がなされることになる。
【0037】ところで、この同期制御は常に行われるわ
けではない。すなわち、ウェハWの移動速度を速くし、
全体処理のスループットを上げるために同期補償ゲイン
を大きくして軌跡精度を高くすることが望ましいが、ハ
ンド13の停止時に同期補償を行うと、ハンド13の振
動が発生するため、少なくとも停止時には同期補償を行
わないようにする制御を行う。
【0038】この制御は、スイッチSW1,SW2の切
換によって達成される。この切換制御は切換制御入力6
1からの切換指令によって行われる。この切換制御処理
について図4に示すフローチャートを参照して説明す
る。なお、この切換制御入力61は、図示しない制御部
によってなされる。
【0039】図4において、まず第1軸L1と第2軸L
2との旋回方向が反対で、かつ第1軸L1の旋回速度V
1と第2軸L2の旋回速度V2とを加算した絶対値が所
定の値Vlimitより小さいか否かを判断する(ステップ
S1)。この旋回方向が反対であるか否かは微分器3
3,34の結果出力の符号によって判断することがで
き、旋回速度V1と旋回速度V2とを加算した絶対値は
加算器32の出力結果をもとに判断することができる。
なお、ステップS1における判断はフロッグレグ型ロボ
ットRが伸縮動作を行っているか否かを判断することで
ある。また、所定の値Vlimitの値は、旋回速度がほぼ
同じであるとみなされる許容範囲を示す値である。
【0040】ステップS1において旋回方向が反対で、
かつ絶対値が所定の値Vlimitより小さいと判断された
場合、スイッチSW1,SW2をオンにして同期補償を
かけるようにし(ステップS2)、ステップS1に移行
する。
【0041】一方、ステップS1において「NO」と判断
された場合、スイッチSW1,SW2をオフにして同期
補償をかけないようにし(ステップS3)、ステップS
1に移行する。
【0042】従って、ハンド13が伸縮動作をしている
場合のみ同期制御がなされ、それ以外の状態、例えば図
2における位置P1,P4での停止状態では同期制御が
なされず、ハンド13が振動することがない。
【0043】なお、本実施の形態では、ハンド13が旋
回動作、例えば位置P2〜P3の間の動作でも同期制御
を行わないようにしているが、旋回動作中のウェハWと
トランスファチャンバ1の内壁との隙間が狭く、高い軌
跡精度が要求される場合は、旋回動作時に同期制御を行
うようにしてもよい。
【0044】この旋回動作における同期制御を行う場合
は、図4における切換制御処理のステップS1と同様
に、第1軸L1と第2軸L2との旋回が同じ方向で、か
つ第1軸L1の旋回速度V1と第2軸L2の旋回速度V
2との差の絶対値がVlimitより小さいか否かを判断
し、この判断条件を満足する場合に旋回動作であると判
断して同期制御を行う。但し、加算器22,32を差分
器として動作すべく、第2軸制御系C2側から入力され
るフィードバック補償量および微分器34から入力され
る速度の値の符号をマイナスに変換する必要があり、こ
のための符号変換部を設けなければならない。
【0045】なお、上述したスイッチSW1,SW2は
1つのスイッチとして構成してもよいし、4つの各別の
スイッチとして構成してもよい。また、位置同期補償系
21と速度同期補償系31の双方を同期制御系として設
けたが、いずれか一方でもよく、加速度同期補償系をさ
らに設けてもよい。
【0046】次に、図5を参照してウェハWの移動のサ
イクルタイムを小さくすることができる軌跡となるよう
にハンド13を制御する場合について説明する。
【0047】上述したように、高い軌跡精度が要求され
るのはウェハWがゲートバルブ6c,6dを通過する場
合であり、ウェハWがゲートバルブ6c,6dを通過し
てプロセスチャンバ2c,2d外に位置した状態では、
高い軌跡精度が要求されない。従って、図5に示すよう
に、位置P1,P2間の位置P5から、位置P2を経由
せずに、停止することなく位置P2,P3間の位置P6
に直接ハンド13を移動させることができる。同様に、
位置P2,P3間の位置P7から、位置P3を経由せず
に、停止することなく位置P3,P4間の位置P8に直
接ハンド13を移動させることができる。このようなハ
ンド13の移動をここではショートパスと呼ぶことにす
る。ここで、位置P1,P5間ではウェハWがゲートバ
ルブ6cを通過する状態にあり、同様に位置P8,P4
間ではウェハWがゲートバルブ6dを通過する状態にあ
り、いずれも伸縮動作のみが行われる。
【0048】また、位置P6,P7間では旋回動作のみ
が行われ、上述したショートパスでは、伸縮動作と旋回
動作とが重畳して行われることになる。
【0049】従って、図4と同様な切換制御処理を行う
ことにより、伸縮動作時のみに同期制御を行うことがで
き、停止時に同期制御がかからず、ハンド13の振動が
発生するのを防止することができる。
【0050】この場合、位置P5から位置P8までの軌
跡を描く動作中においては同期制御がなされないが、位
置P6,P7間の旋回動作時に旋回動作時における上述
した同期制御を行うようにしてもよい。
【0051】図2に示す軌跡または図5に示すショート
パスを含む軌跡のいずれを描く装置であっても、伸縮動
作時には高い同期補償ゲインの設定が可能な同期制御が
行われ、高い軌跡精度が維持されてゲートバルブ6c,
6dと接触しないようにすることができるとともに、少
なくとも停止時には同期制御が行われないので、高い同
期補償ゲインが設定されていても停止時における振動を
なくすことができる。
【0052】ここで、本実施の形態で用いられたフロッ
グレグ型ロボットRに代わる他のフロッグレグ型ロボッ
トR1について図6及び図7を参照して説明する。
【0053】図6はフロッグレグ型ロボットR1の平面
図を示し、図7はフロッグレグ型ロボットR1の正面図
を示す。図6及び図7において、このフロッグレグ型ロ
ボットR1は、異なる軸を中心に回転駆動される第1軸
L1と第2軸L2とを有し、それぞれ図3に示すモータ
M1,M2とこれらのモータM1,M2の駆動を制御する第
1軸制御系C1及び第2軸制御系C2に対応した図示し
ない2つのモータとこれらの制御系によって駆動され
る。この第1軸L1及び第2軸L2は、大回動軸L0に
設けられ、それぞれ図示しないモータ等により回動する
構成になっている。
【0054】図2と同様に、第1軸L1には、第1軸L
1の回りを回転するアームA1が取り付けられ、第2軸
L2には、第2軸L2の回りを回転するアームA2が取
り付けられている。アームA1の先端には、回動可能に
連結された従動アームA3を有し、アームA2の先端に
は、回動可能に連結された従動アームA4を有する。さ
らに、従動アームA3,A4の先端には、1つのハンド
13の基部が連結され、この連結部分は、回転可能とな
っている。ハンド13は、平板構造であり、この平板上
面は水平に保たれるとともに、その中央上面にはウェハ
Wに対応した凹部が設けられている。
【0055】図2と同様に、第1軸L1と第2軸L2と
が互いに異なる方向に同じ速度で回転すると、アームA
1,A2もそれに従って回転し、このアームA1,A2
の回転に従う従動アームA3,A4の動作によってハン
ド13が大回動軸L0の軸に対して伸縮動作を行う。
【0056】一方、ハンド13を旋回動作させる場合
は、大回動軸L0を所望の方向に回転させることによっ
て、このハンド13を旋回させる。
【0057】従って、ハンド13の伸縮動作時には、図
2に示すフロッグレグ型ロボットRに対する制御と同様
に、フロッグレグ型ロボットR1の第1軸L1及び第2
軸L2に対して位置同期補償系21及び速度同期補償系
31の同期制御を行い、停止時に同期制御を行わないよ
うにする切換制御処理を行うことにより、フロッグレグ
型ロボットR1を用いた場合でも、停止状態におけるハ
ンド13の振動をなくすことができるとともに、伸縮動
作状態における軌跡精度を高めることができる。
【0058】特に、フロッグレグ型ロボットR1を用い
た場合には伸縮動作と旋回動作とは異なる駆動系によっ
て制御されるため、上述したショートパスを含む軌跡を
描く場合、このショートパス中においても同期制御が可
能となり、制御自体も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である同期制御装置を有し
た半導体製造装置システムの構成を示す図である。
【図2】プロセスチャンバとフロッグレグ型ロボットの
一部を拡大した図である。
【図3】同期制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】同期制御に対する切換制御処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】ショートパスを含む軌跡によってウェハを移動
する状態を示す図である。
【図6】他のフロッグレグ型ロボットの一例を示す平面
図である。
【図7】図6に示すフロッグレグ型ロボットの正面図で
ある。
【符号の説明】
1…トランスファチャンバ 2a〜2e…プロセスチャ
ンバ 3…ロードロック R…フロッグレグ型ロボット W…
ウェハ 13…ハンド P1〜P8…位置 L…軸 L1…第1
軸 L2…第2軸 L0…大回動軸 A1,A2…アーム A3,A4…従
動アーム 6c,6d…ゲートバルブ C1…第1軸制御系 C2
…第2軸制御系 21…位置同期補償系 31…速度同期補償系 SW
1,SW2…スイッチ 61…切換制御入力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠 一尋 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 Fターム(参考) 3F059 AA01 AA14 BA04 DA09 DD01 FB28 FB29 FC00 5F031 CC01 CC13 LL05 5H303 AA10 BB07 BB14 CC01 DD01 HH05 JJ02 KK18 KK24 KK36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立して駆動する第1軸及び第2軸をそ
    れぞれ制御する第1及び第2の制御系を有し、第1軸及
    び第2軸の軸周りを回転駆動する第1アーム及び第2ア
    ームのそれぞれの先端に回転可能に接続された一対の従
    動アームの各他端を1つのハンドに連結し、該第1軸の
    回転と第2軸の回転とによって該ハンドの伸縮及び回転
    動作を行わせて所定のワークを搬送させる搬送ロボット
    における該第1及び第2の制御系を同期制御させる同期
    制御装置において、 前記第1及び第2の制御系間における誤差量をもとに前
    記第1及び第2の制御系を同期させるために必要な同期
    補償量を算出する補償量算出手段と、 少なくとも前記搬送ロボットの搬送動作停止時を除き前
    記同期補償量を用いて前記第1及び第2の制御系を同期
    制御する制御手段とを具備したことを特徴とする同期制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ハンドの伸縮動作
    時に前記同期補償量を用いて前記第1及び第2の制御系
    を同期制御することを特徴とする請求項1に記載の同期
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1軸及び前記第
    2軸の回転速度を同一に制御する時に前記同期補償量を
    用いて前記第1及び第2の制御系を同期制御することを
    特徴とする請求項2に記載の同期制御装置。
  4. 【請求項4】 前記補償量算出手段が算出した同期補償
    量を少なくとも前記第1または前記第2の制御系に与え
    るか否かを切り換える切換手段をさらに具備し、 前記制御手段は、同期制御が必要な時に前記切換手段を
    切り換えて前記同期補償量を少なくとも前記第1または
    前記第2の制御系に与えることを特徴とする請求項1〜
    3のうちのいずれか1項に記載の同期制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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