JP2000000664A - 鋼管の横向き多層盛り溶接方法および装置 - Google Patents
鋼管の横向き多層盛り溶接方法および装置Info
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Abstract
の高さを低くする会合部近辺でのメタル垂れを防止す
る。 【解決手段】 自動溶接ロボットによる鋼管の横向き多
層盛り溶接に於いて、溶接スタート時、低い初期電流
・電圧で溶接アークを発生させ、次にそれよりも高く本
電流・電圧よりも低い中間電流・電圧で溶接を行い、
一定距離だけ進行後本電流・電圧で溶接を行う。パス
終端部は、本電流より低いエンド電流・電圧で、又、
本電流・電圧域よりも遅い一定の速度で該パスの始端部
と一定距離Dラップさせ、該パスの溶接を終了する。
Description
てた上,下鋼管の間の開先を、自動溶接ロボットにて鋼
管を中心に溶接ト−チを旋回させて横向き多層盛り溶接
する方法および該自動溶接ロボットに関する。
て、自動溶接ロボットにより形成する溶接ビードの始端
と終端との会合部を、パス毎に周方向に一定距離づつ移
動させることが行なわれている。各パスの始端では、溶
接スタート時にアークの発生に対して溶接台車の溶接速
度への昇速にタイムラグがあり、溶接ビード始端では溶
接ワイヤの溶融が先行し溶接ビードが膨らむ。アークが
発生する前に、溶接台車を動かして所定の位置に達した
ときに溶接を開始する方法もあるが、この方法では、溶
接トーチのチップと母材間(エクステンション)のワイ
ヤ(溶材)の長さにより溶接アークの発生位置が違って
くるので母材に対する溶接開始位置のばらつきが大き
く、溶接ビ−ド会合部に溶接欠陥を生じ易い。
車の走行を開始することが一般的であり、溶接ト−チが
鋼管を一廻りして該始端の溶接ビ−ドに達すると、そこ
でクレ−タ処理に移り、所定時間のクレ−タ処理を終え
るとそこで1パスの溶接を終える。この始端と後端処理
の重なり部を会合部というが、上述のように会合部では
ビ−ドが膨らむので、この膨らみを周方向に分散させる
ために、上述のように、会合部を、パス毎に周方向に一
定距離づつ移動させることが行なわれている。これによ
り、厚肉鋼管の場合にはパス数が多く、各パスの会合部
が、開先内で螺旋状に分布することになる。すなわち、
鋼管の周方向に溶接ビード会合部が広く散らばることに
なる。
溶接ビードが高く、それに接する次パスの溶接でメタル
垂れが生じやすく、溶接欠陥を生じ易い。したがって、
溶接ビード会合部は、特別に品質検査,後加工又は後処
理をする可能性が高いが、会合部が周方向に薄く広く分
散することは、これらに手間を要することになる。
を低くすることを第1の目的とし、溶接ビード会合部近
辺でのメタル垂れを防止することを第2の目的とする。
接ロボットによる鋼管の横向き多層盛り溶接に於いて、
溶接スタート時、低い初期電流・電圧で溶接アークを発
生させ、次にそれよりも高く本電流・電圧よりも低い中
間電流・電圧Aで溶接を行い、一定距離だけ進行後本電
流・電圧で溶接を行うことを特徴とする。
電圧より低くすることにより、溶接ビード会合部のビー
ドの膨らみが小さくなる。
低いエンド電流・電圧で、又、本電流・電圧域よりも遅
い一定の速度で該パスの始端部と一定距離ラップさせ、
その終端位置でクレータ溶接条件で該パスの溶接を終了
する。パス溶接の始端と終端が重なるが、始端溶接時は
低い初期電流・電圧および中間電流・電圧であるので始
端ビ−ドが低く、該始端ビ−ドに重なる後端溶接時は、
低いエンド電流・電圧であるので、溶接ビード会合部の
ビードの膨らみは小さい。後端溶接は、低速度のクレ−
タ処理で終えるので、終端処理が確実かつ安定したもの
となり、終端欠陥を生じない。 (3)各パスの始端ビ−ドと終端ビ−ドとの会合部を1
パス毎に、設定範囲内で周方向にずらす。これにより会
合部が設定範囲内となり、会合部が周方向に薄く広く分
散することがなく、溶接ビード会合部の、品質検査,後
加工又は後処理の手間が節約になる。 (4)会合部を1パス毎に小さい設定パス毎減少量ΔL
o分周方向にずらし、パス毎のずらし移動量Laの積算
値がずらし移動量初期値Loを越えるとき、ずらし移動
量初期値Loのずらしを行なって、その後また1パス毎
にパス毎減少量ΔLo分周方向にずらす。これによれ
ば、例えば会合部のラップ距離D=0における図9およ
び図10に示すように、会合部(S,E)が逆三角形の
2辺に交互に飛ぶように分布し、会合部の分布に重なり
がなく、しかも比較的に限られた領域に集中するので、
メタル垂れを生ずることがなく、しかも溶接ビード会合
部の、品質検査,後加工又は後処理の手間が節約にな
る。 (5)第2パスは、第1パスの会合部に対してずらし移
動量初期値Lo分周方向に会合部をずらして第1パスと
は逆方向に溶接ヘッドを駆動して溶接を行ない、第3パ
スは、第2パスの会合部に対してずらし移動量初期値L
o−パス毎減少量ΔLo分周方向に会合部をずらして第
1パスと同方向に溶接ヘッドを駆動して溶接を行ない、
第4パスは、第3パスの会合部に対してずらし移動量初
期値Lo−パス毎減少量ΔLo×2分周方向に会合部を
ずらして第1パスと逆方向に溶接ヘッドを駆動して溶接
を行ない、ずらし移動量La=Lo−ΔLo×nが0以
下かつnが奇数となるパスでずらし移動量初期値Lo分
周方向に会合部をずらし、次のパス以降ではまた順次に
ずらし移動量初期値をパス毎減少量ΔLo分づつ減ら
す。
ける図9および図10に示すように、会合部(S,E)
が逆三角形の2辺に交互に飛ぶように分布し、会合部の
分布に重なりがなくしかも比較的に限られた領域に集中
するので、メタル垂れを生ずることがなく、しかも溶接
ビード会合部の、品質検査,後加工又は後処理の手間が
節約になる。 (6)鋼管(14)を周回するリング状のレ−ル(10);該レ
−ル(10)に装着されレ−ル(10)に沿って鋼管(14)を周回
移動する溶接台車(11);溶接台車(11)に搭載された溶接
ト−チ(12);溶接台車(11)に搭載された走行駆動機構(2
L,RL,ML);該走行駆動機構を正,逆走行駆動する駆動手
段(4,3,1L);鋼管(13,14)に対する始終端での、溶接電
流・電圧,ラップ距離D,ずらし移動量初期値Lo,パ
ス毎減少量ΔLo,外形P,管厚T,開先底面幅G,開
先角度αおよびレール外径Rを入力するための入力手段
(8);入力された値に基づいて鋼管(13,14)に対する各パ
ス(i)の会合部の位置(r,z),パス毎のずらし移動量(La)
およびト−チ(12)の周方向移動量(L)に対応した溶接条
件(電流・電圧,速度)に切替える手段(4,9);および、生
成された各パス(i)の会合部の位置(r,z),パス毎のずら
し移動量(La)およびト−チ(12)の周方向移動量(L)対応
の溶接条件(電流・電圧,速度)に従って、溶接台車(11)の
走行および溶接条件を制御する溶接制御手段(4,3,1w);
を備える鋼管の横向き多層盛り溶接装置。なお、理解を
容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実
施例の対応要素の符号もしくは対応事項又はその記号
を、参考までに付記した。
4)に対する各溶接パス(i)の位置(r,z),溶接電流・電
圧,ラップ距離D,ずらし移動量初期値Loおよびパス
毎減少量ΔLoを入力することによって、各パスの、上
記(1)〜(5)の多層盛り溶接を行なう各パスの溶接
制御スケジュ−ルが自動生成され、溶接装置に対する各
パラメ−タの設定が容易である。 (7)更に、入力された初終端条件,鋼管サイズおよび
レール外径を記憶する手段;を含む鋼管の横向き多層盛
り溶接装置。これによれば、同一の初終端条件,鋼管サ
イズおよびレール外径となる、同一仕様の上下鋼管対の
複数のそれぞれに対して、入力は一度でよく、作業能率
が高い。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
す。高さ方向zに端面を合せて上下に配置された下鋼管
13と上鋼管14の合せ端面には、レ型開先(図6)が
形成されている。上鋼管14には、それと同軸にリング
状のレ−ル10が固定されており、このレ−ル10に溶
接台車11が装着されている。溶接台車11には、レ−
ル10をその周方向には移動自在に、上下方向zおよび
半径方向rには移動不可に保持するガイドロ−ラおよび
レ−ルと噛み合う車輪があり、該車輪は、図示しない減
速機を介して、周回駆動用の電気モ−タMLで、正,逆
回転駆動され、正回転駆動されると溶接台車11の基台
は時計方向に、逆回転駆動されると反時計方向に回動す
る。すなわちレ−ル10に沿って円運動する。電気モ−
タMLにはロ−タリエンコ−ダRLが結合しておりこれ
が、キヤリッジ11の所定短距離の移動につき1パルス
の電気パルスを発生する。
昇降機構が結合されており、昇降駆動用の電気モ−タM
zにて該機構が駆動され、電気モ−タMzの正回転によ
り、溶接台車11の基台に対して昇降台19が上昇し、
逆回転により降下する。電気モ−タMzにはロ−タリエ
ンコ−ダRzが結合しておりこれが、昇降台19の所定
短距離の移動につき1パルスの電気パルスを発生する。
り、進退駆動用の電気モ−タMrにて該機構が駆動さ
れ、電気モ−タMrの正回転により、進退台20が鋼管
14の中心に近付く方向に移動し、逆回転により中心よ
り離れる方向に移動する。電気モ−タMrにはロ−タリ
エンコ−ダRrが結合しておりこれが、進退台20の所
定短距離の移動につき1パルスの電気パルスを発生す
る。
り、傾動用の電気モ−タMθにて該機構が駆動され、電
気モ−タMθの正回転によりト−チホルダ21の、水平
面に対する傾斜θが小さくなり、逆回転により大きくな
る。電気モ−タMθにはロ−タリエンコ−ダRθが結合
しておりこれが、ト−チホルダ21の所定小角度の回転
につき1パルスの電気パルスを発生する。
され、水平面に対して角度θをなす。溶接ト−チ12に
は、図示しないワイヤ送給装置より溶接ワイヤが供給さ
れる。
体ホ−スが接続されており、それらならびにワイヤ送給
装置の配設上の制約から、多層盛り溶接のときには、大
略で言うと、奇数番パスの溶接は例えば溶接台車11を
時計廻りに回動駆動して行なわれ、偶数番パスの溶接は
反時計廻りに回動駆動して行なわれる。その逆であって
もよい。なお後述するように、先行パスの溶接を終了す
ると、先行パスでの台車11の移動方向と同方向に、次
パスの会合部のずらし移動量分台車11が回動駆動され
て停止し、そして台車を先行パスでの回動方向と逆方向
に駆動して次パスの溶接が開始される。
概要を示す。上述の昇降機構,進退機構および傾動機構
には、それぞれに運動範囲を定める始端リミットスイッ
チLzo,Lro,Lθoおよび終端リミットスイッチ
Lze,Lre,Lθeが備わっており、ト−チ12が
各機構の始端相当位置にあるときに始端リミットスイッ
チが開、終端リミットスイッチは閉であり、ト−チ12
が始端相当位置と終端端相当位置の間にあるときには両
スイッチ共に閉、ト−チ12が各機構の終端相当位置に
あるときに始端リミットスイッチは閉、終端リミットス
イッチは開である。
それぞれの電気モ−タMz,Mr,およびMθの回転軸
には、ロ−タリエンコ−ダRz,RrおよびRθが結合
されており、これらは電気モ−タの所定小角度の回転に
つき1個の電気パルスを発生する。ト−チ12を駆動し
ているとき、マイクロプロセッサを含むコントロ−ラ1
z,1rおよび1θが、電気モ−タMz,MrおよびM
θを正転付勢しているときにはロ−タリエンコ−ダが発
生する電気パルスをカウントアップし、逆転付勢してい
るときにはロ−タリエンコ−ダが発生する電気パルスを
カウントダウンし、始端リミットスイッチLzo,Lr
oおよびLθoが開のときにはカウント値をクリアする
(カウントデ−タを0を示すものにする)。
電源が投入されると、始端リミットスイッチLzoが開
(ト−チ12の回転位置が始端位置)であるかをチェッ
クし、それが閉(始端位置にない)であると、モ−タド
ライバ2zにモ−タ逆転付勢を指示し、モ−タドライバ
2zが逆転通電回路を閉じる。この逆転通電回路に始端
リミットスイッチLzoが含まれておりそれが閉である
ので、電気モ−タMzに逆転電流が流れ電気モ−タMz
が逆回転する。この逆回転で始端リミットスイッチLz
oが開になると、逆転通電回路が開となって電気モ−タ
Mzへの逆転電流が遮断されて電気モ−タMzが停止す
る。一方コントロ−ラ1zは、始端リミットスイッチL
zoが閉から開に切換わると、モ−タドライバ2zへの
逆転指示を解除し、昇降位置レジスタ(マイクロプロセ
ッサの内部RAMの1領域)をクリアする。ここでト−
チ12の昇降位置が昇降範囲の始端にあり、昇降位置レ
ジスタのデ−タは0(基点)を示すものになっているこ
とになる。
のものと同様であり、モータドライバ2rおよび2θの
動作も2zのものと同様である。マイクロプロセッサ
(以下CPUと記す)4は、オペレータの1番目の教示
指令(図11に示す開先底コーナー部Oの位置記憶)に
応じてコントローラ1Lに走行距離レジスタのクリアを
指示する。この走行位置が、走行範囲の始端となり、走
行位置レジスタのデータは0(基点)を示すものになっ
ていることになる。
て、トーチ12が接続される溶接電源16には、溶接電
流・電圧およびオン(通電)/オフ(通電停止)を指定
する信号を与え、流体供給装置17にはオン(ガス供
給)/オフ(供給停止)を指示する信号を与え、ワイヤ
送給装置18には供給速度およびオン(供給)/オフ
(供給停止)を指示する信号を与える。CPU4には、
入出力(I/O)ポート3を介してコントローラ1L,
1z,1r,1θおよび1w、ならびに操作/表示ボー
ド8および不揮発メモリ9が選択的に接続される。この
接続は、システムコントローラ5を介してCPU4が指
定する。CPU4のアドレスバス,データバスにはRO
M6およびRAM7が接続されている。システムコント
ローラ5は、CPU4が指示する制御信号をROM6,
RAM7および操作/表示ボード8に与える。
施例を使用するオペレータの作業概要を示し、図4に、
CPU4の制御動作を示す。オペレータは図1に示すよ
うにレール10および溶接台車11を鋼板14に装着し
溶接台車11は中心位置に位置決めする。そして始終端
条件を、操作表示ボード8で入力し(図3のA)、鋼管
外径等、鋼管の寸法およびレール外径を入力し(図3の
B)、開先形状に対する開先底面幅G,開先角度α,鋼
管の管厚Tを入力する。そして、図11に示す開先底部
のコーナー部Oにワイヤの先端を移動させ、教示位置K
(L,r,z,θ)として各軸の位置を記憶させる。そ
して、CPU4は、オペレータが、1番目の教示位置K
1の指令に応じて、コントローラ1Lに走行距離レジス
タのクリアを指示する。この位置が、走行範囲の始端と
なり、走行位置レジスタのデータは0(基点)を示すも
のになっていることになる。
の1番目の教示位置K1の(r1,z1,θ1)とn番
目の教示位置Knの(rn,zn,θ1)は同じ位置と
する。次に、CPU4は、教示位置KnのLnを0と
し、教示位置K1からKn−1のL1(=0),L2,
L3,・・・・,Ln−1を、Ln,Ln−L2,Ln
−L3,・・・・,Ln−Ln−1に書替える。ここ
で、Ln−L1は、ずらし移動量La=0およびラップ
距離D=0のときレール上での1パスの溶接距離とな
る。これらのデータを図4のステップ2で読取り、使用
するワイヤ径φ1.2mmと、予めプログラムに固定値
として書込んでいる、本溶接電流値のワイヤ送給量Vf
w,電圧値Vw,1層当たりの層高さH,1パス当たり
のパス断面積Sから、「溶接条件生成」(ステップ3)
で、データに対応したパススケジュールの生成を行い、
各パスの溶接条件および溶接位置を演算生成する。
接位置(rs1,zs1)、特に半径方向の位置rs1
による速度ずれ分、溶接速度を補正している。例えば、
同一の周速度で溶接台車11を施回駆動した場合、トー
チ先端(ワイヤ)が開先の底(裏当材15(図6)に近
い、パスNo.iが小さいパスでは、トーチ先端の周速
度が遅く、レールに近い、パスNo.iが大きいパスで
は、トーチ先端の周速度が速く、これらの速い,遅い
が、溶接速度ずれとなり、レール取付け位置を基準と
し、第iパスの溶接速度(台車移動速度)Vwiを、V
wi×R/(P−(T−rsi)×2)に書替える。こ
こで、Rはレール径,Pは外径,Tは管厚,rsiは第
1パスのr位置である。
ススケジュールと称す。ここで、パスNo.は、図6に
示すように、一周1回の溶接を1パスとして実行順に番
号を付けたものである。
表示しているため、例えば、CPU4がコントローラ1
zに、パスNo.iの高さziのデータを与えると、コ
ントローラ1zは、パスNo.iの溶接位置(ze(e
番目の教示位置の昇降方向位置)+zi)と昇降位置レ
ジスタのデータが示す前パスの溶接位置(実高さ)za
=ze+zi−1の偏差(zi−zi−1)の極性をチ
ェックして、それが正であればモータドライバ2zに正
転指示し、負であれば逆転を指示する。モータドライバ
2zがこれに応答して、電気モータMzを正転通電又は
逆転通電する。この通電により電気モータMzが回転
し、ロータリエンコーダRzが1パルスを発生する毎
に、コントローラ1zは、正転通電のときには昇降位置
レジスタのデータを前の値より1大きい数値を示すもの
に更新し、逆転通電のときには前の値より1小さい数値
を示すものに更新して、昇降位置レジスタのデータがパ
スNo.iの溶接位置を示すものになったときに、モー
タドライバ2zへの正転指示又は逆転指示を解除(モー
タ停止指示)する。モータドライバ2zがこれに応答し
てモータMzの通電を遮断する。このようにして、CP
U4が指示する高さziにトーチ12の高さzaが設定
される。更に、各教示位置間は直線補完を行っている。
ると、CPU4は教示位置KnからK1に向かって第1
パスから溶接を開始する。第1パスの溶接が終了する
と、順次パススケジュールに基づいて、第2パス以降の
溶接を行う。第2パスは、第1パスとは逆方向に溶接台
車11を駆動して溶接を行う。第3パスは、第1パスと
同方向に溶接台車11を駆動して溶接を行う。第4パス
は、第2パスと同方向に溶接台車11を駆動して溶接を
行う。このように溶接方向は、パス毎に溶接方向を逆転
する往復溶接で行う。パススケジュールの最終パスの溶
接を終了すると、溶接終了を報知する。オペレータは、
溶接終了の報知があると、レール10を鋼管14から外
し、次の溶接対象鋼管に装着する。次の溶接も同一仕様
であるときには、CPU4が不揮発メモリ9に書込んだ
前回の始終端条件(図3のA)を利用することができ
る。
である。
−ク保持距離Lsa, 中間電流値Iia,電圧Via,中間ア−ク保持距離
Lia, エンド電流値Ic,電圧値Vc. ずらし移動量初期値L0, パス毎減少量ΔL0, ラップ距離D, エンド溶接速度Sc. なお、上記データは、オペレータの図3の「始終端条件
初期設定」(A)での入力を、CPU4が図4の「入力
読取り」(ステップ2)で読込んでセーブしているもの
である。ここで、,,,のデータは、図7およ
び図8に示すように、1パスの溶接の始終端部の溶接電
流,電圧であり、このデータは全パス共通である。図7
および図8に示すのデータは、予めプログラム上に固
定値として設定している。
直線展開して示し、図8は管軸を中心にした円周移動を
そのまま示す。
外形としては、外形P,管厚T,開先底面幅G(開先の
底幅),開先角度αおよびレール外形Rである。
件生成」を行うと(図4のステップ3)、パスNo.i
を1に設定し、パス毎減少回数nを0に初期化して(ス
テップ21)、教示データを読込む(ステップ22)。
そして、「溶接条件生成」で生成したパススケジュール
に基づいて、各パスの溶接軌跡(周方向開始位置Ls
i,周方向終了位置Lci)を設定する。溶接軌跡、す
なわち溶接台車11の駆動範囲は、パスNo.iが1で
あると、ずらし移動量Laを0とする(ステップ23〜
26)。そして、n番目の教示位置KnのLn(=0)
と、ずらし移動量La1(=0)に基づいて、第1パス
の周方向開始位置Ls1をLn(=0)に設定する。次
に、溶接速度の補正と同様に、第1パスの溶接位置(r
s1,zs1)、特に半径方向の位置rs1による距離
ずれ分、ラップ距離Dを補正する(ステップ28)。例
えば、ある一定速度で溶接台車11を旋回駆動した場
合、ト−チ先端(ワイヤ)が開先の底(裏当材15(図
6))に近い、パスNo.iが小さいパスでは、トーチ
先端の移動距離が溶接台車11の移動距離より短く、こ
れが距離ずれとなる。ステップ28では、レール取付け
位置を基準とし、第iパスのラップ距離Diを、D×R
/(P−(T−rsi)×2)に書替える。ここで、D
はラップ距離,Rはレール径,Pは半径,Tは管厚,r
siは第1パスのr位置である。そして、1パスの溶接
長Ln−L1と、ラップ距離Diに基づいて、周方向終
了位置Lc1をLn−L1+Diに設定する。第2パス
は、CPU4が、ずらし移動量La(第2パスのものは
La2)に、ずらし移動量初期値L0を設定し(ステッ
プ22,23,31)、第1パスの周方向終了位置Lc
1にずらし移動量La2=L0を加えた和を算出して、
それを周方向開始位置Ls2とする。次に、第2パスの
半径方向位置rs2による距離ずれ分、ラップ距離D2
を、D×R/(P−(T−rs2)×2)に書替え、第
2パスの周方向開始位置Ls2にパスの溶接長Ln−L
1と、ラップ距離D2の和を減算したLa2−(Ln−
L1+D)を周方向終了位置Lc2とする。
nを1インクリメントして(ステップ22,23,3
1)、ずらし移動量 La3=L0−1×ΔL0 を算出する(ステップ32)。そしてLa3が負値(1
パス毎にパス毎減少量のΔL0分のずらしをした積算値
n×ΔL0が、ずらし移動量初期値L0以上になった:
再度L0分のずらし要)かをチェックして(ステップ3
3)、正値であると、前パスである第2パスの終了位置
Lc2より、算出したずらし移動量La3を減算した差
(La3が負値であると実際には和)を算出して、それ
を周方向開始位置Ls3とする(ステップ26)。次
に、第3パスの半径方向位置rs3による距離ずれ分、
ラップ距離D3を、D×R/(P−(T−rs3)×
2)に書替え、第3パスの周方向開始位置Ls3に1パ
スの溶接長Ln−L1と、ラップ距離D3の和を算出し
て、それを周方向終了位置Lc3とする。
nを1インクリメントして(ステップ22,23,3
1)、ずらし移動量 La4=L0−2×ΔL0 を算出する(ステップ32)。そしてLa4が負値かを
チェックして(ステップ33)、正値であると、前パス
である第3パスの終了位置Lc3より、算出したずらし
移動量La4を加算した和(La4が負値であると実際
には差)を算出して、それを周方向開始位置Ls4とす
る(ステップ26)。次に、第4パスの半径方向の位置
rs4による距離ずれ分、ラップ距離D4を、D×R/
(P−(T−rs3)×2)に書替え、第4パスの周方
向開始位置Ls4に1パスの溶接長Ln−L1と、ラッ
プ距離D4の和を算出して、それを周方向終了位置Lc
4とする。
ケジュ−ルは、上記の第3パスと同様に生成し、第6パ
ス以降の偶数番パスのパススケジュ−ルは、上記の第4
パスと同様に生成する。
ックし(ステップ34)、奇数であるとずらし移動量L
aiにずらし移動量初期値L0を設定する(ステップ3
0)。奇数でなかったら、次の奇数パスでこれを行な
う。
と、CPU4は図4のステップ3,ステップ4で生成し
たパススケジュールをディスプレイに表示して、パスN
o.レジスタiに1を設定して(第1パスを指定し
て)、第iパスのパススケジュ−ルに基づいて、第iパ
スの溶接を、図7および図8に示すように行なう。第1
パスの溶接は、ト−チ位置および姿勢を(rs1,zs
1,θs1)にして第1パスの周方向開始位置Ls1か
ら開始するが、第2パスは、第1パスの終点Lc1でト
−チ位置および姿勢を(rs2,zs2,θs2)にし
そして第2パスの周方向開始位置Ls2にト−チを駆動
してから開始する。第3パスは、第2パスの終点Lc2
でト−チ位置および姿勢を(rs3,zrs3,θs
3)にし、そして第3パスの周方向開始位置Ls3にト
−チを駆動してから開始する。以下同様である。いずれ
のパスにおいても、溶接速度,方向,溶接電流,電圧お
よび電流,電圧の切換タイミングは、パススケジュ−ル
のデ−タに対応して定める(図4のステップ9〜1
6)。
ート時、低い初期電流,電圧で溶接アークを発生さ
せ、次にそれよりも高く本電流・電圧よりも低い中間
電流,電圧で行い、一定距離だけ進行後本電流・電圧
で溶接を行うことによりスタ−ト時のト−チ移動の遅れ
による初期ビ−ドの膨らみが少く、各パスのビ−ド会合
部の膨らみが少く、メタル垂れを生じない。
端とのラップ部)は、本電流より低い低電流,電圧
で、又、本電流,電圧域よりも遅い一定の速度で一定距
離Dラップさせ、その位置でクレータ溶接条件で終了す
るので、会合部に溶接欠陥を生じない。
一定の距離範囲内で繰り返している。すなわち、ずらし
移動量初期値Loを設定し、1パス毎のパス毎減少量Δ
Loだけずらし移動量を減少して行きずらし移動量La
≦0になるときは、La=Loとする。減少回数n=L
o÷ΔLo=偶数、の場合は、もう一回継続する。これ
を繰り返すことにより、一定の距離範囲内に会合部が繰
り返し現われる。このことにより特に欠陥が生じやすい
溶接ビード会合部を一定の距離範囲内に納めることが出
来る。図9および図10に、パス間の溶接開始位置のず
らし移動量を実線で示す。横軸が溶接ト−チ12の周方
向位置であり、0点が、第1パスの溶接開始時の周方向
溶接位置(狙い位置)である。数値の単位はmmであ
る。
ある。
示すブロック図である。
作業手順を示すフロ−チャ−トである。
すフロ−チャ−トである。
一部を示すフロ−チャ−トである。
分の拡大縦断面図であり、多層盛り溶接を行なった開先
の横断面を示す。
の溶接電流,電圧の変化と溶接速度の変化を示すグラフ
であり、横軸は、溶接ト−チ12の周方向移動を直線展
開した移動距離である。
の溶接電流,電圧の変更点を示す平面図である。
合の、パス毎の溶接開始位置ずらし移動量の一例を実線
で示すグラフであり、横軸は、溶接ト−チ12の周方向
移動を直線展開した移動距離である。
場合の、パス毎の溶接開始位置ずらし移動量のもう1つ
の例を実線で示すグラフであり、横軸は、溶接ト−チ1
2の周方向移動を直線展開した移動距離である。
部の拡大縦断面であり、ワイヤ先端での教示位置を示す
開先の横断面を示す。
−タ RL,Rz,Rr,Rθ:ロ−タリエンコ−ダ
Claims (7)
- 【請求項1】 自動溶接ロボットによる鋼管の横向き多
層盛り溶接に於いて、溶接スタート時、低い初期電流・
電圧で溶接アークを発生させ、次にそれよりも高く本電
流・電圧よりも低い中間電流・電圧で溶接を行い、一定
距離だけ進行後本電流・電圧で溶接を行うことを特徴と
する鋼管の横向き多層盛り溶接方法。 - 【請求項2】 パス終端部は、本電流より低いエンド電
流・電圧で、又、本電流・電圧域よりも遅い一定の速度
で該パスの始端部と一定距離ラップさせ、該パスの溶接
を終了する、請求項1記載の鋼管の横向き多層盛り溶接
方法。 - 【請求項3】 各パスの始端ビ−ドと終端ビ−ドとの会
合部を1パス毎に、設定範囲内で周方向にずらす、請求
項1記載の鋼管の横向き多層盛り溶接方法。 - 【請求項4】 会合部を1パス毎にパス毎減少量ΔLo
分周方向にずらし、パス毎のずらし量の積算値がずらし
移動量初期値Loを越えるとき、ずらし移動量初期値L
o程度のずらしを行なって、その後また1パス毎にパス
毎減少量ΔLo分周方向にずらす、請求項3記載の鋼管
の横向き多層盛り溶接方法。 - 【請求項5】 第2パスは、第1パスの会合部に対して
ずらし移動量初期値Lo分周方向に会合部をずらして第
1パスとは逆方向に溶接ヘッドを駆動して溶接を行な
い、第3パスは、第2パスの会合部に対してずらし移動
量初期値Lo−パス毎減少量ΔLo分周方向に会合部を
ずらして第1パスと同方向に溶接ヘッドを駆動して溶接
を行ない、第4パスは、第3パスの会合部に対してずら
し移動量初期値Lo−パス毎減少量ΔLo×2分周方向
に会合部をずらして第1パスと逆方向に溶接ヘッドを駆
動して溶接を行ない、ずらし移動量La=Lo−ΔLo
×nが0以下かつnが奇数となるパスでずらし移動量初
期値Lo分周方向に会合部をずらし、次のパス以降では
また順次にずらし移動量初期値Loをパス毎減少量ΔL
oづつ減らす、請求項3記載の鋼管の横向き多層盛り溶
接方法。 - 【請求項6】鋼管を周回するリング状のレ−ル;該レ−
ルに装着されレ−ルに沿って鋼管を周回移動する溶接台
車;溶接台車に搭載された溶接ト−チ;溶接台車に搭載
された走行駆動機構;該走行駆動機構を正,逆走行駆動
する駆動手段;鋼管に対する始終端での、溶接電流・電
圧,ラップ距離D,ずらし移動量初期値Lo,パス毎減
少量ΔLo,外形P,管厚T,開先底面幅G,開先角度
αおよびレール外径Rを入力するための入力手段;入力
された値に基づいて鋼管に対する各パスの会合部の位
置,パス毎のずらし移動量Laおよびト−チの周方向移
動量に対応した溶接条件に切替える手段;および、 生成された各パスの会合部の位置,パス毎のずらし移動
量Laおよびト−チの周方向移動量対応の溶接条件に従
って、溶接台車の走行および溶接条件を制御する溶接制
御手段;を備える鋼管の横向き多層盛り溶接装置。 - 【請求項7】更に、生成されたパススケジュ−ルを記憶
する手段;を含む請求項6記載の鋼管の横向き多層盛り
溶接装置。
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- 1998-06-15 JP JP16731498A patent/JP3604120B2/ja not_active Expired - Fee Related
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