JP2000000338A - ゴルフスコア管理システム - Google Patents
ゴルフスコア管理システムInfo
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- JP2000000338A JP2000000338A JP10183292A JP18329298A JP2000000338A JP 2000000338 A JP2000000338 A JP 2000000338A JP 10183292 A JP10183292 A JP 10183292A JP 18329298 A JP18329298 A JP 18329298A JP 2000000338 A JP2000000338 A JP 2000000338A
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- Japan
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- score
- golf score
- golf
- player
- management system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲーム進行状況や順位の把握をリアルタイム
で行うことができるとともに、そのシステムに費やされ
るコストを低減することができるゴルフスコア管理シス
テムを提供する。 【解決手段】 本発明に係るゴルフスコア管理システム
は、カート20a〜20cに通信端末装置を設け、ホス
トシステム10が所定時間毎にすべてのカートに対して
受信許可指示を送ることによってスコアデータの受信を
繰り返し行うように構成される。従って、各プレーヤに
通信端末装置を持たせなくてもよいので、使用する通信
端末装置の数を減少させ、メンテナンスの簡易化、コス
トの削減を図ることができとともに、ゲームの進行状況
や順位の把握をリアルタイムで行うことができる。ま
た、カート20内に通信端末装置を設けることにより、
従来と比較して、通信端末装置自体の低コスト化を図る
ことができる。
で行うことができるとともに、そのシステムに費やされ
るコストを低減することができるゴルフスコア管理シス
テムを提供する。 【解決手段】 本発明に係るゴルフスコア管理システム
は、カート20a〜20cに通信端末装置を設け、ホス
トシステム10が所定時間毎にすべてのカートに対して
受信許可指示を送ることによってスコアデータの受信を
繰り返し行うように構成される。従って、各プレーヤに
通信端末装置を持たせなくてもよいので、使用する通信
端末装置の数を減少させ、メンテナンスの簡易化、コス
トの削減を図ることができとともに、ゲームの進行状況
や順位の把握をリアルタイムで行うことができる。ま
た、カート20内に通信端末装置を設けることにより、
従来と比較して、通信端末装置自体の低コスト化を図る
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフスコアの集
計処理及びその管理を行うゴルフスコア管理システムに
関する。
計処理及びその管理を行うゴルフスコア管理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフコースをプレイするプレー
ヤのスコアは手書きによってスコア用紙に記入されてい
たが、かかる方式では例えば雨天等の悪天候の下ではそ
の記入は極めて困難であった。また、多人数が参加する
ゴルフコンペティションの際には各プレーヤのスコア用
紙に記入されたスコアを手作業によって集計処理しなけ
ればならず、その処理は非常に煩雑であった。この点に
鑑みて、近年、ホールアウト後、キーボード等の入力装
置からプレーヤ名、ハンデキャップ数及びスコアを入力
すると、その入力内容に応じてプレーヤ全員のスコア等
を自動的に集計処理するソフトウエアサービスが、すで
に行われている。
ヤのスコアは手書きによってスコア用紙に記入されてい
たが、かかる方式では例えば雨天等の悪天候の下ではそ
の記入は極めて困難であった。また、多人数が参加する
ゴルフコンペティションの際には各プレーヤのスコア用
紙に記入されたスコアを手作業によって集計処理しなけ
ればならず、その処理は非常に煩雑であった。この点に
鑑みて、近年、ホールアウト後、キーボード等の入力装
置からプレーヤ名、ハンデキャップ数及びスコアを入力
すると、その入力内容に応じてプレーヤ全員のスコア等
を自動的に集計処理するソフトウエアサービスが、すで
に行われている。
【0003】しかし、プレーヤが多数の場合は、スコア
入力処理に時間がかかり、また、スコア入力処理時に入
力ミスが生じる可能性も大きくなる。
入力処理に時間がかかり、また、スコア入力処理時に入
力ミスが生じる可能性も大きくなる。
【0004】そこで、各プレーヤに記憶装置を携帯さ
せ、各ホール終了時に、各ホールに設置されている入力
装置を用いてその記憶装置に記憶させ、すべてのホール
が終了した後に各プレーヤの記憶装置に記憶されている
スコアをホストコンピュータにより読み取らせてスコア
集計処理を行うようにする手法が提案されている(従来
技術1)。
せ、各ホール終了時に、各ホールに設置されている入力
装置を用いてその記憶装置に記憶させ、すべてのホール
が終了した後に各プレーヤの記憶装置に記憶されている
スコアをホストコンピュータにより読み取らせてスコア
集計処理を行うようにする手法が提案されている(従来
技術1)。
【0005】また、通信機能を有する入出力装置を各プ
レーヤに携帯させ、各ホール終了時に、携帯している入
出力装置を用いてプレーヤにスコアを入力させ、その入
力されたスコアを当該入出力装置からクラブハウスのホ
ストコンピュータに電送することにより、プレイの進行
状況や順位把握をリアルタイムで行うようにしたゴルフ
スコア管理方法も考案されている(例えば、特開平4−
341284号公報)(従来技術2)。
レーヤに携帯させ、各ホール終了時に、携帯している入
出力装置を用いてプレーヤにスコアを入力させ、その入
力されたスコアを当該入出力装置からクラブハウスのホ
ストコンピュータに電送することにより、プレイの進行
状況や順位把握をリアルタイムで行うようにしたゴルフ
スコア管理方法も考案されている(例えば、特開平4−
341284号公報)(従来技術2)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術1によれば、全プレーヤのスコアをリアルタイム
で入力することはできないため、特に多人数の場合に
は、各ホールのゲーム進行状況や順位の把握をリアルタ
イムで行うことは困難であった。
来技術1によれば、全プレーヤのスコアをリアルタイム
で入力することはできないため、特に多人数の場合に
は、各ホールのゲーム進行状況や順位の把握をリアルタ
イムで行うことは困難であった。
【0007】さらに、各ホールの入力装置は野外に設置
されるため、十分な耐候性を得るために装置が高価なも
のとなるという問題があった。
されるため、十分な耐候性を得るために装置が高価なも
のとなるという問題があった。
【0008】また、上記従来技術2によれば、各プレー
ヤのスコアをリアルタイムで把握することは可能である
が、通信機能を有する入出力装置を参加者全員に携帯さ
せる必要があるため、システム導入のためには非常にコ
ストがかかる上、メンテナンスが煩雑になるという問題
があった。
ヤのスコアをリアルタイムで把握することは可能である
が、通信機能を有する入出力装置を参加者全員に携帯さ
せる必要があるため、システム導入のためには非常にコ
ストがかかる上、メンテナンスが煩雑になるという問題
があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、ゲーム進行状況や順位の把握をリアルタ
イムで行うことができるとともに、そのシステムに費や
されるコストを低減することができるゴルフスコア管理
システムを提供することを目的とする。
されたもので、ゲーム進行状況や順位の把握をリアルタ
イムで行うことができるとともに、そのシステムに費や
されるコストを低減することができるゴルフスコア管理
システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のゴルフスコア管理システムは、ゴルフス
コアの集計処理及び管理を行うホストコンピュータと、
前記ゴルフスコアを入力する入力手段、前記入力された
ゴルフスコアを記録する記録手段及び前記ホストコンピ
ュータとの間でゴルフスコアを送受信する通信手段を有
する少なくとも1つの通信端末装置とを有し、前記通信
端末装置はゴルフカートに配置されることを特徴とす
る。
に、請求項1のゴルフスコア管理システムは、ゴルフス
コアの集計処理及び管理を行うホストコンピュータと、
前記ゴルフスコアを入力する入力手段、前記入力された
ゴルフスコアを記録する記録手段及び前記ホストコンピ
ュータとの間でゴルフスコアを送受信する通信手段を有
する少なくとも1つの通信端末装置とを有し、前記通信
端末装置はゴルフカートに配置されることを特徴とす
る。
【0011】請求項2のゴルフスコア管理システムは、
上記請求項1記載のゴルフスコア管理システムにおい
て、前記通信手段は、前記ホストコンピュータにより集
計処理された、他のプレーヤのゴルフスコアを含むゴル
フスコアを受信する受信手段を有し、前記記録手段は、
前記受信された前記他のプレーヤのゴルフスコアを含む
ゴルフスコアにより前記メモリに記録されているゴルフ
スコアを更新することを特徴とする。
上記請求項1記載のゴルフスコア管理システムにおい
て、前記通信手段は、前記ホストコンピュータにより集
計処理された、他のプレーヤのゴルフスコアを含むゴル
フスコアを受信する受信手段を有し、前記記録手段は、
前記受信された前記他のプレーヤのゴルフスコアを含む
ゴルフスコアにより前記メモリに記録されているゴルフ
スコアを更新することを特徴とする。
【0012】請求項3のゴルフスコア管理システムは、
上記請求項2記載のゴルフスコア管理システムにおい
て、前記通信手段は、前記ホストコンピュータと定期的
にゴルフスコアの送受信を行うことを特徴とする。
上記請求項2記載のゴルフスコア管理システムにおい
て、前記通信手段は、前記ホストコンピュータと定期的
にゴルフスコアの送受信を行うことを特徴とする。
【0013】請求項4のゴルフスコア管理システムは、
上記請求項2記載のゴルフスコア管理システムにおい
て、前記ホストコンピュータは、前記メモリに記録され
ているゴルフスコアを所定時間毎にポーリング受信する
ことを特徴とする。
上記請求項2記載のゴルフスコア管理システムにおい
て、前記ホストコンピュータは、前記メモリに記録され
ているゴルフスコアを所定時間毎にポーリング受信する
ことを特徴とする。
【0014】請求項5のゴルフスコア管理システムは、
上記請求項2〜4のいずれか1項記載のゴルフスコア管
理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、複数
の通信端末装置に対して、前記集計処理したゴルフスコ
アを同時に配信可能であることを特徴とする。
上記請求項2〜4のいずれか1項記載のゴルフスコア管
理システムにおいて、前記ホストコンピュータは、複数
の通信端末装置に対して、前記集計処理したゴルフスコ
アを同時に配信可能であることを特徴とする。
【0015】請求項6のゴルフスコア管理システムは、
上記請求項2〜5のいずれか1項記載のゴルフスコア管
理システムにおいて、前記通信端末装置は、前記受信手
段により受信された他のプレーヤのゴルフスコアを含む
ゴルフスコアを表示する表示手段を備えることを特徴と
する。
上記請求項2〜5のいずれか1項記載のゴルフスコア管
理システムにおいて、前記通信端末装置は、前記受信手
段により受信された他のプレーヤのゴルフスコアを含む
ゴルフスコアを表示する表示手段を備えることを特徴と
する。
【0016】請求項7のゴルフスコア管理システムは、
上記請求項1〜6のいずれか1項記載のゴルフスコア管
理システムにおいて、前記ゴルフスコア管理システム
は、プレーヤにより携帯され当該プレーヤのID番号を
表示するID表示手段を含み、前記通信端末装置は、前
記ID表示手段に表示されたID番号を非接触で識別す
る識別手段を備え、前記記録手段は、前記識別手段によ
り識別されたID番号に応じた領域に前記ゴルフスコア
を記録することを特徴とする。
上記請求項1〜6のいずれか1項記載のゴルフスコア管
理システムにおいて、前記ゴルフスコア管理システム
は、プレーヤにより携帯され当該プレーヤのID番号を
表示するID表示手段を含み、前記通信端末装置は、前
記ID表示手段に表示されたID番号を非接触で識別す
る識別手段を備え、前記記録手段は、前記識別手段によ
り識別されたID番号に応じた領域に前記ゴルフスコア
を記録することを特徴とする。
【0017】請求項8のゴルフスコア管理システムは、
上記請求項1〜7のいずれか1項記載のゴルフスコア管
理システムにおいて、前記メモリはPCカードからなる
ことを特徴とする。
上記請求項1〜7のいずれか1項記載のゴルフスコア管
理システムにおいて、前記メモリはPCカードからなる
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本実施形態に係るゴルフスコア管
理システムのシステム構成図である。同図において、ゴ
ルフスコア管理システムは、1台のホストシステム10
と、複数のカート20a、20b、20c……(以下、
「カート20」と総称する。)とから主に構成されてい
る。ホストシステム10及びカート20は、それぞれ、
無線通信を行う送受信部を有している。なお、無線回線
としては、MCA(Multi−Channel Ac
cess)無線、小エリア簡易無線、特定小電力無線又
は業務用無線等、様々な無線を採用することができる。
理システムのシステム構成図である。同図において、ゴ
ルフスコア管理システムは、1台のホストシステム10
と、複数のカート20a、20b、20c……(以下、
「カート20」と総称する。)とから主に構成されてい
る。ホストシステム10及びカート20は、それぞれ、
無線通信を行う送受信部を有している。なお、無線回線
としては、MCA(Multi−Channel Ac
cess)無線、小エリア簡易無線、特定小電力無線又
は業務用無線等、様々な無線を採用することができる。
【0020】カート20は、例えばGPS(Groba
l Positioning System)によって
無人運転されるように構成されるものであってもよく、
また、エンジンにより駆動され有人運転されるように構
成されるものであってもよい。
l Positioning System)によって
無人運転されるように構成されるものであってもよく、
また、エンジンにより駆動され有人運転されるように構
成されるものであってもよい。
【0021】ホストシステム10は、例えばクラブハウ
ス内のキャディーマスター室に設置されており、無線回
線を介して、カート20の後述するスコア記憶部に記憶
されているスコアデータをポーリングによって受信し、
スコア集計、ハンデ計算、順位算出等の各処理を実行す
る。スコアデータの受信は、後述する手順に従って所定
時間毎に行われる。従って、カート20の周囲の電波状
態等が悪いためにカート20とホストシステム10との
間の通信が途切れた場合であっても、別のタイミング
で、カート20のスコア記憶部に記憶されているゴルフ
スコアデータを受信することができる。
ス内のキャディーマスター室に設置されており、無線回
線を介して、カート20の後述するスコア記憶部に記憶
されているスコアデータをポーリングによって受信し、
スコア集計、ハンデ計算、順位算出等の各処理を実行す
る。スコアデータの受信は、後述する手順に従って所定
時間毎に行われる。従って、カート20の周囲の電波状
態等が悪いためにカート20とホストシステム10との
間の通信が途切れた場合であっても、別のタイミング
で、カート20のスコア記憶部に記憶されているゴルフ
スコアデータを受信することができる。
【0022】なお、ホストシステム10には、例えば大
型液晶ディスプレイ等からなるスコアモニタ30やプリ
ンタ40を接続することが可能であり、ホストシステム
10により集計処理されたスコアや順位等をスコアモニ
タ30に表示したり、プリンタ40によりプリントアウ
トしてプレーヤに提供することができる。スコアモニタ
30を例えばクラブハウス内の食堂やミーティングルー
ムのモニタとして設置すれば、コースに出ていないプレ
ーヤはそのモニタの表示内容を見ることによって他のプ
レーヤのスコアや順位等を知ることができる。
型液晶ディスプレイ等からなるスコアモニタ30やプリ
ンタ40を接続することが可能であり、ホストシステム
10により集計処理されたスコアや順位等をスコアモニ
タ30に表示したり、プリンタ40によりプリントアウ
トしてプレーヤに提供することができる。スコアモニタ
30を例えばクラブハウス内の食堂やミーティングルー
ムのモニタとして設置すれば、コースに出ていないプレ
ーヤはそのモニタの表示内容を見ることによって他のプ
レーヤのスコアや順位等を知ることができる。
【0023】図2は、図1に示したホストシステム10
の概略構成を示すブロック図である。同図において、ホ
ストシステム10は、メイン制御部として使用される中
央処理部(以下、「CPU」という)11を有してお
り、このCPU11によりスコアの集計処理を含む装置
全体の制御が行われる。
の概略構成を示すブロック図である。同図において、ホ
ストシステム10は、メイン制御部として使用される中
央処理部(以下、「CPU」という)11を有してお
り、このCPU11によりスコアの集計処理を含む装置
全体の制御が行われる。
【0024】CPU11には、CPU11が実行する制
御プログラム等を記憶するリードオンリーメモリ(以
下、「ROM」という)12と、CPU11が各種処理
を実行する際にワークエリアとして使用されるランダム
アクセスメモリ(以下、「RAM」という)13と、プ
レイ開始前に上記初期データを入力するキーを有するキ
ーボード14と、カート20との間で無線回線を介して
各種データの送受信を行う送受信部15と、制御プログ
ラムを含む各種アプリケーションプログラムやCPU1
1により処理されたデータ、キーボード14から入力さ
れたデータ又は送受信部15により受信されたデータ等
を記憶するデータサーバ16とが、バス17を介して接
続されている。また、CPU11には、バス17を介し
て、スコアモニタ30及びプリンタ40が接続されてい
る。
御プログラム等を記憶するリードオンリーメモリ(以
下、「ROM」という)12と、CPU11が各種処理
を実行する際にワークエリアとして使用されるランダム
アクセスメモリ(以下、「RAM」という)13と、プ
レイ開始前に上記初期データを入力するキーを有するキ
ーボード14と、カート20との間で無線回線を介して
各種データの送受信を行う送受信部15と、制御プログ
ラムを含む各種アプリケーションプログラムやCPU1
1により処理されたデータ、キーボード14から入力さ
れたデータ又は送受信部15により受信されたデータ等
を記憶するデータサーバ16とが、バス17を介して接
続されている。また、CPU11には、バス17を介し
て、スコアモニタ30及びプリンタ40が接続されてい
る。
【0025】ホストシステム10は、プレイの開始に先
立って、キーボード等の入力装置を使用して入力される
コンペティション名、グループ名、そのグループの担当
キャディー名、プレーヤ名及び各プレーヤのハンデキャ
ップ等の初期データを、データサーバ16に記憶すると
ともに、その初期データを無線回線を介してカート20
に配信する。カート20を複数使用している場合、ホス
トシステム10からすべてのカートへの上記各データの
配信は、同時に行われる。
立って、キーボード等の入力装置を使用して入力される
コンペティション名、グループ名、そのグループの担当
キャディー名、プレーヤ名及び各プレーヤのハンデキャ
ップ等の初期データを、データサーバ16に記憶すると
ともに、その初期データを無線回線を介してカート20
に配信する。カート20を複数使用している場合、ホス
トシステム10からすべてのカートへの上記各データの
配信は、同時に行われる。
【0026】データサーバ16は、後述する手順に従っ
てカート20から送信されてくる各グループのスコアデ
ータ(グループ内の各プレーヤの打数、パット数、総合
順位等を含むデータ)をグループ毎に記憶する記憶領域
を有している。本実施形態においては、この記憶領域に
は、各グループのスコアデータが、ホール毎にカード形
式で記憶される。すなわち、例えば1コース(18ホー
ル)の全ての参加グループのプレイが終了した時は、デ
ータサーバ16には各グループについてそれぞれ18頁
分のスコアデータが記憶されていることになる。
てカート20から送信されてくる各グループのスコアデ
ータ(グループ内の各プレーヤの打数、パット数、総合
順位等を含むデータ)をグループ毎に記憶する記憶領域
を有している。本実施形態においては、この記憶領域に
は、各グループのスコアデータが、ホール毎にカード形
式で記憶される。すなわち、例えば1コース(18ホー
ル)の全ての参加グループのプレイが終了した時は、デ
ータサーバ16には各グループについてそれぞれ18頁
分のスコアデータが記憶されていることになる。
【0027】なお、データサーバ16には、CPU11
が実行する制御プログラムも記憶することができ、RO
M12に制御プログラムが記憶されていない場合には、
このデータサーバ16に制御プログラムを記憶させてお
き、それをRAM13に読み込むことにより、ROM6
に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をC
PU11に行わせることができる。このように構成した
場合には、制御プログラムの追加やバージョンアップ等
を容易に行うことができる。
が実行する制御プログラムも記憶することができ、RO
M12に制御プログラムが記憶されていない場合には、
このデータサーバ16に制御プログラムを記憶させてお
き、それをRAM13に読み込むことにより、ROM6
に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をC
PU11に行わせることができる。このように構成した
場合には、制御プログラムの追加やバージョンアップ等
を容易に行うことができる。
【0028】また、CPU11は、アプリケーションソ
フトを用いて一般的に使用されているコンペデータ処理
機能を有していることはいうまでもなく、かかる機能を
実現するためのアプリケーションソフトウエアはROM
12又はデータサーバ16に記憶される。
フトを用いて一般的に使用されているコンペデータ処理
機能を有していることはいうまでもなく、かかる機能を
実現するためのアプリケーションソフトウエアはROM
12又はデータサーバ16に記憶される。
【0029】図3は、カート20に設けられる通信端末
装置の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、通信端末装置21は、メイン制御部として使用され
る中央処理部(以下、「CPU」という)22を有して
おり、このCPU22によりスコアの入力処理、表示処
理、送受信処理等の各処理が行われる。
装置の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、通信端末装置21は、メイン制御部として使用され
る中央処理部(以下、「CPU」という)22を有して
おり、このCPU22によりスコアの入力処理、表示処
理、送受信処理等の各処理が行われる。
【0030】CPU22には、バスライン28を介して
CPU22が実行する制御プログラム等を記憶するリー
ドオンリーメモリ(以下、「ROM」という)23と、
CPU22が各種処理を実行する際にワークエリアとし
て使用されるランダムアクセスメモリ(以下、「RA
M」という)24と、ホストシステム10との間で無線
回線を介してデータの送受信を行う送受信部25と、ス
コアを入力する入力キーやスコア等の情報を表示するデ
ィスプレイを有する入力・表示部26と、入力されたス
コア又は受信されたスコアを記憶する、例えばPCカー
ドから構成されるスコア記憶部27とが、バスライン2
8を介して接続されている。
CPU22が実行する制御プログラム等を記憶するリー
ドオンリーメモリ(以下、「ROM」という)23と、
CPU22が各種処理を実行する際にワークエリアとし
て使用されるランダムアクセスメモリ(以下、「RA
M」という)24と、ホストシステム10との間で無線
回線を介してデータの送受信を行う送受信部25と、ス
コアを入力する入力キーやスコア等の情報を表示するデ
ィスプレイを有する入力・表示部26と、入力されたス
コア又は受信されたスコアを記憶する、例えばPCカー
ドから構成されるスコア記憶部27とが、バスライン2
8を介して接続されている。
【0031】図4は、図3に示した入力・表示部26の
構成の一例を示す図である。同図において、入力・表示
部26は、コンペティション名を表示するコンペ名表示
部41と、スコア記憶部27に記憶されているスコアデ
ータに基づいてプレーヤ名及び各プレーヤのスコアをグ
ループ毎に表示するスコア表示部42と、スコア表示部
42に表示されるグループを変更する変更キー43と、
そのグループの担当キャディー名を表示するキャディー
表示部44と、コースのイン及びアウトのスコアを切替
えるイン・アウト切換キー45と、このグループの名称
又は番号を示すグループ名表示部46と、テンキー47
と、後述するID表示装置からIDを識別する情報を受
信するとともに、その情報を送るようにID表示装置に
信号を送るID用送受信装置48と、エリア42にスコ
アを入力する際にその入力箇所を示すカーソルを表中の
所望の位置に移動させるためのスコアカーソル移動キー
49とから主に構成されている。
構成の一例を示す図である。同図において、入力・表示
部26は、コンペティション名を表示するコンペ名表示
部41と、スコア記憶部27に記憶されているスコアデ
ータに基づいてプレーヤ名及び各プレーヤのスコアをグ
ループ毎に表示するスコア表示部42と、スコア表示部
42に表示されるグループを変更する変更キー43と、
そのグループの担当キャディー名を表示するキャディー
表示部44と、コースのイン及びアウトのスコアを切替
えるイン・アウト切換キー45と、このグループの名称
又は番号を示すグループ名表示部46と、テンキー47
と、後述するID表示装置からIDを識別する情報を受
信するとともに、その情報を送るようにID表示装置に
信号を送るID用送受信装置48と、エリア42にスコ
アを入力する際にその入力箇所を示すカーソルを表中の
所望の位置に移動させるためのスコアカーソル移動キー
49とから主に構成されている。
【0032】スコア表示部42には、1グループに属す
るプレーヤ名及び各プレーヤのスコアデータが、表形式
で表示される。また、変更キー43を操作することによ
り、他のカート20を使用しているグループのスコアを
表示することができる。
るプレーヤ名及び各プレーヤのスコアデータが、表形式
で表示される。また、変更キー43を操作することによ
り、他のカート20を使用しているグループのスコアを
表示することができる。
【0033】テンキー47は、ホール毎のスコアをプレ
ーヤが入力するために使用されるもので、テンキー47
を使用してプレーヤにより入力されたスコアは、スコア
記憶部27に記憶され、その後、送受信部25から無線
回線を介してホストシステム10へ送信される。
ーヤが入力するために使用されるもので、テンキー47
を使用してプレーヤにより入力されたスコアは、スコア
記憶部27に記憶され、その後、送受信部25から無線
回線を介してホストシステム10へ送信される。
【0034】入力・表示部26に表示されるデータのう
ち、コンペティション名、グループ名、担当キャディー
名、プレーヤ名及びハンディキャップ数等の初期データ
は、プレイ開始前にホストシステム10のキーボード1
4から入力され、無線回線を介してカート20の通信端
末装置21に配信される。通信端末装置21は、上記初
期データを送受信部25において受信すると、そのデー
タを記憶部27に記憶するとともに入力・表示部26の
スコア表示部42に表示する。入力・表示部26に表示
される各ホールの打数は、グループ内の各プレーヤによ
り、テンキー47を用いて入力される。
ち、コンペティション名、グループ名、担当キャディー
名、プレーヤ名及びハンディキャップ数等の初期データ
は、プレイ開始前にホストシステム10のキーボード1
4から入力され、無線回線を介してカート20の通信端
末装置21に配信される。通信端末装置21は、上記初
期データを送受信部25において受信すると、そのデー
タを記憶部27に記憶するとともに入力・表示部26の
スコア表示部42に表示する。入力・表示部26に表示
される各ホールの打数は、グループ内の各プレーヤによ
り、テンキー47を用いて入力される。
【0035】図5は、図3に示したスコア記憶部27に
記憶されるスコアデータの構成の一例を示す説明図であ
る。スコア記憶部27には、プレイ開始前にホストシス
テム10のキーボード14から入力される初期データに
基づいて、グループ内の各プレーヤに対応する記憶領域
が作成され、図5に示すように、日付、プレーヤ名、ハ
ンデキャップ等のプレイによっては変更されないデータ
を記憶する領域と、当該プレーヤの各ホールのスコアを
記憶する領域とからなる。各ホールのスコアを記憶する
領域には、ホール名(No.1、No.2、……)、打
数(D1、D2、……)及びパット数(P1、P2、…
…)が、この順序で、1ホール目から順番に記憶され
る。なお、このスコア記憶部27には、ゴルフ場のID
データや、プレイするコースが複数ある場合にはプレー
するコース名のデータを記憶するようにしてもよい。グ
ループ内のプレーヤ全員のスコアデータは、グループデ
ータとして、後述する手順に従ってホストシステム10
へ送信される。
記憶されるスコアデータの構成の一例を示す説明図であ
る。スコア記憶部27には、プレイ開始前にホストシス
テム10のキーボード14から入力される初期データに
基づいて、グループ内の各プレーヤに対応する記憶領域
が作成され、図5に示すように、日付、プレーヤ名、ハ
ンデキャップ等のプレイによっては変更されないデータ
を記憶する領域と、当該プレーヤの各ホールのスコアを
記憶する領域とからなる。各ホールのスコアを記憶する
領域には、ホール名(No.1、No.2、……)、打
数(D1、D2、……)及びパット数(P1、P2、…
…)が、この順序で、1ホール目から順番に記憶され
る。なお、このスコア記憶部27には、ゴルフ場のID
データや、プレイするコースが複数ある場合にはプレー
するコース名のデータを記憶するようにしてもよい。グ
ループ内のプレーヤ全員のスコアデータは、グループデ
ータとして、後述する手順に従ってホストシステム10
へ送信される。
【0036】本発明のゴルフ管理システムは、RFID
(Rasio FrequencyIdentific
ation:無線周波による非接触自動判別技術)を利
用している。RFIDとは、人や物などの移動体に取り
付けられたトラスポンダの識別情報をコンピュータを備
えるリーダが無線周波を介して読み取り、対象物を識別
するシステムである。RFIDを利用する本発明のゴル
フ管理システムにおいては、各プレーヤに携帯型のID
表示装置を装着させ、カート20の無線端末装置21を
用いてスコアを入力するときに、図4のID用送受信部
48により受信される情報に基づいて、CPU22が非
接触によりスコアを入力するプレーヤがだれであるかを
識別し、入力・表示部26のエリア42の識別したプレ
ーヤに対応する位置にカーソルを移動させるように構成
する。このように構成することにより、プレーヤが自己
のスコアを入力するためにカート20の無線端末装置2
1に近づくと、その入力・表示部26では当該プレーヤ
に対応する位置にカーソルが表示されているので、プレ
ーヤはテンキーによりスコアの数値を入力するという簡
単な操作だけで自己のスコアを入力することができる。
(Rasio FrequencyIdentific
ation:無線周波による非接触自動判別技術)を利
用している。RFIDとは、人や物などの移動体に取り
付けられたトラスポンダの識別情報をコンピュータを備
えるリーダが無線周波を介して読み取り、対象物を識別
するシステムである。RFIDを利用する本発明のゴル
フ管理システムにおいては、各プレーヤに携帯型のID
表示装置を装着させ、カート20の無線端末装置21を
用いてスコアを入力するときに、図4のID用送受信部
48により受信される情報に基づいて、CPU22が非
接触によりスコアを入力するプレーヤがだれであるかを
識別し、入力・表示部26のエリア42の識別したプレ
ーヤに対応する位置にカーソルを移動させるように構成
する。このように構成することにより、プレーヤが自己
のスコアを入力するためにカート20の無線端末装置2
1に近づくと、その入力・表示部26では当該プレーヤ
に対応する位置にカーソルが表示されているので、プレ
ーヤはテンキーによりスコアの数値を入力するという簡
単な操作だけで自己のスコアを入力することができる。
【0037】図6は、プレーヤが装着するID表示装置
の構成の一例を示す図である。同図に示すように、ID
表示装置50は例えばリストバンド51の形状に構成さ
れており、プレーヤの腕に装着することができるように
されている。このリストバンド51には、通信端末装置
21から送信されるプレーヤ識別のための電波を受信す
るとともにその電波に応じてプレーヤのID信号を通信
端末装置21へ送信するためのアンテナ52及びCPU
等からなるICチップ53が実装されている。そして、
ICチップ53の防水のために、ICチップ52の上面
は防水樹脂コート3が施されている。
の構成の一例を示す図である。同図に示すように、ID
表示装置50は例えばリストバンド51の形状に構成さ
れており、プレーヤの腕に装着することができるように
されている。このリストバンド51には、通信端末装置
21から送信されるプレーヤ識別のための電波を受信す
るとともにその電波に応じてプレーヤのID信号を通信
端末装置21へ送信するためのアンテナ52及びCPU
等からなるICチップ53が実装されている。そして、
ICチップ53の防水のために、ICチップ52の上面
は防水樹脂コート3が施されている。
【0038】なお、ID表示装置50の形状は、リスト
バンド状のものに限られず、例えばブローチ等の装飾品
の形態で、またはカードの形態で、プレーヤに装着させ
るようにしてもよい。
バンド状のものに限られず、例えばブローチ等の装飾品
の形態で、またはカードの形態で、プレーヤに装着させ
るようにしてもよい。
【0039】図7は、カート20において行われるスコ
ア書き込み処理を示すフローチャートである。この処理
を実行するためのプログラムは、例えば図3に示したR
OM23に格納されており、CPU22により実行され
る。
ア書き込み処理を示すフローチャートである。この処理
を実行するためのプログラムは、例えば図3に示したR
OM23に格納されており、CPU22により実行され
る。
【0040】まず、プレーヤが装着するID表示装置5
0から送信されるプレーヤID信号を送受信部25が受
信したか否かを判別し(ステップS10)、プレーヤI
D信号を受信した場合は、図4に示したスコア表示部4
2の当該プレーヤが現在プレイしているホールの位置に
カーソルを移動した後(ステップS20)、プレーヤに
よりテンキー47が操作されたか否かを判別する(ステ
ップS30)。この判別で、テンキー47が操作された
場合は、その操作により入力された数値を、カーソルが
位置する欄に表示する(ステップS40)。また、テン
キーが操作されない場合は、ステップS30においてN
Oと判断し、ステップS40の処理は行わない。
0から送信されるプレーヤID信号を送受信部25が受
信したか否かを判別し(ステップS10)、プレーヤI
D信号を受信した場合は、図4に示したスコア表示部4
2の当該プレーヤが現在プレイしているホールの位置に
カーソルを移動した後(ステップS20)、プレーヤに
よりテンキー47が操作されたか否かを判別する(ステ
ップS30)。この判別で、テンキー47が操作された
場合は、その操作により入力された数値を、カーソルが
位置する欄に表示する(ステップS40)。また、テン
キーが操作されない場合は、ステップS30においてN
Oと判断し、ステップS40の処理は行わない。
【0041】そして、エンターキーが操作されたか否か
を判別する(ステップS50)。この判別で、スコア表
示部42の内容を見て入力した数値を確認した後でプレ
ーヤがエンターキーを操作したときは、入力された数値
をそのプレーヤのそのホールのスコアとして確定し、ス
コア記憶部27に記憶する(ステップS60)。ステッ
プS60の処理が終了すると、本処理は終了される。
を判別する(ステップS50)。この判別で、スコア表
示部42の内容を見て入力した数値を確認した後でプレ
ーヤがエンターキーを操作したときは、入力された数値
をそのプレーヤのそのホールのスコアとして確定し、ス
コア記憶部27に記憶する(ステップS60)。ステッ
プS60の処理が終了すると、本処理は終了される。
【0042】なお、現在プレーしているホールの位置
は、スコアの記憶されていない一番上のボックスと判断
すればよい。
は、スコアの記憶されていない一番上のボックスと判断
すればよい。
【0043】図8は、ホストシステム10により行われ
るゴルフスコア管理処理手順を示すフローチャートであ
る。
るゴルフスコア管理処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0044】プレイが開始されると、まず、ホストシス
テム10は、一台のカート(例えばカート20a)に対
して、そのカート20aのスコア記憶部27に格納され
ている、そのカートを使用しているグループ全員の最新
のスコアデータ(グループデータ)をポーリングにより
受信するために、(無線回線を介して)カート20a
へ、受信許可指示を送信する(ステップS110)。
テム10は、一台のカート(例えばカート20a)に対
して、そのカート20aのスコア記憶部27に格納され
ている、そのカートを使用しているグループ全員の最新
のスコアデータ(グループデータ)をポーリングにより
受信するために、(無線回線を介して)カート20a
へ、受信許可指示を送信する(ステップS110)。
【0045】そして、カート20aから送信されてくる
スコアデータを受信したか否かを判別し(ステップS1
20)、グループデータを受信した場合は、そのグルー
プデータをデータサーバ16に記憶する(ステップS1
30)。また、グループデータを受信していない場合
は、受信許可指示を送信してから所定時間(例えば1カ
ートにつき10秒〜15秒程度)が経過したか否かが判
別され(ステップS140)、経過していなければステ
ップS120の処理を繰り返す。また、所定時間経過し
た場合は、ステップS150の処理に進む。
スコアデータを受信したか否かを判別し(ステップS1
20)、グループデータを受信した場合は、そのグルー
プデータをデータサーバ16に記憶する(ステップS1
30)。また、グループデータを受信していない場合
は、受信許可指示を送信してから所定時間(例えば1カ
ートにつき10秒〜15秒程度)が経過したか否かが判
別され(ステップS140)、経過していなければステ
ップS120の処理を繰り返す。また、所定時間経過し
た場合は、ステップS150の処理に進む。
【0046】受信したグループデータをデータサーバ1
6に記憶し、又はグループデータを受信しないで所定時
間が経過した場合は、全グループのグループデータの受
信が終了したか否かを判別し(ステップS150)、ま
だ全グループの受信が終了していない場合は、ホストシ
ステム10は、次のカートのスコアデータを受信すべ
く、再びステップS110の処理に戻り、次のグループ
のカートに対してステップS110〜ステップS140
の処理を繰り返す。
6に記憶し、又はグループデータを受信しないで所定時
間が経過した場合は、全グループのグループデータの受
信が終了したか否かを判別し(ステップS150)、ま
だ全グループの受信が終了していない場合は、ホストシ
ステム10は、次のカートのスコアデータを受信すべ
く、再びステップS110の処理に戻り、次のグループ
のカートに対してステップS110〜ステップS140
の処理を繰り返す。
【0047】一方、ステップS150において、全グル
ープのグループデータの受信が終了した場合は、このデ
ータを用いてスコアの集計処理を実行する(ステップS
160)。具体的には、打数、パット数、打数+パット
数、プレーヤの順位等を集計する。また、集計の際に各
プレーヤのハンディキャップを入力したときは、グロス
及びネットのスコアを集計するようにしてもよい。
ープのグループデータの受信が終了した場合は、このデ
ータを用いてスコアの集計処理を実行する(ステップS
160)。具体的には、打数、パット数、打数+パット
数、プレーヤの順位等を集計する。また、集計の際に各
プレーヤのハンディキャップを入力したときは、グロス
及びネットのスコアを集計するようにしてもよい。
【0048】そして、スコアの集計が終了すると、ホス
トシステム10は、集計の結果得られるスコアを、すべ
てのカートに同時に配信する(ステップS170)。全
カートへのスコアの配信が終了すると、再びステップS
110以降の処理が行われる。
トシステム10は、集計の結果得られるスコアを、すべ
てのカートに同時に配信する(ステップS170)。全
カートへのスコアの配信が終了すると、再びステップS
110以降の処理が行われる。
【0049】このように、ホストシステム10は、所定
時間毎にすべてのカートに対して受信許可指示を送信す
ることによって、受信を繰り返し行うように構成され
る。すなわち、すべてのカートに対して定期的にポーリ
ングによるグループデータの収集が行われる。従って、
ゲームの進行状況や順位の把握をリアルタイムで行うこ
とができる。また、例えばあるタイミングではカート2
0の周囲の電波状態が悪いためにカート20とホストシ
ステム10との間の通信が途切れた場合であっても、別
のタイミングでカート20が無線通信によって可能な位
置に移動したときにデータを受信することが可能とな
る。また、グループデータのホストシステム10への送
信は、ホストシステム10によるポーリングによって行
われるとともに、ホストシステム10からカート20へ
の集計スコアの送信は定期的にすべてのカートに対して
同時に行われるので、プレーヤは自分のスコアを入力す
る他は特別な操作をすることなく、ゲームの進行状況や
最新のスコアを、使用しているカート20上で、リアル
タイムで把握することができる。
時間毎にすべてのカートに対して受信許可指示を送信す
ることによって、受信を繰り返し行うように構成され
る。すなわち、すべてのカートに対して定期的にポーリ
ングによるグループデータの収集が行われる。従って、
ゲームの進行状況や順位の把握をリアルタイムで行うこ
とができる。また、例えばあるタイミングではカート2
0の周囲の電波状態が悪いためにカート20とホストシ
ステム10との間の通信が途切れた場合であっても、別
のタイミングでカート20が無線通信によって可能な位
置に移動したときにデータを受信することが可能とな
る。また、グループデータのホストシステム10への送
信は、ホストシステム10によるポーリングによって行
われるとともに、ホストシステム10からカート20へ
の集計スコアの送信は定期的にすべてのカートに対して
同時に行われるので、プレーヤは自分のスコアを入力す
る他は特別な操作をすることなく、ゲームの進行状況や
最新のスコアを、使用しているカート20上で、リアル
タイムで把握することができる。
【0050】以下、具体的に例を挙げて、本実施形態に
係るゴルフスコア管理システムによるゴルフスコア管理
手順について説明する。
係るゴルフスコア管理システムによるゴルフスコア管理
手順について説明する。
【0051】図9はゴルフスコア管理システムにおける
スコアデータの流れを示す説明図であり、図10は送受
信されるスコアデータの一例を示す説明図である。同図
に示すように、以下の説明では、8つのグループ(グル
ープa〜h)が、それぞれカートA〜Hを使用して、a
グループ、bグループ、cグループ、……の順で、1ホ
ール目から順番にプレイが行われる場合を想定して説明
する。また、説明の便宜上、各カートA〜Hの構成要素
であることを各構成要素の符号にa〜hの符号を付すこ
ととする。
スコアデータの流れを示す説明図であり、図10は送受
信されるスコアデータの一例を示す説明図である。同図
に示すように、以下の説明では、8つのグループ(グル
ープa〜h)が、それぞれカートA〜Hを使用して、a
グループ、bグループ、cグループ、……の順で、1ホ
ール目から順番にプレイが行われる場合を想定して説明
する。また、説明の便宜上、各カートA〜Hの構成要素
であることを各構成要素の符号にa〜hの符号を付すこ
ととする。
【0052】プレイは、aグループの1ホール目から開
始される。aグループ1ホール目のプレイが終了し、プ
レーヤによりスコアが入力されると、図10(a)に示
すように、そのスコアはaグループの1つ目のグループ
データa1としてスコア記憶部27aに記憶される。な
お、aグループのプレイが開始してからは、一定時間毎
に、ホストシステム10から各カートA〜Hへ受信許可
指示が送信されているが、ホストシステム10はその受
信許可指示の送信によってaグループのグループデータ
のみを受信し、従って各カートA〜Hへ配信されるスコ
アデータには、aグループのプレーヤの1ホール目のグ
ループデータa1のみが含まれている。
始される。aグループ1ホール目のプレイが終了し、プ
レーヤによりスコアが入力されると、図10(a)に示
すように、そのスコアはaグループの1つ目のグループ
データa1としてスコア記憶部27aに記憶される。な
お、aグループのプレイが開始してからは、一定時間毎
に、ホストシステム10から各カートA〜Hへ受信許可
指示が送信されているが、ホストシステム10はその受
信許可指示の送信によってaグループのグループデータ
のみを受信し、従って各カートA〜Hへ配信されるスコ
アデータには、aグループのプレーヤの1ホール目のグ
ループデータa1のみが含まれている。
【0053】aグループの1ホール目のプレイが終了す
ると、aグループの2ホール目のプレイ及びbグループ
の1ホール目のプレイが開始される。aグループの2ホ
ール目プレイが終了し、そのプレーヤによりスコアが入
力されると、スコアデータは、カートAのスコア記憶部
27aのグループデータa1と同じ記憶領域にグループ
データa2として記憶される(図10(b))。
ると、aグループの2ホール目のプレイ及びbグループ
の1ホール目のプレイが開始される。aグループの2ホ
ール目プレイが終了し、そのプレーヤによりスコアが入
力されると、スコアデータは、カートAのスコア記憶部
27aのグループデータa1と同じ記憶領域にグループ
データa2として記憶される(図10(b))。
【0054】ホストシステム10からの受信許可指示を
受信すると、通信端末装置21aは、aグループのグル
ープデータa2のみをホストシステム10へ送信する。
ホストシステム10は、受信したグループデータa2を
データサーバ16に記憶し、そのグループデータa2を
用いてスコアの集計処理を行う。
受信すると、通信端末装置21aは、aグループのグル
ープデータa2のみをホストシステム10へ送信する。
ホストシステム10は、受信したグループデータa2を
データサーバ16に記憶し、そのグループデータa2を
用いてスコアの集計処理を行う。
【0055】また、bグループの1ホール目のプレイが
終了し、そのプレーヤによりスコアが入力されると、そ
のスコアデータは、カートBのスコア記憶部27bの所
定領域にグループデータb1として記憶される(図10
(c))。ホストシステム10は、aグループのグルー
プデータa2の受信の後、bグループのグループデータ
b1を受信し、そのデータをデータサーバ16に記憶
し、該データb1を用いてスコアの集計処理を行う。
終了し、そのプレーヤによりスコアが入力されると、そ
のスコアデータは、カートBのスコア記憶部27bの所
定領域にグループデータb1として記憶される(図10
(c))。ホストシステム10は、aグループのグルー
プデータa2の受信の後、bグループのグループデータ
b1を受信し、そのデータをデータサーバ16に記憶
し、該データb1を用いてスコアの集計処理を行う。
【0056】集計の結果得られるスコアは、ホストシス
テム10から各カートA〜Hへ同時に配信される。各カ
ートA〜Hの通信端末装置21a〜hは、ホストシステ
ム10から送信されてきたスコアデータを受信すると、
このデータによってスコア記憶部27a〜28h内のス
コアを更新する。従って、ホストシステム10から集計
後のスコアを受け取ったときの各カートA〜Hのスコア
記憶部27a〜hに記憶されるスコアには、図10
(d)に示すように、グループデータa1、a2及びb
1が含まれている。
テム10から各カートA〜Hへ同時に配信される。各カ
ートA〜Hの通信端末装置21a〜hは、ホストシステ
ム10から送信されてきたスコアデータを受信すると、
このデータによってスコア記憶部27a〜28h内のス
コアを更新する。従って、ホストシステム10から集計
後のスコアを受け取ったときの各カートA〜Hのスコア
記憶部27a〜hに記憶されるスコアには、図10
(d)に示すように、グループデータa1、a2及びb
1が含まれている。
【0057】従って、この状態で例えばaグループに属
するプレーヤが入力・表示部26を操作すると、aグル
ープのプレーヤのスコアだけでなく、bグループのスコ
アを知ることができる。
するプレーヤが入力・表示部26を操作すると、aグル
ープのプレーヤのスコアだけでなく、bグループのスコ
アを知ることができる。
【0058】また、ホストシステム10には上述したよ
うに大型ディスプレイ等からなるスコアモニタ30が接
続されており、集計処理されたスコアデータはスコアモ
ニタ30にも送られる。
うに大型ディスプレイ等からなるスコアモニタ30が接
続されており、集計処理されたスコアデータはスコアモ
ニタ30にも送られる。
【0059】aグループの2ホール目のプレイ及びbグ
ループの1ホール目のプレイが終了すると、aグループ
の3ホール目のプレイ、bグループの2ホール目のプレ
イ及びcグループの3ホール目のプレイが開始される。
そして、まず、aグループのプレイが終了すると、プレ
ーヤによるスコアの入力により、カートAのスコア記憶
部27aにはaグループの3ホール目のスコアがグルー
プデータa3として記憶される(図10(e))。
ループの1ホール目のプレイが終了すると、aグループ
の3ホール目のプレイ、bグループの2ホール目のプレ
イ及びcグループの3ホール目のプレイが開始される。
そして、まず、aグループのプレイが終了すると、プレ
ーヤによるスコアの入力により、カートAのスコア記憶
部27aにはaグループの3ホール目のスコアがグルー
プデータa3として記憶される(図10(e))。
【0060】ホストシステム10は、カートAに対して
受信許可指示を送信した後に受信したグループデータa
3をデータサーバ16に記憶し、そのグループデータa
3を用いてスコアの集計処理を行い、その結果得られる
スコアを各カートA〜Hの通信端末装置21a〜21h
へ同時に配信する。
受信許可指示を送信した後に受信したグループデータa
3をデータサーバ16に記憶し、そのグループデータa
3を用いてスコアの集計処理を行い、その結果得られる
スコアを各カートA〜Hの通信端末装置21a〜21h
へ同時に配信する。
【0061】同様に、bグループの2ホール目のプレイ
が終了すると、プレーヤによる入力により、カートBの
スコア記憶部27bにはbグループの2ホール目のスコ
アがグループデータb2として記憶される(図10
((f))。そして、ホストシステム10は、カートB
の通信端末装置21bからグループデータb2を受信す
ると、そのグループデータb2をデータサーバ16に記
憶し、それを用いてスコアの集計処理を行い、その結果
得られるスコアを各カートA〜Hの通信端末装置21a
〜21hへ同時に配信する。
が終了すると、プレーヤによる入力により、カートBの
スコア記憶部27bにはbグループの2ホール目のスコ
アがグループデータb2として記憶される(図10
((f))。そして、ホストシステム10は、カートB
の通信端末装置21bからグループデータb2を受信す
ると、そのグループデータb2をデータサーバ16に記
憶し、それを用いてスコアの集計処理を行い、その結果
得られるスコアを各カートA〜Hの通信端末装置21a
〜21hへ同時に配信する。
【0062】更に、cグループの3ホール目のプレイが
終了すると、プレーヤの入力により、カートcのスコア
記憶部27cにはcグループの1ホール目のスコアがグ
ループデータc1として記憶される(図10(g))。
そして、ホストシステム10は、カートcの通信端末装
置21cからグループデータc1を受信すると、そのグ
ループデータc1をデータサーバ16に記憶し、それを
用いてスコアの集計処理を行い、その結果得られるスコ
アを各カートA〜Hの通信端末装置21a〜21hへ同
時に配信する。
終了すると、プレーヤの入力により、カートcのスコア
記憶部27cにはcグループの1ホール目のスコアがグ
ループデータc1として記憶される(図10(g))。
そして、ホストシステム10は、カートcの通信端末装
置21cからグループデータc1を受信すると、そのグ
ループデータc1をデータサーバ16に記憶し、それを
用いてスコアの集計処理を行い、その結果得られるスコ
アを各カートA〜Hの通信端末装置21a〜21hへ同
時に配信する。
【0063】通信端末装置21a〜21hは、配信され
てきたスコアによって、スコア記憶部27a〜27h内
のデータを更新する。従って、この時点で各カートA〜
Hのスコア記憶部27a〜27hに記憶されるスコアに
は、グループデータa1、a2、a3、b1、b2及び
c1が含まれている(図10(h))。これにより、カ
ートA〜Hの各プレーヤは、所属するグループのスコア
だけでなく、他のグループのスコアも知ることができ
る。これを、A〜Hの8台のカート分、18ホール終了
まで行う。
てきたスコアによって、スコア記憶部27a〜27h内
のデータを更新する。従って、この時点で各カートA〜
Hのスコア記憶部27a〜27hに記憶されるスコアに
は、グループデータa1、a2、a3、b1、b2及び
c1が含まれている(図10(h))。これにより、カ
ートA〜Hの各プレーヤは、所属するグループのスコア
だけでなく、他のグループのスコアも知ることができ
る。これを、A〜Hの8台のカート分、18ホール終了
まで行う。
【0064】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、カート20に通信端末装置21を設け、その通信端
末装置とホストシステム10との間で定期的にスコアデ
ータを送受信するようにしたので、プレーヤは、ゲーム
進行状況や順位の把握をリアルタイムで行うことができ
る。また、各プレーヤに通信端末装置を持たせるのでは
なく、カート内に通信端末装置を設けるようにしたの
で、必要とされる通信端末装置の数を従来と比較して格
段に少なくすることができ、従ってそのシステムに費や
されるコストを低減することができる。また、通信端末
装置の数を少なくできることにより、メンテナンスに費
やされる手間、時間、費用も削減することが可能とな
る。また、通信端末装置をカート内に設けることによ
り、通信端末装置に従来ほどの耐候性は必要なく、この
点からもコストの削減を図ることができる。
ば、カート20に通信端末装置21を設け、その通信端
末装置とホストシステム10との間で定期的にスコアデ
ータを送受信するようにしたので、プレーヤは、ゲーム
進行状況や順位の把握をリアルタイムで行うことができ
る。また、各プレーヤに通信端末装置を持たせるのでは
なく、カート内に通信端末装置を設けるようにしたの
で、必要とされる通信端末装置の数を従来と比較して格
段に少なくすることができ、従ってそのシステムに費や
されるコストを低減することができる。また、通信端末
装置の数を少なくできることにより、メンテナンスに費
やされる手間、時間、費用も削減することが可能とな
る。また、通信端末装置をカート内に設けることによ
り、通信端末装置に従来ほどの耐候性は必要なく、この
点からもコストの削減を図ることができる。
【0065】また、所定時間毎にすべてのカートに対し
て受信許可指示を送信することによってスコアデータの
受信を繰り返し行うようにしたので、カート20とホス
トシステム10との間の通信が途切れた場合であって
も、別のタイミングでカート20が無線通信によって可
能な位置に移動したときに最新のスコアデータを受信す
ることが可能となる。
て受信許可指示を送信することによってスコアデータの
受信を繰り返し行うようにしたので、カート20とホス
トシステム10との間の通信が途切れた場合であって
も、別のタイミングでカート20が無線通信によって可
能な位置に移動したときに最新のスコアデータを受信す
ることが可能となる。
【0066】また、グループデータのホストシステム1
0への送信は、ホストシステム10によるポーリングに
よって行われるとともに、ホストシステム10からカー
ト20への集計スコアの送信は定期的にすべてのカート
に対して同時に行われるので、プレーヤは自分のスコア
を入力する他は特別な操作をすることなく、ゲームの進
行状況や最新のスコアを、使用しているカート20上
で、リアルタイムで把握することができる。
0への送信は、ホストシステム10によるポーリングに
よって行われるとともに、ホストシステム10からカー
ト20への集計スコアの送信は定期的にすべてのカート
に対して同時に行われるので、プレーヤは自分のスコア
を入力する他は特別な操作をすることなく、ゲームの進
行状況や最新のスコアを、使用しているカート20上
で、リアルタイムで把握することができる。
【0067】また、RFIDを利用し、各プレーヤに携
帯型のID表示装置を装着させ、カート20の無線端末
装置21を用いてスコアを入力するときに、CPU22
が非接触によりスコアを入力するプレーヤがだれである
かを識別し、入力・表示部26のエリア42の識別した
プレーヤに対応する位置にカーソルを移動させるように
構成したので、プレーヤはテンキーによりスコアの数値
を入力するという簡単な操作だけで自己のスコアを入力
することができる。
帯型のID表示装置を装着させ、カート20の無線端末
装置21を用いてスコアを入力するときに、CPU22
が非接触によりスコアを入力するプレーヤがだれである
かを識別し、入力・表示部26のエリア42の識別した
プレーヤに対応する位置にカーソルを移動させるように
構成したので、プレーヤはテンキーによりスコアの数値
を入力するという簡単な操作だけで自己のスコアを入力
することができる。
【0068】なお、上述した実施形態では、所定時間毎
にホストシステム10がカート20に対して受信許可指
示を送信するように構成したが、これに限られず、スコ
ア記憶部27内に記憶されているスコアデータを定期的
に更新できる手法であればよい。例えば、カート20と
してGPSシステムにより運用されているカートを用
い、所定位置(エリア)にカートが移動したときに、カ
ート20からホストシステム10へスコアデータを送信
するように構成することも可能である。
にホストシステム10がカート20に対して受信許可指
示を送信するように構成したが、これに限られず、スコ
ア記憶部27内に記憶されているスコアデータを定期的
に更新できる手法であればよい。例えば、カート20と
してGPSシステムにより運用されているカートを用
い、所定位置(エリア)にカートが移動したときに、カ
ート20からホストシステム10へスコアデータを送信
するように構成することも可能である。
【0069】また、送受信部25は任意の位置に設置可
能であり、カートの内部に、例えばシート座面として設
置することも可能である。このように構成することによ
り、送受信部25が直接風雨にさらされることがなくな
り、メンテナンスの簡易化、低コスト化を図ることがで
きる。
能であり、カートの内部に、例えばシート座面として設
置することも可能である。このように構成することによ
り、送受信部25が直接風雨にさらされることがなくな
り、メンテナンスの簡易化、低コスト化を図ることがで
きる。
【0070】なお、上述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体
を、システム又はシステムを構成する各装置に供給し、
それらのコンピュータ(CPU11またはCPU22)
が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が本発明を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体
を、システム又はシステムを構成する各装置に供給し、
それらのコンピュータ(CPU11またはCPU22)
が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が本発明を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。
【0071】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、たとえば、フロッピーディスクハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
6などを用いることができる。
体としては、たとえば、フロッピーディスクハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
6などを用いることができる。
【0072】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなど
が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって
上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことはいうまでもない。
ムコードを実行することにより、上述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなど
が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって
上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことはいうまでもない。
【0073】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU5などが実際の処理の一部又は全部を行
い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることはいうまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU5などが実際の処理の一部又は全部を行
い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のゴルフ
スコア管理システムによれば、ゴルフスコアの集計処理
及び管理を行うホストコンピュータと、前記ゴルフスコ
アを入力する入力手段、前記入力されたゴルフスコアを
メモリに記録する記録手段及び前記ホストコンピュータ
との間でゴルフスコアを送受信する通信手段を有する少
なくとも1つの通信端末装置とを有し、前記通信端末装
置はゴルフカートに配置されるので、通信端末装置をプ
レーヤの人数分用意する必要がなくなり、従って、シス
テム全体としてのコストの低減を図ることができるとい
う効果が得られる。
スコア管理システムによれば、ゴルフスコアの集計処理
及び管理を行うホストコンピュータと、前記ゴルフスコ
アを入力する入力手段、前記入力されたゴルフスコアを
メモリに記録する記録手段及び前記ホストコンピュータ
との間でゴルフスコアを送受信する通信手段を有する少
なくとも1つの通信端末装置とを有し、前記通信端末装
置はゴルフカートに配置されるので、通信端末装置をプ
レーヤの人数分用意する必要がなくなり、従って、シス
テム全体としてのコストの低減を図ることができるとい
う効果が得られる。
【0075】請求項2のゴルフスコア管理システムによ
れば、通信端末装置の受信手段により、ホストコンピュ
ータにより集計処理された他のプレーヤのゴルフスコア
を含むゴルフスコアを受信し、前記受信手段により受信
された前記他のプレーヤのゴルフスコアを含むゴルフス
コアにより前記メモリに記録されているゴルフスコアを
更新するようにしたので、カートのメモリにはホストに
より集計処理された新しいスコアデータが記憶されるこ
とになり、従って、ゲーム進行状況や順位の把握をリア
ルタイムで行うことができるという効果が得られる。
れば、通信端末装置の受信手段により、ホストコンピュ
ータにより集計処理された他のプレーヤのゴルフスコア
を含むゴルフスコアを受信し、前記受信手段により受信
された前記他のプレーヤのゴルフスコアを含むゴルフス
コアにより前記メモリに記録されているゴルフスコアを
更新するようにしたので、カートのメモリにはホストに
より集計処理された新しいスコアデータが記憶されるこ
とになり、従って、ゲーム進行状況や順位の把握をリア
ルタイムで行うことができるという効果が得られる。
【0076】請求項3のゴルフスコア管理システムによ
れば、通信手段がホストコンピュータと定期的にゴルフ
スコアの送受信を行うようにしたので、ゲームの進行状
況や順位の把握をリアルタイムで行うことができるとと
もに、例えばあるタイミングではカート20の周囲の電
波状態が悪いためにカート20とホストコンピュータ1
0との間の通信が途切れた場合であっても、別のタイミ
ングでカート20が無線通信によって可能な位置に移動
したときにデータを受信することができるという効果が
得られる。
れば、通信手段がホストコンピュータと定期的にゴルフ
スコアの送受信を行うようにしたので、ゲームの進行状
況や順位の把握をリアルタイムで行うことができるとと
もに、例えばあるタイミングではカート20の周囲の電
波状態が悪いためにカート20とホストコンピュータ1
0との間の通信が途切れた場合であっても、別のタイミ
ングでカート20が無線通信によって可能な位置に移動
したときにデータを受信することができるという効果が
得られる。
【0077】請求項4のゴルフスコア管理システムによ
れば、ホストコンピュータは、前記メモリに記録されて
いるゴルフスコアを所定期間毎にポーリング受信するよ
うにしたので、プレーヤは自分のスコアを入力する他は
特別な操作をすることなく、ゲームの進行状況や最新の
スコアを、使用しているカート20上でリアルタイムで
把握することができるという効果が得られる。
れば、ホストコンピュータは、前記メモリに記録されて
いるゴルフスコアを所定期間毎にポーリング受信するよ
うにしたので、プレーヤは自分のスコアを入力する他は
特別な操作をすることなく、ゲームの進行状況や最新の
スコアを、使用しているカート20上でリアルタイムで
把握することができるという効果が得られる。
【0078】請求項5のゴルフスコア管理システムによ
れば、ホストコンピュータは、複数の通信端末装置に対
して、前記集計処理したゴルフスコアを同時に配信可能
としたので、すべてのカートにおいて現在プレイしてい
る他のプレーヤのスコアやゲームの進行を把握すること
ができるという効果が得られる。
れば、ホストコンピュータは、複数の通信端末装置に対
して、前記集計処理したゴルフスコアを同時に配信可能
としたので、すべてのカートにおいて現在プレイしてい
る他のプレーヤのスコアやゲームの進行を把握すること
ができるという効果が得られる。
【0079】請求項6のゴルフスコア管理システムによ
れば、前記受信手段により受信された他のプレーヤのゴ
ルフスコアを含むゴルフスコアを表示する表示手段を備
えたので、上記各請求項の効果に加えて、プレーヤは、
自分が所属しているグループ以外のグループのゴルフス
コアを、プレイ中に知ることができるという効果が得ら
れる。
れば、前記受信手段により受信された他のプレーヤのゴ
ルフスコアを含むゴルフスコアを表示する表示手段を備
えたので、上記各請求項の効果に加えて、プレーヤは、
自分が所属しているグループ以外のグループのゴルフス
コアを、プレイ中に知ることができるという効果が得ら
れる。
【0080】請求項7のゴルフスコア管理システムによ
れば、ゴルフスコア管理システムは、プレーヤにより携
帯され当該プレーヤのID番号を表示するID表示手段
を含み、前記通信端末装置は、前記ID表示手段に表示
されたID番号を非接触で識別する識別手段を備え、前
記記録手段は、前記識別手段により識別されたID番号
に応じた領域に前記入力されたゴルフスコアを記録する
ようにしたので、プレーヤが自己のスコアを入力するた
めにカート20に近づくと、その入力・表示部26では
当該プレーヤに対応する位置にカーソルが表示されてい
るように構成することが可能となり、これにより、プレ
ーヤはテンキーによりスコアの数値を入力するという簡
単な操作だけで自己のスコアを入力することができるよ
うになるという効果が得られる。
れば、ゴルフスコア管理システムは、プレーヤにより携
帯され当該プレーヤのID番号を表示するID表示手段
を含み、前記通信端末装置は、前記ID表示手段に表示
されたID番号を非接触で識別する識別手段を備え、前
記記録手段は、前記識別手段により識別されたID番号
に応じた領域に前記入力されたゴルフスコアを記録する
ようにしたので、プレーヤが自己のスコアを入力するた
めにカート20に近づくと、その入力・表示部26では
当該プレーヤに対応する位置にカーソルが表示されてい
るように構成することが可能となり、これにより、プレ
ーヤはテンキーによりスコアの数値を入力するという簡
単な操作だけで自己のスコアを入力することができるよ
うになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るゴルフスコア管理
システムのシステム構成図である。
システムのシステム構成図である。
【図2】図1に示したホストシステム10の概略構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】カート20に設けられる通信端末装置の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】図3に示した入力・表示部26の構成の一例を
示す図である。
示す図である。
【図5】図3に示したスコア記憶部27に記憶されるス
コアデータの構成の一例を示す説明図である。
コアデータの構成の一例を示す説明図である。
【図6】プレーヤが装着するID表示装置の構成の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図7】カート20において行われるスコア書込処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図8】ホストシステム10により行われるゴルフスコ
ア管理処理手順を示すフローチャートである。
ア管理処理手順を示すフローチャートである。
【図9】ゴルフスコア管理システムにおけるスコアデー
タの流れを示す説明図である。
タの流れを示す説明図である。
【図10】送受信されるスコアデータの一例を示す説明
図である。
図である。
10 ホストシステム 20 カート 16 データサーバ(メモリ) 22 中央処理部 25 送受信部 26 入力・表示部 50 ID表示装置
Claims (8)
- 【請求項1】 ゴルフスコアの集計処理及び管理を行う
ホストコンピュータと、 前記ゴルフスコアを入力する入力手段、前記入力された
ゴルフスコアをメモリに記録する記録手段及び前記ホス
トコンピュータとの間でゴルフスコアを送受信する通信
手段を有する少なくとも1つの通信端末装置とを有し、 前記通信端末装置はゴルフカートに配置されることを特
徴とするゴルフスコア管理システム。 - 【請求項2】 前記通信手段は、前記ホストコンピュー
タにより集計処理された、他のプレーヤのゴルフスコア
を含むゴルフスコアを受信する受信手段を有し、 前記記録手段は、前記受信手段により受信された前記他
のプレーヤのゴルフスコアを含むゴルフスコアにより前
記メモリに記録されているゴルフスコアを更新すること
を特徴とする請求項1記載のゴルフスコア管理システ
ム。 - 【請求項3】 前記通信手段は、前記ホストコンピュー
タと定期的にゴルフスコアの送受信を行うことを特徴と
する請求項2記載のゴルフスコア管理システム。 - 【請求項4】 前記ホストコンピュータは、前記メモリ
に記録されているゴルフスコアを所定期間毎にポーリン
グ受信することを特徴とする請求項2又は3記載のゴル
フスコア管理システム。 - 【請求項5】 前記ホストコンピュータは、複数の通信
端末装置に対して、前記集計処理したゴルフスコアを同
時に配信可能であることを特徴とする請求項2〜4のい
ずれか1項記載のゴルフスコア管理システム。 - 【請求項6】 前記通信端末装置は、前記受信手段によ
り受信された他のプレーヤのゴルフスコアを含むゴルフ
スコアを表示する表示手段を備えることを特徴とする請
求項2〜5のいずれか1項記載のゴルフスコア管理シス
テム。 - 【請求項7】 前記ゴルフスコア管理システムは、プレ
ーヤにより携帯され当該プレーヤのID番号を表示する
ID表示手段を含み、 前記通信端末装置は、前記ID表示手段に表示されたI
D番号を非接触で識別する識別手段を備え、 前記記録手段は、前記識別手段により識別されたID番
号に応じた領域に前記入力されたゴルフスコアを記録す
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の
ゴルフスコア管理システム。 - 【請求項8】 前記記録手段はPCカードからなること
を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のゴルフ
スコア管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10183292A JP2000000338A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | ゴルフスコア管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10183292A JP2000000338A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | ゴルフスコア管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000000338A true JP2000000338A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=16133117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10183292A Pending JP2000000338A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | ゴルフスコア管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000000338A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008531401A (ja) * | 2005-02-25 | 2008-08-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 多相パーソナルケア組成物の製造及び提供方法、並びに商品 |
US8757316B2 (en) | 2010-06-11 | 2014-06-24 | Osaka University | Trochoid drive system |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP10183292A patent/JP2000000338A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008531401A (ja) * | 2005-02-25 | 2008-08-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 多相パーソナルケア組成物の製造及び提供方法、並びに商品 |
US8757316B2 (en) | 2010-06-11 | 2014-06-24 | Osaka University | Trochoid drive system |
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