JP2000000335A

JP2000000335A - ゴルフボールの直進性を生み出す機能をもったパター用グリップ

Info

Publication number: JP2000000335A
Application number: JP10204175A
Authority: JP
Inventors: Yasohachi Miyajima; 八十八宮島; Masanobu Tachibana; 正信橘
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1998-06-16
Filing date: 1998-06-16
Publication date: 2000-01-07

Abstract

(57)【要約】【課題】グリッブを握る際、肩、両腕で三角形を形成す
るようにグリップを握ることで、打球の直進性を生み出
すようにしたパター用グリップを提供する。【解決手段】ゴルフクラブのパター用のグリップにお
いて、グリップ１の正面部分に二つの平面部５、６を設
けると共に、前記平面部５、６を断面略ハの字状になる
ように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフボールの
直進性を生み出す機能をもったパター用グリップに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来より、ゴルフクラブのパター用握り
部分（以下、グリップという）は、断面が円形で、しか
も、シャフトを中心としてグリップの一方の端部より他
方の端部にかけて径が徐徐に小さくなるグリップか、若
しくは、グリップの正面部分に一つの平面部を形成した
ものが提供されていた。

【０００３】しかし、上記した従来のものには以下のよ
うな欠点があった。（イ）グリップの正面部分に一つの平面部を形成したグ
リップを使用する場合、右利きのプレーヤの場合右手親
指の位置を少し右方向に移動したい場合があるが、グリ
ップの正面部分に一つの平面部しか形成されていないた
め、微妙に指の位置を調整することができず、このた
め、ねらったコースに打球が飛ばないという問題があっ
た。勿論、このような問題は、左利きのプレイヤにとっ
ても同様な問題があった。

【０００４】（ロ）又、グリップの形状が断面円形のグ
リップでは、親指の位置を自由に変えることができる
が、指の位置が固定されないから握力が分散され、この
形状のグリップの場合にも、ねらったコースから打球が
それるという問題があった。（ハ）更に、従来のグリップの場合、どちらかの手
（指）が下側（ヘッド側）に位置するように指を重ねて
グリップを握るから、所謂、こねる状態になり易く、こ
のため、ボールの方向が定まらないという欠点があっ
た。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、グリップを握る際、肩、両腕で三角形を形成するよ
うにグリップを握ることで、打球の直進性を生み出すよ
うにした新規なパター用グリップを提供することにあ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わるパター用グリップは、ゴルフクラブ
のパター用のグリップにおいて、グリップの正面部分に
二つの平面部を設けると共に、前記平面部を断面略ハの
字状になるように形成したことを特徴とするものであ
る。

【０００７】又、前記平面部と平面部との間には山形の
凸部が設けられていることを特徴とするものである。
又、前記平面部はシャフトを囲む方向に夫れ夫れ傾斜し
ていることを特徴とする。

【０００８】又、ゴルフクラブのパター用のグリップに
おいて、グリップの正面部分に両手の指を置くための二
つの部分を設け、この部分に夫れ夫れの指を載せること
で、肩、両腕で三角形を形成するようにしてグリップを
握るように構成したことを特徴とするものである。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わるパター用
グリップの実施の形態について、図を参照して説明す
る。図１は本発明のパター用グリップを示す図、図２は
本発明のパター用グリップを両手で握った状態を示す図
である。図において、１は本発明のグリップ、２はグリ
ップ１を組みつけるパターのシャフトである。３はシャ
フトの端部側のグリップ１の一方の端部、４はグリップ
１の他方の端部、５、６はグリップ１の正面に断面略ハ
の字状に設けた平面部であり、山形に形成した平面部５
と平面部６との間には、シャフト２に沿って凸部７が設
けられている。そして、グリップの一方の端部３より他
方の端部４にかけて径が徐徐に小さくなっている。

【００１０】このように構成した本発明のパター用グリ
ップでは、図２に示すように、左手の指１１を傾斜した
平面部５にのせると共に他の左手の指でグリップ１を握
り、同様に、右手の指１２を他方の傾斜した平面部６に
のせると共に他の右手の指でグリップ１を握る。このと
き、肩、両腕で三角形を形成するようにしてグリップ１
を握るから、ボールを打つ際、所謂、こねた状態になら
ず、従って、ボールは狙った方向に直進して飛ぶ。な
お、上記した説明では、凸部７を挟むようにしてグリッ
プ１の正面に二つの平面部５、６を形成するように構
成したが、両手の指１１、１２をグリップ上に確実に並
べて載せるような構成であれば、どのような構成でも良
い。

【００１１】このように、本発明に係わるパター用グリ
ップは、ゴルフクラブのパター用のグリップにおいて、
グリップの正面部分に二つの平面部を設けると共に、前
記平面部を断面略ハの字状になるように形成したことを
特徴とするものである。

【００１２】又、前記平面部と平面部との間には山形の
凸部が設けられていることを特徴とするものである。
又、前記平面部はシャフトを囲む方向に夫れ夫れ傾斜し
ていることを特徴とする。

【００１３】又、ゴルフクラブのパター用のグリップに
おいて、グリップの正面部分に両手の指を置くための二
つの部分を設け、この部分に夫れ夫れの指を載せること
で、肩、両腕で三角形を形成するようにしてグリップを
握るように構成したことを特徴とするものである。

【００１４】

【発明の効果】本発明に係わるパター用グリップは、
肩、両腕で三角形を形成するようにグリップを握るよう
に構成したので、打球は必ず狙った方向に飛ぶから、プ
レーヤのスコアが短時間に上がる。しかも、簡単が構成
であるから、製造も容易である等優れた特長を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）は本発明に係わるパター用グリップの
図、（ｂ）はグリップの断面図である。

【図２】本発明のパター用グリップの図を両手で握った
状態を示す図である。

【符号の説明】

１グリップ２シャフト３、４端部５、６平面部７凸部１１、１２指

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ゴルフクラブのパター用のグリップにお
いて、グリップの正面部分に二つの平面部を設けると共に、前
記平面部を断面略ハの字状になるように形成したことを
特徴とするゴルフボールの直進性を生み出す機能をもっ
たパター用グリップ。
【請求項２】前記平面部と平面部との間には山形の凸
部が設けられていることを特徴とする請求項１記載のゴ
ルフボールの直進性を生み出す機能をもったパター用グ
リップ。
【請求項３】前記平面部はシャフトを囲む方向に夫れ
夫れ傾斜していることを特徴とする請求項１又は２記載
のゴルフボールの直進性を生み出す機能をもったパター
用グリップ。
【請求項４】ゴルフクラブのパター用のグリップにお
いて、グリップの正面部分に両手の指を置くための二つ
の部分を設け、この部分に夫れ夫れの指を載せること
で、肩、両腕で三角形を形成するようにしてグリップを
握るように構成したことを特徴とするゴルフボールの直
進性を生み出す機能をもったパター用グリップ。