JP1749454S - 切削インサート - Google Patents

Abstract

この意匠に係る物品は、耐熱合金等の金属加工に用いられる切削インサートであって、フライス加工や旋削加工等の切削加工において、その加工に応じた切削工具本体に固定されて使用されるスローアウェイチップといわれるものである。本物品は、略円柱形状をなしており、上面と下面とのそれぞれに、同一形状の第１の切れ刃と第２の切れ刃とが対称的に配置されている。各部名称を示す参考図に示すように、第１の切れ刃は、第１のすくい面と逃げ面との交差稜線に形成されており、第１の面（上面）に比べ、第２の面（下面）側に位置している。第２の切れ刃は、第２のすくい面と逃げ面との交差稜線に形成されており、第２の面に比べ、第１の面側に位置している。本物品の厚さ（第１の面と第２の面との距離）は、適宜変更可能である。本物品は、第１の切れ刃と第２の切れ刃のうちの一方の切れ刃が摩耗等により寿命となったら、他方の切れ刃に順次交換して使用されるものである。本物品は、第１の面と第２の面とが切削工具本体の座面とクランプによって挟まれることで、切削工具本体に固定される。本物品は、使用状態を示す参考斜視図１に示すように、回転式切削工具本体に取り付け可能であり、使用状態を示す参考斜視図２に示すように、固定式切削工具本体にも取り付け可能である。