JP1739867S - 財布 - Google Patents

Abstract

本件意匠に係る物品は、小銭（硬貨）、紙葉（紙幣）およびカード類（クレジットカードなど）、必要に応じて、その他の各種紙葉類（レシート紙、チケットなど）や鍵類などを収容するための財布である。 正面図、背面図、左側面図、右側面図、平面図および底面図に示されるように、携帯時においては、本件意匠に係る物品は、閉鎖された状態で使用されるものである。 一方、展開正面図、展開背面図、展開左側面図、展開右側面図、展開平面図および展開底面図に示されるように、紙幣、硬貨、およびカード類、その他の各種紙葉類や鍵類は、各収容部に収容され、これらを収容する際あるいは取り出す際には、展開して使用される。 なお、参考図１は、便宜的に、本件意匠の位置関係を明示するための図である。 参考使用図１（Ａ）は、カード類をカード収容部に収容している状態を示す展開正面図であり、同図（Ｂ）では、カード類に加え、紙幣も紙幣収容部に収容している状態を示す展開正面図である。また、参考使用図２（Ａ）および（Ｂ）は、それぞれ、参考使用図１（Ａ）で示す状態よりも、若干狭く展開している状態を示す図、当該状態における背面を示す図である。 参考使用図３（Ａ）は、カード類がカード収容部に収容されている状態を示す展開平面図であり、同図（Ｂ）は紙幣収容部の背面側に設けられたカード収容部にカード類を収容している状態を示し、同図（Ｃ）は当該カード類が完全に収容されている状態を示す。なお、ここで、カード類としては、特に限定されるものではないが、たとえば、非接触型ＩＣカード等（例：交通系ＩＣカード）などが挙げられ、このようなカードを収容しておくことで、カードをカード収収容部から取り出すことなく、財布が閉鎖されている状態であっても利用することができる。 本件意匠に係る物品は、参考使用図４に示されるように、カード類とともに、紙幣収容部にて紙幣を収容することも可能である（同図（Ａ）および（Ｂ））。また、参考使用図３で示したように、紙幣とともに、カード類を正面側のカード収容部の他に、紙幣収容部の背面側の背面に設けられたカード収容部にカード類を収容することも可能となっている（参考使用図４（Ｃ））。さらには、参考使用図４（Ｄ）に示されるように、チャック付小銭収容部において、小銭（硬貨）などを収容することができる。 参考使用図５（Ａ）～（Ｃ）に示されるように、カード収容部において、一般的なサイズのカード類（クレジットカード、キャッシュカード（例：縦５３．９８ｍｍ、横８５．６０ｍｍのカード）や名刺サイズのカードや名刺（例：縦５５ｍｍ、横９１ｍｍ）などを収容できるとともに、正面側および背面側（上記カード収容部とチャック付小銭収容部との間）において、フリーポケットとして、長尺状のカード類・紙葉類（たとえば、チケットやレシート紙）などを収容できる部位を有する。 参考使用図６（Ａ）および（Ｂ）は、カード類をカード収容部に収容している状態を示す、展開状態の右側面図であり、同図（Ｂ）では、紙幣も紙幣収容部にて収容している状態を示す。同様に、参考使用図７（Ａ）および（Ｂ）は、カード類をカード収容部に収容している状態を示す、展開状態の左側面図であり、同図（Ｂ）では、紙幣も紙幣収容部にて収容している状態を示す。 参考使用図８（Ａ）および（Ｂ）は、カード類をカード収容部に収容している状態を示す、展開状態の斜視図であり、同図（Ｂ）では、紙幣も紙幣収容部にて収容している状態を示す。 また、本件意匠に係る物品である財布では、参考図９（Ａ）～（Ｆ）に示されるように、鍵類を収容するための鍵収容部が設けられていてもよい。ここで、参考使用図９（Ａ）および（Ｂ）は、鍵収容部に鍵を収容させた状態を示す展開平面図（物品全体）であり、それぞれ、鍵を鍵収容部から鍵の鍵頭部が露出している状態と、当該鍵が鍵収容部に完全に収容されている状態を示す。また、（Ｃ）は鍵収容部およびその周辺部分の拡大展開平面図であり、（Ｄ）および（Ｅ）は、それぞれ、この部分における（Ａ）の拡大展開平面図および拡大展開斜視図である。さらに、（Ｆ）は、同部分における（Ｂ）の拡大展開平面図である。 なお、参考使用図１０に示すように、本件意匠に係る物品の寸法は、たとえば、閉鎖状態（展開していない状態）においては、幅１７５ｍｍ、縦７０ｍｍ、厚さ２０ｍｍが挙げられ、この寸法では、一般的な長財布に比べてコンパクトな形態となっている。