JPH0950373A - 情報記憶媒体 - Google Patents

情報記憶媒体

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JPH0950373A
JPH0950373A JP8024970A JP2497096A JPH0950373A JP H0950373 A JPH0950373 A JP H0950373A JP 8024970 A JP8024970 A JP 8024970A JP 2497096 A JP2497096 A JP 2497096A JP H0950373 A JPH0950373 A JP H0950373A
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JP
Japan
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information storage
storage medium
security code
rom
program
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Application number
JP8024970A
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English (en)
Inventor
Toshinori Asai
敏典 浅井
Masaki Kawahori
昌樹 川堀
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正当な権限を有する者によって制作されたも
のであるかどうかをチェックするための改良されたセキ
ュリティチェック手段を含む情報記憶媒体を提供する。 【解決手段】 CPUを含む装置に装着して使用する情
報記憶媒体10である。情報記憶媒体10は、アプリケ
ーションプログラム16cとセキュリティコード16b
をCPUを含む装置により読み出し可能に記録してい
る。CPUを含む装置は、比較基準となるセキュリティ
コードを予め記録しており、情報記憶媒体10から読み
出したセキュリティコードとCPUを含む装置に記録さ
れた比較基準のセキュリティコードとを比較してセキュ
リティチェックを行う。セキュリティコード16bに
は、セキュリティチェックが行われた後に実行されるプ
ログラムを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲームプログラム等の
アプリケーションソフトウエアを記録した読み出し専用
の情報記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゲームフソトウエアはROMカ
ートリッジやCD−ROMディスクの形態で供給される
が、カートリッジの場合もCD−ROMの場合も、特定
のテレビゲーム機専用であり、ゲーム機には真正ソフト
ウエアであるかどうかをチェックするセキュリティチェ
ック機能が装備されている。このようなセキュリティチ
ェック方法として、特開昭58−101349(特公平
5−47854)、米国特許4,454,594、米国
特許4,442,486、米国特許4,462,076
等に記載されたものが知られている。これらの先行技術
に開示されたセキュリティシステムは、ビデオゲーム用
カートリッジ内のメモリに商標や著作権等の識別子を記
憶させておき、一方コンピュータシステム本体に規準識
別子を格納しておき,カートリッジがシステム本体に装
着されたとき,本体内の規準識別子と前記カートリッジ
から読み出した識別子を比較し、一致した場合その識別
子である商標や著作権等の表示を行うことが提案されて
いる。このセキュリティ手段によると,識別子が規準識
別子と一致しない場合、本体システム(ゲーム機)は動
作を停止し、カートリッジから読み出したプログラムを
実行することができない。従って模造者が本体システム
上で動作するプログラムを供給するためには、規準識別
子に一致する商標や著作権等に対応する識別子をプログ
ラムに内蔵する必要があり、この場合商標や著作権等の
財産権を侵害することになり、商標や著作権等に基づき
法的な追求を受けることになる。このセキュリティ手段
は模造品排除強化にとって有力な手段であるが、模造者
はプログラムを改造して商標や著作権等の表示を行なわ
ないようにして法的な追求を回避しようとする欠点があ
る。CD(コインパクト・ディスク)は従来音を記録す
る媒体のひとつであったが、従来のどの記録媒体よりも
著しく多量の情報をデジタル記録できるため、音楽以外
の画像やデータ等の他の情報を記録するための大容量モ
メリとして注目されている。
【0003】テレビゲームにおいては、音楽用のCDに
大容量のデータを記憶するようにしたCD−ROMディ
スクにゲームプログラムの他に画像情報等も記録してお
き、ゲームの進行に応じてCD−ROMディスクに記録
された画像情報を読み出してゲームのビデオ画像として
利用することが行われている。CD−ROMディスクを
利用することにより従来に比べて画質のよい表現力に非
常に優れたテレビゲームを実現することができる。この
ため、ゲームソフトの供給方式もカートリッジによるも
のの他に、CD−ROMディスクによるものが現れてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゲームソフトウエアが
正当な権限を有する者によって制作されたものであるか
どうかをチェックすることができる改良されたセキュリ
ティチェック技術が必要である。さらに、カートリッジ
の場合もCD−ROMディスクの場合も、特定のテレビ
ゲーム機専用であり、ゲームソフトメーカが当該特定の
テレビゲーム機用のソフトの制作を希望する場合は、各
テレビゲーム機メーカがゲームソフトメーカにライセン
スを与え制作することを許諾するようにしている。この
ため情報記憶媒体がプレイするテレビゲーム機用のもの
かどうか判定し、モニタ画面に正当な権限を有する者が
制作したゲームソフトウエアである旨の所定の表示を行
う必要がある。
【0005】本発明の目的は、正当な権限を有する者に
よって制作されたものであるかどうかをチェックするた
めの改良されたセキュリティチェック手段を含む情報記
憶媒体を提供することにある。また、本発明の目的は、
情報記憶媒体に正当な権限を有する者が制作したもので
ある旨の特定の表示を不可避的に行わせるプログラムを
組み込ませ、もってセキュリティチェックを有効に行う
ことを可能にする手段を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、CPUを含
む装置によりセキュリティチェックが行われるセキュリ
ティコードとして、セキュリティチェックが行われた後
に実行されるプログラムを含む情報記憶媒体により達成
される。上記目的は、また、CPUを含む装置によりセ
キュリティチェックが行われるセキュリティコードとし
て所定の表示を行うためのプログラムを含む情報記憶媒
体により達成される。上記目的は、また、セキュリティ
コードとして、所定の表示を行うための表示用データお
よび前記表示用データを用いて所定の表示を行うプログ
ラムを含む情報記憶媒体により達成される。上記目的
は、また、表示用データとして所定のロゴを表示するデ
ータ、真正制作者により制作されたものであることを表
示するデータあるいは真正権原者からライセンスされた
ものであることを表示するデータを含む情報記憶媒体に
より達成される。
【0007】上記目的は、また、情報がCD−ROM装
置により読み取り可能にデジタル記録されたCD−RO
M情報記憶媒体により達成される。上記目的は、また、
ディスク識別子情報がCPUを含む装置により比較され
ディスクの種別が判定されるように構成されたCD−R
OM情報記憶媒体により達成される。上記目的は、ま
た、前記ディスク識別子及び前記セキュリティコードを
前記CD−ROMの起動セクタ内に記録したCD−RO
M情報記憶媒体により達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、例えば、情報記憶媒体がCD
−ROMディスクの場合、起動時にCD−ROMディス
ク内の起動用プログラムが記録されたセクタ(以下「ブ
ートセクタ」または「起動セクタ」という。)からデー
タを読み出し、ブートセクタの識別子から読み出された
ディスク識別子を、ディスクが装着される装置に予め記
憶されたディスク識別子と比較してディスクの種別を判
定し、CD−ROM装置やゲーム装置の動作モードの設
定を行う。ブートセクタのセキュリティ領域から読み出
されたセキュリティコードを、装置内に予め記憶された
セキュリティコードと比較して正誤を判定し、読み出さ
れたディスクディスク識別子及びセキュリティコードが
正しい場合は、セキュリティコードに含まれるプログラ
ムを実行して、正当なライセンスを受けた真正なもので
あることをチェックすることができる。セキュリティコ
ードには所定の表示を行うためのプログラムが含まれて
おり、当該プログラム自体が装置本体のメモリに予め記
憶された基準となるセキュリティコードとの比較対象と
なるので、所定表示の回避を困難なものとすることがで
き、セキュリティチェックが強化される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例によるCD−ROMディス
クを図1を用いて説明する。同図(a)にCD−ROM
ディスクの平面図を示し、同図(b)〜(d)にCD−
ROMディスク内のフォーマットを示す。本実施例のC
D−ROMディスク10は、図1(a)に示すように、
直径が120mmで中央に15mmのセンターホール1
2が形成されている。ROMデータやオーディオデータ
が記録された記録領域14の最内周トラックには起動時
に最初に読み出されるブートセクタ16が設けられてい
る。
【0010】ブートセクタ16は、図1(b)に示すよ
うに、論理セクタ番号0〜15の範囲のセクタである。
ディスク識別子とセキュリティコードは、16個のブー
トセクタ中のいずれかに記録され、記録又は読出エラー
を考慮して複数のブートセクタに記録しておく。通常は
論理セクタ番号0である最初のブートセクタに記録して
おく。
【0011】ディスク識別子は、CD−ROMディスク
10の種別を示すもので、図1(c)に示すように、ブ
ートセクタ16の先頭の識別子領域16aに記録されて
いる。本実施例では、“SEGADISCSYSTEM
□□”と“SEGABOOTDISC□□□□”(但
し、□はスペースである)という2種類のディスク識別
子を定めている。“SEGADISCSYSTEM□
□”は1枚で完結するゲームソフトのCD−ROMディ
スクに付されたディスク識別子であり、“SEGABO
OTDISC□□□□”は複数枚で構成されるゲームソ
フトの最初のCD−ROMディスクに付されたディスク
識別子である。
【0012】セキュリティコードは、図1(c)に示す
ように、ブートセクタ16内の予め定められたアドレス
からのセキュリティ領域16bに記録されている。ブー
トセクタ16内のセキュリティ領域16b以降は、図1
(c)に示すように、ゲームプログラムのようなアプリ
ケーション等を記録するユーザ領域16cとして利用で
きる。
【0013】セキュリティコードには、図1(d)に示
すように、セキュリティコードのチェック後に実施され
るプログラムと、表示するロゴ(「SEGA」等ゲーム
機の真正権限者のロゴ)の色を示す色データと、表示す
るロゴのパターンを示すロゴパターンデータと、真正権
原者による制作である旨または真正権原者からライセン
スされた旨を表示するためのメッセージ(PRODUCED BY O
R UNDER LICENCE FROMXXXX KABUSHIKI KAISHA) のメッ
セージデータ(以下の説明において単に「ライセンス表
示」という。)とが含まれている。特に、本実施例で
は、セキュリティコードのチェック後に実行されるプロ
グラム自身をセキュリティコードに含ませていることに
特徴がある。
【0014】本実施例のプログラムは、テレビゲーム装
置本体に設けられたメインCPUが実行するプログラム
であって、図1(d)に示すように、7つのステップか
ら構成されている。最初の第1ステップは、テレビゲー
ム装置をリセットしたときにメインCPUがジャンプす
るアドレスをセットするステップである。
【0015】次の第2ステップは、テレビゲーム装置本
体にCD−ROMディスクのために装着されるCD−R
OM装置に設けられたサブCPUの動作を一時的に停止
させるステップである。次の第3ステップは、サブCP
U内のプログラムメモリの内容をCD−ROMディスク
に記録されたデータに書換えるステップである。
【0016】次の第4ステップは、一時的に停止してい
たサブCPUの動作を再開するステップである。次の第
5ステップは、CD−ROMディスクに記録された各種
データの先頭アドレスをメインCPUのレジスタにセッ
トするステップである。次の第6ステップは、CD−R
OM装置内に記憶された所定のプログラムルーチンを実
行するステップである。このプログラムルーチンにより
ライセンス表示などの初期動作を行う。
【0017】本実施例のプログラムルーチンでは次のよ
うな初期動作を行う。まず、バーチカルインタラプタの
アドレスをセットする。次に、音声プロセッサとビデオ
プロセッサを初期化すると共にビデオRAMをクリア
し、アスキーキャラクタグラフィックをセットする。続
いて、セキュリティコード16b内の色データを用いて
表示用カラーをセットし、セキュリティコード16b内
のロゴパターンデータを用いてロゴのキャラクタグラフ
ィックをセットする。続いてセキュリティコード16b
内のメッセージデータ(PRODUCED BY OR UNDER LICENCE
FROM XXXX KABUSHIKI KAISHA) をテレビ画面に表示し、
ロゴ用マップをセットしてテレビ画面にロゴ(ゲーム機
の真正権限者XXXXのロゴ)を表示する。次に、約1秒待
った後、ゲーム機の真正権原者名XXXXを表示する音声を
出力し、ロゴマークの色を変化させた後にテレビ画面表
示をクリアする。
【0018】最後の第7ステップは、ゲームプログラム
のようなアプリケーションプログラムにジャンプするス
テップである。次に、本発明の一実施例によるCD−R
OMディスクのセキュリティチェック方法を図2及び図
3を用いて説明する。図2及び図3に示すフローチャー
トのうち、ステップ101からステップ106までは、
テレビゲーム装置本体にCD−ROMディスクのために
装着されるCD−ROM装置に設けられたサブCPUに
よるセキュリティコードのチェック動作であり、ステッ
プ107以降はテレビゲーム装置本体に設けられたメイ
ンCPUによる動作である。
【0019】まず、CD−ROMディスク10から読み
出された1曲目がROMトラックか否か判定する(ステ
ップS101)。ROMトラックでなければ音楽用ディ
スクと判定される。ROMトラックであると判定される
と、最初のブートセクタ16をロードする(ステップS
102)。次に、ブートセクタ16内の識別子領域16
aに記録されたディスク識別子を、CD−ROM装置内
のメモリに記憶されたディスク識別子と比較してディス
ク識別子のチェックを行う(ステップS103)。
【0020】記憶されたディスク識別子と一致しないと
判定されると、全てのブートセクタ16をロードしたか
否か判断し(ステップS104)、ロードしていないブ
ートセクタ16が残っている場合にはロードセクタを次
にセットし(ステップS105)、ステップS102に
処理を戻す。全てのブートセクタ16をロードしても記
憶されたディスク識別子と一致しない場合には、CD−
ROMディスクではあるがゲーム用ディスク以外のその
他のディスクとして判定される。
【0021】ステップS103で記憶されたディスク識
別子と一致すると判定されると、続いて、ブートセクタ
16内のセキュリティ領域16bに記録されたセキュリ
ティコードを、CD−ROM装置内のメモリに記憶され
たセキュリティコードと比較してセキュリティコードの
チェックを行う(ステップS106)。上記したように
このセキュリティコードにはゲーム機の真正権原者のロ
ゴを表示するデータやライセンス表示データとともにセ
キュリティチェック後に実行されることによりロゴ表示
やライセンス表示を行うプログラムも含まれている。即
ち表示を実行するプログラム自体がセキュリティコード
としてチェックを受ける。記憶されたセキュリティコー
ドと一致すると、正当な権原者あるいは正当な権原者か
らライセンスを受けた真正なゲームソフトウエアを格納
したディスクと判定される。記憶されたセキュリティコ
ードに一致しないと、その他のディスクと判定される。
【0022】ここまでの動作がCD−ROM装置に設け
られたサブCPUによる動作である。続いて、テレビゲ
ーム装置本体に設けられたメインCPUの動作が行われ
る。まず、装填されたCD−ROMディスク10がゲー
ム用ディスクであるかどうか判定される(ステップS1
07)。ゲーム用ディスクでない場合には、通常の音楽
用CDの操作のみを可能にする(ステップS108)。
なお、常にCD−ROM装置のトレイが開けられたか否
かを判定し(ステップS109)、トレイが開けられた
場合には装填されたCD−ROMディスク10が交換さ
れた可能性があるので、ステップ101に処理を戻す。
【0023】ステップS107で装填されたCD−RO
Mディスク10がゲーム用ディスクであると判定される
と、テレビ画面に「CD−ROM」と表示し(ステップ
S110)、通常の音楽用CDの操作とゲームの操作を
共に可能にする(ステップS111)。なお、常にCD
−ROM装置のトレイが開けられたか否かを判定し(ス
テップS112)、トレイが開けられた場合には装填さ
れたCD−ROMディスク10が交換された可能性があ
るので、ステップ101に処理を戻す。
【0024】続いて、音楽用CDの操作とゲームの操作
のどちらを選択したかどうかを判定し(ステップS11
3)、ゲームの操作が選択されると次に説明するステッ
プS114以下の処理に移る。まず、CD−ROMディ
スクからセキュリティコードをロードする(ステップS
114)。次に、セキュリティコードに含まれるプログ
ラムの実行を開始する(ステップS115)。
【0025】まず、プログラムの第1ステップを実行し
て、テレビゲーム装置をリセットしたときにメインCP
Uがジャンプするアドレスをセットする(ステップS1
16)。次に、プログラムの第2ステップを実行して、
CD−ROM装置に設けられたサブCPUの動作を一時
的に停止させる(ステップS117)。
【0026】次に、プログラムの第3ステップを実行し
て、サブCPU内のプログラムメモリの内容をCD−R
OMディスクに記録されたデータに書換える(ステップ
S118)。次に、プログラムの第4ステップを実行し
て、一時的に停止していたサブCPUの動作を再開する
(ステップS119)。
【0027】次に、プログラムの第5ステップを実行し
て、CD−ROMディスクに記録された各種データの先
頭アドレスをメインCPUのレジスタにセットする(ス
テップS120)。次に、プログラムの第6ステップを
実行して、CD−ROM装置内に記憶された所定のプロ
グラムルーチンを実行する(ステップS121)。この
プログラムルーチンでは前述したライセンス表示などの
初期設定動作を行う。
【0028】CD−ROM装置内に記憶されたプログラ
ムルーチンから戻ると、プログラムの第7ステップを実
行してアプリケーションプログラムにジャンプし(ステ
ップS122)、ゲーム等のアプリケーションプログラ
ムの実行に移り、CD−ROMディスクのセキュリティ
チェック動作を終了する。本発明は上記実施例に限らず
種々の変形が可能である。例えば、セキュリティコード
に含まれるプログラムとしては、上記実施例のような動
作をするものに限らずいかなる種類のプログラムでもよ
い。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、アプリケ
ーションプログラムを格納した情報記憶媒体のセキュリ
ティコードにセキュリティチェック後に実行されるプロ
グラム、例えばゲーム機の真正権限者のロゴを表示する
ためのプログラム、あるいは真正者によって制作された
旨の表示や真正権限者からライセンスを受けた旨の表示
を行うためのプログラムを含ませることにより、真正な
ゲーム機上で作動するソフトウエアを真正権限者の許可
を得ることなく制作しようとする場合でも、セキュリテ
ィコードに所定のプログラムを組み込まざるを得ず、ラ
イセンス許諾を受けることなく所定のプログラムを組み
込んだものは著作権侵害等法的追求を受けることになる
ので、セキュリティチェックを効果的に行うことができ
る。さらに、ディスク識別子のチェックとセキュリティ
コードのチェックを組み合わせて行い、ディスク識別子
及びセキュリティコードの両者が正しいと判定された場
合にのみ、セキュリティコードに含まれているプログラ
ムを実行するように構成することによりセキュリティチ
ェックをさらに効果的に行うことができる。さらにま
た、ゲーム機の真正権限者のロゴを表示するプログラム
や真正権限者からライセンスを受けた旨の表示を行うた
めのプログラム自体をセキュリティチェックの対象にす
ることにより、真正なゲーム機上で作動するソフトウエ
アを真正権限者の許可を得ることなく制作しようとする
場合でも、所定のロゴ表示やライセンス表示を不可避的
に行わねばならないので虚偽の表示としてあるいは商標
権侵害として法的追求を受けることになるので、セキュ
リティチェックを効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるCD−ROMディスク
を示す図である。
【図2】本発明の一実施例によるCD−ROMディスク
のセキュリティチェック方法のフローチャート(その
1)である。
【図3】本発明の一実施例によるCD−ROMディスク
のセキュリティチェック方法のフローチャート(その
2)である。
【符号の説明】
10…CD−ROMディスク 12…センターホール 14…記録領域 16…ブートセクタ 16a…識別子領域 16b…セキュリティ領域 16c…ユーザ領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/10 7736−5D G11B 20/10 H 20/12 9295−5D 20/12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを含む装置に装着して使用する情
    報記憶媒体であって、 前記情報記憶媒体は、アプリケーションプログラム及び
    セキュリティコードを前記装置により読み出し可能に記
    録しており、 前記装置は、比較基準となるセキュリティコードをメモ
    リに予め記録しており、前記情報記憶媒体から読み出し
    たセキュリティコードと前記メモリに記録されたセキュ
    リティコードとを比較してセキュリティチェックを行う
    ように構成されており、 前記セキュリティコードとして前記装置によりセキュリ
    ティチェックが行われた後に実行されるプログラムを含
    んでいることを特徴とする情報記憶媒体。
  2. 【請求項2】 CPUを含む装置に装着して使用する情
    報記憶媒体であって、 前記情報記憶媒体は、アプリケーションプログラム及び
    セキュリティコードを前記装置により読み出し可能に記
    録しており、 前記装置は、比較基準となるセキュリティコードをメモ
    リに予め記録しており、前記情報記憶媒体から読み出し
    たセキュリティコードと前記メモリに記録されたセキュ
    リティコードとを比較してセキュリティチェックを行う
    ように構成されており、 前記セキュリティコードとして所定の表示を行うための
    プログラムを含むことを特徴とする情報記憶媒体。
  3. 【請求項3】 前記セキュリティコードとして、所定の
    表示を行うための表示用データおよび前記表示用データ
    を用いて所定の表示を行うプログラムを含むことを特徴
    とする請求項2記載の情報記憶媒体。
  4. 【請求項4】 前記表示用データには、所定のロゴを表
    示するデータ、真正制作者により制作されたものである
    ことを表示するデータあるいは真正権原者からライセン
    スされたものであることを表示するデータを含むことを
    特徴とする請求項3記載の情報記憶媒体。
  5. 【請求項5】 前記装置はCD−ROM装置を含み、前
    記情報記憶媒体はCD−ROMであり、情報を前記CD
    −ROM装置により読み取り可能にデジタル記録してい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載さ
    れた情報記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記CD−ROMにはディスクの種別を
    示すディスク識別子情報が記録されており、前記装置に
    より読み出されたディスク識別子は前記装置のメモリに
    予め記録された比較基準となるディスク識別子と比較さ
    れディスクの種別が判定されるように構成されたことを
    特徴とする請求項5記載の情報記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記ディスク識別子及び前記セキュリテ
    ィコードは前記CD−ROMの起動セクタ内に記録され
    ていることを特徴とする請求項6記載の情報記憶媒体。
JP8024970A 1996-02-13 1996-02-13 情報記憶媒体 Withdrawn JPH0950373A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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