JPH08190480A - 情報記憶媒体及びそれを利用する電子装置 - Google Patents

情報記憶媒体及びそれを利用する電子装置

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JPH08190480A
JPH08190480A JP7225757A JP22575795A JPH08190480A JP H08190480 A JPH08190480 A JP H08190480A JP 7225757 A JP7225757 A JP 7225757A JP 22575795 A JP22575795 A JP 22575795A JP H08190480 A JPH08190480 A JP H08190480A
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electronic device
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JP7225757A
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Atsushi Kitahara
篤 北原
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 模造品を効果的に排除することができる新規
なセキュリティシステムが組み込まれた情報記憶媒体及
びそれを利用する電子装置を提供する。 【解決手段】 ゲーム機本体10にCD−ROM17を
装着することにより、CD−ROM17に格納されたプ
ログラム情報によるゲームを行うゲーム装置において、
CD−ROM17の装着時、CD−ROM17の外表面
の商標表示部20を読み取る認識センサ22と、認識セ
ンサ22からの情報により商標表示部20に特定の商標
TMが表示されているか否かを判断する判断部26とを
有し、表示されていない場合には、プログラム情報によ
るゲームを停止する。社会的に独自性が認識されて模倣
の排除が効果的になされている商標のような特定の表示
との一致性を判断することによりセキュリティを確保す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームプログラム
等の情報が格納された情報記憶媒体及びその情報記憶媒
体に格納された情報を読み出して利用する電子装置、特
に、CD−ROM及びそのCD−ROMに格納されたプ
ログラム情報を光学的に読み出しゲームを行うゲーム装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMを交換してゲームを行う家
庭用のテレビゲーム装置に対して、多種多様な興趣あふ
れるゲーム用ソフトウェアが開発されており、娯楽とし
ての人気が非常に高いものがある。とりわけ人気がある
ゲーム用ソフトウエアの場合、商品の供給が間に合わな
いことも稀ではなく、CD−ROMは高価格で取引され
ている。このため、CD−ROMの模倣品を製造するも
のが絶えない。
【0003】そこで、ゲーム用ソフトウエアの製造者
は、多くの人員と長い時間をかけることにより多大の投
資をした結果開発することができたゲーム用ソフトウエ
アの模造を防止するため、種々のセキュリティシステム
を考案している。このようなセキュリティシステムとし
て、例えば、プログラム情報の中に入れた特殊なコード
等のデータとゲーム装置本体に入力されているデータと
の一致性を判断することにより、CD−ROMへのアク
セスを許可するものがある。
【0004】しかしながら、従来のセキュリティシステ
ムにおいては、プログラム情報とゲーム装置本体との一
致性を判断する場合、データの解読によりセキュリティ
が解除されてしまうことが避けられず、セキュリティが
解除されると模造品を排除する手段が限られ、有効に模
造品を排除することが困難であるという問題があった。
【0005】このような問題を改善するセキュリティシ
ステムとして、特開昭58−101349号公報、米国
特許第4,454,594号明細書、米国特許第4,4
42,486号明細書、米国特許第4,462,076
号明細書等に記載されたものが知られている。これら公
知例に開示されたセキュリティシステムは、ビデオゲー
ム用カートリッジ内のプログラムメモリに商標や著作権
等の識別子を記憶させ、テレビゲーム装置であるコンピ
ュータシステム本体に規準識別子を格納しておき、カー
トリッジがテレビゲーム装置に装着されたとき、ゲーム
装置内の規準識別子とプログラムメモリから読み出した
識別子とを比較する。
【0006】比較の結果、ゲーム装置内の規準識別子と
プログラムメモリ内の識別子とが一致した場合、その識
別子である商標や著作権等の表示を行う。一致しない場
合には、ゲーム装置の動作を停止させ、プログラムを実
行できないようにする。したがって、模造者がゲーム装
置上で動作するプログラムを供給するためには、規準識
別子に一致する商標や著作権等に対応する識別子をプロ
グラムに内蔵する必要がある。このような場合、本来的
には商標権や著作権等の財産権を侵害することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セキュリティシステムでは、模倣者が模造品、例えばC
D−ROMそのものの外面に目視可能な形態で規準識別
子に対応する商標や著作権等を表示しなかった場合、外
観からだけでは商標や著作権等に基づく法的な追求が困
難であり、商標法や著作権法等に基づく法的な模倣防止
の追求が困難であるという問題があった。
【0008】本発明の第1の目的は、模造品を効果的に
排除することができる新規なセキュリティシステムが組
み込まれた情報記憶媒体及びそれを利用する電子装置を
提供することにある。本発明の第2の目的は、セキュリ
ティシステムが解読されても、効果的に模造品を排除す
ることができる情報記憶媒体及びそれを利用する電子装
置を提供することにある。
【0009】本発明の第3の目的は、模造品の使用を効
果的に排除することができる情報記憶媒体及びそれを利
用する電子装置を提供することにある。本発明の第4の
目的は、セキュリティシステムによる特定の表示を容易
に検出することができる情報記憶媒体及びそれを利用す
る電子装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様による電
子装置は、情報が格納された情報記憶媒体が装着される
媒体装着部と、前記媒体装着部に装着された前記情報記
憶媒体面に規定され、前記情報が格納されている情報領
域と予め定められた所定領域とを光学的に検出する光検
出手段と、特定の表示に対応する基準信号が格納された
格納手段と、前記情報記憶媒体面の前記所定領域を前記
光検出手段により検出して得られる検出信号と、前記格
納手段に格納された前記基準信号とを比較し、前記情報
記憶媒体の前記所定領域に前記特定の表示が表示されて
いるか否かを判定する判定手段とを有することを特徴と
する。
【0011】これにより、模倣者が正当な電子装置上で
動作する情報記憶媒体を供給しようとすると、前記基準
信号に対応する特定の表示を模造品の情報記憶媒体表面
に違法に表示せざるを得ず、従って、模倣を一層効果的
に排除することができる。本発明の他の態様による電子
装置は、ゲームプログラムが格納された情報記憶媒体が
装着される媒体装着部と、前記媒体装着部に装着された
前記情報記憶媒体面に規定され、前記ゲームプログラム
が格納されている情報領域と予め定められた所定領域と
を光学的に検出する光検出手段と、前記情報記憶媒体に
格納された前記ゲームプログラムに応じてゲームを制御
するゲーム制御部と、特定の表示に対応する基準信号が
格納された格納手段と、前記情報記憶媒体面の前記所定
領域を前記光検出手段により光学的に検出して得られる
検出信号と、前記格納手段に格納された前記基準信号と
を比較し、前記所定領域に前記特定の表示が表示されて
いるか否かを判定する判定手段とを有することを特徴と
する。
【0012】これにより、模倣者が正当なゲーム機器上
で動作するディスク記憶媒体を供給しようとすると、前
記基準信号に対応する特定の表示を模造品ディスク表面
に違法に表示せざるを得ず、従って、ゲーム機器やゲー
ムソフトの模造品の排除に特に効果を発揮することがで
きる。本発明の更に他の態様による電子装置において、
前記判定手段による判定結果に応じて、電子装置の動作
状態を制御する動作制御手段を更に有するようにしても
よい。また、前記動作制御手段は、前記判定手段が前記
情報記憶媒体面の前記所定領域に前記特定の表示が表示
されていないと判定したときに、電子装置の動作を停止
するようにしてもよい。更に、前記判定手段が前記情報
記憶媒体面の前記所定領域に前記特定の表示が表示され
ていないと判定したときに、前記ゲームプログラムの遂
行を停止する動作制御手段を更に有するようにしてもよ
い。また、前記判定手段が前記情報記憶媒体面の前記所
定領域に前記特定の表示が表示されていないと判定した
ときに、所定の警告をモニタに表示する警告表示手段を
更に有するようにしてもよい。更に、前記判定手段が前
記情報記憶媒体面の前記所定領域に前記特定の表示が表
示されていると判定したときに、前記特定の表示をモニ
タに表示する特定表示手段を更に有するようにしてもよ
い。
【0013】これにより、ゲームプログラム等のソフト
ウェアが記録された情報記憶媒体が模造品で所定領域に
特定の表示がない場合には、電子装置本体の動作が停止
したり、模造品を使用している旨の警告表示を行った
り、正規品を使用した場合にのみ特定の表示を表示した
りするので、効果的に模造品の使用を排除することがで
きる。
【0014】本発明の更に他の態様による電子装置にお
いて、前記情報領域を光により検出する前記情報記憶媒
体の光検出面と反対側の面に前記所定領域が配置され、
前記光検出手段は、前記情報記憶媒体の前記光検出面か
ら前記情報領域を検出する情報検出手段と、前記情報記
憶媒体の前記光検出面と反対側の面から前記所定領域を
検出する表示検出手段とを有するようにしてもよい。
【0015】これにより、表示検出手段を情報検出手段
とは独立の機構として設置して、容易に検出することが
できる。本発明の更に他の態様による電子装置におい
て、前記情報領域を光により検出する前記情報記憶媒体
の光検出面から検出するように前記所定領域が配置さ
れ、前記光検出手段は、前記情報記憶媒体の前記光検出
面から前記情報領域と前記所定領域とを検出するように
してもよい。
【0016】これにより、情報検出手段とは別個の表示
検出手段を付加することなく効果的にセキュリティ検出
を行うことができる。本発明の更に他の態様による電子
装置において、前記情報記憶媒体の前記情報領域には、
ピットによるデジタル情報として前記情報が書き込まれ
ており、前記情報記憶媒体の前記所定領域には、ピット
の集合により目視可能に前記特定の表示が書き込まれて
いてもよく、また、前記情報記憶媒体は、CD−ROM
でもよい。
【0017】本発明の更に他の態様による電子装置にお
いて、前記特定の表示は、これを前記情報記憶媒体に表
示する行為について正当権原を有する者以外の者が使用
した場合にその表示行為を禁止し得る表示でもよく、ま
た、前記特定の表示は、登録商標でもよい。これによ
り、情報記憶媒体に容易にセキュリティを組み込むこと
ができ、さらに、たとえセキュリティが解読された場合
でも、正規の電子装置に装着して使用するためには、模
造品のディスクは特定の表示を使用せざるをえない。し
たがって、正規のゲームプログラム等のソフトウエアの
供給者は、特定の表示に付与された知的財産権等の法律
に基づく権利を主張して模造品の排除を効果的に行うこ
とができる。
【0018】本発明の一態様による情報記憶媒体は、光
学的に検出可能な態様で情報が格納された情報領域の他
に、電子装置に装着されたとき、光検出手段によって検
出され、前記電子装置内に予め格納されている基準信号
との比較が行われる特定の表示が目視可能に表示されて
いる所定領域を更に有することを特徴とする。本発明の
他の態様による情報記憶媒体は、光学的に検出可能な態
様でゲームプログラムが格納された情報領域の他に、電
子装置に装着されたとき、光検出手段によって検出さ
れ、前記電子装置内に予め格納されている基準信号との
比較が行われる特定の表示が目視可能に表示されている
所定領域を更に有することを特徴とする。
【0019】これにより、電子装置に装着して使用する
ためには、模造品の情報記憶媒体に特定の表示を目視可
能に表示する必要があり、正規のゲームプログラム等の
ソフトウェアの供給者は、特定の表示に付与された知的
財産権等の法律に基づく権利を主張して模造品の排除を
効果的に行うことが可能である。本発明の更に他の態様
による情報記憶媒体において、前記情報領域を光により
検出する前記情報記憶媒体の光検出面と反対側の面に前
記所定領域が配置されているようにしてもよい。
【0020】これにより、情報記憶媒体を装着する電子
装置として、特定の表示を検出する表示検出手段を情報
検出手段とは独立の機構として設置して、容易に検出す
ることができる。本発明の更に他の態様による情報記憶
媒体において、前記情報領域を光により検出する前記情
報記憶媒体の光検出面から検出するように前記所定領域
が配置されているようにしてもよい。
【0021】これにより、情報記憶媒体を装着する電子
装置として、情報検出手段とは別個の表示検出手段を付
加することなく効果的にセキュリティ検出を行うことが
できる。本発明の更に他の態様による情報記憶媒体にお
いて、前記情報領域には、ピットによるデジタル情報と
して前記情報が書き込まれており、前記所定領域には、
ピットの集合により目視可能に前記特定の表示が書き込
まれていてもよく、また、前記情報記憶媒体は、CD−
ROMでもよい。
【0022】本発明の更に他の態様による情報記憶媒体
において、前記情報記憶媒体は、円盤形状をしており、
前記所定領域は、前記情報領域の内周側又は外周側に配
置されているようにしてもよい。これにより、情報記憶
媒体に容易にセキュリティを組み込むことができると共
に、汚れにより所定領域の読み出しエラーを減少させる
ことができる。
【0023】本発明の更に他の態様による情報記憶媒体
において、前記特定の表示は、これを前記情報記憶媒体
に表示する行為について正当権原を有する者以外の者が
使用した場合にその表示行為を禁止し得る表示でもよ
く、また、前記特定の表示は、登録商標でもよい。これ
により、たとえセキュリティが解読された場合でも、正
規の電子装置に装着して使用するためには、模造品のデ
ィスクは特定の表示を使用せざるをえない。したがっ
て、正規のゲームプログラム等のソフトウエアの供給者
は、特定の表示に付与された知的財産権等の法律に基づ
く権利を主張して模造品の排除を効果的に行うことがで
きる。
【0024】本発明の更に他の態様による情報記憶媒体
は、透明な円盤形状の基板と、前記基板の一方の面に画
定され、ピットによりゲームプログラム情報が記録され
た情報格納領域と、前記基板の一方の面の、前記情報格
納領域とは異なる領域に画定された画像表示領域と、前
記画像表示領域内に配置され、これを前記情報記憶媒体
に表示する行為について正当権原を有する者以外の者が
使用した場合にその表示行為を禁止し得る特定の表示が
ピットの集合により目視可能に形成された所定領域と、
前記基板の一方の面を覆う反射層と、前記反射層を覆う
保護層とを有することを特徴とする。
【0025】これにより、模造品の情報記憶媒体にも特
定の表示を目視可能に表示する必要があり、正規のゲー
ムプログラム等のソフトウェアの供給者は、特定の表示
に付与された知的財産権等の法律に基づく権利を主張し
て模造品の排除を効果的に行うことが可能である。本発
明の更に他の態様による情報記憶媒体は、透明な円盤形
状の基板と、前記基板の一方の面にリング状に規定さ
れ、ピットによりデジタル情報が記録された第1のゾー
ンと、前記基板の一方の面にリング状に規定され、前記
第1のゾーンと同心円状の第2のゾーンと、前記第2の
ゾーン内に配置され、これを前記情報記憶媒体に表示す
る行為について正当権原を有する者以外の者が使用した
場合にその表示行為を禁止し得る特定の表示が、ピット
の集合により目視可能に形成された所定領域と、前記基
板の一方の面を覆う反射層と、前記反射層を覆う保護層
とを有することを特徴とする。また、前記第2のゾーン
は、前記第1のゾーンの内周側又は外周側に配置される
ようにしてもよい。
【0026】これにより、同心円状に配置されたゾーン
に応じて読み取り制御を変更することによりデジタル情
報と特定の表示を容易に区別して読み取ることができ
る。本発明の更に他の態様による情報記憶媒体におい
て、前記第2のゾーン内に、前記所定領域が複数個形成
されているようにしてもよい。これにより、汚れなどに
より読み取ることが困難な所定領域があっても、いずれ
かの所定領域を読み取れればよく、読み取り不可能にな
ることはない。
【0027】本発明の更に他の態様による情報記憶媒体
は、透明プラスチック円盤と、前記透明プラスチック円
盤面に配置され、ピットによりゲームプログラム情報が
記録された第1の領域と、前記透明プラスチック円盤面
の前記第1の領域とは異なる位置に配置され、ピットの
集合により目視可能に商標が形成された第2の領域と、
前記透明プラスチック円盤を覆う反射層と、前記反射層
を覆う保護層とを有することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態によるゲ
ーム装置を図1乃至図5を参照して説明する。図1及び
図2に示すように、ゲーム機本体10は、コントロール
部10aとCD−ROM制御部10bとを有しており、
コントロール部10a内には、ゲームを制御するための
ゲーム制御部11と、音声信号と映像信号を出力するた
めの出力インターフェース12と、操作信号を入力する
ための入力インターフェース13a,13bと、ゲーム
のプログラムやデータを入出力するための入出力インタ
ーフェース14a,14b,14cとが設けられてい
る。これら出力インターフェース12、入力インターフ
ェース13a,13b、入出力インターフェース14
a,14b,14cは、それぞれゲーム制御部11に接
続されている。
【0029】このコントロール部10aには、図1に示
すように、出力インターフェース12を介して、ゲーム
内容を表示する表示部としてテレビジョン装置15が接
続されると共に、入力インターフェース13a,13b
を介して、ゲーム進行を操作するための各種コントロー
ラ、例えばジョイパッド16a,16bがそれぞれ接続
されている。これらゲーム機本体10、テレビジョン装
置15、及びジョイパッド16a,16b等により、ゲ
ーム装置が構成されている。
【0030】CD−ROM制御部10bの上面には、図
2に示すように、光学的情報記憶媒体であるCD−RO
M17が着脱可能に装着されるCD−ROM装着部18
が形成されている。CD−ROM装着部18は、開閉自
在な蓋体19に塞がれており、CD−ROM17の装着
後、蓋体19を閉じることにより、CD−ROM17は
CD−ROM装着部18に格納された状態となる。
【0031】CD−ROM17は、図3に示すように、
盤面中央にセンターホール17aが開けられた薄い円盤
形状のディスクにより形成されている。CD−ROM1
7の内部にはデジタル情報、本実施形態ではゲームプロ
グラムやデータ等の情報がピットとして記録されてい
る。また、CD−ROM17内部のピットをレーザ光に
より検出する光検出面である下面と反対側の面である上
面には、ゲームソフトの名称17b、ゲームソフトに関
する意匠17c、及びゲームソフトの製造者を表示する
商標TM等が表示されている。この商標TM等は、例え
ば最外周近傍の商標表示部20に付されている。なお、
本明細書において商標表示部20を「所定部分」又は
「所定領域」と記載する。
【0032】CD−ROM装着部18には、装着された
CD−ROM17の光検出面である下面に対向して情報
検出手段となる光ピックアップ21がディスク17面上
を半径方向に沿って可動なように配置されている。駆動
モータにより回転駆動されるCD−ROM17から光ピ
ックアップ21がプログラム情報を読み取る。光ピック
アップ21は、ゲーム機本体10の入出力インターフェ
ース14cに接続されており、読み取られた情報はゲー
ム制御部11に送られる。
【0033】従って、CD−ROM17を装着すること
により、テレビジョン装置15の画面15a上に画像を
表示しながらジョイパッド16a,16bを操作しゲー
ムを行う。異なったプログラム情報を記録した他のCD
−ROMに交換することで種々のゲームをすることがで
きる。なお、ゲーム機本体10は、音楽用CDやデータ
情報用CD等の再生が可能であり、例えばテレビジョン
装置15のスピーカ15bから出る音楽を聞いたり、画
面15a上に表示される文字情報を読んだりすることが
できる。
【0034】また、蓋体19の裏面には、CD−ROM
装着部18に装着されたCD−ROM17の商標表示部
20を読み取る認識センサ22が設けられている。この
認識センサ22は、CD−ROM17装着後蓋体19を
閉じることにより商標表示部20に対向して位置してい
る。認識センサ22は、図4(a)及び(b)に示すよ
うに、商標表示部20の縦方向の長さを覆ってCD−R
OM17の外表面半径方向に延びる基部23を有してい
る。CD−ROM17の上面に対向する基部23の対向
面23aには、図4(a)に示すように、上面半径方向
に沿って配置された発光部24と、上面半径方向に沿っ
て線状に配置された受光部25とが並設されている。発
光部24は、必要に応じて一個或は複数個設置される。
【0035】そして、これら発光部24と受光部25
は、発光部24から発射された光が商標表示部20で反
射して受光部25への入射が可能となるように、基部2
3に配置されている。発光部24と受光部25の配置の
具体例としては、図4(b)に示すように、凹状に窪ま
せた対向面23aの両端に互いに傾斜させて設置する。
このため、CD−ROM17の回転により描かれる商標
表示部20の軌跡は、常時、認識センサ22の認識可能
範囲内に位置することとなる。
【0036】従って、CD−ROM17をCD−ROM
装着部18に装着し蓋体19を閉じることにより、認識
センサ22は商標表示部20に付されている商標TMを
読み取ることができ、読み取られた商標TMは、入出力
インターフェース14bを介してコントロール部10a
内に設けられた判断部26へと送られる。なお、認識セ
ンサ22は、蓋体19に設けられる他、ゲーム機本体1
0に、CD−ROM装着部18上に延長する突出部(図
示せず)を設け、この突出部に認識センサ22をCD−
ROM17に面するように設置してもよい。CD−RO
M17は、この突出部に触れないように、その下側に挿
入するようにして装着される。この突出部は認識センサ
22が商標表示部20の認識が可能な範囲内で、しかも
CD−ROM17の着脱の際の障害とならない位置に設
置する。
【0037】更に、CD−ROM装着部18に延長する
進出退避自在のアーム(図示せず)をゲーム機本体10
に設置し、このアーム先端に認識センサ22を設けても
よい。このアームは、CD−ROM17の装着時のみ自
動的に商標表示部20の認識が可能な位置のCD−RO
M17上に進出するので、CD−ROM17着脱の際の
障害とはならない。
【0038】判断部26は、認識センサ22で検出され
た商標TMに対応する信号と、ゲーム機本体10内に予
め入力されている基準となる商標情報とを比較して一致
するか否かを判断し、一致信号又は不一致信号を出力す
る。なお、判断部26に予め入力されている基準となる
情報は商標に限らず、ゲームキャラクタ等の意匠、商号
等の法的に保護の対象となる特定の標識を使用すること
ができる。基準となる特定の標識は、これを表示する行
為について正当権原を有する者以外の者が使用した場合
にその表示行為を禁止し得る表示であることが望まし
く、自己が所有する権利の他にライセンス契約により使
用許諾を受けたものでもよく、また同一のものを複数あ
るいは異なる種類の複数の特定の標識を組み合わせ使用
してもよい。
【0039】判断部26の判断情報はゲーム制御部11
に伝えられる。ゲーム制御部11に一致信号が入力され
た場合、セキュリティが解除されててCD−ROM17
のプログラム情報がゲーム制御部11へと伝達される。
一方、ゲーム制御部11に不一致信号が入力された場
合、セキュリティは解除されずCD−ROM17のプロ
グラム情報のゲーム制御部11への伝達が拒絶される。
【0040】ゲーム制御部11は、不一致信号の入力
時、例えば、テレビジョン装置15の画面上に「このデ
ィスクは使用することができません。」等の警告表示を
行う警告信号を出力したり、ゲーム機本体10を作動停
止状態にする停止信号を出力したりする、エラー処理を
行う。このようなエラー処理がなされることにより、ゲ
ーム機操作者は、このCD−ROM17が使用不可能で
あることを知る。
【0041】なお、このゲーム機本体10は、図1に示
すように、CD−ROM17の他に半導体ROMやRA
Mにゲームプログラムが蓄積されたゲームカートリッジ
27を使用することができる。この際、図2に示すよう
に、コントロール部10aに設けられたカートリッジ装
着部28にカートリッジ27を装着することにより、入
出力インターフェース14aを介してゲームプログラム
情報がゲーム制御部11に伝えられる。
【0042】次に、本実施形態によるゲーム装置の動作
を、図5に示すフローチャートに基づき説明する。先
ず、ゲームソフトが蓄積されているCD−ROM17等
のディスクをCD−ROM装着部18に挿入した後、蓋
体19を閉じて、ディスクをゲーム機本体10に装着す
る。なお、ゲーム機本体10は、ゲームソフト以外の音
楽用CDやデータ情報用CD等の再生も可能であること
から、音楽用CDやデータ情報用CD等のディスクも装
着される。
【0043】そして、光ピックアップ21と共に認識セ
ンサ22が作動開始状態となり、ディスクドライブが起
動し、装着されたディスクが回転する(ステップS
1)。ディスクの起動に伴い、光ピックアップ21が盤
面最内周に設けられたTOC(Table of Contents )情
報を読み、読めなかった場合はこれを繰り返す(ステッ
プS2)。
【0044】TOCを読むことにより、装着されたディ
スクが音楽用CDか否かを判断する(ステップS3)。
音楽用CDの場合、ステップS4に進み音楽再生を行
う。音楽用CD以外の場合、ステップS5に進み、再生
に際してセキュリティを必要とするか否か、つまり、正
規のものか模倣されたものかを判断すべきゲームソフト
であるかどうかを判断する。
【0045】セキュリティを必要とする場合、ステップ
S6に進み認識センサ22がCD−ROM17の特定の
商標を表示すべき所定部20を読み取る。セキュリティ
を必要としない場合、ステップS7に進み汎用のソフト
であるか否かを判断する。認識センサ22に読み取られ
た特定の情報は、判断部26へと送られ、判断部26
は、予め入力されている判定基準となる特定の商標情報
と、読み取った情報を比較し一致するか否かを比較判断
するパターンマッチングを行う(ステップS8)。
【0046】ディスクの所定部20に特定の商標が表示
されていると認識された場合、すなわち、判断部26
が、判定基準となる情報と読み取った情報が一致すると
判定した場合、ステップS9に進みセキュリティが解除
されてCD−ROM17のプログラム情報がゲーム制御
部11へと伝達されゲーム処理が行われる。ディスクの
所定部20に特定の商標が表示されていないと認識され
た場合、ステップS10に進み、セキュリティを解除せ
ずに警告表示等のエラー処理を行う。
【0047】一方、ステップS7で、ディスクに記録さ
れている情報がゲームソフト以外の汎用のソフトである
と判断された場合、ステップS11に進みPLAY処理
が行われる。例えば、ディスクがデータ情報用CDの場
合、読み取られたデータが画面表示される。汎用ソフト
でない場合、つまり、ディスクがゲーム機本体10に適
応しないソフトの場合、警告表示等のエラー処理を行う
(ステップS12)。
【0048】このように、従来のセキュリティシステム
が、特殊なコード等との一致性を判断する技術的手段に
よるものであったのに対し、本実施形態によるゲーム装
置は、CD−ROMに必然的に付されており、社会的に
独自性が認識されて模倣の排除が効果的になされている
商標等のイメージ画像を対象として、その一致性を判断
することにより、セキュリティの確保をより確実に行う
ことができる。
【0049】なお、音楽用CDやデータ情報用CDであ
っても、セキュリティが必要な場合にはゲームソフト用
のCD−ROMと同様にして本発明を適用することによ
り効果的に模倣品を排除することが可能である。次に、
本発明の第2の実施形態によるゲーム装置を図6乃至図
9を参照して説明する。図1乃至図5に示す第1の実施
形態のゲーム装置と同一の構成要素には同一の符号を付
して説明を省略又は簡略にする。
【0050】本実施形態によるゲーム機本体29は、情
報記憶媒体であるCD−ROM17の上面ではなくCD
−ROM17の記録面内に形成した商標表示部30を、
光検出面から光ピックアップ21により読み取るもので
ある。第1の実施形態によるゲーム装置のように、認識
センサ22を別個に設けることなく所定部分の商標情報
を得ることができる。
【0051】ゲーム機本体29は、図6に示すように、
光ピックアップ21が接続される入出力インターフェー
ス14bが判断部26を介してゲーム制御部11に接続
されているコントロール部29aと、認識センサ22の
代わりに光ピックアップ21により商標情報を得るCD
−ROM制御部29bとを有している。その他は、第1
の実施形態によるゲーム装置と同様の構成である。
【0052】本実施形態の光ピックアップ21は、CD
−ROM17に記録されたプログラム情報を読み取ると
共に、商標表示部30に記録された特定の表示も読み取
る。すなわち、光ピックアップ21は、CD−ROM1
7の情報領域を検出する情報検出手段と、CD−ROM
17の所定領域を検出する表示検出手段とを兼ねてい
る。
【0053】本実施形態では、商標表示部30は、図7
に示すように、CD−ROM17の透明なプラスチック
基板31の光検出面から見えるように形成されている。
プラスチック基板31には、図7に示すように、リード
イン領域32aとリードアウト領域32bとの間に、ゲ
ームのプログラム情報がピットにより記録されたプログ
ラム領域32が形成されており、プログラム領域32に
は、リードイン領域32aに隣接した約100〜200
トラック分に亘って、ゲームプログラム情報が形成され
ない商標表示部30が設けられている。
【0054】この商標表示部30には、ピットの集合に
より目視可能に形成された商標TMが付されており、商
標TMは、光ピックアップ21のTOC情報による商標
表示部30の読み取り時にセキュリティチェック用情報
として検出されると共に、透明なプラスチック基板31
を通し、光検出面側から目視により形状を認識すること
ができる。
【0055】なお、図8に示すように、CD−ROM1
7は、ポリカーボネート、アクリル、ポリ塩化ビニール
等の透明プラスチックよりなるプラスチック基板31の
上面33に、ピット35の群によりゲームプログラム情
報が格納され、商標表示部30が形成される。ピットが
形成された上面33は、アルミニウム等の金属層よりな
る反射層36で覆われ、更に保護層37で覆われて、外
表面38が構成されている。通常、保護層37は透明な
材料で形成されており、外表面38上には、例えば図3
に示す示すようなゲームソフトの名称17bや、ゲーム
ソフトに関する意匠17cや、商標20等を表示するこ
とができる。
【0056】例えば、CD−ROM17に格納された情
報は、透明プラスチック基板31の下面34からレーザ
光を入射し、反射層36からの反射光を光ピックアップ
21で検出する。ピットの群で形成された商標30は下
面である光検出面34から目視により形状を認識できる
ように形成される。光ピックアップ21は、入出力イン
ターフェース14bに接続されており、入出力インター
フェース14bは、判断部26を介してゲーム制御部1
1に接続されている。
【0057】この光ピックアップ21は、回転するCD
−ROM17に対しリードイン領域32aからリードア
ウト領域32bへと半径方向に移動し、CD−ROM1
7からプログラム情報及び商標情報を読み取る。CD−
ROM17のプログラム領域32には所定のフォーマッ
トでデジタルコード化された情報が格納され、所定領域
30にはイメージ画像が目視できる状態でピットが形成
される。したがって、所定領域30には異なったフォー
マットの情報が入っているとの命令を予めCD−ROM
制御部29に与えておく必要がある。所定領域30から
の商標情報の読み取りは、プログラム情報の読み取り途
中に行われることとなり、商標情報の読み取り開始時に
は、既にプログラム情報の読み取りが行われてゲームが
開始されている。
【0058】また、光ビックアップ21がリードイン領
域32aからリードアウト領域32bへ移動するにつれ
て、商標情報は順次読み取られ、読み取られたこれらの
情報は、判断部26を経てゲーム制御部11へと送られ
る。判断部26は、光ピックアップ21で読み取られた
商標情報を蓄積し、商標情報の読み取り終了時点で蓄積
された情報と予め判断部26内に入力されている判断基
準となる特定の商標情報とを比較し、同一か否かを判断
して一致信号或は不一致信号を出力する。
【0059】なお、判断部26に予め入力されている基
準となる情報は商標に限らず、ゲームキャラクタ等の意
匠、商号等の法的に保護の対象となる特定の表示を使用
することができる。基準となる特定の表示は、これを表
示する行為について正当権原を有する者以外の者が使用
した場合にその表示行為を禁止し得る表示であることが
望ましく、自己が所有する権利の他にライセンス契約に
より使用許諾を受けたものでもよく、また同一のものを
複数あるいは異なる種類の複数の特定の表示を組み合わ
せ使用してもよい。
【0060】判断部26からの情報はゲーム制御部11
に伝えられ、ゲーム制御部11に一致信号入力の場合、
セキュリティが解除されてプログラム情報が続けてゲー
ム制御部11へと伝達されゲームが続行される。一方、
ゲーム制御部11に不一致信号入力の場合、セキュリテ
ィが解除されずプログラム情報のゲーム制御部11への
以後の伝達が拒絶される。
【0061】なお、不一致信号入力の際、ゲーム制御部
11は、例えば、テレビジョン装置15の画面上に「こ
のディスクは使用することができません。」等の警告表
示を行う警告信号を出力し、或はゲーム機本体10を作
動停止状態にする停止信号を出力する、エラー処理を行
う。次に、本実施形態によるゲーム装置の動作を、図9
に示すフローチャートに基づき説明する。
【0062】先ず、ゲームソフトが記録されているCD
−ROM17等のディスクをCD−ROM装着部18に
挿入した後、蓋体19を閉じて、ディスクをゲーム機本
体10に装着する。なお、ゲーム機本体10は、ゲーム
ソフト以外の音楽用CDやデータ情報用CD等の再生も
可能であることから、音楽用CDやデータ情報用CD等
のディスクも装着される。
【0063】そして、ディスクドライブが起動して装着
されたディスクが回転し、光ピックアップ21による情
報の読み取りが開始される(ステップS1)。ディスク
の起動に伴い、光ピックアップ21が盤面最内周に設け
られたTOC情報を読み、読めなかった場合はこれを繰
り返す(ステップS2)。TOCを読むことにより、装
着されたディスクが音楽用CDか否かを判断する(ステ
ップS3)。音楽用CDの場合、ステップS4に進み音
楽再生を行う。音楽用CD以外の場合ステップS5に進
み、再生に際してセキュリティを必要とするか否か、つ
まり、正規のものか模倣されたものかを判断すべきゲー
ムソフトであるかどうかを判断する。
【0064】セキュリティを必要とする場合、ステップ
S6に進み、光ピックアップ21がプログラム領域32
へと進み、プログラム情報及び特定の商標を表示すべき
所定部30の読み取りが行われる。所定部30から読み
取られた商標情報は、判断部26へと送られて蓄積され
る。商標情報の読み取り時はプログラム情報も同時に読
み取られるので、商標情報の読み取り開始と同時にゲー
ム処理Iが行われゲームが開始される。
【0065】セキュリティを必要としない場合、ステッ
プS7に進みディスクに記録されている情報が汎用のソ
フトであるか否かを判断する。判断部26に送られて蓄
積された商標情報に対応するデータ信号は、商標情報の
読み取り終了時点で、予め判断部26に入力されている
判断基準となる特定の商標情報に対応するデータ信号と
比較され一致するか否かを比較判断される(ステップS
8)。
【0066】ディスク上の所定部30から読み取られた
情報が、予め判断部26内に入力されている特定の商標
情報と一致すると判断された場合、セキュリティが解除
されてプログラム情報がゲーム制御部11へと伝達さ
れ、ゲーム処理Iに続いてゲーム処理IIが行われる(ス
テップS9)。特定の商標情報と一致しないと判断され
た場合、セキュリティが解除されず実行されていたゲー
ム処理Iが停止されて警告表示等のエラー処理を行う
(ステップS10)。
【0067】一方、ステップS7で、ディスクに蓄積さ
れている情報がゲームソフト以外の汎用のソフトである
と判断された場合ステップS11に進み、PLAY処理
が行われる。例えばデータ情報用CDの場合データが画
面表示される。汎用ソフトでない場合、つまり、ディス
クがゲーム機本体10に適応しないソフトの場合、警告
表示等のエラー処理を行う(ステップS12)。
【0068】このように、従来のセキュリティシステム
が、特殊なコード等との一致性を判断する技術的手段に
よるものであったのに対し、本実施形態によるゲーム装
置は、CD−ROMに必然的に付されており、社会的に
独自性が認識されて模倣の排除が効果的になされている
商標等のイメージ画像を対象として、その一致性を判断
することにより、セキュリティの確保をより確実に行う
ことができる。
【0069】なお、音楽用CDやデータ情報用CDであ
っても、セキュリティが必要な場合にはゲームソフト用
のCD−ROMと同様にして本発明を適用することによ
り効果的に模倣品を排除することが可能である。本発明
は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。例え
ば、上記第2の実施形態において、図10(a)に示す
ように、ディスクの内周に沿ってゲームプログラム情報
が書き込まれないゾーン30aを設定し、このゾーン3
0a内に特定の商標をビットの集合で表示する所定領域
30を設けてもよい。また、上記第2の実施形態におい
て、図10(b)に示すように、ディスクの外周部に円
周に沿ってゲームプログラム情報が記録されないゾーン
30bを設定し、このゾーン30b内に特定の商標をビ
ットの集合で表示する領域30を設けてもよい。
【0070】図10(a)及び(b)に示す変形例で
は、ゲームプログラムが記録されているゾーン32とゾ
ーン30aまたは30bは分離して設定している。異な
る情報記録形式のゾーン32とゾーン30a、30bが
分離して配置されているので、情報記憶媒体への情報読
出制御を簡単化することができる。なお、上記変形例に
おいて、ゲーム用ディスクの周縁が汚れた手に触れ、所
定領域30の特定の商標情報が汚れにより読み取り不能
となる場合があり得る。このような不都合に備え、特定
の商標を表示するためのゾーン30b内に互いに離間し
て複数の所定領域を設定し、それぞれに商標情報を表示
するようにしてもよい。読取り時には、いずれかの所定
領域30の商標情報が基準商標情報と一致したときセキ
ュリティを解除するようにすればよい。ある所定領域3
0に汚れが付着して読み取り不能となっても、他の所定
領域30を検出することができるので特定商標の読み取
りの正確度を増すことができる。
【0071】また、図11(a)に示すように、CD−
ROM17の例えばゾーン30b内に所定領域30を、
連続的にあるいは一定の間隔をおいて複数個設定し、そ
れぞれの所定領域30に同一の商標を連続して表示して
もよい。または、異なる2種類の特定の表示を交互に表
示してもよい。さらに、上記複数個の所定領域30は一
周してゾーン30b全体を埋めるように形成してもよ
い。このようにして設定した所定領域30は、所定の
数、所定の間隔等の組合せを種々選択し判断基準を予め
設定して判断部26に予め入力しておくことにより、セ
キュリティの難易度をさらに高め、セキュリティをさら
に確実なものにすることができる。
【0072】また、図11(b)に示すように、特定の
表示を表示するゾーン30bは、CD−ROM17のリ
ードアウト領域32bより外周側に設けてもよい。この
ようにすることにより、特定の表示が表示されるゾーン
30bを、情報が格納されたゾーン30aから明確に分
離して設定することができ、情報を読出す制御や特定の
表示を検出する制御が更に容易になる。ゾーン30bに
は、ピットの集合により、例えば、図11(b)に示す
ように、「TRADE MARK ”SEGA”」と
「PRODUCED BY or UNDER LIC
ENSE FROM SEGA ENTERPRISE
S,LTD.」の画像が形成されている。
【0073】また、CD−ROM17のピットにより特
定の表示を形成する具体的方法について図12及び図1
3に基づき説明する。特定の表示”SEGA”は、図1
3に示すように、ピットの集合によりプラスチック基板
31の光検出面から見えるように形成される。”SEG
A”の文字部分を構成する各ドットは、図12(c)の
破線Cで囲まれた、ピット列Bの集合を用いて形成さ
れ、文字を構成するドットが形成されていない部分は、
図12(c)の破線C外の領域のピット列Aの集合を用
いて形成されている。破線Cで囲まれた領域はひとつの
ドットとして目視可能であり、このひとつのドットは、
例えば、縦70トラック、横12ピット列のピットの集
合により構成される。ピット列Aは、図12(a)に示
すように、表面上ピットの面積が最小となる単位で構成
し、ピット列Bは、図12(b)に示すように、表面上
ピットの面積が最大となる単位で構成する。
【0074】なお、図13は、プラスチック基板31の
商標表示部30におけるSEGAの表示を、光検出面か
ら見たとき文字として読めるように形成したが、光検出
面と反対側の面から見たときに文字として読めるように
形成してもよい。また、特定の商標等のセキュリティチ
ェックに使用する特定の表示としては、商標の他に、ゲ
ームキャラクタなどのデザイン、商号、業界団体で取り
決めた表示マーク等の独自性が認識され模倣の排除が効
果的になされるものであれば良い。すなわち、基準とな
る特定の表示は、これを表示する行為について正当権原
を有する者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁
止し得る表示であることが望ましく、自己が所有する権
利の他にライセンス契約により使用許諾を受けたもので
もよく、また同一のものを複数あるいは異なる種類の複
数の特定の表示を組み合わせ使用してもよい。
【0075】更に、CD−ROM17の所定領域30に
形成される特定の表示は、目視可能な形状、大きさに形
成されておればよく、例えば、CD−ROM外周に沿っ
て扇形状に形成してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上の通り、本発明による電子装置は、
情報が格納された情報記憶媒体が装着される媒体装着部
と、前記媒体装着部に装着された前記情報記憶媒体面に
規定され、前記情報が格納されている情報領域と予め定
められた所定領域とを光学的に検出する光検出手段と、
特定の表示に対応する基準信号が格納された格納手段
と、前記情報記憶媒体面の前記所定領域を前記光検出手
段により検出して得られる検出信号と、前記格納手段に
格納された前記基準信号とを比較し、前記情報記憶媒体
の前記所定領域に前記特定の表示が表示されているか否
かを判定する判定手段とを有しているので、模倣者が正
当な電子装置上で動作する情報記憶媒体を供給しようと
すると、前記基準信号に対応する特定の表示を模造品の
情報記憶媒体表面に違法に表示せざるを得ず、従って、
模倣を一層効果的に排除することができる。
【0077】また、本発明による電子装置は、ゲームプ
ログラムが格納された情報記憶媒体が装着される媒体装
着部と、前記媒体装着部に装着された前記情報記憶媒体
面に規定され、前記ゲームプログラムが格納されている
情報領域と予め定められた所定領域とを光学的に検出す
る光検出手段と、前記情報記憶媒体に格納された前記ゲ
ームプログラムに応じてゲームを制御するゲーム制御部
と、特定の表示に対応する基準信号が格納された格納手
段と、前記情報記憶媒体面の前記所定領域を前記光検出
手段により光学的に検出して得られる検出信号と、前記
格納手段に格納された前記基準信号とを比較し、前記所
定領域に前記特定の表示が表示されているか否かを判定
する判定手段とを有しているので、模倣者が正当なゲー
ム機器上で動作するディスク記憶媒体を供給しようとす
ると、前記基準信号に対応する特定の表示を模造品ディ
スク表面に違法に表示せざるを得ず、従って、ゲーム機
器やゲームソフトの模造品の排除に特に効果を発揮する
ことができる。
【0078】また、本発明による情報記憶媒体は、光学
的に検出可能な態様で情報又はゲームプログラムが格納
された情報領域の他に、電子装置に装着されたとき、光
検出手段によって検出され、前記電子装置内に予め格納
されている基準信号との比較が行われる特定の表示が目
視可能に表示されている所定領域を更に有しているの
で、電子装置に装着して使用するためには、模造品の情
報記憶媒体に特定の表示を目視可能に表示する必要があ
り、正規のゲームプログラム等のソフトウェアの供給者
は、特定の表示に付与された知的財産権等の法律に基づ
く権利を主張して模造品の排除を効果的に行うことが可
能である。
【0079】したがって、本発明は、ゲームプログラム
等の情報が格納された情報記憶媒体及びその情報記憶媒
体に格納された情報を読み出して利用する電子装置のセ
キュリティシステムに適しており、特に、CD−ROM
及びそのCD−ROMに格納されたプログラム情報を光
学的に読み出しゲームを行うゲーム装置のセキュリティ
システムとして有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるゲーム装置を示
すブロック図である。
【図2】図1に示すゲーム機本体を示す斜視図である。
【図3】図1に示すCD−ROMを示す平面図である。
【図4】図1に示す認識センサの説明図である。
【図5】図1に示すゲーム装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第2の実施形態によるゲーム装置を示
すブロック図である。
【図7】図6に示すCD−ROMを示す平面図である。
【図8】図6に示すCD−ROMの要部を示す一部断面
図である。
【図9】図6に示すゲーム装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】図6に示すCD−ROMの変形例を示す平面
図である。
【図11】図6に示すCD−ROMの変形例を示す平面
図である。
【図12】ピットによりCD−ROMに特定の表示を形
成する方法の説明図である。
【図13】ピットによりCD−ROMに特定の表示を形
成する方法の説明図である。
【符号の説明】
10…ゲーム機本体 10a…コントロール部 10b…CD−ROM制御部 11…ゲーム制御部 12…出力インターフェース 13a,13b…入力インターフェース 14a,14b…入出力インターフェース 15…テレビジョン装置 16a,16b…ジョイパッド 17…CD−ROM 17a…センターホール 18…CD−ROM装着部 19…蓋体 21…光ピックアップ 22…認識センサ 23…基部 23a…対向面 24…発光部 25…受光部 26…判断部 27…ゲームカートリッジ 28…カートリッジ装着部 29…CD−ROM制御部 30…所定領域 30b…ゾーン 31…プラスチック基板 32a…リードイン領域 32b…リードアウト領域 32…プログラム領域 33…上面 34…下面 35…ピット 36…反射層 37…保護層 38…外表面

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が格納された情報記憶媒体が装着さ
    れる媒体装着部と、 前記媒体装着部に装着された前記情報記憶媒体面に規定
    され、前記情報が格納されている情報領域と予め定めら
    れた所定領域とを光学的に検出する光検出手段と、 特定の表示に対応する基準信号が格納された格納手段
    と、 前記情報記憶媒体面の前記所定領域を前記光検出手段に
    より検出して得られる検出信号と、前記格納手段に格納
    された前記基準信号とを比較し、前記情報記憶媒体の前
    記所定領域に前記特定の表示が表示されているか否かを
    判定する判定手段とを有することを特徴とする電子装
    置。
  2. 【請求項2】 ゲームプログラムが格納された情報記憶
    媒体が装着される媒体装着部と、 前記媒体装着部に装着された前記情報記憶媒体面に規定
    され、前記ゲームプログラムが格納されている情報領域
    と予め定められた所定領域とを光学的に検出する光検出
    手段と、 前記情報記憶媒体に格納された前記ゲームプログラムに
    応じてゲームを制御するゲーム制御部と、 特定の表示に対応する基準信号が格納された格納手段
    と、 前記情報記憶媒体面の前記所定領域を前記光検出手段に
    より光学的に検出して得られる検出信号と、前記格納手
    段に格納された前記基準信号とを比較し、前記所定領域
    に前記特定の表示が表示されているか否かを判定する判
    定手段とを有することを特徴とする電子装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電子装置におい
    て、 前記判定手段による判定結果に応じて、電子装置の動作
    状態を制御する動作制御手段を更に有することを特徴と
    する電子装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電子装置において、 前記動作制御手段は、前記判定手段が前記情報記憶媒体
    面の前記所定領域に前記特定の表示が表示されていない
    と判定したときに、電子装置の動作を停止することを特
    徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の電子装置において、 前記判定手段が前記情報記憶媒体面の前記所定領域に前
    記特定の表示が表示されていないと判定したときに、前
    記ゲームプログラムの遂行を停止する動作制御手段を更
    に有することを特徴とする電子装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子
    装置において、 前記判定手段が前記情報記憶媒体面の前記所定領域に前
    記特定の表示が表示されていないと判定したときに、所
    定の警告をモニタに表示する警告表示手段を更に有する
    ことを特徴とする電子装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子
    装置において、 前記判定手段が前記情報記憶媒体面の前記所定領域に前
    記特定の表示が表示されていると判定したときに、前記
    特定の表示をモニタに表示する特定表示手段を更に有す
    ることを特徴とする電子装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の電子
    装置において、 前記情報領域を光により検出する前記情報記憶媒体の光
    検出面と反対側の面に前記所定領域が配置され、 前記光検出手段は、前記情報記憶媒体の前記光検出面か
    ら前記情報領域を検出する情報検出手段と、前記情報記
    憶媒体の前記光検出面と反対側の面から前記所定領域を
    検出する表示検出手段とを有することを特徴とする電子
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれかに記載の電子
    装置において、 前記情報領域を光により検出する前記情報記憶媒体の光
    検出面から検出するように前記所定領域が配置され、 前記光検出手段は、前記情報記憶媒体の前記光検出面か
    ら前記情報領域と前記所定領域とを検出することを特徴
    とする電子装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の電
    子装置において、 前記情報記憶媒体は、CD−ROMであることを特徴と
    する電子装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    電子装置において、 前記特定の表示は、これを前記情報記憶媒体に表示する
    行為について正当権原を有する者以外の者が使用した場
    合にその表示行為を禁止し得る表示であることを特徴と
    する電子装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の電子装置において、 前記特定の表示は、登録商標であることを特徴とする電
    子装置。
  13. 【請求項13】 光学的に検出可能な態様で情報が格納
    された情報領域を有する情報記憶媒体において、 電子装置に装着されたとき、光検出手段によって検出さ
    れ、前記電子装置内に予め格納されている基準信号との
    比較が行われる特定の表示が目視可能に表示されている
    所定領域を更に有することを特徴とする情報記憶媒体。
  14. 【請求項14】 光学的に検出可能な態様でゲームプロ
    グラムが格納された情報領域を有する情報記憶媒体にお
    いて、 電子装置に装着されたとき、光検出手段によって検出さ
    れ、前記電子装置内に予め格納されている基準信号との
    比較が行われる特定の表示が目視可能に表示されている
    所定領域を更に有することを特徴とする情報記憶媒体。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載の情報記憶媒
    体において、 前記情報領域を光により検出する前記情報記憶媒体の光
    検出面と反対側の面に前記所定領域が配置されているこ
    とを特徴とする情報記憶媒体。
  16. 【請求項16】 請求項13又は14記載の情報記憶媒
    体において、 前記情報領域を光により検出する前記情報記憶媒体の光
    検出面から検出するように前記所定領域が配置されてい
    ることを特徴とする情報記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の情報記憶媒体におい
    て、 前記情報記憶媒体は、円盤形状をしており、 前記所定領域は、前記情報領域の内周側に配置されてい
    ることを特徴とする情報記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の情報記憶媒体におい
    て、 前記情報記憶媒体は、円盤形状をしており、 前記所定領域は、前記情報領域の外周側に配置されてい
    ることを特徴とする情報記憶媒体。
  19. 【請求項19】 請求項13乃至18のいずれかに記載
    の情報記憶媒体において、 前記特定の表示は、これを前記情報記憶媒体に表示する
    行為について正当権原を有する者以外の者が使用した場
    合にその表示行為を禁止し得る表示であることを特徴と
    する情報記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の情報記憶媒体におい
    て、 前記特定の表示は、登録商標であることを特徴とする情
    報記憶媒体。
  21. 【請求項21】 請求項13乃至20のいずれかに記載
    の情報記憶媒体において、 前記情報記憶媒体は、CD−ROMであることを特徴と
    する情報記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8375438B1 (en) 1999-10-25 2013-02-12 Siemens Aktiengesellschaft System and method for preventing unauthorized access to modules, especially in automation systems

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