JP4598276B2 - ラセミ化方法 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、一般式(VII)(式中、Xは、ハロゲン原子を表す)のラセミ中間体の新規な製造方法に関する。メチル(2−ハロゲノフェニル)(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)アセタート及びそれらの塩が、治療で、まず第一に、それらの血小板凝集阻害及び抗血栓症効果のために有利に使用できることが知られている。
【0002】
一般式(VI)(式中、Xは、クロロ原子を意味する)で表される、これらの化合物の特に好ましい代表的化合物は、国際一般名(INN)クロピドグレル(clopidogrel)で示される、右旋性メチル(+)−[(S)−(2−クロロフェニル)−(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)アセタート硫酸水素塩]である(ヨーロッパ特許出願公開第099802号)。
【0003】
PCT出願第PCT/HU98/00046号、同第PCT/HU98/00047号及び同第PCT/HU98/00048号(この文献による内容は、本特許出願中に組み込まれる)には、一般式(VI)の化合物の新規な合成が記載されている。この合成の過程で、一般式(VII)の化合物の右旋性異性体が、合成の間に更に変換されるとき、一般式(VII)の化合物の左旋性異性体が廃棄物を形成し、顕著な損失を起こす。
【0004】
本発明者らの目的は、合成で更に使用されず、異なった光学純度のものである一般式(VII)の光学活性化合物のラセミ化を解決し、そうして合成工程への使用されなかった異性体の再循環を確実にすることである。
【0005】
本発明者らは、一般式(VII)の個々の光学活性化合物又はそれらの酸付加塩を、それらを塩基性無機又は有機化合物により処理する効果で、一般式(VII)のラセミ化合物に変換することができることを見出した。種々の比の一般式(VII)の化合物の左旋性異性体及び右旋性異性体からなる混合物のラセミ化も、この方法で解決することができる。当該方法の過程で、無機塩基に関してアルカリ金属水酸化物、有機塩基に関してアルカリ金属アルコラートを好ましく使用することができる。このようなものは、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及びナトリウムエチラート又はメチラート、カリウムエチラート又はメチラートである。この方法は、水混和性又は水非混和性有機溶媒並びに有機溶媒と水との混合物中で実施することができる。好ましい溶媒は、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ベンゼン及びトルエンである。
【0006】
この反応は、通常、+20℃〜+100℃、好ましくは+40℃〜+60℃の温度で実施される。
【0007】
出発物質に関して、一般式(VII)の左旋性又は右旋性化合物の任意の酸付加塩を使用することができ、好ましい塩は酒石酸塩及び塩酸塩である。
【0008】
塩基の量は、好ましくは、酸付加塩から出発するとき、塩基の一部が一般式(VII)の化合物の単離のために使用されることを考慮に入れて、ラセミ化させる光学活性化合物の量について計算して、5〜500モル%である。
【0009】
更に、本発明の詳細を、本発明の特許請求の範囲を実施例の内容に限定することなく、下記の実施例によって示す。
【0010】
実施例
実施例は、ラセミ化させる一般式(VII)の光学活性左旋性化合物の製造、更に一般式(VII)の光学活性右旋性化合物の製造及び一般式(VI)の化合物の合成に於けるこれらの使用を示す。
【0011】
実施例1
[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトニトリル
104g(1モル)の重亜硫酸ナトリウムを、900mLの水及び250mLのエタノールの混合物中に溶解させ、この溶液に、140.6g(1モル)のo−クロロベンズアルデヒドを添加する。数分後に、アルデヒド重亜硫酸塩付加物が白色結晶の形で沈殿し、その間に温度は40℃に上昇する。1時間攪拌した後、この反応混合物に127.2g(1モル)の2−(2−チエニル)エチルアミンを添加し、次いで、これを50℃で2時間攪拌した。この時間の間に、結晶性アルデヒド重亜硫酸塩が、油状物質に変換する。この混合物を室温にまで冷却し、100mLの水中の49g(1モル)のシアン化ナトリウムの溶液を、これに添加する。添加の間に、反応混合物の温度は40℃にまで上昇する。次いで、この混合物を60℃で、反応が完結するまで(1時間)攪拌する。次いで、油状有機相を、400mLの1,2−ジクロロエタンで抽出し、2×200mLの水で、シアン化物が無くなるまで洗浄し、100mLの3%塩酸溶液で処理することによって、微量の2−(2−チエニル)エチルアミンを除去する。ジクロロエタン相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空中で蒸発させた。残留する速やかに結晶化する油が生成物である。重量:260g(94%)、mp:40〜41℃。この生成物を、元素分析、IRスペクトル及びH−NMR検査により同定した。
【0012】
実施例2
[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトニトリル
9.8g(0.2モル)のシアン化ナトリウムを、70mLの水中に溶解させ、この溶液に、最初に32.8g(0.2モル)の2−(2−チエニル)エチルアミン塩酸塩を添加し、次いで数分間内に、30mLのエタノール中の28.2g(0.2モル)のo−クロロベンズアルデヒドの溶液を添加する。この添加の間に、混合物の温度は45℃に上昇する。次いで、この反応混合物を、60℃で2時間攪拌し、次いで室温にまで冷却し、50mLの水で希釈する。得られる油状生成物を、100mLの1,2−ジクロロエタンで抽出し、有機相を2×50mLの水で、シアン化物が無くなるまで洗浄し、20mLの3%塩酸溶液で処理することによって、微量の2−(2−チエニル)エチルアミンを除去する。残留する速やかに結晶化する油が生成物である。重量:52g(94%)、mp:40〜41℃。この生成物は、実施例1に記載されたように同定された。生成物の品質は、実施例1に従って製造した生成物と同一である。
【0013】
実施例3
[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトニトリル塩酸塩
実施例1又は2に従って製造した276.7g(1モル)の[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトニトリルを、600mLのエタノール中に溶解させ、この溶液に、600mLの10%塩酸水溶液を添加する。数分間内に、白色結晶が沈殿し、これらを捕集し、60mLの10%塩酸とエタノールとの1:1混合物で、次いでアセトンで洗浄し、そしてこれらを乾燥させる。重量:305g(97.4%)、mp:153〜154℃。この生成物を、元素分析、IRスペクトル及びH−NMR検査により同定した。
【0014】
実施例4
[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトニトリル臭化水素酸塩
実施例1又は2に従って製造した13.8gの[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトニトリルを、30mLのエタノール中に溶解させ、この溶液に、40mLの20%臭化水素水溶液を添加する。数分間内に沈殿する生成物を捕集し、酢酸エチルで洗浄し、次いでこれらを乾燥させる。重量:14g(78.2%)、mp:144〜145℃。この生成物を、元素分析、IRスペクトル及びH−NMR検査により同定した。
【0015】
実施例5
[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミド塩酸塩
1200mLの酢酸メチル中に、204g(5.6モル)の塩化水素ガスを15〜25℃で導入し、この溶液に、221.4g(0.8モル)の実施例1に記載したようにして製造した、[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトニトリル及び48mL(1.2モル)のメタノールを添加する。この混合物を20〜25℃で6時間攪拌する。反応の過程で、最初に、出発「ニトリル」の塩酸塩が、次いで徐々に得られる「酸アミド」の塩酸塩が白色結晶の形で沈殿する。この結晶を濾過によって捕集し、酢酸メチルで洗浄し、乾燥させる。重量:249g(94%)、mp:231〜232℃。
この生成物を、元素分析、IRスペクトル及びH−NMR検査により同定した。
【0016】
実施例6
[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミド塩酸塩
700mLの酢酸エチル中に0〜10℃で、109.8g(3モル)の塩化水素ガスを導入し、この溶液に、83g(0.3モル)の実施例1又は2に従って製造した、[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトニトリル及び15mL(0.37モル)のメタノールを添加し、この混合物を20分間で45〜50℃にゆっくり加熱する。次いで、この反応混合物を45〜50℃で4時間攪拌し、結晶性生成物を室温で濾別し、酢酸エチルで洗浄し、乾燥させる。重量:90.4g(91%)、mp:231〜232℃。生成物の品質は、実施例5の生成物のものと同一である。
【0017】
実施例7
[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミド
24.8g(0.075モル)の実施例5又は6に従って製造した[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミド塩酸塩を、170mLの水と混合し、次いで穏和な冷却下で30mLの10%水酸化ナトリウム溶液及び170mLの1,2−ジクロロエタンを添加する。相を分離し、水相を2×20mLの1,2−ジクロロエタンで抽出し、一緒にした有機層を真空中で蒸発させる。残渣:22g、速やかに結晶化する油。この粗製生成物を80mLの酢酸イソプロピルから再結晶して、19.5gの式(VII)の結晶性塩基を得る。収率:88.2%、mp:90〜92℃。
この生成物を、元素分析、IRスペクトル及びH−NMR検査により同定した。
【0018】
実施例8
右旋性[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミド
38g(0.129モル)のラセミ[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドを、380mLの2%の水を含有するイソプロパノール中に50℃で溶解し、この溶液に、230mLの2%の水を含有するイソプロパノール中の10.6g(0.071モル)のL(+)−酒石酸の50℃溶液を添加する。この混合物を50℃で30分間攪拌する。濃厚な白色沈殿が形成される。この混合物に、3.4mL(0.09モル)のギ酸を添加し、攪拌を50℃で1時間続ける。次いで、反応混合物を室温にまで冷却し、更に1時間攪拌し、固体相を濾別する。沈殿した物質は、光学的に僅かに汚染された形の、出発物質の左旋性エナンチオマーとL(+)−酒石酸との間に形成された塩である。重量:30g。エタノールから結晶化させた後、Mp:167〜169℃。この塩のラセミ化を、実施例II/4、5、6、7及び9に記載する。母液を真空中で蒸発させる。残渣(約29g)を、200mLの水及び200mLの1,2−ジクロロエタン中に入れ、攪拌下に、16g(0.19モル)の炭酸水素ナトリウムで中和する。相を分離し、水相を2×30mLの1,2−ジクロロエタンで洗浄し、一緒にした有機層を50mLの水で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空中で蒸発させる。重量:18g。粗製生成物を70mLのエタノールから再結晶させ、少量のエタノールで洗浄し、乾燥させる。重量:12.6g。Mp:122〜124℃、[α]22 =+69°(c=1、メタノール)、収率:出発物質の右旋性エナンチオマー含有量基準で計算して、66.3%。光学純度:99〜100%、(HPLCにより決定された)98%よりも通常高い。
この生成物を、元素分析、IRスペクトル及びH−NMR検査により同定した。
濾液を濃縮することによって、4gのラセミ出発物質を回収することができた。
【0019】
実施例9
右旋性[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミド
3.8g(0.0129モル)のラセミ[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドを、38mLのイソプロパノール中に50℃で溶解し、この溶液に、23mLのイソプロパノール中の1.06g(0.0071モル)のD(−)−酒石酸の50℃溶液を添加する。この混合物を50℃で30分間攪拌する。濃厚な白色沈殿が形成される。この混合物に、0.22mLのギ酸を添加し、攪拌を50℃で30分間続ける。出発物質の右旋性エナンチオマーとD(−)−酒石酸との間に形成された塩である沈殿した物質を、50℃で濾別する。重量:2.5g。Mp:167〜169℃(エタノールから結晶化させた)。
母液中に残留する左旋性異性体のラセミ化を、実施例II/1、2及び3に記載する。
このようにして得られた2.5gの粗製生成物を、10mLの水及び10mLの1,2−ジクロロエタンの混合物中に入れ、攪拌下に、0.4gの炭酸水素ナトリウムで中和する。相を分離し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させる。残渣を5mLのイソプロパノールから再結晶させる。
重量:1.2g。Mp:122〜124℃、[α]22 =+67°。収率:出発物質の右旋性エナンチオマー含有量基準で計算して、63.3%。生成物の品質は、前の実施例で得られた生成物のものと同一である。
【0020】
実施例10
右旋性メチル[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセタート塩酸塩
40mLのメタノール中に、冷却下で、11.5mL(0.215モル)の100%硫酸を溶解させ、この溶液を還流条件下で30分間加熱し、次いで室温にまで冷却した後、12.4g(0.042モル)の右旋性[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドを添加し、この混合物を還流下で6〜7時間、反応の終わりまで加熱する。メタノールを真空中で留去し、残渣に、75mLの1,2−ジクロロエタン及び75mLの水を添加し、この混合物を十分に振盪させ、相を分離する。水相を、2×20mLの1,2−ジクロロエタンで抽出し、一緒にした有機相を50mLの5%水酸化ナトリウム溶液で、次いで50mLの水で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させる。乾燥させた物質を濾別し、1.5g(0.041モル)の乾燥塩化水素ガスを冷却下で溶液の中に導入する。沈殿した結晶性生成物を濾別し、1,2−ジクロロエタンで洗浄し、乾燥させる。重量:12.1g。mp:185〜186℃(分解)、[α]22 =+107°。収率:83%、光学純度:全体で99〜100%。
【0021】
この生成物を、元素分析、IRスペクトル及びH−NMR検査により同定した。
【0022】
実施例11
(+)−(S)−(2−クロロフェニル)(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)酢酸メチルエステル塩酸塩
6g(0.017モル)の右旋性メチル[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセタート塩酸塩を、6.7mLの38%ホルマリン水溶液中に懸濁させ、攪拌下に60℃に加熱する。出発物質は60℃で溶解し、得られた溶液を、この温度で30分間、反応の完結まで加熱する。次いで、この反応混合物を、100mLの1,2−ジクロロエタン及び150mLの水で希釈し、十分に振盪した後、相を分離する。水相を、2×30mLの1,2−ジクロロエタンで抽出し、一緒にした有機相を100mLの水で抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で蒸発させる。残留する6gの物質を、30mLのジエチルエーテル中に溶解させ、0.6gの乾燥塩化水素ガスをこの溶液の中に冷却下で室温で導入する。沈殿した結晶性物質を濾別し、エーテルで洗浄し、乾燥させる。重量:5.5g。Mp:130〜132℃、[α]22 =+60°。収率:90.1%、光学純度:99%(HPLC検査による)。
【0023】
実施例12
a)(+)−(2−クロロフェニル)−(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)酢酸メチルエステル(−)−ショウノウスルホン酸塩
32g(0.0994モル)の(2−クロロフェニル)(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)酢酸メチルエステルを、150mLのアセトン中に溶解させ、この溶液に、9.95g(0.0397モル)の左旋性10−ショウノウスルホン酸一水和物を添加する。この均質な反応混合物を、室温で放置する。48時間後に、僅かな結晶が現れる。この混合物を蒸発によって50mLまで濃縮し、室温で24時間放置する。得られた結晶を濾別し、アセトンで洗浄し、乾燥させる。このようにして得られた結晶を、再び、非常に少量(50mL)の熱アセトン中に溶解させ、冷却した後、結晶を濾別し、アセトンで洗浄し、乾燥させる。こうして、標題化合物を得る。収率:88%。Mp:165℃、[α]20 =+24°(c=1.68g/100mL;メタノール)。
b)(+)−(2−クロロフェニル)−(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)酢酸メチルエステル
200gの(+)−(2−クロロフェニル)(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)酢酸メチルエステル(−)−ショウノウスルホン酸塩及び800mLのジクロロメタンから作られた懸濁液に、800mLの炭酸水素ナトリウム溶液を添加する。攪拌した後、有機相をデカンテーションにより分離する。(+)−(2−クロロフェニル)(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)酢酸メチルエステルが、800mLのジクロロメタン中の溶液として得られる。この溶液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を真空中で除去する。
【0024】
(+)−(2−クロロフェニル)(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)酢酸メチルエステルが、無色の油の形態で得られる。
c)(+)−(2−クロロフェニル)(6,7−ジヒドロ−4H−チエノ[3,2−c]ピリジン−5−イル)酢酸メチルエステル硫酸水素塩
前の実施例で得られた残渣を、500mLの氷冷したアセトン中に溶解させ、この溶液に、20.7mLの濃硫酸(93.64%;密度1.83)を滴下により添加する。得られた沈殿を濾過により分離し、1000mLのアセトンで洗浄し、真空オーブン内で50℃で乾燥させる。そうして、139gの標題塩を白色結晶の形で得る。Mp:184℃、[α]20 =+55.1°(c=1.891g/100mL;メタノール)。
【0025】
実施例8及び9で得られた一般式(VII)の光学活性左旋性化合物から出発する、一般式(VII)のラセミ化合物の製造についての実施例
実施例1
29.5g(0.1モル)のR−(−)−[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドを、60℃で120mLのi−プロパノール中に溶解させ、この溶液に、0.8g(0.02モル)の水酸化ナトリウムを添加する。この混合物を、60℃で20分間攪拌し、次いでこれを1.2mLの酢酸で中和し、真空中でその体積の半分まで濃縮する。このようにして得られた溶液を、200mLの水で希釈し、得られた結晶性生成物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させる。
生成物:ラセミ[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミド、重量:28.6g(97%)、mp:90〜92℃。
【0026】
IR(KBr)、cm−1:3258,2862,1685,1474,1445,1430,1403,1387,1301,1273,1247,1113,1083,1049,1034,938,814,752,699,602。
【0027】
実施例2
29.5g(0.1モル)のR−(−)−[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドを、60℃で120mLのエタノール中に溶解させ、この溶液に、0.56g(0.01モル)の水酸化カリウムを添加する。この混合物を、60℃で30分間攪拌し、次いでこれを0.6mLの酢酸で中和し、真空中でその体積の半分まで濃縮する。このようにして得られた溶液を、200mLの水で希釈し、得られた結晶性生成物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させる。
生成物:28.6g(97%)、mp:90〜92℃。
この生成物は、上記の実施例1のものと同一である。
【0028】
実施例3
29.5g(0.1モル)のR−(−)−[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドを、60℃で120mLのエタノール中に溶解させ、この溶液に、2.1g(0.03モル)のナトリウムエチラートを添加する。この混合物を、60℃で30分間攪拌し、次いでこれを40〜50℃で1.8mLの酢酸で中和し、真空中でその体積の半分まで濃縮する。このようにして得られた溶液を、200mLの水で希釈し、沈殿した結晶性生成物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させる。
生成物:28g(95%)、mp:90〜92℃。
この生成物は、上記の実施例1のものと同一である。
【0029】
実施例4
44.5g(0.1モル)のR−(−)−[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドL(+)−酒石酸塩を、250mLのi−プロパノール中に溶解させる。この溶液に、10g(0.25モル)の水酸化ナトリウムを添加し、これを60℃で30分間攪拌し、次いでこれを40〜50℃で3mLの酢酸で中和する。溶媒の大部分を真空中で留去し、残渣を300mLの水で希釈し、沈殿した結晶性生成物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させる。生成物:28.6g(97%)、mp:90〜92℃。
この生成物は、上記の実施例1のものと同一である。
【0030】
実施例5
実施例4に記載した手順に従ったが、反応及び酢酸による中和の終わりに、得られたL(+)−酒石酸二ナトリウム塩及び酢酸ナトリウムを、60℃で濾過により除去する。次いで、濾液を真空中で蒸発させて、実施例4に記載したものと同じ量及び品質の生成物を得る。
【0031】
実施例6
44.5g(0.1モル)のR−(−)−[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドL(+)−酒石酸塩を、120mLのエタノール中に懸濁させ、これに、120mLの水中の20g(0.5モル)の水酸化ナトリウムを添加する。この混合物を50℃で1時間攪拌し、次いで10%塩酸水溶液を添加することによって、pHを6.5に調節し、そして室温にまで冷却する。得られた結晶性生成物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させる。
生成物:26.5g(90%)。
この生成物は、上記の実施例1のものと同一である。
【0032】
実施例7
44.5g(0.1モル)のR−(−)−[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドL(+)−酒石酸塩を、600mLのベンゼン中に懸濁させ、これに、28g(0.5モル)の水酸化カリウム、72mLの水及び3gのテトラブチルアンモニウムブロミドを添加する。得られた二相混合物を還流下で1時間加熱し、次いで、これを室温にまで冷却した後、これを500mLの水で希釈する。相を分離し、水層を2×100mLのベンゼンで抽出する。一緒にした有機相を、2×150mLの水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、フーラー土で処理し、濾過し、そして真空中で蒸発させる。残渣を100mLのエタノール中に懸濁させ、400mLの水で希釈し、結晶性生成物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させる。
生成物:28.6g(97%)、mp:90〜92℃。
【0033】
実施例8
33.1g(0.1モル)のS−(+)−[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミド塩酸塩を、120mLのエタノール中に懸濁させ、この混合物に、6.2g(0.11モル)の水酸化カリウムを添加し、これを60℃で30分間攪拌し、次いでこれを40〜50℃で0.6gの酢酸で中和し、真空中でその量の半分まで濃縮する。このようにして得られた溶液を、200mLの水で希釈し、得られた結晶性生成物を濾別し、水で洗浄し、乾燥させる。
生成物:28.6g(97%)。
同定:実施例1に記載した通り。
【0034】
実施例9
44.5g(0.1モル)のR−(−)−[2−(2−チエニル)エチルアミノ](2−クロロフェニル)アセトアミドL(+)−酒石酸塩を、220mLのトルエン中に懸濁させ、これに、22.4g(0.4モル)の水酸化カリウム、60mLの水及び1gのテトラブチルアンモニウムブロミドを添加する。得られた二相混合物を70℃で30分間攪拌し、室温にまで冷却し、そして相を分離する。水層を60mLのトルエンで抽出し、一緒にした有機相を、2×50mLの水で洗浄し、そして真空中で蒸発させる。残渣を40mLのi−プロパノールから再結晶させる。生成物を0℃で濾別し、40mLのi−プロパノールで洗浄し、40〜60℃で乾燥させる。
生成物:28.6g(97%)、mp:90〜92℃。
【0035】
図1は、一般式(VII)を示し、図2は、一般式(VI)の化合物の合成を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般式(VII)を示す。
【図2】 一般式(VI)の化合物の合成を示す。

Claims (12)

  1. 一般式(VII)
    Figure 0004598276
    (式中、Xは、ハロゲン原子を意味する)の光学活性化合物又はその酸付加塩を、有機又は無機塩基と反応させることを特徴とする、一般式(VII)(式中、Xは、ハロゲン原子を意味する)の光学活性化合物のラセミ化方法。
  2. 無機塩基として、アルカリ金属水酸化物を使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 有機塩基として、アルカリ金属アルコラートを使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. ラセミ化を有機溶媒中で実施することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. ラセミ化を有機溶媒と水の混合物中で実施することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 一般式(VII)の左旋性化合物の酸付加塩を、有機又は無機塩基と反応させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 一般式(VII)の右旋性化合物の酸付加塩を、有機又は無機塩基と反応させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 当該方法を+20℃〜+100℃の温度で実施することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 有機溶媒として、アルコール類又は芳香族炭水化物を使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 有機又は無機塩基を、一般式(VII)の左旋性化合物について計算して5〜500モル%の量で使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 有機又は無機塩基を、一般式(VII)の右旋性化合物について計算して5〜500モル%の量で使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. ラセミ化を一般式(VII)の左旋性化合物及び一般式(VII)の右旋性化合物の混合物から開始することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
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