JP3628661B2 - 無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法 - Google Patents

無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有効利用が進んでいない鋳物砂ダスト、砕石スラッジ、建設汚泥、上水汚泥、石炭灰等のシリカ(SiO)を多く含む粉末状あるいは泥状廃棄物を原料とし、石灰源材料と水の添加を行って、中速混練で製造したファニキュラーI、II状態〜キャピラリー状態の混練物を、必要に応じて振動成形後、水熱処理を行い、さらに必要に応じて破砕処理、分級処理を行うことにより、園芸材、土壌改良材、土木資材などとして利用できる多孔質粒状体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平6−93260号公報には、無機系廃棄物(廃鋳物砂)に高炉スラグ、カリウム化合物等を添加し、造粒後、850〜1300℃で焼成を行うことにより、肥料効果を有する土壌改良材を製造する技術が記載されている。この技術では、焼成処理が高温のため、エネルギーを多く使用し、環境負荷が大きい。また、粒状体品質として、溶出液pHは中性付近であるが、吸水率、陽イオン交換能力は小さい。さらに、粒状体の色は無機系廃棄物の組成等により、灰色、茶色、黒色などまちまちである。
【0003】
また、特開2001−121196号公報、特開2001−122647号公報には、無機系廃棄物(泥土スラッジ)にカルシウム化合物を添加し、400〜800rpm(フルード数として2.5以上)の高速攪拌にて造粒後、130〜300℃で水熱処理を行うことにより、コンクリート細骨材、路盤材、園芸資材などに利用できる骨材を製造する方法が記載されている。この方法は、高速による攪拌造粒であり、少ない水量で緻密な略球状体を製造するものである。したがって、水熱反応の進行が不十分となり、吸水率が25%以下と小さく、かつ骨材の強度も低く、未反応CaOの残存により溶出液が高pHとなる。さらに、粒状体の色は無機系廃棄物の組成等により、灰色、茶色、黒色などまちまちである。
【0004】
また、特開昭55−124599号公報には、無機系廃棄物(汚泥)にカルシウム成分を添加し、成形(加圧、転動、押し出し等)後、1〜20kg/cm(100〜211℃)で水熱処理を行うことにより、埋め立て用などに利用できる骨材を製造する方法が記載されている。この技術では、成形が加圧、転動、高圧押し出しなどにて、円柱物、球状物を得る方法であるので、混練物状態はファニキュラーI状態と考えられ、しかも、圧力をかけない振動成形とは異なる方式による成形である。したがって、骨材特性として、粒度が大きく、粒度幅が小さく、さらに、吸水率が小さく、かつ骨材の強度も低く、未反応CaOの残存により溶出液が高pHとなる。さらに、骨材の色は、無機系廃棄物の組成等により、灰色、茶色、黒色などまちまちである。
以上より、従来の技術では、環境負荷の小さい技術により、用途に応じた色の多孔質な粒状体を製造することが困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、無機系廃棄物を原料として安全で利用価値の高い多孔質粒状体を製造する技術では、処理温度があまり高温とならず、少ないエネルギー量で粒状体を製造できる環境負荷の小さい技術の開発が望まれている。
また、上述の従来技術で製造された粒状体では、園芸材として用いる場合に必要な特性である、吸水率、陽イオン交換容量、溶出液pHに問題があり、園芸材としての品質を満足する粒状体、すなわち、高い吸水率、高い陽イオン交換容量を有し、溶出液pHが低い粒状体を製造できる技術の開発が望まれている。
【0006】
また、上述の従来技術で製造された粒状体では、土木材として用いる場合に必要な特性である、粒度分布、締め固め特性、強度に問題があり、土木材としての品質を満足する粒状体、すなわち、幅広い粒度分布、優れた締め固め特性、高強度を有する粒状体を製造できる技術の開発が望まれている。
また、上述したように、従来技術では粒状体の色が廃棄物組成等によりまちまちであったが、廃棄物の組成や色に左右されずに、用途に応じた色を有する多孔質粒状体を製造する技術の開発が望まれている。さらに、安全性において、溶出液が土壌環境基準を満足することが必要である。
【0007】
本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、本発明の目的は、鋳物砂ダスト、砕石スラッジ、建設汚泥、上水汚泥、石炭灰等の無機系廃棄物に対し、石灰源材料と水の添加を行い、フルード数0.1〜2.0、好ましくは0.5〜1.5の中速混練で製造したファニキュラーI、II状態〜キャピラリー状態の混練物を、必要に応じて振動成形後、水熱処理を行い、さらに必要に応じて破砕処理、分級処理を行うことにより、園芸材、土壌改良材、土木資材などとして利用できる吸水率30%以上の多孔質粒状体を製造する方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法は、無機系廃棄物100重量部に、石灰源材料2.5〜25重量部及び必要に応じて水0.01〜30重量部を加えて混練機に投入し、フルード数が0.1〜2.0、好ましくは0.5〜1.5となるように中速で混練を行って含水率20%以上のファニキュラーI状態の略球状に造粒された混練物とし、該混練物を3〜10mmで分級して、3〜10mm以上のものは破砕処理した後、前記混練機又は投入原料に戻し、3〜10mm以下のものを常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行った後、130〜220℃で1〜24時間水熱処理を行うように構成されている(図1参照)。上記の方法においては、水熱処理で得られた粒状体を0.1〜1mmで分級し、0.1〜1mm以下のものを混練機又は投入原料に戻してもよい(図2参照)。
【0009】
また、本発明の方法は、無機系廃棄物100重量部に、石灰源材料2.5〜25重量部及び必要に応じて水0.01〜60重量部を加えて混練機に投入し、フルード数が0.1〜2.0、好ましくは0.5〜1.5となるように中速で混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態乃至キャピラリー状態の混練物とし、該混練物を常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行い、ついで、130〜220℃で1〜24時間水熱処理を行った後、破砕処理を行うことを特徴としている(図3参照)。
【0010】
また、本発明の方法は、原料である無機系廃棄物100重量部に、石灰源材料2.5〜25重量部及び必要に応じて水0.01〜60重量部を加えて混練機に投入し、フルード数が0.1〜2.0、好ましくは0.5〜1.5となるように中速で混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態乃至キャピラリー状態の混練物とし、該混練物を振動成形した後、常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行い、ついで、130〜220℃で1〜24時間水熱処理を行った後、破砕処理を行うことを特徴としている(図4参照)。
【0011】
これらの場合、前処理として、無機系廃棄物100重量部に、硝酸塩などの酸化剤0.5〜20重量部及び必要に応じて水0.01〜60重量部を加えて混練し、得られた混練物を常温〜220℃で0.2〜15時間加熱処理又は水熱処理した後、得られた処理物に石灰源材料及び必要に応じて水を加えて上記のいずれかの処理を行うことができる(図5参照)。
また、無機系廃棄物100重量部に、石灰源材料2.5〜25重量部、硝酸塩などの酸化剤0.5〜20重量部、及び必要に応じて水0.01〜60重量部を加えて混練機に投入し、フルード数が0.1〜2.0、好ましくは0.5〜1.5となるように中速で混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態乃至キャピラリー状態の混練物とし、該混練物に対して上記の養生、水熱処理、破砕処理、又は振動成形、養生、水熱処理、破砕処理を行うこともできる(図6参照)。
【0012】
また、これらの方法においては、まず無機系廃棄物を破砕した後に、上記のいずれかの処理を行ってもよい(図7参照)。
また、これらの方法においては、まず無機系廃棄物を0.05〜0.3mmで分級を行って粗粒子の除去を行い、微粒子は上記のいずれかの処理を行い、粗粒子は水熱処理後の処理物と混合するようにしてもよい(図8参照)。
また、これらの方法においては、水熱処理し破砕した後の粒状体を0.05〜0.3mmで分級して微粒子の除去を行い、微粒子を投入原料又は混練機に戻すようにしてもよい(図9参照)。
【0013】
本発明は、以上のような多孔質粒状体の製造方法であり、具体的には、次のような手段を講じることにより、環境負荷の小さい技術で、優れた特性を有する粒状体を製造することができる。
(1)環境負荷の小さい技術
処理温度が高いほどエネルギーが多く必要であり、環境負荷を低減させるには、処理温度の低下が有効である。そこで、130〜220℃の温度で水熱処理を行う。130℃未満では反応速度が遅く、未反応の石灰が残存し、低強度であるとともに、粒状体溶出液pHが高くなる。220℃を超えると圧力が高くなり、装置コストが高くなる。
【0014】
(2)高強度
無機系廃棄物のSiO含有量、水分量等により、石灰源材料の添加量を2.5〜25重量部の範囲で調整し、ファニキュラーI、II状態〜キャピラリー状態となるように水を徐々に加え、中速混練を行うことにより、石灰源材料、水が均一に分散され、水熱処理にて、高強度を有する多孔質粒状体が得られる。石灰源材料の添加量が2.5重量部よりも少ないと高強度を発現せず、25重量部よりも多いとコスト高になるとともに、未反応石灰が多く残存し、粒状体の品質が悪くなる。また、混練物を常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行うことにより、水和反応が進行し、表面水がなくなるので、その後の水熱処理で粒子同士がくっつかず、かつ高強度を発現する。95℃を超える温度、36時間より長時間での処理はコスト高となり、0.2時間未満の処理では養生が不十分で、強度が低下する。
【0015】
(3)園芸材としての特性
a)高い吸水率
無機系廃棄物における塑性限界は20〜70%と幅広い。塑性限界が約30%以上の無機系廃棄物においては、中速混練を行うことにより、吸水率30%以上の粒状体を容易に製造できる。塑性限界が約30%未満の無機系廃棄物は、0.05〜0.3mmで分級を行い、粗粒子を除去するか、あるいは破砕処理を行い、0.1mm以上の粒子を少なくすることにより、あるいは微粒子の多孔質粒状体を原料に添加することにより、無機系廃棄物の塑性限界を30%程度とすることができる。
水熱処理を速やかに、均一に進行させ、多孔質な粒状体とするためには、中速混練にて、混練物をファニキュラーI、II状態〜キャピラリー状態とすることが重要である。ここで中速混練とは、フルード数が0.1〜2.0、好ましくは0.5〜1.5となる条件で混練することである。なお、フルード数は、NR/g(N:回転数、R:攪拌翼径、g:重力加速度)で表される無次元数であり、本発明では混練速度に対応している。低速混練では混練物の均一化に長時間を要し、高速混練では水量が少なくなり、緻密化するので、多孔質粒状体とならず、さらに、短時間に混練物状態が変化し、所定の混練物とするために混練機操作条件の制御が難しくなる。混練物がファニキュラーI状態にならないペンデュラー状態では、水和反応が十分進行せず、低強度で、陽イオン交換容量が小さくなる。また、キャピラリー状態以上の混練物状態、すなわちスラリーでは混練物が流動し、ハンドリングが難しくなり、装置の安定運転が難しくなる。なお、ファニキュラーII状態、キャピラリー状態とは、JIS A 1205(土の液性限界・塑性限界試験方法)によって測定された塑性限界、液性限界の状態を指す。
【0016】
b)適正な粒度(高い透水性の確保)
粒状体に3〜10mm以上の粗粒子ができないようにするには、混練物を3〜10mmで分級し、粗粒子は破砕してから混練工程(又は原料工程)に戻し、3〜10mm以下の粒子を水熱処理すればよい。一方、0.1〜1mm以下の微粒子は、水熱処理後に分級して除去すればよい。さらに、水熱処理後に破砕して生じた0.05〜0.3mm以下の微粒子は、破砕処理後に分級して除去すればよい。微粒子は混練工程(又は原料工程)に戻すことにより、全量の廃棄物を粒状体とすることができる。
【0017】
c)高い陽イオン交換容量
水熱処理による生成物はトバモライト系物質である。トバモライト系物質は陽イオン交換能力を有しているので、この量を多くすることが重要である。無機系廃棄物に石灰系材料を2.5〜25重量%添加することにより、トバモライト系物質の生成が可能で、高い陽イオン交換容量を確保できる。石灰系材料の量が多くなると、コスト高になるとともに、未反応の石灰系材料が残存し、溶出液pHが高くなる。石灰系材料としては、生石灰、消石灰、セメント、粉末スラグ、廃コンクリート微粉などが適している。特に、生石灰がコスト、粒状体性能、装置の安定運転性等より優れている。
d)長期的な透水性の確保
高い強度が長期的に保持されるので、大きい透水性が長期的に確保される。
【0018】
(4)土木材としての特性(締め固め特性、修正CBR特性)
破砕処理条件にて、クラッシャランC−40(最大径40mm)、C−20(最大径20mm)、F−2.5(最大径5mm)などの粒度とすることができる。分級機と併用すれば、粒度調整砕石の粒度とすることができる。また、粒子形状は略球状体よりも不定形の方が、粒子同士の絡み合いが強く、締め固め特性が良好で、修正CBRが高くなる。したがって、最大径、粒度分布、粒形によるが、破砕処理による不定形粒子は、天然材相当の締め固めで、修正CBR30〜130%とすることができ、各種の土木材としての適用が可能である。また、高い吸水率と大きい透水係数を有しているので、排水性が要求される運動場などへの適用も可能である。
【0019】
(5)粒状体の色
粒状体の色は無機系廃棄物の色(組成等によって異なる)によって異なり、黒色〜茶色〜灰色の色を呈する。用途によっては、色が重要な評価項目となる。粒状体の色の調整は、無機系廃棄物に含まれている鉄化合物を活用する。すなわち、鉄化合物の粒度が大きければ、粉砕することにより色が濃くなる。また、硝酸鉄、硝酸マグネシウム、硝酸アルミニウムなどの酸化剤を選定し、常温〜220℃の加熱処理あるいは水熱処理にて鉄化合物を酸化させることにより、黒色〜茶色とすることができる。添加する酸化剤の種類、量、熱処理温度により色は異なるので、目的とする色でそれらを調整する。なお、添加する酸化剤量が少なすぎると色の変化がなく、多すぎるとコスト高になるとともに、粒状体品質が低下する。
【0020】
(6)安全性
水熱反応によるトバモライト系物質は有害物を固定するので、適正な処理条件による多孔質粒状体の溶出液(環境庁告示46号法に準拠)は、土壌環境基準を満足する。その他、多孔質粒状体は排ガス吸着剤、水処理材、建材添加材などへの用途にも利用ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定されるものではなく、適宜変更して実施することが可能なものである。図1は、本発明の実施の第1形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程を示している。鋳物砂ダスト、砕石スラッジ、建設汚泥、上水汚泥、石炭灰等の無機系廃棄物に対し、生石灰、消石灰、セメント、粉末スラグ、廃コンクリート微粉等の石灰系材料と必要に応じて水の添加を行い、フルード数が0.1〜2.0、好ましくは0.5〜1.5となるように中速で混練を行って含水率20%以上のファニキュラーI状態の略球状の造粒物(混練物)とする。該混練物を3〜10mmでふるい等により分級し、3〜10mm以上のものは破砕処理した後、混練工程(又は原料工程)に戻し、3〜10mm以下のものを常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行った後、130〜220℃で1〜24時間水熱処理を行い、多孔質粒状体を得る。
【0022】
図2は、本発明の実施の第2形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程を示している。無機系廃棄物に対し、石灰系材料と必要に応じて水の添加を行い、中速混練を行って含水率20%以上のファニキュラーI状態の略球状の造粒物(混練物)とする。該混練物を3〜10mmで分級し、3〜10mm以上のものは破砕処理した後、混練工程(又は原料工程)に戻し、3〜10mm以下のものは養生した後、水熱処理を行う。水熱処理で得られた粒状体を0.1〜1mmで分級し、0.1〜1mm以下のものを混練工程(又は原料工程)に戻し、微粉を除去した多孔質粒状体を得る。他の構成及び作用等は、実施の第1形態の場合と同様である。
【0023】
図3は、本発明の実施の第3形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程を示している。無機系廃棄物に対し、石灰系材料と必要に応じて水の添加を行い、中速混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態〜キャピラリー状態の混練物(塊状)とし、該混練物を常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行い、ついで、130〜220℃で1〜24時間水熱処理を行った後、破砕処理を行って不定形の多孔質粒状体を得る。他の構成及び作用等は、実施の第1形態の場合と同様である。
【0024】
図4は、本発明の実施の第4形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程を示している。無機系廃棄物に対し、石灰系材料と必要に応じて水の添加を行い、中速混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態〜キャピラリー状態の混練物(塊状)とし、該混練物を振動により圧力をかけずに成形した後、養生を行い、ついで、水熱処理を行った後、破砕処理を行って不定形の多孔質粒状体を得る。なお、振動成形は、混練物を型枠に投入し、下から振動を与えて成形するものである。他の構成及び作用等は、実施の第1、第3形態の場合と同様である。
【0025】
図5は、本発明の実施の第5形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示している。無機系廃棄物に対し、硝酸鉄、硝酸マグネシウム、硝酸アルミニウム等の酸化剤と必要に応じて水の添加を行い、混練を行って混練物とし、該混練物を常温〜220℃で0.2〜15時間加熱処理又は水熱処理する。このような酸化処理を行った処理物に、石灰系材料と必要に応じて水を加えて、実施の第1〜第4形態のような処理を行う。なお、図5では、酸化処理の後に、一例として、混練、養生、水熱処理、破砕の各工程を図示しているが、酸化処理の後に図1〜図4に示すような処理を行うことができる。
【0026】
図6は、本発明の実施の第6形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示している。無機系廃棄物に対し、石灰系材料及び酸化剤と必要に応じて水の添加を行い、中速混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態〜キャピラリー状態の混練物(塊状)とする。該混練物を養生し、ついで、水熱処理を行った後、破砕処理を行って不定形の多孔質粒状体を得る。本実施の形態は、酸化処理を別に前処理として行うのではなく、酸化剤を石灰系材料等と一緒に添加して混練工程、養生工程等で酸化処理も行うものである。なお、図6では、一例として、実施の第3形態(図3)の工程において石灰系材料とともに酸化剤を添加した構成を示しているが、実施の第4形態(図4)の工程において石灰系材料とともに酸化剤を添加した構成としてもよく、その場合は、混練物を振動成形した後、養生、水熱処理、破砕を行う。他の構成及び作用等は、実施の第1、第3、第4、第5形態の場合と同様である。
【0027】
図7は、本発明の実施の第7形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示している。本実施の形態は、無機系廃棄物を破砕処理して粗粒子をなくした後で、実施の第1〜第6形態のような処理を行うものである。なお、図7では、破砕処理の後に、一例として、混練、養生、水熱処理、破砕の各工程を図示しているが、破砕処理の後に図1〜図6に示すような処理を行うことができる。
【0028】
図8は、本発明の実施の第8形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示している。本実施の形態は、無機系廃棄物を0.05〜0.3mmで分級して粗粒子を除去してから、微粒子に対して実施の第1〜第6形態のような処理を行うものである。粗粒子は水熱処理後の処理物と混合する。なお、図8では、分級して粗粒子を除去した後に、一例として、混練、養生、水熱処理、破砕の各工程を図示しているが、分級の後に図1〜図6に示すような処理を行うことができる。
【0029】
図9は、本発明の実施の第9形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示している。本実施の形態は、水熱処理し破砕した後の破砕物(粒状体)を0.05〜0.3mmで分級して微粒子の除去を行い、微粒子を原料工程(又は混練工程)に戻し、微粒子を除去した多孔質粒状体を得るものである。なお、図9では、一例として、混練、養生、水熱処理、破砕の工程の後に分級を行う構成としているが、分級の前に図3〜図8に示すような処理を行うことができる。
【0030】
【実施例】
実施例1
鋳物砂ダストA(SiO:65wt%、塑性限界:32%)に、後述の5mm以上で分級して破砕した混練物を加えた原料100重量部に対して、生石灰5.5重量部、水30重量部を加え、フルード数1.1の中速で混練し、得られた混練物をふるいで5mmにて分級して5mm以上のものを破砕してから混練機に戻した後、5mm以下の混練物を常温で1時間養生し、ついで、190℃にて10時間水熱処理を行って5mm以下の略球状の粒状体(黒色)を製造した。この粒状体の吸水率は35%、陽イオン交換容量は16meq/100g、圧壊強度は2.5kg(2mm粒子)であり、溶出液pHは9.3であった。
【0031】
実施例2
実施例1で得られた粒状体を0.1mmで分級し、0.1mm以下の全量を鋳物砂ダストAに添加し、該ダスト100重量部に対して、生石灰5.5重量部、水31重量部を加え、フルード数1.2の中速で混練を行った後、得られた混練物を常温で0.5時間養生し、ついで、180℃にて10時間水熱処理を行って粒状固化体(灰色)を製造した。この粒状体の吸水率は36%、陽イオン交換容量は15meq/100g、圧壊強度は2.3kgであり、溶出液pHは9.2であった。
【0032】
実施例3
鋳物砂ダストB(SiO:61wt%、塑性限界:35%)100重量部に対して、生石灰6.5重量部、水34重量部を加え、フルード数0.8の中速で混練を行った後、得られた混練物を常温で2時間養生し、ついで、195℃にて10時間水熱処理を行って固化体を製造した。この固化体を衝撃式破砕機で破砕して10mm以下の粒状体(灰色)とした。この粒状体の吸水率は37%、陽イオン交換容量は23meq/100g、圧壊強度は2.0kg(2mm粒子)であり、溶出液pHは9.6であった。
【0033】
実施例4
石炭灰(SiO:55wt%、塑性限界:33%)100重量部に対して、消石灰10重量部、水35重量部を加え、フルード数0.8の中速で混練を行った後、ブロック状に振動成形し、得られた混練物を常温で2時間養生し、ついで、180℃にて10時間水熱処理を行って固化体を製造した。この固化体を衝撃式破砕機で破砕して40mm以下の粒状体(灰色)とした。この粒状体の圧壊強度は20kg(10mm粒子)、修正CBRは75%であり、下層路盤材規格の20%を満足した。
【0034】
実施例5
建設汚泥(水分50wt%、SiO:53wt%(固形分中)、塑性限界:48%)100重量部に対して、生石灰20重量部を加え、フルード数0.8の中速で混練を行った後、得られた混練物を60℃で1時間養生し、ついで、190℃にて10時間水熱処理を行って固化体を製造した。この固化体を衝撃式破砕機で破砕して10mm以下の粒状体(灰色)とした。この粒状体の吸水率は38%、陽イオン交換容量は14meq/100g、圧壊強度は2.0kg(2mm粒子)であり、溶出液pHは9.4であった。
【0035】
実施例6
鋳物砂ダストB100重量部に硝酸マグネシウム2重量部、水25重量部を加え、混練を行った後、95℃にて3時間加熱処理を行った。この処理物100重量部を用いて、実施例2と同じ処理を行った。得られた粒状体は、色がこげ茶色であり、吸水率は38%、陽イオン交換容量は25meq/100g、圧壊強度は2.0kg(2mm粒子)であり、溶出液pHは9.3であった。
【0036】
比較例1
鋳物砂ダストB100重量部に対して、生石灰6.5重量部、水24重量部を加え、フルード数3.5の高速で混練を行った後、得られた混練物を常温で2時間養生し、ついで、190℃にて10時間水熱処理を行って粒状体(灰色)を製造した。この粒状体の吸水率は26%、陽イオン交換容量は8meq/100g、圧壊強度は0.5kg(2mm粒子)であり、溶出液pHは10.4であった。
【0037】
比較例2
鋳物砂ダストB100重量部に対して、消石灰10重量部、水32重量部を加え、フルード数3.5の高速で混練を行った後、圧力300kg/cmで押し出し成形を行い、径20mm、長さ30〜60mmの円柱状に成形し、これを常温で2時間養生し、ついで、200℃にて10時間水熱処理を行って固化体(灰色)を製造した。この固化体の修正CBRは15%であり、下層路盤材規格の20%を満足しなかった。
【0038】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成されているので、つぎのような効果を奏する。
(1) 無機系廃棄物を水熱処理にて多孔質粒状体とするので、小さい環境負荷での処理技術により、無機系廃棄物のリサイクルを図ることができる。
(2) 無機系廃棄物に石灰源材料を添加材として用い、中速混練にて、ファニキュラーI、II状態〜キャピラリー状態の混練物とすることにより、園芸材、土木材、土壌改良材等に適した品質を有する多孔質粒状体が製造できる。
(3) 混練物の3〜10mm以上を混練工程(又は原料工程)に戻すこと、水熱処理後の0.1〜1mm以下の微粉あるいは破砕後の0.05〜0.3mm以下の微粉を混練工程(又は原料工程)に戻すことにより、製品の粒度を確保し、廃棄物の全量を製品とすることができる。
(4) 酸化剤を用いることにより、粒状体の色の調整を図ることができる。
(5) 石灰源材料、0.05〜0.3mm以下(又は0.1〜1mm以下)の粉末量、水の量の調整により、泥状廃棄物、粉末状廃棄物などの保有水分、塑性限界の異なる廃棄物をファニキュラーI、II状態〜キャピラリー状態の混練物とすることができ、粒状体又は固化体の品質が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程を示す概略説明図である。
【図2】本発明の実施の第2形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程を示す概略説明図である。
【図3】本発明の実施の第3形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程を示す概略説明図である。
【図4】本発明の実施の第4形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程を示す概略説明図である。
【図5】本発明の実施の第5形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示す概略説明図である。
【図6】本発明の実施の第6形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示す概略説明図である。
【図7】本発明の実施の第7形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示す概略説明図である。
【図8】本発明の実施の第8形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示す概略説明図である。
【図9】本発明の実施の第9形態による無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法の工程の一例を示す概略説明図である。

Claims (11)

  1. 原料である無機系廃棄物100重量部に、石灰源材料2.5〜25重量部及び水0.01〜30重量部を加えて混練機に投入し、フルード数が0.1〜2.0となるように中速で混練を行って含水率20%以上のファニキュラーI状態の略球状に造粒された混練物とし、該混練物を3〜10mmで分級して、3〜10mm以上のものは破砕処理した後、前記混練機又は投入原料に戻し、3〜10mm以下のものを常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行った後、130〜220℃で1〜24時間水熱処理を行って粒状体とすることを特徴とする無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  2. 水熱処理で得られた粒状体を0.1〜1mmで分級し、0.1〜1mm以下のものを混練機又は投入原料に戻し、0.1〜1mm以上の粒状体を得る請求項1記載の無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  3. 原料である無機系廃棄物100重量部に、石灰源材料2.5〜25重量部及び水0.01〜60重量部を加えて混練機に投入し、フルード数が0.1〜2.0となるように中速で混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態乃至キャピラリー状態の混練物とし、該混練物を常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行い、ついで、130〜220℃で1〜24時間水熱処理を行った後、破砕処理を行って粒状体を得ることを特徴とする無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  4. 原料である無機系廃棄物100重量部に、石灰源材料2.5〜25重量部及び水0.01〜60重量部を加えて混練機に投入し、フルード数が0.1〜2.0となるように中速で混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態乃至キャピラリー状態の混練物とし、該混練物を振動成形した後、常温〜95℃で0.2〜36時間養生を行い、ついで、130〜220℃で1〜24時間水熱処理を行った後、破砕処理を行って粒状体を得ることを特徴とする無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  5. 前処理として、無機系廃棄物100重量部に、酸化剤0.5〜20重量部及び水0.01〜60重量部を加えて混練し、得られた混練物を常温〜220℃で0.2〜15時間加熱処理又は水熱処理した後、得られた処理物に石灰源材料及び必要に応じて水を加えて請求項1〜4のいずれかに記載の処理を行うことを特徴とする無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  6. 原料である無機系廃棄物100重量部に、石灰源材料2.5〜25重量部、酸化剤0.5〜20重量部、及び必要に応じて水0.01〜60重量部を加えて混練機に投入し、フルード数が0.1〜2.0となるように中速で混練を行って含水率30%以上のファニキュラーII状態乃至キャピラリー状態の混練物とし、該混練物に対して請求項3記載の養生、水熱処理、破砕処理、又は請求項4記載の振動成形、養生、水熱処理、破砕処理を行って粒状体を得ることを特徴とする無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  7. 無機系廃棄物を破砕した後、請求項1〜6のいずれかに記載の処理を行うことを特徴とする無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  8. 無機系廃棄物を0.05〜0.3mmで分級を行って粗粒子の除去を行い、微粒子は請求項1〜7のいずれかに記載の処理を行い、粗粒子は水熱処理後の処理物と混合することを特徴とする無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  9. 水熱処理し破砕した後の粒状体を0.05〜0.3mmで分級して微粒子の除去を行い、微粒子を投入原料又は混練機に戻して請求項3〜8のいずれかに記載の処理を行うことを特徴とする無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  10. 無機系廃棄物が、鋳物砂ダスト、砕石スラッジ、建設汚泥、上水汚泥及び石炭灰の少なくともいずれかである請求項1〜9のいずれかに記載の無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
  11. 石灰源材料として、生石灰、消石灰、セメント、スラグ粉末及び廃コンクリート微粉の少なくともいずれかを用いる請求項1〜10のいずれかに記載の無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法。
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