JP2014051010A - 両面プリンタ装置 - Google Patents

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晃 織田
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【課題】用紙の一方の面と他方の面を印字するサーマル印字ヘッドがそれぞれ設けられている両面サーマルプリンタにおいて、用紙搬送方向に対して一方の面を印字するサーマル印字ヘッドと他方の面を印字するサーマル印字ヘッドの距離を短くし、一方の面の印字開始位置と他方の面の印字開始位置とにズレを少なくする両面プリンタ装置を提供する。
【解決手段】第1の印字面と第2の印字面のそれぞれに感熱層を有するサーマル用紙が搭載され、第1印字部と、この第1印字部に対して用紙搬送方向下流側に設けられている第2印字部を有している両面プリンタ装置であって、第2印字部における、第2印字ヘッドと第2プラテンローラの接触面における平面と、第2印字ヘッドのヘッド素子基板の成す角度を、第1印字部における、第1印字ヘッドと第1プラテンローラの接触面における平面と、第1印字ヘッドのヘッド素子基板の成す角度より大きくするサーマル印字ヘッドを用いる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施態様は、用紙の両面に印字をおこなう両面プリンタ装置に関する。
レシート等の発行装置として用いられるプリンタ装置では、感熱層を有するロール状に巻回された用紙にサーマル印字ヘッドにより印字を行なっている。通常の印字においては、用紙の片面に印字がなされているが、印字情報が多い場合に大量に用紙を消費することから、用紙のもう一方の面にも感熱層を設け、それぞれの面にサーマル印字ヘッドにより印字をおこなう両面プリンタが知られている。
上述した両面プリンタでは、用紙の一方の面と他方の面を印字するサーマル印字ヘッドがそれぞれ設けられているが、用紙搬送方向に対して距離をもって配置されている。この為、両面に対して同時に印字が開始された場合、一方の面の印字開始位置と他方の面の印字開始位置とにズレが発生し、そのズレの領域には印字をすることが出来ない。
このズレの領域に印字をおこなうには用紙を通常の印字の際の搬送方向とは逆方向に搬送させる必要があり、用紙搬送制御や印字開始位置の制御等制御が難しくなると言った問題がある。
特開2008−6681号公報
本発明が解決しようとする課題は、用紙の一方の面と他方の面を印字するサーマル印字ヘッドがそれぞれ設けられている両面プリンタにおいて、用紙搬送方向に対して一方の面を印字するサーマル印字ヘッドと他方の面を印字するサーマル印字ヘッドの距離を短くし、一方の面の印字開始位置と他方の面の印字開始位置とにズレを少なくする両面プリンタ装置を提供することである。
実施形態の両面プリンタ装置は、用紙を供給する用紙供給部から前記用紙を排出する用紙排出口まで形成された用紙搬送路と、前記用紙を、前記用紙排出口に向け搬送する用紙搬送機構と、前記用紙の第1の印字面側にヘッド素子基板を有する第1印字ヘッドと、前記用紙搬送路を挟んで前記第1印字ヘッドに対向配置された第1プラテンローラと、前記用紙の第2の印字面側であって、前記第1印字ヘッドよりも用紙搬送方向下流側に設けられた、ヘッド素子基板を有する第2印字ヘッドと、前記用紙搬送路を挟んで前記第2印字ヘッドに対向配置された第2プラテンローラを有し、前記第2印字ヘッドと前記第2プラテンローラの接触面における平面と、前記第2印字ヘッドの前記ヘッド素子基板の成す角度は、前記第1印字部における、前記第1印字ヘッドと前記第1プラテンローラの接触面における平面と、前記第1印字ヘッドの前記ヘッド素子基板の成す角度より大きい両面プリンタ装置である。
第1の実施形態に係る両面プリンタ装置の要部を示す構成図。 第1の実施形態に係る両面プリンタ装置の制御回路構成を説明するブロック図。 サーマル印字ヘッドとプラテンローラと用紙の位置関係図。 第1の実施形態に係る両面プリンタ装置のサーマル印字ヘッドの配置構成図。 第2の実施形態に係る両面プリンタ装置のサーマル印字ヘッドの配置構成図。 第2の実施形態に係る両面プリンタ装置のサーマル印字ヘッドとプラテンローラ間への用紙挿入説明図。 第3の実施形態に係る両面プリンタ装置のサーマル印字ヘッドの配置構成図。 サーマル印字ヘッドとプラテンローラと発熱素子の位置関係図。
以下に、本発明の一実施形態に係る両面プリンタ装置を、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る両面プリンタ装置の要部を示す構成図である。なお、このプリンタでは、図の右側から左側に向けて用紙2が搬送されるので、以下の説明においては、図中右側を上流側、左側を下流側とする。
図中符号2は巻軸3に巻回されたロール状の用紙であり、巻軸3はプリンタ1に回転自在に支持されているとともに、その用紙2は第1の印字面4と、第1の印字面4と反対の面である第2の印字面5の双方に感熱層を有している。
用紙2の下流側にはアイドラローラ6が回転自在に支持されている。アイドラローラ6の下流には、図示しないモータによって回転可能とされた第1プラテンローラ7と、この第1プラテンローラ7に対して用紙搬送路8を挟んでヘッド素子基板14を有する第1サーマル印字ヘッド9が対向配置されている。これら第1プラテンローラ7、第1サーマル印字ヘッド9にて第1印字部10を構成しており、第1印字部10において第1の印字面4に印字をおこなう。
第1印字部10の下流には、図示しないモータによって回転可能とされた第2プラテンローラ11と、この第2プラテンローラ11に対して用紙搬送路8を挟んでヘッド素子基板15を有する第2サーマル印字ヘッド12が対向配置されている。これら第2プラテンローラ11、第2サーマル印字ヘッド12にて第2印字部13を構成しており、第2印字部13において第2の印字面5に印字をおこなう。
なお、第1の実施形態においては、後述の様に、第2印字部13における、第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11の接触面における平面と、第2サーマル印字ヘッド12のヘッド素子基板15の成す角度αは、第1印字部10における、第1サーマル印字ヘッド9と第1プラテンローラ7の接触面における平面と、第1サーマル印字ヘッド9のヘッド素子基板14の成す角度βより大きくしてある。なお、角度βは図1において0度であるため、記載していない。
第2印字部13の搬送方向下流側にはカッタ16が配置されている。カッタ16は、何れも図示しない固定刃と可動刃とを有しており、カッタ16に設けられている図示しないスリットに挿入されてきた用紙2を固定刃に向け可動刃を図示しないカッタモータの駆動によりスライド移動させることで切断する。
ここでカッタ16は固定刃に向け可動刃がスライド移動するいわゆるスライド式カッタで説明したがこれに限定されるものではなく、固定刃に対し可動刃が回転することで用紙を切断するいわゆるロータリー式カッタであってもよい。
カッタ16の下流側には、図示しないモータによって回転可能とされたフィードローラ17と、このフィードローラ17に対して用紙搬送路8を挟んでアイドラローラ18が対向配置されている。またプリンタ1は用紙排出口19を有しており、印字が終了しカッタ16にて切断された用紙2は用紙排出口19よりプリンタ1の外部に排出される。
またプリンタ1には表示部20が設けられており、プリンタ1のエラー状況を含めた各種状態を表示する。
また第1印字部10および第2印字部13には図示しない用紙センサが設けられており、この用紙センサによって用紙2が印字可能な位置に到達したかを判断する。
図2に、第1の実施形態に係る両面プリンタ装置の制御回路構成を説明するブロック図を示す。この制御部50は、用紙搬送、印字、用紙切断、用紙排出の各制御をおこなう。
制御部50は、ホストコンピュータ71との連係および各種の制御の実行をおこなう、例えば、マイクロコンピュータで構成されており、MPU51、ROM53およびRAM54を有している。
またこのMPU51は、時間設定および時間制御をおこなう手段としてタイマ52を備えている。
MPU51で実行する制御プログラムや制御または演算途上のデータ等を格納する主記憶手段としてROM53およびRAM54が設置されている。ROM53は制御プログラムやテーブル等を持つ読出し専用メモリであり、RAM54は演算途上のデータ等を格納する随時書込みメモリである。
またRAM54には、ROM53に予め保管されている印字面分割条件に基づいて、ホストコンピュータ71より受信した印字データを第1の印字面印字用データと第2印字面印字用データとに分割して保管する領域を持たせてある。
また、制御部50には、ホストコンピュータ71からの各種の入力データの取込みや、ホストコンピュータ71への制御部50の制御出力の取出しをおこなう入出力ユニット(I/O)55が設けられている。このI/O55は、MPU51、ROM53およびRAM54とをバスを通じて接続されている。
また、I/O55には制御出力を取り出すための手段として、第1、第2、第3、第4および第5のドライバ56、57、58、59、60が接続されている。
第1のドライバ56は第1印字部10へ必要な駆動出力を供給する。第2のドライバ57は第2印字部13へ必要な駆動出力を供給する。第3のドライバ58はカッタ16への駆動出力を供給する。第4のドライバ59はフィードローラ17への駆動出力を供給する。第5のドライバ60は表示部20に各種表示を行わせる表示駆動出力を供給する。
第1プラテンローラ7は、MPU51の印字指令手段としての制御出力に基づき、モータにより印字動作と同期して回転駆動される。第1サーマル印字ヘッド9は、ホストコンピュータ71からの印字データに基づいてMPU51にて作成されRAM54に保管されている第1の印字面印字用データに基づいて、用紙2の第1の印字面4に印字をおこなう。
第2プラテンローラ11は、MPU51の印字指令手段としての制御出力の基づき、図示しないモータにより印字動作と同期して回転駆動される。第2サーマル印字ヘッド12は、ホストコンピュータ71からの印字データに基づいてMPU51にて作成されRAM54に保管されている第2の印字面印字用データに基づいて、用紙2の第2の印字面5に印字をおこなう。
次に、プリンタ1の動作を説明する。制御部50はROM53に記憶されているプログラムに従って用紙搬送ならびに印字動作をおこなう。
ユーザは、まず、用紙2を引き出し、アイドラローラ6を経由後、その先端を第1サーマル印字ヘッド9と第1プラテンローラ7との間に位置するようにセットする。
この状態で図2で示したホストコンピュータ71からの印字要求が入力されると、制御部50はまず第1プラテンローラ7を回転させ、第1サーマル印字ヘッド9との協働により第2印字部13に向け用紙2を搬送させる。
その後、用紙2の第2の印字面5に第2印字部13にて印字が可能な位置に用紙2が到達したことを用紙センサが検知した時点で用紙2は停止する。
その後制御部50のMPU51はRAM54に保管してある第1の印字面印字用データを第1印字部10に、RAM54に保管してある第2の印字面印字用データを第2印字部13にそれぞれ送り、第1印字部10および第2印字部はそれぞれ印字データを用紙2上に印字する。
印字は第1サーマル印字ヘッド9と第1プラテンローラ7、第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11とのそれぞれの協働にて行われる。印字された用紙2はその後カッタ16にて切断され、その後用紙排出口19よりプリンタ1の外部に排出される。
次に図3を用いて、第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11と用紙2との位置関係について説明する。
サーマル印字ヘッドの形状は図3(a)、(b)、(c)に示す様にサーマル印字ヘッドと用紙2がどのような位置関係で接触しているかによってそのサーマル印字ヘッドの呼び名が付けられている。またこれらサーマル印字ヘッドにおいて、サーマル印字ヘッド素子基板のどの位置に発熱体23を設けているかは図8(a)、(b)、(c)に示す。
図8(a)はサーマル印字ヘッドの基板bの平面に発熱体23を設けているものであり、サーマル印字ヘッドにおいて、平面ヘッドと呼ばれる。
図8(b)はサーマル印字ヘッドの基板bの角の部分にC面を取り、その部分に発熱体23を設けているものであり、サーマル印字ヘッドにおいて、ニアエッジヘッドもしくはコーナーエッジヘッドと呼ばれる。
図8(c)はサーマル印字ヘッドの端面に発熱体23を設けているものであり、サーマル印字ヘッドにおいてエッジヘッドもしくは端面ヘッドと呼ばれる。
図3(a)、(b)、(c)に示すように、それぞれのサーマル印字ヘッドとプラテンローラの接触面における平面aと、サーマル印字ヘッドのヘッド素子基板bの成す角度は、それぞれの成す角度をθ1、θ2、θ3とすると、θ1<θ2<θ3となっている。
第1の実施形態に係る両面プリンタ装置のサーマル印字ヘッドの配置構成図である図4を用いてサーマル印字ヘッドの配置について説明する。
図4(a)に示す様に、第2印字部13における、第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11の接触点を含む平面と、第2サーマル印字ヘッド12のヘッド素子基板15の成す角度は、第1印字部10における、第1サーマル印字ヘッド9と第1プラテンローラ7の接触面における平面と、第1サーマル印字ヘッド9のヘッド素子基板14の成す角度より大きくしてある。
なお図4(a)には、上流側に平面ヘッドを、下流側にエッジヘッドを配置したものを、図4(b)には、第1の実施形態との差異を明確にする為、従来の、下流側と上流側の何れにも平面ヘッドを配置したものを示す。
図4(a)において、A点は第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11の接触点であり、この位置が用紙2における第2の印字面5の印字開始位置である。B点は第1サーマル印字ヘッド9と第1プラテンローラ7の接触点であり、この位置が用紙2における第1の印字面4の印字開始位置である。第1印字部10と第2印字部13を同時に駆動させた場合、このAB間の距離が印字開始位置のズレであり、第1の印字面4におけるこの領域には印字がなされない。
図4(b)において、C点は第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11の接触点であり、この位置が用紙2における第2の印字面5の印字開始位置である。D点は第1サーマル印字ヘッド9と第1プラテンローラ7の接触点であり、この位置が用紙2における第1の印字面4の印字開始位置である。第1印字部10と第2印字部13を同時に駆動させた場合、このCD間の距離が印字開始位置のズレであり、第1の印字面4におけるこの領域には印字がなされない。
ここで図4(a)におけるAB間の距離と図4(b)におけるCD間の距離を比較すると、AB間の距離の方が短いことがわかる。すなわち第1印字部10と第2印字部13を同時に駆動させた場合、第2印字部13における、第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11の接触面における平面と、第2サーマル印字ヘッド12のヘッド素子基板15の成す角度を、第1印字部10における、第1サーマル印字ヘッド9と第1プラテンローラ7の接触点を含む平面と、第1サーマル印字ヘッド9のヘッド素子基板14の成す角度より大きくするサーマル印字ヘッドを用いることで印字開始位置のズレを少なく出来る。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、第2の実施形態に係る両面プリンタ装置のサーマル印字ヘッドの配置構成図である。
第2印字部13における、第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11の接触点を含む平面と、第2サーマル印字ヘッド12のヘッド素子基板15の成す角度を、第1印字部10における、第1サーマル印字ヘッド9と第1プラテンローラ7の接触面における平面と、第1サーマル印字ヘッド9のヘッド素子基板14の成す角度より大きくするサーマル印字ヘッドを用いる場合において、用紙搬送方向下流側の第2印字部13の第2サーマル印字ヘッド12に設けられているサーマル印字ヘッドコネクタ21は用紙搬送方向上流側にある。
図1に示す様に、第2印字部13の用紙搬送方向下流側には、カッタ16や用紙排出口19が設けられている。第2印字部13の第2サーマル印字ヘッド12に設けられているサーマル印字ヘッドコネクタ21が用紙搬送方向下流側に向けられていると、このサーマル印字ヘッドコネクタ21に取り付けられているサーマル印字ヘッドケーブル22がカッタ16や用紙排出口19に当接する事となる。
当接を防ぐ為にはプリンタ1のサイズを大きくする必要があるが、第2の実施形態によれば、サイズの大型化を防ぐことが可能となる。
図6は、第2の実施形態に係る両面プリンタ装置のサーマル印字ヘッドとプラテンローラ間への用紙挿入説明図である。
用紙2の先端を第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11との間への挿入した場合においても差異が発生する。
図6(a)のX方向は、用紙搬送方向下流側の第2印字部13の第2サーマル印字ヘッド12に設けられているサーマル印字ヘッドコネクタ21が用紙搬送方向上流側にある場合の用紙2の搬送方向である。またこれとの差異を明確にする為、図6(b)に用紙搬送方向下流側の第2印字部13の第2サーマル印字ヘッド12に設けられているサーマル印字ヘッドコネクタ21が用紙搬送方向下流側にある場合の用紙2の搬送方向をYとして記載する。
用紙2の先端が第2サーマル印字ヘッド12と第2プラテンローラ11との間に挿入される際、ヘッド素子基板15が挿入ガイドの役目を果す事ができる。X方向からの用紙2の挿入は、Y方向からの用紙2の挿入に比べて、用紙2の紙詰まり等の不具合を低減する事が可能となる。
この様に用紙搬送方向下流側の第2印字部13の第2サーマル印字ヘッド12に設けられているサーマル印字ヘッドコネクタ21が用紙搬送方向上流側に向けられたサーマル印字ヘッドを用いることで、用紙2の紙詰まり等の不具合を低減しつつ第2サーマル印字ヘッド12と第1プラテンローラ7の距離を短く出来るので、一方の面への印字と他方の面への印字における印字開始位置のズレを少なくすることが出来る。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について、両面プリンタ装置のサーマル印字ヘッドの配置構成図である図7を用いて説明する。
第1の印字面4と第2の印字面5のそれぞれに感熱層を有する用紙2が搭載された両面プリンタ装置1であって、第1印字部10と、この第1印字部10に対して用紙搬送方向下流側に設けられている第2印字部13を有している。そして、第2印字部13における第2サーマル印字ヘッド12は、図8(c)に示す、サーマル印字ヘッド9の端面に発熱体23を設けているものである。
第2サーマル印字ヘッド12はサーマル印字ヘッドの端面に発熱体23を設けているものを採用することで、前述の様にサーマル印字ヘッドコネクタ21に取り付けられているサーマル印字ヘッドケーブル22がカッタ16や用紙排出口19に当接する事によりプリンタ1のサイズが大きくなることを防ぎつつ一方の面への印字と他方の面への印字における印字開始位置のズレを少なくすることが出来る。
本発明のいずれの実施形態においても、感熱層を有する用紙にサーマル印字ヘッドを用いて印字する機構にて説明をおこなっている。しかしながら印字機構はサーマル印字ヘッドに限定する必要はなく、例えばインクジェットヘッドによる印字機構であっても何ら問題ない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更をおこなうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:プリンタ
2:用紙
7:第1プラテンローラ
9:第1サーマル印字ヘッド
10:第1印字部
11:第2プラテンローラ
12:第2サーマル印字ヘッド
13:第2印字部
16:カッタ

Claims (3)

  1. 用紙を供給する用紙供給部から前記用紙を排出する用紙排出口まで形成された用紙搬送路と、
    前記用紙を、前記用紙搬送路に沿って搬送する用紙搬送機構と、
    前記用紙の第1の印字面側にヘッド素子基板を有する第1印字ヘッドと、
    前記用紙搬送路を挟んで前記第1印字ヘッドに対向配置された第1プラテンローラと、
    前記用紙の第2の印字面側であって、前記第1印字ヘッドよりも用紙搬送方向下流側に設けられた、ヘッド素子基板を有する第2印字ヘッドと、
    前記用紙搬送路を挟んで前記第2印字ヘッドに対向配置された第2プラテンローラを有し、
    前記第2印字ヘッドと前記第2プラテンローラの接触面における平面と、前記第2印字ヘッドの前記ヘッド素子基板の成す角度は、前記第1印字部における、前記1の印字ヘッドと前記第1プラテンローラの接触面における平面と、前記第1印字ヘッドの前記ヘッド素子基板の成す角度より大きい両面プリンタ装置。
  2. 前記第2印字ヘッドのヘッド素子基板はコネクタをさらに有し、このコネクタは前記用紙搬送方向上流側に向けられている請求項1記載の両面プリンタ装置。
  3. 前記第2印字ヘッドは、サーマル印字ヘッドの端面に発熱体を設けている請求項1記載の両面プリンタ装置。
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