JP2011123753A - 管理サーバ及び紙エプロン普及補助システム - Google Patents

管理サーバ及び紙エプロン普及補助システム Download PDF

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Abstract

【課題】飲食店が備える消耗品として紙エプロンの普及を補助する管理サーバを提供する。
【解決手段】管理サーバは、配布依頼者端末に紙エプロンフォーマットを送信し、配布依頼者端末から紙エプロンフォーマットに基づく配布依頼情報を取得する。管理サーバは、配布依頼情報に基づいて紙エプロンの印刷イメージを作成し、作成した印刷イメージに基づく紙エプロンが配布先店舗へ配布されるよう指示する。管理サーバは、配布先店舗で紙エプロンの提供を受けた客の客端末から取得した来店者情報を蓄積するとともに、来店者情報に基づく情報を配布依頼者端末、客端末及び配布先店舗の飲食店端末に通知する。また、管理サーバは、配布先店舗を変更する必要がある場合、配布先店舗を変更し、変更した配布先店舗に配布依頼情報に基づく紙エプロンが配布されるよう指示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、飲食店に紙エプロンが備えられるように紙エプロンの普及を補助する管理サーバ及び紙エプロン普及補助システムに関する。
従来、客が飲食店で飲食することにより、衣服を飲食物で汚すことが多くあった。これを防止するために、いくつかの飲食店では飲食店側で紙エプロンを用意し、客に提供することが行われていた。
一方、多くの飲食店では、飲食店側で紙エプロンを用意し客に提供することは、経費の増大や手間が掛かること等の問題から行われていなかった。
これに対し、飲食店の消耗品(紙ナプキンや、紙エプロン等)に識別コードを含む広告を印刷して飲食店に設置することで、広告主及び飲食店の需給を満たすとともに客に情報を提供する、広告媒体としての紙製消耗品が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−145495号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、広告依頼者は、全国各地に無数に存在し日々客層の移り変わりやすい飲食店をどのように選べばよいのか不明であるとともに、実際に広告対象となる客に紙エプロンを配布できているのか等が不確かであるため、広告依頼に対し消極的になりやすい。
また、飲食店は、個人経営であることが多いため、客に提供しなくても店舗の運営に支障を来たさない紙エプロンのような消耗品について、経費を掛ける余裕がない場合が多い。飲食店としては、紙エプロンの供給を受けられるのであれば経費の削減及びサービスの向上に繋がるが、上記により飲食店に紙エプロンを支給しようとする広告依頼者数は多くなく、飲食店側に供給される紙エプロンの量も十分ではない。
このように、飲食店が備える消耗品として紙エプロンは普及しにくいという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、飲食店が備える消耗品として紙エプロンの普及を補助する管理サーバ及び紙エプロン普及補助システムを提供することを目的とする。
本発明の管理サーバは、配布依頼者端末から取得する配布依頼情報に基づいて紙エプロンを作成し、飲食店に配布された前記紙エプロンを介して来店者情報を取得する管理サーバであって、複数の前記飲食店の店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、該店舗情報記憶手段から読み出した前記店舗情報と前記紙エプロンの基となる紙エプロン画像を前記配布依頼者端末に送信し、前記紙エプロン画像に所望の画像が付加された紙エプロンイメージと、前記店舗情報の中から選択された配布先店舗の配布先店舗情報とが含まれる配布依頼情報を前記配布依頼者端末から取得する配布依頼受付手段と、前記配布先店舗で前記紙エプロンを提供された客の客端末から該客の客情報と前記配布先店舗情報とを来店者情報として取得するための識別コードを作成するコード作成手段と、該コード作成手段により作成された前記識別コードを前記配布依頼受付手段により取得された前記紙エプロンイメージに書き込んだ前記紙エプロンの印刷イメージを描画する紙エプロン描画手段と、前記客端末から取得した前記来店者情報を前記店舗情報記憶手段に蓄積させるとともに、前記来店者情報に基づいて依頼者用情報、客用情報、飲食店用情報を作成する来店者情報処理手段と、該来店者情報処理手段により作成された、前記依頼者用情報を前記配布依頼者端末に通知し、前記客用情報を前記客端末に通知し、前記飲食店用情報を前記配布先店舗の備える飲食店端末に通知する情報提供手段とを備えたことを特徴とする。
また、前記来店者情報処理手段は、前記店舗情報記憶手段に記憶された前記配布先店舗の最新の前記店舗情報と前記配布依頼受付手段により取得された前記配布先店舗情報とが異なる場合に前記紙エプロンが配布される前記配布先店舗を変更してもよい。
また、前記配布依頼受付手段は、前記配布依頼者端末から前記画像の著作権の売買についての作者希望情報が含まれる前記配布依頼情報を取得し、前記コード作成手段は、前記作者希望情報に対応する前記著作権の購入依頼情報を前記来店者情報として取得する前記識別コードを作成し、前記情報提供手段は、前記来店者情報に含まれる前記購入依頼情報を前記依頼者用情報に含めて前記配布依頼者端末に通知してもよい。
本発明の紙エプロン普及補助システムは、ネットワークを介して接続された配布依頼者端末と客端末と管理サーバとを備えた紙エプロン普及補助システムであって、前記配布依頼者端末は、所望の画像と、前記管理サーバが有する店舗情報記憶手段に記憶された複数の飲食店の店舗情報に基づいて紙エプロンの配布先となる配布先店舗の配布先店舗情報とを前記管理サーバに送信する配布依頼送信手段を有し、前記管理サーバは、前記画像と前記配布先店舗情報が書き込まれた識別コードとに基づく前記紙エプロンの印刷イメージを作成する作成手段を有し、前記客端末は、入力された客情報と前記配布先店舗に配布された前記紙エプロンの前記識別コードに予め書き込まれた前記配布先店舗情報とを来店者情報として前記管理サーバに送信する来店者情報送信手段を有し、前記管理サーバは、取得した前記来店者情報に基づいて前記店舗情報を更新する来店者情報処理手段を備えたことを特徴とする。
また、前記来店者情報処理手段は、更新された前記店舗情報記憶手段に記憶された前記配布先店舗の前記店舗情報と前記配布依頼者端末から送信された前記配布先店舗情報とが異なる場合に、前記紙エプロンが配布される前記配布先店舗を変更してもよい。
本発明によれば、飲食店が備える消耗品として紙エプロンの普及を補助することができる。
本発明の実施形態に係る紙エプロン普及補助システムXの全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る紙エプロンの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る配布中の飲食店の客層の変動例を示す図である。 本発明の実施形態に係る紙エプロン普及補助システムXの流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る紙エプロンの識別コードに基づいてアクセスすることにより客端末に表示される客情報入力画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る配布中の紙エプロンの一覧画面例を示す図である。 本発明の実施形態に係る配布中の紙エプロンの詳細画面例を示す図である。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態における紙エプロン普及補助システムXの全体構成を説明する。紙エプロン普及補助システムXは、配布依頼者端末10と、管理サーバ20と、客端末31と、飲食店端末32とで構成される。配布依頼者端末10と管理サーバ20と客端末31と飲食店端末32とは、インターネット等のネットワーク40を介して接続される。
配布依頼者端末10は、コンピュータ等であり、紙エプロン350を配布したいと考える配布依頼者の操作に応じて、ネットワーク40を介して管理サーバ20から紙エプロンフォーマットをダウンロードし、紙エプロンフォーマットに基づいて作成する紙エプロンイメージや配布条件、配布依頼者情報を配布依頼情報として管理サーバ20へ送信する。また、配布された紙エプロン350に基づく配布依頼者用情報を管理サーバ20から取得する。なお、複数の配布依頼者端末10が配布依頼を行ってもよく、各配布依頼者端末10がそれぞれ複数の配布依頼を行ってもよい。
飲食店端末32は、コンピュータ等であり、飲食店30の経営者等の操作に応じてネットワーク40を介して、飲食店30の所在する地域、焼肉やラーメン等の料理種別及び来店する客の客層等の自店情報を管理サーバ20に送信し自店情報を登録する。また、飲食店端末32は、配布先店舗33で客に提供された紙エプロン350に基づく飲食店用情報を管理サーバ20から取得する。なお、飲食店30は、一軒以上であればよく、それぞれの飲食店30には飲食店端末32が備えられているものとする。また、紙エプロン350は、複数の飲食店30の中から配布依頼者端末10を介して配布依頼者によって指定された飲食店30である配布先店舗33に配布され、配布先店舗33に来店した客に提供される。
客端末31は、客が所持する携帯端末等であり、二次元コード等の識別コードを読み取り、ネットワーク40を介して、読み取った識別コードに書き込まれた情報に基づいて所定の接続先(URL)にアクセスし、管理サーバ20と情報の送受信を行う機能を備えている。客端末31は、客の操作に応じて、紙エプロン350に記載された識別コードに基づいてアクセスし、客によって入力される客情報と予め識別コードに書き込まれた所定情報とを来店者情報として、ネットワーク40を介して管理サーバ20に送信する。また、客端末31は、来店者情報を管理サーバ20へ送信することによって得られる客用情報を管理サーバ20からネットワーク40を介して取得する。
管理サーバ20は、配布依頼者端末10から送信される配布依頼情報に基づいて識別コードを付加した紙エプロン350の印刷イメージを作成し、紙エプロン350の印刷イメージに基づく紙エプロン350が配布先店舗33に配布されるよう指示する。また、紙エプロン350に記載された識別コードに基づいてアクセスした客端末31等から送信される来店者情報を処理し蓄積するとともに、配布依頼者用情報、飲食店用情報、客用情報を作成し、それぞれ配布依頼者端末10、飲食店端末32、客端末31に送信する。
管理サーバ20の構成について図2を参照して具体的に説明する。管理サーバ20は、外部I/F21と普及プロモーション部22と情報記憶部23とを備えている。
外部I/F21は、ネットワークインタフェースカード等で構成され、ネットワーク40に接続されており、ネットワーク40を介して配布依頼者端末10や客端末31及び飲食店端末32と情報の送受信を行う。
情報記憶部23は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置で構成され、受注記憶部231と店舗記憶部232と来店者記憶部233とを有する。受注記憶部231、店舗記憶部232及び来店者記憶部233は、データベースで構成するとよい。また、情報記憶部23の内容に連動して管理サーバ20が管理するホームページが更新されるようにしてもよい。
受注記憶部231は、配布依頼者端末10から送信される配布依頼情報を記憶する。配布依頼情報は、配布依頼者名等の配布依頼者情報や、紙エプロン350に記載される画像360の作者情報、紙エプロンフォーマットに基づいて作成される紙エプロンイメージ及び紙エプロン350の配布先店舗33や配布枚数、配布期間等の配布条件等で構成される。配布条件の一つである配布先店舗33については、配布依頼者による配布依頼時の配布先店舗33の店舗情報を併せて記憶する。また、客が客端末31を介して配布依頼者の紙エプロン350に記載される識別コード370に基づいてアクセスしたことにより、配布依頼者から商品券等の接続特典を与える場合、その接続特典を配布依頼情報に含めて記憶してもよい。
来店者記憶部233は、客端末31から送信される来店者情報を記憶する。来店者情報は、客の年齢や、性別、職業、居住地域の都道府県、訪れた店舗情報、提供された紙エプロン350の評価、飲食したメニュー等や、来店者情報を管理サーバ20に送信したことによる累積ポイント等で構成される。他に、氏名や住所、メールアドレス等の個人情報を含めてもよい。
店舗記憶部232は、飲食店端末32から送信される飲食店30の店舗情報を記憶する。店舗情報は、飲食店30の名称、所在する住所(地域)、料理種別、1日平均来客数、客層、提供しているメニュー、各メニューのカロリー等で構成される。店舗情報は、不図示の飲食店登録手段等により、紙エプロン350の受給を希望する飲食店30が飲食店端末32を介して自店情報を登録することにより店舗記憶部232に蓄積される。管理サーバ20は、飲食店30の経営者等が飲食店端末32を介して自店情報を登録する際に、提供メニューのカロリーが不明の場合、提供メニューに使用される食材を登録すれば、予め記憶された食材別のカロリー表等を参照して提供メニューのカロリーを計算し、その提供メニューのカロリーとして店舗情報に関連付けて記憶してもよい。また、客が客端末31を介して紙エプロン350の識別コード370に基づいてアクセスしたことにより、飲食店30で使用可能なクーポン券等の接続特典を与える場合、その接続特典を店舗情報に含めて記憶してもよい。
普及プロモーション部22は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置で構成され、不図示のRAM(Random Access Memory)等に格納されたプログラムを読み出して実行することで、配布依頼受付部221とコード作成部222と紙エプロン描画部223と配布指示部224と来店者情報処理部225と情報提供部226等の機能を実現する。このプログラムは外部記憶媒体に格納されて普及プロモーション部22に提供されてもよいし、ネットワーク40を介して提供されてもよい。また、普及プロモーション部22が実行する本実施形態の各機能の一部は、管理サーバ20に予めインストールされたオペレーティングシステムが行ってもよい。
配布依頼受付部221は、外部I/F21を介して配布依頼者端末10からの紙エプロンフォーマット取得要求に応じて、不図示の記憶部に記憶された紙エプロンフォーマットを配布依頼者端末10に送信する。紙エプロンフォーマットには、紙エプロン350の基となる紙エプロン画像等がある。紙エプロン画像は、実際に飲食店30に配布される紙エプロン350について形状や大きさ等が異なる複数種類の画像で構成される。配布依頼者は、複数の紙エプロン画像の中から所望の紙エプロン画像を選択し、選択した紙エプロン画像を基にして所望の画像等を書き込んだり貼り付けたりすることで、実際に飲食店30に配布される紙エプロン350のイメージを完成させることができる。
図3は、配布依頼者が配布依頼者端末10を介して紙エプロンフォーマットに基づいて完成させる紙エプロン350のイメージ図である。このように、紙エプロンイメージには配布依頼者によって指定された画像360と後述するコード作成部222によって所定位置371に書き込まれる識別コード370がある。
配布依頼者は、紙エプロン画像に貼り付ける画像360について自ら用意してもよいし、管理サーバ20が備える不図示の画像記憶部に蓄積された画像の中から選択してもよいし、管理サーバを介して公募してもよい。管理サーバが蓄積する画像は、過去に紙エプロンに掲載した画像でもよいし、個人クリエイター等が作製し管理サーバ20を介して著作権の売買を希望する画像でもよい。
このように、紙エプロン画像に貼付される画像360は、配布依頼者以外によって制作される場合がある。そのため、配布依頼者は、配布依頼者端末10を介して紙エプロンイメージを作成する際に、紙エプロン画像に貼付される画像360が誰により制作されたものであるかを示す作者情報を紙エプロンイメージに付加するとよい。この作者情報は、紙エプロンイメージのプロパティ(紙エプロンイメージのデータの属性情報)情報として付加されてもよい。
紙エプロンフォーマットは、アプリケーションプログラムにより構成されてもよいし、複数種類の紙エプロン画像の集合であってもよい。配布依頼受付部221は、紙エプロンフォーマットを配布依頼者に使用させることで、一般的な矩形の広告等に比べて形状の複雑な紙エプロン350の完成イメージを配布依頼者に分かりやすく提供するとともに、配布依頼処理を簡易にすることができる。
紙エプロンフォーマットをアプリケーションプログラムとして構成する場合、識別コード370に重なって画像360が表示されたときは、画像360の前面に識別コード370が表示されるように、所定位置371の再配置をするとよい。これにより、より正確に配布依頼者に紙エプロン350の完成イメージを伝えることができるとともに、配布依頼者が所定位置371を避けて画像360を編集する手間を軽減できる。
また、配布依頼受付部221は、外部I/F21を介した配布依頼者端末10からの店舗情報取得要求に応じて、店舗記憶部232から読み出した店舗情報を配布依頼者端末10に送信する。この店舗情報取得要求は、上記紙エプロンフォーマットに予め設けられたリンクボタン等により配布依頼者端末10からネットワーク40を介して配布依頼受付部221に送信できるようにしてもよい。配布依頼受付部221が店舗情報を送信する際には、配布依頼者がマップ検索やキーワード検索等により簡単に飲食店30を検索できるようにするとよい。
例えば、マップ検索では、配布依頼受付部221は、拡大縮小自在な地図を配布依頼者端末10に表示し、地図上の各飲食店30の所在地に該当する位置に各飲食店30をシンボル表示するとともに、配布依頼者の操作に応じて飲食店30を種類毎に絞り込んで配布依頼者端末10に再表示する。この際に、配布依頼受付部221は、表示される飲食店30の軒数も合わせて配布依頼者端末10に表示するとよい。また、配布依頼者が飲食店30の種類選択後、地図上で都道府県名、市町村名や市街地名、エリア名にカーソルを合わせたときに色が変わった範囲をクリック等すると、そのエリアの該店舗数が配布依頼者端末10に表示されるようにしてもよい。また、キーワード検索では、配布依頼受付部221は、配布依頼者端末10を介して配布依頼者によって入力されるキーワード、例えば飲食店名やエリア名、料理種別等が該当する飲食店30を表示する。また、マップ検索とキーワード検索とを組み合わせて検索可能に構成してもよく、配布依頼受付部221は、例えば、マップ検索で市町村等の所定地域まで絞り込んだ店舗情報を配布依頼者端末10に表示した後に、配布依頼者によりキーワードとして入力される飲食店名を取得し、所定地域内の該飲食店名が検索結果として表示されるように構成してもよい。これによれば、全国に同一名の飲食店30が複数存在しても、配布依頼者が目的の飲食店30を容易に検索できる。また、キーワード検索で飲食店30を検索した後に、キーワード検索で該当した飲食店30のシンボルのみをマップ検索の地図上に点滅等させて分かりやすく配布依頼者端末10に表示してもよい。
また、配布依頼受付部221は、店舗情報について客層や来店者数等の所定項目別(例えば、男性客の多い飲食店30や学生の多い飲食店30等)に順位付けをして、順位付けをした店舗情報を配布依頼者端末10に表示してもよく、配布依頼者がその順位により配布先店舗33を選択できるようにしてもよい。また、配布依頼受付部221は、店舗記憶部232に蓄積された店舗情報に基づいて、利用者数や客層の変動を予測し、配布依頼者端末10に表示してもよい。例えば、配布依頼受付部221は、客層に学生の多い飲食店30の場合、春・夏・冬等の長期休暇の際には客層及び利用者数が大幅に変動又は減少すると予測し、その旨を配布依頼者端末10に表示してもよい。
また、配布依頼受付部221は、店舗情報を配布依頼者端末10に提供する際に、配布依頼者が個々に配布先店舗33を指定する手間を省くために、例えば、“エリア別に枚数指定で選択ボタン”や、“エリア別に店舗種類と枚数指定で選択ボタン”、“全国で店舗種類と枚数指定で選択ボタン”等のように、紙エプロン350の配布枚数や飲食店30の所在地域、及び飲食店30の料理種別や客層等から配布先店舗33を複数選択できるように、配布依頼者端末10に配布先店舗33を選択可能な画面を表示するとよい。この場合、配布依頼者端末32から具体的な配布先店舗名は指定されないので、配布依頼受付部221は、紙エプロン350が不足しがちな飲食店30(例えば、配布先店舗33として指定されていない飲食店30や来店者数が所定期間単位で増加している飲食店30等)を受注記憶部231や店舗記憶部232から検索して、検索した飲食店30を配布先店舗33にするとよい。飲食店30は、配布依頼者から供給される消耗品(紙エプロン350)が、不定期で数量も安定しない場合、自店の備品として当てにできず、また供給されたときだけ客に提供するという面倒な作業になるため、配布依頼者から消耗品を供給されること自体に消極的になりやすい。しかし、このように紙エプロン350が不足がちな飲食店30を検索して配布先店舗33に指定することで、各飲食店30に紙エプロン350を満遍なく普及させることができ、また定期的に安定した数量で紙エプロン350を供給しやすいので、配布依頼者からの紙エプロン350の供給を受け入れる飲食店30を多く獲得できる。
配布依頼受付部221は、上記により配布依頼者端末10に送信した紙エプロンフォーマットや店舗情報に基づいて、配布依頼者端末10から紙エプロンフォーマットに基づく紙エプロンイメージと紙エプロン350を配布する配布先店舗33の店舗情報、配布期間及び配布枚数等の配布条件及び配布依頼者情報等で構成される配布依頼情報を取得する。
配布依頼受付部221は、配布依頼者端末10から配布依頼情報を取得すると、取得した配布依頼情報をコード作成部222及び紙エプロン描画部223へ出力するとともに、受注記憶部231に記憶する。このとき、受注記憶部231に記憶される配布先店舗33の店舗情報は、配布依頼者端末10からの店舗情報取得要求に応じて配布依頼受付部221が配布依頼者端末10に送信したものであり、後述する来店者情報に基づいてリアルタイムに更新される店舗情報の影響を受けない。
コード作成部222は、配布依頼受付部221から配布依頼を取得すると、識別コード370を作成し、作成した識別コード370を紙エプロン描画部223へ出力する。この識別コードは、いわゆる二次元コードや3次元コードであり、配布先店舗33で紙エプロン350を入手した客が客端末31を介してアクセスすることで、客が客情報を入力可能なページを客端末31に表示するとともに、予め識別コード370に書き込まれた所定情報と客によって入力された客情報とを来店者情報として客端末31を介して管理サーバ20へ送信できるように構成される。コード作成部222が作成する識別コード370は画像形式でもよい。
ここで、予め識別コード370に書き込まれる所定情報には、配布依頼者情報や紙エプロン350に掲載される画像360の作者情報、配布先店舗情報、配布期間及び紙エプロン350のロットナンバー等がある。
ロットナンバーは、同一店舗に配布される紙エプロン350について所定枚数毎で同一となっており、後述する各店舗における来店者数を把握するために用いられる。例えば、配布先店舗33の一例である中村屋に配布される350枚の紙エプロン350の内、10枚毎を同一のロットナンバーとするならば、コード作成部222は、35種類の識別コード370を作成することになる。このように、識別コード370は、一つの配布先店舗33について、配布依頼者情報や作者情報、画像360情報、配布期間、ロットナンバー等が異なる複数種類が作成される場合がある。
紙エプロン描画部223は、配布依頼受付部221から取得した紙エプロンイメージの所定位置371に、コード作成部222によって作成された識別コード370を描画して、紙エプロン350の印刷イメージを作成する。紙エプロン描画部223は、作成した紙エプロン350の印刷イメージと配布依頼受付部221から取得した配布依頼情報に含まれる配布条件とを配布指示部224へ出力する。
配布指示部224は、紙エプロン描画部223から紙エプロン350の印刷イメージと配布条件とを取得すると、紙エプロン描画部223によって作成された紙エプロン350の印刷イメージに基づく紙エプロン350が、配布条件に基づいて各配布先店舗33に配布されるよう指示する。配布指示部224は、予め設定された配布指示先(例えば、印刷会社や配送会社のメールアドレス等)に外部I/F21及びネットワーク40を介して、紙エプロン350の印刷イメージ及び配布枚数や配布期間、配布先店舗33等の配布条件等を送信して配布指示を行ってもよい。また、配布指示部224は、予めネットワーク40に接続された印刷機が配布先店舗33に設置されている場合、配布期間に合わせて各配布先店舗33の印刷機に紙エプロン350の印刷イメージを直接送信し、所定枚数印刷させるようにしてもよい。これによれば、印刷会社や配送会社を介することによる中間マージンを削減できるとともに、配布先店舗33における紙エプロン350の在庫日数を最小限にすることができる。また、配布先店舗33を変更する場合にも即座に対応できる。
来店者情報処理部225は、外部I/F21を介して、飲食店30で紙エプロン350を入手した客の操作により客端末31を介して送信される来店者情報を取得し、取得した来店者情報を来店者記憶部233及び店舗記憶部232に蓄積する。
また、来店者情報処理部225は、来店者情報に含まれるロットナンバーに基づいて配布先店舗33の来店者数を計算し、計算した来店者数を配布先店舗33の店舗情報として店舗記憶部232に記憶する。具体的には、来店者情報処理部225は、配布先店舗33に紙エプロン350が配布されてから何日目に何種類のロットナンバーを客端末31から取得したかに基づいて、ロットナンバーの種類数×同一ロットナンバーが記載されている紙エプロン350の枚数÷配布先店舗33に配布されてからの経過日数=配布先店舗33における1日当たりの来店者数を計算する。
より具体的に説明すると、例えば、週に一度紙エプロン350の配布が行われる場合について、飲食店30の一例である中村屋において、当初の自店情報の登録時点で1日平均約50人であるならば、当初配布枚数は350枚/週となる。この場合、例えば10枚ずつで異なるようにアルファベットでロットナンバーを表すとすると、ロットナンバーは例えばA1〜I2(35種類)となる。例えば、中村屋では、配布先店舗33として指定されてから数週間は、紙エプロン350が配布されてから7日目に35種類目のアルファベットが管理サーバ20へ送信されていたので、1日平均来客数が、35×10÷7=50人/日となる。配布先店舗33として指定されて2ヶ月目からは5日目の閉店間際に35種類目のアルファベットが送信されたので、1日平均約70人となっていることが分かり、3ヶ月目には4日目の昼頃に35種類目のアルファベットが送信されたので、1日平均約80人となったことが分かる。
このように、来店者情報処理部225は、所定枚数毎に同一のロットナンバーが記された紙エプロン350について、飲食店30に配布してから何日目に何種類のロットナンバーが管理サーバ20へ送信されたかに基づいて利用者数を計算することで、例えばロットナンバーのA1から客に提供するかI2から提供するか等のロットナンバーの順番に関係なく、また来店者情報を送信しない客数を見込んだ利用者数を把握することができる。
また、来店者情報処理部225は、情報提供部226を介して配布依頼者端末10、客端末31及び飲食店端末32にそれぞれ通知する依頼者用情報、客用情報、及び飲食店用情報を作成する。情報提供部226は、依頼者用情報、客用情報、及び飲食店用情報をメール等により送信することで通知してもよいし、管理サーバ20が管理するホームページ上で、各配布依頼者端末10、客端末31及び飲食店端末32がアクセス可能なページに掲載することで通知してもよい。
具体的には、来店者情報処理部225は、依頼者用情報を作成するために、受注記憶部231から配布依頼者からの配布依頼情報を読み出し、配布依頼情報に対応する配布先店舗33の店舗情報や来店者情報をそれぞれ店舗記憶部232及び来店者記憶部233から読み出す。来店者情報処理部225は、読み出した店舗情報及び来店者情報に基づいて統計学等によるデータ解析を行い、配布先店舗33における季節別や年度別等の客層変動や、配布した紙エプロン350の画像360に対する客層別の評価等を依頼者用情報として作成する。なお、依頼者用情報は、必要に応じてその内容が適宜変更されてもよい。
来店者情報処理部225は、作成した依頼者用情報を情報提供部226、外部I/F21及びネットワーク40を介して配布依頼者端末10に通知する。この依頼者用情報が配布依頼者端末10に通知されるタイミングは、配布期間が終了したときでもよいし、配布期間内における所定期間毎でもよいし、配布依頼者端末10からの要求に応じてでもよい。また、来店者情報処理部225が依頼者用情報を作成するタイミングは、配布中の紙エプロン350に関する来店者情報や配布先店舗33に関する来店者情報を所定回数取得する毎や所定期間毎にしてもよい。
また、来店者情報処理部225は、客用情報を作成するために、受注記憶部231、店舗記憶部232及び来店者記憶部233を参照して、客端末31から来店者情報を取得した場合に客用情報として客端末31へ返信する接続特典情報を取得する。例えば、配布依頼者による接続特典が配布依頼に関連付けられていないか受注記憶部231を検索したり、飲食店30による接続特典が店舗情報に関連付けられていないか店舗記憶部232を検索したりする。また、この客用情報として、客端末31の待ち受け画像として利用できるように、紙エプロン350の画像360が含まれてもよい。
また、来店者情報処理部225は、来店者情報に客が飲食店30で飲食したメニューが含まれていた場合、そのメニューに該当するカロリーを店舗記憶部232から検索し、客用情報に含める。更に、来店者情報処理部225は、来店者情報に含まれる客の性別や年齢等に基づいて、飲食したカロリーを消費するために必要な運動量や運動方法等を客用情報に含めてもよい。また、来店者情報処理部225は、客の体重や身長等の身体情報を含めた来店者情報を取得した場合に、その客の体型にあったカロリー消費方法を客用情報に含めてもよい。また、来店者情報処理部225は、来店者記憶部233に蓄積された客の来店者情報に基づいて客が摂取したカロリー累計(例えば、今週のカロリーや今月のカロリー等)を客用情報に含めてもよい。
また、来店者情報処理部225は、客端末31から来店者情報を取得するたびに紙エプロン普及補助システムXを利用したことにより累積されるポイントを客用情報に含めてもよい。管理サーバ20は、このポイントが所定ポイントに達した客にポイントと交換に所望の紙エプロン350を取得させる。
紙エプロン350の画像360は、様々な作者によって作製されるため、中には人気のクリエイターの物や評判の画像360が登場することが予想される。各紙エプロン350は、日本全国の各地方はもとより、地方の中でも更に地域を限定して配布されることがある。そのため、客が実物の紙エプロン350を手に入れようと思っても難しい場合があるため、ポイントを蓄積することにより所望の紙エプロン350を取得できるようにする。また、このように、カロリーや累積ポイント等の蓄積された来店者情報を客に通知することで、客に更に来店者情報を蓄積しようという意識を持たせることができ、本システムを利用するリピート率を高めることができる。
このように、客用情報を充実させることで、紙エプロン350が配布されている飲食店30への客の来店、紙エプロン350の使用及び来店者情報のフィードバックを促進させることができる。なお、客用情報が作成され客端末31に通知されるタイミングは、来店者情報処理部225が客端末31から来店者情報を取得する毎に行うとよい。また、管理サーバ20は、来店者記憶部233に蓄積された来店者情報に基づいて、客が過去に訪れた飲食店30や、そこで飲食したメニュー、メニューのカロリー、蓄積されたポイント数等を客が所有するコンピュータ等で読み出せるようにしてもよい。この際、客は、所有するコンピュータ等を介して所定のページ(例えば管理サーバ20が管理するホームページ)でパスワード等を入力することにより表示される個人用ページで、上記蓄積された来店者情報に基づく情報を確認できる。このとき、カロリーについては、折れ線グラフや棒グラフ等により摂取カロリーの推移が分かるように表示するとよい。また、客端末31で上記蓄積された来店者情報に基づく情報を確認できるようにしてもよい。
また、来店者情報処理部225は、飲食店用情報を作成するために、店舗記憶部232から店舗情報を読み出し、読み出した店舗情報に基づいて統計学等によるデータ解析を行い、各飲食店30における季節別や年度別等の客層変動等を飲食店用情報として作成する。飲食店用情報は、必要に応じてその内容が適宜変更されてもよい。来店者情報処理部225は、作成した飲食店用情報を情報提供部226、外部I/F21及びネットワーク40を介して飲食店端末32に通知する。この飲食店用情報が飲食店端末32に通知されるタイミングは、所定期間毎でもよいし、飲食店端末32からの要求に応じてでもよい。また、来店者情報処理部225が飲食店用情報を作成するタイミングは、来店者情報を取得する度に行うのではなく、各飲食店30について来店者情報を所定回数取得する毎や所定期間毎にしてもよい。
また、来店者情報処理部225は、配布依頼者によって指定された配布期間中に配布先店舗33を変更する必要があるか否かを判断する。前述したとおり、飲食店30では、様々な要因で客層や利用者数等が敏感に大きく変化しやすいため、配布対象として当初予定していた配布先店舗33の客層や利用者数等と紙エプロン350の配布中の客層や利用者数等が異なることが多くあるからである。
例えば、配布先店舗33の一例である中村屋の客層変化について図4に示す。中村屋では、店舗情報登録時では、1日平均来客数:50人、性別:男、年齢層:30〜45歳、職業:サラリーマン、繁栄時間帯:11時半〜13時半であったのに対して、店舗情報登録後3ヶ月経過したときには、1日平均来客数:60人、性別:男、年齢層:15〜25歳、職業:学生、繁栄時間帯:12時〜14時であった。中村屋では、店舗情報登録後に、近隣に専門学校が開校したため、客層がサラリーマンから学生へとシフトするとともに、1日平均来客数が増加し、また専門学校の授業時間帯の関係から繁栄時間帯が変化することになった。
また、店舗のメニューを刷新したり内装を変化させたりすることで、男性中心であった客層が女性中心に推移したり、メディアに店舗が紹介されることで、急激に来客者数が増えることもある。
このように、飲食店30は、様々な要因で客層や利用者数等が敏感に大きく変化しやすいため、配布条件として当初予定していた客層や利用者数等と紙エプロン350の配布中の客層や利用者数等が異なることが多くある。貴重な広告費を広告対象と異なる飲食店30に使用することは大変不経済である。しかしながら、飲食店30側からの自己申告情報による客層や利用者数等に依存する場合、客観的なデータを得られにくい。そのため、来店者情報処理部225は、客端末31から取得した来店者情報(例えば客の年齢や性別等)に基づいて店舗記憶部232に記憶された店舗情報(例えば客層や利用者数等)を更新し、更新した店舗情報に基づいて配布先店舗33を変更する必要があるか否か判断している。
具体的には、来店者情報処理部225は、来店者情報に基づいて更新された店舗記憶部232に記憶された最新の店舗情報と、受注記憶部231に記憶された配布依頼時に指定された配布先店舗33の店舗情報とを配布先店舗33毎に比較し、更新された店舗情報と配布依頼時の店舗情報(配布依頼受付部221が配布依頼者端末10から取得した配布先店舗33の店舗情報)とが異なっている場合、配布依頼時に指定された配布先店舗33の店舗情報に類似する飲食店30を店舗記憶部232から検索し、検索した飲食店30に配布先店舗33を変更する。なお、配布先店舗33を変更した場合であっても、配布依頼者によって配布依頼時に指定された配布先店舗33の店舗情報は、比較の基準とするため受注記憶部231に残しておくものとする。
来店者情報処理部225は、配布先店舗33の変更について、配布依頼者からの指示に基づいて行ってもよいし、自動的に変更するか否かを配布依頼者に予め設定させてもよい。来店者情報処理部225は、配布依頼者からの指示に基づいて配布先店舗33を変更する場合、配布中の店舗情報が配布依頼時の店舗情報と異なっている旨と配布依頼時の店舗情報に類似する飲食店30の一覧を依頼者用情報として情報提供部226により配布依頼者端末10に送信させる。そして、配布依頼者端末10を介して配布依頼者が、その依頼者用情報に基づいて配布先店舗33を変更する旨、及び飲食店30の一覧の中から飲食店30を指定して来店者情報処理部225に配布期間内に返信してきた場合に、配布依頼者によって指定された飲食店30を配布先店舗33として変更してもよい。なお、この場合、配布依頼者は、配布依頼者端末10を介して、飲食店30を指定せずに配布先店舗33を変更する旨だけを来店者情報処理部225に返信してもよい。来店者情報処理部225は、配布依頼者端末10から配布先店舗33を変更する旨だけを取得した場合、配布依頼者端末10に通知した飲食店30の一覧の中から紙エプロン350の支給が不足がちな飲食店30を配布先店舗33に変更すればよい。
次に、図5を参照して、この紙エプロン普及補助システムXの全体の流れについて具体的に説明する。店舗記憶部232には、予め飲食店30の店舗情報が記憶されているものとする。
(ステップS10)
まず、管理サーバ20は、配布依頼者端末10からの紙エプロンフォーマット取得要求に基づいて、ネットワーク40を介して配布依頼者端末10に紙エプロンフォーマットを送信する。配布依頼者端末10は、管理サーバ20から取得した紙エプロンフォーマットを所定の記憶部に保存することができる。
(ステップS11)
配布依頼者は、配布依頼者端末10を介して、紙エプロンフォーマットに用意されている複数種類の紙エプロン画像の中から所望の紙エプロン画像を選択し、紙エプロン350への掲載を希望する所望の画像を紙エプロン画像内の所望の位置に配置したり、直接紙エプロン画像内の所望の位置にイラストソフト等を用いて画像を描いたりすることで、配布したい紙エプロンイメージを完成させる。
(ステップS12)
配布依頼者は、配布依頼者端末10を操作して、紙エプロンフォーマットによる紙エプロンイメージを完成させると、次に紙エプロン350を配布する配布条件を指定する。管理サーバ20は、配布依頼者端末10からの店舗情報取得要求に応じて店舗記憶部232に記憶された店舗情報を読み出し、複数の飲食店30の中から紙エプロン350を配布したい飲食店30を配布先店舗33として配布先端末10を介して配布依頼者に指定させるとともに、紙エプロン350の配布期間及び配布枚数等を指定させる。これにより、配布依頼者は、配布依頼者端末10を介して、予め店舗記憶部232に記憶された店舗情報の中から所望の飲食店30を配布条件に合わせて選ぶことができる。
(ステップS13)
管理サーバ20は、上記により配布依頼者端末10が作成した、紙エプロンイメージや配布条件、配布依頼者情報等で構成される配布依頼情報をネットワーク40を介して取得する。配布依頼者端末10は、配布依頼情報を管理サーバ20に送信する際に、客が客端末31を介して、配布依頼者による紙エプロン350の識別コード370に基づいてアクセスしたことに応じて商品券等の特典を与える場合、その接続特典を配布依頼情報に含めてもよい。管理サーバ20は、例えばWWW(World Wide Web)上の配布依頼情報を受け付けるページ等を介して配布依頼者端末10によってアップロードされた配布依頼情報を取得してもよいし、メールやファックス等で配布依頼者端末10から配布依頼情報を受信してもよい。また、上記配布依頼情報を受け付けるページについては、紙エプロンフォーマットにリンクを設けてもよい。このように、紙エプロンフォーマット等の予め用意された形式により簡単に紙エプロン350の配布依頼を行えるので、企業だけでなく、個人も簡単に利用でき、また、広告代理店等を介した場合に比べて、広告の完成イメージが分かりやすく、発注依頼等の打ち合わせに掛かる時間を無くすことができる。
(ステップS14)
管理サーバ20は、配布依頼者端末10から配布依頼情報を取得すると、識別コード370を作成する。この識別コード370は、紙エプロン350に印刷され、飲食店30で紙エプロン350の提供を受けた客が識別コード370を読み取り可能な携帯等の客端末31により、来店者情報等を管理サーバ20に送信できるように構成される。
(ステップS15)
管理サーバ20は、識別コード370を作成すると、配布依頼者端末10から取得した紙エプロンイメージ内の所定位置371に、作成した識別コード370を書き込んで紙エプロン350の印刷イメージを作成する。
(ステップS16)
管理サーバ20は、紙エプロン350の印刷イメージを作成すると、配布依頼者端末10によって指定された配布条件に基づいて紙エプロン350の配布指示を出す。この配布指示に基づいて紙エプロン350の印刷イメージに基づく紙エプロン350が配布先店舗33に配布される。
配布先店舗33への紙エプロン350の配布は、管理サーバ20によって印刷された紙エプロン350を配送会社等が配送してもよいし、管理サーバ20から紙エプロン350の印刷イメージを取得した印刷会社等が印刷し、配送会社等を介して配送してもよい。また、ネットワーク40に接続されたプリンタ等の印刷機を配布先店舗33となる飲食店30に設置し、管理サーバ20からネットワーク40を介して配布先店舗33の印刷機へ直接紙エプロン350の印刷命令を出し、飲食店30に設置された印刷機から紙エプロン350を印刷させてもよい。
配布先店舗33には、1日平均来店者数に合わせた枚数が配布される。配布先店舗33には、例えば一週間分を週に一度等、所定期間毎に所定枚数ずつ紙エプロン350が配布されるようにしてもよいし、配布先店舗33からの配布要求に応じて随時配布されるようにしてもよい。
(ステップS17)
配布先店舗33に配布された紙エプロン350は、配布先店舗33に来店する客へ提供される。客は、飲食する際に紙エプロン350を着用することで、飲食物で衣服を汚すことを防止できる。また、客が紙エプロン350を着用することで、紙エプロン350に印刷された配布依頼者による画像360が広告される。特に、このように紙エプロン350を広告媒体として用いることは、箸袋や紙ナプキン等の他の消耗品を広告媒体として用いる場合よりも、広告面積が大きく、また客が紙エプロン350を着用するため広告効果が高い。
また、配布依頼者は、紙エプロン350の配布依頼を紙エプロンフォーマット等により簡単に行えるので、企業による広告手段だけでなく、例えば個人クリエイター等が広く自分の作品の認知度を高めるための手段として用いたり、一般人が趣味の絵や写真を公開するための手段として用いたりすることができる。また、誕生日やクラブの集会等の催しの際に、「○○ちゃん誕生日おめでとう」や「チーム紙エプ」等の画像360が記載された紙エプロン350を着用して飲食店30で食事を楽しむことができる。なお、この場合、予約者名等を配布依頼時に登録できるようにし、飲食店30側でその予約者名を告げたときに指定した紙エプロン350が客に提供されるようにしてもよい。このように、広告代理店等の人手を介さずに配布依頼を簡単に行えるので、企業の広告利用だけでなく、個人の趣味・娯楽としても利用できる。そのため、管理サーバ20は、多くの配布依頼者を得ることができ、紙エプロン350を多くの飲食店30に普及させることができる。
(ステップS18)
客は、紙エプロン350に記載された識別コード370に携帯電話等の客端末31によりアクセスする。客端末31が識別コード370に基づいてアクセスすると、客情報を入力でき、入力した客情報を管理サーバ20へ送信可能なページに接続される。
(ステップS19)
図6は、客端末31が識別コード370に基づいてアクセスすることによって、客端末31に表示される客情報の入力画面例である。客情報入力画面500には、性別、年齢、居住地域の都道府県、アンケート項目、送信ボタン等がある。アンケート項目には、何のメニューを飲食したかや、紙エプロン350に記載された画像360についての評価(例えば、良い、普通、悪い等)等がある。なお、性別や年齢及びアンケート項目等のように一覧から選択可能な項目は、ドロップダウンリスト等による表示にして、客の入力の手間を軽減するとよい。また、飲食したメニューとともに、そのメニューに関する客の感想を入力できるようにしても良い。
(ステップS20)
客端末31は、客によって客情報入力画面500内の送信ボタンが押下されることで、予め識別コード370に書き込まれた所定情報と客によって入力された客情報とを来店者情報として、ネットワーク40を介して管理サーバ20に送信する。
(ステップS21)
管理サーバ20は、ネットワーク40を介して客端末31から来店者情報を取得すると、来店者記憶部233、受注記憶部231、店舗記憶部232に来店者情報及び/又は来店者情報に基づく情報を蓄積する。管理サーバ20は、来店者情報を取得する度に来店者情報に基づいて店舗情報をリアルタイムに更新(蓄積)するので、配布依頼者が配布依頼を行う際に最新の店舗情報に基づいて配布先店舗33を選択させることができる。
(ステップS22)
管理サーバ20は、来店者情報に基づいて、配布依頼者用情報、客用情報、飲食店用情報を作成し、ネットワーク40を介して、それぞれ配布依頼者端末10、客端末31及び飲食店端末32に送信する。依頼者用情報は、画像360に対する評価や来店者情報等である。配布依頼者は、配布依頼者端末10を介して依頼者用情報を取得することで、広告に対する反響及び飲食店別や客層による反響の違い等の有益な広告効果を得ることができる。客用情報は、例えば来店した飲食店30で利用できるクーポン等や、配布依頼者から提供される商品券等や、来店者情報を送信したことによるポイントや、来店した飲食店30で飲食した料理のカロリー表示等であり、客にとって魅力的な内容となっている。客は、この客用情報を取得するために、紙エプロン350を入手し識別コード370に基づいてアクセスしようとする。そのため、管理サーバ20は、配布先店舗33における集客率を向上させられるとともに、紙エプロン350の識別コード370に基づいてアクセスした客から来店者情報を取得することができる。また、店舗情報は、各飲食店30の客層や利用者数等である。これにより、飲食店30は、紙エプロン350の支給を受けられるだけでなく、例えば個人商店等では設備投資する余裕がないために把握しにくい自店の客層等を簡単に把握して、料理やサービスの改善に生かすことができる。
(ステップS23)
管理サーバ20は、受注記憶部231を参照して配布先店舗33毎に配布期間が終了しているか否かを判断する。配布期間が終了しているか否かの判断については、普及プロモーション部22が行えばよい。管理サーバ20は、ステップS23でYesの場合、すなわち、配布期間が終了していると判断した配布先店舗33については、本処理を終了する。
一方、ステップS23でNoの場合、すなわち、管理サーバ20は、配布期間が終了していないと判断した配布先店舗33についてはステップS24に進み、配布依頼者端末10に送信した依頼者用情報に基づいて、配布期間内に配布依頼者端末10からこの配布先店舗33を変更する旨の返信があるか否かを判断する。
ステップS24でYes、すなわち、管理サーバ20は、配布依頼者端末10から配布先店舗33を変更する旨を取得した場合、ステップS25に進む。ステップS25で管理サーバ20は、配布先店舗33を所定の飲食店30に変更する。これにより、配布依頼者によって指定された配布依頼時の配布条件において当初指定した配布先店舗33が変更される。そして、ステップS14に戻り、管理サーバ20は、変更後の配布先店舗33に基づいて識別コード370を作成し、以降の各ステップの処理を行う。つまり、配布期間中であれば、配布先店舗33は複数回変更される場合がある。このとき、ステップS14で管理サーバ20が作成する識別コード370には、ステップS25で変更された配布先店舗33の店舗情報が書き込まれる。配布枚数や配布期間は、配布依頼者が当初指定した配布条件に基づくので、配布開始後の残日数及び残枚数となる。
一方、ステップS24でNo、すなわち、管理サーバ20は、配布依頼者端末10から配布先店舗33を変更する旨を取得しなかった場合、配布先店舗33の変更を行わず、ステップS21に処理を戻す。
これにより、配布依頼者は、紙エプロン350の配布中に配布先店舗33の客層や利用者数等の店舗情報が変わった場合にも、配布依頼時に指定した配布条件に合う飲食店30に配布先店舗33を切り換えることができるので、確実に配布条件に沿った飲食店30に紙エプロン350の配布を行うことができる。また、配布依頼時に指定した配布枚数の紙エプロン350が、配布依頼時に指定した配布先店舗33の利用者数が減ったために配布先店舗33で余ることもなく経済的である。なお、ステップS14からステップS16までの処理は、配布先店舗33における過去の店舗情報の変わりやすさ(利用者数や客層の過去の変動)に基づいて、ステップA25で配布先店舗33が変更される可能性があることを考慮して、一度に処理する量を調整するとよい。また、ステップS14からステップS16までの処理において、管理サーバ20は配布依頼情報を受注記憶部231から読み出して処理に用いてもよい。
以上の処理により、管理サーバ20は、紙エプロン350の普及を円滑に促進させることができる。
このように、本実施形態によれば、紙エプロンフォーマットによる配布依頼の容易にできること、リアルタイムに更新される店舗情報に基づいて紙エプロン350の配布先店舗33を選択できること、紙エプロン350に基づく来店者情報を取得できることから、飲食店30へ紙エプロン350を提供しようとする配布依頼主を多く獲得することができる。また、紙エプロン350の識別コード370に基づいてアクセスすることにより接続特典(客用情報)を取得できることから、客が管理サーバ20へ来店者情報を送信しようとする欲求を高め、多くの客から来店者情報を取得することができる。また、多くの客から来店者情報を取得できることで、店舗情報における情報精度を高めることができ、また、配布依頼者に多くの来店者情報を提供できるので配布依頼者の欲求を満たすことができる。更に、紙エプロン350の識別コード370に基づいてアクセスすることにより接続特典を取得できること、紙エプロン350により衣服を飲食物で汚すことを防止できることから、本実施形態の紙エプロン350が配備されている飲食店30を優先して客が利用するようになり、飲食店30における集客率を向上させることができる。また、紙エプロン350の取得、集客率の向上又は来店者情報を取得できることから、紙エプロン350の提供を受けようとする飲食店30を多く獲得することができる。このように、本実施形態の紙エプロン普及補助システムXによれば、配布依頼者、飲食店30の経営者等及び客を皆満足させることができ、紙エプロン350の普及を促進できる。
また、管理サーバ20は、来店者情報を取得する毎にリアルタイムでホームページの更新を行ってもよい。このホームページとは、トップページに限らず、管理サーバ20が蓄積するデータに基づきWWWで公開されるページであればよい。
図7は、配布中の紙エプロン350の一覧が掲載されたホームページの画面例である。図7で示す一覧画面510内の紙エプロン350には、配布依頼者により指定された画像360が描画されており、各紙エプロン350の下には、実際に紙エプロン350を入手して識別コード370に基づいてアクセスした客の総接続者数が表示される。また、各紙エプロン350の上にカーソルを載せると、例えば「紙エプ(株)」のようにその紙エプロン350の配布依頼者名が表示される。閲覧者が各紙エプロン350をマウス等でクリック等して指定すると、その紙エプロン350に関する詳細情報が表示される。
図8は、図7に示す一覧画面510上の各紙エプロン350をクリック等したときに表示される詳細情報の表示画面例である。詳細画面511には、クリック等された紙エプロン350の配布先店舗33、配布依頼者、配布期間及び接続特典等が表示される。配布先店舗33は、クリック等された紙エプロン350が配布されている店舗であり、配布先店舗33がホームページを有している場合には、この配布先店舗名をクリック等するとその配布先店舗33のホームページに接続されるようリンクされている。配布依頼者は、紙エプロンイメージを作成し、管理サーバ20を介して紙エプロン350の配布を行っている者であり、配布先店舗33と同様に、配布依頼者がホームページを有している場合には、配布依頼者名とその配布依頼者のホームページとがリンクされる。配布期間は、配布依頼者が指定した紙エプロン350が配布先店舗33で配布される期間である。接続特典は、客が紙エプロン350の識別コード370に基づいてアクセスして来店者情報を管理サーバ20に送信することで取得できる客用情報であり、管理サーバ20から客端末31に返信された接続特典を配布先店舗33の従業員等に見せることで、例えば配布先店舗33で所定メニューがサービスされたり、飲食料金等が値引きされたりする。なお、一覧画面510内から紙エプロン350がクリック等されたときに、紙エプロン350の配布先店舗33を所在地に合わせて地図上でシンボル表示し、シンボル表示した配布先店舗33の近傍に吹き出し形式で詳細画面511を表示してもよい。また、一覧画面510内の各紙エプロン350の近傍に“マップ表示ボタン”等を設け、このボタンが押下されたときに紙エプロン350の配布先店舗33を所在地に合わせて地図上にシンボル表示してもよい。また、シンボル表示した配布先店舗33がクリック等されることで、初めて詳細画面511を表示するようにしてもよい。
このように、管理サーバ20は、配布中の紙エプロン350の状況についてリアルタイムにホームページを更新することで、接続者数の多寡等により客に紙エプロン350に興味を持たせるとともに、興味を持った紙エプロン350について客に配布依頼者及び配布先店舗33の宣伝を行い、また、客がその配布先店舗33を訪れる動機付けを与えることができる。また、企業等が接続者数の多寡等に基づいて、人気のある紙エプロン350を知ることができ、その紙エプロン350の画像360について著作権の購入を検討したり、その作者に仕事の依頼を検討したりできる。
また、個人クリエイター等による本実施形態の利用をより促進するために、紙エプロン350の配布依頼を、その紙エプロン350に掲載する画像360の著作権を販売するために用いてもよい。例えば、紙エプロンフォーマットにより配布依頼を行う際に、画像360の著作権について、著作権売却希望や、作品のみ売却希望、売却希望価格や、作品引渡し時の状態(例えば、作品が絵画であれば額に入れる、書であれば掛け軸に装丁する等)等を指定できる作者希望情報を配布条件に追加できるようにしてもよい。管理サーバ20は、作者希望情報が配布条件に含まれる場合、識別コード370を作成する際に、客端末31が識別コード370に基づいてアクセスしたときの客情報として、画像360の著作権について作者希望情報に対応する購入依頼情報として、この作品を買うや著作権を利用する、ライセンス契約や仕事を依頼したい等を指定できるようにするとよい。これは、企業等の閲覧者がホームページ上で画像360の詳細情報を表示した際に指定できるようにしてもよい。これにより、管理サーバ20は、取得した来店者情報に含まれる作者希望情報に対応する著作権の購入依頼情報を依頼者用情報に含めて配布依頼者、すなわち個人クリエイター等に送信するので、個人クリエイター等が依頼者用情報に含まれる著作権の購入依頼情報に基づいて、自身の作製したデザインの著作権について、紙エプロン350の配布を介して販売することができる。また、管理サーバ20は、取得した来店者情報に含まれる作者希望情報に対応する著作権の購入依頼情報について、客端末31等を介して最も高い価格の購入依頼情報を送信した客の著作権の購入依頼情報だけを依頼者情報に含めて配布依頼者端末10に送信してもよい。これによれば、個人クリエイター等の配布依頼者が、簡単にオークション形式で画像360の著作権の販売を行える。
また、上記により、著作権の売買が成立した場合、管理サーバ20は、予め設定された著作権を取り扱う資格のある業者の情報を配布依頼者端末10に送信してもよい。また、管理サーバ20が管理するホームページ上で、著作権の売買について、著作権を取り扱う資格のある業者を紹介するリンクページを備えてもよい。また、管理サーバ20は、これら業者からのお役立ち情報書き込み欄や成約情報書き込み欄や質問事項に回答する掲示板等のコーナーを設け、著作権売買を行おうとする者への知識補助や安心感を与えるようにするとよい。
また、配布依頼者は紙エプロン350に掲載する画像360を公募してもよい。公募対象としては、商品や企業、公共事業(国民体育大会や博覧会、スタジアム等)の名称や名称のロゴタイプ、キャラクターを募集してもよいし、企業等のキャンペーン等に係るポスターのデザインを募集してもよい。これによれば、配布依頼者は、依頼者用情報として来店者情報に基づく各画像360の評価を取得できるので、地域別や年齢別等に評価の高いデザインがどのようなものかを知ることができる。そして、最も評価の高かった画像360を公募の当選作品としてもよい。また、これによれば、多くの個人クリエイターを発掘することができる。
この場合、配布依頼者端末10は、配布依頼者の操作により、紙エプロンフォーマットを介して例えば予め紙エプロンフォーマットに用意された公募を示す画像360(例えば、「公募」と書かれた画像等、画像360を公募することを形式的に表明した画像)を紙エプロン画像に付加した紙エプロンイメージを作成し、作成した紙エプロンイメージと配布条件と紙エプロン350に貼り付ける画像360を公募する旨と公募対象の情報(例えば、公募対象の画像や説明資料等)とを配布依頼情報に含めて管理サーバ20に送信するとよい。管理サーバ20は、配布依頼情報に公募する旨又は公募を示す画像360が含まれている場合、過去に配布依頼を行った経験のある個人クリエイター等の配布依頼者端末10に公募がある旨と配布依頼者から取得した配布依頼情報とをメール等により送信する。また、配布依頼受付部221は、公募があることを管理サーバ20が管理するホームページ上で告知し、ホームページ上から公募に関する配布依頼情報をダウンロードさせるようにしてもよい。個人クリエイター等は、個人クリエイター等の端末を介して取得した配布依頼情報に含まれる紙エプロンイメージ及び配布条件に合わせてデザインを作製する。個人クリエイター等は端末を操作し、作製したデザインを、公募を示す画像360に換えて紙エプロンイメージの所望の位置に貼り付けて応募作品とし、配布依頼者から指定された配布条件と作成した応募作品の紙エプロンイメージを配布依頼情報として配布依頼受付部221に送信する。このとき、個人クリエイター等から送信される配布依頼情報の配布依頼者情報は公募を行った配布依頼者となり、紙エプロンイメージの作者情報は応募作品を送信した個人クリエイター等となる。
なお、紙エプロンフォーマットではなく、配布依頼者端末10がダウンロード可能な公募専用のフォーマット(または、ホームページ上に設けられた公募発注画面)を介して、公募する商品の画像や商品に関する資料と当選時の報奨金額や配布条件等を配布依頼者端末10から管理サーバ20に送信させてもよい。管理サーバ20は、配布依頼者端末10から取得したそれら公募に関する情報を個人クリエイター等の端末に送信し、個人クリエイター等によってそれら公募に関する情報に基づいて作製された応募作品の画像360を個人クリエイター等の端末から取得してもよい。このとき個人クリエイター等の端末から送信される応募作品の画像360は、所定の紙エプロン画像に付加された紙エプロンイメージであってもよいし、単純に応募作品の画像360からなる画像形式であってもよい。管理サーバ20は画像形式の応募作品を取得した場合、所定の紙エプロン画像に応募作品を貼り付けて紙エプロンイメージを作成すればよい。この所定の紙エプロン画像は、配布依頼者端末10が公募に係る配布依頼情報を送信する際に指定したものでもよいし、予め公募用に定められた紙エプロン画像でもよいし、応募作品を作製する個人クリエイター等が指定したものでもよい。
また、管理サーバ20は、配布依頼情報に含まれる紙エプロンイメージについて、公序良俗に反していないか等を判断する不図示の検閲手段を備えてもよい。例えば、配布依頼受付部221は、客端末31から配布依頼情報を取得すると、取得した配布依頼情報の紙エプロンイメージを不図示の検閲担当部署端末等へ転送する。検閲担当部署の職員は、転送された紙エプロンイメージの画像360について公序良俗に違反していないかどうかや、配布先店舗33においてふさわしくない画像や広告であるかを検閲し判断する。検閲の内容としては、例えば、暴力的・卑猥・飲食時にふさわしくない画像360や、配布先店舗33の競合会社の製品がモチーフとなっている画像360を排除する。
検閲担当部署端末等は、この検閲作業で問題なしと判断された画像360の配布依頼者の配布依頼者端末10に、問題なしである旨をメールで送信する。また、この際に決済の日時等を併せて送信してもよい。一方、検閲担当部署端末等は、問題ありと判断された画像360の配布依頼者の配布依頼者端末10に、問題ありとする旨をその理由とともにメールで送信する。この場合、問題ありと判断された理由が、配布先店舗33のNG広告に関係するような場合、配布先店舗33を変更すれば問題が解消される旨も併せて送信するとよい。
また、配布中の紙エプロン350について、管理サーバ20が管理するホームページ上で公開する旨を上記したが、紙エプロン350の画像360に対する評価については、紙エプロン350の識別コード370に基づいてアクセスした客だけでなく、管理サーバ20が管理するホームページの閲覧者も投票できるようにしてもよい。この場合、管理サーバ20は、投票を行った閲覧者に紙エプロン350の取り寄せに使えるポイントを与えてもよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。例えば、紙エプロンをトレイマットや紙ナプキン、箸袋等の他の紙製消耗品に代替してもよい。
10・・・配布依頼者端末
20・・・管理サーバ
21・・・外部I/F
22・・・普及プロモーション部
23・・・情報記憶部
30・・・飲食店
31・・・客端末
32・・・飲食店端末
33・・・配布先店舗
40・・・ネットワーク
221・・配布依頼受付部
222・・コード作成部
223・・紙エプロン描画部
224・・配布指示部
225・・来店者情報処理部
226・・情報提供部
231・・受注記憶部
232・・店舗記憶部
233・・来店者記憶部
350・・紙エプロン
360・・画像
370・・識別コード
500・・客情報入力画面
510・・一覧画面
511・・詳細画面
X・・・・紙エプロン普及補助システム

Claims (5)

  1. 配布依頼者端末から取得する配布依頼情報に基づいて紙エプロンを作成し、飲食店に配布された前記紙エプロンを介して来店者情報を取得する管理サーバであって、
    複数の前記飲食店の店舗情報を記憶した店舗情報記憶手段と、
    該店舗情報記憶手段から読み出した前記店舗情報と前記紙エプロンの基となる紙エプロン画像を前記配布依頼者端末に送信し、前記紙エプロン画像に所望の画像が付加された紙エプロンイメージと、前記店舗情報の中から選択された配布先店舗の配布先店舗情報とが含まれる配布依頼情報を前記配布依頼者端末から取得する配布依頼受付手段と、
    前記配布先店舗で前記紙エプロンを提供された客の客端末から該客の客情報と前記配布先店舗情報とを来店者情報として取得するための識別コードを作成するコード作成手段と、
    該コード作成手段により作成された前記識別コードを前記配布依頼受付手段により取得された前記紙エプロンイメージに書き込んだ前記紙エプロンの印刷イメージを描画する紙エプロン描画手段と、
    前記客端末から取得した前記来店者情報を前記店舗情報記憶手段に蓄積させるとともに、前記来店者情報に基づいて依頼者用情報、客用情報、飲食店用情報を作成する来店者情報処理手段と、
    該来店者情報処理手段により作成された、前記依頼者用情報を前記配布依頼者端末に通知し、前記客用情報を前記客端末に通知し、前記飲食店用情報を前記配布先店舗の備える飲食店端末に通知する情報提供手段とを備えた
    ことを特徴とする管理サーバ。
  2. 前記来店者情報処理手段は、前記店舗情報記憶手段に記憶された前記配布先店舗の最新の前記店舗情報と前記配布依頼受付手段により取得された前記配布先店舗情報とが異なる場合に前記紙エプロンが配布される前記配布先店舗を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記配布依頼受付手段は、前記配布依頼者端末から前記画像の著作権の売買についての作者希望情報が含まれる前記配布依頼情報を取得し、
    前記コード作成手段は、前記作者希望情報に対応する前記著作権の購入依頼情報を前記来店者情報として取得する前記識別コードを作成し、
    前記情報提供手段は、前記来店者情報に含まれる前記購入依頼情報を前記依頼者用情報に含めて前記配布依頼者端末に通知する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理サーバ。
  4. ネットワークを介して接続された配布依頼者端末と客端末と管理サーバとを備えた紙エプロン普及補助システムであって、
    前記配布依頼者端末は、所望の画像と、前記管理サーバが有する店舗情報記憶手段に記憶された複数の飲食店の店舗情報に基づいて紙エプロンの配布先となる配布先店舗の配布先店舗情報とを前記管理サーバに送信する配布依頼送信手段を有し、
    前記管理サーバは、前記画像と前記配布先店舗情報が書き込まれた識別コードとに基づく前記紙エプロンの印刷イメージを作成する作成手段を有し、
    前記客端末は、入力された客情報と前記配布先店舗に配布された前記紙エプロンの前記識別コードに予め書き込まれた前記配布先店舗情報とを来店者情報として前記管理サーバに送信する来店者情報送信手段を有し、
    前記管理サーバは、取得した前記来店者情報に基づいて前記店舗情報を更新する来店者情報処理手段を備えた
    ことを特徴とする紙エプロン普及補助システム。
  5. 前記来店者情報処理手段は、
    更新された前記店舗情報記憶手段に記憶された前記配布先店舗の前記店舗情報と前記配布依頼者端末から送信された前記配布先店舗情報とが異なる場合に、前記紙エプロンが配布される前記配布先店舗を変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の紙エプロン普及補助システム。
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