WO2024142277A1 - 基板支持部材用アタッチメントおよび基板支持部材用アタッチメントの組付治具 - Google Patents

基板支持部材用アタッチメントおよび基板支持部材用アタッチメントの組付治具 Download PDF

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基板支持部材用アタッチメントは、基板を支持する基板支持部材を搬送治具に保持させて対基板作業機に搬送するにあたり、基板支持部材に取り付けられる基板支持部材用アタッチメントであって、基板支持部材の一辺側に取り付けられる第1支持部材と、基板支持部材の一辺に対向する他辺側に取り付けられる第2支持部材と、第1支持部材と第2支持部材とを両者の間隔を調整可能に連結する連結部と、搬送治具により保持される被保持部と、を備える。

Description

基板支持部材用アタッチメントおよび基板支持部材用アタッチメントの組付治具
 本明細書は、基板支持部材用アタッチメントおよび基板支持部材用アタッチメントの組付治具について開示する。
 従来、基板にはんだを印刷する印刷装置に用いられ、基板を下方から支持する基板支持部材を、搬送治具で保持した状態で、印刷機と収納棚との間で移動させるものが開示されている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2016/199207号
 ところで、基板支持部材は、基板支持部材用アタッチメントを介して搬送治具に保持される場合がある。基板の幅は、基板の種類によって様々である。そのため、基板支持部材用アタッチメントを介して基板支持部材を搬送治具に取り付ける場合には、基板の幅に応じた基板支持部材用アタッチメントを用意する必要があった。
 本開示は、基板の幅に拘らず、基板支持部材用アタッチメントを介して基板支持部材を搬送部材に取り付けられるようにすることを主目的とする。
 本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
 本開示の第1の基板支持部材用アタッチメントは、
 基板を支持する基板支持部材を搬送治具に保持させて対基板作業機に搬送するにあたり、前記基板支持部材に取り付けられる基板支持部材用アタッチメントであって、
 前記基板支持部材の一辺側に取り付けられる第1支持部材と、
 前記基板支持部材の前記一辺に対向する他辺側に取り付けられる第2支持部材と、
 前記第1支持部材と前記第2支持部材とを両者の間隔を調整可能に連結する連結部と、
 前記搬送治具により保持される被保持部と、
 備えることを要旨とする。
 この第1の基板支持部材用アタッチメントでは、第1支持部材と第2支持部材とを両者の幅を変更可能に連結する。したがって、基板の幅に拘らず、基板支持部材用アタッチメントを介して基板支持部材を搬送部材に取り付けることができる。
 本開示の組付治具は、
 基板を支持する基板支持部材を搬送治具の対向する一対の保持部に保持させて対基板作業機に搬送するにあたり、前記基板支持部材に取り付けられる基板支持部材用アタッチメントにおいて、前記基板支持部材の一辺側に取り付けられる第1支持部材と、前記基板支持部材の前記一辺側に対向する他辺側に取り付けられる第2支持部材と、前記第1支持部材の一端部と前記第2支持部材の一端部とを連結すると共に前記搬送治具の前記一対の保持部のうち一方の保持部に保持される第1被保持部が形成される第1連結部材と、前記第1支持部材の他端部と前記第2支持部材の他端部とを連結すると共に前記搬送治具の前記一対の保持部のうち他方の保持部に保持される第2被保持部が形成される第2連結部材と、を備える基板支持部材用アタッチメントの組付治具であって、
 前記第1被保持部を前記一方の保持部に保持される第1位置に位置決めするように前記第1連結部材を着脱可能に保持する第1位置決め部材と、
 前記第2被保持部を前記他方の保持部に保持される第2位置に位置決めするように前記第2連結部材を着脱可能に保持する第2位置決め部材と、
 前記第1位置および前記第2位置を通る中心線に平行になるように前記第1支持部材を支持すると共に前記中心線に直交する直交方向に移動可能な第1移動部と、
 前記中心線に対して前記第1移動部とは反対側に前記中心線に平行になるように前記第2支持部材を支持すると共に前記中心線に直交する直交方向に移動可能な第2移動部と、
 備えることを要旨とする。
 この組付治具では、以下のようにして基板支持部材用アタッチメントを組み付ける。すなわち、まず、中心線から第1移動部までの距離と、中心線から第2移動部までの距離とを、直交方向における基板支持部材の幅に応じた幅に設定する。その状態で、第1および第2支持部材を組付治具に保持する。そして、第1および第2被保持部を第1および第2位置決め部材に保持させて、第1および第2支持部材の一端部同士を第1連結部材で連結すると共に第1および第2支持部材の他端部同士を第2連結部材で連結する。これにより、直交方向における被保持部の中心位置と基板支持部材の中心位置とを一致させることができる。したがって、安定した状態で基板支持部材を搬送治具で保持することができる。
 本開示の第2の基板支持部材用アタッチメントは、
 基板を支持する基板支持部材を搬送治具の対向する一対の保持部に保持させて対基板作業機に搬送するにあたり、前記基板支持部材に取り付けられる基板支持部材用アタッチメントであって、
 前記基板支持部材の一辺側に取り付けられる第1支持部材と、
 前記基板支持部材の前記一辺に対向する他辺に取り付けられる第2支持部材と、
 前記第1支持部材と前記第2支持部材との間に取り付けられ、前記第1支持部材と前記第2支持部材の延在方向に沿って延在する第3支持部材と、
 前記第3支持部材の延在方向の両端部に設けられ、前記搬送治具の一対の保持部によって保持される一対の被保持部と、
 を備えることを要旨とする。
 この第2の基板支持部材用アタッチメントでは、基板支持部材に対して、基板部材の幅に応じた位置に第1~第3支持部材を取り付けることができる。したがって、基板の幅に拘らず、基板支持部材用アタッチメントを介して基板支持部材を搬送部材に取り付けることができる。
作業装置10の概略構成図である。 作業装置10の内部構成を示す斜視図である。 作業装置10の内部構成を示す側面図である。 搬送治具70の斜視図である。 狭い幅の基板支持部材80に基板支持部材用アタッチメント90を取り付けた状態を示す斜視図である。 広い幅の基板支持部材80に基板支持部材用アタッチメント90を取り付けた状態を示す斜視図である。 基板支持部材用アタッチメント90が取り付けられた基板支持部材80を下面側から見た際の斜視図である。 第1係合部材74および第2係合部材76が第1ピン部材93aおよび第2ピン部材94aを正しい向きに係合した状態を示す底面図である。 第1係合部材74および第2係合部材76が第1ピン部材93aおよび第2ピン部材94aを正しい向きに係合した状態を示す側面図である。 第1係合部材74および第2係合部材76が第1ピン部材93aおよび第2ピン部材94aを誤った向きに係合した状態を示す底面図である。 第1係合部材74および第2係合部材76が第1ピン部材93aおよび第2ピン部材94aを誤った向きに係合した状態を示す側面図である。 組付治具110の概略構成を示す斜視図である。 第1位置決め部材112の斜視図である。 第2位置決め部材113の斜視図である。 基板支持部材用アタッチメント取付手順の一例を示すフローチャートである。 組付治具110の載置台111に基板支持部材80を載置した状態を示す説明図である。 基板支持部材80に第1連結部材93および第2連結部材94を載置した状態を示す説明図である。 基板支持部材80に第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを載置した状態を示す説明図である。 第1連結部材93で第1レール部材91b,92b同士を連結すると共に第2連結部材94で第2レール部材91c,92c同士を連結した状態を示す説明図である。 基板支持部材用アタッチメント190が取り付けられた基板支持部材80を上面側から見た際の斜視図である。 基板支持部材用アタッチメント190が取り付けられた基板支持部材80を下面側から見た際の斜視図である。 変形例の基板支持部材用アタッチメント取付手順を示すフローチャートである。 第1連結部材93で第1レール部材91b,92b同士を連結すると共に第2連結部材94で第2レール部材91c,92c同士を連結した状態の変形例を示す説明図である。 第2連結部材94を取り外した状態の被取付部91f,92fの拡大図である。
 次に、本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
 図1は、作業装置10の概略構成図である。図2は、作業装置10の内部構成を示す斜視図である。図3は、作業装置10の内部構成を示す側面図である。図4は、搬送治具70の斜視図である。各図において、左右方向をX軸とし、前後方向をY軸とし、上下方向をZ軸とする。
 作業装置10は、基板支持部材80に支持された基板Sに対して所定の作業を行なうものである。本実施形態では、作業装置10は、所定の作業として、スキージ22を用いてスクリーンマスクM上のはんだペーストをスクリーンマスクMに形成されたパターン孔P1,P2に押し込むことにより当該パターン孔P1,P2を介して下方の基板Sにはんだペーストを塗布(印刷)する印刷装置として構成される。作業装置10は、はんだが印刷された基板Sに電子部品を実装する実装装置と組み合わされて部品実装システムを構成する。更に、作業装置10は、印刷対象を異なる種類の基板Sに変更する段取り替えを行なう場合に、スクリーンマスクMの自動交換や、基板支持部材80の搬送治具70を用いた自動交換が可能である。
 作業装置10は、図1~図3に示すように、作業装置本体11と交換装置50と収容ラック60と制御装置100とを備える。作業装置本体11は、ヘッド21を含むヘッド装置20と、スクリーンマスクMや搬送治具70を支持する支持レール29と、デュアルレーンにより基板Sを搬送・支持する第1および第2基板搬送支持装置30,40と、を有する。また、作業装置10は、当該作業装置本体11の正面に設置され、各種情報を表示すると共に作業者による各種入力操作が可能な操作パネルも備える。
 ヘッド装置20は、作業装置本体11の上段に設置される。ヘッド装置20は、図1に示すように、ヘッド21と、ヘッド21を印刷方向である前後方向(Y軸方向)に移動させるヘッド移動装置26と、を備える。ヘッド移動装置26は、前後方向に延在するガイドレール28に沿って移動するY軸スライダ27と、Y軸スライダ27を駆動するモータと、を有する。ヘッド21は、スキージ22と、例えばエアシリンダによりスキージ22を昇降させるスキージ昇降装置と、プッシャ24と、例えばエアシリンダによりプッシャ24を昇降させるプッシャ昇降装置と、を有する。スキージ22は、印刷方向に直交する左右方向(X軸方向)に延びる板状部材である。プッシャ24は、プッシャ昇降装置25により下降して下方に突出した状態でヘッド移動装置26により前後に移動することで、支持レール29上のスクリーンマスクMや搬送治具70を前後に押して搬送するものである。また、プッシャ24は、搬送治具70を用いて基板支持部材80を交換する場合に、テーブル36,46上の基板支持部材80を支持レール29上に搬入した搬送治具70に回収したり、基板支持部材80を保持した状態で支持レール29上に搬入した搬送治具70から基板支持部材80を取り出してテーブル36,46上に載置したりするのにも用いられる。
 スクリーンマスクMは、金属製の薄板であり、矩形状の枠体Fに所定のテンションで固定されている。スクリーンマスクMには、第1および第2基板搬送支持装置30,40により搬送・支持された基板Sにそれぞれはんだを印刷するためのパターン孔P1,P2が形成されている。
 支持レール29は、図3に示すように、前後方向(Y軸方向)に延びる左右一対のレールであり、ヘッド装置20と第1および第2基板搬送支持装置30,40との間に設置される。支持レール29は、スクリーンマスクMや搬送治具70を水平姿勢で支持すると共に、プッシャ24により押されたスクリーンマスクMや搬送治具70が前後方向に沿って移動するようにガイドする。
 第1および第2基板搬送支持装置30,40は、基板Sを搬入して支持すると共に、支持した基板Sを支持レール29上のスクリーンマスクMに接触・離間させるものである。第1および第2基板搬送支持装置30,40は、図2,図3に示すように、コンベア装置31,41とコンベア間隔変更装置とコンベア昇降装置35,45とテーブル36,46と支持部材昇降装置37,47とを備える。コンベア装置31,41は、前後一対のサイドフレーム33s,43sにそれぞれ設けられたコンベアベルトと、コンベアベルトを周回駆動するモータと、を有する。一対のサイドフレーム33s,43sは、ベースフレーム33b,43bに立設され、一対のサイドフレーム33s,43sの上端部には、基板ガイド32,42が設けられている。コンベア間隔変更装置34,44は、一対のサイドフレーム33s,43sの一方または双方を近接・離間させることにより、コンベアベルトの間隔を変更(調整)するものである。これにより、第1および第2基板搬送支持装置30,40は、異なるサイズの基板Sを搬送・支持することができる。コンベア昇降装置35,45は、ベースフレーム33b,43bを支持する支柱を昇降させることでコンベア装置31,41(コンベアベルト)を昇降させるものである。テーブル36,46は、基板支持部材80を設置可能な設置面を上面に有する支持台である。支持部材昇降装置37,47は、テーブル36,46を支持する支柱を昇降させることでテーブル36,46に設置された基板支持部材80を昇降させるものである。
 交換装置50は、スクリーンマスクMや搬送治具70といった交換部材を収容した収容ラック60を受け入れ、収容ラック60と作業装置本体11との間で交換部材を搬送するものである。交換装置50は、作業装置本体11の前面における左側に設置された左側ユニット51aと、作業装置本体11の前面における右側に設置された右側ユニット51bと、を備える。左側ユニット51aおよび右側ユニット51bは、収容ラック60を受け入れてその下面を左右両側から支持するラック支持部材52と、ラック支持部材52を昇降させるラック昇降装置53と、を有する。ラック昇降装置53は、例えばボールネジ機構とモータとの組み合わせや、リニアモータにより構成される。ラック支持部材52に支持された収容ラック60は、ラック昇降装置53よりラック支持部材52と共に昇降する。更に、左側ユニット51aおよび右側ユニット51bは、収容ラック60内の交換部材の枠をベルトやローラ等により左右両側から前後に送る枠前後移動装置54を有する。
 収容ラック60は、左右一対の支持レール61を上下に複数段有し、各支持レール61に交換部材を収容可能な収容体である。また、収容ラック60の作業装置本体11と前面と背面とには開口部62,62が形成されている。交換部材は、前面側の開口部62を介して作業者等により出し入れされ、背面側の開口部62を介して枠前後移動装置54により搬入出される。枠前後移動装置54は、交換装置50に収容ラック60が受け入れられた状態で、収容ラック60の複数段の支持レール61のうちラック昇降装置53により作業装置本体11の支持レール29と略同じ高さに位置する支持レール61に支持された交換部材を作業装置本体11へ送り出す。また、枠前後移動装置54は、作業装置本体11の支持レール29に支持された交換部材を当該支持レール29と略同じ高さに位置する収容ラック60の支持レール61に送り入れる。なお、収容ラック60は、作業者により交換装置50の受け入れ位置まで搬送されてもよいし、自動搬送装置(AGV)に搭載されて自動搬送装置によって交換装置50の受け入れ位置まで自動搬送されてもよい。
 搬送治具70は、基板支持部材80の搬入出に用いられる治具であり、図4に示すように、矩形状の枠体71と、第1アーム部材72と、第2アーム部材75と、を備える。第1アーム部材72および第2アーム部材75は、互いの先端部が向かい合うように枠体71に固定されて基板支持部材80を両側から保持する。第1アーム部材72は、アーム本体73と、アーム本体73の先端部に設けられ、基板支持部材80に取り付けられた後述する基板支持部材用アタッチメント90の第1ピン部材93aに係合する第1係合部材74とを有する。第2アーム部材75は、アーム本体73と、アーム本体73の先端部に設けられ、基板支持部材用アタッチメント90の第2ピン部材94aに係合する第2係合部材76とを有する。第1アーム部材72および第2アーム部材75は、通常、図示しないバネにより、上方に付勢されており、互いに向かい合うように水平に維持された第1状態となっている。そして、第1アーム部材72および第2アーム部材75は、上方から押し下げられるとバネの弾性力に抗して回動することで、下方に拡開した第2状態となる。第1アーム部材72および第2アーム部材75は、第1状態で基板支持部材80を保持し、第2状態で基板支持部材80の保持を解除する。なお、第1アーム部材72および第2アーム部材75の押し下げはプッシャ24によって行なわれる。本実施形態では、搬送治具70は、基板支持部材80を保持する一対の第1アーム部材72および第2アーム部材75を2組有し、それぞれ第1および第2基板搬送支持装置30,40で用いられる基板支持部材80を一度に搬送可能である。
 基板支持部材80は、基板Sを下面側から支持するものであり、基板Sに応じて当該基板Sを支持するのに適したサイズのものに交換される。基板支持部材80は、基板支持部材用アタッチメント90が取り付けられた状態で使用される。基板支持部材用アタッチメント90は、後述する組付治具110を用いて組付けられる。
 基板支持部材用アタッチメント90は、基板支持部材80を搬送治具70に取り付けるためのものである。基板支持部材用アタッチメント90は、図5A~5Cに示すように、第1アタッチメント部材91と、第2アタッチメント部材92と、第1連結部材93と、第2連結部材94と、一対の第1ピン部材93aと、一対の第2ピン部材94aと、を備える。
 第1アタッチメント部材91は、図5A~5Cに示すように、基板支持部材80の後側の一辺に取り付けられる部材である。第1アタッチメント部材91は、第1アタッチメント部材本体91aと、第1レール部材91bと、第2レール部材91cとを有する。第1アタッチメント部材本体91aは、左右方向(X軸方向)に延在する部材である。第1アタッチメント部材本体91aの左端部(一端部)には、前後方向(Y軸方向)に向かって延びる被取付部91dが一体に形成されている。第1アタッチメント部材本体91aの右端部(他端部)には、前後方向に向かって延びる被取付部91fが一体に形成されている。被取付部91d,91fは、第1アタッチメント部材91のうち基板支持部材80と接触する面よりも一段低く形成されている。第1レール部材91bの基端部は、被取付部91dの上面にボルトで固定されている。第1レール部材91bは、前後方向(第1アタッチメント部材本体91aに直交するY軸方向)に延在する。第2レール部材91cの基端部は、被取付部91fの上面にボルトで固定されている。第2レール部材91cは、前後方向且つ第1レール部材91bと同方向に延在する。第1レール部材91bには、長手方向(前後方向)に延在する長穴L11が形成されている。また、第2レール部材91cには、長手方向(前後方向)に延在する長穴L12が形成されている。
 第2アタッチメント部材92は、基板支持部材80の前側の一辺に取り付けられる部材である。第2アタッチメント部材92は、第2アタッチメント部材本体92aと、第1レール部材92bと、第2レール部材92cとを有する。第2アタッチメント部材本体92aは、第1アタッチメント部材本体91aと略同じ寸法で左右方向(X軸方向)に延在する部材である。第2アタッチメント部材本体92aの左端部(一端部)には、前後方向(Y軸方向)に向かって延びる被取付部92dが一体に形成されている。第2アタッチメント部材本体92aの右端部(他端部)には、前後方向に向かって延びる被取付部92fが一体に形成されている。被取付部92d,92fは、第2アタッチメント部材92のうち基板支持部材80と接触する面よりも一段低く形成されている。第1レール部材92bは、被取付部92dの上面のうち被取付部91dに第1レール部材91bが固定された位置よりも左右方向にずれた位置にボルトで固定されている。第2レール部材92cは前後方向(第2アタッチメント部材本体92aに直交するY軸方向)に延在する。第2レール部材92cは、被取付部92fの上面のうち被取付部91fに第2レール部材91cが固定された位置よりも左右方向にずれた位置にボルトで固定されている。第2レール部材92cは、前後方向且つ第1レール部材92bと同方向に延在する。第1レール部材92bには、長手方向(前後方向)に延在する長穴L21が形成されている。また、第2レール部材92cには、長手方向(前後方向)に延在する長穴L22が形成されている。
 第1連結部材93は、第1アタッチメント部材91の第1レール部材91bおよび第2アタッチメント部材92の第1レール部材92b同士を連結するものである。第1連結部材93の下面には、前後方向(X軸方向)に延在すると共に第1アタッチメント部材91の第1レール部材91bを嵌込可能な長溝G11と、前後方向に延在すると共に第2アタッチメント部材92の第1レール部材92bを嵌込可能な長溝G21とが左右(Y軸方向)に並ぶように形成されている。長溝G11の底面には、図5Cに示すように、複数のネジ穴H11が一定間隔で設けられている。長溝G21の底面には、複数のネジ穴H21が一定間隔で設けられている。第1連結部材93は、長溝G11に第1アタッチメント部材91の第1レール部材91bが嵌り込むと共に長溝G21に第2アタッチメント部材92の第1レール部材92bが嵌り込んだ状態で、長穴L11にネジBを挿通させネジ穴H11にネジBを締め付けると共に長穴L21にネジBを挿通させネジ穴H21にネジBを締め付けることで第1アタッチメント部材91の第1レール部材91bおよび第2アタッチメント部材92の第1レール部材92b同士を連結する。
 第2連結部材94は、第1アタッチメント部材91の第2レール部材91cおよび第2アタッチメント部材92の第2レール部材92c同士を連結するものである。第2連結部材94の下面には、前後方向に延在すると共に第1アタッチメント部材91の第2レール部材91cを嵌込可能な長溝G12と、前後方向に延在すると共に第2アタッチメント部材92の第2レール部材92cを嵌込可能な長溝G22とが左右に並ぶように形成されている。長溝G12の底面には、図5Cに示すように、複数のネジ穴H12が一定間隔で設けられている。長溝G22の底面には、複数のネジ穴H22が一定間隔で設けられている。第2連結部材94は、長溝G21に第1アタッチメント部材91の第2レール部材91cが嵌り込むと共に長溝G22に第2アタッチメント部材92の第2レール部材92cが嵌り込んだ状態で、長穴L11にネジBを挿通させネジ穴H11にネジBを締め付けると共に長穴L21にネジBを挿通させネジ穴H21にネジBを締め付けることで第1アタッチメント部材91の第2レール部材91cおよび第2アタッチメント部材92の第2レール部材92c同士を連結する。
 一対の第1ピン部材93aは、搬送治具70の一対のアーム部材のうちの一方である第1アーム部材72の第1係合部材74に係合される被係合部である。一対の第1ピン部材93aは、前後方向(Y軸方向)における中心が第1連結部材93の前後方向における中心と一致するように、第1連結部材93の下面に設けられている。一対の第1ピン部材93a同士の前後方向における幅D1は(図6A参照)、第1係合部材74の前後方向における幅d1よりも僅かに広い幅である。一対の第1ピン部材93aは、その間に第1係合部材74が嵌り込むことで、第1係合部材74に係合される。
 一対の第2ピン部材94aは、搬送治具70の一対のアーム部材のうちの他方である第2アーム部材75の第2係合部材76に係合される被係合部である。一対の第2ピン部材94aは、前後方向(Y軸方向)における中心が第2連結部材94の前後方向における中心と一致するように、第2連結部材94の下面に設けられている。一対の第2ピン部材94a同士の前後方向における幅D2(D2>D1)は(図6A参照)、第2係合部材76の前後方向における幅d2よりも僅かに広い幅である。一対の第2ピン部材94aは、その間に第2係合部材76が嵌り込むことで、第2係合部材76に係合される。
 基板支持部材用アタッチメント90では、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを前後方向に接近させた状態で、第1アタッチメント部材91の第1レール部材91bおよび第2アタッチメント部材92の第1レール部材92b同士を第1連結部材93で連結すると共に第1アタッチメント部材91の第2レール部材91cおよび第2アタッチメント部材92の第2レール部材92c同士を第2連結部材94で連結することができる。また、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを前後方向に離間させた状態で、第1アタッチメント部材91の第1レール部材91bおよび第2アタッチメント部材92の第1レール部材92b同士を第1連結部材93で連結すると共に第1アタッチメント部材91の第2レール部材91cおよび第2アタッチメント部材92の第2レール部材92c同士を第2連結部材94で連結することができる。このように、基板支持部材用アタッチメント90では、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92との間隔を調整可能であるため、基板Sの幅に拘らず、基板支持部材用アタッチメント90を介して基板支持部材80を搬送治具70に取り付けることができる。
 また、図6Aに示すように、第1係合部材74の幅d1は、第2係合部材76の幅d2よりも狭く、第1係合部材74が保持する一対の第1ピン部材93aの間隔D1は、第2係合部材76が係合される一対の第2ピン部材94aの間隔D2よりも狭くなるように構成される。これにより、図6Bに示すように、基板支持部材80は、搬送治具70に対して左右が正しい方向に取り付けられている場合には、水平姿勢に保持される。一方、図7A,7Bに示すように、基板支持部材80は、搬送治具70に対して左右が180度反転して取り付けられている場合には、第1ピン部材93a間の間隔D1よりも広い幅d2を有する第2係合部材76が第1ピン部材93aに正常に係合しないため、搬送治具70に対して傾いた状態で保持される。これにより、基板支持部材80が誤った方向に取り付けられたことを作業者に気づかせることができる。なお、第1係合部材74の幅d1は、作業装置10で使用可能な基板支持部材80のうち最も小さい幅よりも小さい。
 制御装置100は、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成され、CPUの他に、ROMやRAM、入出力ポート等を備える。制御装置100は、ヘッド装置20や第1および第2基板搬送支持装置30,40、交換装置50等に対して信号をやり取りする。また、制御装置100は、作業装置10を含む作業システム全体を管理する管理装置200と通信可能に接続される。管理装置200は、作業装置10を含むラインの進捗状況等を管理する。
 こうして構成された作業装置10の動作について説明する。本実施形態では、スクリーンマスクMや基板支持部材80を交換する段取り替えの動作について説明する。段取り替えは、収容ラック60を交換装置50にセットした状態で、マスク搬出処理と、支持部材搬出処理と、支持部材搬入処理と、マスク搬入処理と、をこの順に実行することにより行なわれる。
 マスク搬出処理は、使用済みのスクリーンマスクMを作業装置本体11から搬出して収容ラック60に収容する処理である。このマスク搬出処理では、制御装置100は、収容ラック60の空いている支持レール61が作業装置本体11の支持レール29と略同じ高さになるようにラック昇降装置53を制御する。続いて、制御装置100は、支持レール29に支持されているスクリーンマスクMがプッシャ24により前方に押されて作業装置本体11から搬出されるようヘッド移動装置26を制御する。そして、制御装置100は、搬出されたスクリーンマスクMが収容ラック60に収容されるよう枠前後移動装置54を制御する。マスク搬入処理は、次に使用するスクリーンマスクMを収容ラック60から取り出して作業装置本体11に搬入する処理である。なお、マスク搬入処理は、基本的には、マスク搬出処理と逆の動作により実行されるため、その説明は省略する。
 支持部材搬出処理では、使用済みの基板支持部材80を作業装置本体11から搬出して収容ラック60に収容する処理である。制御装置100は、まず、基板支持部材80の回収に用いる空の搬送治具70を支持する収容ラック60の支持レール61が作業装置本体11の支持レール29と略同じ高さになるようにラック昇降装置53を制御する。続いて、制御装置100は、空の搬送治具70を収容ラック60から作業装置本体11内に搬入するよう枠前後移動装置54を制御すると共に搬入した空の搬送治具70をプッシャ24によりテーブル36,46の上方まで移動するようプッシャ昇降装置とヘッド移動装置26とを制御する。次に、制御装置100は、空の搬送治具70の第1アーム部材72および第2アーム部材75の真上にプッシャ24が移動するようにヘッド移動装置26を制御する。続いて、制御装置100は、プッシャ24が下降するようプッシャ昇降装置25を制御する。上述したように、プッシャ24が下降すると第1アーム部材72および第2アーム部材75に当接し、更に下降すると、一対の第1アーム部材72および第2アーム部材75が下方に拡開し、基板支持部材80を受け入れ可能な状態(第2状態)となる。次に、制御装置100は、テーブル36またはテーブル46が上昇するよう支持部材昇降装置37または支持部材昇降装置47を制御する。そして、制御装置100は、プッシャ24が上昇するように、プッシャ昇降装置25を制御する。これにより、第1アーム部材72および第2アーム部材75は互いに向かい合う第1状態となり、基板支持部材80は、搬送治具70(第1アーム部材72および第2アーム部材75)によって保持される。なお、制御装置100は、同様の制御によりテーブル36およびテーブル46のうちもう一方に載置された基板支持部材80を搬送治具70に保持させる。
 次に、制御装置100は、収容ラック60の空いている支持レール61が作業装置本体11の支持レール29と略同じ高さになるまで収容ラック60が上昇するようラック昇降装置53を制御する。続いて、制御装置100は、プッシャ昇降装置25によりプッシャ24を下降させると共に、プッシャ24により支持レール29上の搬送治具70を前方に押して搬出するようヘッド移動装置26を制御する。そして、制御装置100は、搬送治具70に保持された基板支持部材80が収容ラック60に搬送されるよう枠前後移動装置54を制御する。
 支持部材搬入処理は、次に使用する基板支持部材80を収容ラック60から取り出して作業装置本体11に搬入する処理である。支持部材搬入処理は、2つの基板支持部材80が保持された搬送治具70を作業装置本体11内に搬入すると共に当該搬送治具70をプッシャ24によりテーブル36またはテーブル46の上方に移動するよう制御する。続いて、制御装置100は、テーブル36またはテーブル46を上昇するよう制御してから、2つの基板支持部材80のうち一方を保持する搬送治具70の第1アーム部材72および第2アーム部材75の真上でプッシャ24が下降するよう制御する。これにより、一対の第1アーム部材72および第2アーム部材75は、下方に拡開し(第2状態)、基板支持部材80は、一対の第1アーム部材72および第2アーム部材75から脱離してテーブル36またはテーブル46に載置される。なお、制御装置100は、同様の制御により搬送治具70に保持されたもう一方の基板支持部材80をもう一方のテーブルに載置する。そして、制御装置100は、テーブル36およびテーブル46を下降するよう制御し、2つの基板支持部材80を取り出した空の搬送治具70を作業装置本体11から搬出して収容ラック60へ収容するよう制御する。
 次に、図8~図11Dを用いて、基板支持部材80に基板支持部材用アタッチメント90を取り付ける手順について説明する。まず、図8,9A,9Bを用いて、基板支持部材用アタッチメント90の組み付けに用いられる組付治具110の詳細について説明する。
 組付治具110は、第1位置決め部材112と、第2位置決め部材113と、第1移動部114と、第2移動部117と、第1クランプ機構122と、第2クランプ機構123と、を有する。これらは、載置台111に設けられている。
 左右方向における載置台111の両端部のうち後側には、前後方向(Y軸方向)に延在する左右一対の長穴120が形成されている。一対の長穴120の左右方向(X軸方向)における外側には、載置台111に対する第1移動部114の位置を示す目盛SCが設けられている。左右方向における載置台111の両端部のうち前側には、前後方向に延在する左右一対の長穴121が形成されている。一対の長穴121の左右方向における外側には、載置台111に対する第2移動部117の位置を示す目盛SCが設けられている。目盛SCには、後述する第1位置決め部材112の前後方向の中心と第2位置決め部材113前後方向の中心とを結ぶ中心線Lからの距離が付されている。なお、この距離は、基板支持部材用アタッチメント90が取り付けられる基板支持部材80の前後方向の幅に対応した距離であり、例えば、当該基板支持部材80の前後方向における幅の半分の距離である。
 第1位置決め部材112は、基板支持部材用アタッチメント90を組み付ける際に、第1連結部材93の位置決めをするのに用いられるものである。第1位置決め部材112は、前後方向における載置台111の略中心且つ載置台111の左端側に、着脱可能にネジ等により取り付けられている。図9Aに示すように、第1位置決め部材112の前後方向における幅は、前後方向において第1係合部材74と同じ幅(幅d1)である。第1位置決め部材112は、第1連結部材93の一対の第1ピン部材93aの間に嵌り込んだ状態で載置台111に取り付けられることで、第1連結部材93の位置決めを行なう。
 第2位置決め部材113は、基板支持部材用アタッチメント90を組み付ける際に、第2連結部材94の位置決めをするのに用いられるものである。第2位置決め部材113は、前後方向における載置台111の略中心且つ載置台111の右端側に、着脱可能にネジ等により取り付けられている。図9Bに示すように、第2位置決め部材113の前後方向における幅は、前後方向において第2係合部材76と同じ幅(幅d2)である。第2位置決め部材113は、第2連結部材94の一対の第2ピン部材94aの間に嵌り込んだ状態で載置台111に取り付けられることで、第2連結部材94の位置決めを行なう。
 第1移動部114は、基板支持部材用アタッチメント90を組み付ける際に、第1アタッチメント部材91を支持するものである。第1移動部114は、載置台111の前後方向(Y軸方向)における後側に設けられている。第1移動部114は、長穴120に沿って前後に移動可能な第1スライダ115と、第1スライダ115の上面に固定された第1ブロック116とを備える。第1移動部114は、第1ブロック116の前側面に第1アタッチメント部材91を突き当てて支持する。
 第2移動部117は、基板支持部材用アタッチメント90を組み付ける際に、第2アタッチメント部材92を支持するものである。第2移動部117は、載置台111の前後方向(Y軸方向)における前側に設けられている。第2移動部117は、長穴121に沿って前後に移動可能な第2スライダ118と、第2スライダ118の上面に固定された第2ブロック119とを備える。第2移動部117は、第2ブロック119の後側面に第2アタッチメント部材92を突き当てて支持する。
 第1クランプ機構122は、第1移動部114を移動範囲内の任意の位置に固定するためのものである。第1クランプ機構122は、長穴120を上下方向に貫通するクランプネジと、載置台111の下面に設けられ第1スライダ115と共に前後移動可能なネジ受と、ネジをネジ受けに締め付けたり緩めたりするクランプレバーとを備える。第1クランプ機構122では、クランプレバーを操作してネジをネジ受に対して緩めると、第1スライダ115が前後に移動するのを許容する。一方、第1クランプ機構122では、クランプレバーを操作してネジをネジ受に締め付けると、第1スライダ115が前後に移動するのを制限する。
 第2クランプ機構123は、第2移動部117を移動範囲内の任意の位置に固定するためのものである。第2クランプ機構123は、長穴121を上下方向に貫通するクランプネジと、載置台111の下面に設けられ第2スライダ118と共に前後移動可能なネジ受と、ネジをネジ受けに締め付けたり緩めたりするクランプレバーとを備える。第2クランプ機構123では、クランプレバーを操作してネジをネジ受に対して緩めると、第2スライダ118が前後に移動するのを許容する。一方、第2クランプ機構123では、クランプレバーを操作してネジをネジ受に締め付けると、第2スライダ118が前後に移動するのを制限する。
 次に、図10~11Dを用いて、基板支持部材80に基板支持部材用アタッチメント90を取り付ける手順について説明する。まず、作業者は、組付治具110を用意する(S100)。次に、作業者は、図11Aに示すように、目盛SCを見ながら、基板支持部材用アタッチメント90が取り付けられる基板支持部材80の前後方向(Y軸方向)における幅に応じた位置まで第1移動部114を移動させると共に第1クランプ機構122を操作して当該位置に第1移動部114を固定する(S105)。このとき、中心線Lから第1移動部114(第1ブロック116)までの距離は、基板支持部材用アタッチメント90が取り付けられる基板支持部材80の前後方向における幅の半分の長さとなる。続いて、作業者は、第1移動部114の第1ブロック116の前側面に基板支持部材80後側面を突き当てるように、基板支持部材80を載置台111に載置する(S110)。そして、作業者は、第2ブロック119の後側面が基板支持部材80の前側面に突き当たるまで第2移動部117を移動させると共に第2クランプ機構123を操作して当該位置に第2移動部117を固定する(S115)。このとき、中心線Lから第2移動部117(第2ブロック119)までの距離は、基板支持部材用アタッチメント90が取り付けられる基板支持部材80の前後方向における幅の半分の長さとなる。なお、作業者は、第1移動部114の位置を示す目盛SCを確認すると共に第2移動部117の位置を示す目盛SCを確認し、両者が一致しない場合には、載置台111に対して第1移動部114および第2移動部117の位置の微調整を行なう。
 次に、作業者は、第1ピン部材93aを上に向けた状態で基板支持部材80上の左端に第1連結部材93を配置すると共に第2ピン部材94aを上に向けた状態で基板支持部材80上の右端に第2連結部材94を配置する(S120)。続いて、作業者は、図11Cに示すように、第1アタッチメント部材91の第1レール部材91b,第2レール部材91cをそれぞれ第1連結部材93の長溝G11,第2連結部材94の長溝G12に嵌め込むと共に、第1アタッチメント部材本体91aの側面を第1ブロック116に突き当てるように、第1アタッチメント部材91を基板支持部材80上に配置する(S125)。そして、作業者は、図11Cに示すように、第2アタッチメント部材92の第1レール部材92b,第2レール部材92cをそれぞれ第1連結部材93の長溝G21,第2連結部材94の長溝G22を嵌め込むと共に、第2アタッチメント部材本体92aの側面を第2ブロック119に突き当てるように、第2アタッチメント部材92を基板支持部材80上に配置する(S130)。
 次に、作業者は、図11Cに示すように、一対の第1ピン部材93a同士の間に第1位置決め部材112を挟み込ませた状態で、第1位置決め部材112を載置台111の左端側にネジ止め(固定)する(S135)。続いて、作業者は、図11Cに示すように、一対の第2ピン部材94a同士の間に第2位置決め部材113を挟み込ませた状態で、第2位置決め部材113を載置台111の右端側にネジ止め(固定)する(S140)。そして、作業者は、長穴L11にネジBを挿通すると共にネジ穴H11にネジBを締め付け、長穴L21にネジBを挿通すると共にネジ穴H21にネジBを締め付け、長穴L12にネジBを挿通すると共にネジ穴H12にネジBを締め付け、長穴L22にネジBを挿通すると共にネジ穴H22にネジBを締め付けることで、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを連結する(S145)。これにより、一対の第1ピン部材93aの前後方向における中心と一対の第2ピン部材94aの前後方向における中心とを一致させた状態で、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを連結することができる。
 次に、作業者は、組付治具110から第1位置決め部材112および第2位置決め部材113を取り外す(S150)。続いて、作業者は、組付治具110から基板支持部材用アタッチメント90を取り外す(S155)。次に、作業者は、組付治具110から基板支持部材80を取り外す(S160)。そして、作業者は、基板支持部材用アタッチメント90を基板支持部材80にネジ等により組付けて(S165)、本手順を終了する。
 組付治具110では、一対の第1ピン部材93a同士の前後方向における中心と一対の第2ピン部材94a同士の基板支持部材用アタッチメント90を組み付けることができる。したがって、安定した状態で基板支持部材80を搬送治具70で保持させることができる。
 ここで、実施形態の主要な要素と請求の範囲に記載した本開示の主要な要素との対応関係について説明する。すなわち、本実施形態の基板支持部材用アタッチメント90が本開示の第1の基板支持部材用アタッチメントに相当し、第1アタッチメント部材91が第1支持部材に相当し、第2アタッチメント部材92が第2支持部材に相当し、第1連結部材93および第2連結部材94が連結部に相当し、第1ピン部材93aおよび第2ピン部材94aが被保持部に相当する。また、第1アタッチメント部材本体91aが第1支持部材本体に相当し、第1レール部材91bおよび第2レール部材91cが第1延在部に相当し、第2アタッチメント部材本体92aが第2支持部材本体に相当し、第1レール部材92bおよび第2レール部材92cが第2延在部に相当する。また、組付治具110が基板支持部材用アタッチメントの組付治具に相当し、第1位置決め部材112が第1位置決め部材に相当し、第2位置決め部材113が第2位置決め部材に相当し、第1移動部114が第1移動部に相当し、第2移動部117が第2移動部に相当する。また、載置台111が載置台に相当し、第1クランプ機構122が第1固定部に相当し、第2クランプ機構123が第2固定部に相当する。
 以上詳説した基板支持部材用アタッチメント90では、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを両者の幅を変更可能に連結する。したがって、基板Sの幅に拘らず、基板支持部材用アタッチメント90を介して基板支持部材80を搬送治具70に取り付けることができる。
 また、基板支持部材用アタッチメント90では、第1アタッチメント部材91は、第1アタッチメント部材本体91aと、第1アタッチメント部材本体91aの左右両端部から前後方向に延在する第1レール部材91bおよび第2レール部材91cとを有する。また、第2アタッチメント部材92は、第2アタッチメント部材本体92aと、第2アタッチメント部材本体92aの左右両端部から前後方向に延在する第1レール部材92bおよび第2レール部材92cとを有する。また、基板支持部材用アタッチメント90は、第1レール部材91bと第1レール部材92bとを連結する第1連結部材93と、第2レール部材91cと第2レール部材92cとを連結する第2連結部材94と、を有する。これにより、比較的容易に第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92との幅を調整することができる。
 また、組付治具110では、中心線Lから第1移動部114までの距離と、中心線Lから第2移動部117までの距離とを、前後方向における基板支持部材80の半分の幅に設定する。その状態で、組付治具110に第1アタッチメント部材91および第2アタッチメント部材92を支持する。そして、第1ピン部材93aおよび第2ピン部材94aをそれぞれ第1位置決め部材112および第2位置決め部材113に保持させて、第1レール部材91bと第1レール部材92bとを第1連結部材93で連結すると共に第2レール部材91cと第2レール部材92cとを第2連結部材94で連結する。これにより、前後方向における第1ピン部材93a,第2ピン部材94aの中心位置と基板支持部材80の中心位置とを一致させることができる。したがって、安定した状態で基板支持部材を搬送治具で保持することができる
 また、組付治具110では、第1位置決め部材112と、第2位置決め部材113と、第1移動部114を移動可能範囲内の任意の位置に固定する第1クランプ機構122と、第2移動部117を移動可能範囲内の任意の位置に固定する第2クランプ機構123と、を備えていている。これにより、第1アタッチメント部材91および第2アタッチメント部材92の位置をそれぞれ第1移動部114および第2移動部117の位置に合せる際に、第1移動部114および第2移動部117の位置がずれにくくなる。
 なお、本開示は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
 例えば、上述した実施形態では、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92との前後方向の間隔を調整可能な基板支持部材用アタッチメントを用いて、基板支持部材80を搬送治具70に保持させた。しかし、図12A,12Bに示すような、基板支持部材用アタッチメント190を用いて基板支持部材80を搬送治具70に保持させるものとしてもよい。基板支持部材用アタッチメント190は、左右方向(X軸方向)に延在すると共に基板支持部材80の前側の一辺に取り付けられる第1アタッチメント部材191と、左右方向に延在すると共に基板支持部材80の後側の一辺に取り付けられる第2アタッチメント部材192と、左右方向に延在し第1アタッチメント部材191と第2アタッチメント部材192との間に取り付けられた第3アタッチメント部材193とを備える。第3アタッチメント部材193は、前後方向における中心が基板支持部材80の前後方向における中心と一致するように、基板支持部材80に取り付けられている。第3アタッチメント部材193の左端部には、搬送治具70の第1アーム部材72に設けられた第1係合部材74に係合される一対の第1ピン部材193aが設けられている。第3アタッチメント部材193の右端部には、搬送治具70の第2アーム部材75に設けられた第2係合部材76に係合される一対の第2ピン部材194aが設けられている。前後方向における第1ピン部材193a同士の幅は、基板支持部材用アタッチメント90における第1ピン部材93a同士の幅と同等の幅(幅D1)である。また、前後方向における第2ピン部材194a同士の幅は、基板支持部材用アタッチメント90における第2ピン部材94a同士の幅と同等の幅(幅D2)である。これにより、基板Sの幅に拘らず、基板支持部材用アタッチメント190介して基板支持部材80を搬送治具70に取り付けることができる。
 上述した実施形態では、第1ピン部材93a同士の前後方向における幅D1は、第2ピン部材94a同士の前後方向における幅D2よりも狭いものとした。しかし、幅D1は、幅D2よりも広いものとしてもよい。あるいは、幅D1は幅D2と等しい幅としてもよい。
 上述した実施形態では、基板支持部材用アタッチメント取付手順において、組付治具110から、基板支持部材用アタッチメント90と基板支持部材80とを取り外した後、基板支持部材80に対して基板支持部材用アタッチメント90を取り付けた。しかし、基板支持部材用アタッチメント取付手順において、基板支持部材80に対して基板支持部材用アタッチメント90と取り付けた後、組付治具110から基板支持部材用アタッチメント90と共に基板支持部材80を取り外してもよい。
 上述した実施形態では、本開示の被保持部を一対の第1ピン部材93aおよび一対の第2ピン部材94aとして説明した。しかし、本開示の被保持部は、他の構成としてもよい。例えば、一対の第1ピン部材93aに代えて第1係合部材74に係合される凹部としてもよいし、一対の第2ピン部材94aに代えて第2係合部材76に係合される凹部としてもよい。
 ここで、変形例の基板支持部材用アタッチメント取付手順について説明する。変形例の基板支持部材用アタッチメント取付手順において、第1アタッチメント部材91および第2アタッチメント部材92を基板支持部材80に載置する際の方向を、上述した実施形態とは上下逆にしてもよい。すなわち、基板支持部材用アタッチメント90を基板支持部材80に取り付ける際に、第1アタッチメント部材91および第2アタッチメント部材92が基板支持部材80と当接する面を上にした状態で第1アタッチメント部材91および第2アタッチメント部材92を基板支持部材80上に載置して組付けを行なってもよい。その場合、第1連結部材93で第1および第2アタッチメント部材91,92の第1レール部材91b,92b同士を連結するにあたり、一対の第1ピン部材93aを下に向けた状態で連結する。また、第2連結部材94で第1および第2アタッチメント部材91,92の第2レール部材91c,92c同士を連結するにあたり、一対の第2ピン部材94aを下に向けた状態で連結する。
 変形例の基板支持部材用アタッチメント取付手順では、作業者は、第1アタッチメント部材91および第2アタッチメント部材92を基板支持部材80上に載置するのに先だって、第1位置決め部材212および第2位置決め部材213を載置台111にネジ止め(固定)する。そして、作業者は、第1アタッチメント部材91の第1レール部材91bおよび第2アタッチメント部材92の第1レール部材92bの上から第1連結部材93を被せると共に各長穴にネジBを挿通し、各ネジ穴にネジBを締め付ける。その場合、長穴L11と長穴L21とが第1連結部材93側に形成され、ネジ穴H11が第1アタッチメント部材91の第1レール部材91b側に形成されると共にネジ穴H21が第2アタッチメント部材92の第1レール部材92b側に形成されるのが望ましい。また、作業者は、第1アタッチメント部材91の第2レール部材91cおよび第2アタッチメント部材92の第2レール部材92cの上から第2連結部材94を被せると共に各長穴にネジBを挿通し、各ネジ穴にネジBを締め付ける。その場合、長穴L12と長穴L22とが、第2連結部材94側に形成され、ネジ穴H12が第1アタッチメント部材91の第2レール部材92c側に形成されると共にネジ穴H22が第2アタッチメント部材92の第2レール部材92c側に形成されるのが望ましい。上述した実施形態と同様に、第1連結部材93および第2連結部材94に各ネジ穴が形成されると共に第1レール部材91b,92bおよび第2レール部材91c,92cに長穴が形成されていたのでは、ネジBを裏側から締め付ける必要があり、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92との連結が困難なためである。なお、変形例の基板支持部材用アタッチメント取付手順は、前後方向における長さが比較的短い基板支持部材80に対して取り付けられる基板支持部材用アタッチメント90を組み付けるのに用いられる。基板支持部材80の前後方向の幅が短い場合に、上述した実施形態と同様の手順で基板支持部材用アタッチメント90を組付けようとすると、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを連結できない場合があるためである。いま、図14A,14Bに示すように、前後方向の幅が短い基板支持部材80に基板支持部材用アタッチメント90を取り付けるため、被取付部91d,92d同士および被取付部91f,92f同士がそれぞれ突き当たる程度に、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを近接させる場合を考える。この場合、基板支持部材用アタッチメント90を基板支持部材80に取り付ける際に基板支持部材80と当接する面を下にすると、第1レール部材91bおよび第2レール部材91cは、それぞれ被取付部92d,92fの下に隠れ、第1レール部材92bおよび第2レール部材92cは、それぞれ被取付部91d,91fの下に隠れてしまう。このため、上述した実施形態と同様の手順ではネジBを締め付けることができない。
 この処理の詳細について、図13,14を用いて説明する。なお、図13では、図10と同様の手順については同じステップ番号を付して詳細な説明を省略した。
 まず、作業者は、上述した実施形態と同様に、組付治具110を用意し、基板支持部材80の幅に応じた位置に第1移動部114を固定し、載置台111に基板支持部材80を載置する(S100~110)。次に、作業者は、第2ブロック119が基板支持部材80の側面に突き当たるまで第2移動部117を移動させて、第2移動部117を固定する(S110,S115)。続いて、作業者は、図14Aに示すように、載置台111の右端側に第1位置決め部材212をネジ止め(固定)する(S200)。そして、作業者は、第2位置決め部材213を載置台111の左端側にネジ止め(固定)する(S205)。ここで、第1位置決め部材212および第2位置決め部材213の上下方向における長さは、上述した第1位置決め部材112および第2位置決め部材113の上下方向における長さよりも短いものである。次に、作業者は、基板支持部材80に取り付けられる際に基板支持部材80と当接する面を上に向けて、側面を第1ブロック116に突き当てながら第1アタッチメント部材91を基板支持部材80上に載置する(S210)。続いて、作業者は、基板支持部材80に取り付けられる際に基板支持部材80と当接する面を上に向けて、側面を第2ブロック119に突き当てながら第2アタッチメント部材92を基板支持部材80上に載置する(S215)。そして、作業者は、一対の第1ピン部材93aを下に向けた状態で、第1アタッチメント部材91の第1レール部材91b,第2アタッチメント部材92の第1レール部材92bをそれぞれ長溝G11,G21に嵌め込むと共に第1ピン部材93aで第1位置決め部材212を挟み込むように第1連結部材93を配置する(S220)。続いて、作業者は、一対の第2ピン部材94aを下に向けた状態で、第1アタッチメント部材91の第2レール部材91c,第2アタッチメント部材92の第2レール部材92cをそれぞれ長溝G12,G22に嵌め込むと共に第2ピン部材94aで第2位置決め部材213を挟み込むように第2連結部材94を配置する(S225)。続いて、作業者は、各長穴にネジBを挿通すると共に各ネジ穴にネジBを締め付けることで、第1アタッチメント部材91と第2アタッチメント部材92とを連結する(S145)。次に、作業者は、基板支持部材用アタッチメント90、第1位置決め部材212,第2位置決め部材213および基板支持部材80を、この順で組付治具110から取り外す(S155,S150,S160)。そして、作業者は、基板支持部材用アタッチメント90を基板支持部材80にネジ等により組付けて(S165)、本手順を終了する。
 また、上述した実施形態では、作業装置10は、基板Sを搬送・支持するレーンを2つ備えるものとしたが、レーンを1つだけ備えてもよい。
 また、上述した実施形態では、本開示の作業装置を印刷装置に適用して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば部品実装装置など、支持部材に支持された基板に対して作業を行なう作業装置であって当該支持部材を自動交換可能なものであれば、如何なる作業装置に適用してもよい。
 本開示は、基板支持部材用アタッチメントや、組付治具、印刷装置の製造産業などに利用可能である。
 10 作業装置、11 作業装置本体、20 ヘッド装置、21 ヘッド、22 スキージ、23 スキージ昇降装置、24 プッシャ、25 プッシャ昇降装置、26 ヘッド移動装置、27 Y軸スライダ、28 ガイドレール、29 支持レール、30 第2基板搬送支持装置、31 コンベア装置、32 基板ガイド、33b ベースフレーム、33s サイドフレーム、35 コンベア昇降装置、36 テーブル、37 支持部材昇降装置、40 第2基板搬送支持装置、41 コンベア装置、42 基板ガイド、43b ベースフレーム、43s サイドフレーム、45 コンベア昇降装置、46 テーブル、47 支持部材昇降装置、50 交換装置、51a 左側ユニット、51b 右側ユニット、52 ラック支持部材、53 ラック昇降装置、54 枠前後移動装置、60 収容ラック、61 支持レール、62 開口部、70 搬送治具、71 枠体、72 第1アーム部材、73 アーム本体、74 第1係合部材、75 第2アーム部材、76 第2係合部材、80 基板支持部材、90 基板支持部材用アタッチメント、91 第1アタッチメント部材、91a 第1アタッチメント部材本体、91b 第1レール部材、91c 第2レール部材、91d,91f 被取付部、92 第2アタッチメント部材、92a 第2アタッチメント部材本体、92b 第1レール部材、92c 第2レール部材、92d,92f 被取付部、93 第1連結部材、93a 第1ピン部材、94 第2連結部材、94a 第2ピン部材、100 制御装置、110 組付治具、111 載置台、112 第1位置決め部材、113 第2位置決め部材、114 第1移動部、115 第1スライダ、116 第1ブロック、117 第2移動部、118 第2スライダ、119 第2ブロック、120 長穴、121 長穴、122 第1クランプ機構、123 第2クランプ機構、190 基板支持部材用アタッチメント、191 第1アタッチメント部材、192 第2アタッチメント部材、193 第3アタッチメント部材、193a 第1ピン部材、194a 第2ピン部材、200 管理装置、212 第1位置決め部材、213 第2位置決め部材、B ネジ、G11,G12,G21,G22 長溝、H11,H12,H21,H22 ネジ穴、L 中心線、L11,L12,L21,L22 長穴、M スクリーンマスク、P1 ,P2 パターン孔、S 基板、SC 目盛。

Claims (5)

  1.  基板を支持する基板支持部材を搬送治具に保持させて対基板作業機に搬送するにあたり、前記基板支持部材に取り付けられる基板支持部材用アタッチメントであって、
     前記基板支持部材の一辺側に取り付けられる第1支持部材と、
     前記基板支持部材の前記一辺に対向する他辺側に取り付けられる第2支持部材と、
     前記第1支持部材と前記第2支持部材とを両者の間隔を調整可能に連結する連結部と、
     前記搬送治具により保持される被保持部と、
     を備える基板支持部材用アタッチメント。
  2.  請求項1に記載の基板支持部材用アタッチメントであって、
     前記第1支持部材は、第1支持部材本体と、前記第1支持部材本体の両端部から直交する方向に延在する一対の第1延在部とを有し、
     前記第2支持部材は、第2支持部材本体と、前記第2支持部材本体の両端部から直交する方向に延在する一対の第2延在部とを有し、
     前記連結部は、前記一対の第1延在部の一方と前記一対の第2延在部の一方とを連結する第1連結部材と、前記一対の第1延在部の他方と前記一対の第2延在部の他方とを連結する第2連結部材と、を有する、
     基板支持部材用アタッチメント。
  3.  基板を支持する基板支持部材を搬送治具の対向する一対の保持部に保持させて対基板作業機に搬送するにあたり、前記基板支持部材に取り付けられる基板支持部材用アタッチメントにおいて、前記基板支持部材の一辺側に取り付けられる第1支持部材と、前記基板支持部材の前記一辺側に対向する他辺側に取り付けられる第2支持部材と、前記第1支持部材の一端部と前記第2支持部材の一端部とを連結すると共に前記搬送治具における前記一対の保持部のうち一方の保持部に保持される第1被保持部が形成される第1連結部材と、前記第1支持部材の他端部と前記第2支持部材の他端部とを連結すると共に前記搬送治具における前記一対の保持部のうち他方の保持部に保持される第2被保持部が形成される第2連結部材と、を備える基板支持部材用アタッチメントの組付治具であって、
     前記第1被保持部を前記一方の保持部に保持される第1位置に位置決めするように前記第1連結部材を着脱可能に保持する第1位置決め部材と、
     前記第2被保持部を前記他方の保持部に保持される第2位置に位置決めするように前記第2連結部材を着脱可能に保持する第2位置決め部材と、
     前記第1位置および前記第2位置を通る中心線に平行になるように前記第1支持部材を支持すると共に前記中心線に直交する直交方向に移動可能な第1移動部と、
     前記中心線に対して前記第1移動部とは反対側に前記中心線に平行になるように前記第2支持部材を支持すると共に前記中心線に直交する直交方向に移動可能な第2移動部と、
     を備える基板支持部材用アタッチメントの組付治具。
  4.  請求項3に記載の基板支持部材用アタッチメントの組付治具であって、
     前記第1位置決め部材、前記第2位置決め部材、前記第1移動部および前記第2移動部が載置される載置台と、
     前記載置台に対して前記第1移動部を移動可能範囲内の任意の位置に固定する第1固定部と、
     前記載置台に対して前記第2移動部を移動可能範囲内の任意の位置に固定する第2固定部と、
     基板支持部材用アタッチメントの組付治具。
  5.  基板を支持する基板支持部材を搬送治具の対向する一対の保持部に保持させて対基板作業機に搬送するにあたり、前記基板支持部材に取り付けられる基板支持部材用アタッチメントであって、
     前記基板支持部材の一辺側に取り付けられる第1支持部材と、
     前記基板支持部材の前記一辺に対向する他辺に取り付けられる第2支持部材と、
     前記第1支持部材と前記第2支持部材との間に取り付けられ、前記第1支持部材と前記第2支持部材の延在方向に沿って延在する第3支持部材と、
     前記第3支持部材の延在方向における両端部に設けられ、前記搬送治具の前記一対の保持部によって保持される一対の被保持部と、
     を備える基板支持部材用アタッチメント。
PCT/JP2022/048269 2022-12-27 基板支持部材用アタッチメントおよび基板支持部材用アタッチメントの組付治具 WO2024142277A1 (ja)

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