WO2024117189A1 - 第一継手及び管継手 - Google Patents

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直之 ▲高▼島
健人 玉岡
鋭彦 渡慶次
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ニデック株式会社
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第一継手は、中心軸線を有し、中心軸線に沿った軸方向に延びる。第一継手は、第一継手本体と、軸方向対向部と、作動部と、装着部とを有する。第一継手本体は、中心軸線に沿って第二継手と連結する。軸方向対向部は、第一継手本体が第二継手と連結した状態において、第二継手の外周面から突起した突起部に対して、第一継手本体の軸方向の前端側から軸方向に対向する。作動部は、軸方向対向部と接続され、中心軸線に交差する軸線交差方向に沿って作動することで、軸方向における軸方向対向部と突起部との対向状態と非対向状態とを切り替える。装着部材は、第一継手本体の外周面に装着される。装着部材は、軸方向対向部と突起部との対向状態において、作動部の移動を規制する作動部規制部を有する。

Description

第一継手及び管継手
 本発明は、第一継手及び管継手に関する。
 従来の継手装置では、ユーザが、作動部材を手動で操作して、継手本体を流体輸送機器の一部と迅速に接続および切断する。作動部材は、付勢部材の作用によって継手本体の外面に対して往復運動する(例えば、特許文献1)。
 具体的には、インサートアセンブリが、継手本体に挿入される。この場合、インサートアセンブリのテーパ面によって、インサートアセンブリが継手本体にロックされる。また、作動部材を押し下げることにより、ロックが解除され、継手本体から、インサートアセンブリを切り離して取り外すことができる。
米国特許出願公開第2005/0001425号明細書
 しかしながら、従来の継手装置では、例えば、作動部材が他の部材に接触した場合、作動部材の誤作動によって、インサートアセンブリのロックが解除される可能性がある。
 本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、作動部の誤作動を抑制することができる第一継手及び管継手を提供することにある。
 本開示の例示的な第一継手は、中心軸線を有し、中心軸線に沿った軸方向に延びる。第一継手は、第一継手本体と、軸方向対向部と、作動部と、装着部とを有する。第一継手本体は、中心軸線に沿って第二継手と連結する。軸方向対向部は、第一継手本体が第二継手と連結した状態において、第二継手の外周面から突起した突起部に対して、第一継手本体の軸方向の前端側から軸方向に対向する。作動部は、軸方向対向部と接続され、中心軸線に交差する軸線交差方向に沿って作動することで、軸方向における軸方向対向部と突起部との対向状態と非対向状態とを切り替える。装着部材は、第一継手本体の外周面に装着される。装着部材は、軸方向対向部と突起部との対向状態において、作動部の移動を規制する作動部規制部を有する。
 本開示の例示的な第一継手は、中心軸線を有し、中心軸線に沿った軸方向に延びる。第一継手は、第一継手本体と、軸方向対向部と、作動部と、装着部とを有する。第一継手本体は、中心軸線に沿って第二継手と連結する。軸方向対向部は、第一継手本体が第二継手と連結した状態において、第二継手の外周面から突起した突起部に対して、第一継手本体の軸方向の前端側から軸方向に対向する。作動部は、軸方向対向部と接続され、中心軸線に交差する軸線交差方向に沿って作動することで、軸方向における軸方向対向部と突起部との対向状態と非対向状態とを切り替える。装着部材は、第一継手本体の外周面に装着される。装着部材は、交差方向対向部を有する。交差方向対向部は、軸方向対向部と突起部との対向状態において、第一継手本体と作動部との間で、作動部に対して軸線交差方向に対向する。
 本開示の例示的な管継手は、上記第一継手と、上記第二継手とを有する。
 例示的な本開示によれば、作動部の誤作動を抑制することができる。
図1は、本開示の第一実施形態に係る第二継手を示す斜視図である。 図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。 図3は、第一実施形態に係る第一継手を示す斜視図である。 図4は、第一実施形態に係る第一継手を示す分解斜視図である。 図5は、図3のV-V線に沿った断面図である。 図6は、第一実施形態に係る第一継手の作動部材が開放位置に位置する状態を示す断面図である。 図7は、第一実施形態に係る第一継手と第二継手とが連結した状態を示す断面図である。 図8は、第一実施形態に係る第一継手を示す平面図である。 図9は、図8のIX-IX線に沿った断面図である。 図10は、第一実施形態に係る第一継手の別の状態を示す平面図である。 図11は、図10のXI-XI線に沿った断面図である。 図12は、第一実施形態に係る装着部材を示す平面図である。 図13は、第一実施形態に係る装着部材を示す斜視図である。 図14は、第一実施形態に係る装着部材を示す後面図である。 図15は、第一実施形態に係る第一継手を示す前面図である。 図16は、第一実施形態の変形例に係る第一継手を示す斜視図である。 図17Aは、本変形例に係る装着部材の第一位置を示す図である。 図17Bは、本変形例に係る装着部材の第二位置を示す図である。 図18は、本変形例に係る装着部材が第一位置に位置するときの第一継手を示す平面図である。 図19は、本変形例に係る装着部材が第二位置に位置するときの第一継手を示す平面図である。 図20は、第二実施形態に係る第一継手を示す断面図である。 図21は、第二実施形態に係る第一継手を示す断面図である。 図22は、第二実施形態に係る第一継手を示す断面図である。 図23は、第三実施形態に係る第一継手を示す断面図である。 図24は、第三実施形態に係る第一継手を示す断面図である。 図25は、第四実施形態に係る第一継手を示す断面図である。 図26は、第四実施形態に係る第一継手を示す断面図である。 図27は、第四実施形態に係る第一継手を示す断面図である。
 以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、図中、理解の容易のため、三次元直交座標系のX軸、Y軸、およびZ軸を適宜記載している。
 本明細書では、第一継手の中心軸線AX1(例えば図3)に対して平行な方向を「軸方向AD1」と記載する。また、中心軸線AX1に対して直交する方向を「径方向RD1」と記載する。「径方向RD1」は、中心軸線AX1に直交する方向である限りにおいては、任意の方向であってよく、特に限定されない。また、中心軸線AX1を中心とする円弧に沿う方向を「周方向CD1」と記載する。
 また、第二継手の中心軸線AX2(例えば図1)に対して平行な方向を「軸方向AD2」と記載する。また、中心軸線AX2に対して直交する方向を「径方向RD2」と記載する。「径方向RD2」は、中心軸線AX2に直交する方向である限りにおいては、任意の方向であってよく、特に限定されない。また、中心軸線AX2を中心とする円弧に沿う方向を「周方向CD2」と記載する。
 また、本明細書において、「平行な方向」は略平行な方向を含み、「直交する方向」は略直交する方向を含む。更に、本明細書において、「円環形状」、「円筒形状」、「円環状」、「筒形状」、「円形形状」、及び、「波形状」は、厳密な意味の形状を表すのではなく、例えば本開示における第一継手又は第二継手の機能を実現できる程度の形状を含む。
(第一実施形態)
 図1~図15を参照して、本開示の第一実施形態に係る第一継手100及び第二継手200を説明する。まず、図1及び図2を参照して、第二継手200を説明する。
 図1は、本開示の実施形態に係る第二継手200を示す斜視図である。図1に示すように、第二継手200は、中心軸線AX2を有する。第二継手200は、中心軸線AX2に沿った軸方向AD2に延びる。第二継手200は、雄継手である。本実施形態において、第二継手200の「前」は、第一継手100(図3)に挿入される側を示す。第二継手200の「後」は、チューブTB2に挿入される側を示す。
 第二継手200は、突起部204を有する。具体的には、第二継手200は、プラグ部201と、挿入部202とを有する。プラグ部201と挿入部202とは軸方向AD2に連結される。プラグ部201は、プラグ体203と、突起部204と、連結体205とを有する。
 プラグ体203は、円筒形状を有する。突起部204は、第二継手200の外周面から突起する。具体的には、突起部204は、径方向RD2外側に向かって、プラグ体203の外周面から突起する。突起部204は、周方向CD2に沿って延びる。突起部204は、円環形状を有する。突起部204は、第二継手200の軸方向AD2の前端203aから後端206aに向かって、中心軸線AX2に対して拡がっている。つまり、突起部204の径は、第二継手200の前端203aから後端206aに向かって大きくなる。突起部204は、プラグ体203の軸方向AD2の後端部203b側に位置する。
 連結体205は、プラグ体203の後端部203bに接続される。連結体205とプラグ体203とは、単一の部材(一体成形品)として構成される。連結体205は円筒形状を有する。
 挿入部202はチューブTB2に挿入される。具体的には、挿入部202は、挿入体206と、連結体207と、複数の突起212とを有する。挿入体206はチューブTB2に挿入される。挿入体206は、円筒形状を有する。突起212は、径方向RD2外側に向かって、挿入体206の外周面から突起する。突起212は、円環形状を有する。突起212の径は、第二継手200の軸方向AD2の後端206aから前端203aに向かって大きくなる。
 連結体207は、挿入体206の軸方向AD2の後端部206bに接続される。連結体207と挿入体206とは、単一の部材(一体成形品)として構成される。連結体207は円筒形状を有する。
 プラグ部201の連結体205が挿入部202の連結体207に嵌る。その結果、プラグ部201と挿入部202とが連結される。
 図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。図2は、第二継手200が第一継手100から分離している状態を示す。つまり、第二継手200が第一継手100に連結されていない状態が示される。図2に示すように、プラグ部201は、プラグ弁部208と、弾性部材209と、シール部材210と、シール部材211と、流路213とを更に有する。また、挿入部202は流路214を更に有する。流路213、214は、軸方向AD2に沿って延びる。流路214の軸方向AD2の前端は、流路213の軸方向AD2の後端に接続される。つまり、流路213と流路214とは繋がっている。
 プラグ弁部208は、プラグ体203の前端203a側において、流路213に配置される。プラグ弁部208は、弾性部材209によって、プラグ体203の後端部203b側から前端203a側に押されている。プラグ弁部208は、プラグ体203の前端203a側において、流路213を塞ぐ。プラグ弁部208の外周面には、シール部材210が取り付けられる。シール部材210は、弾性体であり、円環形状を有する。シール部材210は、プラグ体203の前端203a側において、流路213をシールする。
 弾性部材209は、流路213に配置される。弾性部材209は弾性を有する。弾性部材209は、例えば、圧縮コイルバネである。連結体205の外周面には、シール部材211が取り付けられる。シール部材211は、弾性体であり、円環形状を有する。シール部材211は、連結体205の外周面と連結体207の内周面との間をシールする。
 次に、図3~図6を参照して、第一継手100を説明する。図3は、本実施形態に係る第一継手100を示す斜視図である。図4は、第一継手100を示す分解斜視図である。
 図3及び図4に示すように、第一継手100は、中心軸線AX1を有する。第一継手100は、中心軸線AX1に沿った軸方向AD1に延びる。第一継手100は、雌継手である。第一継手100は中心軸線AX1に沿って第二継手200(図1)に連結される。本実施形態において、第一継手100の「前」は、第二継手200が挿入される側を示す。第一継手100の「後」は、チューブTB1に挿入される側を示す。
 第一継手100は、第一継手本体1と、装着部材3と、作動部71と、弾性部材11とを有する。具体的には、第一継手100は、作動部材7を有する。そして、作動部材7が作動部71を有する。第一継手本体1は、軸方向AD1に沿って延びる。第一継手本体1は、中心軸線AX1に沿って第二継手200(図1)と連結する。装着部材3は、第一継手本体1の外周面に装着される。装着部材3の詳細は後述する。作動部材7は、作業者に操作されることで、第一継手本体1と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で切り替える。ロック状態は、第一継手本体1と第二継手200との連結が解除不可能な状態を示す。非ロック状態は、第一継手本体1と第二継手200との連結が解除可能な状態を示す。弾性部材11は作動部材7を支持する。一例として、作動部材7(作動部71)と弾性部材11とで押しボタンが構成される。
 具体的には、第一継手本体1は、ソケット部5と、挿入部9とを有する。ソケット部5と挿入部9とは軸方向AD1に連結される。ソケット部5には、第二継手200のプラグ部201(図1)が挿入される。また、装着部材3はソケット部5の外周面に装着される。
 ソケット部5は、ソケット体50を有する。ソケット体50には、第二継手200のプラグ体203(図1)が挿入される。ソケット体50は筒形状を有する。
 ソケット体50は、開口51を有する。開口51は円形形状を有する。開口51は、ソケット体50の前端5a側に位置する。開口51は軸方向AD1に開口している。
 引き続き図3及び図4を参照して、作動部材7に関連する構成と、作動部材7とを説明する。ソケット体50は、貫通孔52と、凹部53とを更に有する。貫通孔52は、ソケット体50を軸線交差方向Daに貫通する。軸線交差方向Daは中心軸線AX1に対して交差する。本実施形態では、軸線交差方向Daは中心軸線AX1に対して直交する。作動部材7は、軸線交差方向Daに沿って貫通孔52に配置される。凹部53は、ソケット体50の外周面に対して軸線交差方向Daに窪む。弾性部材11は、軸線交差方向Daに沿って凹部53に配置される。弾性部材11は弾性を有する。弾性部材11は、例えば、圧縮コイルバネである。弾性部材11は、軸線交差方向Daに伸縮する。弾性部材11は、作動部材7の作動部71と、凹部53の底面53aとの間に配置される。弾性部材11は作動部71を支持する。
 ソケット体50は一対の接触部54を更に有する。図3及び図4では、1つの接触部54だけが表れている。また、作動部材7は、一対の接続部72と、一対のストッパ部73と、開口74と、軸方向対向部75とを更に有する。
 軸線交差方向Daの一方側D1と他方側D2とを定義する。一方側D1は、作動部材7が貫通孔52に配置された状態で、軸方向対向部75から作動部71に向かう方向(第一方向)を示す。他方側D2は、作動部材7が貫通孔52に配置された状態で、作動部71から軸方向対向部75に向かう方向(第二方向)を示す。
 一対の接続部72は、軸線交差方向Daに沿って延びる。一対の接続部72は、作動部71と軸方向対向部75とを接続する。つまり、作動部71は、一対の接続部72によって、軸方向対向部75と接続される。接続部72は、柱状である。作動部71と、一対の接続部72と、軸方向対向部75とで、開口74が規定される。開口74は、軸方向AD1に開口する。
 一対のストッパ部73は、方向Dbにおける軸方向対向部75の両端部に配置される。方向Dbは、軸線交差方向Da及び軸方向AD1に直交する方向を示す。図3に示すように、作動部材7が貫通孔52に配置された状態で、一対のストッパ部73は、一対の接触部54に対して軸線交差方向Daに対向する。具体的には、ストッパ部73と接触部54とが対向した状態で、接触部54はストッパ部73の一方側D1に位置し、ストッパ部73は接触部54の他方側D2に位置する。一対の接触部54は、互いに方向Dbにおいて対向する。そして、一対の接触部54の間に貫通孔52が設けられる。
 作動部材7が貫通孔52に配置された状態では、弾性部材11が作動部71を、軸線交差方向Daの一方側D1に押す。この場合、作動部材7のストッパ部73が、軸線交差方向Daにおいて接触部54に接触する。従って、ストッパ部73は、作動部材7が、軸線交差方向Daの一方側D1に向かって貫通孔52から抜けることを抑制する。つまり、作動部材7は、貫通孔52に配置された状態で、ソケット体50に保持される。ストッパ部73が接触部54に接触しているときの作動部材7の位置を「初期位置」と記載する場合がある。
 一方、作動部材7が貫通孔52に配置された状態において、作動部材7に対して軸線交差方向Daの他方側D2に向かって力が加えられると、作動部材7は、弾性部材11の弾性力に抗して、初期位置から軸線交差方向Daの他方側D2に向かって移動する。作動部材7に対する力が解除されると、弾性部材11の弾性力によって、作動部材7は、ストッパ部73が接触部54に接触するまで、軸線交差方向Daの一方側D1に向かって移動する。つまり、作動部材7は、初期位置に復帰する。
 引き続き図3及び図4を参照して、挿入部9はチューブTB1に挿入される。具体的には、挿入部9は、挿入体91と、連結体92と、複数の突起93とを有する。挿入体91はチューブTB1に挿入される。挿入体91は、円筒形状を有する。突起93は、径方向RD1外側に向かって、挿入体91の外周面から突起する。突起93は、円環形状を有する。突起93の径は、第一継手100の軸方向AD1の後端91aから前端5aに向かって大きくなる。
 連結体92はソケット部5に連結される。連結体92は、挿入体91の軸方向AD1の後端部91bに接続される。連結体92と挿入体91とは、単一の部材(一体成形品)として構成される。連結体92は円筒形状を有する。
 次に、図5を参照して、第一継手100の内部構造を説明する。図5は、図3のV-V線に沿った断面図である。図5は、第一継手100が第二継手200から分離している状態を示す。つまり、第一継手100が第二継手200に連結されていない状態が示される。
 図5に示すように、ソケット部5は、連結体55と、ソケット弁部56と、ステム部57と、弾性部材58と、シール部材59、60、61、65と、流路62と、プラグ配置部63とを更に有する。プラグ配置部63には、プラグ体203(図1)が配置される。具体的には、プラグ配置部63はプラグ配置空間67を有する。そして、プラグ配置空間67にプラグ体203が配置される。また、プラグ配置部63は突起配置部66を有する。突起配置部66には、プラグ体203の突起部204(図1)が配置される。また、挿入部9は流路94を更に有する。また、第一継手本体1は張出部64を更に有する。具体的には、ソケット部5のソケット体50が張出部64を有する。張出部64の詳細は後述する。
 流路94、62及びプラグ配置空間67は、軸方向AD1に沿って延びる。流路94の軸方向AD1の前端は、流路62の軸方向AD1の後端に接続される。つまり、流路94と流路62とは繋がっている。また、流路62の軸方向AD1の前端は、プラグ配置空間67の軸方向AD1の後端に接続される。つまり、流路62とプラグ配置空間67とは繋がっている。プラグ配置空間67の軸方向AD1の前端は、開口74に接続される。つまり、プラグ配置空間67は開口74に繋がっている。また、開口74は、軸方向AD1において、開口51と繋がっている。
 連結体55は、ソケット体50の張出部64に接続される。張出部64は、ソケット体50の軸方向AD1の後端部に位置する。連結体55とソケット体50とは、単一の部材(一体成形品)として構成される。連結体55は円筒形状を有する。
 ソケット部5の連結体55が挿入部9の連結体92に嵌る。その結果、ソケット部5と挿入部9とが連結される。
 ソケット弁部56は円筒形状を有する。ソケット弁部56は、プラグ配置空間67の後端部分に配置される。ソケット弁部56は、弾性部材58によって、ソケット体50の張出部64側から前端5a側に押されている。ソケット弁部56は、プラグ配置空間67の後端部分を塞ぐ。プラグ配置空間67には、シール部材65が配置される。シール部材65は、弾性体であり、円環形状を有する。シール部材65がソケット弁部56の外周面に接触することで、プラグ配置空間67の後端部分がシールされる。
 ステム部57は、軸方向AD1に沿って延びる。ステム部57の軸方向AD1の前端部57aは、プラグ配置空間67の後端部分に配置される。図5の例では、前端部57aは、ソケット弁部56の内部に配置される。前端部57aの外周面には、シール部材60が取り付けられる。シール部材60は、弾性体であり、円環形状を有する。シール部材60は、ステム部57の外周面とソケット弁部56の内周面との間をシールする。また、シール部材61がプラグ配置空間67に配置される。シール部材61は、シール部材65よりもソケット体50の前端5a側に配置される。
 弾性部材58は、流路62に配置される。弾性部材58は弾性を有する。弾性部材58は、例えば、圧縮コイルバネである。連結体55の外周面には、シール部材59が取り付けられる。シール部材59は、弾性体であり、円環形状を有する。シール部材59は、連結体55の外周面と連結体92の内周面との間をシールする。
 次に、図5及び図6を参照して、作動部材7を説明する。図5は、軸方向対向部75が初期位置Z0に位置するときの作動部材7を示す。図5に示すように、作動部材7(作動部71)が、弾性部材11によって、軸線交差方向Daの一方側D1に押されて静止している状態では、軸方向対向部75が初期位置Z0に位置する。初期位置Z0では、軸方向対向部75は、突起配置部66に対して軸方向AD1に対向する。つまり、初期位置Z0では、軸方向対向部75は、突起配置部66に対して、軸方向AD1前方に位置する。
 図6は、軸方向対向部75が開放位置Z1に位置するときの作動部材7を示す。図6に示すように、作動部材7(作動部71)に対して軸線交差方向Daの他方側D2に向かって外力が加えられると、作動部材7(作動部71)が、弾性部材11の弾性力に抗して、軸線交差方向Daの他方側D2に押されて静止する。その結果、軸方向対向部75は、初期位置Z0から開放位置Z1に移動して静止する。開放位置Z1では、軸方向対向部75は、突起配置部66よりも軸線交差方向Daの他方側D2に位置する。従って、開放位置Z1では、軸方向対向部75は、突起配置部66に対して軸方向AD1に対向しない。その結果、開放位置Z1では、突起配置部66の軸方向AD1前方が開放される。なお、「外力」は、例えば、作業者が作動部材7(作動部71)に加える。例えば、作業者は、指で、作動部71を押す。
 次に、図7を参照して、第一継手100と第二継手200とが連結した状態を説明する。図7は、第一継手100と第二継手200とが連結した状態を示す断面図である。第一継手100と第二継手200とが連結した状態では、第一継手100の中心軸線AX1と第二継手200の中心軸線AX2とが一致する。従って、軸方向AD1と軸方向AD2とが一致し、径方向RD1と径方向RD2とが一致し、周方向CD1と周方向CD2とが一致する。
 図7に示すように、第一継手100と第二継手200とは管継手300を構成する。つまり、管継手300は、第一継手100と、第二継手200とを有する。
 プラグ体203が、ソケット体50に挿入されると、プラグ体203の軸方向AD1の前端203aと、ソケット弁部56の軸方向AD1の前端56aとが接触する。従って、プラグ体203によってソケット弁部56が、軸方向AD1一方側D11から他方側D12に向かって移動する。同時に、ソケット体50へのプラグ体203の挿入によって、ステム部57の軸方向AD1の前端部57aと、プラグ弁部208の軸方向AD1の前端部280bとが接触する。従って、プラグ弁部208は、軸方向AD1他方側D12から一方側D11に移動する。その結果、プラグ部201の流路213とソケット部5の流路62とが繋がる。よって、第一継手100と第二継手200との間で液体が流通する。
 引き続き図7を参照して、第一継手100と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で切り替える場合を説明する。第一継手100と第二継手200とが連結している状態では、プラグ体203がソケット体50のプラグ配置部63(プラグ配置空間67)に配置される。この場合、プラグ体203の突起部204は、突起配置部66に配置される。
 作動部材7は、弾性部材11によって軸線交差方向Daの一方側D1に押されている。従って、作動部材7の軸方向対向部75が初期位置Z0に位置している。その結果、プラグ体203の突起部204と軸方向対向部75とが、軸方向AD1に対向し、互いに接触する。つまり、初期位置Z0において、軸方向対向部75は、第一継手本体1が第二継手200と連結した状態において、第二継手200の外周面から突起した突起部204に対して、第一継手本体1の軸方向AD1の前端5a側から軸方向AD1に対向する。よって、第一継手100と第二継手200との連結状態が、ロック状態になる。
 一方、作動部71に対して軸線交差方向Daの他方側D2に向かって外力が加わると、軸方向対向部75が初期位置Z0から開放位置Z1に移動する。開放位置Z1では、軸方向対向部75は、軸方向AD1において突起部204に対向しない。その結果、突起部204の軸方向AD1の前方が開放される。よって、第一継手100と第二継手200との連結状態が、非ロック状態になる。つまり、第一継手100と第二継手200との連結状態のロックが解除される。従って、第二継手200を第一継手100から分離できる。なお、「外力」は、例えば、作業者が作動部材7(作動部71)に加える。例えば、作業者は、指で、作動部71を押す。
 以上、図7を参照して説明したように、作動部71は、軸線交差方向Daに沿って作動することで、軸方向AD1における軸方向対向部75と突起部204との対向状態と非対向状態とを切り替える。
 次に、図4、図8及び図9を参照して、作動部材7を説明する。図8は、第一継手100を示す平面図である。図9は、図8のIX-IX線に沿った断面図である。
 図4及び図8に示すように、装着部材3は交差方向対向部30を有する。本実施形態では、交差方向対向部30は、2つの対向片310を有する。2つの対向片310は、方向Db(図4)に対向する。
 図9に示すように、交差方向対向部30は、軸方向対向部75と突起部204との対向状態において(図7)、第一継手本体1と作動部71との間で、作動部71に対して軸線交差方向Daに対向する。従って、本実施形態によれば、交差方向対向部30によって、作動部71の軸線交差方向Daへの移動が規制される。その結果、作動部71が誤作動することを抑制できる。よって、作動部71の誤作動により、軸方向対向部75と突起部204との対向状態が非対向状態になって、第一継手100と第二継手200との連結状態が、非ロック状態になることを抑制できる。
 具体的には、作動部71は、弾性部材11(図7)によって、軸線交差方向Daの一方側D1に押されている。そして、交差方向対向部30は、軸方向対向部75と突起部204との対向状態において(図7)、ソケット体50と作動部71との間で、作動部71に対して軸線交差方向Daに対向する。従って、交差方向対向部30によって、作動部71の軸線交差方向Daの他方側D2への移動が規制される。
 また、図9に示すように、装着部材3は、軸方向AD1の第一位置P1に位置する。第一位置P1は、交差方向対向部30が作動部71に対して軸線交差方向Daに対向する位置を示す。
 次に、図10及び図11を参照して、装着部材3が第二位置P2に位置する場合を説明する。図10は、装着部材3が第二位置P2に位置するときの第一継手100を示す平面図である。図11は、図10のXI-XI線に沿った断面図である。
 図10及び図11に示すように、装着部材3は、第二位置P2に位置している。第二位置P2は、交差方向対向部30が第一位置P1から軸方向AD1に離れた位置を示す。換言すれば、第二位置P2は、交差方向対向部30が第一位置P1に対して軸方向AD1の後方に離れた位置を示す。更に換言すれば、第二位置P2は、交差方向対向部30が作動部71に対して軸線交差方向Daに対向しない位置を示す。従って、装着部材3が第二位置P2に位置するときは、作動部材7の軸線交差方向Daに沿った移動が規制されない。その結果、作業者は、作動部71を軸線交差方向Daの他方側D2に押すことで、軸方向対向部75によるロックを解除し、第一継手100から第二継手200を容易に分離できる。
 なお、本実施形態では、一例として、装着部材3の位置(第一位置P1及び第二位置P2)は、軸方向AD1における交差方向対向部30の位置によって示される。
 次に、図8~図11を参照して、装着部材3の移動について説明する。装着部材3は、軸方向AD1に沿って、第一位置P1と第二位置P2との間で移動可能である。従って、本実施形態によれば、作業者は、装着部材3を第一位置P1と第二位置P2との間で軸方向AD1に移動させることで、第一継手100と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で容易に切り替えることができる。
 また、本実施形態では、図9及び図11に示すように、第一継手本体1は、第一規制部80を有する。具体的には、ソケット体50が第一規制部80を有する。第一規制部80は、第一位置P1と第二位置P2との間における交差方向対向部30の移動を規制する。従って、本実施形態によれば、装着部材3に対して振動等の不慮の力がかかった場合でも、装着部材3が第一位置P1から第二位置P2に移動することを抑制できる。その結果、装着部材3に対して振動等の不慮の力がかかった場合でも、交差方向対向部30によって作動部材7の軸線交差方向Daの移動が規制される。よって、作動部材7の誤作動が効果的に抑制され、第一継手100と第二継手200との連結が、意図せずに非ロック状態になることを抑制できる。
 更に、本実施形態では、第一規制部80は、断面視において、軸方向AD1に延びている。第一規制部80は、例えば、断面視において、波形状を有する。図9及び図11の例では、第一規制部80は、第一凹部81と、凸部82とを有する。第一凹部81は、中心軸線AX1に対する径方向RD1内側に窪む。凸部82は、第一凹部81と接続する。また、凸部82は、径方向RD1外側に突出する。凸部82は、作動部71に対して、第一凹部81よりも軸方向AD1に離れている。つまり、凸部82は、第一凹部81よりも軸方向AD1の後方に位置する。本実施形態によれば、第一凹部81及び凸部82のような簡素な構成により、第一規制部80を実現できる。また、装着部材3の形状を、第一規制部80の形状に合わせるだけでよいので、簡素な構成の装着部材3を実現できる。
 具体的には、第一凹部81及び凸部82の各々は、周方向CD1に延びる円環形状を有する。また、図9に示すように、第一位置P1においては、装着部材3の軸方向AD1の後端部320が、第一凹部81に嵌る。そして、凸部82が第一凹部81に対して軸方向AD1に隣接している。従って、振動等によって装着部材3が第一位置P1から第二位置P2に移動することを効果的に抑制できる。
 また、本実施形態では、第一規制部80は、第二凹部83を更に有する。第二凹部83は、径方向RD1内側に窪む。第二凹部83は、凸部82と接続する。第二凹部83は、作動部71に対して、凸部82よりも軸方向AD1に離れている。つまり、第二凹部83は、凸部82よりも軸方向AD1の後方に位置する。また、第一継手本体1は、張出部64を有する。張出部64は、凸部82の頂点VTよりも径方向RD1外側に張り出す。つまり、張出部64の最大外径R1は、凸部82の最大外径R2以上である(図6)。張出部64は、軸方向AD1において第二凹部83と接続する。張出部64は、作動部71に対して、第二凹部83よりも軸方向AD1に離れている。つまり、張出部64は、第二凹部83よりも軸方向AD1の後方に位置する。従って、本実施形態によれば、図11に示すように、装着部材3が第二位置P2に位置する場合に、装着部材3が、軸方向AD1において後側に抜けることを抑制できる。
 具体的には、第二凹部83及び張出部64の各々は、周方向CD1に延びる円環形状を有する。また、図11に示すように、第二位置P2においては、装着部材3の軸方向AD1の後端部320が、第二凹部83に嵌る。そして、凸部82が第二凹部83に対して軸方向AD1に隣接している。従って、振動等によって装着部材3が第二位置P2から第一位置P1に移動することを効果的に抑制できる。
 次に、図8、図10、図12、及び、図13を参照して、装着部材3の別の機能を説明する。図12は、装着部材3を示す平面図である。図13は、装着部材3を示す斜視図である。図12及び図13に示すように、装着部材3は、第二規制部84を更に有する。図8に示すように、装着部材3が第一位置P1に位置する状態において、第二規制部84は、周方向CD1における作動部71の両端面710に対して周方向CD1に対向する。従って、第二規制部84は、周方向CD1への作動部71の移動を規制する。その結果、本実施形態によれば、交差方向対向部30が作動部71に対して軸線交差方向Daに対向しなくなることを抑制できる。よって、作動部71が誤作動することを効果的に抑制できる。
 具体的には、第二規制部84は、一対の傾斜面840を有する。傾斜面840は、中心軸線AX1に対して傾斜する。一対の傾斜面840は、第一継手本体1の前端5aから後端91aに向かって、中心軸線AX1に対して対向している。具体的には、一対の傾斜面840は、第一継手本体1の前端5aから後端91aに向かって、互いに近づくように中心軸線AX1に対して傾斜する。
 装着部材3が第一位置P1に位置する状態において、傾斜面840は、作動部71の端面710に対して周方向CD1に対向し、端面710に接触する。
 特に、本実施形態では、図8及び図10に示すように、第二規制部84は、装着部材3が第一位置P1に位置している状態と、装着部材3が第二位置P2に位置している状態とにおいて、周方向CD1における作動部71の両端面710に対して周方向CD1に対向する。従って、本実施形態によれば、装着部材3が第二位置P2に位置している場合でも、作動部71が周方向CD1にずれることを抑制できる。その結果、作業者による作動部71の操作が容易になる。
 なお、図10に示すように、装着部材3が第二位置P2に位置している場合は、第二規制部84の傾斜面840は、作動部71の端面710に対して、周方向CD1に離隔している。
 次に、図8、図12、及び、図13を参照して、装着部材3の更に別の機能を説明する。装着部材3は、一対の傾斜面85を有する。傾斜面85は、中心軸線AX1に対して傾斜する。一対の傾斜面85は、第一継手本体1の前端5aから後端91aに向かって、中心軸線AX1に対して拡がる。従って、本実施形態によれば、作業者にとって、装着部材3を第一位置P1から第二位置P2に移動する作業が容易になる。
 次に、図8、図12、及び、図13を参照して、装着部材3の更に別の機能を説明する。装着部材3は、一対の平面86を有する。一対の平面86は、軸方向AD1に交差する。従って、本実施形態によれば、作業者にとって、装着部材3を第二位置P2から第一位置P1に移動する作業が容易になる。
 次に、図8及び図12を参照して、装着部材3の更に別の機能を説明する。装着部材3は、第三凹部88を更に有する。第三凹部88は、軸方向AD1に窪む。弾性部材11は、第三凹部88と軸線交差方向Da(図4)に重なって配置される。また、弾性部材11は、作動部71を軸線交差方向Daに支持する。従って、本実施形態によれば、弾性部材11と装着部材3とが接触することを抑制できる。その結果、弾性部材11が第一継手本体1から外れることを抑制できる。
 具体的には、第三凹部88は、軸方向AD1において、第一継手本体1の前端5aから後端91aに向かって窪む。また、第三凹部88は、ソケット体50と作動部71との間に位置する。
 次に、図4及び図13~図15を参照して、装着部材3の更に別の機能を説明する。図14は、装着部材3を示す後面図である。図13及び図14に示すように、装着部材3は、湾曲部87と、開口873とを有する。湾曲部87は、中心軸線AX1に対する周方向CD1に沿って湾曲する。図4に示すように、湾曲部87は、第一継手本体1(ソケット体50)の外周面に嵌る。従って、本実施形態によれば、装着部材3を第一継手本体1に容易に装着できるし、また、第一継手本体1から装着部材3を容易に取り外すことができる。また、張出部64を有する場合であっても、装着部材3を第一継手本体1(ソケット体50)に容易に装着できる。
 図15は、第一継手100を示す前面図である。図15に示すように、湾曲部87において、中心軸線AX1に対して、湾曲部87の周方向CD1の一端871と他端872とがなす角度θは、230度以上250度以下である。従って、本実施形態によれば、装着部材3を第一継手本体1(ソケット体50)に更に容易に装着できるし、また、第一継手本体1(ソケット体50)から振動等によって装着部材3が外れてしまうことを抑制できる。
 図13及び図14に示すように、湾曲部87は、第一面部881と、第二面部882とを有する。第一面部881は、湾曲部87の周方向CD1の一端部に位置する。第一面部881は、軸線交差方向Daに沿って延びる。第二面部882は、湾曲部87の周方向CD1の他端部に位置する。第二面部882は、軸線交差方向Daに沿って延びる。第一面部881と第二面部882とは、平行である。従って、本実施形態によれば、湾曲部87の開口873が湾曲せずに幅が変化しないため、装着部材3を第一継手本体1(ソケット体50)に装着し易くなる。
 (変形例)
 図16~図19を参照して、第一実施形態の変形例に係る第一継手100Aを説明する。本変形例では、装着部材3Aが周方向CD1に回転する点で、上記第一実施形態と主に異なる。以下、本変形例が上記第一実施形態と異なる点を主に説明する。
 図16は、第一実施形態の変形例に係る第一継手100Aを示す斜視図である。図16に示すように、第一継手100Aは、装着部材3Aを有する。装着部材3Aは、第一継手本体1(ソケット体50)に装着される。装着部材3Aは、周方向CD1に沿って湾曲している。装着部材3Aの周方向CD1の一端21と他端22とは、周方向CD1に対向する。装着部材3Aの一端21と他端22とは、周方向CD1に間隔をあけて位置している。従って、装着部材3Aは、装着部材3Aの一端21と他端22との間に空間SPを有する。
 図17Aは、装着部材3Aの第一位置P1を示す図である。図17Bは、装着部材3Aの第二位置P2を示す図である。図18は、装着部材3Aが第一位置P1に位置するときの第一継手100Aを示す図である。図19は、装着部材3Aが第二位置P2に位置するときの第一継手100Aを示す図である。
 図17A及び図17Bに示すように、装着部材3Aは、中心軸線AX1に対する周方向CD1に沿って、第一位置P1と第二位置P2との間で回転可能である。第一位置P1は、交差方向対向部30が作動部71に対して軸線交差方向Daに対向する位置を示す。図18に示すように、第一位置P1では、作動部71と交差方向対向部30とが、軸線交差方向Daに対向する。従って、交差方向対向部30は、作動部71の軸線交差方向Daに沿った移動を規制する。その結果、作動部材7の誤作動を抑制できる。第二位置P2は、交差方向対向部30が第一位置P1から周方向CD1に離れた位置を示す。図19に示すように、第二位置P2では、作動部71は、軸線交差方向Daにおいて空間SPに対向する。従って、作動部材7の軸線交差方向Daに沿った移動は規制されない。その結果、作業者は、作動部材7を軸線交差方向Daの他方側D2に押すことで、容易にロックを解除できる。なお、第一位置P1と第二位置P2とは、中心軸線AX1に対する周方向CD1に離れている。
 以上、図16~図19を参照して説明したように、本変形例によれば、装着部材3Aを周方向CD1に回転させることで、第一継手100Aと第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で容易に切り替えることができる。
(第二実施形態)
 図20から図22を参照して、本開示の第二実施形態に係る第一継手2100を説明する。図20及び図21は、第二実施形態に係る第一継手2100を示す断面図である。図20及び図21は、第一継手2100が第二継手200から分離している状態を示す。図20は、初期位置Z0に位置するときの作動部材2007を示す。図21は、開放位置Z1に位置するときの作動部材2007を示す。
 第一実施形態に係る第一継手100では、装着部材3の交差方向対向部30は、第一継手本体1と作動部71との間で、作動部71に対して軸線交差方向Daに対向するのに対して、第二実施形態に係る第一継手2100では、装着部材2003は、作動部2071の孔部2071aに配置される装着部材突起部2003aを有する。以下、第二実施形態について、第一実施形態と異なる事項について説明し、第一実施形態と重複する部分についての説明は割愛する。
 第一継手2100は、第一継手本体2001と、装着部材2003と、作動部2071と、弾性部材2011とを有する。具体的には、第一継手2100は、作動部材2007を有する。そして、作動部材2007が作動部2071を有する。作動部2071は、孔部2071aを有する。孔部2071aは、軸方向AD1に沿って延びていればよく、作動部2071を貫通してもしなくてよく、例えば円柱形状を有する。
 第一継手本体2001は、軸方向AD1に沿って延びる。第一継手本体2001は、中心軸線AX1に沿って第二継手200と連結する。装着部材2003は、第一継手本体2001の外周面に装着される。作動部材2007は、作業者に操作されることで、第一継手本体2001と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で切り替える。弾性部材2011は作動部材2007を支持する。一例として、作動部材2007(作動部2071)と弾性部材2011とで押しボタンが構成される。
 具体的には、第一継手本体2001は、ソケット部2005と、挿入部9とを有する。ソケット部2005は、ソケット体2050を有する。
 引き続き図20及び図21を参照して、作動部材2007に関連する構成と、作動部材2007とを説明する。ソケット体2050は、収容部2052を更に有する。収容部2052は、ソケット体2050の軸線交差方向Daの一方側D1に貫通孔が配置され、ソケット体2050の軸線交差方向Daの他方側D2の内周面を軸線交差方向Daに窪む。作動部材2007は、軸線交差方向Daに沿って収容部2052に配置される。弾性部材2011は、軸線交差方向Daに沿って収容部2052に配置される。弾性部材2011は弾性を有する。弾性部材2011は、例えば、圧縮コイルバネである。弾性部材2011は、軸線交差方向Daに伸縮する。弾性部材2011は、作動部材2007と、収容部2052の底面2052aとの間に配置される。弾性部材2011は作動部材2007を支持する。
 作動部材2007は、一対の接続部(図示せず)と、軸方向対向部2075とを更に有する。一対の接続部は、作動部2071と軸方向対向部2075とを接続する。
 作動部材2007が収容部2052に配置された状態では、弾性部材2011が作動部2071を、軸線交差方向Daの一方側D1に押す。初期位置Z0では、軸方向対向部2075は、突起配置部66に対して軸方向AD1に対向する。つまり、初期位置Z0では、軸方向対向部2075は、突起配置部66に対して、軸方向AD1前方に位置する。よって、第一継手2100と第二継手200との連結状態が、ロック状態になる。
 一方、作動部材2007が収容部2052に配置された状態において、作動部材2007に対して軸線交差方向Daの他方側D2に向かって力が加えられると、作動部材2007は、弾性部材2011の弾性力に抗して、初期位置Z0から軸線交差方向Daの他方側D2に向かって移動する。その結果、軸方向対向部2075は、初期位置Z0から開放位置Z1に移動して静止する。開放位置Z1では、軸方向対向部2075は、突起配置部66よりも軸線交差方向Daの他方側D2に位置する。従って、開放位置Z1では、軸方向対向部2075は、突起配置部66に対して軸方向AD1に対向しない。その結果、開放位置Z1では、突起配置部66の軸方向AD1前方が開放される。よって、第一継手2100と第二継手200との連結状態が、非ロック状態になる。
 作動部材2007に対する力が解除されると、弾性部材2011の弾性力によって、作動部材2007は、軸線交差方向Daの一方側D1に向かって移動する。つまり、作動部材2007は、初期位置Z0に復帰する。
 以上、図20及び図21を参照して説明したように、作動部2071は、軸線交差方向Daに沿って作動することで、軸方向AD1における軸方向対向部2075と突起部204との対向状態と非対向状態とを切り替える。
 図20から図22を参照して、第二実施形態に係る第一継手2100を説明する。図22は、第二実施形態に係る第一継手2100を示す断面図である。図22は、第一継手2100が第二継手200から分離している状態を示す。図22は、初期位置Z0に位置するときの作動部材2007を示す。
 図20から図22に示すように、装着部材2003は装着部材突起部2003aを有する。装着部材突起部2003aは、装着部材規制部の一例である。装着部材突起部2003aの形状は、孔部2071aに挿入できればよく、特に限定されず、例えば円柱体である。
 装着部材突起部2003aは、軸方向対向部2075と突起部204との対向状態において、作動部2071の孔部2071aに配置される。従って、第二実施形態によれば、装着部材突起部2003aによって、作動部2071の軸線交差方向Daへの移動が規制される。その結果、作動部2071が誤作動することを抑制できる。よって、作動部2071の誤作動により、軸方向対向部2075と突起部204との対向状態が非対向状態になって、第一継手2100と第二継手200との連結状態が、非ロック状態になることを抑制できる。
 また、装着部材2003は、軸方向AD1の第一位置P1に位置する。第一位置P1は、装着部材突起部2003aが孔部2071aに配置される位置を示す。また、第一位置P1は、図22における装着部材2003の位置を示す。
 一方、装着部材2003は、第二位置P2に位置している。第二位置P2は、装着部材突起部2003aが第一位置P1から軸方向AD1に離れた位置を示す。換言すれば、第二位置P2は、装着部材突起部2003aが第一位置P1に対して軸方向AD1の後方に離れた位置を示す。更に換言すれば、第二位置P2は、装着部材突起部2003aが孔部2071aに配置されない位置を示す。また、第二位置P2は、図20及び図21における装着部材2003の位置を示す。従って、装着部材2003が第二位置P2に位置するときは、作動部材2007の軸線交差方向Daに沿った移動が規制されない。その結果、作業者は、作動部2071を軸線交差方向Daの他方側D2に押すことで、軸方向対向部2075によるロックを解除し、第一継手2100から第二継手200を容易に分離できる。
 なお、第二実施形態では、一例として、装着部材2003の位置(第一位置P1及び第二位置P2)は、軸方向AD1における装着部材突起部2003aの位置によって示される。
 次に、装着部材2003の移動について説明する。装着部材2003は、軸方向AD1に沿って、第一位置P1と第二位置P2との間で移動可能である。従って、第二実施形態によれば、作業者は、装着部材2003を第一位置P1と第二位置P2との間で軸方向AD1に移動させることで、第一継手2100と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で容易に切り替えることができる。
(第三実施形態)
 図23及び図24を参照して、本開示の第三実施形態に係る第一継手3100を説明する。図23及び図24は、第三実施形態に係る第一継手3100を示す断面図である。図23及び図24は、第一継手3100が第二継手200から分離している状態を示す。図23は、初期位置Z0に位置するときの作動部材3007及び第一位置P1に位置するときの装着部材3003を示す。図24は、開放位置Z1に位置するときの作動部材3007及び第二位置P2に位置するときの装着部材3003を示す。
 第二実施形態に係る第一継手2100では、装着部材2003は、作動部2071の孔部2071aに配置される装着部材突起部2003aを有するのに対して、第三実施形態に係る第一継手3100では、装着部材3003は、作動部3071の径方向RD1外側の面よりも径方向RD1外側に配置されるカバー部3003aを有する。以下、第三実施形態について、第二実施形態と異なる事項について説明し、第二実施形態と重複する部分についての説明は割愛する。
 第一継手3100は、第一継手本体3001と、装着部材3003と、作動部3071と、弾性部材3011とを有する。具体的には、第一継手3100は、作動部材3007を有する。そして、作動部材3007が作動部3071を有する。
 第一継手本体3001は、軸方向AD1に沿って延びる。第一継手本体3001は、中心軸線AX1に沿って第二継手200と連結する。装着部材3003は、第一継手本体3001の外周面に装着される。作動部材3007は、作業者に操作されることで、第一継手本体3001と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で切り替える。弾性部材3011は作動部材3007を支持する。一例として、作動部材3007(作動部3071)と弾性部材3011とで押しボタンが構成される。
 具体的には、第一継手本体3001は、ソケット部3005と、挿入部9とを有する。ソケット部3005は、ソケット体3050を有する。
 引き続き図23及び図24を参照して、作動部材3007に関連する構成と、作動部材3007とを説明する。ソケット体3050は、収容部3052を更に有する。収容部3052は、ソケット体3050の軸線交差方向Daの一方側D1に貫通孔が配置され、ソケット体3050の軸線交差方向Daの他方側D2の内周面を軸線交差方向Daに窪む。作動部材3007は、軸線交差方向Daに沿って収容部3052に配置される。弾性部材3011は、軸線交差方向Daに沿って収容部3052に配置される。弾性部材3011は、作動部材3007と、収容部3052の底面3052aとの間に配置される。
 作動部材3007は、一対の接続部(図示せず)と、軸方向対向部3075とを更に有する。一対の接続部は、作動部3071と軸方向対向部3075とを接続する。
 作動部材3007が収容部3052に配置された状態では、弾性部材3011が作動部3071を、軸線交差方向Daの一方側D1に押す。初期位置Z0では、軸方向対向部3075は、突起配置部66に対して軸方向AD1に対向する。つまり、初期位置Z0では、軸方向対向部3075は、突起配置部66に対して、軸方向AD1前方に位置する。よって、第一継手3100と第二継手200との連結状態が、ロック状態になる。また、初期位置Z0では、作動部材3007の径方向RD1外側の面と、第一継手本体3001の径方向RD1外側の面とは、略面一になっている。なお、作動部材3007の径方向RD1外側の面が、第一継手本体3001の径方向RD1外側の面よりも径方向RD1内側に配置されてもよい。
 一方、作動部材3007が収容部3052に配置された状態において、作動部材3007に対して軸線交差方向Daの他方側D2に向かって力が加えられると、作動部材3007は、弾性部材3011の弾性力に抗して、初期位置Z0から軸線交差方向Daの他方側D2に向かって移動する。その結果、軸方向対向部3075は、初期位置Z0から開放位置Z1に移動して静止する。開放位置Z1では、軸方向対向部3075は、突起配置部66よりも軸線交差方向Daの他方側D2に位置する。従って、開放位置Z1では、軸方向対向部3075は、突起配置部66に対して軸方向AD1に対向しない。その結果、開放位置Z1では、突起配置部66の軸方向AD1前方が開放される。よって、第一継手3100と第二継手200との連結状態が、非ロック状態になる。
 作動部材3007に対する力が解除されると、弾性部材3011の弾性力によって、作動部材3007は、軸線交差方向Daの一方側D1に向かって移動する。つまり、作動部材3007は、初期位置Z0に復帰する。
 以上、図23及び図24を参照して説明したように、作動部3071は、軸線交差方向Daに沿って作動することで、軸方向AD1における軸方向対向部3075と突起部204との対向状態と非対向状態とを切り替える。
 図23及び図24に示すように、装着部材3003はカバー部3003aを有する。カバー部3003aは、装着部材規制部の一例である。カバー部3003aは、例えば板状体である。
 カバー部3003aは、軸方向対向部3075と突起部204との対向状態において、作動部3071の径方向RD1外側の面よりも径方向RD1外側に配置される。つまり、カバー部3003aは、作動部3071の径方向RD1外側の面を覆う。従って、第三実施形態によれば、カバー部3003aによって、作動部3071への接触が阻害される。換言すれば、第三実施形態によれば、カバー部3003aによって、作動部3071の軸線交差方向Daへの移動が規制される。その結果、作動部3071が誤作動することを抑制できる。よって、作動部3071の誤作動により、軸方向対向部3075と突起部204との対向状態が非対向状態になって、第一継手3100と第二継手200との連結状態が、非ロック状態になることを抑制できる。
 また、装着部材3003は、軸方向AD1の第一位置P1に位置する。第一位置P1は、カバー部3003aが作動部3071に対して軸線交差方向Daに対向する位置を示す。また、第一位置P1は、図23における装着部材3003の位置を示す。
 一方、装着部材3003は、第二位置P2に位置している。第二位置P2は、カバー部3003aが第一位置P1から軸方向AD1に離れた位置を示す。換言すれば、第二位置P2は、カバー部3003aが第一位置P1に対して軸方向AD1の後方に離れた位置を示す。更に換言すれば、第二位置P2は、カバー部3003aが作動部3071に対して軸線交差方向Daに対向しない位置を示す。また、第二位置P2は、図24における装着部材3003の位置を示す。従って、装着部材3003が第二位置P2に位置するときは、作動部材3007への接触が阻害されない。その結果、作業者は、作動部3071を軸線交差方向Daの他方側D2に押すことで、軸方向対向部3075によるロックを解除し、第一継手3100から第二継手200を容易に分離できる。
 なお、第三実施形態では、一例として、装着部材3003の位置(第一位置P1及び第二位置P2)は、軸方向AD1におけるカバー部3003aの位置によって示される。
 次に、装着部材3003の移動について説明する。装着部材3003は、軸方向AD1に沿って、第一位置P1と第二位置P2との間で移動可能である。従って、第三実施形態によれば、作業者は、装着部材3003を第一位置P1と第二位置P2との間でソケット体3050の径方向RD1外側の面に沿って軸方向AD1に移動させることで、第一継手3100と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で容易に切り替えることができる。
(第四実施形態)
 図25から図27を参照して、本開示の第四実施形態に係る第一継手4100を説明する。図25及び図26は、第四実施形態に係る第一継手4100を示す断面図である。図25及び図26は、第一継手4100が第二継手200から分離している状態を示す。図25は、初期位置Z0に位置するときの作動部材4007及び第一位置P1に位置するときの装着部材4003を示す。図26は、開放位置Z1に位置するときの作動部材4007及び第二位置P2に位置するときの装着部材4003を示す。
 第三実施形態に係る第一継手3100では、第一位置P1では、カバー部3003aの径方向RD1内側の面と作動部3071の径方向RD1外側の面とは接触するのに対して、第四実施形態に係る第一継手4100では、第一位置P1では、カバー部4003aの径方向RD1内側の面と作動部4071の径方向RD1外側の面とは、空間を空けて対向する。以下、第四実施形態について、第三実施形態と異なる事項について説明し、第三実施形態と重複する部分についての説明は割愛する。
 第一継手4100は、第一継手本体4001と、装着部材4003と、作動部4071と、弾性部材4011とを有する。具体的には、第一継手4100は、作動部材4007を有する。そして、作動部材4007が作動部4071を有する。
 第一継手本体4001は、軸方向AD1に沿って延びる。第一継手本体4001は、中心軸線AX1に沿って第二継手200と連結する。装着部材4003は、第一継手本体4001の外周面に装着される。作動部材4007は、作業者に操作されることで、第一継手本体4001と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で切り替える。弾性部材4011は作動部材4007を支持する。一例として、作動部材4007(作動部4071)と弾性部材4011とで押しボタンが構成される。
 具体的には、第一継手本体4001は、ソケット部4005と、挿入部9とを有する。ソケット部4005は、ソケット体4050を有する。
 引き続き図25を参照して、作動部材4007に関連する構成と、作動部材4007とを説明する。ソケット体4050は、収容部4052を更に有する。収容部4052は、ソケット体4050の軸線交差方向Daの一方側D1に貫通孔が配置され、ソケット体4050の軸線交差方向Daの他方側D2の内周面を軸線交差方向Daに窪む。作動部材4007は、軸線交差方向Daに沿って収容部4052に配置される。弾性部材4011は、軸線交差方向Daに沿って収容部4052に配置される。弾性部材4011は、作動部材4007と、収容部4052の底面4052aとの間に配置される。
 作動部材4007は、一対の接続部(図示せず)と、軸方向対向部4075とを更に有する。一対の接続部は、作動部4071と軸方向対向部4075とを接続する。
 作動部材4007が収容部4052に配置された状態では、弾性部材4011が作動部4071を、軸線交差方向Daの一方側D1に押す。初期位置Z0では、軸方向対向部4075は、突起配置部66に対して軸方向AD1に対向する。つまり、初期位置Z0では、軸方向対向部4075は、突起配置部66に対して、軸方向AD1前方に位置する。よって、第一継手4100と第二継手200との連結状態が、ロック状態になる。また、初期位置Z0では、作動部材4007の径方向RD1外側の面は、第一継手本体4001の径方向RD1外側の面よりも径方向外側に配置されている。
 一方、作動部材4007が収容部4052に配置された状態において、作動部材4007に対して軸線交差方向Daの他方側D2に向かって力が加えられると、作動部材4007は、弾性部材4011の弾性力に抗して、初期位置Z0から軸線交差方向Daの他方側D2に向かって移動する。その結果、軸方向対向部4075は、初期位置Z0から開放位置Z1に移動して静止する。開放位置Z1では、軸方向対向部4075は、突起配置部66よりも軸線交差方向Daの他方側D2に位置する。従って、開放位置Z1では、軸方向対向部4075は、突起配置部66に対して軸方向AD1に対向しない。その結果、開放位置Z1では、突起配置部66の軸方向AD1前方が開放される。よって、第一継手4100と第二継手200との連結状態が、非ロック状態になる。
 作動部材4007に対する力が解除されると、弾性部材4011の弾性力によって、作動部材4007は、軸線交差方向Daの一方側D1に向かって移動する。つまり、作動部材4007は、初期位置Z0に復帰する。
 以上、図25及び図26を参照して説明したように、作動部4071は、軸線交差方向Daに沿って作動することで、軸方向AD1における軸方向対向部4075と突起部204との対向状態と非対向状態とを切り替える。
 図25及び図26に示すように、装着部材4003はカバー部4003aを有する。カバー部4003aは、装着部材規制部の一例である。カバー部4003aは、例えば板状体である。
 カバー部4003aは、軸方向対向部4075と突起部204との対向状態において、作動部4071の径方向RD1外側の面よりも径方向RD1外側に配置される。つまり、カバー部4003aは、作動部4071の径方向RD1外側の面を覆う。従って、第四実施形態によれば、カバー部4003aによって、作動部4071への接触が阻害される。換言すれば、第四実施形態によれば、カバー部4003aによって、作動部4071の軸線交差方向Daへの移動が規制される。その結果、作動部4071が誤作動することを抑制できる。よって、作動部4071の誤作動により、軸方向対向部4075と突起部204との対向状態が非対向状態になって、第一継手4100と第二継手200との連結状態が、非ロック状態になることを抑制できる。
 また、装着部材4003は、軸方向AD1の第一位置P1に位置する。第一位置P1は、カバー部4003aが作動部4071に対して軸線交差方向Daに対向する位置を示す。詳細には、第一位置P1では、カバー部4003aの径方向RD1内側の面と作動部4071の径方向RD1外側の面とは、空間を空けて対向する。また、第一位置P1は、図25における装着部材4003の位置を示す。
 一方、装着部材4003は、第二位置P2に位置している。第二位置P2は、カバー部4003aが第一位置P1から軸方向AD1に離れた位置を示す。換言すれば、第二位置P2は、カバー部4003aが第一位置P1に対して軸方向AD1の後方に離れた位置を示す。更に換言すれば、第二位置P2は、カバー部4003aが作動部4071に対して軸線交差方向Daに対向しない位置を示す。また、第二位置P2は、図26における装着部材4003の位置を示す。従って、装着部材4003が第二位置P2に位置するときは、作動部材4007への接触が阻害されない。その結果、作業者は、作動部4071を軸線交差方向Daの他方側D2に押すことで、軸方向対向部4075によるロックを解除し、第一継手4100から第二継手200を容易に分離できる。
 なお、第四実施形態では、一例として、装着部材4003の位置(第一位置P1及び第二位置P2)は、軸方向AD1におけるカバー部4003aの位置によって示される。
 次に、装着部材4003の移動について説明する。装着部材4003は、軸方向AD1に沿って、第一位置P1と第二位置P2との間で移動可能である。従って、第四実施形態によれば、作業者は、装着部材4003を第一位置P1と第二位置P2との間で軸方向AD1に移動させることで、第一継手4100と第二継手200との連結状態を、ロック状態と非ロック状態との間で容易に切り替えることができる。また、カバー部4003aが外力によって撓んだ場合でも、作動部4071に接触することを抑制でき、作動部4071が誤作動することを抑制できる。
 次に、図27を参照して、装着部材4003の別の機能を説明する。図27は、装着部材4003を示す断面図である。図27に示すように、装着部材4003は、移動規制部4084を更に有する。移動規制部4084は、例えば、一対の側壁である。一対の側壁の各々は、カバー部4003aの端部から軸線交差方向Daに沿って延びている。詳細には、装着部材4003が第一位置P1に位置する状態において、移動規制部4084は、周方向CD1における作動部4071の両端面4710に対して周方向CD1に対向する。従って、移動規制部4084は、周方向CD1への装着部材4003の移動を規制する。その結果、第四実施形態によれば、カバー部4003aが作動部4071に対して軸線交差方向Daに対向しなくなることを抑制できる。よって、作動部4071が誤作動することを効果的に抑制できる。
 また、装着部材4003が第一位置P1に位置する状態において、移動規制部4084は、作動部4071の端面4710に対して周方向CD1に対向し、端面4710に接触する。
 以上、図面を参照して本開示の実施形態について説明した。ただし、本開示は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施できる。また、上記の実施形態に開示される複数の構成要素は適宜改変可能である。例えば、ある実施形態に示される全構成要素のうちのある構成要素を別の実施形態の構成要素に追加してもよく、または、ある実施形態に示される全構成要素のうちのいくつかの構成要素を実施形態から削除してもよい。
 また、図面は、開示の理解を容易にするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の構成は一例であって、特に限定されるものではなく、本開示の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
[1]装着部材3、3Aを第二継手200に配置してもよい。
 なお、本技術は以下のような構成をとることが可能である。
(1)中心軸線を有し、前記中心軸線に沿った軸方向に延びる第一継手であって、
 前記中心軸線に沿って第二継手と連結する第一継手本体と、
 前記第一継手本体が前記第二継手と連結した状態において、前記第二継手の外周面から突起した突起部に対して、前記第一継手本体の前記軸方向の前端側から前記軸方向に対向する軸方向対向部と、
 前記軸方向対向部と接続され、前記中心軸線に交差する軸線交差方向に沿って作動することで、前記軸方向における前記軸方向対向部と前記突起部との対向状態と非対向状態とを切り替える作動部と、
 前記第一継手本体の外周面に装着される装着部材と
 を有し、
 前記装着部材は、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記作動部の移動を規制する作動部規制部を有する、第一継手。
(2)中心軸線を有し、前記中心軸線に沿った軸方向に延びる第一継手であって、
 前記中心軸線に沿って第二継手と連結する第一継手本体と、
 前記第一継手本体が前記第二継手と連結した状態において、前記第二継手の外周面から突起した突起部に対して、前記第一継手本体の前記軸方向の前端側から前記軸方向に対向する軸方向対向部と、
 前記軸方向対向部と接続され、前記中心軸線に交差する軸線交差方向に沿って作動することで、前記軸方向における前記軸方向対向部と前記突起部との対向状態と非対向状態とを切り替える作動部と、
 前記第一継手本体の外周面に装着される装着部材と
 を有し、
 前記装着部材は、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記第一継手本体と前記作動部との間で、前記作動部に対して前記軸線交差方向に対向する交差方向対向部を有する、第一継手。
(3)前記装着部材は、前記軸方向に沿って、第一位置と第二位置との間で移動可能であり、
 前記第一位置は、前記交差方向対向部が前記作動部に対して前記軸線交差方向に対向する位置を示し、
 前記第二位置は、前記交差方向対向部が前記第一位置から前記軸方向に離れた位置を示す、(2)に記載の第一継手。
(4)前記第一継手本体は、前記第一位置と前記第二位置との間における前記交差方向対向部の移動を規制する第一規制部を有する、(3)に記載の第一継手。
(5)前記第一規制部は、
 前記中心軸線に対する径方向内側に窪む第一凹部と、
 前記第一凹部と接続し、前記径方向外側に突出する凸部と
 を有し、
 前記凸部は、前記作動部に対して、前記第一凹部よりも前記軸方向に離れている、(4)に記載の第一継手。
(6)前記第一規制部は、前記径方向内側に窪む第二凹部を更に有し、
 前記第二凹部は、前記凸部と接続するとともに、前記作動部に対して、前記凸部よりも前記軸方向に離れており、
 前記第一継手本体は、
 前記軸方向において前記第二凹部と接続するとともに、前記作動部に対して、前記第二凹部よりも前記軸方向に離れている張出部を更に有し、
 前記張出部の最大外径は前記凸部の最大外径以上である、(5)に記載の第一継手。
(7)前記装着部材は、
 前記中心軸線に対する周方向に沿って湾曲した湾曲部と、
 開口と
 を有し、
 前記湾曲部は、前記第一継手本体の前記外周面に嵌る、(2)から(6)のいずれかに記載の第一継手。
(8)前記中心軸線に対して、前記湾曲部の前記周方向の一端と他端とがなす角度は、230度以上250度以下である、(7)に記載の第一継手。
(9)前記湾曲部は、
 前記湾曲部の前記周方向の一端部に位置し、前記軸線交差方向に沿って延びる第一面部と、
 前記湾曲部の前記周方向の他端部に位置し、前記軸線交差方向に沿って延びる第二面部と
 を有し、
 前記第一面部と前記第二面部とは、平行である、(7)又は(8)に記載の第一継手。
(10)前記装着部材は、前記中心軸線に対する周方向への前記作動部の移動を規制する第二規制部を更に有し、
 前記第二規制部は、前記周方向における前記作動部の両端面に対して前記周方向に対向する、(3)から(9)のいずれかに記載の第一継手。
(11)前記第二規制部は、前記装着部材が前記第一位置に位置している状態と、前記装着部材が前記第二位置に位置している状態とにおいて、前記周方向における前記作動部の前記両端面に対して前記周方向に対向する、(10)に記載の第一継手。
(12)前記装着部材は、前記中心軸線に対して傾斜する一対の傾斜面を有し、
 前記一対の傾斜面は、前記第一継手本体の前記前端から後端に向かって、前記中心軸線に対して拡がる、(2)から(11)のいずれかに記載の第一継手。
(13)前記装着部材は、前記軸方向に交差する一対の平面を有する、(2)から(12)のいずれかに記載の第一継手。
(14)前記軸線交差方向に沿って配置され、弾性を有する弾性部材を更に有し、
 前記装着部材は、前記軸方向に窪む第三凹部を更に有し、
 前記弾性部材は、前記第三凹部と前記軸線交差方向に重なって配置され、前記作動部を前記軸線交差方向に支持する、(2)から(13)のいずれかに記載の第一継手。
(15)前記装着部材は、前記中心軸線に対する周方向に沿って、第一位置と第二位置との間で回転可能であり、
 前記第一位置は、前記交差方向対向部が前記作動部に対して前記軸線交差方向に対向する位置を示し、
 前記第二位置は、前記交差方向対向部が前記第一位置から前記周方向に離れた位置を示す、(2)に記載の第一継手。
(16)(2)から(15)のいずれかに記載の第一継手と、
 前記第二継手と
 を有する、管継手。
(17)前記作動部は、前記軸方向に沿って延びた孔部を有し、
 前記装着部材は、前記作動部規制部として、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記孔部に配置される装着部材突起部を有する、(1)に記載の第一継手。
(18)前記装着部材は、前記作動部規制部として、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記作動部の径方向外側の面よりも径方向外側に配置されるカバー部を有する、(1)に記載の第一継手。
(19)前記装着部材は、前記軸方向に沿って、第一位置と第二位置との間で移動可能であり、
 前記第一位置は、前記カバー部が前記作動部に対して前記軸線交差方向に対向する位置を示し、
 前記第二位置は、前記カバー部が前記第一位置から前記軸方向に離れた位置を示し、
 前記第一位置では、前記カバー部の径方向内側の面と前記作動部の径方向外側の面とは、空間を空けて対向する、(18)に記載の第一継手。
(20)前記装着部材は、前記中心軸線に対する周方向への前記装着部材の移動を規制する移動規制部を更に有し、
 前記作動部は、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記第一継手本体の径方向外側の面よりも径方向外側に配置され、
 前記移動規制部は、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記周方向における前記作動部の両端面に対して前記周方向に対向する、(18)又は(19)に記載の第一継手。
(21)(1)又は(17)から(20)のいずれかに記載の第一継手と、
 前記第二継手と
 を有する、管継手。
 本開示は、例えば、第一継手及び管継手に利用できる。
1 第一継手本体
3、3A 装着部材
11 弾性部材
30 交差方向対向部
64 張出部
71 作動部
75 軸方向対向部
80 第一規制部
81 第一凹部
82 凸部
83 第二凹部
84 第二規制部
85 傾斜面
86 平面
87 湾曲部
88 第三凹部
100、100A 第一継手
200 第二継手
204 突起部
881 第一面部
882 第二面部
2003a 装着部材突起部(作動部規制部)
3003a、4003a カバー部(作動部規制部)
2071a 孔部
AX1 中心軸線

Claims (20)

  1.  中心軸線を有し、前記中心軸線に沿った軸方向に延びる第一継手であって、
     前記中心軸線に沿って第二継手と連結する第一継手本体と、
     前記第一継手本体が前記第二継手と連結した状態において、前記第二継手の外周面から突起した突起部に対して、前記第一継手本体の前記軸方向の前端側から前記軸方向に対向する軸方向対向部と、
     前記軸方向対向部と接続され、前記中心軸線に交差する軸線交差方向に沿って作動することで、前記軸方向における前記軸方向対向部と前記突起部との対向状態と非対向状態とを切り替える作動部と、
     前記第一継手本体の外周面に装着される装着部材と
     を有し、
     前記装着部材は、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記作動部の移動を規制する作動部規制部を有する、第一継手。
  2.  中心軸線を有し、前記中心軸線に沿った軸方向に延びる第一継手であって、
     前記中心軸線に沿って第二継手と連結する第一継手本体と、
     前記第一継手本体が前記第二継手と連結した状態において、前記第二継手の外周面から突起した突起部に対して、前記第一継手本体の前記軸方向の前端側から前記軸方向に対向する軸方向対向部と、
     前記軸方向対向部と接続され、前記中心軸線に交差する軸線交差方向に沿って作動することで、前記軸方向における前記軸方向対向部と前記突起部との対向状態と非対向状態とを切り替える作動部と、
     前記第一継手本体の外周面に装着される装着部材と
     を有し、
     前記装着部材は、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記第一継手本体と前記作動部との間で、前記作動部に対して前記軸線交差方向に対向する交差方向対向部を有する、第一継手。
  3.  前記装着部材は、前記軸方向に沿って、第一位置と第二位置との間で移動可能であり、
     前記第一位置は、前記交差方向対向部が前記作動部に対して前記軸線交差方向に対向する位置を示し、
     前記第二位置は、前記交差方向対向部が前記第一位置から前記軸方向に離れた位置を示す、請求項2に記載の第一継手。
  4.  前記第一継手本体は、前記第一位置と前記第二位置との間における前記交差方向対向部の移動を規制する第一規制部を有する、請求項3に記載の第一継手。
  5.  前記第一規制部は、
     前記中心軸線に対する径方向内側に窪む第一凹部と、
     前記第一凹部と接続し、前記径方向外側に突出する凸部と
     を有し、
     前記凸部は、前記作動部に対して、前記第一凹部よりも前記軸方向に離れている、請求項4に記載の第一継手。
  6.  前記第一規制部は、前記径方向内側に窪む第二凹部を更に有し、
     前記第二凹部は、前記凸部と接続するとともに、前記作動部に対して、前記凸部よりも前記軸方向に離れており、
     前記第一継手本体は、
     前記軸方向において前記第二凹部と接続するとともに、前記作動部に対して、前記第二凹部よりも前記軸方向に離れている張出部を更に有し、
     前記張出部の最大外径は前記凸部の最大外径以上である、請求項5に記載の第一継手。
  7.  前記装着部材は、
     前記中心軸線に対する周方向に沿って湾曲した湾曲部と、
     開口と、
     を有し、
     前記湾曲部は、前記第一継手本体の前記外周面に嵌る、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の第一継手。
  8.  前記中心軸線に対して、前記湾曲部の前記周方向の一端と他端とがなす角度は、230度以上250度以下である、請求項7に記載の第一継手。
  9.  前記湾曲部は、
     前記湾曲部の前記周方向の一端部に位置し、前記軸線交差方向に沿って延びる第一面部と、
     前記湾曲部の前記周方向の他端部に位置し、前記軸線交差方向に沿って延びる第二面部と
     を有し、
     前記第一面部と前記第二面部とは、平行である、請求項7に記載の第一継手。
  10.  前記装着部材は、前記中心軸線に対する周方向への前記作動部の移動を規制する第二規制部を更に有し、
     前記第二規制部は、前記周方向における前記作動部の両端面に対して前記周方向に対向する、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の第一継手。
  11.  前記第二規制部は、前記装着部材が前記第一位置に位置している状態と、前記装着部材が前記第二位置に位置している状態とにおいて、前記周方向における前記作動部の前記両端面に対して前記周方向に対向する、請求項10に記載の第一継手。
  12.  前記装着部材は、前記中心軸線に対して傾斜する一対の傾斜面を有し、
     前記一対の傾斜面は、前記第一継手本体の前記前端から後端に向かって、前記中心軸線に対して拡がる、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の第一継手。
  13.  前記装着部材は、前記軸方向に交差する一対の平面を有する、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の第一継手。
  14.  前記軸線交差方向に沿って配置され、弾性を有する弾性部材を更に有し、
     前記装着部材は、前記軸方向に窪む第三凹部を更に有し、
     前記弾性部材は、前記第三凹部と前記軸線交差方向に重なって配置され、前記作動部を前記軸線交差方向に支持する、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の第一継手。
  15.  前記装着部材は、前記中心軸線に対する周方向に沿って、第一位置と第二位置との間で回転可能であり、
     前記第一位置は、前記交差方向対向部が前記作動部に対して前記軸線交差方向に対向する位置を示し、
     前記第二位置は、前記交差方向対向部が前記第一位置から前記周方向に離れた位置を示す、請求項2に記載の第一継手。
  16.  請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の第一継手と、
     前記第二継手と
     を有する、管継手。
  17.  前記作動部は、前記軸方向に沿って延びた孔部を有し、
     前記装着部材は、前記作動部規制部として、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記孔部に配置される装着部材突起部を有する、請求項1に記載の第一継手。
  18.  前記装着部材は、前記作動部規制部として、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記作動部の径方向外側の面よりも径方向外側に配置されるカバー部を有する、請求項1に記載の第一継手。
  19.  前記装着部材は、前記軸方向に沿って、第一位置と第二位置との間で移動可能であり、
     前記第一位置は、前記カバー部が前記作動部に対して前記軸線交差方向に対向する位置を示し、
     前記第二位置は、前記カバー部が前記第一位置から前記軸方向に離れた位置を示し、
     前記第一位置では、前記カバー部の径方向内側の面と前記作動部の径方向外側の面とは、空間を空けて対向する、請求項18に記載の第一継手。
  20.  前記装着部材は、前記中心軸線に対する周方向への前記装着部材の移動を規制する移動規制部を更に有し、
     前記作動部は、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記第一継手本体の径方向外側の面よりも径方向外側に配置され、
     前記移動規制部は、前記軸方向対向部と前記突起部との前記対向状態において、前記周方向における前記作動部の両端面に対して前記周方向に対向する、請求項18又は請求項19に記載の第一継手。
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