WO2023234289A1 - 溶接システムおよび溶接方法 - Google Patents

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    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/127Means for tracking lines during arc welding or cutting

Abstract

【課題】本発明の一態様は、溶接する対象部材の突合せ部に隙間や段差があっても、良質な溶接を実現させることができる溶接システムおよび溶接方法を提供する。 【解決手段】本発明の一態様は、第1の対象部材と第2の対象部材の端面を突き合わせた突合せ部を突合せ溶接する作業を実行する溶接システムであって、前記突合せ部を形成する第1の端面と第2の端面との最短距離をギャップ距離として計測するギャップ計測部を備え、前記ギャップ距離の中点を溶接パスとして設定する、溶接システム、である。

Description

溶接システムおよび溶接方法
 本発明は、溶接システムおよび溶接方法に関する。
 溶接ロボットを用いて、溶接対象である二つの被溶接部材の端面を突合せ溶接し、接合される部材を一体化する技術が提案されている。例えば、溶接ロボットを用いた突合せ溶接において、高精度に溶接位置の位置ずれを補正するために、溶接パスが設定時と位置がずれた時に、その位置ずれ量がゼロとなるように補正して溶接操作を実行する技術がある(例えば、特許文献1)。
特開2011-045898号公報
 しかしながら、上記技術では溶接する対象部材の突合せ部に隙間や段差がある場合は想定されていない。突合せ部の隙間や段差の幅は一定ではないため、溶接が不充分だったり、溶接により部材が変形する等の溶接不良が発生する場合がある。
 本発明の一態様は、溶接する対象部材の突合せ部に隙間や段差があっても、良質な溶接を実現させることができる溶接システムおよび溶接方法を提供する。
 本発明の一態様は、
 第1の対象部材と第2の対象部材の端面を突き合わせた突合せ部を突合せ溶接する作業を実行する溶接システムであって、
 前記突合せ部を形成する第1の端面と第2の端面との最短距離をギャップ距離として計測するギャップ計測部を備え、
 前記ギャップ距離の中点を溶接パスとして設定する、溶接システム、である。
 その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
 本発明によれば、溶接する対象部材の突合せ部に隙間や段差があっても、良質な溶接を実現させることができる溶接システムおよび溶接方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る溶接システム100の全体構成例を示す図。 本実施形態に係る溶接システム100を用いて溶接対象部材を計測する様子を示す図。 本実施形態に係る溶接システム100を用いて溶接対象部材を溶接する様子を示す図。 端末1のハードウェアの構成例を示す図。 端末1の機能構成例を示す図。 本実施形態に係るトーチ位置・角度条件記憶部により記憶される条件データの一例を示す図。 本実施形態に係る溶接システムの制御フローチャートの一例を示す図。 第1の端面201aと第2の端面202aとの任意の位置にP1―P4を指定する例を示す図。 第1および第2の対象部材201、202それぞれの終端を検出する例を示す図。 複数の基準線250を作成する例を示す図。 図10の部分拡大図を示す図。 段差検出する様子を示す図。 溶接パス生成部105により生成した中点を繋いで溶接パス200aを再設定する例を示す図。 本発明の他の実施形態に係る溶接システム1000の全体構成例を示す図。
<実施の形態の詳細>
 本発明の一実施形態に係る溶接システム100の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号及び名称が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
 図1は、本実施形態の溶接システム100の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態の溶接システム100では、端末1と、作業用ロボット2、コントローラ3とを有している。作業用ロボット2は、少なくともアーム21、センサ22、溶接トーチ23を有している。端末1・コントローラ3と作業用ロボット2とは、有線または無線にて互いに通信可能に接続されている。
 図2は、溶接システム100の作業用ロボット2を用いて、溶接パス200を設定する様子を示す図である。溶接パス200は、予め設定された溶接を行うルートであり、本実施形態においては、溶接を行う第1の対象部材201及び第2の対象部材202の端面201a、202aをY軸方向に突き合わせて形成された突合せ部203の中点に略X軸方向に沿うように設定される。本実施形態では、作業用ロボット2のアーム21に設けられたセンサ22により、2つの対象部材201、202の突合せ部203付近の表面および端面の形状の点群データが取得され、その点群データから突合せ部203に隙間や段差があった場合の溶接パスを再設定することにより、良質な溶接を実現させるものである。
 図3は、溶接システム100の作業用ロボット2を用いて、再設定された溶接パス200aに対して溶接を行う様子を示す図である。再設定された溶接パス200aの形状情報に応じて溶接トーチの目標位置と目標角度が決定され、作業用ロボット2は、溶接トーチ23が目標位置、目標角度となるようにアーム21の動作を制御して、略X軸方向に沿うように溶接作業を実行する。
<端末1>
 図4は、端末1のハードウェア構成を示す図である。端末1は、例えば、パーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。例えば、端末1のプロセッサ10に設けられる一部の機能が外部のサーバや別端末により実行されてもよい。
 端末1は、少なくとも、プロセッサ10、メモリ11、ストレージ12、送受信部13、入出力部14等を備え、これらはバス15を通じて相互に電気的に接続される。
 プロセッサ10は、端末1全体の動作を制御し、少なくとも作業用ロボット2及び作業用ロボット2とのデータ等の送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えば、プロセッサ10はCPU(Central Processing Unit)またはGPU(Graphics Processing Unit)であり、あるいは、CPU及びGPUであり、ストレージ12に格納されメモリ11に展開された本システムのためのプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
 メモリ11は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ11は、プロセッサ10のワークエリア等として使用され、また、端末1の起動時に実行されるBIOS(Basic Input / Output System)、及び各種設定情報等を格納する。
 ストレージ12は、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。各処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ12に構築されていてもよい。
 送受信部13は、端末1を少なくとも作業用ロボット2及び作業用ロボット2と接続し、プロセッサの指示に従い、データ等の送受信を行う。なお、送受信部13は、有線または無線により構成されおり、無線である場合には、例えば、WiFiやBluetooTh(登録商標)及びBLE(BluetooTh Low Energy)の近距離通信インターフェースにより構成されていてもよい。
 入出力部14は、例えば、端末1がパーソナルコンピュータで構成されている場合は情報出力機器(例えば、ディスプレイ)と情報入力機器(例えば、キーボードやマウス)により構成され、スマートフォンまたはタブレット端末で構成されている場合はタッチパネル等の情報入出力機器により構成されている。
 バス15は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各種制御信号を伝達する。
<作業用ロボット2>
 図1-3に戻り、本実施形態に係る作業用ロボット2について説明する。
 上述のとおり、作業用ロボット2は、アーム21と、センサ22と、溶接トーチ23とを有する。なお、図示された構成は一例であり、この構成に限定されない。
 アーム21は、三次元のロボット座標系に基づき、端末1にその動作を制御される。また、アーム21は、有線または無線で作業用ロボット2と接続されたコントローラ3をさらに備え、これによりその動作を制御されてもよい。
 センサ22は、三次元のセンサ座標系に基づき、第1および第2の対象部材201、202のセンシングを行う。センサ22は、例えば、三次元スキャナとして動作するレーザセンサであり、センシングにより突合せ部203を形成する第1の端面201aおよび第2の端面202aを含む突合せ部203付近の三次元点群データを取得し、取得した三次元点群データの第1の端面201aと第2の端面202aの断面における二次元の点群データから第1の端面201aと第2の端面202aとの間の最短距離であるギャップ距離nを計測し、その中点の点データを略X軸方向に沿うように繋いだ線を溶接パス200として設定する。三次元点群データは、例えば、それぞれの点データがセンサ座標系の座標情報を有し、点群により検査対象物の形状を把握することが可能となる。
 センサ22は、レーザセンサに限らず、例えば、ステレオ方式などを用いた画像センサなどであってもよいし、計測用ロボットとは独立したセンサであってもよく、三次元のセンサ座標系における座標情報が取得できるものであればよい。また、説明を具体化するために、以下では三次元点群データを用いた構成を一例として説明する。
 なお、作業前に所定のキャリブレーションを行い、ロボット座標系及びセンサ座標系を互いに関連付け、例えばセンサ座標系を基にユーザが位置(座標)を指定することにより、アーム21やセンサ22が対応した位置を基に動作制御されるように構成をなしてもよい。
 溶接トーチ23は、三次元のセンサ座標系に基づき、第1および第2の対象部材201、202の突合せ部203に略X軸方向に沿って設定された溶接パス200aに対して溶接作業を行う。溶接トーチ23は、例えば、アーク溶接、レーザ溶接、電子ビーム溶接、プラズマアーク溶接などの融接による溶接方式に用いられるツールであり、溶接トーチ23から第1および第2の対象部材201、202を溶融させるアーク、レーザ、ビームなどを出力して、第1および第2の対象部材201、202を溶接する。なお、溶接トーチ23は、ろう付けなどのろう接で用いられる溶加材(接着剤)の吐出部、またはシーリング材や接着剤の吐出部であっても良い。
 なお、作業前に所定のキャリブレーションを行い、作業用ロボット2と作業用ロボット2のロボット座標系、及びトーチ座標系を互いに関連付け、例えば、トーチ座標系を基にユーザが位置(座標)を指定することにより、アーム31や溶接トーチ23が対応した位置を基に動作制御されるように構成をなしてもよい。
<端末1の機能>
 図5は、端末1に実装される機能を例示したブロック図である。本実施の形態においては、端末1のプロセッサ10は、溶接条件設定部101、点群データ取得部102、ギャップ計測部103、溶接トーチ位置・角度決定部104、移動経路生成部105、溶接実行部106を有している。また、端末1のストレージ12は、溶接条件記憶部121、三次元CADデータ記憶部122、計測点群データ記憶部123、トーチ位置・角度条件記憶部124を有している。
 溶接条件設定部101は、端末1の入出力部14を介して、第1および第2の対象部材201、202に関する情報入力をユーザから受け付ける。例えば、溶接対象部材の材質や形状等の情報をユーザが選択して入力する。入力された情報は溶接条件記憶部121に記憶される。
 溶接条件設定部101は、更に、溶接トーチ23を移動させながら連続的に溶接動作を行い線状の溶接パスを生成する線状溶接と、溶接トーチ23が静止した状態で溶接動作を行う点状溶接から、溶接タイプを入力することもできる。また、三次元CADデータ記憶部122に記憶された溶接対象部材のCADデータに対して、溶接パスを設定入力することができる。また、溶接パスに対して、後述するギャップ計測を行う位置を設定入力することができる。入力された溶接タイプ、溶接パス、ギャップ計測位置の情報は溶接条件記憶部121に記憶される。
 点群データ取得部102は、端末1の指示により、例えば、作業用ロボット2を制御し、アーム21及びセンサ22を動作させて、予め設定した溶接パス200を含む第1および第2の対象部材201、202の第1の端面201aおよび第2の端面202aを含む突合せ部203の三次元点群データを取得する。なお、突合せ部203の三次元点群データを取得できるよう、アーム21及びセンサ22の動作は予め設定されている。取得した三次元点群データは、例えば、センサ座標系に基づく三次元座標情報データであり、計測点群データ記憶部123に記憶される。
 ギャップ計測部103は、取得した点群データと、溶接条件記憶部121の情報と、更に場合によっては、三次元CADデータ記憶部122の情報に基づいて、第1の対象部材201の第1の端面201aと第2の対象部材202の第2の端面202aとの間の最短距離(ギャップ距離)を計測する。ギャップ計測の詳細な方法は、後述する。
 溶接トーチ位置・角度条件記憶部124は、図6に示す通り、溶接トーチ23の位置と角度の情報、及び溶接適否の情報が記憶されている。例えば、ギャップ距離nが第1しきい値(Th1)よりも小さい場合には、溶接トーチ23の位置と溶接トーチ23の角度はそれぞれ所定位置と所定角度(θ1)から変更せず、ギャップ距離nが第1しきい値(Th1)よりも大きく、第2しきい値(Th2)よりも小さい場合には、溶接トーチ23の位置を所定位置からY軸方向のプラス側にシフトさせる(トーチ角度は所定角度から変更しない)、またギャップ距離nが第2しきい値(Th2)よりも大きい場合は、溶接不可と判断して、入出力部14を介して、溶接すべきでない旨のエラー通知を行うと共に、溶接作業の実行を禁止する。
 また、溶接トーチ位置・角度条件記憶部124は、図6に示す通り、第1の対象部材201と第2の対象部材202の上面に段差(Z軸方向にずれがある)がある場合には、溶接トーチ位置・角度決定部104は、第1の端面201aと第2の端面202aとを結ぶことにより形成されたギャップ面GS(図12参照)と、第1および第2の対象部材201、202が載置された面(図12ではY軸方向)に対する傾き(θ2)に関する情報と、トーチ位置・角度条件記憶部124の情報に応じて、ギャップ計測位置における溶接トーチ23のギャップ面GSに対する位置と角度を決定する。例えば、傾き(θ2)が第3しきい値(Th3)よりも小さい場合には、溶接トーチ23の位置と溶接トーチ23の角度はそれぞれ所定位置と所定角度(θ3)から変更せず、傾き(θ2)が第3しきい値(Th3)よりも大きく、第4しきい値(Th4)よりも小さい場合には、溶接トーチ23の角度を所定角度よりも大きくし、また、傾き(θ2)が第4しきい値(Th4)よりも大きい場合は、段差が大きすぎるため溶接不可と判断して、入出力部14を介して、溶接すべきでない旨のエラー通知を行うと共に、溶接作業の実行を禁止する。その際、溶接トーチ23のギャップ面GSに対する角度を、ギャップ面GSに対して垂直となる向きに調整することが、溶接品質の向上のために好ましい。
 移動経路生成部105は、ギャップ計測位置における決定された溶接トーチ23の位置と角度に基づいて、溶接トーチ23の移動経路を生成する。複数のギャップ計測位置に対して溶接トーチ23の位置と溶接トーチ23の角度を決定する場合には、当該複数位置においてそれぞれ決定した溶接トーチ23の位置と溶接トーチ23の角度となるような移動経路を生成する。
 溶接実行部106は、生成した移動経路に基づいて、作業用ロボット2を制御して、溶接作業を実行する。
 溶接条件記憶部121は、前述した通り、溶接条件設定部101で入力設定された溶接対象部材の材質や形状、溶接タイプ、溶接パス200、ギャップ計測位置の情報が記憶される。なお、記憶される情報は溶接条件設定部101を介してユーザが入力した情報に限られず、予めシステムに登録されている情報や、所定ルールに基づいてシステムが自動的に判断した情報であってもよい。
 三次元CADデータ記憶部122は、第1および第2の対象部材201、202の材質や形状の情報、溶接パスの情報、第1および第2の対象部材201、202の板厚(Z軸方向の厚み)の情報の情報などを記憶する。
 計測点群データ記憶部123は、点群データ取得部102で取得された点群データが記憶される。
<制御フロー>
 図7は、溶接システム100の全体の制御フローを示す図である。まず、溶接条件設定部101により溶接条件等の決定を行う(ステップ101)。このステップでは、溶接条件設定部101により、溶接対象部材201、202の溶接部に関する情報、入力された溶接タイプ、溶接パス200、ギャップ計測位置の情報を、端末1の入出力部14を介してユーザから受け付ける。これらの情報は、必ずしもユーザが入力する必要は無く、システムに予め登録されていても良い。
 次に、点群データ取得部102により三次元点群データを取得する(ステップ102)。このステップでは、前述したステップ101で入力される、あるいは予め設定された溶接パス200に関する情報に基づいて、作業用ロボット2を制御し、予め設定した溶接パス200を含む第1および第2の対象部材201、202の第1の端面201aおよび第2の端面202aを含む突合せ部203の三次元点群データを取得する。次に、ギャップ計測部103によりギャップ計測を行う(ステップ103)。このステップにおいて、ギャップ計測部103は、計測した三次元点群データに基づいて第1の端面201aと第2の端面202aとの間の最短距離(ギャップ距離)を計測し、その中点を繋いで溶接パス200aを設定する。以下により詳細に説明する。
 図8-13は、第1および第2の対象部材201、202の第1の端面201aおよび第2の端面202aを含む突合せ部203に隙間や段差がある場合に溶接パスを再設定する例を示している。まず、図8に示すように、第1の端面201aと第2の端面202aとの間にギャップ距離nのギャップGがある場合に、まず、第1の対象部材201の第1の端面201aの任意の位置にP1を指定し、ギャップGを挟んで第2の対象部材202の第2の端面202aの任意の位置にP2を指定する。また、P1を挟むように第1の端面201aのX軸方向のプラス側とマイナス側のそれぞれにP3とP4を指定する。
 次に、図9に示すように、指定したP1、P2を基準にしてX軸方向のプラス側とマイナス側にX軸方向に沿って操作球230、240を走査していくことにより点群サーチし、第1および第2の対象部材201、202それぞれの終端を検出する。ここでは、P1から一つ一つの操作球(SearchRadius)230の半径がSearchRadiusV、操作球230の配置間隔がPitchVとなるように、同様に、P2から一つ一つの操作球240の半径がSearchRadiusV、操作球(SearchRadius)240の配置間隔がPitchVで、それぞれX軸方向のプラス側とマイナス側に走査し、断面平面上の点群データ(二次元)が取得できなくなるところをそれぞれ、第1の終端203a、204a、第2の終端203b、204bとする。
 次に、図10に示すように、ギャップ計測部103は、操作球230と操作球240のギャップGを挟んで対応する球同士を直線でつなぎ、溶接パスの断面となる複数の基準線250を作成する。この際、各操作球(SearchRadius)230、240の中の点群に対して最短距離となるように、すなわち、SearchRadius内の点群同士が最短距離となるように、各球230、240のペアをつなぎ、第1の対象部材201の第1の端面201aと、第2の対象部材202の第2の端面202aとの間の最短距離をギャップ距離nとして取得する。
 図11は、図10の部分拡大図である。ここでは、図10で作成した基準線250をさらに分割する。図11に示すように、図10で作成した基準線250(位置P1とP2との間の線分)に沿って円領域を一つ一つの操作球260の半径がSearchRadiusU、操作球260の配置間隔がPitchVでY軸方向のプラス側とマイナス側に走査し、基準線250ごとに中点をサーチする。
 図12は、図11の操作球260の点の重心位置を用いて段差検出する様子を示している。図12に示すように、第1の対象部材201と第2の対象部材202の各上面の間に段差がある場合には、例えば、図12において、操作球260を走査して点群270が取得できなくなった端面201a、202aの各端点201b、202bを結んだ線分280の中点Cを算出する。ここでは、操作球260の点の重心位置の変化量が大きいため、Z軸方向の高さの差を段差として検出する。
 次に、溶接トーチ位置・角度決定部104により溶接トーチ23による溶接位置と溶接トーチの角度の決定を行う(ステップ104)。このステップにおいて、溶接トーチ位置・角度決定部104は、トーチ位置・角度条件記憶部124に記憶されている、ギャップ距離と形状タイプに対応するトーチ位置と角度の情報、溶接適否の情報に基づいて、溶接トーチ23の位置と溶接トーチ23の角度を決定すると共に、溶接適否を決定して、溶接適否の決定結果をユーザに通知する。
 例えば、溶接トーチ位置・角度条件記憶部124は、例えば、図6に示すように、ギャップ距離nが第1しきい値(Th1)よりも小さい場合には、溶接トーチ23の位置と溶接トーチ23の角度はそれぞれ所定位置と所定角度(θ1)から変更せず、ギャップ距離nが第1しきい値(Th1)よりも大きく、第2しきい値(Th2)よりも小さい場合には、溶接トーチ23の位置を所定位置からY軸方向のプラス側にシフトさせる(トーチ角度は所定角度から変更しない)、またギャップ距離nが第2しきい値(Th2)よりも大きい場合は、溶接不可と判断して、入出力部14を介して、溶接すべきでない旨のエラー通知を行うと共に、溶接作業の実行を禁止する。
 また、溶接トーチ位置・角度条件記憶部124は、図12に示す通り、第1の対象部材201と第2の対象部材202の上面に段差(Z軸方向にずれがある)がある場合には、溶接トーチ位置・角度決定部104は、第1の端面201aと第2の端面202aとを結ぶことにより形成されたギャップ面GSと、第1および第2の対象部材201、202が載置された面(図12ではY軸方向)に対する傾き(θ2)に関する情報と、トーチ位置・角度条件記憶部124の情報に応じて、ギャップ計測位置における溶接トーチ23のギャップ面GSに対する位置と角度を決定する。例えば、傾き(θ2)が第3しきい値(Th3)よりも小さい場合には、溶接トーチ23の位置と溶接トーチ23の角度はそれぞれ所定位置と所定角度(θ3)から変更せず、傾き(θ2)が第3しきい値(Th3)よりも大きく、第4しきい値(Th4)よりも小さい場合には、溶接トーチ23の角度を所定角度よりも大きくし、また、傾き(θ2)が第4しきい値(Th4)よりも大きい場合は、段差が大きすぎるため溶接不可と判断して、入出力部14を介して、溶接すべきでない旨のエラー通知を行うと共に、溶接作業の実行を禁止する。その際、溶接トーチ23のギャップ面GSに対する角度を、ギャップ面GSに対して垂直となる向きに調整することが、溶接品質の向上のために好ましい。
 次に、図13に示すように、溶接パス生成部105により生成した中点を繋いで溶接パス200aを生成する(ステップ105)。このステップにおいて、溶接パス生成部105は、略X軸方向に沿うように設定され、溶接トーチ23の位置と溶接トーチ23の角度に基づいて、溶接トーチ23の移動ルートと角度で定義される溶接パス200aを生成する。ここで、溶接パス200aは溶接トーチ23の位置のみで定義される移動ルートで定義することも可能である。
 最後に、溶接実行部106により溶接を実行する(ステップ106)。このステップでは、溶接パス生成部が生成した溶接パス200aに基づいて、作業用ロボット2のアーム及び溶接トーチ23の動作を制御して、進行方向に沿って溶接を実行する。
 実施形態の中で説明したように、ギャップの中央に溶接パスを設定することで、ギャップが平面上になくても溶接パスの生成が可能となる。また、ギャップの中央で溶接することで、投入資源、エネルギー最小で溶接が可能となる。さらに、抽出したギャップ量に応じて溶接条件を変更することが容易となる。これにより、溶接する対象部材の突合せ部に隙間や段差があり、隙間や段差の幅は一定ではない場合であっても、作業精度よく溶接が可能となり、溶接の品質を向上させることができる。
 以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
 例えば、図1では、本実施形態の溶接システム100の一例として作業用ロボット2がセンサ22と溶接トーチ23の両方を備えた構成であったが、センサを備えた計測用ロボットと、溶接トーチを備えた溶接用ロボットとを備えた構成としてもよい。
 図14は、本発明の他の実施形態に係る溶接システム1000の全体構成例を示す図である。図14に示すように、本実施形態の溶接システム1000では、端末1と、計測用ロボット2000と、溶接用ロボット3000と、コントローラ3とを有している。計測用ロボット2000は、少なくともアーム2100、アーム2100の先端に搭載されたセンサ2200を有している。溶接用ロボット3000は、少なくともアーム3100、アーム3100の先端に搭載された溶接トーチ3200を有している。端末1とコントローラ3は、計測用ロボット2000と溶接用ロボット3000に対してそれぞれ有線または無線にて互いに通信可能に接続されている。
 この実施形態では、計測用ロボット2000のアーム2100に設けられたセンサ2200により、図2に示す2つの対象部材201、202の突合せ部203付近の表面および端面の形状の点群データが取得され、その点群データから突合せ部203に隙間や段差があった場合の溶接パスを再設定する。そして、再設定された溶接パス200aの形状情報に応じて溶接トーチの目標位置と目標角度が決定され、溶接用ロボット3000は、溶接トーチ3200が目標位置、目標角度となるようにアーム3100の動作を制御して、略X軸方向に沿うように溶接作業を実行する。
 また、上述した実施形態で中点を算出する際に、例えば、図12において、端点201b、202b同士を結んだ線分280の中点を抽出し、Z軸方向の高さで差分を検出する等の方法により中点を算出してもよい。
 さらに、上述した実施形態では溶接時のエネルギーが一定である例を示したが、ギャップ距離に応じてエネルギーを変更するように設定することもできる。この場合、さらなる品質の向上が期待できる。
 上述した実施形態では、ロボットアームを用いて溶接を行う溶接システムに本発明を適用する実施例を説明したが、本発明は溶接の用途に限らず、シーリング作業や接着作業などの二つの部材の突合せ部分に対して接着等の作業を行う溶接システムにおいても本発明を適用することは可能である。その場合には、溶接トーチは、シーリング剤又は接着剤を吐出する吐出部に置き換えることが可能である。
 最後に、本発明の実施の形態を図面及び対応する記載等を用いて以下に総括する。
(請求項1)
 第1の対象部材(201)と第2の対象部材(202)の端面を突き合わせた突合せ部(203)を突合せ溶接する作業を実行する溶接システム(1000)であって、
 前記突合せ部(203)を形成する第1の端面(201a)と第2の端面(202a)との最短距離をギャップ距離(n)として計測するギャップ計測部(103)を備え、
 前記ギャップ距離(n)の中点(C)を溶接パス(200a)として設定する、溶接システム(1000)。
(請求項2)
 請求項1に記載の溶接システム(1000)において、
 前記ギャップ距離(n)に応じて、溶接トーチ(23)の位置と、前記溶接トーチ(23)の角度の少なくともいずれかを変更する、溶接システム(1000)。
(請求項3)
 請求項2に記載の溶接システム(1000)において、
 前記ギャップ計測部(103)は、前記第1の端面(201a)と前記第2の端面(202a)とを結ぶことにより形成されたギャップ面(GS)と、前記第1の対象部材(201)と前記第2の対象部材(202)が載置された面に対する傾きを計測し、
 前記傾きに応じて、前記溶接トーチ(23)の位置と、前記溶接トーチ(23)の角度の少なくともいずれかを変更する、溶接システム(1000)。
(請求項4)
 請求項3に記載の溶接システム(1000)において、
 前記溶接トーチ(23)の角度を、前記ギャップ面(GS)に対して垂直となる向きに調整する、溶接システム(1000)。
(請求項5)
 請求項2ないし4のいずれか一項に記載の溶接システム(1000)において、
 前記ギャップ距離(n)が、第1しきい値よりも大きく、かつ前記第1しきい値よりも大きな第2しきい値よりも小さい場合に、前記溶接トーチ(23)の角度と、前記溶接トーチ(23)の少なくともいずれかを変更し、
 前記ギャップ距離(n)が、前記第2しきい値を超えた場合に、前記作業を中止する、又は前記ギャップ距離(n)が大きいことをユーザへ通知する、溶接システム(1000)。
(請求項6)
 請求項1に記載の溶接システム(1000)において、
 前記第1の対象部材(201)と前記第2の対象部材(202)の三次元点群データを取得する点群データ取得部(102)を更に備え、
 前記ギャップ計測部(103)は、取得した前記三次元点群データの前記第1の端面(201a)と前記第2の端面(202a)の断面における二次元の点群データから前記ギャップ距離(n)を計測する、溶接システム(1000)。
(請求項7)
 第1の対象部材(201)と第2の対象部材(202)の端面を突き合わせた突合せ部(203)を突合せ溶接する作業を実行するシステムを用いた溶接方法であって、
 前記突合せ部(203)を形成する第1の端面(201a)と第2の端面(202a)との最短距離をギャップ距離(n)として計測し、
 前記ギャップ距離(n)の中点(C)を溶接パス(200a)として設定する、溶接方法。
  1 端末、2 作業用ロボット、3 コントローラ、10 プロセッサ、11 メモリ、12 ストレージ、13 送受信部、14 入出力部、15 バス、21 アーム、22 センサ、23 溶接トーチ、100、1000 溶接システム、101 溶接条件設定部、102 点群データ取得部、103 ギャップ計測部、104 溶接トーチ位置・角度決定部、105 移動経路生成部、106 溶接実行部、121 溶接条件記憶部、122 三次元CADデータ記憶部、123 計測点群データ記憶部、124 トーチ位置・角度条件記憶部、200,200a 溶接パス、201 第1の対象部材、201a 第1の端面、201b 第1の端点、202 第2の対象部材、202a 第2の端面、202b 第2の端点、203 突合せ部、203a、204a 第1の終端、203b、204b 第2の終端、230、240、260 操作球、250 基準線、270 点群、280 線分、2000 計測用ロボット、3000 溶接用ロボット、G ギャップ、GS ギャップ面、n ギャップ距離、C 中点

Claims (7)

  1.  第1の対象部材と第2の対象部材の端面を突き合わせた突合せ部を突合せ溶接する作業を実行する溶接システムであって、
     前記突合せ部を形成する第1の端面と第2の端面との最短距離をギャップ距離として計測するギャップ計測部を備え、
     前記ギャップ距離の中点を溶接パスとして設定する、溶接システム。
  2.  請求項1に記載の溶接システムにおいて、
     前記ギャップ距離に応じて、溶接トーチの位置と、前記溶接トーチの角度の少なくともいずれかを変更する、溶接システム。
  3.  請求項2に記載の溶接システムにおいて、
     前記ギャップ計測部は、前記第1の端面と前記第2の端面とを結ぶことにより形成されたギャップ面と、前記第1の対象部材と前記第2の対象部材が載置された面に対する傾きを計測し、
     前記傾きに応じて、前記溶接トーチの位置と、前記溶接トーチの角度の少なくともいずれかを変更する、溶接システム。
  4.  請求項3に記載の溶接システムにおいて、
     前記溶接トーチの角度を、前記ギャップ面に対して垂直となる向きに調整する、溶接システム。
  5.  請求項2ないし4のいずれか一項に記載の溶接システムにおいて、
     前記ギャップ距離が、第1しきい値よりも大きく、かつ前記第1しきい値よりも大きな第2しきい値よりも小さい場合に、前記溶接トーチの角度と、前記溶接トーチの少なくともいずれかを変更し、
     前記ギャップ距離が、前記第2しきい値を超えた場合に、前記作業を中止する、又は前記ギャップ距離が大きいことをユーザへ通知する、溶接システム。
  6.  請求項1に記載の溶接システムにおいて、
     前記第1の対象部材と前記2の対象部材の三次元点群データを取得する点群データ取得部を更に備え、
     前記ギャップ計測部は、取得した前記三次元点群データの前記第1の端面と前記第2の端面の断面における二次元の点群データから前記ギャップ距離を計測する、溶接システム。
  7.  第1の対象部材と第2の対象部材の端面を突き合わせた突合せ部を突合せ溶接する作業を実行するシステムを用いた溶接方法であって、
     前記突合せ部を形成する第1の端面と第2の端面との最短距離をギャップ距離として計測し、
     前記ギャップ距離の中点を溶接パスとして設定する、溶接方法。
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