WO2023229019A1 - フィルタ装置、運搬車、および塗装装置 - Google Patents
フィルタ装置、運搬車、および塗装装置 Download PDFInfo
- Publication number
- WO2023229019A1 WO2023229019A1 PCT/JP2023/019562 JP2023019562W WO2023229019A1 WO 2023229019 A1 WO2023229019 A1 WO 2023229019A1 JP 2023019562 W JP2023019562 W JP 2023019562W WO 2023229019 A1 WO2023229019 A1 WO 2023229019A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- filter element
- tray
- filter
- mounting surface
- transport vehicle
- Prior art date
Links
- 238000010422 painting Methods 0.000 title description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 24
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 21
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 21
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B3/00—Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B3/00—Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor
- B62B3/04—Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor involving means for grappling or securing in place objects to be carried; Loading or unloading equipment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B5/00—Accessories or details specially adapted for hand carts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B5/00—Accessories or details specially adapted for hand carts
- B62B5/04—Braking mechanisms; Locking devices against movement
Abstract
フィルタエレメント2を出し入れ可能な開口部41と、開口部41を閉鎖可能な扉42とを有し、フィルタエレメント2を収容する筐体4と、フィルタエレメント2が載置される受け皿3と、を備えるフィルタ装置1において、フィルタエレメント2が載置されている受け皿3が筐体4に収容されている状態において、フィルタエレメント2と扉42との間に配され、フィルタエレメント2および受け皿3の少なくとも一つの移動を規制する規制部材を備えることを特徴とする
Description
本発明は、フィルタ装置、運搬車、および塗装装置に関する。
塗装工場などにおいて、使い捨てのフィルタエレメントを用いるフィルタ装置が汎用されている。特開2021-133269号公報(特許文献1)には、フィルタの交換作業を容易にした塗料ミスト除去装置が開示されている。また、特表2016-538118号公報(特許文献2)には、複数のフィルタエレメントを受容可能なろ過設備が開示されている。
特許文献1および特許文献2に記載されたフィルタ装置では、フィルタエレメントの使い捨てを前提とするため、フィルタエレメントの出し入れを可能にする開口部が設けられるとともに、フィルタ装置の運転中に当該開口部を閉鎖するための扉が設けられる。従来、フィルタエレメントによって扉が内側から押されることで扉が変形して、開口部の閉鎖が不完全になる場合があった。開口部の閉鎖が不完全になると、塗料ミストを含む排出ガスの漏洩や、フィルタエレメントが配置されている排気系の風量の低下、などの問題が引き起こされるおそれがあった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルタ装置において、扉によって開口部が閉鎖された状態が維持される塗装装置を提供することである。
本発明に係るフィルタ装置は、フィルタエレメントを出し入れ可能な開口部と、前記開口部を閉鎖可能な扉とを有し、フィルタエレメントを収容する筐体と、フィルタエレメントが載置される受け皿と、を備えるフィルタ装置において、前記フィルタエレメントが載置されている前記受け皿が前記筐体に収容されている状態において、前記フィルタエレメントと前記扉との間に配され、前記フィルタエレメントおよび前記受け皿の少なくとも一つの移動を規制する規制部材を備えることを特徴とする。
この構成によれば、フィルタエレメントが扉を押し開けて隙間が生じることが起こりにくい。そのため、フィルタ装置の運転中に、扉によって開口部が閉鎖された状態が維持されやすい。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本発明に係るフィルタ装置、運搬車、塗装装置、およびフィルタエレメントの設置方法の実施形態について、図面を参照して説明する。以下では、本発明に係るフィルタ装置を、塗装装置100において塗装ブース10の床下に設置されるフィルタ装置1(図1)に適用した例について説明する。
〔塗装装置の構成〕
本実施形態に係る塗装装置100は、塗装ブース10とフィルタ装置1を備える(図1)。塗装ブース10は、グレーチング床12の上方に配され塗装装置11による塗装作業が行われる上部槽10aと、グレーチング床12の下方に配されフィルタ装置1に接続されている下部槽10bと、を有する。塗装ブース10内には上方から下方へ向かう下降気流が形成されており、被塗装物に付着しなかった塗料を含む空気が上部槽10aから下部槽10bへ案内される。
本実施形態に係る塗装装置100は、塗装ブース10とフィルタ装置1を備える(図1)。塗装ブース10は、グレーチング床12の上方に配され塗装装置11による塗装作業が行われる上部槽10aと、グレーチング床12の下方に配されフィルタ装置1に接続されている下部槽10bと、を有する。塗装ブース10内には上方から下方へ向かう下降気流が形成されており、被塗装物に付着しなかった塗料を含む空気が上部槽10aから下部槽10bへ案内される。
フィルタ装置1は、塗装ブース接続口43が塗装ブース10の下部槽10bに接続され、排気ダクト接続口44が排気ダクトDに接続された状態で、塗装ブース10の下方に設置されている。
〔フィルタ装置の構成〕
本実施形態に係るフィルタ装置1は、フィルタエレメント2が載置される受け皿3と、フィルタエレメント2および受け皿3を収容する筐体4と、を備える。図2は、フィルタエレメント2および受け皿3が筐体4の外側に置かれている状態である。図3は、フィルタエレメント2および受け皿3が筐体4に収容されている状態である。
本実施形態に係るフィルタ装置1は、フィルタエレメント2が載置される受け皿3と、フィルタエレメント2および受け皿3を収容する筐体4と、を備える。図2は、フィルタエレメント2および受け皿3が筐体4の外側に置かれている状態である。図3は、フィルタエレメント2および受け皿3が筐体4に収容されている状態である。
(フィルタエレメント)
フィルタエレメント2は、いわゆる段ボールフィルタであり、フィルタ入口21と、フィルタ部22と、フィルタ出口23と、を有する。塗料ミストを含む排出ガスがフィルタ入口21から導入されると、フィルタ部22において塗料ミストが捕集されて、塗料ミストの含有量が低減された排気がフィルタ出口23から排出される。本実施形態では、フィルタエレメント2は平面図において長方形である。
フィルタエレメント2は、いわゆる段ボールフィルタであり、フィルタ入口21と、フィルタ部22と、フィルタ出口23と、を有する。塗料ミストを含む排出ガスがフィルタ入口21から導入されると、フィルタ部22において塗料ミストが捕集されて、塗料ミストの含有量が低減された排気がフィルタ出口23から排出される。本実施形態では、フィルタエレメント2は平面図において長方形である。
(受け皿)
受け皿3は、フィルタエレメント2を載置する面としての載置面31と、載置面31の縁部から上方に延びる壁部材32と、を有する。本実施形態では、フィルタエレメント2が平面図において長方形であることに対応して、載置面31も平面図において長方形である。壁部材32は、載置面31の長方形の各辺に相当する位置に設けられており、フィルタエレメント2の移動を規制する役割を果たす。このうち、受け皿3を筐体4に収容したときに図3の手前側(開口部41の側である。)に配置される壁部材32aには、後述する当接片33およびレバー34が設けられている。
受け皿3は、フィルタエレメント2を載置する面としての載置面31と、載置面31の縁部から上方に延びる壁部材32と、を有する。本実施形態では、フィルタエレメント2が平面図において長方形であることに対応して、載置面31も平面図において長方形である。壁部材32は、載置面31の長方形の各辺に相当する位置に設けられており、フィルタエレメント2の移動を規制する役割を果たす。このうち、受け皿3を筐体4に収容したときに図3の手前側(開口部41の側である。)に配置される壁部材32aには、後述する当接片33およびレバー34が設けられている。
(筐体)
筐体4は、開口部41、扉42、塗装ブース接続口43、排気ダクト接続口44、および床面ローラ45を有し、略直方体状の本体部分に、塗装ブース接続口43および排気ダクト接続口44としてそれぞれ機能する二つの接続部材が装着された形状を有する。開口部41は、該直方体の一面に、受け皿3に載置された状態のフィルタエレメント2を出し入れできる形状および寸法で設けられている。扉42は、観音開きの開き戸として設けられており、扉42を閉めると開口部41を閉鎖できる。
筐体4は、開口部41、扉42、塗装ブース接続口43、排気ダクト接続口44、および床面ローラ45を有し、略直方体状の本体部分に、塗装ブース接続口43および排気ダクト接続口44としてそれぞれ機能する二つの接続部材が装着された形状を有する。開口部41は、該直方体の一面に、受け皿3に載置された状態のフィルタエレメント2を出し入れできる形状および寸法で設けられている。扉42は、観音開きの開き戸として設けられており、扉42を閉めると開口部41を閉鎖できる。
塗装ブース接続口43は塗装ブース10に接続されており、塗料ミストを含む排出ガスを筐体4に受け入れる入口として機能する。排気ダクト接続口44は排気ダクトDに接続されており、塗料ミストの含有量が低減された排気を筐体4から排出する出口として機能する。フィルタエレメント2が筐体4に収容された状態で、フィルタ入口21および塗装ブース接続口43が位置合わせされ、フィルタ出口23および排気ダクト接続口44が位置合わせされる。
筐体4の内部の床面に、床面ローラ45が設けられている。床面ローラ45は、いわゆるローラーコンベア状の構造物であって、フィルタエレメント2および受け皿3を筐体4の前後に移動させることができる。床面ローラ45が設けられていることで、フィルタエレメント2および受け皿3を出し入れする際の水平移動が円滑になる。
なお、以下の説明では、開口部41からフィルタエレメント2を筐体4に進入させる際の動線を念頭に、開口部41および扉42が設けられている側を「手前」といい、排気ダクト接続口44が設けられている側を「奥」という。
筐体4には、フィルタエレメント2が載置されている受け皿3が筐体4に収容されている状態で、受け皿3の移動を規制できる第一の規制部材(受け皿3と当接可能な規制部材)としての当接部材46、および、フィルタエレメント2の移動を規制できる第二の規制部材(フィルタエレメント2と当接可能な規制部材)としてのストッパ部材47が、それぞれ設けられている。なお、いずれの規制部材も、その効力を発揮するためには、フィルタエレメント2および受け皿3が、筐体4における所定の位置に収容されていることを要する。かかる所定の位置は、たとえば、フィルタエレメント2および受け皿3が筐体4の最も奥まで押し込まれた位置でありうる。そして、いずれの規制部材も、フィルタエレメント2および受け皿3が、筐体4における所定の位置に収容されている状態における、フィルタエレメント2と扉42との間に設けられている。
当接部材46は、受け皿3(手前側の壁部材32a)の端部に設けられた当接片33が当接できる位置および寸法で設けられている(図4、図5)。図4は当接部材46による規制が解除されている状態であり、図5は当接部材46により規制されている状態である。当接片33は、レバー34の操作によって軸X1のまわりにおよそ90°回動可能に軸支されている。受け皿3を開口部41から筐体4の内部に進入させるときは、レバー34を操作することによって当接片33が回転軸に対して上側にある、図4に示す状態(退避位置)にする。この状態では、当接片33は当接部材46と当接しないため、受け皿3を開口部41から筐体4の内部に進入させることができる。受け皿3を進入させた後に、レバー34を操作することにより当接片33が回転軸に対して左側にある、図5に示す状態にすると、当接片33が当接部材46の奥側に当接可能な状態になる。この状態において、受け皿3の手前側への移動が規制され、結果的に受け皿3に載置されているフィルタエレメント2の移動も規制されることになる。なお、当接片33およびレバー34は壁部材32aの両端に一つずつ設けられており、これらと当接する当接部材46が受け皿3の正面から見て左右両側に一つずつ設けられている。
ストッパ部材47は、蝶番48によって筐体4の天面に支持されており、軸X2のまわりにおよそ90°回動可能である(図6、図7)。図6はストッパ部材47による規制が解除されている状態であり、図7はストッパ部材47により規制されている状態である。フィルタエレメント2を開口部41から筐体4の内部に進入させるときは、ストッパ部材47を上側に回動(退避)させて図6に示す状態にする。この状態では、ストッパ部材47がフィルタエレメント2の上部と当接しないため、フィルタエレメント2を開口部41から筐体4の内部に進入させることができる。フィルタエレメント2を進入させた後に、ストッパ部材47が筐体4の天面から下方に延びる状態(図7)にすると、フィルタエレメント2の上部とストッパ部材47とが当接可能な状態となり、フィルタエレメント2の手前側への移動が規制される。なお、ストッパ部材47には磁石(不図示)が装着されており、当該磁石の磁力により、ストッパ部材47を筐体4の天面に沿う状態(退避位置)で固定できる。また、ストッパ部材47を固定する固定部材49として、丸落とし49aと受け金物49bの対が設けられている。また、蝶番48および固定部材49は、ストッパ部材47を正面から見て左右両側に一つ(一対)ずつ設けられている。
このように、本実施形態に係るフィルタ装置1では、フィルタエレメント2と壁部材32aとの当接、当接片33と当接部材46との当接(受け皿3と当接部材46との当接)、および、フィルタエレメント2とストッパ部材47との当接、によって、フィルタエレメント2の手前側への動きが規制されている。これによって、筐体4の内側においてフィルタエレメント2が開口部41の方へ動くことが多重に防止されており、フィルタエレメント2と扉42とが離間した状態が維持される。フィルタエレメント2が扉42に当たると、フィルタエレメント2によって押された扉42が変形して開口部41との間に隙間が生じ、塗料ミストを含む排出ガスの漏洩、および、筐体4内の風量の低下、という問題を生じうるが、本実施形態に係るフィルタ装置1ではフィルタエレメント2の手前側への動きが規制されているので、開口部41が扉42によって閉鎖された状態が維持され、これらの問題が生じることがない。
〔運搬車〕
次に、フィルタエレメント2を運搬する際に使用する運搬車5の実施形態を説明する。本実施形態に係る運搬車5は、搭載面部材51と、台車52と、を有する(図8、図9)。使用前または使用後のフィルタエレメント2を、受け皿3に載置し、当該受け皿3をさらに運搬車5に載置することで、フィルタエレメント2および受け皿3を容易に運搬できる。
次に、フィルタエレメント2を運搬する際に使用する運搬車5の実施形態を説明する。本実施形態に係る運搬車5は、搭載面部材51と、台車52と、を有する(図8、図9)。使用前または使用後のフィルタエレメント2を、受け皿3に載置し、当該受け皿3をさらに運搬車5に載置することで、フィルタエレメント2および受け皿3を容易に運搬できる。
搭載面部材51は、フィルタエレメント2を搭載可能な板状の部材である。より詳細には、搭載面部材51は、受け皿3と、当該受け皿3に載置されたフィルタエレメント2と、を一体に搭載できる。また、搭載面部材51の天面には、複数のボールベア51a(回転体の一例である。)が設けられている。
台車52は、搭載面部材51を支持するとともに、床面上を走行可能に構成されている。具体的には、台車52は、フレーム状の本体部分52aと、本体部分52aの脚部に装着されているキャスター52bと、台車52の走行を規制できるブレーキ52c(走行規制部材の一例である。)と、を有する。
搭載面部材51は、スライド可能な態様で本体部分52aに支持されている。また、本体部分52aのスライド方向の前後両側は本体部分52aのフレームが設けられておらず、搭載面部材51がスライドしたときに本体部分52aの枠外に出られるように構成されている。これによって運搬車5は、搭載面部材51が台車52の枠内に収まる第一状態(図8)と、搭載面部材51の一部が台車52の枠外に出る第二状態(図9)と、の複数の状態に変更できる。
搭載面部材51には、係合溝51b(図12)が設けられている。係合溝51bは、前述の当接片33を受容可能な位置および寸法で設けられており、当接片33と係合溝51bとを係合させることで、受け皿3と搭載面部材51との相対位置を固定できる。
また、第二状態(図9)において嵌合可能な位置関係で、搭載面部材51に設けられた丸落とし51cと、台車52(本体部分52a)に設けられた受け孔52dとが、設けられている(図12)。搭載面部材51がスライド可能な範囲の端部にある状態で、丸落とし51cと受け孔52dとを嵌合させることによって、運搬車5を第二状態に維持することができる。なお、運搬車5が第一状態(図8)にあるときに丸落とし51cと嵌合可能な位置にも受け孔52eが設けられており、運搬車5を第一状態に維持することができる。
なお、運搬車5のその他の構成要素については、フィルタエレメント2の設置方法と併せて説明する。
〔フィルタエレメントの設置方法〕
次に、フィルタエレメント2の設置方法の実施形態について説明する。本実施形態に係る設置方法は、フィルタエレメント2が載置されている受け皿3を筐体4に収容する工程(以下、第一工程という。)と、フィルタエレメント2および受け皿3の移動を規制する工程(以下、第二工程という。)と、を含む。
次に、フィルタエレメント2の設置方法の実施形態について説明する。本実施形態に係る設置方法は、フィルタエレメント2が載置されている受け皿3を筐体4に収容する工程(以下、第一工程という。)と、フィルタエレメント2および受け皿3の移動を規制する工程(以下、第二工程という。)と、を含む。
(第一工程)
図10および図11は、運搬車5を用いて筐体4に新しいフィルタエレメント2を設置する際の態様を示している。まず、フィルタエレメント2および受け皿3を搭載した運搬車5を、フィルタエレメント2が収容されていない筐体4の前に停める。このとき運搬車5は第一状態(図8)にある。続いて扉42を開放するとともに、ストッパ部材47を筐体4の天面に沿う状態(退避位置)(図6)に固定する。このときに、フィルタエレメント2および受け皿3を開口部41の正面に位置合わせしやすいように、筐体4の前の床面に位置合わせの基準となる印を設けておくと好適である。また、筐体4の前に、受け皿3を開口部41に案内するスロープ(不図示)を設けておくことも好適である。スロープを設けておくと、搭載面部材51が迫り出す側のキャスター52bがスロープによって支持されるので、搭載面部材51を台車52の外側にスライドさせた状態で運搬車5が傾くことを防止できる。
図10および図11は、運搬車5を用いて筐体4に新しいフィルタエレメント2を設置する際の態様を示している。まず、フィルタエレメント2および受け皿3を搭載した運搬車5を、フィルタエレメント2が収容されていない筐体4の前に停める。このとき運搬車5は第一状態(図8)にある。続いて扉42を開放するとともに、ストッパ部材47を筐体4の天面に沿う状態(退避位置)(図6)に固定する。このときに、フィルタエレメント2および受け皿3を開口部41の正面に位置合わせしやすいように、筐体4の前の床面に位置合わせの基準となる印を設けておくと好適である。また、筐体4の前に、受け皿3を開口部41に案内するスロープ(不図示)を設けておくことも好適である。スロープを設けておくと、搭載面部材51が迫り出す側のキャスター52bがスロープによって支持されるので、搭載面部材51を台車52の外側にスライドさせた状態で運搬車5が傾くことを防止できる。
続いて、搭載面部材51をスライドさせてフィルタエレメント2および受け皿3を筐体4に押し込む操作を行う(図11)。より詳細には、運搬車5を第一状態(図8)から第二状態(図9)に変更させて(搭載面部材51をスライドさせて)フィルタエレメント2、受け皿3、および搭載面部材51を一体に動かす第一の押込操作と、運搬車5が第二状態にある状態でフィルタエレメント2および受け皿3を搭載面部材51に対して動かして筐体4に押し込む第二の押込操作と、を順に実施する。このとき、ブレーキ52cを有効にして、台車52が不意に走行しないように規制している。
また、本体部分52aがフレーム状であるので、使用者Pが本体部分52aの枠内に入って作業を行うことができ、フィルタエレメント2および受け皿3を筐体4に押し込む作業を実施しやすい。この一連の作業は、フィルタエレメントおよび受け皿を搭載する面がスライドしない従来の運搬車を用いる場合には、作業者がフィルタエレメント2および受け皿3を押しにくく、作業性が悪く感じられる場合があった。本実施形態に係る運搬車5を用いることで作業性が改善した。加えて、搭載面部材51の天面に複数のボールベア51aが設けられており、受け皿3がボールベア51aに支持された状態になっているので、フィルタエレメント2および受け皿3が円滑に移動する。
フィルタエレメント2および受け皿3を搭載した運搬車5を走行させてこれらを運搬するときや、その運搬経路の中途で運搬車5をエレベータ等に載せて垂直方向に移動させるとき、などは、フィルタエレメント2および受け皿3の不意の移動を避けることが望ましい。この目的で、第一の押込操作を行うまでは丸落とし51cと受け孔52eとを嵌合させて運搬車5を第一状態に維持する。また、第二の押込操作を行うまでは搭載面部材51の係合溝51bと受け皿3の当接片33とを係合させて受け皿3と搭載面部材51との相対位置を固定する。これによって、運搬車5の走行中などに受け皿3が落下することがない。
以上の各部材の機能を踏まえると、フィルタエレメント2および受け皿3を筐体4に押し込む操作は次の手順になる。なお前述の通り、あらかじめストッパ部材47を筐体4の天面に沿う状態(退避位置)(図6)で固定してある。まず、丸落とし51cを上げて受け孔52eとの嵌合を解除した後に、搭載面部材51をスライドさせて運搬車5を第一状態から第二状態に変更する。搭載面部材51をスライド範囲の端部までスライドさせたら、丸落とし51cと受け孔52dとを嵌合させて運搬車5を第二状態に維持する。次に、レバー34を操作することによって当接片33が回転軸に対して上にある状態(退避位置)として(図4)係合溝51bとの係合を解除した後に、フィルタエレメント2および受け皿3を筐体4に押し込む。当接片33が退避位置にあることを確認して、フィルタエレメント2および受け皿3をさらに押し込む。当接片33が当接部材46より奥に位置するまでフィルタエレメント2および受け皿3をさらに押し込んだら、レバー34を操作することによって当接片33が回転軸に対して横向きにある規制位置にする(図5は当接片が左側にある状態)。
以上のように、運搬車5を用いて運搬した新しいフィルタエレメント2を、二段階の押込操作によって、受け皿3とともに筐体4に収容する。
(第二工程)
第二工程では、当接片33と当接部材46とを当接させて受け皿3の手前側への移動を規制する(図5)とともに、ストッパ部材47を筐体4の天面にある退避位置から下方に延びる状態に変更して、フィルタエレメント2の手前側への移動を規制する(図7)。その後、扉42を閉じて、フィルタエレメント2の設置を完了する。
第二工程では、当接片33と当接部材46とを当接させて受け皿3の手前側への移動を規制する(図5)とともに、ストッパ部材47を筐体4の天面にある退避位置から下方に延びる状態に変更して、フィルタエレメント2の手前側への移動を規制する(図7)。その後、扉42を閉じて、フィルタエレメント2の設置を完了する。
(フィルタエレメントの撤去)
なお、使用後のフィルタエレメント2を筐体4から撤去するためには、フィルタエレメント2を設置するための上記の操作を逆手順で実施すればよい。まず、扉42を開け、第一および第二の規制部材によるフィルタエレメント2および受け皿3の規制を解除する(第二工程の逆手順である。)。
なお、使用後のフィルタエレメント2を筐体4から撤去するためには、フィルタエレメント2を設置するための上記の操作を逆手順で実施すればよい。まず、扉42を開け、第一および第二の規制部材によるフィルタエレメント2および受け皿3の規制を解除する(第二工程の逆手順である。)。
次に、フィルタエレメント2および受け皿3を筐体4から引き出して、搭載面部材51に搭載する(第二段階の押込操作の逆手順である。)。このとき、先端にフックを設けた棒状の部材を用いて、フィルタエレメント2および受け皿3を筐体4から引き出すようにすると、作業性がよい。また、このときに、丸落とし51cと受け孔52dとを嵌合させて運搬車5を第二状態にすると、フィルタエレメント2および受け皿3を手前に引き出す際に搭載面部材51が手前に動いてしまうことを防げるので、作業性が一層向上する。フィルタエレメント2および受け皿3を搭載面部材51に載置した後、当接片33と係合溝51bとを係合させる。
さらに、丸落とし51cを上げて受け孔52dとの嵌合を解除した後に、搭載面部材51をスライドさせて、フィルタエレメント2、受け皿3、および搭載面部材51を一体に動かして、運搬車5を第一状態にする(第一段階の押込操作の逆手順である。)。以上の手順により、使用後のフィルタエレメント2を運搬車5に搭載できる。なお、運搬車5を走行させる前に、丸落とし51cと受け孔52eとを嵌合させて運搬車5を第一状態に維持するとよい。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
最後に、本発明のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
上記の実施形態では、フィルタエレメント2が段ボールフィルタである構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において、フィルタエレメントの形状、材料などは任意である。
上記の実施形態では、筐体4に設けられている扉42が観音開きの開き戸である構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において、扉の方式は限定されない。したがって、開き戸である場合は扉が一枚であってもよいし、また開き戸の他に引き戸、折れ戸、蛇腹扉、シャッターなども採用しうる。
上記の実施形態では、筐体4の上部に塗装ブース接続口43が設けられ、扉42の対面に排気ダクト接続口44が設けられている構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において、フィルタ入口21およびフィルタ出口23の配置は任意である。
上記の実施形態では、受け皿3の移動を規制できる規制部材としての当接部材46、および、フィルタエレメント2の移動を規制できる規制部材としてのストッパ部材47が、それぞれ設けられている構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において、フィルタエレメントおよび受け皿の少なくとも一つの移動を規制可能な規制部材が筐体に設けられていれば足り、フィルタエレメントおよび受け皿の双方の移動を規制可能である必要はない。ただし、双方の移動を規制できる方が、扉42によって開口部41が閉鎖された状態を維持するうえで有利である。
上記の実施形態では、受け皿3に当接可能な当接部材46が設けられている構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において、受け皿に当接可能な規制部材を設ける場合、その当接の態様は任意である。たとえば、筐体および受け皿のそれぞれに、互いに嵌合可能な嵌合凸部と嵌合凹部とを設けておき、受け皿を所定の位置に配置したときに嵌合が完成して受け皿の移動が規制されるようにしてもよい。
上記の実施形態では、ストッパ部材47が筐体4の天面に支持されている構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において、フィルタエレメントに当接可能な規制部材を設ける場合、その配置は任意である。たとえば、筐体の側面にこれを設けてもよい。
上記の実施形態では、壁部材32が載置面31の長方形の各辺に相当する位置に設けられている構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において受け皿に壁部材を設ける場合、その配置は限定されない。たとえば、図13に示す変形例に係る受け皿3Aでは、載置面31の長方形の三辺に相当する位置に壁部材32が設けられている。この変形例では、受け皿3Aにフィルタエレメント2を載置するときに、壁部材32が設けられていない部分をフィルタエレメント2が通るようにすれば、フィルタエレメント2を壁部材32より高く持ち上げることなく受け皿3Aに載置できる。なお、図13に示すように、壁部材32が載置面31の一辺の一部のみに設けられていてもよい。
上記の実施形態では、運搬車5を備えるフィルタ装置1を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において、運搬車の有無は任意である。
上記の実施形態では、搭載面部材51がスライド可能な態様で本体部分52aに支持されている構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において運搬車を設ける場合、搭載面部材が台車に固定されているものであってもよい。
上記の実施形態では、搭載面部材51の天面に複数のボールベア51aが設けられている構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において運搬車を設ける場合、搭載面部材51の天面における回転体の有無は任意である。また、回転体を設ける場合、ボールベアに限定されず、たとえば、ローラなどであってもよい。
上記の実施形態では、搭載面部材51の係合溝51bと受け皿3の当接片33とが係合可能である構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において運搬車を設ける場合、搭載面部材と受け皿とが係合可能であるか否かは任意である。
上記の実施形態では、台車52にブレーキ52cが設けられている構成を例として説明した。しかし、本発明に係るフィルタ装置において運搬車を設ける場合ブレーキの有無は任意である。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、たとえば塗装ブースに設置されるフィルタ装置として利用できる。
100 :塗装装置
10 :塗装ブース
1 :フィルタ装置
2 :フィルタエレメント
21 :フィルタ入口
22 :フィルタ部
23 :フィルタ出口
3 :受け皿
31 :載置面
32 :壁部材
32a :手前側の壁部材
33 :当接片
34 :レバー
4 :筐体
41 :開口部
42 :扉
43 :塗装ブース接続口
44 :排気ダクト接続口
45 :床面ローラ
46 :当接部材
47 :ストッパ部材
48 :蝶番
49 :固定部材
49a :丸落とし
49b :受け金物
5 :運搬車
51 :搭載面部材
51a :ボールベア
51b :係合溝
51c :丸落とし
52 :台車
52a :本体部分
52b :キャスター
52c :ブレーキ
52d :受け孔
3A :受け皿(別実施形態)
10 :塗装ブース
1 :フィルタ装置
2 :フィルタエレメント
21 :フィルタ入口
22 :フィルタ部
23 :フィルタ出口
3 :受け皿
31 :載置面
32 :壁部材
32a :手前側の壁部材
33 :当接片
34 :レバー
4 :筐体
41 :開口部
42 :扉
43 :塗装ブース接続口
44 :排気ダクト接続口
45 :床面ローラ
46 :当接部材
47 :ストッパ部材
48 :蝶番
49 :固定部材
49a :丸落とし
49b :受け金物
5 :運搬車
51 :搭載面部材
51a :ボールベア
51b :係合溝
51c :丸落とし
52 :台車
52a :本体部分
52b :キャスター
52c :ブレーキ
52d :受け孔
3A :受け皿(別実施形態)
Claims (10)
- フィルタエレメントを出し入れ可能な開口部と、前記開口部を閉鎖可能な扉とを有し、フィルタエレメントを収容する筐体と、
フィルタエレメントが載置される受け皿と、を備えるフィルタ装置において、
前記フィルタエレメントが載置されている前記受け皿が前記筐体に収容されている状態において、前記フィルタエレメントと前記扉との間に配され、前記フィルタエレメントおよび前記受け皿の少なくとも一つの移動を規制する規制部材を備えることを特徴とするフィルタ装置。 - 前記規制部材が、前記筐体に収容されている前記受け皿に当接可能な部材であることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ装置。
- 前記規制部材は、前記筐体に設けられた当接部材と、前記受け皿に設けられた当接片であることを特徴とする請求項2に記載のフィルタ装置。
- 前記規制部材は、前記筐体の天面に支持されるストッパ部材であって、
前記ストッパ部材は、
前記筐体の天面から下方に延び前記フィルタエレメントと当接可能な状態と、
前記筐体の天面に沿い前記フィルタエレメントと当接しない状態と、に移動することを特徴とする請求項1に記載のフィルタ装置。 - 請求項1~4のいずれか一項に記載のフィルタ装置に用いる前記フィルタエレメントを運搬できる運搬車であって、
前記フィルタエレメントを搭載可能な搭載面部材と、
前記搭載面部材を支持して走行可能な台車と、を有することを特徴とする運搬車。 - 前記搭載面部材は、前記台車に対してスライド可能であることを特徴とする請求項5に記載の運搬車。
- 前記搭載面部材の天面に配された回転体を備えることを特徴とする請求項5に記載の運搬車。
- 前記搭載面部材と前記受け皿は互いに係合可能であることを特徴とする請求項5に記載の運搬車。
- 前記台車の走行を規制する走行規制部材を備えることを特徴とする請求項5に記載の運搬車。
- 塗装動作が行われる塗装ブースと、前記塗装ブースから空気が送られるフィルタ装置と、を備える塗装装置において、
前記フィルタ装置は、
フィルタエレメントを出し入れ可能な開口部と、前記開口部を閉鎖可能な扉とを有し、フィルタエレメントが載置される受け皿と、
前記フィルタエレメントが載置されている前記受け皿が前記筐体に収容されている状態において、前記フィルタエレメントと前記扉との間に配され、前記フィルタエレメントおよび前記受け皿の少なくとも一つの移動を規制する規制部材と、を有することを特徴とする塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN202380012493.8A CN117615833A (zh) | 2022-05-27 | 2023-05-25 | 过滤器装置、搬运车及涂装装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022086918 | 2022-05-27 | ||
JP2022-086918 | 2022-05-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2023229019A1 true WO2023229019A1 (ja) | 2023-11-30 |
Family
ID=88919392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2023/019562 WO2023229019A1 (ja) | 2022-05-27 | 2023-05-25 | フィルタ装置、運搬車、および塗装装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
CN (1) | CN117615833A (ja) |
WO (1) | WO2023229019A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160288036A1 (en) | 2013-11-04 | 2016-10-06 | Dürr Systems GmbH | Filtering system, painting system, and method for operating a filtering system |
US20180207669A1 (en) * | 2015-07-13 | 2018-07-26 | Eisenmann Se | Device for depositing overspray and surface treatment installation |
US20210260614A1 (en) | 2020-02-25 | 2021-08-26 | Trinity Industrial Corporation | Paint mist removing apparatus and coating facility |
-
2023
- 2023-05-25 WO PCT/JP2023/019562 patent/WO2023229019A1/ja active Application Filing
- 2023-05-25 CN CN202380012493.8A patent/CN117615833A/zh active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160288036A1 (en) | 2013-11-04 | 2016-10-06 | Dürr Systems GmbH | Filtering system, painting system, and method for operating a filtering system |
JP2016538118A (ja) * | 2013-11-04 | 2016-12-08 | デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 濾過設備、塗装設備及び濾過設備を運転するための方法 |
US20180207669A1 (en) * | 2015-07-13 | 2018-07-26 | Eisenmann Se | Device for depositing overspray and surface treatment installation |
US20210260614A1 (en) | 2020-02-25 | 2021-08-26 | Trinity Industrial Corporation | Paint mist removing apparatus and coating facility |
JP2021133269A (ja) * | 2020-02-25 | 2021-09-13 | トリニティ工業株式会社 | 塗料ミスト除去装置及び塗装設備 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN117615833A (zh) | 2024-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW386243B (en) | Processing system and method of controlling gas in processing system | |
US5454328A (en) | Cleanroom transport system | |
JP4477496B2 (ja) | レチクル取り扱い装置 | |
WO2023229019A1 (ja) | フィルタ装置、運搬車、および塗装装置 | |
JP2003179121A (ja) | 半導体加工装置のためのローディング及びアンローディング用ステーション | |
KR100306313B1 (ko) | 편평한대상물을개별상자내에격납하고취급하기위한시스템 | |
JP4681485B2 (ja) | ウエハケースの運用方法、ウエハケースの搬送方法及びウエハケース搬送用保持部品 | |
JPH05190644A (ja) | プレートキャリアの搬送車 | |
US20210260614A1 (en) | Paint mist removing apparatus and coating facility | |
CN105283238B (zh) | 用于空气过滤器的框架组件 | |
CN205621779U (zh) | 可兼容不同尺寸电池的电动托盘车电池箱体 | |
US20100117391A1 (en) | Transporting apparatus | |
JP6375002B2 (ja) | フィルタ交換装置及びフィルタ交換方法 | |
JP6552432B2 (ja) | 被牽引台車 | |
KR100823430B1 (ko) | 카세트 반송 방법 및 카세트 반송 시스템 | |
EP2452902B1 (en) | Improved pick unit | |
JP2002019614A (ja) | U字状床フレームの運搬用台車 | |
TWI306641B (ja) | ||
JP3637947B2 (ja) | 搬送設備 | |
JP2006071126A (ja) | スライド装置のロック機構 | |
JP2008117986A (ja) | ロードポート | |
JPH05175092A (ja) | マスク保管装置 | |
CN211845932U (zh) | 物流机器人 | |
JP2017065851A (ja) | 箱交換装置 | |
CN210722982U (zh) | 运载装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 2301008538 Country of ref document: TH |
|
121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 23811891 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |