JP2008117986A - ロードポート - Google Patents

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光敏 落合
Yasushi Taniyama
育志 谷山
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Abstract

【課題】外部から隔離された隔離空間内に異物が入り込むのを防止する。
【解決手段】ロードポート1は、内部に半導体製造装置が配置された隔離空間が形成された半導体製造ユニットの一側面に取り付けられている。ロードポート1の隔離空間と外部とを連通させる開口部12を閉鎖するドアユニットのドアプレート40には、FOUPの蓋との対向面40aに2つの吸引装置41の吸引口41aが形成され、さらに、2つの吸引口41aの周囲を取り囲むようにそれぞれ4つずつ合計8つのスペーサ42が配置されている。スペーサ42は対向面40aから前方に突出しており、吸引装置41によりFOUPの蓋がドアプレート40に吸い付け保持されたときには、蓋とドアプレート40との間に隙間ができる。そして、排気口43aからファンによりこの隙間の空気及び空気中に含まれる異物を排出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体製造装置が配置された外部から隔てられた空間と、半導体基板を搬送するキャリアの半導体基板が収納された空間とを連通させるためのロードポートに関する。
半導体を製造するための各処理工程を行う複数の半導体製造装置は、それぞれ、半導体基板に埃が付着してしまうのを防ぐため、外部から隔てられた埃の極めて少ない空間(隔離空間)内に配置されている。また、半導体基板に埃が付着するのを防止するため、半導体基板は、内部に半導体基板を収納するための空間(収納空間)を有するFOUPなどのキャリアによって、半導体製造装置間を搬送される。上記隔離空間を画定する壁には隔離空間を外部に連通させることが可能なロードポートが設けられており、ロードポートによって収納空間と隔離空間とが接続されることにより、FOUPと半導体製造装置との間で半導体基板の受け渡しが可能となる。
このようなロードポートとして、例えば、特許文献1に記載のロードポートおいては、ロードポートの内外を仕切る扉であるポッドオープナー(ドアプレート)がキャリアの蓋と結合して蓋をキャリアから引き抜くことによって、ロードポートの内部(隔離空間)とキャリア(収納空間)とが接続される。
特開2004−349322号公報
ここで、特許文献1に記載のロードポートでは、ポッドオープナーによって蓋を引き抜くために、互いに結合されたポッドオープナーと蓋とをロードポートの内部に移動させる必要がある。このとき、ポッドオープナーと蓋との間には、お互いに密に結合されていたとしても僅かな隙間が生じており、この隙間には微細な埃などの異物が存在している。そして、ポッドオープナーと蓋との間の異物がこの隙間からロードポートの内部に入り込んでしまう虞がある。
本発明の目的は、外部から隔離された隔離空間内に異物が入り込むことなく、キャリアの収納空間と隔離空間とを接続することが可能なロードポートを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のロードポートは、内部に半導体基板が収納される収納空間が形成され、側面に設けられた蓋によって収納空間が閉鎖されたキャリアの収納空間と、半導体製造装置が配置された、外部から隔てられた隔離空間とを連通させるロードポートであって、キャリアが載置される載置部と、隔離空間を外部に連通させる開口部と、開口部の開放及び閉鎖を行うドアユニットとを備え、ドアユニットが、載置部に載置されたキャリアの蓋に対向する対向面を有し、開口部を閉鎖するドアプレートと、蓋を対向面に保持する保持手段と、対向面から蓋に向かって突出した複数の突出部と、ドアプレートに保持された蓋と、ドアプレートとの隙間に存在する空気を排出する排気手段と、ドアプレートを、開口部を閉鎖する閉鎖位置と、開口部を開放する隔離空間内の開放位置のいずれかの位置に移動させる移動手段とを有している(請求項1)。
これによると、ドアプレートの対向面に突出部を設けることにより、例えば吸引手段によりキャリアの蓋をドアプレートに吸い付けて保持したときに、蓋とドアプレートとの間に隙間ができ、この状態で排気手段によりこの隙間に存在する空気を排出することにより、この隙間の空気中に含まれる埃などの異物が排出される。したがって、移動手段によりキャリアの蓋を保持した状態でドアプレートを開放位置に移動させたときに、隔離空間内に埃などの異物が持ち込まれることがなくなる。このとき、蓋とドアプレートとの間には十分な隙間ができているため、両者の隙間に存在する異物は確実に排出される。
また、本発明のロードポートにおいては、複数の突出部が吸引口の周囲を取り囲むように配置されていてもよい(請求項2)。これによると、例えば、吸引手段により蓋をドアプレートに吸い付けたとき、蓋には吸引手段の吸引口に対向する部分近傍に力が加わるが、突出部を吸引口の周囲を取り囲むように配置することにより、蓋が変形してしまうのを防止することができる。
また、本発明のロードポートにおいては、ドアユニットが、排気手段によって排気された空気が流れ込む排気空間と、排気空間内の空気に含まれる異物を除去するフィルタとをさらに有し、排気空間と隔離空間とがフィルタを介してのみ連通していてもよい(請求項3)。これによると、排気手段によって排出された空気を、フィルタを介して隔離空間に導入することにより、隔離空間内に埃が入り込むのを防止することができる。
また、排気手段は、蓋とドアプレートとの間の空気を排出するときにのみ駆動させてもよい(請求項4)。これによると、排気手段を蓋とドアプレートとの間の空気を排出するときにのみ駆動させることにより排気手段が長寿命なものとなる。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態に係るロードポートが設けられた半導体製造ユニットの概略斜視図である。図2は図1のロードポートを後方から見た斜視図である。
図1に示すように、ロードポート1は、半導体製造ユニット100の一側面に設けられている。半導体製造ユニット100の内部には、外部から隔離された隔離空間101(図7参照)が形成されており、隔離空間101内に図示しない半導体製造装置が配置されている。ロードポート1は、図1、図2に示すように、基板11、開口部12、ドアユニット13、載置台16及び3つの位置決めピン17を有している。そして、ロードポート1は、載置台16の上に載置された半導体基板P(図5参照)を搬送するFOUP2の後述する収納空間25(図3参照)と、隔離空間101とを接続する。
ロードポート1の各部分について説明する前に、FOUP2について説明する。図3はFOUP2の概略斜視図である。図4は図3を正面から見た図であり、(a)が後述する蓋22が後述する本体21に固定された状態、(b)が蓋22の本体21に対する固定が解除された状態を示す図である。図5は図4において蓋22を取り外したときの図である。
図3〜図5に示すように、FOUP2は、本体21、蓋22、フランジ23、3つの位置決め孔24及び収納空間25を有している。本体21は図3の手前側の側面が開口しており、この開口により収納空間25が外部に連通可能となっている。
蓋22は、本体21の開口を塞ぐ(収納空間25を閉鎖する)略長方形状の板状体であり、2つの回動板31、2つの係合孔32、2つの係合部材33及び2つの係合部材34を有している。2つの回動板31は、図3の左右方向に関して対称な位置に配置された円形の板状体であり、蓋22に対して回動可能に支持されている。2つの係合孔32は、それぞれ2つの回動板31の略中央部に形成された略長方形状の孔であり、後述するキー44の係合部44a(図6参照)が係合孔32に係合する。
2つの係合部材33は、それぞれ、2つの回動板31の図4の左端部付近において、支持部材35aによってその下端部が揺動自在に支持されており、支持部材35aによって支持された位置から上方に延びている。2つの係合部材34は、それぞれ、2つの回動板31の図4の右端部付近において、支持部材35bによってその上端部が揺動自在に支持されており、支持部材35bによって支持された位置から下方に延びている。
そして、図4(a)に示すように、2つの係合部材33の上端部が、本体21の上側の壁に形成された係合溝21aに係合し、2つの係合部材34の下端部が、本体21の下側の壁に形成された係合溝21bに係合することによって、蓋22が本体21に固定されている。この状態で、回動板31を反時計回り方向に回転させると、図4(b)に示すように、係合部材33が下方に移動するとともに、係合部材34が上方に移動し、これにより、係合部材33と係合溝21a、及び、係合部材34と係合溝21bとの係合が外れ、蓋22の本体21に対する固定が解除される。
フランジ23は、本体21の上面の略中央部から上方に突出して設けられており、天井から吊り下げられて移動する図示しないOHT(Over Head Transport)搬送台車がフランジを把持してFOUP2を搬送する。3つの位置決め孔24は、本体の底面に位置決めピン17対応して形成されており、平面視で3つの位置決め孔24は三角形の頂点に位置するように配置さている。
収納空間25には、図5に示すように、その側壁に沿って形成された複数の棚26が上下方向に配列されており、半導体基板Pは棚26によってその周縁部が支持された状態で収納空間25内に収納されている。
次に、ロードポート1の各部分について説明する。図6は図1の開口部12周辺を正面から見た図である。図7は図2のドアユニット13の内部を後方から見た図である。図8は図1の側面図である。図9は図8の一点鎖線で囲まれた部分の拡大図である。
図1、図2、図6〜図8に示すように、基板11は、半導体製造ユニット100の一側壁に取り付けられており、その上端部付近に開口部12が形成されている。そして、開口部12を介して隔離空間101が外部に連通可能となっている。
ドアユニット13は、ドアプレート40、2つの吸引装置(保持手段)41、8つのスペーサ(突出部)42、ファン(排気装置)43、2つのキー44、排気空間45、フィルタ室46、ダクト48及び移動装置49を有している。
ドアプレート40は、正面から見て略長方形状の板状体であり、図6の紙面手前側の表面が後述するように載置台16に載置されたFOUP2の蓋22と対向する対向面40aとなっている。2つの吸引装置41は、ドアプレート40の上端部付近及び下端部付近のドアプレート40の中心に関して点対称に位置にドアプレート40を貫通して設けられており、対向面40aにその吸引口41aが開口している。吸引装置41は、後述するように、載置台16に載置されたFOUP2の蓋22をドアプレート40に吸い付け保持するる。
8つのスペーサ42は、対向面40aから図3の紙面手前方向に突出しており、8つのスペーサ42のうち4つずつが、それぞれ対向面40aに2つの吸引口41を取り囲むように配置されている。これにより、吸引装置41によって、蓋22をドアプレート40に吸い付けたときには、図9に示すように、蓋22とドアプレート40との間に隙間Sが形成される。なお、この隙間Sの大きさ(蓋22とドアプレート40との間隔)は、空気中に含まれる埃などの異物よりも十分に大きなもの(例えば0.8mm程度)となっている。また、吸引装置41により蓋22をドアプレート40に吸い付けるときには、蓋22の吸引口41aに対向する部分に力が加わることになるが、スペーサ42が吸引口41aを取り囲むように配置されていることから、ドアプレート40が変形してしまうのを防止することができる。
ファン43は、ドアプレート40の中央部付近に、ドアプレート40を貫通して設けられており、対向面40aにその排気孔43aが開口している。そして、ファン43を動作させることにより、隙間Sに存在している空気及び空気中の異物が排気孔43aから排出される。このとき、隙間Sの大きさは空気中の異物よりも大きなものとなっていることから、隙間S内の空気中の異物が確実に排出される。
キー44はドアプレート40の図6の左右方向に関する両端部付近に設けられており、ドアプレート40に回動自在に支持されている。キー44の先端部には図6の紙面手前方向に突出した正面から見て略長方形状の係合部44aが形成されており、係合部44aが、前述した蓋22の係合孔32に係合した状態でキー44が回動することによって回動板31が回動する。
排気空間45は、ドアプレート40の対向面40aと反対側(以下、ドアプレート40の裏側とする)側に設けられた空間であり、ファン43によって排出された空気が流れ込む。フィルタ室46は、ドアプレート40の裏側に設けられており、内部に空気中の埃などの異物を除去するためのフィルタ47が設けられている。そして、フィルタ室46は、その図7における右端部及び左端部において、それぞれ、排気空間45及びダクト48と接続されている。つまり、排気空間45とダクト48とはフィルタ47を介して接続されている。なお、排気空間45及びフィルタ室46と隔離空間101とは、直接連通していない。
ダクト48は、ドアプレート40の裏側に設けられており、フィルタ室46に連通している部分から図7の左方に延び、途中で下方に折れ曲がって延びており、その下端において隔離空間101と連通している。すなわち、排気空間45はフィルタ室46及びダクト48を介して隔離空間101に連通しており(フィルタ47を介してのみ隔離空間101に連通しており)、ファン43によって排出された空気は、フィルタ47によって異物が除去されてから隔離空間101に流れ込む。これにより、隔離空間101内に異物が入り込んでしまうのを防止することができる。
移動装置49は、その上面にドアプレート40を載置しており、ドアプレート40を図8の左右方向及び上下方向に移動させる。ドアプレート40の図8の左右方向に関する移動はドアプレート40を移動装置49の上面に沿って移動させることによって行われ、ドアプレート40の図8の上下方向に関する移動は、移動装置49がドアプレート40ともに基板11に形成され上下方向に延びたレール50に沿って移動することによって行われる。
載置台16は、その上面にFOUP2が載置され、その上面に載置されたFOUP2を前後方向に移動させることができるように構成されており、これにより、蓋22とドアプレート40とを近接させ、FOUP2の前面によって開口部12を閉鎖することができるような高さで水平方向に延びている。
3つの位置決めピン17は、前述したFOUP2の3つの位置決め孔24にそれぞれ対応して、載置台16の上面から上方に突出して設けられており、平面視で正三角形の頂点に位置するように配置されている。そして、3つの位置決めピン17と3つの位置決め孔24とが係合するように、FOUP2を載置台16の上面に載置することにより、FOUP2が載置台16に対して位置決めされて載置される。
次に、FOUP2の収納空間25と、半導体製造ユニット100の隔離空間101とを連通させる方法について説明する。図10は図8においてドアプレート40を後方に移動させたときの図である。図11は図10の状態からドアプレート40を下方に移動させたときの図である。
収納空間25と隔離空間101とを連通させるためには、図8に示すように載置台16の上面にFOUP2を載置し、蓋22とドアプレート40とを近接させる。次に、2つの吸引装置41により蓋22をドアプレート40に吸い付け保持する。このとき、係合部44aと係合孔32とが係合する。その後、ファン43により排気口43aから隙間Sの空気及び空気中の異物を排出する。蓋22がドアプレート40に保持された状態が解除されるか、又は、隙間Sの空気の排出が終わったときにはファン43の動作を止める。このように、ファン43は、隙間S内の空気及び空気中の異物を排出するときにのみ動作ささせればよいので、ファン43は長寿命なものとなる。
次に、キー44を回動させることによって係合部材33、34の係合溝21a、21bとの係合を外し、蓋22の本体21に対する固定を解除してから、図10に示すように、移動装置49によりドアプレート40を蓋22とともに後方(図10の右方)に移動させ、さらに、図11に示すように、移動装置49をドアプレート40及び蓋22とともに下方に移動させる。これにより、FOUP2の収納空間25と半導体製造ユニット100の隔離空間101とが接続される。そして、収納空間25と隔離空間101とが接続された状態で、隔離空間101内に配置された図示しないアームなどにより、FOUP2と図示しない半導体製造装置との間で半導体基板Pの受け渡しが行われる。
そして、半導体基板Pの受け渡しが完了した後、上述したのと逆の動作を行う。すなわち、図11に示す状態から移動装置49をドアプレート40及び蓋22と共に上方に移動させて図10の状態にし、さらに移動装置49によりドアプレート40を蓋22とともに前方(図10の左方)に移動させて図8の状態にし、キー44を回動させることによって係合部材33、34をそれぞれ係合溝21a、21bに係合させて蓋22を本体21に対して固定してから、吸引装置41によるドアプレート40への蓋22の吸い付けによる保持を停止する。これにより、収納空間25及び隔離空間101は再び外部から隔離される。
なお、図1、2及び図6〜8におけるドアプレート40の位置が、本発明に係る閉鎖位置に相当し、図11におけるドアプレート40の位置が、本発明に係る開放位置に相当し、移動装置49は、ドアプレート40を上記閉鎖位置及び開放位置のいずれかの位置に移動させるものとなっている。
以上に説明した実施の形態によると、ドアプレート40の対向面40aにスペーサ42を設けることにより、吸引装置41によりFOUP2の蓋22をドアプレート40に吸い付け保持したときに、蓋22とドアプレート40との間に隙間Sができ、この状態でファン43により隙間Sに存在する空気を排出することにより、隙間Sの空気中に含まれる埃などの異物が排出される。したがって、移動装置49によりキャリアの蓋22を吸い付けた状態でドアプレート40を図11に示す位置(開放位置)に移動させたときに、隔離空間101内に埃などの異物が持ち込まれることがなくなる。このとき、隙間Sの大きさは空気中の異物に対して十分に大きいので、隙間Sに存在する異物は確実に排出される。
また、ファン43は、隙間Sの空気を排出するときにのみ駆動させればよいので、ファン43が長寿命なものとなる。
また、吸引装置41により蓋22をドアプレート40に吸い付け保持したとき、蓋22には吸引装置41の吸引口41aに対向する部分近傍に力が加わるが、スペーサ44を吸引口41aの周囲を取り囲むように配置することにより、蓋22が変形してしまうのを防止することができる。
また、ファン43によって排出された空気を、フィルタ47を介して隔離空間101に導入することにより、隔離空間101内に埃が入り込むのを防止することができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。
本実施の形態においては、スペーサ44を2つの吸引口41aを取り囲むように配置したが、スペーサ44は対向面40aの他の位置に配置されていてもよい。
また、本実施の形態では、ファン43によって隙間Sから排出された空気が排気空間45、フィルタ室46(フィルタ47)及びダクト48を介して隔離空間101内に流れ込むように構成していたが、この空気が隔離空間101の外部に排出されるように構成されていてもよい。
また、本実施の形態では、吸引装置41により蓋22をドアプレート40に吸い付け保持するように構成していたが、例えば、キー44にバネ機構を付加した他の手段によって蓋22をドアプレート40に保持してもよい。
本発明の実施の形態に係るロードポートが設けられた半導体製造ユニットの概略斜視図である。 図1のロードポートを後方から見た斜視図である。 FOUPの概略斜視図である。 図3を正面から見た図であり、(a)が後述する蓋が後述する本体に固定された状態、(b)が蓋の本体に対する固定が解除された状態を示す図である。 図4において蓋を取り外したときの図である。 図1の開口部周辺を正面から見た図である。 図2のドアユニットの内部を後方から見た図である。 図1の側面図である。 図8の一点鎖線で囲まれた部分の拡大図である。 図8のドアプレートを後方に移動させたときの図である。 図10の状態からドアプレートを下方に移動させたときの図である。
符号の説明
1 ロードポート
2 FOUP
12 開口部
13 ドアユニット
16 載置台
22 蓋
25 収納空間
40 ドアプレート
40a 対向面
41 吸引装置
41a 吸引口
42 スペーサ
43 ファン
45 排気空間
46 フィルタ室
47 フィルタ
48 ダクト
49 移動装置
100 半導体製造ユニット
101 隔離空間

Claims (4)

  1. 内部に半導体基板が収納される収納空間が形成され、側面に設けられた蓋によって前記収納空間が閉鎖されたキャリアの前記収納空間と、半導体製造装置が配置された、外部から隔てられた隔離空間とを連通させるロードポートであって、
    前記キャリアが載置される載置部と、
    前記隔離空間を外部に連通させる開口部と、
    前記開口部の開放及び閉鎖を行うドアユニットとを備え、
    前記ドアユニットが、
    前記載置部に載置された前記キャリアの前記蓋に対向する対向面を有し、前記開口部を閉鎖するドアプレートと、
    前記蓋を前記対向面に保持する保持手段と、
    前記対向面から前記蓋に向かって突出した複数の突出部と、
    前記ドアプレートに保持された前記蓋と、前記ドアプレートとの隙間に存在する空気を排出する排気手段と、
    前記ドアプレートを、前記開口部を閉鎖する閉鎖位置と、前記開口部を開放する前記隔離空間内の開放位置のいずれかの位置に移動させる移動手段とを有していることを特徴とするロードポート
  2. 複数の前記突出部が前記保持手段の周囲を取り囲むように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロードポート。
  3. 前記ドアユニットが、
    前記排気手段によって排気された空気が流れ込む排気空間と、
    前記排気空間内の空気に含まれる異物を除去するフィルタとをさらに有し、
    前記排気空間と前記隔離空間とが前記フィルタを介してのみ連通していることを特徴とする請求項1に記載のロードポート。
  4. 前記排気手段は、前記蓋が前記ドアプレートに保持されたときのみ駆動されることを特徴とする請求項1に記載のロードポート。
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JP2010067940A (ja) * 2008-08-13 2010-03-25 Tokyo Electron Ltd Foup開閉装置及びプローブ装置

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