WO2023188843A1 - 中央ユニット・制御プレーン装置、中央ユニット・ユーザプレーン装置、及びこれらの方法 - Google Patents

中央ユニット・制御プレーン装置、中央ユニット・ユーザプレーン装置、及びこれらの方法 Download PDF

Info

Publication number
WO2023188843A1
WO2023188843A1 PCT/JP2023/004100 JP2023004100W WO2023188843A1 WO 2023188843 A1 WO2023188843 A1 WO 2023188843A1 JP 2023004100 W JP2023004100 W JP 2023004100W WO 2023188843 A1 WO2023188843 A1 WO 2023188843A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
drb
gnb
central unit
pdcp
user plane
Prior art date
Application number
PCT/JP2023/004100
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
大輝 三原
健次 甲斐
貞福 林
Original Assignee
日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気株式会社 filed Critical 日本電気株式会社
Publication of WO2023188843A1 publication Critical patent/WO2023188843A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0457Variable allocation of band or rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/06Transport layer protocols, e.g. TCP [Transport Control Protocol] over wireless
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices

Abstract

無線アクセスネットワークノード(1)の中央ユニット・制御プレーン(21)として動作するよう構成された装置は、無線端末(4)のために設定済みのAcknowledged Mode (AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、無線アクセスネットワークノード(1)の中央ユニット・ユーザプレーン(22)に送信する。これは、例えば、制御プレーンとユーザプレーンが分離されたアーキテクチャを採用する無線アクセスネットワークノードによってAM DRBのPDCPカウント値をリセットすることを容易にすることに寄与できる。

Description

中央ユニット・制御プレーン装置、中央ユニット・ユーザプレーン装置、及びこれらの方法
 本開示は、無線通信システムに関し、特に中央ユニット・制御プレーンと中央ユニット・ユーザプレーンとの間のインタフェースに関する。
 3rd Generation Partnership Project(3GPP(登録商標))は、NG Radio Access Network(NG-RAN)のアーキテクチャ及びシグナリングプロトコルを含む、第5世代システム(Fifth Generation System(5GS))に関する仕様を提供している。非特許文献1は、E1インタフェースのための5G無線ネットワークレイヤ・シグナリングプロトコル、すなわちE1 Application Protocol(E1AP)を規定している。E1インタフェースは、NG-RAN内のgNBのgNB Central Unit Control Plane(CU-CP)とgNB Central Unit User Plane(CU-UP)を相互接続する手段を提供する。あるいは、E1インタフェースは、Evolved Universal Mobile Telecommunications System (UMTS) Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)内のen-gNBのgNB-CU-CPとgNB-CU-UPを相互接続する手段を提供する。
 gNBは、NRユーザプレーンおよびコントロールプレーンプロトコル終端(terminations)をUser Equipment(UE)に提供し、NGインタフェースを介して5Gコアネットワーク(5G Core Network(5GC))に接続されるノードである。一方、en-gNBは、NRユーザプレーンおよびコントロールプレーンプロトコル終端をUEに提供し、E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC)のセカンダリノードとして動作するノードである。
 gNB-CUは、gNBのRadio Resource Control(RRC)、Service Data Adaptation Protocol(SDAP)、及びPacket Data Convergence Protocol(PDCP)プロトコル、またはen-gNBのRRC及びPDCPプロトコルをホストし、1又はそれ以上のgNB Distributed Units(DUs)の動作を制御する論理ノードである。gNB-CUは、gNB-DUと接続されたF1インタフェースを終端する。gNB-DUは、gNBまたはen-gNBのRadio Link Control(RLC)、Medium Access Control(MAC)、及びPhysical(PHY)レイヤをホストする論理ノードであり、その動作はgNB-CUによって部分的に制御される。1つのgNB-DUは、1又はそれ以上のセルをサポートする。1つのセルは、1つのgNB-DUのみによってサポートされる。gNB-DUは、gNB-CUと接続されたF1インタフェースを終端する。
 gNB-CU-CPは、en-gNB又はgNBのためのgNB-CUのRRC及びPDCPプロトコルの制御プレーン部分をホストする論理ノードである。gNB-CU-CPは、gNB-CU-UPと接続されたE1インタフェース及びgNB-DUと接続されたF1-Cインタフェースを終端する。
 gNB-CU-UPは、en-gNBのためのgNB-CUのPDCPプロトコルのユーザプレーン部分、又はgNBのためのgNB-CUのPDCPプロトコルのユーザプレーン部分及びSDAPプロトコルをホストする論理ノードである。gNB-CU-UPは、gNB-CU-CPと接続されたE1 インタフェース及びgNB-DUと接続されたF1-Uインタフェースを終端する。
 非特許文献1によると、gNB-CU-CPは、gNB-CU-UPに、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを用いて、UEのために既に設定されている1又はそれ以上のデータ無線ベアラ(Data Radio Bearers(DRBs))に関するPacket Data Convergence Protocol (PDCP) re-establishmentを要求することができる。具体的には、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、PDU Session Resource To Modify List IEを含むことができる。PDU Session Resource To Modify List IEは、DRB To Modify List IEを含むことができる。DRB To Modify List IEは、修正される1又はそれ以上のDRBsの各々についてPDCP Configuration IEを含む。PDCP Configuration IEは、PDCP Re-establishment IEを含むことができる。PDCP Re-establishment IEは、3GPP TS 38.323(非特許文献2)で定義されるようにPDCPエンティティの再確立がトリガーされることを示す。
 非特許文献2のセクション5.1.2によれば、PDCP再確立では、送信PDCPエンティティは、Unacknowledged Mode (UM) DRBs及びシグナリング無線ベアラ(Signalling Radio Bearers (SRBs))について、TX_NEXTを初期値に設定する。同様に、PDCP Re-establishmentでは、受信PDCPエンティティは、UM DRBs及びSRBsについて、RX_NEXTを初期値に設定する。TX_NEXTは、次に送信されるPDCP Service Data Unit(SDU)のCOUNT値を示す状態変数(state variable)である。DRBsのTX_NEXTの初期値はゼロである。RX_NEXTは、次に受信することが期待されるPDCP SDUのCOUNT値を示す状態変数である。UEとgNBとの間のUuインタフェースのDRBsのRX_NEXTの初期値はゼロである。COUNT値は、Hyper Frame Number (HFN)とPDCP Sequence Number (SN)から構成される。
 gNB-CU-CPが、gNB-CU-UPに、例えばBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを用いて、UEのために既に設定されている任意の1又はそれ以上のDRBsに関するPDCPカウントのリセットをどのように指示するかが明確でない。これらのDRBsは、Acknowledged Mode (AM) DRBsを含む。
 上述のように、非特許文献1の規定によれば、gNB-CU-CPはBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージにPDCP Re-establishment IEを含めることによって、DRBのためのPDCP再確立をgNB-CU-UPに指示できる。非特許文献2の規定によれば、UM DRBの場合、PDCP再確立は、PDCPカウント値をリセットする、つまりPDCPカウント値を初期値にセットすることを含む。UM DRBは、Unacknowledged Mode (UM) RLCを使用するデータ無線ベアラである。言い換えると、UM DRBは、Unacknowledged Mode (UM)がRLCサブレイヤにおいて使用されるDRBである。
 しかしながら、gNB-CU-CPは、1つの制御メッセージ(i.e., E1APメッセージ)によって、AM DRBsのPDCPカウント値のリセットをgNB-CU-UPに指示(又は要求)することができない。AM DRBは、Acknowledged Mode (AM) Radio Link Control (RLC)を使用するデータ無線ベアラである。言い換えると、AM DRBは、Acknowledged Mode (AM)がRLCサブレイヤにおいて使用されるDRBである。
 1つの方法として、gNB-CU-CPは、AM DRBの解放(release)を要求する第1のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UPに送信し、その後に当該AM DRBの再セットアップを要求する第2のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UPに送信することが考えられる。これにより、gNB-CU-UPは、第1のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージに応答してAM DRBのPDCPエンティティを解放し、その後に第2のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージに応答してAM DRBのPDCPエンティティを改めて確立する。PDCPエンティティの確立は、TX_NEXT及びRX_NEXTを含むPDCPエンティティの状態変数を初期値にセットすることを含む。したがって、結果的に、AM DRBのPDCPカウント値(i.e., TX_NEXT及びRX_NEXT)がリセットされる。しかしながら、この手順では、第1のBEARER CONTEXT MODIFICATION手順及び第2のBEARER CONTEXT MODIFICATION手順を行う必要がある。言い換えると、AM DRBのPDCPカウント値をリセットするために、gNB-CU-CPは、2つのBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UPに送信する必要がある。これは、gNB-CU-CPとgNB-CU-UP間でやり取りする信号量の増加を招き、且つAM DRBのPDCPカウント値のリセットに要する時間の増加を招くおそれがある。
 このような問題は、5Gシステムに限らず、5Gシステムと同様のアーキテクチャを採用する無線通信システムにおいても発生し得る。
 本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、制御プレーンとユーザプレーンが分離されたアーキテクチャを採用する無線アクセスネットワークノードがAcknowledged Mode (AM)データ無線ベアラのPDCPカウント値をリセットすることを容易にすることに寄与する装置、方法、及びプログラムを提供することである。なお、この目的は、本明細書に開示される複数の実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
 第1の態様では、無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンとして動作するよう構成された装置は、少なくとも1つのメモリ及び前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサを含む。前記少なくとも1つのプロセッサは、無線端末のために設定済みのAMデータ無線ベアラの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンに送信するよう構成される。
 第2の態様では、無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンとして動作するよう構成された装置は、少なくとも1つのメモリ及び前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサを含む。前記少なくとも1つのプロセッサは、無線端末のために設定済みのAMデータ無線ベアラの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンから受信するよう構成される。
 第3の態様では、無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンにより行われる方法は、無線端末のために設定済みのAMデータ無線ベアラの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンに送信することを備える。
 第4の態様では、無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンにより行われる方法は、無線端末のために設定済みのAMデータ無線ベアラの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンから受信ことを備える。
 第5の態様では、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、上述の第3又は第4の態様に係る方法をコンピュータに行わせるための命令群(ソフトウェアコード)を含む。
 上述の態様によれば、制御プレーンとユーザプレーンが分離されたアーキテクチャを採用する無線アクセスネットワークノードがAcknowledged Mode (AM)データ無線ベアラのPDCPカウント値をリセットすることを容易にすることに寄与する装置、方法、及びプログラムを提供できる。
実施形態に係る無線通信ネットワークの構成例を示す図である。 実施形態に係るシグナリングの一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る中央ユニット・制御プレーンの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る中央ユニット・ユーザプレーンの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るシグナリングの一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る中央ユニット・制御プレーンの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る中央ユニット・ユーザプレーンの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るPDU Session Resource To Modify List情報要素のフォーマットの一例を示す図である。 実施形態に係るシグナリングの一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る中央ユニット・制御プレーンの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る中央ユニット・ユーザプレーンの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るPDU Session Resource To Modify List情報要素のフォーマットの一例を示す図である。 実施形態に係るシグナリングの一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る中央ユニット・制御プレーンの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る中央ユニット・ユーザプレーンの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るPDU Session Resource To Modify List情報要素のフォーマットの一例を示す図である。 実施形態に係るシグナリングの一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る中央ユニット・制御プレーン及び中央ユニット・ユーザプレーンの構成例を示すブロック図である。
 以下では、具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
 以下に説明される複数の実施形態は、独立に実施されることもできるし、適宜組み合わせて実施されることもできる。これら複数の実施形態は、互いに異なる新規な特徴を有している。したがって、これら複数の実施形態は、互いに異なる目的又は課題を解決することに寄与し、互いに異なる効果を奏することに寄与する。
 以下に示される複数の実施形態は、3GPP 5Gシステムを主な対象として説明される。しかしながら、これらの実施形態は、5Gシステムと同様のアーキテクチャを採用する他の無線通信システムに適用されてもよい。これらの実施形態は、制御プレーンとユーザプレーンが分離されたアーキテクチャを採用する無線アクセスネットワークノードを含む他の無線通信システムに適用されてもよい。より具体的には、無線アクセスネットワークノードは、1又はそれ以上の無線端末と通信するよう構成されてもよく、中央ユニット・制御プレーン、1又はそれ以上の中央ユニット・ユーザプレーン、及び1又はそれ以上の分散ユニットを含んでもよい。以下に説明される実施形態は、このような無線アクセスネットワークノードに適用されてもよい。
 本明細書で使用される場合、文脈に応じて、「(もし)~なら(if)」は、「場合(when)」、「その時またはその前後(at or around the time)」、「後に(after)」、「に応じて(upon)」、「判定(決定)に応答して(in response to determining)」、「判定(決定)に従って(in accordance with a determination)」、又は「検出することに応答して(in response to detecting)」を意味するものとして解釈されてもよい。これらの表現は、文脈に応じて、同じ意味を持つと解釈されてもよい。
 初めに、複数の実施形態に共通である複数のネットワーク要素の構成及び動作が説明される。図1は、複数の実施形態に係る無線通信システムの構成例を示している。図1に示された各要素(ネットワーク機能)は、例えば、専用ハードウェア(dedicated hardware)上のネットワークエレメントとして、専用ハードウェア上で動作する(running)ソフトウェア・インスタンスとして、又はアプリケーション・プラットフォーム上にインスタンス化(instantiated)された仮想化機能として実装されることができる。
 gNB1は、NRユーザプレーンおよびコントロールプレーンプロトコル終端をUser Equipment(UE)4に提供し、NGインタフェースを介して5Gコアネットワーク(5G Core Network(5GC))に接続されるノードである。NGインタフェースは、NG Control Plane(NG-C)インタフェース及びNG User Plane(NG-U)インタフェースを含む。NG-Cインタフェースは、N2インタフェース又は参照点とも呼ばれる。NG-Uインタフェースは、N3インタフェース又は参照点とも呼ばれる。NG-Cインタフェースは、コアネットワーク内の制御プレーンノード(i.e., Access and Mobility management Function(AMF))と通信するためにNG Application Protocol(NGAP)を使用する。NG-Uインタフェースは、コアネットワーク内のユーザプレーンノード(i.e., User Plane Function(UPF))と通信するためにGeneral Packet Radio Service Tunnelling Protocol User Plane(GTP-U)トンネル及びPDU Session user plane protocolを使用する。
 gNB1は、en-gNBであってもよい。en-gNBは、NRユーザプレーンおよびコントロールプレーンプロトコル終端をUEに提供し、E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC)のセカンダリノードとして動作するノードである。
 gNB1は、gNB Central Unit(CU)2、及び1又はそれ以上のgNB Distributed Units(DUs)3を含む。gNB-CU2は、1又はそれ以上のgNB-DUs3の動作を制御する論理ノードである。gNB-CU2は、gNB1のRadio Resource Control(RRC)、Service Data Adaptation Protocol(SDAP)、及びPacket Data Convergence Protocol(PDCP)プロトコルをホストする。なお、gNB1がen-gNBであるなら、gNB-CU2は、en-gNBのRRC及びPDCPプロトコルをホストする。
 gNB-DU3は、gNB1(i.e., gNB又はen-gNB)のRadio Link Control(RLC)、Medium Access Control(MAC)、及びPhysical(PHY)レイヤをホストする論理ノードであり、その動作はgNB-CUによって部分的に制御される。1つのgNB-DUは、1又はそれ以上のセルをサポートする。1つのセルは、1つのgNB-DU3のみによってサポートされる。gNB-DU3は、gNB-CU2と接続されたF1インタフェースを終端する。F1インタフェースは、F1 Control Plane(F1-C)インタフェース及びF1 User Plane(F1-U)インタフェースを含む。
 gNB-CU2は、gNB-CU Control Plane(CP)21、及び1又はそれ以上のgNB-CU User Planes(CU-UPs)22を含む。gNB-CU-CP21は、gNB-CU2のRRC及びPDCPプロトコルの制御プレーン部分をホストする論理ノードである。gNB-CU-CP21は、各gNB-CU-UP22と接続されたE1インタフェース及び各gNB-DU3と接続されたF1-Cインタフェースを終端する。E1インタフェースは、E1 Application Protocol(E1AP)を使用する。F1-Cインタフェースは、F1 Application Protocol(F1AP)を使用する。また、gNB-CU-CP21は、コアネットワーク内の制御プレーンノード(i.e., AMF)に接続されたNG-Cインタフェースを終端する。
 gNB-CU-UP22は、en-gNBのためのgNB-CU2のPDCPプロトコルのユーザプレーン部分、又はgNBのためのgNB-CU2のPDCPプロトコルのユーザプレーン部分及びSDAPプロトコルをホストする論理ノードである。gNB-CU-UP22は、gNB-CU-CP21と接続されたE1 インタフェース及び各gNB-DU3と接続されたF1-Uインタフェースを終端する。F1-Uインタフェースは、GTP-Uトンネルを使用する。また、gNB-CU-UP22は、コアネットワーク内のユーザプレーンノード(i.e., UPF)に接続されたNG-Uインタフェースを終端する。
 図1に示されたgNB1は、無線アクセスネットワークノードの一例である。図1に示されたUE4は、無線端末の一例である。図1に示されたgNB-CU-CP21は、無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンの一例である。図1に示されたgNB-CU-UP22は、無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンの一例である。無線アクセスネットワークノードは、1又はそれ以上のUEs又は無線端末とエア・インタフェースを介して通信する。無線アクセスネットワークノードは、コアネットワークとのシグナリングを提供し且つコアネットワークへの及びからのユーザーデータの転送を提供し、これらUEs又は無線端末がコアネットワーク及びデータネットワークと通信できるようにする。無線アクセスネットワークノードは、基地局、無線局、又はアクセスポイントと呼ばれてもよい。
<第1の実施形態>
 本実施形態に係る無線通信システム及びネットワーク要素(又は、装置、ノード、デバイス、若しくはネットワーク機能)の構成及び動作は、図1を参照して説明された例と同様であってもよい。本実施形態は、E1APシグナリングの改良を提供する。具体的には、本実施形態は、gNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22がAcknowledged Mode (AM)データ無線ベアラ(Data Radio Bearer(DRB))のPDCPカウント値をリセットすることを容易にすることに寄与する改良を提供する。
 図2は、本実施形態に係るシグナリングの一例を示している。ステップ201では、gNB-CU-CP21は、UE4のために設定済みのAM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージをgNB-CU-UP22に送信する。当該制御メッセージは、複数のAM DRBsのPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示してもよい。当該制御メッセージは、E1APメッセージであってもよい。より具体的には、当該制御メッセージは、gNB-CU-UP22に対してベアラコンテキストの修正を要求するために送信されるメッセージであってもよい。より具体的には、当該制御メッセージは、E1AP BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージであってもよい。
 AM DRBは、Acknowledged Mode (AM) RLCを使用するデータ無線ベアラである。言い換えると、AM DRBは、Acknowledged Mode (AM)がRLCサブレイヤ(つまり、gNB-DU3)において使用されるDRBである。AMは、RLCサブレイヤがサポートする3つの送信モード(i.e., AM、Unacknowledged Mode (UM)、及びTransparent Mode(TM))のうちの1つである。AMでは、RLCサブレイヤは、automatic repeat request(ARQ)を提供する。このARQでは、RLCエンティティ(e.g., gNB-DU3内のRLCエンティティ)は、ピアRLCエンティティ(e.g., UE4内のRLCエンティティ)からのRLC Control Protocol Data Unit(PDU)(i.e., STATUS PDU)に基づいて、RLC SDU又はRLC SDU segmentsを再送信する。
 ステップ201の制御メッセージは、1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットすることをgNB-CU-UP22に引き起こす。当該制御メッセージの受信に応答して、gNB-CU-UP22は、AM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値をリセットしてもよい。PDCPカウント値のリセットは、PDCPカウント値を初期値にセットすることを意味する。
 幾つかの実装では、AM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値は、TX_NEXT及びRX_NEXTを含む。TX_NEXTは、次に送信されるPDCP Service Data Unit(SDU)のCOUNT値を示す状態変数(state variable)である。DRBsのTX_NEXTの初期値はゼロである。RX_NEXTは、次に受信することが期待されるPDCP SDUのCOUNT値を示す状態変数である。UE4とgNB1との間のUuインタフェースのDRBsのRX_NEXTの初期値はゼロである。各COUNT値は、Hyper Frame Number (HFN)とPDCP Sequence Number (SN)から構成される。
 gNB-CU-CP21は、UE4のために設定済みの1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットするために、ステップ201の制御メッセージを送信してもよい。
 一例では、gNB-CU-CP21は、UE4のintra-CU inter-DUハンドオーバの準備フェーズにおいてステップ201の制御メッセージを送信してもよい。より具体的には、gNB-CU-CP21は、フル・コンフィグレーションで生成されたセルグループ設定を包含する制御メッセージをgNB-DU3(i.e., ターゲットgNB-DU)から受信してもよい。言い換えると、gNB-CU-CP21は、セルグループ設定を包含し且つ当該セルグループ設定がフル・コンフィグレーションで生成されたことを示す制御メッセージをgNB-DU3(i.e., ターゲットgNB-DU)から受信してもよい。セルグループ設定は、UE4のためのRLCサブレイヤ、MACサブレイヤ、及びPHYレイヤの設定を含む。フル・コンフィグレーションは、ソースgNB-DUのソース・セルグループ設定からのデルタ・シグナリング又はデルタ設定が適用されないことを意味する。言い換えると、フル・コンフィグレーションは、inter-DUハンドオーバの際に、SDAP及びPDCPのデルタ・シグナリングが適用されないことを意味する。フル・コンフィグレーションで生成されたターゲットgNB-DUのターゲット・セルグループ設定は、ソース・セルグループ設定からの差分(つまり、デルタ設定)のみでなく、全てのセルグループ設定を含む。
 このCU-DU間の制御メッセージは、F1APメッセージであってもよく、より具体的にはF1AP UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージであってもよい。F1AP UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージは、セルグループ設定を包含するDU To CU RRC Information情報要素(Information Element(IE))を含み、且つFull Configuration情報要素(IE)を含んでもよい。当該制御メッセージ(e.g., F1AP UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージ)を受信したことに応答して、gNB-CU-CP21は、ステップ201のメッセージ(e.g., E1AP BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ)を送信してもよい。
 この場合、gNB-CU-CP21は、F1AP UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージを介してgNB-DU3(i.e., ターゲットgNB-DU)から受信したダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ(Downlink (DL) Transport Network Layer (TNL))アドレス情報をステップ201のE1AP BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージに含めてもよい。当該DL TNLアドレス情報は、F1-UインタフェースのGTP-UトンネルのgNB-DU3(i.e., ターゲットgNB-DU)側のエンドポイント情報を示す。当該DL TNLアドレス情報は、DL UPパラメータ(parameters)と呼ばれてもよい。これにより、gNB-CU-CP21は、1つ制御メッセージによって、AM DRBのPDCPカウント値のリセットをgNB-CU-UP22に要求し且つ当該AM DRBの新たなDL TNL情報をgNB-CU-UP22に知らせることができる。
 他の例では、AM DRBのPDCPカウント値がラップアラウンドしそうであるときに、つまりAM DRBのPDCPカウント値が最大値に近づいたときに、gNB-CU-CP21は、ステップ201の制御メッセージを送信してもよい。言い換えると、gNB-CU-CP21は、AM DRBのPDCPカウント値がラップアラウンドしそうであるときときにKgNBのリフレッシュを行うことに応じて、ステップ201の制御メッセージを送信してもよい。gNB-CU-CP21は、UE4内のPDCPカウント値をチェックするために、RRC Counter check手順を実行してもよい。具体的には、gNB-CU-CP21は、Counter CheckメッセージをUE4に送信し、UE4のPDCPカウント値を示すCounter Check ResponseメッセージをUE4から受信してもよい。
 さらに他の例では、gNB-CU-CP21は、その他のポリシー又はトリガーに基づいてKgNBのリフレッシュを行うことに応じて、ステップ201の制御メッセージを送信してもよい。
 図3は、gNB-CU-CP21の動作の一例を示している。ステップ301では、gNB-CU-CP21は、UE4のために設定済みのAM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す制御メッセージを生成する。当該制御メッセージは、複数のAM DRBsのPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示してもよい。ステップ302では、gNB-CU-CP21は、生成された制御メッセージをgNB-CU-UP22に送信する。
 図4は、gNB-CU-UP22の動作の一例を示している。ステップ401では、gNB-CU-UP22は、UE4のために設定済みのAM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す制御メッセージをgNB-CU-CP21から受信する。当該制御メッセージは、複数のAM DRBsのPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示してもよい。ステップ402では、gNB-CU-UP22は、制御メッセージの受信に応答して、1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットする。
 本実施形態で説明されたgNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22の動作によれば、1つの制御メッセージをgNB-CU-UP22に送ることで、gNB-CU-CP21は、1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットするようにgNB-CU-UP22に要求できる。これは、gNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22がAM DRBのPDCPカウント値をリセットすることを容易にできる。
<第2の実施形態>
 本実施形態に係る無線通信システム及びネットワーク要素(又は、装置、ノード、デバイス、若しくはネットワーク機能)の構成及び動作は、図1を参照して説明された例と同様であってもよい。本実施形態は、第1の実施形態で提供されたE1APシグナリングの改良の詳細を提供する。
 図5は、本実施形態に係るシグナリングの一例を示している。ステップ501では、gNB-CU-CP21は、E1AP BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送信する。AM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、ステップ501のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、AM DRBの同じDRB識別子(DRB ID)を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listを含む。複数のAM DRBsのPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、当該BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、これらのDRBsのDRB IDsを示すDRB to Setup Listと、同一のDRB IDsを示すDRB to Remove Listを含んでもよい。
 1つのBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ内において同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listは、当該AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることをgNB-CU-UP22に知らせる。同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listの受信に応答して、gNB-CU-UP22は、当該DRB識別子により特定されるAM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを認識する。これに応じて、gNB-CU-UP22は、当該AM DRBのPDCPエンティティを解放し、その後に当該AM DRBのPDCPエンティティを改めて確立する。PDCPエンティティの確立は、TX_NEXT及びRX_NEXTを含むPDCPエンティティの状態変数を初期値にセットすることを含む。したがって、結果的に、AM DRBのPDCPカウント値(e.g., TX_NEXT及びRX_NEXT)がリセットされる。
 gNB-CU-CP21は、UE4のために設定済みの1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットするために、ステップ501のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを送信してもよい。ステップ501のメッセージ送信のトリガー又は条件は、第1の実施形態においてステップ201のメッセージに関して説明されたそれらと同様であってもよい。
 図6は、gNB-CU-CP21の動作の一例を示している。ステップ601では、gNB-CU-CP21は、AM DRBの同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listを含むBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを生成する。ステップ602では、gNB-CU-CP21は、生成されたBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送信する。
 図7は、gNB-CU-UP22の動作の一例を示している。ステップ701では、gNB-CU-UP22は、AM DRBの同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listを含むBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-CP21から受信する。ステップ702では、同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listの受信に応答して、gNB-CU-UP22は、当該DRB識別子により特定されるAM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを認識する。
 AM DRBの同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listは、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ内のPDU Session Resource To Modify List情報要素(Information Element(IE))に含まれてもよい。BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、特定のUE(e.g., UE4)に関連付けられたUE関連(UE-associated)シグナリングである。
 図8は、PDU Session Resource To Modify List IEのフォーマットの一例を示している。図8の例では、PDU Session Resource To Modify List IEは、DRB To Setup List IE801及びDRB to Remove List IE802を含むことができる。DRB To Setup List IE801は、UE4のためにセットアップされる1又はそれ以上のDRBsのリストであり、これら1又はそれ以上のDRBsの設定を含む。DRB to Remove List IE802は、解放される1又はそれ以上のDRBsのリストである。DRB To Setup List IE801は、セットアップされる各DRBのDRB ID821を示す。同様に、DRB to Remove List IE802は、解放される各DRBのDRB ID822を示す。もしDRB ID821がDRB ID822と同じであるなら、gNB-CU-UP22は、当該DRB IDにより特定されるDRB(e.g., AM DRB)が解放された後に新たにセットアップされる必要があることを認識する。
 図8に示されるように、DRB To Setup List IE801は、DL UP parameters IE841を含んでもよい。DL UP parameters IE841は、F1-Uインタフェースに関するgNB-DU3(e.g., ターゲットgNB-DU)のDL TNLアドレス情報を示してもよい。例えば、intra-CU inter-DUハンドオーバの準備フェーズにおいて、gNB-CU-CP21は、ターゲットgNB-DUからDL TNL情報を受信し、当該DL TNL情報をDL UP parameters IE841に含めてもよい。
 具体的には、非特許文献1のセクション9.3.3.11に記載されているように、既存のPDU Session Resource To Modify List IEに含まれるDRB To Setup List IEは、DL UP parameters IEを含むことができない。したがって、既存のPDU Session Resource To Modify List IEのフォーマットが使用されるなら、gNB-CU-CP21は、ターゲットgNB-DUのDL TNL情報を示すDRB To Modify List IEを含む追加のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを送信する必要がある。対照的に、図8に示されるようにDL UP parameters IE841を含むように改良されたDRB To Setup List IE801を使用することにより、gNB-CU-CP21は、1つのBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージによって、AM DRBのPDCPカウント値のリセットをgNB-CU-UP22に要求し且つ当該AM DRBの新たなDL TNL情報をgNB-CU-UP22に知らせることができる。
 図8では省略されているが、DRB To Setup List IE801は、その他の情報アイテム(又は情報要素)を含んでもよい。同様に、DRB to Remove List IE802は、その他の情報アイテム(又は情報要素)を含んでもよい。これらの情報アイテム(又は情報要素)は既存のものと同じであってもよい。既存のDRB To Setup List IE及びDRB to Remove List IEを含む既存のPDU Session Resource To Modify List IEのフォーマットとその説明は非特許文献1(例えば、セクション8.3.2.2、9.2.2.4、及び9.3.3.11)に記載されている。
 本実施形態で説明されたgNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22の動作によれば、1つの制御メッセージ、具体的にはBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送ることで、gNB-CU-CP21は、1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットするようにgNB-CU-UP22に要求できる。これは、gNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22がAM DRBのPDCPカウント値をリセットすることを容易にできる。
<第3の実施形態>
 本実施形態に係る無線通信システム及びネットワーク要素(又は、装置、ノード、デバイス、若しくはネットワーク機能)の構成及び動作は、図1を参照して説明された例と同様であってもよい。本実施形態は、第1の実施形態で提供されたE1APシグナリングの改良の詳細を提供する。
 図9は、本実施形態に係るシグナリングの一例を示している。ステップ901では、gNB-CU-CP21は、E1AP BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送信する。AM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、ステップ901のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、AM DRBのDRB識別子(DRB ID)に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Remove and Setup Listを含む。複数のAM DRBsのPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、DRB To Remove and Setup Listは、これらのDRBsのDRB IDsを示してもよい。
 1つのBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ内のDRB To Remove and Setup Listは、当該リストで示された1又はそれ以上のDRB IDsに関連付けられたDRBs(AM DRB(s)を含む)が解放された後に新たにセットアップされる必要があることをgNB-CU-UP22に知らせる。DRB To Remove and Setup Listの受信に応答して、gNB-CU-UP22は、当該リストで示された1又はそれ以上のDRB IDsに関連付けられたDRBs(AM DRB(s)を含む)が解放された後に新たにセットアップされる必要があることを認識する。これに応じて、gNB-CU-UP22は、当該AM DRB(s)のPDCPエンティティを解放し、その後に当該AM DRB(s)のPDCPエンティティを改めて確立する。PDCPエンティティの確立は、TX_NEXT及びRX_NEXTを含むPDCPエンティティの状態変数を初期値にセットすることを含む。したがって、結果的に、AM DRB(s)のPDCPカウント値(e.g., TX_NEXT及びRX_NEXT)がリセットされる。
 gNB-CU-CP21は、UE4のために設定済みの1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットするために、ステップ901のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを送信してもよい。ステップ901のメッセージ送信のトリガー又は条件は、第1の実施形態においてステップ201のメッセージに関して説明されたそれらと同様であってもよい。
 図10は、gNB-CU-CP21の動作の一例を示している。ステップ1001では、gNB-CU-CP21は、AM DRBのDRB識別子に関連付けられた情報アイテムを包含するDRB To Remove and Setup Listを含むBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを生成する。ステップ1002では、gNB-CU-CP21は、生成されたBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送信する。
 図11は、gNB-CU-UP22の動作の一例を示している。ステップ1101では、gNB-CU-UP22は、AM DRBのDRB識別子に関連付けられた情報アイテムを包含するDRB To Remove and Setup Listを含むBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-CP21から受信する。ステップ1102では、DRB To Remove and Setup Listの受信に応答して、gNB-CU-UP22は、当該リストに含まれるDRB識別子により特定されるAM DRB(s)が解放された後に新たにセットアップされる必要があることを認識する。
 DRB To Remove and Setup Listは、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ内のPDU Session Resource To Modify List IEに含まれてもよい。BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、特定のUE(e.g., UE4)に関連付けられたUE関連(UE-associated)シグナリングである。
 図12は、PDU Session Resource To Modify List IEのフォーマットの一例を示している。図12の例では、PDU Session Resource To Modify List IEは、DRB To Remove and Setup List IE1201を含むことができる。DRB To Remove and Setup List IE1201は、上述のDRB To Remove and Setup Listに相当する。DRB To Remove and Setup List IE1201は、解放及び再セットアップされる必要がある1又はそれ以上のDRBsの1又はそれ以上のDRB IDsを示す。DRB To Remove and Setup List IE1201は、これら1又はそれ以上のDRBsの設定1221を含むことができる。これらの設定1221のうち一部又は全部が省略されたなら、省略された設定がDRB解放前の現在の設定と同じであるとgNB-CU-UP22は理解してもよい。これに代えて、DRB To Remove and Setup List IE1201は、設定1221を必須の(mandatory)情報要素として含んでもよい。
 図12に示されるように、DRB To Remove and Setup List IE1201は、DL UP parameters IE1241を含んでもよい。DL UP parameters IE1241は、F1-Uインタフェースに関するgNB-DU3(e.g., ターゲットgNB-DU)のDL TNLアドレス情報を示してもよい。例えば、intra-CU inter-DUハンドオーバの準備フェーズにおいて、gNB-CU-CP21は、ターゲットgNB-DUからDL TNL情報を受信し、当該DL TNL情報をDL UP parameters IE1241に含めてもよい。これにより、gNB-CU-CP21は、1つのBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージによって、AM DRBのPDCPカウント値のリセットをgNB-CU-UP22に要求し且つ当該AM DRBの新たなDL TNL情報をgNB-CU-UP22に知らせることができる。
 図12では省略されているが、DRB To Remove and Setup List IE1201は、その他の情報アイテム(又は情報要素)を含んでもよい。これらの情報アイテム(又は情報要素)は既存のDRB To Setup List IE又はDRB To Modify List IEに含まれるものと同じであってもよい。既存のDRB To Setup List IE及びDRB to Modify List IEを含む既存のPDU Session Resource To Modify List IEのフォーマットとその説明は非特許文献1(例えば、セクション8.3.2.2、9.2.2.4、及び9.3.3.11)に記載されている。
 本実施形態で説明されたgNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22の動作によれば、1つの制御メッセージ、具体的にはBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送ることで、gNB-CU-CP21は、1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットするようにgNB-CU-UP22に要求できる。これは、gNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22がAM DRBのPDCPカウント値をリセットすることを容易にできる。
<第4の実施形態>
 本実施形態に係る無線通信システム及びネットワーク要素(又は、装置、ノード、デバイス、若しくはネットワーク機能)の構成及び動作は、図1を参照して説明された例と同様であってもよい。本実施形態は、第1の実施形態で提供されたE1APシグナリングの改良の詳細を提供する。
 図13は、本実施形態に係るシグナリングの一例を示している。ステップ1301では、gNB-CU-CP21は、E1AP BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送信する。当該BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Modify Listを含む。AM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、当該DRB To Modify List内の1又はそれ以上の情報アイテムは、PDCPカウント値がリセットされることを示す情報アイテムを含む。PDCPカウント値がリセットされることを示す情報アイテム(又は情報要素)の名称は、限定されないが例えば、“PDCP COUNT Not-Configuration”であってもよい。当該情報アイテム(又は情報要素)は、AM DRBの1又はそれ以上のPDCPカウント値が引き継がれないことを示してもよい。
 PDCPカウント値がリセットされることを示す情報アイテム(又は情報要素)は、当該情報アイテムに関連付けられたDRB識別子によって特定されるDRB(e.g., AM DRB)のPDCPカウント値がリセットされる必要があることをgNB-CU-UP22に知らせる。当該情報アイテム(又は情報要素)の受信に応答して、gNB-CU-UP22は、当該情報アイテムに関連付けられたDRB識別子によって特定されるDRB(e.g., AM DRB)のPDCPカウント値(e.g., TX_NEXT及びRX_NEXT)をリセットする。
 gNB-CU-CP21は、UE4のために設定済みの1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットするために、ステップ1301のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを送信してもよい。ステップ1301のメッセージ送信のトリガー又は条件は、第1の実施形態においてステップ201のメッセージに関して説明されたそれらと同様であってもよい。
 図14は、gNB-CU-CP21の動作の一例を示している。ステップ1401では、gNB-CU-CP21は、AM DRBのPDCPカウント値がリセットされることを示す情報要素を包含するDRB To Modify Listを含むBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージを生成する。当該情報要素は、AM DRBのPDCPカウント値が引き継がれないことを示してもよい。ステップ1402では、gNB-CU-CP21は、生成されたBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送信する。
 図15は、gNB-CU-UP22の動作の一例を示している。ステップ1501では、gNB-CU-UP22は、AM DRBのPDCPカウント値がリセットされることを示す情報要素を包含するDRB To Modify Listを含むBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-CP21から受信する。当該情報要素は、AM DRBのPDCPカウント値が引き継がれないことを示してもよい。ステップ1502では、当該情報要素の受信に応答して、gNB-CU-UP22は、当該情報要素に関連付けられたDRB IDによって特定されるAM DRBのPDCPカウント値がリセットされる必要があることを認識する。あるいは、gNB-CU-UP22は、当該情報要素に関連付けられたDRB IDによって特定されるAM DRBのPDCPカウント値が引き継がれないことを認識し、これに応じて当該PDCPカウント値をリセットしてもよい。
 DRB To Modify Listは、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ内のPDU Session Resource To Modify List IEに含まれてもよい。BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、特定のUE(e.g., UE4)に関連付けられたUE関連(UE-associated)シグナリングである。
 図16は、PDU Session Resource To Modify List IEのフォーマットの一例を示している。図16の例では、PDU Session Resource To Modify List IEは、DRB To Modify List IE1601を含むことができる。DRB To Modify List IE1601は、PDCP COUNT Not-Configuration IE1621を含むことができる。PDCP COUNT Not-Configuration IE1621の名称は、一例でありこれに限定されない。PDCP COUNT Not-Configuration IE1621は、関連付けられたDRB ID IE1622に示されたDRB IDによって特定されるDRB(e.g., AM DRB)のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す。あるいは、PDCP COUNT Not-Configuration IE1621は、関連付けられたDRB ID IE1622によって特定されるDRB(e.g., AM DRB)のPDCPカウント値が引き継がれないことを示す。PDCP COUNT Not-Configuration IE1621は、列挙(enumerated)型IEであってもよい。
 図16に示されるように、DRB To Modify List IE1601は、DL UP parameters IE1641を含んでもよい。DL UP parameters IE1641は、F1-Uインタフェースに関するgNB-DU3(e.g., ターゲットgNB-DU)のDL TNLアドレス情報を示してもよい。例えば、intra-CU inter-DUハンドオーバの準備フェーズにおいて、gNB-CU-CP21は、ターゲットgNB-DUからDL TNL情報を受信し、当該DL TNL情報をDL UP parameters IE1641に含めてもよい。これにより、gNB-CU-CP21は、1つのBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージによって、AM DRBのPDCPカウント値のリセットをgNB-CU-UP22に要求し且つ当該AM DRBの新たなDL TNL情報をgNB-CU-UP22に知らせることができる。
 図16では省略されているが、DRB To Modify List IE1601は、その他の情報アイテム(又は情報要素)を含んでもよい。これらの情報アイテム(又は情報要素)は既存のDRB To Modify List IEに含まれるものと同じであってもよい。既存のDRB to Modify List IEを含む既存のPDU Session Resource To Modify List IEのフォーマットとその説明は非特許文献1(例えば、セクション8.3.2.2、9.2.2.4、及び9.3.3.11)に記載されている。
 本実施形態で説明されたgNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22の動作によれば、1つの制御メッセージ、具体的にはBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送ることで、gNB-CU-CP21は、1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値をリセットするようにgNB-CU-UP22に要求できる。これは、gNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22がAM DRBのPDCPカウント値をリセットすることを容易にできる。
<第5の実施形態>
 本実施形態に係る無線通信システム及びネットワーク要素(又は、装置、ノード、デバイス、若しくはネットワーク機能)の構成及び動作は、図1を参照して説明された例と同様であってもよい。本実施形態は、第1~第4の実施形態で提供されたE1APシグナリングの改良の詳細を提供する。
 既に説明したように、gNB-CU-CP21は、UE4のintra-CU inter-DUハンドオーバの準備フェーズにおいて、第1の実施形態の制御メッセージ(e.g., 図2のステップ201)をgNB-CU-UP22に送信してもよい。同様に、gNB-CU-CP21は、UE4のintra-CU inter-DUハンドオーバの準備フェーズにおいて、第2、第3、又は第4の実施形態のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ(e.g., 図5のステップ501、図9のステップ901、又は図13のステップ1301)をgNB-CU-UP22に送信してもよい。
 図17は、UE4のintra-CU inter-DUハンドオーバの準備フェーズにおけるシグナリングの一例を示している。ステップ1701では、UE4は、測定報告メッセージ(e.g., RRC MeasurementReportメッセージ)をソースgNB-DU3Aに送る。ステップ1702では、受信した測定報告メッセージを渡すために、ソースgNB-DU3Aは、UL RRC MESSAGE TRANSFERメッセージをgNB-CU-CP21に送る。
 ステップ1703の前に、gNB-CU-CP21は、最新の設定を問い合わせるために、F1AP UE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをソースgNB-DU3Aに送ってもよい。この場合、ソースgNB-DU3Aは、完全な構成情報(full configuration information)、つまりCellGroupConfig IEを含むUE CONTEXT MODIFICATION RESPONSEメッセージで応答する。
 ステップ1703では、UEコンテキストを作成し且つ1又はそれ以上のDRBsをセットアップするために、UE CONTEXT SETUP REQUEST メッセージをターゲットgNB-DU3Bに送る。当該UE CONTEXT SETUP REQUEST メッセージは、ハンドオーバ準備情報(e.g.,HandoverPreparationInformation IE)を含む。
 ステップ1704では、ターゲットgNB-DU3Bは、UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージでgNB-CU-CP21に応答する。当該UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージは、ターゲットgNB-DU3BのDL TNL情報を示す。当該UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージは、フル・コンフィグレーションで生成されたセルグループ設定(i.e., CellGroupConfig IE)を包含してもよい。
 ステップ1705では、UE4のためのベアラコンテキストを修正又は更新するために、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをgNB-CU-UP22に送る。当該BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、UE4の1又はそれ以上のAM DRBsのPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示す。当該BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、第1の実施形態の制御メッセージ(e.g., 図2のステップ201)、又は第2、第3、若しくは第4の実施形態のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ(e.g., 図5のステップ501、図9のステップ901、又は図13のステップ1301)に含まれている情報と同一又は類似の情報を含んでもよい。
 ステップ1705のBEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、ターゲットgNB-DU3BのDL TNL情報を示す。図8を参照して説明されたように、gNB-CU-CP21は、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ内のPDU Session Resource To Modify List IE内のDRB To Setup List IE(801)に、ターゲットgNB-DU3BのDL TNL情報を示すDL UP parameters IE(841)を含めてもよい。図12を参照して説明されたように、gNB-CU-CP21は、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ内のPDU Session Resource To Modify List IE内のDRB To Remove and Setup List IE(1201)に、ターゲットgNB-DU3BのDL TNL情報を示すDL UP parameters IE(1241)を含めてもよい。これに代えて、図16を参照して説明されたように、gNB-CU-CP21は、BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージ内のPDU Session Resource To Modify List IE内のDRB To Modify List IE(1601)に、ターゲットgNB-DU3BのDL TNL情報を示すDL UP parameters IE(1641)を含めてもよい。
 ステップ1706では、gNB-CU-UP22は、BEARER CONTEXT MODIFICATION RESPONSEメッセージでgNB-CU-CP21に応答する。gNB-CU-CP21は、UE4に送信されるRRCReconfiguration メッセージを生成する。
 ステップ1707では、gNB-CU-CP21は、生成されたRRCReconfigurationメッセージを含むUE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージをソースgNB-DU3Aに送る。当該UE CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージは、UE4のためのデータ送信を停止するようにソースgNB-DU3Aに指示してもよい。
 ステップ1708では、ソースgNB-DU3Aは、受信したRRCReconfigurationメッセージをUE4にフォワードする。
 ステップ1709では、ソースgNB-DU3Aは、UE CONTEXT MODIFICATION RESPONSEメッセージによってgNB-CU-CP21に応答する。
 図17を参照して説明された手順によれば、UE4のintra-CU inter-DUハンドオーバの準備フェーズにおいて、gNB-CU-CP21は、1つのE1APメッセージ(ステップ1705)を用いて、UE4のAM DRB(s)のPDCPカウント値のリセットをgNB-CU-UP22に要求し且つ当該AM DRB(s)の新たなDL TNL情報をgNB-CU-UP22に知らせることができる。
 続いて以下では、上述の複数の実施形態に係るgNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22の構成例について説明する。図18は、上述の実施形態に係るgNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22の構成例を示すブロック図である。
 図18を参照すると、gNB-CU-CP21又はgNB-CU-UP22は、ネットワークインターフェース1801、プロセッサ1802、及びメモリ1803を含む。ネットワークインターフェース1801は、ネットワークノード(e.g., gNB-CU-UP22又はgNB-CU-CP21、gNB-DU3、並びにコアネットワーク内の制御プレーン(CP)ノード又はユーザプレーン(UP)ノード)と通信するために使用される。ネットワークインターフェース1801は、複数のインタフェースを含んでもよい。ネットワークインターフェース1801は、例えば、CU-DU間通信のための光ファイバーインタフェース及びIEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインターフェースを含んでもよい。
 gNB-CU-CP21の場合、プロセッサ1802は、例えば、コントロールプレーン処理、例えばNGAP、RRC、E1AP、及びF1APシグナリングに関する処理を行う。gNB-CU-UP22の場合、プロセッサ1802は、例えば、NG-Uインタフェースの終端、F1-Uインタフェースの終端、並びにSDAP及びPDCPサブレイヤのデータ処理を行う。プロセッサ1802は、複数のプロセッサを含んでもよい。
 メモリ1803は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、マスクRead Only Memory(MROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの任意の組合せである。メモリ1803は、プロセッサ1802から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1802は、ネットワークインターフェース1801又は他のI/Oインタフェースを介してメモリ1803にアクセスしてもよい。
 メモリ1803は、上述の複数の実施形態で説明されたgNB-CU-CP21又はgNB-CU-UP22による処理を行うための命令群およびデータを含む1又はそれ以上のソフトウェアモジュール(コンピュータプログラム)1804を格納してもよい。いくつかの実装において、プロセッサ1802は、当該1又はそれ以上のソフトウェアモジュール1804をメモリ1803から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたgNB-CU-CP21又はgNB-CU-UP22の処理を行うよう構成されてもよい。
 図18を用いて説明したように、上述の実施形態に係るgNB-CU-CP21及びgNB-CU-UP22が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行することができる。プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disk(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
 上述した実施形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
 例えば、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
 無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンとして動作するよう構成された装置であって、
 少なくとも1つのメモリと、
 前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、
 前記少なくとも1つのプロセッサは、無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンに送信するよう構成される、
装置。
(付記2)
 前記制御メッセージは、前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値をリセットすることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに引き起こす、
付記1に記載の装置。
(付記3)
 前記中央ユニット・制御プレーンは、gNB Central Unit Control Plane(CU-CP)であり、
 前記中央ユニット・ユーザプレーンは、gNB Central Unit User Plane(CU-UP)である、
付記1又は2に記載の装置。
(付記4)
 前記制御メッセージは、前記中央ユニット・ユーザプレーンに対してベアラコンテキストの修正を要求するために送信されるメッセージである、
付記1~3のいずれか1項に記載の装置。
(付記5)
 前記制御メッセージは、E1 Application Protocol (E1AP) BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージである、
付記1~4のいずれか1項に記載の装置。
(付記6)
 前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記制御メッセージは、前記AM DRBの同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listを含む、
付記1~5のいずれか1項に記載の装置。
(付記7)
 前記同じDRB識別子を示す前記DRB to Setup List及び前記DRB to Remove Listは、前記AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに知らせる、
付記6に記載の装置。
(付記8)
 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンとの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を、前記DRB to Setup List内で前記DRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムに含めるよう構成される、
付記6又は7に記載の装置。
(付記9)
 前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記制御メッセージは、前記AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Remove and Setup Listを含む、
付記1~5のいずれか1項に記載の装置。
(付記10)
 前記DRB To Remove and Setup Listは、前記AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに知らせる、
付記9に記載の装置。
(付記11)
 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンとの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を、前記DRB To Remove and Setup Listの前記1又はそれ以上の情報アイテムに含めるよう構成される、
付記9又は10に記載の装置。
(付記12)
 前記制御メッセージは、前記AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Modify Listを含み、
 前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記1又はそれ以上の情報アイテムは、前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされることを示す情報アイテムを含む、
付記1~5のいずれか1項に記載の装置。
(付記13)
 前記1又はそれ以上のPDCPカウント値は、前記AM DRBに関して次に送信されるPDCP Service Data Unit(SDU)の第1のカウント値、及び前記AM DRBに関して次に受信することが期待されるPDCP SDUの第2のカウント値を含む、
 付記1~12のいずれか1項に記載の装置。
(付記14)
 前記1又はそれ以上のPDCPカウント値の各々は、Hyper Frame Number (HFN)とPDCP Sequence Number (SN)とから構成される、
付記1~13のいずれか1項に記載の装置。
(付記15)
 前記少なくとも1つのプロセッサは、フル・コンフィグレーションで生成されたセルグループ設定を包含するUE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージを前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから受信したことに応答して、前記制御メッセージを前記中央ユニット・ユーザプレーンに送信するよう構成される、
付記1~14のいずれか1項に記載の装置。
(付記16)
 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージを介して前記分散ユニットから受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を、前記制御メッセージに含めるよう構成される、
付記15に記載の装置。
(付記17)
 無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンとして動作するよう構成された装置であって、
 少なくとも1つのメモリと、
 前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、
 前記少なくとも1つのプロセッサは、無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンから受信するよう構成される、
装置。
(付記18)
 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記制御メッセージの受信に応答して、前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値をリセットするよう構成される、
付記17に記載の装置。
(付記19)
 前記中央ユニット・制御プレーンは、gNB Central Unit Control Plane(CU-CP)であり、
 前記中央ユニット・ユーザプレーンは、gNB Central Unit User Plane(CU-UP)である、
付記17又は18に記載の装置。
(付記20)
 前記制御メッセージは、前記中央ユニット・ユーザプレーンに対してベアラコンテキストの修正を要求するために送信されるメッセージである、
付記17~19のいずれか1項に記載の装置。
(付記21)
 前記制御メッセージは、E1 Application Protocol (E1AP) BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージである、
付記17~20のいずれか1項に記載の装置。
(付記22)
 前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記制御メッセージは、前記AM DRBの同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listを含む、
付記17~21のいずれか1項に記載の装置。
(付記23)
 前記同じDRB識別子を示す前記DRB to Setup List及び前記DRB to Remove Listは、前記AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに知らせる、
付記22に記載の装置。
(付記24)
 前記DRB to Setup List内で前記DRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムは、前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから前記中央ユニット・制御プレーンが受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンとの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を含む、
付記22又は23に記載の装置。
(付記25)
 前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記制御メッセージは、前記AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Remove and Setup Listを含む、
付記17~21のいずれか1項に記載の装置。
(付記26)
 前記DRB To Remove and Setup Listは、前記AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに知らせる、
付記25に記載の装置。
(付記27)
 前記DRB To Remove and Setup Listの前記1又はそれ以上の情報アイテムは、前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから前記中央ユニット・制御プレーンが受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンとの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を含む、
付記25又は26に記載の装置。
(付記28)
 前記制御メッセージは、前記AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Modify Listを含み、
 前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記1又はそれ以上の情報アイテムは、前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされることを示す情報アイテムを含む、
付記17~21のいずれか1項に記載の装置。
(付記29)
 前記1又はそれ以上のPDCPカウント値は、前記AM DRBに関して次に送信されるPDCP Service Data Unit(SDU)の第1のカウント値、及び前記AM DRBに関して次に受信することが期待されるPDCP SDUの第2のカウント値を含む、
 付記17~28のいずれか1項に記載の装置。
(付記30)
 前記1又はそれ以上のPDCPカウント値の各々は、Hyper Frame Number (HFN)とPDCP Sequence Number (SN)とから構成される、
付記17~29のいずれか1項に記載の装置。
(付記31)
 無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンにより行われる方法であって、
 無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンに送信することを備える、
方法。
(付記32)
 無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンにより行われる方法であって、
 無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンから受信することを備える、
方法。
(付記33)
 無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンのための方法をコンピュータに行わせるプログラムであって、
 前記方法は、無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンに送信することを備える、
プログラム。
(付記34)
 無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンのための方法をコンピュータに行わせるプログラムであって、
 前記方法は、無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンから受信することを備える、
プログラム。
 この出願は、2022年3月30日に出願された日本出願特願2022-054841を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 gNB
2 gNB-CU
3 gNB-DU
3A ソースgNB-DU
3B ターゲットgNB-DU
4 UE
21 gNB-CU-CP
22 gNB-CU-UP
1802 プロセッサ
1803 メモリ
1804 モジュール(modules)

Claims (34)

  1.  無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンとして動作するよう構成された装置であって、
     少なくとも1つのメモリと、
     前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備え、
     前記少なくとも1つのプロセッサは、無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンに送信するよう構成される、
    装置。
  2.  前記制御メッセージは、前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値をリセットすることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに引き起こす、
    請求項1に記載の装置。
  3.  前記中央ユニット・制御プレーンは、gNB Central Unit Control Plane(CU-CP)であり、
     前記中央ユニット・ユーザプレーンは、gNB Central Unit User Plane(CU-UP)である、
    請求項1又は2に記載の装置。
  4.  前記制御メッセージは、前記中央ユニット・ユーザプレーンに対してベアラコンテキストの修正を要求するために送信されるメッセージである、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の装置。
  5.  前記制御メッセージは、E1 Application Protocol (E1AP) BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージである、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の装置。
  6.  前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記制御メッセージは、前記AM DRBの同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listを含む、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の装置。
  7.  前記同じDRB識別子を示す前記DRB to Setup List及び前記DRB to Remove Listは、前記AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに知らせる、
    請求項6に記載の装置。
  8.  前記少なくとも1つのプロセッサは、前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンとの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を、前記DRB to Setup List内で前記DRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムに含めるよう構成される、
    請求項6又は7に記載の装置。
  9.  前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記制御メッセージは、前記AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Remove and Setup Listを含む、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の装置。
  10.  前記DRB To Remove and Setup Listは、前記AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに知らせる、
    請求項9に記載の装置。
  11.  前記少なくとも1つのプロセッサは、前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンとの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を、前記DRB To Remove and Setup Listの前記1又はそれ以上の情報アイテムに含めるよう構成される、
    請求項9又は10に記載の装置。
  12.  前記制御メッセージは、前記AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Modify Listを含み、
     前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記1又はそれ以上の情報アイテムは、前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされることを示す情報アイテムを含む、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の装置。
  13.  前記1又はそれ以上のPDCPカウント値は、前記AM DRBに関して次に送信されるPDCP Service Data Unit(SDU)の第1のカウント値、及び前記AM DRBに関して次に受信することが期待されるPDCP SDUの第2のカウント値を含む、
     請求項1~12のいずれか1項に記載の装置。
  14.  前記1又はそれ以上のPDCPカウント値の各々は、Hyper Frame Number (HFN)とPDCP Sequence Number (SN)とから構成される、
    請求項1~13のいずれか1項に記載の装置。
  15.  前記少なくとも1つのプロセッサは、フル・コンフィグレーションで生成されたセルグループ設定を包含するUE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージを前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから受信したことに応答して、前記制御メッセージを前記中央ユニット・ユーザプレーンに送信するよう構成される、
    請求項1~14のいずれか1項に記載の装置。
  16.  前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UE CONTEXT SETUP RESPONSEメッセージを介して前記分散ユニットから受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を、前記制御メッセージに含めるよう構成される、
    請求項15に記載の装置。
  17.  無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンとして動作するよう構成された装置であって、
     少なくとも1つのメモリと、
     前記少なくとも1つのメモリに結合された少なくとも1つのプロセッサと、
    を備え、
     前記少なくとも1つのプロセッサは、無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンから受信するよう構成される、
    装置。
  18.  前記少なくとも1つのプロセッサは、前記制御メッセージの受信に応答して、前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値をリセットするよう構成される、
    請求項17に記載の装置。
  19.  前記中央ユニット・制御プレーンは、gNB Central Unit Control Plane(CU-CP)であり、
     前記中央ユニット・ユーザプレーンは、gNB Central Unit User Plane(CU-UP)である、
    請求項17又は18に記載の装置。
  20.  前記制御メッセージは、前記中央ユニット・ユーザプレーンに対してベアラコンテキストの修正を要求するために送信されるメッセージである、
    請求項17~19のいずれか1項に記載の装置。
  21.  前記制御メッセージは、E1 Application Protocol (E1AP) BEARER CONTEXT MODIFICATION REQUESTメッセージである、
    請求項17~20のいずれか1項に記載の装置。
  22.  前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記制御メッセージは、前記AM DRBの同じDRB識別子を示すDRB to Setup List及びDRB to Remove Listを含む、
    請求項17~21のいずれか1項に記載の装置。
  23.  前記同じDRB識別子を示す前記DRB to Setup List及び前記DRB to Remove Listは、前記AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに知らせる、
    請求項22に記載の装置。
  24.  前記DRB to Setup List内で前記DRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムは、前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから前記中央ユニット・制御プレーンが受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンとの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を含む、
    請求項22又は23に記載の装置。
  25.  前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記制御メッセージは、前記AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Remove and Setup Listを含む、
    請求項17~21のいずれか1項に記載の装置。
  26.  前記DRB To Remove and Setup Listは、前記AM DRBが解放された後に新たにセットアップされる必要があることを前記中央ユニット・ユーザプレーンに知らせる、
    請求項25に記載の装置。
  27.  前記DRB To Remove and Setup Listの前記1又はそれ以上の情報アイテムは、前記無線アクセスネットワークノードの分散ユニットから前記中央ユニット・制御プレーンが受信した前記分散ユニットと前記中央ユニット・ユーザプレーンとの間のユーザプレーン・インタフェースのためのダウンリンク・トランスポートネットワークレイヤ・アドレス情報を含む、
    請求項25又は26に記載の装置。
  28.  前記制御メッセージは、前記AM DRBのDRB識別子に関連付けられた1又はそれ以上の情報アイテムを包含するDRB To Modify Listを含み、
     前記AM DRBの前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされる必要があることを示すために、前記1又はそれ以上の情報アイテムは、前記1又はそれ以上のPDCPカウント値がリセットされることを示す情報アイテムを含む、
    請求項17~21のいずれか1項に記載の装置。
  29.  前記1又はそれ以上のPDCPカウント値は、前記AM DRBに関して次に送信されるPDCP Service Data Unit(SDU)の第1のカウント値、及び前記AM DRBに関して次に受信することが期待されるPDCP SDUの第2のカウント値を含む、
     請求項17~28のいずれか1項に記載の装置。
  30.  前記1又はそれ以上のPDCPカウント値の各々は、Hyper Frame Number (HFN)とPDCP Sequence Number (SN)とから構成される、
    請求項17~29のいずれか1項に記載の装置。
  31.  無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンにより行われる方法であって、
     無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンに送信することを備える、
    方法。
  32.  無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンにより行われる方法であって、
     無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンから受信することを備える、
    方法。
  33.  無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンのための方法をコンピュータに行わせるプログラムを格納した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
     前記方法は、無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンに送信することを備える、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  34.  無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・ユーザプレーンのための方法をコンピュータに行わせるプログラムを格納した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
     前記方法は、無線端末のために設定済みのAcknowledged Mode(AM)データ無線ベアラ(DRB)の1又はそれ以上のPacket Data Convergence Protocol(PDCP)カウント値がリセットされる必要があることを示す1つの制御メッセージを、前記無線アクセスネットワークノードの中央ユニット・制御プレーンから受信することを備える、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
PCT/JP2023/004100 2022-03-30 2023-02-08 中央ユニット・制御プレーン装置、中央ユニット・ユーザプレーン装置、及びこれらの方法 WO2023188843A1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022054841 2022-03-30
JP2022-054841 2022-03-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2023188843A1 true WO2023188843A1 (ja) 2023-10-05

Family

ID=88200871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2023/004100 WO2023188843A1 (ja) 2022-03-30 2023-02-08 中央ユニット・制御プレーン装置、中央ユニット・ユーザプレーン装置、及びこれらの方法

Country Status (1)

Country Link
WO (1) WO2023188843A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021535634A (ja) * 2018-08-27 2021-12-16 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 異種ネットワークで二重接続動作を行うための方法及び装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021535634A (ja) * 2018-08-27 2021-12-16 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 異種ネットワークで二重接続動作を行うための方法及び装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ZTE: "Discussion on PDCP COUNT wrap around", 3GPP TSG RAN WG3 #100, R3-182872, 20 May 2018 (2018-05-20), XP051445372 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111602462B (zh) 用户设备、节点以及在其中执行的方法
JP6995995B2 (ja) 多重接続のための方法およびその装置
KR102220176B1 (ko) 신규 무선 접속 기술에서의 중복 및 rlc 동작
CN107889255B (zh) 通信方法、装置、系统、终端和接入网设备
EP3592097B1 (en) Radio link failure handling method and related product
CN112352451A (zh) 最小移动中断的小区切换方法
JP7282213B2 (ja) 無線ベアラに対するシーケンス番号転送
JP7357153B2 (ja) セッション管理のための方法および装置
KR20220098154A (ko) 조건부 전체 구성 및 조건부 델타 구성
TWI670954B (zh) 處理承載型態改變的裝置
CN111586892B (zh) 一种传输方法及装置
JP7392722B2 (ja) マスターノード、セカンダリノード、及びこれらの方法
JP7392721B2 (ja) マスターノード、セカンダリノード、及びこれらの方法
WO2020253536A1 (zh) 双连接重建立中数据的处理方法及装置
TWI775811B (zh) 通信方法、輔網絡節點和終端
EP4329372A1 (en) Data transmission method and apparatus
WO2022066070A1 (en) Control plane function associating with and performing control plane functions for one or more user equipments
EP4218356A1 (en) Rrc re-establishment
KR102572448B1 (ko) 접속 무선 상태에서의 모빌리티 강화
US9332437B2 (en) Security configuration alignment
CN107438273B (zh) 承载转移中数据处理状态的确定方法及装置
WO2022068424A1 (zh) 通信方法及装置
US20230403623A1 (en) Managing sidelink information, configuration, and communication
WO2021129018A1 (zh) 网络连接的重建立方法及装置、存储介质、电子装置
JP6826577B2 (ja) 端末装置、基地局装置、および、方法

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 23778879

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1