WO2023170963A1 - エアロゾル生成装置の電源ユニット - Google Patents

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Abstract

良好な香喫味を得られるエアロゾル生成装置を提供する。 電源ユニット110は、電源部111Aと、加熱部121Aによってエアロゾル源を霧化することで生成されたエアロゾルに香味を付与する香味源131の近傍に配置された振動発生部110Aと、加熱部121Aと振動発生部110Aへの電源部111Aからの電力の供給制御を行う制御部116Aと、を備える。

Description

エアロゾル生成装置の電源ユニット
 本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに関する。
 特許文献1には、エアロゾル源からエアロゾルを発生させる霧化部と、上記霧化部よりも下流に設けられた香味源とを有する香味吸引器が記載されている。
 特許文献2には、液体エアロゾル形成基体を保持するためのハウジングを備える液体貯蔵部分と、液体エアロゾル形成基体を加熱するように配置される加熱手段と、それを通じて加熱された液体エアロゾル形成基体が通りエアロゾルを形成する複数の通路を備える振動可能な要素と、上記振動可能な要素を振動させてエアロゾルを発生させるように配置されるアクチュエータと、を備えるエアロゾル発生システムが記載されている。
国際公開第2018/020619号 日本国特表2019-502364号公報
 本発明の目的は、良好な香喫味を得られるエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供することにある。
 本発明の一態様のエアロゾル生成装置の電源ユニットは、電源と、霧化部によってエアロゾル源を霧化することで生成されたエアロゾルに香味を付与する香味源の近傍に配置された、前記霧化部とは別体の振動発生部と、前記霧化部と前記振動発生部への前記電源からの電力の供給制御を行うプロセッサと、を備えるものである。
 本発明によれば、良好な香喫味のエアロゾルを吸引可能となる。
エアロゾル生成装置の第1の構成例を模式的に示す模式図である。 図1に示す電源ユニット110の構造の一例を示す模式図である。 図2に示す保持部118をカートリッジ保持部117側から見た平面図である。 図3に示した4つの圧電素子119の駆動例を説明するためのタイミングチャートである。 加熱部121Aと振動発生部110Aの制御例EX5~EX6を説明するためのタイミングチャートである。 加熱部121Aと振動発生部110Aの制御例EX7~EX8を説明するためのタイミングチャートである。 電源ユニット110の構造の変形例を示す図である。 図7に示す電源ユニット110における加熱部121A、振動発生部110A、及びヒータHTRの制御例を説明するためのタイミングチャートである。 エアロゾル生成装置の第2の構成例を模式的に示す模式図である。
 実施形態のエアロゾル生成装置は、電力を消費することで、装着されたエアロゾル形成体に含まれるエアロゾル源を霧化してエアロゾルを生成し、この生成されたエアロゾルを吸引可能とする装置である。エアロゾル生成装置の構成は様々であり、特に限定されるものではないが、以下では、図1を参照してエアロゾル生成装置の代表的な構成例を説明する。
 図1は、エアロゾル生成装置の第1の構成例を模式的に示す模式図である。図1に示すエアロゾル生成装置100Aは、電源ユニット110と、エアロゾル形成基体を構成するカートリッジ120及び香味付与カートリッジ130と、を含む。電源ユニット110は、振動発生部110A、電源部111A、センサ部112A、通知部113A、記憶部114A、通信部115A、及び制御部116Aを含む。カートリッジ120は、加熱部121A、液誘導部122、及び液貯蔵部123を含む。香味付与カートリッジ130は、香味源131、及びマウスピース124を含む。カートリッジ120及び香味付与カートリッジ130には、空気流路180が形成される。
 振動発生部110Aは、少なくとも1つの振動子を含む。振動子は、例えば圧電素子、バイブレーションモータ、又はボイスコイルモータ等である。振動発生部110Aは、香味付与カートリッジ130(換言すると香味源131)の近傍に配置されて、香味付与カートリッジ130を振動させる。振動発生部110Aと香味付与カートリッジ130の距離は、振動発生部110Aが発生させた振動のエネルギーのほとんどが香味付与カートリッジ130に伝達される程度の小さな値に設定される。好ましくは、振動発生部110Aは、香味付与カートリッジ130を保持する部材(後述のカートリッジ保持部117)と接触して配置される。振動発生部110Aは、電源ユニット110の筐体と香味付与カートリッジ130を保持する部材とのうち、該部材の少なくとも一部をより強く振動させることができるように構成されることが好ましい。理想的には、電源ユニット110の筐体と香味付与カートリッジ130を保持する部材とのうち、該部材のみを振動させることが好ましく、振動発生部110Aにより発生する振動が、電源ユニット110の筐体と香味付与カートリッジ130を保持する部材とのうち、実質的に該部材のみに伝達されるように構成されることが好ましい。
 電源ユニット110には、筐体を振動させてユーザに通知を行うための、振動発生部110Aとは別の通知用の振動発生部(例えばバイブレーションモータ)が更に含まれることがある。このような通知用の振動発生部と、振動発生部110Aとの大きな違いは、振動発生部110Aの方が、通知用の振動発生部よりも、香味源131に近い位置にある点である。
 電源部111Aは、電力を蓄積する。そして、電源部111Aは、制御部116Aによる制御に基づいて、エアロゾル生成装置100Aの各構成要素に電力を供給する。電源部111Aは、例えば、リチウムイオン二次電池等の充電式バッテリにより構成され得る。
 センサ部112Aは、エアロゾル生成装置100Aに関する各種情報を取得する。一例として、センサ部112Aは、コンデンサマイクロホン等の圧力センサ、流量センサ、又は温度センサ等により構成された吸引センサにより構成され、ユーザによる吸引に伴う値を取得する。他の一例として、センサ部112Aは、ボタン又はスイッチ等の、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力装置により構成される。
 通知部113Aは、情報をユーザに通知する。通知部113Aは、例えば、発光する発光装置、画像を表示する表示装置、音を出力する音出力装置、又は振動する振動装置(前述した通知用の振動発生部)等により構成される。
 記憶部114Aは、エアロゾル生成装置100Aの動作のための各種情報を記憶する。記憶部114Aは、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体により構成される。
 通信部115Aは、有線又は無線の任意の通信規格に準拠した通信を行うことが可能な通信インタフェースである。かかる通信規格としては、例えば、Wi-Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等が採用され得る。
 制御部116Aは、各種プログラムに従ってエアロゾル生成装置100Aの動作全般を制御する。制御部116Aは、例えばCPU(Central Processing Unit)、又はMCU(Micro Controller Unit)等のプロセッサを含む電子回路によって実現される。制御部116Aは、単一のプロセッサで処理を行うものであってもよいし、複数のプロセッサで処理を分担して行うものであってもよい。
 液貯蔵部123は、エアロゾル源を貯蔵する。エアロゾル源が霧化されることで、エアロゾルが生成される。エアロゾル源は、例えば、グリセリン及びプロピレングリコール等の多価アルコール、又は水等の液体である。エアロゾル源は、たばこ由来又は非たばこ由来の香味成分を含んでいてもよい。
 液誘導部122は、液貯蔵部123に貯蔵された液体であるエアロゾル源を、液貯蔵部123から誘導し、保持する。液誘導部122は、例えば、ガラス繊維等の繊維素材又は多孔質状のセラミック等の多孔質状素材を撚って形成されるウィックである。その場合、液貯蔵部123に貯蔵されたエアロゾル源は、ウィックの毛細管効果により誘導される。
 加熱部121Aは、エアロゾル源を加熱することで、エアロゾル源を霧化してエアロゾルを生成する。図1に示した例では、加熱部121Aは、抵抗器として構成され、液誘導部122に巻き付けられる。加熱部121Aを構成する抵抗器が発熱すると、液誘導部122に保持されたエアロゾル源が加熱されて霧化され、エアロゾルが生成される。加熱部121Aは、電源部111Aから給電されると発熱する。一例として、ユーザが吸引を開始したこと、及び/又は所定の情報が入力されたことが、センサ部112Aにより検出された場合に、加熱部121Aへの給電がなされてもよい。そして、ユーザが吸引を終了したこと、及び/又は所定の情報が入力されたことが、センサ部112Aにより検出された場合に、加熱部121Aへの給電が停止されてもよい。
 香味源131は、エアロゾルに香味成分を付与するための構成要素である。香味源131は、エアロゾルに香味成分を付与する原料片(固形物)によって構成される。原料片のサイズの下限は、0.2mm以上1.2mm以下であることが好ましく、0.2mm以上0.7mm以下であることがより好ましい。香味源131を構成する原料片のサイズが小さいほど、比表面積が増大するため、香味源131を構成する原料片から香味成分がリリースされやすい。香味源131を構成する原料片としては、刻みたばこ、又はたばこ原料を粒状に成形した成形体等を用いることができる。香味源131は、たばこ以外の植物(例えば、ミント、ハーブ等)によって構成されてもよい。香味源131には、メントールなどの香料が付与されていてもよい。
 香味源131を構成する原料片は、例えば、JIS Z 8801に準拠したステンレス篩を用いて、JIS Z 8815に準拠する篩分けによって得られる。例えば、0.71mmの目開きを有するステンレス篩を用いて、乾燥式かつ機械式振とう法によって20分間に亘って原料片を篩分けによって、0.71mmの目開きを有するステンレス篩を通過する原料片を得る。続いて、0.212mmの目開きを有するステンレス篩を用いて、乾燥式かつ機械式振とう法によって20分間に亘って原料片を篩分けによって、0.212mmの目開きを有するステンレス篩を通過する原料片を取り除く。すなわち、香味源131を構成する原料片は、上限を規定するステンレス篩(目開き=0.71mm)を通過し、下限を規定するステンレス篩(目開き=0.212mm)を通過しない原料片である。従って、実施形態では、香味源131を構成する原料片のサイズの下限は、下限を規定するステンレス篩の目開きによって定義される。香味源131を構成する原料片のサイズの上限は、上限を規定するステンレス篩の目開きによって定義される。
 空気流路180は、ユーザに吸引される空気の流路である。空気流路180は、空気流路180内への空気の入り口である空気流入孔181と、空気流路180からの空気の出口である空気流出孔182と、を両端とする管状構造を有する。空気流路180の途中には、上流側(空気流入孔181に近い側)に液誘導部122が配置され、下流側(空気流出孔182に近い側)に香味源131が配置される。ユーザによる吸引に伴い空気流入孔181から流入した空気は、加熱部121Aの加熱により生成されたエアロゾルと混合され、矢印190に示すように、香味源131を通過して空気流出孔182へ輸送される。エアロゾルと空気との混合流体が香味源131を通過する際には、香味源131に含まれる香味成分がエアロゾルに付与される。
 マウスピース124は、吸引の際にユーザに咥えられる部材である。マウスピース124には、空気流出孔182が配置される。ユーザは、マウスピース124を咥えて吸引することで、エアロゾルと空気との混合流体を口腔内へ取り込むことができる。
 図2は、図1に示す電源ユニット110の構造の一例を示す模式図である。電源ユニット110の筐体110aには、収容部130Aと収容部120Aが並べて設けられている。収容部130Aは、筒状のカートリッジ保持部117と、振動発生部110Aを保持する筒状の保持部118とを収容する。収容部120Aは、カートリッジ120を収容する。収容部130Aと収容部120Aは、筐体110aに形成された貫通孔を通して繋がっている。筐体110aには、収容部130A及び収容部120Aの隣に、電源部111Aが収容されている。
 カートリッジ保持部117には、上側から香味付与カートリッジ130が挿入される。カートリッジ保持部117の側面と収容部130Aの内周面との間には隙間が設けられている。カートリッジ保持部117は、収容部130Aの径方向(香味付与カートリッジ130の径方向と同義)に僅かに移動可能な状態で、収容部130Aの壁部に支持されている。上記の隙間により、カートリッジ保持部117が振動した場合でも、カートリッジ保持部117の振動が筐体110aに伝搬されるのが防止される。
 保持部118は、カートリッジ保持部117の下方に配置されている。保持部118のカートリッジ保持部117側の面には、振動発生部110Aを構成する複数の圧電素子119が設けられている。複数の圧電素子119は、カートリッジ保持部117の底面と接触している。保持部118のカートリッジ保持部117側とは反対側の面は、収容部130Aの底面に固定されている。なお、振動発生部110Aは、保持部118のカートリッジ保持部117側とは反対側の面に設けられていてもよい。この場合には、振動発生部110Aが収容部130Aの底面に固定され、保持部118の上面とカートリッジ保持部117の底面とが固定される。このように、振動発生部110Aは、カートリッジ保持部117に保持される香味付与カートリッジ130の底面に対向配置されることが好ましい。カートリッジ保持部117は、収容部130A内において保持部118及び圧電素子119以外の部材とは非接触となるように配置されることが好ましい。また、カートリッジ保持部117と収容部130Aの内周面との間の隙間は、カートリッジ保持部117が最大限振動した場合でも、カートリッジ保持部117がその内周面に接触しない程度の距離としておくことが好ましい。このようにすることで、カートリッジ保持部117の振動が減衰したり、カートリッジ保持部117の振動が筐体110aに伝搬されたりすることを防止できる。
 振動発生部110Aは、圧電素子等の振動子の振動を香味付与カートリッジ130に伝達できる位置に設けられていればよく、例えば、カートリッジ保持部117の側面に設けられていてもよい。この場合には、保持部118は省略可能である。
 カートリッジ120で生成されたエアロゾルは、保持部118の中空部を通過してカートリッジ保持部117の中空部に到達し、この中空部に挿入されている香味付与カートリッジ130の香味源131を通過して、マウスピース124からユーザの口内へと送出される。
 図3は、図2に示す保持部118をカートリッジ保持部117側から見た平面図である。図3には、カートリッジ保持部117の中心Ax(換言すると、カートリッジ保持部117に挿入された香味付与カートリッジ130の中心)の位置が示されている。図3の例では、保持部118のカートリッジ保持部117側の面に、4つの圧電素子119が配置されている。4つの圧電素子119は、中心Axを挟んで対向する圧電素子119a、119cの第1ペアと、第1ペアの並ぶ方向に交差(図の例では直交)する方向に並び、且つ、中心Axを挟んで対向する圧電素子119b、119dの第2ペアとに分けられる。
 制御部116Aは、加熱部121Aへの電源部111Aからの電力の供給制御(以下、加熱部121Aの電力供給制御とも記載)と、振動発生部110Aへの電源部111Aからの電力の供給制御(以下、振動発生部110Aの電力供給制御とも記載)を行う。振動発生部110Aに電力が供給されると、振動発生部110Aを構成する圧電素子119が振動する。この圧電素子119の振動は、カートリッジ保持部117に伝達され、カートリッジ保持部117に挿入されている香味付与カートリッジ130に伝達される。この結果、香味付与カートリッジ130に含まれる香味源131を振動させることができる。圧電素子119の振動が、電源ユニット110の筐体110aには伝達されないように、筐体110aに防振材等を追加しておくことが好ましい。
 香味源131は、ニコチンやメンソール等の香味成分を含む微細な固形物を多数含む。香味源131が振動すると、この固形物同士の衝突や摩擦等により、香味成分と固形物との結合を弱めることができ、香味源131から香味成分が放出しやすい状態を得ることができる。また、固形物同士の摩擦により発熱し、温度が上昇することでも香味成分が放出しやすくなる。また、香味源131が振動すると、固形物間に隙間を形成することができ、各固形物におけるエアロゾルとの接触面積を増やすことができる。したがって、例えば、香味源131を振動させてからエアロゾルの生成を開始したり、エアロゾルの生成と香味源131の振動を同時に行ったりすることで、香味源131を振動させないでエアロゾルを生成する場合と比べると、エアロゾルに付与される香味成分を増やすことができる。この結果、良好な香喫味を持つエアロゾルを生成することができる。
 次に、振動発生部110Aに含まれる振動子が複数である場合の振動子の好ましい駆動例について説明する。以下の説明において、2つの振動子を同じタイミングで振動させるとは、振動開始のタイミングと振動終了のタイミングをこの2つの振動子で一致させることを意味する。また、2つの振動子を異なるタイミングで振動させるとは、振動開始のタイミングと振動終了のタイミングの一方又は両方をこの2つの振動子で一致させないことを意味する。
 図4は、図3に示した4つの圧電素子119の駆動例を説明するためのタイミングチャートである。図4において、パルス状の波形の立ち上がり期間が圧電素子119への通電が行われている期間(振動している期間)を示し、立ち下がり期間が圧電素子119への通電が停止されている期間(振動していない期間)を示す。図4には、4つの圧電素子119の駆動例として、駆動例EX0~EX4の4つが示されている。
<駆動例EX0>
 制御部116Aは、振動発生部110Aに含まれる4つの圧電素子119を全て同じタイミングで振動させる制御を行う。駆動例EX0によれば、制御を最も簡素化できる。
<駆動例EX1、駆動例EX2>
 制御部116Aは、第1ペアと前記第2ペアを同一周期且つ異なるタイミングで振動させる制御を行う。具体的には、制御部116Aは、図4の駆動例EX1に示すように、圧電素子119a~119dのそれぞれの駆動周期を同一とし、第1ペアの駆動周期と第2ペアの駆動周期を半周期ずらす。或いは、制御部116Aは、図4の駆動例EX2に示すように、圧電素子119a~119dのそれぞれの駆動周期を同一とし、第1ペアの駆動周期と第2ペアの駆動周期を1/4周期ずらす。
 駆動例EX1、EX2によれば、駆動周期を単一にすることで制御を簡素化しつつ、複雑な振動を香味源131に与えることができる。また、駆動例EX1によれば、振動発生部110Aによる振動が停止される期間をなくせるため、香味源131を継続的に振動させて、香味成分がエアロゾルに付与されやすい状態を効果的に形成することができる。
<駆動例EX3>
 制御部116Aは、第1ペアと第2ペアを異なる周期で振動させる制御を行う。具体的には、制御部116Aは、図4の駆動例EX3に示すように、圧電素子119aと圧電素子119cのそれぞれの駆動周期を第1の値に設定し、圧電素子119bと圧電素子119dのそれぞれの駆動周期を第1の値とは異なる第2の値(図の例では第1の値よりも長い値)に設定する。駆動例EX3によれば、より複雑な振動を香味源131に対して与えることができる。
<駆動例EX4>
 制御部116Aは、圧電素子119a~119dのそれぞれを異なるタイミングで振動させる制御を行う。具体的には、制御部116Aは、図4の駆動例EX4に示すように、圧電素子119aと圧電素子119cのそれぞれの駆動周期を第1の値とし、圧電素子119bと圧電素子119dのそれぞれの駆動周期を第1の値とは異なる第2の値とする。また、制御部116Aは、圧電素子119aの駆動周期と圧電素子119cの駆動周期を半周期ずらし、圧電素子119bの駆動周期と圧電素子119dの駆動周期を半周期ずらす。
 駆動例EX4によれば、より複雑な振動を香味源131に対して与えることができる。また、振動発生部110Aによる振動が停止される期間をなくせるため、香味源131を継続的に振動させて、香味成分がエアロゾルに付与されやすい状態を効果的に形成することができる。
 なお、振動発生部110Aに含まれる振動子は、周波数固定発振、PLL(phase locked loop)発振、FM(frequency modulation)発振、AM(amplitude modulation)発振、及び間欠発振等によって所望の発振周波数となるよう給電制御される。振動発生部110Aに含まれる振動子の発振周波数は、特に限定されるものではないが、香味源131を振動させていることがユーザに認識されないように、非可聴帯域に属する値とすることが好ましい。
 なお、図2、3の例では、圧電素子119を複数としているが、圧電素子119は1つであってもよい。この場合には、例えば、保持部118の表面に円環状の圧電素子119を固定した構成等とすることで、香味付与カートリッジ130を安定して振動させることができる。
 次に、加熱部121Aと振動発生部110Aの制御例について説明する。図5及び図6は、加熱部121Aと振動発生部110Aの制御例EX5~EX8を説明するためのタイミングチャートである。図5及び図6における“振動発生期間”は、波形の立ち上がり期間が振動発生部110Aの電力供給制御(図4に例示した制御)が行われている期間を示す。図5及び図6における“エアロゾル生成期間”は、波形の立ち上がり期間が、加熱部121Aの電力供給制御(加熱部121Aと電源部111Aの間に設けられるスイッチング素子のオンオフ制御)が行われている期間を示す。加熱部121Aの電力供給制御が行われている期間では、加熱部121Aの温度が目標温度となるように、加熱部121Aへの電力供給が間欠的に行われ、香味付与カートリッジ130のエアロゾル源が霧化されてエアロゾルが生成される。
<制御例EX5>
 電源ユニット110の動作モードが、エアロゾルの吸引が可能な吸引モードに移行すると、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御を開始する。吸引モードへの移行は、例えばボタン押下等のユーザ操作により行ってもよい。その後、制御部116Aは、センサ部112Aの出力に基づいてユーザの吸引を検知すると、振動発生部110Aの電力供給制御を停止し、同時に、加熱部121Aの電力供給制御を開始する。制御部116Aは、加熱部121Aの電力供給制御を開始してから、所定時間が経過するか、又は、ユーザの吸引が終了したことを検知すると、タイミングtbにおいて、加熱部121Aの電力供給制御を停止し、同時に、振動発生部110Aの電力供給制御を開始する。吸引モードでは、以上の動作が繰り返し行われる。なお、タイミングtbよりも後の動作は、後述する制御例EX6~制御例EX8のいずれかの動作が行われるようにしてもよい。つまり、制御例EX5~制御例EX8は、矛盾の生じない範囲で適宜組み合わせてもよい。
 このように、制御例EX5では、香味源131が振動されてから、エアロゾルが生成される。このため、エアロゾルの生成直後から十分な量の香味成分をエアロゾルに付与することができ、ユーザの満足感を高めることができる。また、振動発生部110Aと加熱部121Aとに同時に電力供給がなされないため、電源部111Aから出力される最大電流量を減らすことができる。この結果、電源部111Aの劣化を抑制できる。
 なお、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御を停止するタイミングを、加熱部121Aの電力供給制御が行われている期間の途中であるタイミングtaとしてもよい。このようにすることで、エアロゾルを生成している間も、香味成分がエアロゾルに付与されやすい状態を維持でき、良好な香喫味を持つエアロゾルをユーザに提供できる。
<制御例EX6>
 吸引モードにおいて、制御部116Aは、センサ部112Aの出力に基づいてユーザの吸引を検知すると、振動発生部110Aの電力供給制御を開始する。制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御を開始してから所定時間経過後、振動発生部110Aの電力供給制御を停止し、同時に、加熱部121Aの電力供給制御を開始する。制御部116Aは、加熱部121Aの電力供給制御を開始してから、所定時間が経過するか、又は、ユーザの吸引が終了したことを検知すると、加熱部121Aの電力供給制御を停止する。以降は、同様の動作が繰り返し行われる。
 制御例EX6では、制御例EX5と同様の効果を得ることができる。また、制御例EX5と比べると、振動発生部110Aの駆動期間を短くできるため、電力消費を抑制できる。
 なお、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御を停止するタイミングを、加熱部121Aの電力供給制御が行われている期間の途中、又は、この期間の終了タイミングとしてもよい。
<制御例EX7>
 吸引モードにおいて、制御部116Aは、センサ部112Aの出力に基づいてユーザの吸引を検知すると、振動発生部110Aの電力供給制御と、加熱部121Aの電力供給制御を同時に開始する。制御部116Aは、吸引検知してから所定時間経過後のタイミングtaにおいて、振動発生部110Aの電力供給制御を停止する。制御部116Aは、加熱部121Aの電力供給制御を開始してから、所定時間が経過するか、又は、ユーザの吸引が終了したことを検知すると、タイミングtbにおいて、加熱部121Aの電力供給制御を停止する。以降は、同様の動作が繰り返し行われる。
 このように、制御例EX7では、エアロゾルの生成と香味源131の振動とが同時に開始されるため、エアロゾルの生成直後から十分な量の香味成分をエアロゾルに付与することができ、ユーザの満足感を高めることができる。また、エアロゾルを生成している間も、香味成分がエアロゾルに付与されやすい状態を維持でき、良好な香喫味を持つエアロゾルをユーザに提供できる。
 なお、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御を停止するタイミングを、加熱部121Aの電力供給制御を終了するタイミングtbとしてもよい。
<制御例EX8>
 吸引モードにおいて、制御部116Aは、センサ部112Aの出力に基づいてユーザの吸引を検知すると、加熱部121Aの電力供給制御を開始する。その後、所定時間が経過すると、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御を開始する。
 制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御を開始してから所定時間経過後のタイミングtaにおいて、振動発生部110Aの電力供給制御を停止する。制御部116Aは、加熱部121Aの電力供給制御を開始してから、所定時間が経過するか、又は、ユーザの吸引が終了したことを検知すると、タイミングtbにおいて、加熱部121Aの電力供給制御を停止する。以降は、同様の動作が繰り返し行われる。
 制御例EX8では、制御例EX7と同様の効果を得ることができる。また、制御例EX7と比べると、振動発生部110Aの駆動期間が短くなるため、電力消費を抑制できる。また、制御例EX8では、エアロゾルが香味源131を通過してから、すなわち、香味源131が湿った状態となってから、香味源131の振動が開始される。湿った状態で香味源131を振動させることで、香味源131内の固形物に効率的に振動を伝達させることができる。
 なお、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御を停止するタイミングを、加熱部121Aの電力供給制御を終了するタイミングtbとしてもよい。
 以上の制御例EX5~EX8のいずれにおいても、吸引が繰り返されると、香味源131の香味成分の消費が進んで、香味成分がエアロゾルに付与されにくくなることが想定される。そのため、制御部116Aは、最初の吸引検知からの経過時間、又は、吸引モードになってからの累積吸引回数に基づいて、振動発生部110Aの制御内容を変更してもよい。
 例えば、制御部116Aは、経過時間又は累積吸引回数が閾値を超えた場合には、経過時間又は累積吸引回数が閾値以下の場合と比べて、振動発生部110Aに含まれる振動子の振動が強くなるように、その振動子に与える電圧の振幅を変更する、又は、電圧の周波数を変更する。振動子の振動が強くなることで、香味源131の固形物同士の衝突や摩擦がより激しくなり、香味成分が放出されやすい状態を得ることができる。このようにすることで、吸引モードにおいて、吸引が繰り返された後半の期間であっても、良好な香喫味を持つエアロゾルの生成を維持できる。
 なお、カートリッジ保持部117にモーションセンサを取り付けておき、制御部116Aは、このモーションセンサの出力に基づいて、カートリッジ保持部117の振動周波数(香味付与カートリッジ130の振動周波数とほぼ一致する値)を取得し、取得した振動周波数が目標値に収束するように、振動発生部110Aへ供給する電力を制御するフィードバック制御を行ってもよい。この場合、制御部116Aは、モーションセンサから取得した振動周波数が、目標値から閾値以上ずれている場合には、振動発生部110Aへの電力供給制御を停止して、通知部113Aによりエラーを通知させてもよい。
 エアロゾル生成装置100Aの構成は上記に限定されず、例えば、香味付与カートリッジ130(香味源131)を加熱する加熱部(加熱部121Aと同等のもの)が更に追加されてもよい。
 図7は、電源ユニット110の構造の変形例を示す図である。図7に示す電源ユニット110は、カートリッジ保持部117の側面に、加熱部としてのフィルム状のヒータHTRが追加で設けられた点を除いては、図3に示す電源ユニット110と同じ構成である。
 ヒータHTRは、フィルム状としているが、形状は特に限定されるものではない。また、ヒータHTRの位置は、カートリッジ保持部117の側面に限定されるものではない。例えば、カートリッジ保持部117の側面に振動発生部110Aを設け、カートリッジ保持部117の底面にヒータHTRを設けてもよい。
 図7に示す電源ユニット110の制御部116Aは、電源部111Aからの電力をヒータHTRに供給する制御(以下、ヒータHTRの電力供給制御とも記載)を更に行う。ヒータHTRは、電源部111Aからの電力により発熱して、カートリッジ保持部117に挿入された香味付与カートリッジ130を加熱する。
 図8は、図7に示す電源ユニット110における加熱部121A、振動発生部110A、及びヒータHTRの制御例を説明するためのタイミングチャートである。図8に示す“振動発生期間”と“エアロゾル生成期間”は、図5及び図6で説明した内容と同じである。図8に示す“加熱期間”は、波形の立ち上がり期間が、ヒータHTRの電力供給制御が行われている期間を示す。ヒータHTRの電力供給制御が行われている期間では、ヒータHTRの温度(換言すると、香味源131の温度)が目標温度へ収束するように、ヒータHTRへの電力供給が間欠的又は連続的に行われる。
 電源ユニット110の動作モードが吸引モードに移行すると、制御部116Aは、ヒータHTRの電力供給制御を開始する。制御部116Aは、ヒータHTRの電力供給制御を開始してから所定時間経過後に、振動発生部110Aの電力供給制御を開始する。その後、制御部116Aは、センサ部112Aの出力に基づいてユーザの吸引を検知すると、ヒータHTRの電力供給制御を停止し、同時に、加熱部121Aの電力供給制御を開始する。制御部116Aは、加熱部121Aの電力供給制御を開始してから、所定時間が経過するか、又は、ユーザの吸引が終了したことを検知すると、タイミングtcにおいて、加熱部121Aの電力供給制御と振動発生部110Aの電力供給制御とを停止し、更に、ヒータHTRの電力供給制御を開始する。吸引モードでは、以上の動作が繰り返し行われる。なお、吸引モードへの移行は、例えばボタン押下等のユーザ操作により行われてもよい。また、ユーザの吸引を検知して所定時間が経過するか、又は、ユーザの吸引が終了したことを検知することにより、加熱部121Aの電力供給制御と振動発生部110Aの電力供給制御とを停止することで、吸引モードを終了するようにしてもよい。この場合は、加熱部121Aの電力供給制御の停止によりヒータHTRの電力供給制御を再開しなくてよく、再度吸引モードに移行した際に、制御部116AがヒータHTRの電力供給制御を開始すればよい。
 このように、ヒータHTRへの電力供給を行っている期間に、振動発生部110Aへの電力供給を開始することで、香味源131に熱と振動が十分に付与された状態でエアロゾルを生成できる。このため、多くの香味成分が付与されたエアロゾルを生成できる。
 なお、図8の制御例において、制御部116Aは、ヒータHTRの電力供給制御を開始してから、香味源131の温度が所定値に到達した後に、振動発生部110Aの電力供給制御を開始してもよい。これにより、香味源131が十分に加熱された状態で香味源131に振動を加えることができるため、エアロゾルへ香味成分が付与されやすい状態を効果的に形成することができる。
 また、図8の制御例において、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御の開始タイミングを、ヒータHTRの電力供給制御の開始タイミングと一致させてもよい。これにより、香味源131に熱と振動が十分に付与された状態でエアロゾルを生成できる。
 また、図8の制御例において、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御の終了タイミングを、吸引を検知したタイミングと一致させてもよいし、吸引を検知したタイミングとタイミングtcの間のタイミングとしてもよい。
 また、図8の制御例において、制御部116Aは、振動発生部110Aの電力供給制御の開始タイミングを、加熱部121Aの電力供給制御の開始タイミングと一致させてもよいし、加熱部121Aの電力供給制御の開始タイミングよりも後にしてもよい。この場合、制御部116Aは、加熱期間において目標温度まで香味源131が加熱できていない場合にのみ、吸引検知後に振動発生部110Aによって振動を発生させるようにしてもよい。換言すると、吸引検知時点で香味源131が目標温度に達していたら、その後のエアロゾル生成期間における振動発生部110Aの振動は省略してもよい。このように、加熱期間において目標温度まで香味源131が加熱できていない場合にのみ、吸引検知後に振動発生部110Aによって振動を発生させる場合には、振動発生部110Aにより発生させる振動の強度を、吸引検知の直前の香味源131の温度に基づいて決定することが好ましい。例えば、吸引検知の直前の香味源131の温度が低いほど、振動の強度を強くすることが好ましい。
 エアロゾル生成装置100Aにおいて、エアロゾル源を加熱する手段は、加熱部121Aによる直接的な加熱に限定されない。例えば、誘導加熱によってエアロゾル源を加熱してもよい。誘導加熱を採用する場合には、加熱部121Aをリアクトルとし、液貯蔵部123の内部にサセプタを収容する構成とすればよい。この構成では、リアクトルへの電力供給によって、サセプタを誘導加熱により加熱して、エアロゾル源を加熱することができる。また、エアロゾル源を加熱ではなく超音波振動によって霧化する構成を採用してもよい。超音波振動による霧化を採用する場合には、加熱部121Aが超音波振動子に置換される。
 電源ユニット110において、香味源131を加熱する手段は、ヒータHTRによる直接的な加熱に限定されない。例えば、誘導加熱によって香味源131を加熱してもよい。誘導加熱を採用する場合には、ヒータHTRをリアクトルとし、香味源131の内部にサセプタを収容する構成とすればよい。この構成では、リアクトルへの電力供給によって、サセプタを誘導加熱により加熱して、香味源131を加熱することができる。
 図9は、エアロゾル生成装置の第2の構成例を模式的に示す模式図である。図9に示すエアロゾル生成装置100Bは、振動発生部111B、電源部111C、センサ部112B、通知部113B、記憶部114B、通信部115B、制御部116B、加熱部121B、保持部140、及び断熱部144を含む電源ユニット110Cと、エアロゾル形成体を構成するスティック型基材150と、を備える。
 振動発生部111B、電源部111C、センサ部112B、通知部113B、記憶部114B、通信部115B、及び制御部116Bの各々は、第1の構成例のエアロゾル生成装置100Aに含まれる対応する構成要素と実質的に同一である。
 保持部140は、内部空間141を有し、内部空間141にスティック型基材150の一部を収容しながらスティック型基材150を保持する。保持部140は、内部空間141を外部に連通する開口142を有し、開口142から内部空間141に挿入されたスティック型基材150を保持する。例えば、保持部140は、開口142及び底部143を底面とする筒状体であり、柱状の内部空間141を画定する。保持部140は、スティック型基材150へ供給される空気の流路を画定する機能も有する。かかる流路への空気の入り口である空気流入孔は、例えば底部143に配置される。他方、かかる流路からの空気の出口である空気流出孔は、開口142である。
 スティック型基材150は、基材部151及び吸口部152を含む。基材部151は、エアロゾル源と香味源を含む。なお、本構成例において、エアロゾル源は液体に限られるものではなく、固体であってもよい。スティック型基材150が保持部140に保持された状態において、基材部151の少なくとも一部は内部空間141に収容され、吸口部152の少なくとも一部は開口142から突出する。そして、開口142から突出した吸口部152をユーザが咥えて吸引すると、図示しない空気流入孔から内部空間141に空気が流入し、基材部151から発生するエアロゾルと共にユーザの口内に到達する。
 図9に示した例では、加熱部121Bは、シート状のヒータであり、保持部140の外周を覆うように配置される。加熱部121Bが発熱すると、スティック型基材150の基材部151が外周から加熱され、エアロゾルが生成される。図9に示した例では、振動発生部111Bが、例えば保持部140と接触する状態で配置されて、保持部140を振動させることで、香味源とエアロゾル源を含むスティック型基材150を振動させる。
 断熱部144は、加熱部121Bから他の構成要素への伝熱を防止する。例えば、断熱部144は、真空断熱材、又はエアロゲル断熱材等により構成される。断熱部144は、保持部140の振動を外側に伝達させないための防振機能を有していてもよい。
 以上のエアロゾル生成装置100Bでは、基材部151に含まれるエアロゾル源と香味源が加熱部121Bによって同時に加熱されることで、エアロゾルが生成される。制御部116Bは、例えば、加熱部121Bへ電力を供給する制御を行う期間よりも前に、振動発生部111Bへ電力を供給する制御を開始したり、この期間の開始と同時又はこの期間の開始から所定時間経過後に振動発生部111Bへ電力を供給する制御を開始したりする。これにより、香味成分が放出されやすい状態で、エアロゾルの生成が可能となる。
 エアロゾル生成装置100Bの構成は上記に限定されず、以下に例示する多様な構成をとり得る。一例として、加熱部121Bは、ブレード状のヒータによって構成され、保持部140の底部143から内部空間141に突出するように配置されてもよい。その場合、加熱部121Bは、基材部151に挿入され、スティック型基材150の基材部151を内部から加熱する。基材部151を加熱する手段は、加熱部121Bによる直接的な加熱に限定されない。例えば、誘導加熱によって基材部151を加熱してもよい。
 本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1)
 電源(電源部111A)と、
 霧化部(加熱部121A)によってエアロゾル源を霧化することで生成されたエアロゾルに香味を付与する香味源(香味源131)の近傍に配置された、上記霧化部とは別体の振動発生部(振動発生部110A)と、
 上記霧化部と上記振動発生部への上記電源からの電力の供給制御を行うプロセッサ(制御部116A)と、を備えるエアロゾル生成装置(エアロゾル生成装置100A)の電源ユニット(電源ユニット110)。
 (1)によれば、振動発生部への電力供給によって香味源を振動させることができる。香味源を振動させることで、エアロゾルに付与する香味成分量を適切に制御することができ、良好な香喫味のエアロゾルを生成可能となる。
(2)
 (1)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記振動発生部は、上記電源ユニットの筐体と上記香味源のうち上記香味源の少なくとも一部をより強く振動させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (2)によれば、香味源を振動させるための専用の振動発生部によって、エアロゾルに付与する香味成分量を適切に制御することができる。
(3)
 (1)又は(2)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記エアロゾル源と上記香味源は、異なる容器に収容されており、
 上記振動発生部の振動は、上記香味源を収容する容器(香味付与カートリッジ130)に伝達される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (3)によれば、エアロゾル源と香味源のうちの香味源のみを収容する容器を振動発生部により振動させることができる。このため、エアロゾルに付与する香味成分量をより適切に制御することができる。
(4)
 (3)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記振動発生部は、上記香味源を収容する容器の底面に対向配置される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (4)によれば、香味源を振動させる構成を容易に実現できる。
(5)
 (1)から(4)のいずれかに記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記振動発生部は、複数の振動子(圧電素子119)を含む、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (5)によれば、香味源に与える振動パターンを複雑にすることができ、エアロゾルに付与する香味成分量をより柔軟に制御できる。
(6)
 (5)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記複数の振動子は、上記香味源を収容する容器の中心位置を挟んで対向配置される2つの振動子のペアを少なくとも1つ含む、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (6)によれば、香味源に与える振動を安定させることができ、エアロゾルに付与する香味成分量を高精度に制御できる。
(7)
 (5)又は(6)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記複数の振動子を全て同じタイミングで振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (7)によれば、振動制御を容易に行うことができる。
(8)
 (6)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記複数の振動子は、上記ペアとして、2つの振動子が第1方向に並ぶ第1ペア(圧電素子119aと圧電素子119cのペア)と2つの振動子が上記第1方向と交差する第2方向に並ぶ第2ペア(圧電素子119bと圧電素子119dのペア)を含み、
 上記プロセッサは、上記第1ペアと上記第2ペアを異なるタイミングで振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (8)によれば、香味源に複雑な振動を加えることができる。
(9)
 (8)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記第1ペアと上記第2ペアを異なる周期で振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (9)によれば、香味源に複雑な振動を加えることができる。
(10)
 (5)又は(6)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記複数の振動子を全て異なるタイミングで振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (10)によれば、香味源に複雑な振動を加えることができる。
(11)
 (1)から(10)のいずれかに記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記振動発生部の振動周波数は、非可聴帯域に属する、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (11)によれば、振動発生部が振動していることをユーザに意識させずにすみ、使用感を向上させることができる。
(12)
 (1)から(11)のいずれかに記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記振動発生部は、圧電素子により構成される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (12)によれば、電源ユニットの小型化が可能となる。
(13)
 (1)から(12)のいずれかに記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記霧化部への電力供給を開始したタイミング以降に、上記振動発生部による振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (13)によれば、エアロゾルが香味源を通過した状態で香味源に振動が付与されるため、エアロゾルへ香味成分が付与されやすい状態を効果的に形成することができる。また、振動発生部の作動期間を少なくできるため、省電力化が可能になる。
(14)
 (13)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記霧化部への電力供給を開始したタイミングと同時に、上記振動発生部による振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (14)によれば、エアロゾルの生成開始直後から、香味成分が十分に付与されたエアロゾルの生成が可能になる。
(15)
 (13)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記霧化部への電力供給を開始したタイミングから所定時間経過後に、上記振動発生部による振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (15)によれば、多くのエアロゾルが香味源を通過した状態で香味源に振動が付与されるため、エアロゾルへ香味成分が付与されやすい状態を効果的に形成することができる。
(16)
 (1)から(12)のいずれかに記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記霧化部への電力供給に先立ち、上記振動発生部による振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (16)によれば、エアロゾルの生成前に香味源に振動が付与されるため、エアロゾルに香味成分が付与されやすい状態でエアロゾルを生成することができる。この結果、良好な香喫味のエアロゾルを生成できる。
(17)
 (16)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記振動発生部による振動を停止させてから、上記霧化部への電力供給を開始する、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (17)によれば、霧化部と振動発生部へ同時に電力供給がなされないため、電源の劣化を防ぐことができる。
(18)
 (16)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記霧化部への電力供給を開始した後に、上記振動発生部による振動を停止させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (18)によれば、エアロゾルが生成されている間も香味源を振動させることができるため、良好な香喫味のエアロゾルを生成できる。
(19)
 (13)から(15)のいずれかに記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、ユーザによる吸引を検知したことをトリガとして、上記霧化部への電力供給と上記振動発生部への電力供給を行う、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (19)によれば、ユーザの吸引をトリガとしてエアロゾルの生成と香味源への振動付与とが行われるため、電力を効率的に利用して電源の劣化を防ぐことができる。
(20)
 (1)から(19)のいずれかに記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記香味源を加熱する加熱部(ヒータHTR)を更に備え、
 上記プロセッサは、上記加熱部への上記電源からの電力の供給制御を更に行う、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (20)によれば、香味源を加熱することでエアロゾルに香味成分をより多く付与できる。
(21)
 (20)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記加熱部への電力供給を行っている期間に、上記振動発生部への電力供給を開始する、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (21)によれば、例えば、香味源に熱と振動が十分に付与された状態でエアロゾルを生成できるため、多くの香味成分が付与されたエアロゾルを生成できる。
(22)
 (21)に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記プロセッサは、上記加熱部への電力供給を開始してから、所定時間経過後、又は、上記香味源の温度が所定値に到達後に、上記振動発生部への電力供給を開始する、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
 (22)によれば、香味源が十分に加熱された状態で香味源に振動を加えることができるため、エアロゾルへ香味成分が付与されやすい状態を効果的に形成することができる。また、加熱期間の全てで振動を発生させる場合と比べて、電力消費を抑制できる。
(23)
 (1)から(22)のいずれかに記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
 上記香味源は、固体である、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
100A エアロゾル生成装置
110A 振動発生部
110 電源ユニット
110a 筐体
111A 電源部
116A 制御部
117 カートリッジ保持部
119a,119b,119c,119d,119 圧電素子
120 カートリッジ
121A 加熱部
130 香味付与カートリッジ
131 香味源

Claims (15)

  1.  電源と、
     霧化部によってエアロゾル源を霧化することで生成されたエアロゾルに香味を付与する香味源の近傍に配置された、前記霧化部とは別体の振動発生部と、
     前記霧化部と前記振動発生部への前記電源からの電力の供給制御を行うプロセッサと、を備えるエアロゾル生成装置の電源ユニット。
  2.  請求項1に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記振動発生部は、前記電源ユニットの筐体と前記香味源のうち前記香味源の少なくとも一部をより強く振動させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  3.  請求項1又は2に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記エアロゾル源と前記香味源は、異なる容器に収容されており、
     前記振動発生部の振動は、前記香味源を収容する容器に伝達される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  4.  請求項3に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記振動発生部は、前記香味源を収容する容器の底面に対向配置される、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  5.  請求項1から4のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記振動発生部は、複数の振動子を含む、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  6.  請求項5に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記複数の振動子は、前記香味源を収容する容器の中心位置を挟んで対向配置される2つの振動子のペアを少なくとも1つ含む、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  7.  請求項5又は6に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記プロセッサは、前記複数の振動子を全て同じタイミングで振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  8.  請求項6に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記複数の振動子は、前記ペアとして、2つの振動子が第1方向に並ぶ第1ペアと2つの振動子が前記第1方向と交差する第2方向に並ぶ第2ペアを含み、
     前記プロセッサは、前記第1ペアと前記第2ペアを異なるタイミングで振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  9.  請求項1から8のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記プロセッサは、前記霧化部への電力供給を開始したタイミング以降に、前記振動発生部による振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  10.  請求項9に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記プロセッサは、前記霧化部への電力供給を開始したタイミングから所定時間経過後に、前記振動発生部による振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  11.  請求項1から8のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記プロセッサは、前記霧化部への電力供給に先立ち、前記振動発生部による振動を開始させる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  12.  請求項9又は10に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記プロセッサは、ユーザによる吸引を検知したことをトリガとして、前記霧化部への電力供給と前記振動発生部への電力供給を行う、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  13.  請求項1から12のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記香味源を加熱する加熱部を更に備え、
     前記プロセッサは、前記加熱部への前記電源からの電力の供給制御を更に行い、前記加熱部への電力供給を行っている期間に、前記振動発生部への電力供給を開始する、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  14.  請求項13に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記プロセッサは、前記加熱部への電力供給を開始してから、所定時間経過後、又は、前記香味源の温度が所定値に到達後に、前記振動発生部への電力供給を開始する、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
  15.  請求項1から14のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
     前記香味源は、固体である、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005034021A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Seiko Epson Corp 電子タバコ
JP2021516064A (ja) * 2018-02-26 2021-07-01 ネルディア リミテッド 装置、システム及び方法

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