WO2023100341A1 - 車体フレームの前部構造 - Google Patents

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/02Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members

Definitions

  • the rear area RA where the cabin is mounted is wider in the vehicle width direction than the front area FA where the engine is mounted.
  • the width is gradually widened in the vehicle width direction between the area RA and the area RA.
  • An engine mount 11, a strut tower 12, and a bump stopper bracket 13 projecting outward in the vehicle width direction are provided in the front area FA, and an area MA extending from the front area FA to the rear area RA projects outward in the vehicle width direction.
  • a cab mount bracket 14 is provided.
  • the strut tower 12 is configured to protrude in the height direction of the vehicle, and accommodates a shock absorber (not shown) and a coil spring (not shown).
  • the bulkhead 23 has a leg portion joined to the side wall on the inner side in the vehicle width direction of the side frame 2, and a contact surface joined to the side wall on the outer side in the vehicle width direction.
  • the leg portion 232 is joined to the side wall 21 a of the inner frame 21 and the contact surface 231 is joined to the side wall 22 a of the outer frame 22 .
  • the bulkhead 23 overlaps the vehicle height direction upper portion of the bump stopper bracket 13 in the vehicle longitudinal direction
  • the reinforcement 25 overlaps the vehicle height direction lower portion of the bump stopper bracket 13 in the vehicle longitudinal direction.
  • the front structure of the vehicle body frame (1) according to the aspect [1] is provided as a pair of left and right side frames (2, 2) that are spaced apart in the vehicle width direction and extend along the vehicle front-rear direction. ), strut towers (12) respectively provided at vehicle front portions of the pair of side frames (2, 2), and strut towers (12) located in the vicinity of the rear in the vehicle front-rear direction of the strut tower (12) along the vehicle width direction.
  • a vehicle body frame (1) front structure according to another aspect is the vehicle body frame (1) front structure according to [2], wherein the bulkhead (23) includes the side frame ( 2), the leg portion (232) is joined to the side wall on the inner side in the vehicle width direction, and the contact surface (231) is joined to the side wall on the outer side in the vehicle width direction.
  • a vehicle body frame (1) front structure is the vehicle body frame (1) front structure according to [4], wherein the rear end of the bulkhead (23) in the vehicle longitudinal direction is , and front ends of the reinforcements (24, 25) in the vehicle front-rear direction are provided so as to overlap with the connecting portion of the cross member (32) to the side frame (2) when viewed in the vehicle width direction.
  • a vehicle body frame (1) front structure is the vehicle body frame (1) front structure according to any one of [1] to [7], comprising: (2) includes an inner frame (21) forming the side wall on the inner side in the vehicle width direction and an outer frame (22) forming the side wall on the outer side in the vehicle width direction, the inner frame (21) comprising: The outer frame (22) has upper and lower walls (21b, 21c) extending outward in the vehicle width direction from the upper and lower ends of the side walls, and has a concave cross section with the outer side in the vehicle width direction open.

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Abstract

車体フレームの前部構造は、車幅方向に間隔を空けて左右一対で設けられ、車両前後方向に沿って延びる中空形状の一対のサイドフレームと、前記一対のサイドフレームの車両前部にそれぞれ設けられるストラットタワーと、前記ストラットタワーの車両前後方向後方近傍に位置して車幅方向に沿って延び、前記一対のサイドフレーム間を連結するクロスメンバと、を備えた車体フレームの前部構造であって、前記サイドフレームは、その内部に、車幅方向に対向する側壁間を長手方向の一定の範囲に亘って補強するバルクヘッドを有し、前記クロスメンバは、前記ストラットタワーから車両後方に所定の間隔を空けた位置で前記サイドフレームに結合され、前記バルクヘッドは、車幅方向から見て前記クロスメンバの前記サイドフレームとの結合部に重ねて配置される。

Description

車体フレームの前部構造
 本開示は、車体フレームの前部構造に関する。
 特許文献1には、サイドフレームの内部にバルクヘッドが設けられた車体フレームの前部構造が開示されている。かかるバルクヘッドは、荷重伝達部材であって、車両側面視(車両前後方向)においてキャブマウントブラケット及びクロスメンバに重なるように配置されている。
 特許文献1に開示された車体フレームの前部構造によれば、オフセット前面衝突時に、キャブマウントブラケットに衝突荷重が入力され、キャブマウントブラケットに衝突荷重が局所集中する。この衝突荷重はキャブマウントブラケットからバルクヘッドを介してサイドフレームに伝達され、サイドフレーム及びクロスメンバに分散される。また、サイドフレームを変形させることで衝撃を吸収する場合には、バルクヘッドに設けられた脆弱部(切り欠き部)を起点として変形する。
特開2016-78509号公報
 しかしながら、特許文献1に開示された車体フレームの前部構造では、車両のオフセット前面衝突時に、バルクヘッドに設けられた脆弱部(切り欠き部)を起点として変形するので、ストラットタワーの車両前後方向直後に設けられたサスペンションクロスメンバよりも車両前後方向後方においてサイドフレームの変形を抑制できない。
 本開示は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、車両のオフセット前面衝突時に、ストラットタワーの車両前後方向直後に設けられたサスペンションクロスメンバよりも車両前後方向後方においてサイドフレームの変形を抑制できる車体フレームの前部構造を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するため、本開示に係る車体フレームの前部構造は、車幅方向に間隔を空けて左右一対で設けられ、車両前後方向に沿って延びる中空形状の一対のサイドフレームと、前記一対のサイドフレームの車両前部にそれぞれ設けられるストラットタワーと、前記ストラットタワーの車両前後方向後方近傍に位置して車幅方向に沿って延び、前記一対のサイドフレーム間を連結するクロスメンバと、を備えた車体フレームの前部構造であって、前記サイドフレームは、その内部に、車幅方向に対向する側壁間を長手方向の一定の範囲に亘って補強するバルクヘッドを有し、前記クロスメンバは、前記ストラットタワーから車両後方に所定の間隔を空けた位置で前記サイドフレームに結合され、前記バルクヘッドは、車幅方向から見て前記クロスメンバの前記サイドフレームとの結合部に重ねて配置される。
 本開示の車体フレームの前部構造によれば、車両がオフセット前面衝突した場合に、その衝突荷重はバルクヘッド及びクロスメンバを介して非衝突側に伝達される。これにより、車両のオフセット前面衝突時に、ストラットタワーの車両後方に設けられたクロスメンバよりも後方におけるサイドフレームの変形を抑制できる。
実施形態に係る車体フレームの前部構造の構成を概略的に示す平面図である。 図1に示したサイドフレームの構成を示す模式図である。 図2に示したランスを説明するための断面図である。 図1に示した車体フレームの前部構造の要部詳細を示す斜視図である。 図4に示したV-V面断面図である。 図4に示したバルクヘッドの詳細を示す斜視図である。 図6に示したVII方向矢視図である。 オフセット前面衝突直後の車体フレームの前部構造を示す平面図である。 オフゼット前面衝突後の車体フレームの前部構造を示す平面図である。
 以下、添付図面を参照して実施形態に係る車体フレームの前部構造について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
 図1は、実施形態に係る車体フレーム1の前部構造を概略的に示す平面図である。図1に示すように、実施形態に係る車体フレーム1の前部構造は、車幅方向に間隔を空けて左右一対で設けられ、車両前後方向に沿って延びる一対のサイドフレーム2,2と、車幅方向に沿って延び、一対のサイドフレーム2,2間を連結する複数のクロスメンバ31,32,33と、を備えている。
 一対のサイドフレーム2,2は、車両前後方向においてエンジンが搭載される前部領域FAよりもキャビンが搭載される後部領域RAの方が車幅方向に幅広であって、前部領域FAと後部領域RAとの間で徐々に車幅方向に拡幅されている。前部領域FAには車幅方向外側に張り出したエンジンマウント11、ストラットタワー12及びバンプストッパブラケット13が設けられ、前部領域FAから後部領域RAに至る領域MAには車幅方向外側に張り出したキャブマウントブラケット14が設けられている。ストラットタワー12は車両高さ方向にタワー状に突き出て構成され、ショックアブソーバ(図示せず)及びコイルスプリング(図示せず)が収容される。ストラットタワー12はほかの部位よりも強度及び剛性が高く、オフセット前面衝突時においても変形しないように構成されている。バンプストッパブラケット13は、車両高さ方向上方から下方に拡大する半円錐状の中空部品であって、その下面がサスペンションアーム(図示せず)の上方への移動を規制するように構成されている。
 図2に示すように、一対のサイドフレーム2,2のそれぞれは、中空形状であって、例えば、車幅方向内側に設けられたインナフレーム21と、インナフレーム21の車幅方向外側にインナフレーム21と間隔を空けて設けられたアウタフレーム22と、を含んでいる。インナフレーム21は車幅方向外側が凹となる断面凹状の溝型であり、アウタフレーム22は車幅方向内側が凹となる断面凹状の溝型である。サイドフレーム2は、インナフレーム21の上下壁21b,21cのそれぞれとアウタフレーム22の上下壁22b,22cのそれぞれが重ね合わされて断面が矩形の筒状に構成される。例えば、インナフレーム21及びアウタフレーム22は一様な厚みの鋼板をプレス加工することにより溝型に構成され、溝の底が平坦な面により構成され、溝の上下壁21b,21c(22b,22c)が溝の底から突出するように形成される。そして、インナフレーム21の上下壁21b,21cにアウタフレーム22の上下壁22b,22cが嵌め込まれ、重ね合わされた上下壁21b,21c(22b,22c)で接合(溶接)される。尚、インナフレーム21の上下壁21b,21cにアウタフレーム22の上下壁22b,22cが嵌め込まれ、重ね合わされた上下壁21b、21c(22b,22c)で接合される例を示したが、インナフレーム21の上下壁21b,21cがアウタフレーム22の上下壁22b,22cに嵌め込まれ、重ね合わせた上下壁21b,21c(22b,22c)で接合されるものでもよい。
 また、例えば、インナフレーム21の上下壁21b,21cには長手方向複数箇所にランス21dが設けられている。図3に示すように、ランス21dは、インナフレーム21とアウタフレーム22の間隔を規定するためのもので、インナフレームの上壁21bが切り曲げられて設けられる。そして、切り曲がられたランスの端面21d1がアウタフレーム22の上壁22bの突き当て面となり、ランス21dの端面21d1にアウタフレーム22の上壁22bの端面22b1を突き当てることによりインナフレーム21とアウタフレーム22の間隔が規定される。
 図1に示すように、一対のサイドフレーム2,2の前端にはバンパリンフォース15が架設されている。尚、一対のサイドフレーム2,2のそれぞれとバンパリンフォース15との間にはクラッシュボックス(図示せず)が設けられていてもよい。
 複数のクロスメンバ31,32,33のうち車両前後方向前方側の二つのクロスメンバ31,32は、サスペンションクロスメンバである。サスペンションクロスメンバ31,32は、サスペンション(懸架装置)の近くに設けられるクロスメンバであり、車両前後方向においてストラットタワー12を挟んで両側に設けられている。サスペンションクロスメンバ31,32は、ほかのクロスメンバ33よりも強度及び剛性が高く、車体フレーム1の変形が抑制される。
 図4は、図1に示した車体フレーム1の前部構造の要部詳細を示す側面図である。尚、図示の都合上、アウタフレーム22を省略し、バンプストッパブラケット13を仮想線(二点鎖線)で示すが、アウタフレーム22及びバンプストッパブラケット13が存在しないことを意味するものではない。
 図4に示すように、実施形態に係る車体フレーム1の前部構造は、ストラットタワー12の車両前後方向直後に設けられたサスペンションクロスメンバ32と車両前後方向に重なる位置にバルクヘッド23を備えている。バルクヘッド23は、サイドフレーム2の内部に設けられ、車幅方向に対向する側壁間を長手方向の一定の範囲に亘って補強する。バルクヘッド23は、例えば、車幅方向から見て、クロスメンバ32(サスペンションクロスメンバ32)のサイドフレーム2との結合部に重ねて配置される。
 バルクヘッド23は、サイドフレーム2の車幅方向の何れか一方の側壁の内面に対向する当接面と、当接面からサイドフレーム2の車幅方向の他方に延びて他方側の側壁に接合される脚部と、を有する。例えば、図4及び図5に示す例では、バルクヘッド23は、アウタフレーム22の側壁22aに対向する当接面231と、当接面231からインナフレーム21の側壁21aに延びる脚部232と、を有する。そして、脚部232又は当接面231の少なくとも一方がインナフレーム21の側壁22a又はアウタフレーム22の側壁22aに接合(溶接)される。
 バルクヘッド23は、サイドフレーム2の車幅方向内側の側壁に脚部が接合され、車幅方向外側の側壁に当接面が接合される。例えば、図4及び図5に示す例では、脚部232がインナフレーム21の側壁21aに接合されるとともに、当接面231がアウタフレーム22の側壁22aに接合される。このように脚部232がインナフレーム21の側壁21aに接合されるとともに、当接面231がアウタフレーム22の側壁22aに接合されると、サスペンションクロスメンバ32によるサイドフレーム2のねじれ変形を抑制できる。
 図5に示すように、バルクヘッド23は、インナフレーム21とアウタフレーム22の間隔を規定している。図5に示す例では、バルクヘッド23は、インナフレーム21の側壁21aとアウタフレーム22の側壁22aとの間に配置され、インナフレーム21とアウタフレーム22の間隔を規定している。このようにバルクヘッド23がインナフレーム21とアウタフレーム22の間隔を規定すると、インナフレーム21又はアウタフレーム22にインナフレーム21とアウタフレーム22の間隔を規定するランス21dを車両前後方向においてサスペンションクロスメンバ32と重なる位置に設けなくてもよい。よって、サスペンションクロスメンバ32と車両前後方向において重なる位置おけるサイドフレーム2の曲げ強度が低下する要因を排除できる。
 図6に示すように、バルクヘッド23は、直方体の箱状であって、底となる面が当接面231を構成し、側面となる部分が脚部232,232を構成する。例えば、バルクヘッド23は一様な厚みの鋼板をプレス加工により箱状に構成される。バルクヘッド23は、当接面231が平坦な面で構成され、アウタフレーム22の側壁22a(平坦な面)に対向する。また、バルクヘッド23は、脚部232,232が当接面231の車両前後方向両側の縁のそれぞれからインナフレーム21の側壁21aに延び、該脚部232の端部に設けられたフランジ233によってインナフレーム21の側壁21a(平坦な面)に接合される。尚、一方の脚部232には、当接面231からインナフレーム21の側壁21aに延びる凹部232aが設けられ、他方の脚部232には、当接面231からインナフレーム21の側壁21aに延びる傾斜部232bが設けられている。これにより、脚部232,232の車幅方向の圧縮強度が高められ、オフセット前面衝突時にアウタフレーム22からインナフレーム21に荷重が伝達される。
 また、バルクヘッド23は、当接面231の車両高さ方向両側の縁のそれぞれからインナフレーム21に向けて延びる一対のフラップ234,234を有する。一対のフラップ234,234は、箱の上面及び下面となる部分で構成され、バルクヘッド23の脚部232となる両側の側面の上縁及び下縁に接合される。これにより、バルクヘッド23の車幅方向の圧縮強度が高められている。
 図4及び図5に示すように、サイドフレーム2は、その内部において、サイドフレーム2の車幅方向外側の側壁の内面に接合され、バルクヘッド23の近傍から車両前後方向後方に向かって側壁の内面に沿って延びるリンフォースを備える。図4及び図5に示す例では、アウタフレーム22の車幅方向内側であって、バルクヘッド23から車両前後方向後方に、車両前後方向に沿って延びるリンフォース24,25を備えている。リンフォース24,25は、車両高さ方向に一対のリンフォースで構成され、一対のリンフォース24,25のそれぞれは、断面がL字状のアングル状であって、一対のリンフォース24,25のそれぞれのL字状の断面がアウタフレーム22の側壁22aと上壁22bの境界、及び側壁22aと下壁22cの境界に沿って配置される(図5参照)。このようにバルクヘッド23から車両前後方向後方に、車両前後方向に沿って延びるリンフォース24,25を備えると、バルクヘッド23から車両前後方向後方におけるアウタフレーム22の面外変形を抑制できる。そして、一対のリンフォース24,25のそれぞれがアウタフレーム22の側壁22aと上壁22bの境界、及び車幅方向外側面と下壁22cの境界に沿って配置されることで、アウタフレーム22の外表面に現れる上下一対の稜線が補強される。これにより、バルクヘッド23から車両前後方向後方におけるサイドフレーム2の変形を抑制できる。
 図4に示すように、バルクヘッド23の車両前後方向後端と、リンフォース24,25の車両前後方向前端とが、車幅方向から見て、クロスメンバ32(サスペンションクロスメンバ32)のサイドフレーム2との結合部と重なるよう設けられる。図4に示す例では、バルクヘッド23とリンフォース24,25の境界部分は、サスペンションクロスメンバ32と車両前後方向において重なっている。このようにバルクヘッド23とリンフォース24,25の境界部分がサスペンションクロスメンバ32と車両前後方向において重なっていると、車両のオフセット前面衝突時に、バルクヘッド23とリンフォース24,25の境界部分でサイドフレーム2が変形するのを抑制できる。
 図1に示すように、サイドフレーム2は、クロスメンバ32(サスペンションクロスメンバ32)の車両後方で車幅方向外側に傾斜される傾斜部2Bを有し、リンフォース24,25は、図4に示すように、傾斜部2Bまで延びている。
 また、バルクヘッド23は、車幅方向から見て、バンプストッパブラケット13と重なる位置に配置される。図4に示す例では、バルクヘッド23は、バンプストッパブラケット13と車両前後方向に重なっている。このようにバルクヘッド23がバンプストッパブラケット13と車両前後方向において重なっていると、車両のオフセット前面衝突時に、バルクヘッド23とバンプストッパブラケット13とが重なる部分でサイドフレーム2が変形するのを抑制できる。
 また、リンフォース24,25は、バンプストッパブラケット13と車両前後方向において一部が重なっている。このようにリンフォース24,25がバンプストッパブラケット13と車両前後方向において一部が重なっていると、車両のオフセット前面衝突時に、バルクヘッド23とリンフォース24,25の境界部分でサイドフレーム2が変形するのを抑制できる。
 図4に示す例では、バルクヘッド23はバンプストッパブラケット13の車両高さ方向上部と車両前後方向において重なり、リンフォース25はバンプストッパブラケット13の車両高さ方向下部と車両前後方向において重なっている。このようにバルクヘッド23がバンプストッパブラケット13の車両高さ方向上部と車両前後方向において重なり、リンフォース25がバンプストッパブラケット13の車両高さ方向下部と車両前後方向において重なっていると、車両のオフセット前面衝突時に、バンプストッパブラケット13がバルクヘッド23と重なる部分、及び、バンプストッパブラケット13がリンフォース25と重なる部分で、サイドフレーム2が変形するのを抑制できる。
 また、バンプストッパブラケット13は、車幅方向から見て、バルクヘッド23及びリンフォース25の両者に跨がって重なるように設けられる。このようにバンプストッパブラケット13がバルクヘッド23及びリンフォース25の両者に跨がって重なるように設けられると、車両のオフセット前面衝突時に、バルクヘッド23とリンフォース25の境界部分でサイドフレーム2が変形するのを抑制できる。
 上述した実施形態に係る車体フレーム1の前部構造によれば、バルクヘッド23はアウタフレーム22の側壁22aに対向する当接面231と当該当接面231からインナフレーム21の側壁21aに延びる脚部232を有するので、図8に示すように、車両がオフセット前面衝突した場合にアウタフレーム22の側壁22aがバルクヘッド23の当接面231に当接することで、アウタフレーム22の面外変形を抑制できる。また、バルクヘッド23はストラットタワー12の車両前後方向直後に設けられたサスペンションクロスメンバ32と車両前後方向において重なるので、車両がオフセット前面衝突した場合にその衝突荷重はバルクヘッド23及びサスペンションクロスメンバ32を介して非衝突側に伝達できる。よって、図9に示すように、車両のオフセット前面衝突時に、ストラットタワー12と当該ストラットタワー12の車両前後方向直後に設けられたサスペンションクロスメンバ32との間でサイドフレーム2が折れ曲がり、衝突エネルギが吸収される。これにより、車両のオフセット前面衝突時に、ストラットタワー12の車両前後方向直後に設けられたサスペンションクロスメンバ32よりも車両前後方向後方におけるサイドフレーム2の変形を抑制できる。この結果、衝突果樹をコントロールしサスペンションクロスメンバ32よりも車両前方で変形(折る)させることができる。
 本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
 上記各実施形態に記載の内容は、例えば、以下のように把握される。
[1]の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、車幅方向に間隔を空けて左右一対で設けられ、車両前後方向に沿って延びる中空形状の一対のサイドフレーム(2,2)と、前記一対のサイドフレーム(2,2)の車両前部にそれぞれ設けられるストラットタワー(12)と、前記ストラットタワー(12)の車両前後方向後方近傍に位置して車幅方向に沿って延び、前記一対のサイドフレーム(2,2)間を連結するクロスメンバ(32)と、を備えた車体フレーム(1)の前部構造であって、前記サイドフレーム(2)は、その内部に、車幅方向に対向する側壁間を長手方向の一定の範囲に亘って補強するバルクヘッド(23)を有し、前記クロスメンバ(32)は、前記ストラットタワー(12)から車両後方に所定の間隔を空けた位置で前記サイドフレーム(2)に結合され、前記バルクヘッド(23)は、車幅方向から見て前記クロスメンバ(32)の前記サイドフレーム(2)との結合部に重ねて配置される。
 このような構成によれば、車両がオフセット前面衝突した場合に、その衝突荷重はバルクヘッド(23)及びクロスメンバ(32)を介して非衝突側に伝達される。よって、車両のオフセット前面衝突時に、ストラットタワー(12)の車両後方に設けられたクロスメンバ(32)よりも後方におけるサイドフレーム(2)の変形を抑制できる。これにより、衝突荷重をコントロールしクロスメンバ(32)よりも車両前方で変形(折る)させることができる。
[2]別の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、[1]に記載の車体フレーム(1)の前部構造であって、前記バルクヘッド(23)は、前記サイドフレーム(2)の車幅方向の何れか一方の前記側壁の内面に対向する当接面(231)と、前記当接面(231)から前記サイドフレーム(2)の車幅方向の他方に延びて他方側の前記側壁に接合される脚部(232)と、を有する。
 このような構成によれば、車両がオフセット前面衝突した場合に、サイドフレーム(2)の車幅方向の何れか一方の側壁の内面がバルクヘッド(23)の当接面(231)に当接することで、サイドフレームの面外変形を抑制できる。
[3]別の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、[2]に記載の車体フレーム(1)の前部構造であって、前記バルクヘッド(23)は、前記サイドフレーム(2)の車幅方向内側の前記側壁に前記脚部(232)が接合され、車幅方向外側の前記側壁に前記当接面(231)が接合される。
 このような構成によれば、サスペンションクロスメンバ(32)によるサイドフレーム(2)のねじれ変形を抑制できる。
[4]別の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、[1]から[3]のいずれか一つに記載の車体フレーム(1)の前部構造であって、前記サイドフレーム(2)は、その内部において同サイドフレーム(2)の車幅方向外側の前記側壁の内面に接合され、前記バルクヘッド(23)の近傍から車両前後方向後方に向かって前記側壁の内面に沿って延びるリンフォース(24,25)を備える。
 このような構成によれば、バルクヘッド(23)の近傍から車両前後方向後方におけるサイドフレーム(2)の面外変形を抑制できる。これにより、バルクヘッド(23)から車両前後方向後方におけるサイドフレーム(2)の変形を抑制できる。
[5]別の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、[4]に記載の車体フレーム(1)の前部構造であって、前記バルクヘッド(23)の車両前後方向後端と、前記リンフォース(24,25)の車両前後方向前端とが、車幅方向から見て、前記クロスメンバ(32)の前記サイドフレーム(2)との結合部と重なるよう設けられる。
 このような構成によれば、車両のオフセット前面衝突時に、サイドフレーム(2)がクロスメンバ(32)との結合部で変形するのを抑制できる。
[6]別の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、[4]又は[5]に記載の車体フレーム(1)の前部構造であって、前記サイドフレーム(2)は、前記クロスメンバ(32)の車両後方で車幅方向外側に傾斜される傾斜部を有し、前記リンフォース(24,25)は、前記傾斜部まで延びている。
 このような構成によれば、車両のオフセット前面衝突時に、サイドフレーム(2)のクロスメンバ(32)から傾斜部までの範囲が変形するのを抑制できる。
[7]別の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、[4]から[6]のいずれか一つに記載の車体フレーム(1)の前部構造であって、前記サイドフレーム(2)の車幅方向外側の前記側壁から車幅方向外側に突設され、サスペンションアームの上方への移動を規制するバンプストッパブラケット(13)を備え、前記バルクヘッド(23)は、車幅方向から見て、前記バンプストッパブラケット(13)と重なる位置に配置される。
 このような構成によれば、車両のオフセット前面衝突時に、バンプストッパブラケット(13)とバルクヘッド(23)が重なる部分でサイドフレーム(2)が変形するのを抑制できる。
[8]別の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、[7]に記載の車体フレーム(1)の前部構造であって、前記バンプストッパブラケット(13)は、車幅方向から見て、前記バルクヘッド(23)および前記リンフォース(25)の両者に跨って重なるよう設けられる。
 このような構成によれば、車両のオフセット前面衝突時に、バルクヘッド(23)とリンフォース(25)の境界部分でサイドフレーム(2)が変形するのを抑制できる。
[9]別の態様に係る車体フレーム(1)の前部構造は、[1]から[7]のいずれか一つに記載の車体フレーム(1)の前部構造であって、前記サイドフレーム(2)は、車幅方向内側の前記側壁を構成するインナフレーム(21)と、車幅方向外側の前記側壁を構成するアウタフレーム(22)と、を含み、前記インナフレーム(21)は、前記側壁の上下端から車幅方向外側に延びる上下壁(21b,21c)を有して、前記車幅方向外側が開放された断面凹状を成し、前記アウタフレーム(22)は、前記側壁の上下端から車幅方向内側に延びる上下壁(22b,22c)を有して前記車幅方向内側が開放された断面凹状を成し、前記サイドフレーム(2)は、前記インナフレーム(21)の上下壁(21b,21c)と前記アウタフレーム(22)の上下壁(22b,22c)とがそれぞれ重ね合わされて筒状に構成され、前記バルクヘッド(23)は、前記インナフレーム(21)と前記アウタフレーム(22)の車幅方向の間隔を規定する。
 このような構成によれば、インナフレーム(21)又はアウタフレーム(22)にインナフレーム(21)とアウタフレーム(22)の間隔を規定するランス(切り曲げ)を車両前後方向においてサスペンションクロスメンバ(32)と重なる位置に設けなくてもよい。よって、サスペンションクロスメンバ(32)と車両前後方向において重なる位置におけるサイドフレーム(2)の曲げ強度が低下する要因を排除できる。
1  車体フレーム
11  エンジンマウント
12  ストラットタワー
13  バンプストッパブラケット
14  キャブマウントブラケット
15  バンパリンフォース
2  サイドフレーム
2B  傾斜部
21  インナフレーム
21a  側壁
21b,21c  上下壁
21d  ランス
21d1  端面
22  アウタフレーム
22a  側壁
22b,22c  上下壁
22b1  端面
23  バルクヘッド
231  当接面
232  脚部
232a  凹部
232b  傾斜部
233  フランジ
234  フラップ
24,25  リンフォース
31,  クロスメンバ
31,32 クロスメンバ(サスペンションクロスメンバ)
FA  前部領域
RA  後部領域
MA  前部領域から後部領域に至る領域

Claims (9)

  1.  車幅方向に間隔を空けて左右一対で設けられ、車両前後方向に沿って延びる中空形状の一対のサイドフレームと、
     前記一対のサイドフレームの車両前部にそれぞれ設けられるストラットタワーと、
     前記ストラットタワーの車両前後方向後方近傍に位置して車幅方向に沿って延び、前記一対のサイドフレーム間を連結するクロスメンバと、
    を備えた車体フレームの前部構造であって、
     前記サイドフレームは、その内部に、車幅方向に対向する側壁間を長手方向の一定の範囲に亘って補強するバルクヘッドを有し、
     前記クロスメンバは、前記ストラットタワーから車両後方に所定の間隔を空けた位置で前記サイドフレームに結合され、
     前記バルクヘッドは、車幅方向から見て前記クロスメンバの前記サイドフレームとの結合部に重ねて配置される
    車体フレームの前部構造。
  2.  前記バルクヘッドは、前記サイドフレームの車幅方向の何れか一方の前記側壁の内面に対向する当接面と、前記当接面から前記サイドフレームの車幅方向の他方に延びて他方側の前記側壁に接合される脚部と、を有する、
    請求項1に記載の車体フレームの前部構造。
  3.  前記バルクヘッドは、前記サイドフレームの車幅方向内側の前記側壁に前記脚部が接合され、車幅方向外側の前記側壁に前記当接面が接合される、
    請求項2に記載の車体フレームの前部構造。
  4.  前記サイドフレームは、その内部において同サイドフレームの車幅方向外側の前記側壁の内面に接合され、前記バルクヘッドの近傍から車両前後方向後方に向かって前記側壁の内面に沿って延びるリンフォースを備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の車体フレームの前部構造。
  5.  前記バルクヘッドの車両前後方向後端と、前記リンフォースの車両前後方向前端とが、車幅方向から見て、前記クロスメンバの前記サイドフレームとの結合部と重なるよう設けられる、
    請求項4に記載の車体フレームの前部構造。
  6.  前記サイドフレームは、前記クロスメンバの車両後方で車幅方向外側に傾斜される傾斜部を有し、
     前記リンフォースは、前記傾斜部まで延びている
    請求項4または5に記載の車体フレームの前部構造。
  7.  前記サイドフレームの車幅方向外側の前記側壁から車幅方向外側に突設され、サスペンションアームの上方への移動を規制するバンプストッパブラケットを備え、
     前記バルクヘッドは、車幅方向から見て、前記バンプストッパブラケットと重なる位置に配置される、
    請求項4から6のいずれか一項に記載の車体フレームの前部構造。
  8.  前記バンプストッパブラケットは、車幅方向から見て、前記バルクヘッドおよび前記リンフォースの両者に跨って重なるよう設けられる
    請求項7に記載の車体フレームの前部構造。
  9.  前記サイドフレームは、車幅方向内側の前記側壁を構成するインナフレームと、車幅方向外側の前記側壁を構成するアウタフレームと、を含み、
     前記インナフレームは、前記側壁の上下端から車幅方向外側に延びる上下壁を有して、前記車幅方向外側が開放された断面凹状を成し、前記アウタフレームは、前記側壁の上下端から車幅方向内側に延びる上下壁を有して前記車幅方向内側が開放された断面凹状を成し、
     前記サイドフレームは、前記インナフレームの上下壁と前記アウタフレームの上下壁とがそれぞれ重ね合わされて筒状に構成され、
     前記バルクヘッドは、前記インナフレームと前記アウタフレームの車幅方向の間隔を規定する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の車体フレームの前部構造。
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