WO2023068120A1 - エアコンシステムの冷媒ガスの漏洩を検査するための装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
エアコンシステムに圧縮空気を注入する際に異物や水分が入ることを防止することができるとともに、より確実かつ迅速にエアコンシステムの冷媒ガスの漏洩を検査することができる装置を提供する。本装置は、所定の水分含有率以下の乾燥した圧縮空気が流入する流入口と、乾燥した圧縮空気が流出する流出口と、前記流入口と前記流出口との間の乾燥した圧縮空気の流量を制御する開閉バルブとを有する、分岐器と、エアコンシステムの内部の圧力を測定する圧力計とを備える。装置は、さらに、気体流入口の上流側にフィルタを備えることが好ましい。装置は、さらに、流出口からエアコンシステムのサービスバルブに乾燥した圧縮空気を送る流路を備える。
Description
本発明は、エアコンシステムの検査技術に関し、より具体的には、エアコンシステムからの冷媒ガスの漏洩が疑われる場合に、冷媒ガスを注入することなく漏洩の有無の検査及び漏洩箇所の特定を行うことが可能な、冷媒ガスの漏洩を検査する装置及び方法に関する。
自動車や建物に使用されるエアコンシステムの故障の原因の1つは、配管や機器からの冷媒ガスの漏洩である。冷媒ガスの漏洩を点検する従来技術として、特殊なライトに反応する点検液を冷媒ガスに添加し、ライトを当てて漏洩箇所を特定する方法と、冷媒ガスに反応する検知器を用いて漏洩箇所を特定する方法とが、主に用いられる。ここで、エアコンシステムとは、エアコンディショニングに必要な機器(例えば、コンプレッサ、コンデンサ、エキスパンションバルブ、エバポレータなど)及びそれらを接続する配管からなるシステムをいう。
これらの従来技術には次のような問題がある。第一に、エアコンシステムに冷媒ガスを入れ、コンプレッサを作動させた状態で点検を行わなければならない。次に、冷媒ガスの漏洩箇所と考えられる部分が特定された場合には、エアコンシステムの作動を止めた状態で冷媒ガスを抜き、特定された箇所を修理した後、再度、エアコンシステムに冷媒ガスを注入し、コンプレッサを作動させた状態で再点検を行う必要がある。エアコンシステムの配管長にもよるが、ここまでの工程で数時間程度を要する場合がある。ただし、通常、1回目の点検で漏洩箇所を正確に特定できないことが多く、修理が完全ではなかったときには上記の工程を繰り返さなければならない。このように、従来技術によって冷媒ガスの漏洩点検を行うには、作業に時間がかかるという問題や、漏洩箇所の特定まで上記工程を数回繰り返す必要がある場合には、冷媒ガスが無駄になるだけでなく、冷媒ガスの大気への放出による環境問題が生じる。
自動車用エアコンの冷媒ガス漏れを検知する方法として、特許文献1に記載の技術が提案されている。この技術は、エアコン配管に圧縮空気ホースと圧力測定器付圧縮器を接続し、配管内に圧縮空気を注入し、漏洩していると思われる箇所に石鹸水を塗布し、泡の発生有無によって漏洩箇所を特定する方法である。圧縮空気の気圧は、6.0~10.0kg/cm2(約0.58MPa~約0.98MPa)である。この技術においては、コンプレッサからの鉄粉、粉塵、オイルなどの異物が圧縮空気に混入し、そのままエアコンシステム内部に入る可能性がある。異物が入ると、エアコンシステムに含まれる機器の破損に繋がるおそれがある。また、圧縮空気に含まれる水分がエアコンシステム内部に入る可能性がある。エアコンシステムに水が入った場合にも、同様に機器の破損につながるおそれがある。さらに、圧縮空気の圧力が低いため、漏洩の検査及び漏洩箇所の特定に時間がかかる。
上記の課題を解決するため、本発明は、エアコンシステムに圧縮空気を注入する際に異物や水分が入ることを防止することができるとともに、より確実かつ迅速にエアコンシステムの冷媒ガスの漏洩を検査することができる装置及び方法を提供する。
本発明は、その一態様において、エアコンシステムからの冷媒ガスの漏洩を検査する装置を提供する。本装置は、所定の水分含有率以下の乾燥した圧縮空気が流入する流入口と、圧縮空気が流出する流出口と、前記流入口と前記流出口との間の乾燥した圧縮空気の流量を制御する開閉バルブとを有する、分岐器と、エアコンシステムの内部の圧力を測定する圧力計とを備える。装置は、さらに、気体流入口の上流側にフィルタを備えることが好ましい。このフィルタによって、乾燥した圧縮空気に含まれる異物を除去することができるため、エアコンシステムの異物による破損を防止することができる。装置は、さらに、流出口からエアコンシステムのサービスバルブに乾燥した圧縮空気を送る流路を備える。
一実施形態において、分岐器は、乾燥した圧縮空気が流出する第2流出口をさらに有し、本装置は、第2流出口からエアコンシステムの第2サービスバルブに乾燥した圧縮空気を送る第2流路をさらに備えることが好ましい。第2流出口からもエアコンシステム内部に乾燥した圧縮空気を供給することによって、より迅速で確実な検査が可能になる。
一実施形態において、本装置は、流入口とフィルタとの間に、流入口からフィルタへの圧縮空気の流入を防止する逆止弁を備えることが好ましい。逆止弁を備えることによって、エアコンシステム内部の異物が逆流してフィルタに入り込むことを防止することができる。
一実施形態において、乾燥した圧縮空気の所定の水分含有率は30%であることが好ましい。乾燥した圧縮空気をエアコンシステム内部に供給することによって、エアコンシステム内部に水分が残らないようにすることができる。一実施形態において、フィルタは、乾燥した圧縮空気に含まれる異物及び水分を除去することができるドライフィルタであることが好ましい。ドライフィルタを用いることによって、異物だけでなく、乾燥した空気に含まれる水分がエアコンシステム内部に入ることを防止することができる。また、一実施形態において、乾燥した圧縮空気の圧力は、1.0MPa以上5.0MPa以下であることが好ましい。例えば、自動車のエアコンシステムに用いる場合には、乾燥した圧縮空気の圧力は、1.5MPa以上2.5MPa以下であることが好ましい。この範囲の圧縮空気をエアコンシステムの内部に供給することによって、短時間でより確実に漏洩の有無の判断及び漏洩箇所の特定が可能になる。
本発明は、その別の態様において、エアコンシステムからの冷媒ガスの漏洩を検査する方法を提供する。本方法は、エアコンシステムのサービスバルブに、フィルタを通して所定の水分含有率以下の乾燥した圧縮空気を供給する工程と、エアコンシステムの内部の圧力が所定の圧力に到達したときに、乾燥した圧縮空気の供給を停止する工程と、乾燥した圧縮空気の供給を停止した状態で、前記エアコンシステムの内部の圧力を測定する工程とを含む。測定した結果として、エアコンシステムの内部の圧力が低下することが判明した場合には、本方法は、さらに、エアコンシステムのサービスバルブに、フィルタを通して乾燥した圧縮空気を供給する工程と、エアコンシステムからの乾燥した圧縮空気の漏洩箇所を特定する工程とを含む。乾燥した圧縮空気の所定の水分含有率は30%であることが好ましい。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[冷媒ガス漏洩検査装置の構成]
図1は、本発明の一実施形態による冷媒ガス漏洩検査装置1の構成を示す。冷媒ガス漏洩検査装置1(以下、装置1という)は、圧縮空気を2方向に分配することができる分岐器2を備える。
図1は、本発明の一実施形態による冷媒ガス漏洩検査装置1の構成を示す。冷媒ガス漏洩検査装置1(以下、装置1という)は、圧縮空気を2方向に分配することができる分岐器2を備える。
分岐器2は、圧縮空気の流入口21を有する。流入口21には、エアコンプレッサなどの圧縮空気生成装置(図示せず)からの圧縮空気が流入する。流入口21は、接続用メス型フレアネジを有することが好ましいが、後述されるフィルタ4又は逆止弁7との接続を確実に行うことができるものであれば、これに限定されるものではない。
分岐器2は、圧縮空気の流出口22をさらに有しており、流入口21から分岐内部に流入した圧縮空気を流出口22から流出させることができる。流出した圧縮空気は、冷媒ガスの漏洩を検査する対象となるエアコンシステムの高圧側サービスバルブ30又は低圧側サービスバルブ32を介して、エアコンシステムの内部に供給される。流出口22は、接続用オス型フレアネジを有することが好ましいが、後述される高圧ホース5との接続を確実に行うことができるものであれば、これに限定されるものではない。
分岐器2は、開閉バルブ23をさらに有する。開閉バルブ23は、流入口21から流出口22に向かって流れる圧縮空気の流量を制御することができる。開閉バルブ23は、圧縮空気をエアコンシステムに供給するときには開放し、エアコンシステムの内部の圧力が所定の圧力に達した後は閉止する。
分岐器2は、流出口22とは別の第2流出口24を設けて、流入口21から分岐内部に流入した圧縮空気を第2流出口24から流出させることができるようにしてもよい。第2流出口24には、流路を開閉するためのバルブ24aを設けることが好ましい。開閉バルブ23は、流入口21から第2流出口24に向かって流れる圧縮空気の流量を制御することもできる。第2流出口24からは、バルブ24aを開放することによって、流出口22と同様に圧縮空気を流出させることができる。また、高圧ホース5の内部の圧力を解放する必要があるときには、開閉バルブ23を閉止した状態でバルブ24aを開けることによって、第2流出口24から圧力を逃がすことができる。さらに、第2流出口24には、後述するように、高圧ホース5と同様の第2高圧ホース6(第2流路)を接続することができる。
装置1は、圧力計3をさらに有する。圧力計3は、開閉バルブ23より下流側の圧力を測定することができる。本発明においては、より高感度で圧力を測定することができるように、圧力計3として、デジタル式の圧力計を用いることが好ましい。アナログ式の圧力計も使用することはできるが、漏洩が発生している箇所の破損が小さい場合には、デジタル式の圧力計と比較して、漏洩の有無を特定する際の精度が低下する。
ここで、エアコンシステムに供給される圧縮空気の圧力は、1.0MPa以上5.0MPa以下であることが好ましい。圧縮空気の圧力が1.0MPaより低い場合は、エアコンシステム内部の圧力を漏洩の有無の短時間での判断に必要な圧力に上昇させるまで時間がかかるとともに、必要な圧力に達した後に漏洩の有無が判明するまで長時間を要する。特に、冷媒ガスの漏洩がエアコンシステムに影響を及ぼすまで数日~数ヶ月にわたる場合には、漏洩が発生している箇所の破損がかなり小さいことが考えられる。圧縮空気の圧力が1.0MPaより小さいと、そのような小さな破損からの空気の漏れを短時間で把握することは困難である。また、圧縮空気の圧力が5.0MPaより高い場合は、エアコンシステムの使用時にエアコンシステムの高圧側にかかる冷媒ガスの最大圧力を超える可能性がある。自動車のエアコンシステムの漏洩検査に用いる場合には、検査の精度と耐圧力を勘案して、圧縮空気の圧力は、1.5MPa以上2.5MPa以下であることがより好ましい。
流入口21には、エアコンプレッサによって生成された圧縮空気が流入するが、生成後の圧縮空気には、異物(例えば、鉄粉、粉塵、オイルなど)が含まれることがある。エアコンシステム内部に異物が入ると、エアコンシステムを構成する機器の破損に繋がるおそれがある。したがって、流入口21には、圧縮空気に含まれる可能性のある異物を除去するためのフィルタ4が接続される。フィルタ4は、エアコンプレッサから流入口21までの圧縮空気の流路において、できるだけ流入口21に近い位置に配置されることが好ましい。
また、エアコンプレッサによって生成された圧縮空気には、通常、水分が含まれる。1MPa以上の高圧の圧縮空気に水分が含まれ、それがエアコンシステム内部に供給された場合に、エアコンシステム内部の圧力を解放すると、急激な減圧による温度低下によってエアコンシステムの配管内で結露が発生する。漏れ検査を行った後にエアコンシステム内部に冷媒ガスを入れる際には、この結露した水分を完全に除去する必要があり、そのためには長時間にわたって内部の真空引きを実施しなければならず、漏れ検査の作業進捗に大きな支障となる。水分が除去できない場合には、漏れ検査終了後に冷媒ガスとともにエアコンシステムに供給するコンプレッサ用のオイルが、水分と接触して乳化し、これによりポンプの故障などの不具合を引き起こす怖れがある。さらに、寒冷地などでは、結露した水分エキスパンションバルブを凍結させる可能性がある。
したがって、本発明においては、エアコンシステム内部に水分が残らないようにするために、所定の水分含有率以下の乾燥した圧縮空気をエアコンシステム内部に供給する。乾燥した圧縮空気の水分含有率は、30%以下であることが好ましく、20%以下であることがより好ましく、18%以下であることが最も好ましい。こうした好ましい水分含有率は、以下の考え方に基づいている。
外国車を含む一般的な乗用自動車において、エアコンシステムのエアコンラインの最大容積は約6リットルである。このラインに、20気圧(約2MPa)の圧縮空気を注入した場合、エアコンラインに充填される空気は、120リットル(6リットル×20気圧)となる。ここで、本出願の発明者らが行った実験では、真空ポンプを用いた真空ドライ方法でエアコンラインから除去できる水分量は、40分で1.1ミリリットルであり、それ以上の時間、真空引きを続けても除去できる水分量は概ね変化がなかった。そこで、過酷な条件として環境温度40℃、20気圧で120リットルの圧縮空気がエアコンラインに充填されていると想定したとき、圧縮空気に含まれる水分がすべて結露すると仮定して、圧縮空気に含まれる水分量が1.1ミリリットルより少なくなるための圧縮空気の相対湿度を計算すると、17.93%であった(環境温度40℃、相対湿度17.93%のとき、空気1000リットルに含まれる水分量は9.162ミリリットルであり、空気120リットルあたりの水分量は1.099ミリリットルである)。このことから、本発明において、乾燥した圧縮空気の最も好ましい水分含有率は18%以下である。
なお、本出願の発明者らが行った実験は以下のとおりである。
(実験内容)
エアコン配管を想定した銅製ストレーナ(株式会社イチネンTASCO製、TA254HF-2)の一端を塞ぎ、他端にボール式バルブ(株式会社イチネンTASCO製、TD220D)を取り付けた装置を作製した。ストレーナの重さは、予め測定しておいた。室温27℃、湿度59%の状態でスポイトによりストレーナ内に水を入れ、その状態のストレーナの重さと予め測定しておいた(水を入れる前の)ストレーナの重さとから、水の重さは4.7gであった。次いで、バルブ側にホース(株式会社イチネンTASCO製、TA134FN-3)を介して真空ポンプ(京都機械工具株式会社製、EVP-35)を接続し、45分間にわたってストレーナの真空引きを行った結果、ストレーナの表面が結露した。結露を完全に除去した後、バルブを閉じた状況でストレーナの重さを測定したところ、3.6g(-1.1g)であった。その後、136分間にわたる真空引きの結果、ストレーナの重さは2.6g(-1.0g)であり、さらに62分にわたる真空引きの結果、ストレーナの重さは1.6g(-1.0g)であった。この実験結果から、1回の真空引きで除湿できる水分量は、1.0~1.1g(1.0cc~1.1cc)であり、45分以上の真空引きを行ってもその量は変化しないことがわかった(なお、当業者においては、通常、真空引きは、30分以上行っても変化が無いとされている)。
(実験内容)
エアコン配管を想定した銅製ストレーナ(株式会社イチネンTASCO製、TA254HF-2)の一端を塞ぎ、他端にボール式バルブ(株式会社イチネンTASCO製、TD220D)を取り付けた装置を作製した。ストレーナの重さは、予め測定しておいた。室温27℃、湿度59%の状態でスポイトによりストレーナ内に水を入れ、その状態のストレーナの重さと予め測定しておいた(水を入れる前の)ストレーナの重さとから、水の重さは4.7gであった。次いで、バルブ側にホース(株式会社イチネンTASCO製、TA134FN-3)を介して真空ポンプ(京都機械工具株式会社製、EVP-35)を接続し、45分間にわたってストレーナの真空引きを行った結果、ストレーナの表面が結露した。結露を完全に除去した後、バルブを閉じた状況でストレーナの重さを測定したところ、3.6g(-1.1g)であった。その後、136分間にわたる真空引きの結果、ストレーナの重さは2.6g(-1.0g)であり、さらに62分にわたる真空引きの結果、ストレーナの重さは1.6g(-1.0g)であった。この実験結果から、1回の真空引きで除湿できる水分量は、1.0~1.1g(1.0cc~1.1cc)であり、45分以上の真空引きを行ってもその量は変化しないことがわかった(なお、当業者においては、通常、真空引きは、30分以上行っても変化が無いとされている)。
所定の水分含有率以下の乾燥した圧縮空気を生成する方法は、限定されるものではないが、例えば市販の高圧コンプレッサ(例えば、工機ホールディングスジャパン社製のEC1445H3)を利用することができる。こうした高圧コンプレッサは、例えば、2段圧縮方式を採用し、2段圧縮工程の途中で結露させることによって高圧空気の除湿を行い、乾燥した圧縮空気を生成することができる。
必要に応じて、フィルタ4は、異物だけでなく圧縮空気に含まれる水分もさらに除去することができるように、ドライフィルタを用いることが好ましい。なお、エアコンプレッサからの圧縮空気の水分含有率が30%以下の場合には、フィルタ4で水分を除去することは必ずしも必要ではなく、単に異物を除去する機能のみを有するフィルタとすることができる。
フィルタ4は、エアコンプレッサからの圧縮空気が流入したときでも破損しないように、耐圧性能の高いフィルタが用いられることが好ましい。例えば、フィルタ4として、エアコンシステムから古い冷媒ガスを回収する際に用いられる市販のフィルタを用いることができる。
フィルタ4と流入口21との間に、流入口21からフィルタ4への圧縮空気の流入を防止する逆止弁7を設けることがより好ましい。逆止弁7が設けられることによって、エアコンシステム内部に異物が存在していたとしても、流入口21から逆流する圧縮空気の流れとともに異物がフィルタ4に入り込むことを防止することができる。
フィルタ4には、エアコンプレッサによって生成された圧縮空気の供給口10が接続される。圧縮空気供給口10とフィルタ4との接続には、限定されるものではないが、互いの着脱が容易に可能となるようにワンタッチ式の連結具(例えば、ワンタッチカプラ)が用いられることが好ましい。図1の実施形態においては、圧縮空気供給口10側にメス型の連結具が用いられ、フィルタ4との間にオス型の連結具11が用いられているが、これに限定されるものではない。
流出口22には、高圧ホース5が接続される。高圧ホース5は、さらにエアコンシステムの高圧側サービスバルブ30に接続される。したがって、流出口22から流出した圧縮空気は、高圧ホース5を通り、高圧側サービスバルブ30を介して、エアコンシステムの内部に供給される。高圧ホース5と高圧側サービスバルブ30との接続には、互いの着脱が容易に可能となるようにワンタッチ式の連結具31が用いられることが好ましい。
高圧ホース5は、エアコンシステムの低圧側サービスバルブ32に接続することもできる。この場合には、流出口22から流出した圧縮空気は、高圧ホース5を通り、低圧側サービスバルブ32を介して、エアコンシステムの内部に供給される。高圧ホース5と低圧側サービスバルブ32との接続には、互いの着脱が容易に可能となるように、ワンタッチ式の連結具33が用いられることが好ましい。連結具を交換するだけで、同じ高圧ホース5を、エアコンシステムの高圧側サービスバルブ30にも低圧側サービスバルブ32にも接続することができるため、装置1を接続しやすい位置にあるサービスバルブに任意に接続することができ、作業性が向上する。
装置1においては、第2流出口24から流出する圧縮空気を、第2高圧ホース6を介して、流出口22からの圧縮空気が供給されるサービスバルブとは異なるサービスバルブ(第2サービスバルブ)に供給することもできる。例えば、流出口22からの圧縮空気がエアコンシステムの高圧側サービスバルブ30に供給されるときには、第2流出口24からの圧縮空気を、低圧側サービスバルブ32に供給し、流出口22からの圧縮空気が低圧側サービスバルブ32に供給されるときには、高圧側サービスバルブ30に供給することができる。すなわち、流出口22に加えて第2流出口24も利用することによって、エアコンシステム内部の圧力を必要な所定の圧力までより迅速に上昇させることができるとともに、エアコンシステム内部の圧力分布をより均等にすることができるため、より迅速で確実な検査が可能になる。
[冷媒ガス漏洩検査方法]
次に、装置1を用いてエアコンシステムの冷媒ガスの漏洩を検査する方法を、自動車のエアコンシステムを例として説明する。冷媒ガスの漏洩を検査する際には、エアコンシステム内の冷媒ガスを、例えば、一般的に用いられる冷媒回収システムを利用して完全に抜き取り、自動車のエンジンを停止した状態で行う。
次に、装置1を用いてエアコンシステムの冷媒ガスの漏洩を検査する方法を、自動車のエアコンシステムを例として説明する。冷媒ガスの漏洩を検査する際には、エアコンシステム内の冷媒ガスを、例えば、一般的に用いられる冷媒回収システムを利用して完全に抜き取り、自動車のエンジンを停止した状態で行う。
まず、装置1の分岐器2の開閉バルブ23を閉止し、必要に応じて第2流出口24のバルブ24aも閉止した状態で、装置1と、圧縮空気を生成するエアコンプレッサ及び自動車のエアコンシステムとの接続を行う。分岐器2の流入口21には、必要に応じて設けられる逆止弁7を介してフィルタ4を接続し、流出口22には高圧ホース5の一方の端部を接続する。第2流出口24を用いる場合には、第2流出口24にも第2高圧ホース6の一方の端部を接続する。
連結具11を介してフィルタ4を圧縮空気供給口10に接続する。高圧ホース5の他方の端部を、連結具31を介してエアコンシステムの高圧側サービスバルブ30に接続する。また、第2高圧ホース6が用いられる場合には、その他方の端部を、連結具33を介してエアコンシステムの低圧側サービスバルブ32に接続する。これで、エアコンプレッサからエアコンシステムまでの、圧縮空気の流路の形成が完了する。
次に、圧力計3の電源を入れ、エアコンプレッサを起動した上で、分岐器2の開閉バルブ23(さらに、必要に応じてバルブ24a)を開放する。開閉バルブ23は、圧縮空気が流出口22のみから流出するようにすることも、流出口22及び第2流出口24の両方から流出するようにすることもできる。これにより、圧縮空気が、フィルタ4を通り、エアコンシステムの高圧側サービスバルブ30(及び、低圧側サービスバルブ32)を介して、エアコンシステムの内部に供給される。エアコンシステムの内部に供給される圧縮空気は、圧力解放時にエアコンシステム内部で結露が発生しない乾燥した圧縮空気であり、結露が発生しない圧縮空気の水分含有率は、好ましくは30%以下であり、より好ましくは20%以下であり、最も好ましくは18%以下である。
圧縮空気を供給し続け、圧力計3の数値が所定の圧力(1.0MPa以上5.0MPa以下のいずれかに設定された圧力)になったとき、すなわち、エアコンシステム内部の圧力が所定の圧力に到達したときに、圧縮空気の供給を停止する。この状態で、エアコンシステムの機器及び配管から圧縮空気が漏洩している箇所を特定する作業を行う。漏洩箇所の特定作業は、公知の方法を用いることができる。例えば、漏洩している可能性のある箇所に水で薄めた洗剤を霧吹きなどで吹き付け、洗剤が泡立つ箇所を目視で確認することによって、漏洩箇所を特定することができる。
漏洩箇所が特定されたときには、エアコンシステム内部の圧力を解放した上で、漏洩箇所の修理を行う。エアコンシステム内部の圧力解放は、例えば、開閉バルブ23を閉止した状態でバルブ24aを開放することによって、行うことができる。修理後は、エアコンシステム内部に圧縮空気を供給し、再び上記と同様に漏洩の有無を確認する。圧力計3の数値が変化しないことが確認されたら、装置1をエアコンシステムから取り外し、通常の方法で冷媒ガスの充填作業を行う。
別の方法として、エアコンシステム内部の圧力が所定の圧力に到達し、圧縮空気の供給を停止した後、漏えい箇所を特定する作業の前に、一定時間、圧力計3の数値を測定する作業を行ってもよい。この数値は、エアコンシステム内部の圧力を示す。エアコンシステムに破損があり、冷媒ガスの漏洩が発生する状態であれば、圧力計3の数値は、徐々に低下することになる。すなわち、圧力計3の数値の変化を観察することによって、エアコンシステムからの漏洩の有無を検査することができる。圧力計3の数値の低下が確認された場合には、再び、圧縮空気の供給を開始する。
1 冷媒ガス漏洩検査装置
2 分岐器
21 流入口
22 流出口
23 開閉バルブ
24 第2流出口
24a バルブ
3 圧力計
4 フィルタ
5 高圧ホース
6 第2高圧ホース
7 逆止弁
10 圧縮空気供給口(メス型連結具)
11 オス型連結具
30 高圧側サービスバルブ
31 高圧側連結具
32 低圧側サービスバルブ
33 低圧側連結具
2 分岐器
21 流入口
22 流出口
23 開閉バルブ
24 第2流出口
24a バルブ
3 圧力計
4 フィルタ
5 高圧ホース
6 第2高圧ホース
7 逆止弁
10 圧縮空気供給口(メス型連結具)
11 オス型連結具
30 高圧側サービスバルブ
31 高圧側連結具
32 低圧側サービスバルブ
33 低圧側連結具
Claims (14)
- エアコンシステムからの冷媒ガスの漏洩を検査する方法であって、
前記エアコンシステムのサービスバルブに、フィルタを通して、所定の水分含有率以下の乾燥した圧縮空気を供給する工程と、
前記エアコンシステムの内部の圧力が所定の圧力に到達したときに、前記圧縮空気の供給を停止する工程と、
前記エアコンシステムからの前記圧縮空気の漏洩箇所を特定する工程と
を含む方法。 - 前記圧縮空気の供給を停止する工程と、前記圧縮空気の漏洩箇所を特定する工程との間に、
前記圧縮空気の供給を停止した状態で、前記エアコンシステムの内部の圧力を測定する工程と、
前記エアコンシステムの内部の圧力を測定する前記工程において、前記エアコンシステムの内部の圧力が低下した場合に、前記エアコンシステムの前記サービスバルブに、前記フィルタを通して前記圧縮空気を供給する工程と、
をさらに行う、請求項1に記載の方法。 - 前記所定の水分含有率は30%である、請求項1又は請求項2に記載の方法。
- 前記フィルタは、前記圧縮空気に含まれる異物及び水分を除去することができるドライフィルタである、
請求項3に記載の方法。 - 前記エアコンシステムの第2サービスバルブに、前記フィルタを通して前記圧縮空気を供給する工程をさらに含む、請求項1又は請求項2に記載の方法。
- 前記所定の圧力は、1.0MPa以上5.0MPa以下である
請求項1又は請求項2に記載の方法。 - 前記エアコンシステムの内部の圧力を測定する工程において、デジタル式の圧力計を用いて圧力を測定する、
請求項1又は請求項2に記載の方法。 - エアコンシステムからの冷媒ガスの漏洩を検査する装置であって、
所定の水分含有率以下の乾燥した圧縮空気が流入する流入口と、前記圧縮空気が流出する流出口と、前記流入口と前記流出口との間の前記圧縮空気の流量を制御する開閉バルブとを有する、分岐器と、
エアコンシステムの内部の圧力を測定する圧力計と、
前記流入口に流入する前の前記圧縮空気に含まれる異物を除去するフィルタと、
前記流出口からエアコンシステムのサービスバルブに前記圧縮空気を送る流路と
を備える装置。 - 前記分岐器は、前記圧縮空気が流出する第2流出口をさらに有し、
前記第2流出口からエアコンシステムの第2サービスバルブに前記圧縮空気を送る第2流路をさらに備える、
請求項8に記載の装置。 - 前記流入口と前記フィルタとの間に、前記流入口から前記フィルタへの前記圧縮空気の流入を防止する逆止弁をさらに備える、
請求項8又は請求項9に記載の装置。 - 前記所定の水分含有率は30%である、請求項8又は請求項9に記載の方法。
- 前記フィルタは、圧縮空気に含まれる異物及び水分を除去することができるドライフィルタである、
請求項11に記載の装置。 - 前記圧力計は、デジタル式の圧力計である、請求項8又は請求項9に記載の装置。
- 前記圧縮空気の圧力は、1.0MPa以上5.0MPa以下である、
請求項1又は請求項2に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021-172973 | 2021-10-22 | ||
JP2021172973 | 2021-10-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2023068120A1 true WO2023068120A1 (ja) | 2023-04-27 |
Family
ID=86058163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2022/037973 WO2023068120A1 (ja) | 2021-10-22 | 2022-10-12 | エアコンシステムの冷媒ガスの漏洩を検査するための装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
WO (1) | WO2023068120A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009257726A (ja) * | 2008-04-20 | 2009-11-05 | Yabe Masamichi | 自動車用エアコンのガス漏れ修理方法 |
JP2010530952A (ja) * | 2007-06-21 | 2010-09-16 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 伝熱システムにおける漏洩検出方法 |
CN112032922A (zh) * | 2020-08-26 | 2020-12-04 | 深圳市泰路科技有限公司 | 一种空调系统泄漏点检测方法及系统 |
-
2022
- 2022-10-12 WO PCT/JP2022/037973 patent/WO2023068120A1/ja unknown
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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