WO2023026575A1 - 光結合器 - Google Patents

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一歩 嶋田
康弘 清水
真己 永田
直哉 森
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Abstract

光結合器(10)は、第1光学部材(100)と、固定部(101)と、支持部材(102)と、を備えている。支持部材(102)は、X軸方向に伸びている第1部分(FS)と、X軸方向に伸びている第2部分(SS)と、X軸方向に直交するY軸方向に伸びている第3部分(TS)と、を有している。第1部分(FS)は、Y軸方向において、第2部分(SS)と異なる位置に存在している。第1光学部材(100)と、固定部(101)と、支持部材(102)とは、Z軸方向に見て、互いに重ならないように配置されている。第3部分(TS)と、第1光学部材(100)と、固定部(101)とは、X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。第3部分(TS)、第1光学部材(100)及び固定部(101)は、Z軸方向に見て、第1部分(FS)と第2部分(SS)との間に位置している。第3部分(TS)、第1光学部材(100)及び固定部(101)のそれぞれは、第1部分(FS)と第2部分(SS)とに固定されている。

Description

光結合器
 本発明は、光の進行方向を変化させる光結合器に関する。
 従来、光学部品に関する発明として、特許文献1に記載の発光モジュールが知られている。レーザ光は、発光モジュールにおける光路上を進行する。具体的には、発光モジュールは、発光素子と、マイクロレンズと、反射プリズムと、光ファイバガイド用溝構造物と、を備えている。発行素子は、レーザ光を出力する。マイクロレンズは、レーザ光をコリメートする。反射プリズムは、レーザ光の進行方向を変更する。光ファイバガイド用溝構造物は、光ファイバを固定する。光ファイバは、光路に基づいて進行したレーザ光を受光する。
特開2006-126754号公報
 ところで、特許文献1に記載の光学部品の分野において、光軸にずれが生じにくい光結合器が望まれている。
 本発明の目的は、光軸にずれが生じる可能性を低減できる光結合器を提供することである。
 本願発明者は、光結合器の光軸にずれが生じる原因について検討した。結果、本願発明者は、光結合器の周囲に存在する部品から発生した熱が、光結合器の光軸に影響を与える可能性があることに気が付いた。本願発明者は、例えば、光結合器の周囲にICチップ等の電子部品が存在する場合、電子部品から発生した熱によって光結合器の温度が上昇する可能性があることに気が付いた。この場合、光結合器の熱膨張によって光結合器の光軸にずれが生じる可能性があることに、本願発明者は、気がついた。
 そこで、本願発明者は、光結合器の熱膨張による光結合器の光軸のずれが生じにくくなる手法について検討した。結果、本願発明者は、以下の発明に思い至った。
 本発明の一形態に係る光結合器は、
 X軸方向に進行する光を集光する1以上の集光レンズを含んでいる第1光学部材と、
 1以上の光ファイバを固定するための固定部と、
 前記X軸方向に伸びている第1部分と、前記X軸方向に伸びている第2部分と、前記X軸方向に直交するY軸方向に伸びている第3部分と、を有している支持部材と、
 を備えており、
 前記第1部分は、前記Y軸方向において、前記第2部分と異なる位置に存在しており、
 前記X軸方向及び前記Y軸方向に直交するZ軸方向を定義し、
 前記第1光学部材と、前記固定部と、前記支持部材とは、Z軸方向に見て、互いに重ならないように配置されており、
 前記第3部分と、前記第1光学部材と、前記固定部とは、前記X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでおり、
 前記第3部分、前記第1光学部材及び前記固定部は、前記Z軸方向に見て、前記第1部分と前記第2部分との間に位置しており、
 前記第3部分、前記第1光学部材及び前記固定部のそれぞれは、前記第1部分と前記第2部分とに固定されている。
 本発明に係る光結合器では、光結合器の光軸にずれが生じる可能性が低減される。
図1は、第1実施形態に係る光結合器10の外観斜視図である。 図2は、光結合器10の上面図である 図3は、光結合器10の変形例1に係る光結合器10aの外観斜視図である。 図4は、光結合器10の変形例2に係る光結合器10bの上面図である。 図5は、光結合器10bの変形例に係る光結合器10cの上面図である。 図6は、光結合器10の変形例3に係る光結合器10dの外観斜視図である。 図7は、第2実施形態に係る光結合器20の上面図である。 図8は、光結合器20の変形例1に係る光結合器20aの上面図である。 図9は、光結合器20の変形例2に係る光結合器20bの上面図である。 図10は、第3実施形態に係る光結合器30の上面図である。 図11は、第4実施形態に係る光結合器40の外観斜視図である。 図12は、光結合器40の外観斜視図であって、ボールレンズBL1~BL5の記載を省略した図である。 図13は、第5実施形態に係る光結合器50の断面図である。
 (第1実施形態)
 [光結合器10の構造]
 以下、第1実施形態に係る光結合器10について図を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る光結合器10の外観斜視図である。説明を分かりやすくするため、図1において、光ファイバOFの記載を省略した。図2は、光結合器10の上面図である。図2において、レーザLaの進行方向を矢印で記載した。
 本明細書において、図1乃至図2に示すように、方向を定義する。具体的には、第1光学部材100と、固定部101とが、並ぶ方向をX軸方向と定義する。このとき、第1光学部材100と、固定部101とが、この順に並ぶ方向をX軸の正方向と定義する。同様にして、第1部分FSと、第2部分SSとが並ぶ方向をY軸方向と定義する。このとき、第2部分SSと、第1部分FSとがこの順に並ぶ方向をY軸の正方向と定義する。X軸方向と、Y軸方向とは、直交している。同様にして、X軸方向及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向と定義する。本明細書のX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、説明のために便宜上定義した方向である。従って、本明細書のX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、光結合器10の実使用時のX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向と一致していなくてもよい。
 以下では、M,Nは、光結合器10の部品又は部材である。本明細書において、特に断りのない場合には、Mの各部について以下のように定義する。X軸の正方向におけるMの端部とは、X軸の正方向におけるMの端及びその近傍を意味する。X軸の負方向におけるMの端部とは、X軸の負方向におけるMの端及びその近傍を意味する。Y軸の正方向におけるMの端部とは、Y軸の正方向におけるMの端及びその近傍を意味する。Y軸の負方向におけるMの端部とは、Y軸の負方向におけるMの端及びその近傍を意味する。Z軸の正方向におけるMの端部とは、Z軸の正方向におけるMの端及びその近傍を意味する。Z軸の負方向におけるMの端部とは、Z軸の負方向におけるMの端及びその近傍を意味する。
 光結合器10は、発光素子等から出射された光を集光し、且つ、集光した光を光ファイバに入力させるための装置である。例えば、図2に示すように、光結合器10に、レーザLaが入射する。光結合器10は、出射されたレーザLaを集光する。集光されたレーザLaは、光ファイバOFに入射する。光結合器10は、第1光学部材100と、固定部101と、支持部材102と、を備えている。図1及び図2に示すように、第1光学部材100と、固定部101と、支持部材102とは、Z軸方向に見て、互いに重ならないように配置されている。
 第1光学部材100は、光を集光する部材である。具体的には、第1光学部材100は、1以上の集光レンズCL及び保持部HPを含んでいる。集光レンズCLは、図2に示すように、X軸の正方向に進行する光を集光する。換言すれば、本実施形態において、集光レンズCLは、レーザLaを集光する。本実施形態では、集光レンズCLは、X軸方向に伸びている円柱形状を有している。保持部HPは、集光レンズCLを保持する。具体的には、保持部HPは、集光レンズCLの周囲を囲んでいる。より詳細には、保持部HPは、集光レンズCLにおける円柱形状の曲面を囲んでいる。これにより、集光レンズCLは、保持部HPによって固定されている。集光レンズCLの主成分と、保持部HPの主成分とは、同じである。集光レンズCL及び保持部HPは、例えば、ケイ素(Si)または酸化ケイ素(SiO2)を主成分とするガラス材料によって成形されている。ここで、ケイ素または酸化ケイ素が主成分であるとは、例えば、ガラスに含まれる1以上の成分の中でケイ素または酸化ケイ素が最も多い質量モルパーセントを有していることを意味する。集光レンズCLの主成分以外の成分と、保持部HPの主成分以外の成分とは、異なっていてもよい。
 固定部101は、ガラスを主成分とする部材である。固定部101は、図2に示すように、1以上の光ファイバOFを固定する。具体的には、固定部101は、X軸方向に見て、V字形状を有する1以上の溝VGを含んでいる。そして、光ファイバOFは、溝VGに固定される。本実施形態では、1個の光ファイバOFが、溝VGに固定されている(図2参照)。このとき、X軸方向に並んでいる光ファイバOFと、集光レンズCLとは、光学的に結合している。これにより、光ファイバOFは、集光レンズCLを通過したレーザLaを受光する。
 支持部材102は、ガラスを主成分とする部材である。具体的には、支持部材102は、フィラーを有するガラス材料を含んでいる。支持部材102には、第1光学部材100及び固定部101が固定されている。以下、詳細に説明する。
 図1に示すように、支持部材102は、第1部分FSと第2部分SSと第3部分TSとを有している。図1乃至図2に示すように、第1部分FSと、第2部分SSと、第1光学部材100と、固定部101とは、Z軸方向に見て、互いに重ならないように配置されている。換言すれば、第1部分FSは、Y軸方向において、第2部分SSと異なる位置に存在している。より詳細には、第1部分FSと、第2部分SSとは、Y軸の負方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。また、第1光学部材100及び固定部101は、Z軸方向に見て、第1部分FSと第2部分SSとの間に位置している。
 第1部分FSは、X軸方向に伸びている。本実施形態では、第1部分FSは、X軸方向に伸びている板形状を有している。第1光学部材100は、第1部分FSに固定されている。具体的には、第1光学部材100のY軸の正方向における端が、第1部分FSに固定されている(図1乃至図2参照)。同様にして、固定部101は、第1部分FSに固定されている。より詳細には、X軸の正方向における第1部分FSの端部を第1部分第1端部FE1と定義する(図2参照)。このとき、固定部101は、第1部分第1端部FE1に固定されている。
 第2部分SSは、X軸方向に伸びている。本実施形態では、第2部分SSは、X軸方向に伸びている板形状を有している。第1光学部材100は、第2部分SSに固定されている。具体的には、第1光学部材100のY軸の負方向における端が、第2部分SSに固定されている(図1乃至図2参照)。同様にして、固定部101は、第2部分SSに固定されている。より詳細には、X軸の正方向における第2部分SSの端部を第2部分第1端部SE1と定義する(図2参照)。このとき、固定部101は、第2部分第1端部SE1に固定されている。
 第3部分TSは、第1部分FSと第2部分SSとを繋いでいる板形状の部材である。具体的には、第3部分TSは、Y軸方向に伸びている。また、第3部分TSは、第1部分FSと第2部分SSとの間に位置している。そして、第3部分TSは、第1部分FSと第2部分SSとに固定されている。より詳細には、X軸の負方向における第1部分FSの端部を第1部分第2端部FE2と定義する(図2参照)。また、X軸の負方向における第2部分SSの端部を第2部分第2端部SE2と定義する。このとき、本実施形態では、第3部分TSは、第1部分第2端部FE2と第2部分第2端部SE2とに固定されている。
 第3部分TSは、Z軸方向に見て、第1光学部材100及び固定部101と重なっていない。具体的には、第3部分TSと、第1光学部材100と、固定部101とは、X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。この場合、第3部分TSと第1光学部材100との間には、空隙VD1が存在している。空隙VD1は、光結合器10をZ軸方向に貫通している(図2参照)。同様にして、第1光学部材100と、固定部101との間には、空隙VD2が存在している。空隙VD2は、光結合器10をZ軸方向に貫通している。
 本実施形態において、第3部分TSには、貫通孔HLが設けられている(図1及び図2参照)。貫通孔HLは、第3部分TSをX軸方向に貫通している。貫通孔HLは、例えば、円筒形状である。本実施形態において、レーザLaは、貫通孔HLを介して第1光学部材100に到達する。
 (光結合器10の効果)
 光結合器10によれば、光結合器10の光軸にずれが生じる可能性を低減できる。光結合器10において、例えば、支持部材102の温度が上昇したときに、第1部分FSが熱膨張によって変形しようとする。この際、第1部分FSに対してX軸方向及びY軸方向の力(以下、力Aと称す)が加わる。しかし、光結合器10では、第3部分TSと、第1光学部材100と、固定部101とが、X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでおり、且つ、第1光学部材100が、第1部分FSと第2部分SSとに固定されている。すなわち、光結合器10では、第3部分TSと固定部101との間において第1光学部材100が、第1部分FS及び第2部分SSに固定されている。これにより、例えば、第1部分FSが、熱膨張によってY軸の正方向に引っ張られたとき、第2部分SSに固定されている第1光学部材100によって第1部分FSはY軸の負方向に引っ張られる。換言すれば、第1部分FSに対して力Aとは反対の方向に力(以下、力Bと称す)が加わる。これにより、第1部分FSのX軸方向における中心及びその近傍において、第1部分FSが変形しにくくなる。換言すれば、熱膨張によって光結合器10が変形しにくくなる。結果、光結合器10の光軸がずれる可能性が低減される。これにより、例えば、光結合器10の周囲に電気部品等が存在していた場合、電気部品等から発生した熱によって、光結合器10の光軸がずれる可能性が低減される。
 同じ理由により、例えば、第2部分SSが、熱膨張によってY軸の負方向に引っ張られたとき、第1光学部材100によって第2部分SSはY軸の正方向に引っ張られる。これにより、第2部分SSが変形しにくくなる。換言すれば、熱膨張によって光結合器10が変形しにくくなる。結果、光結合器10の光軸がずれる可能性が低減される。
 (光結合器10の変形例1)
 以下、光結合器10の変形例1に係る光結合器10aについて図を参照しながら説明する。図3は、光結合器10の変形例1に係る光結合器10aの外観斜視図である。なお、図3において光ファイバOFの記載は省略した。光結合器10aは、第3部分TSに貫通孔HLが設けられていない点で、光結合器10と異なる。本変形例では、レーザLaは、貫通孔HLを介さずに光ファイバOFに到達する。以下、詳細に説明する。なお、光結合器10と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
 図3に示すように、光結合器10aは、第2光学部材103を備えている。第2光学部材103は、プリズムPRを含んでいる。プリズムPRは、図3に示すように、光の進行方向をZ軸方向からZ軸方向に直交するX軸方向へ変更する。従って、本変形例では、レーザLaは、プリズムPRを介して光ファイバOFに到達する。
 第2光学部材103は、支持部材102に固定されている。具体的には、第2光学部材103は、X軸方向において、第3部分TSと第1光学部材100との間に位置している。第2光学部材103は、第1部分FSと、第2部分SSとに固定されている。第2光学部材103は、Z軸方向に見て、固定部101と、支持部材102とに、重ならない。
 (光結合器10aの効果)
 光結合器10aによれば、光結合器10aの光軸にずれが生じる可能性を低減できる。より詳細には、第2光学部材103は、X軸方向において、第3部分TSと第1光学部材100との間に位置する。第2光学部材103は、Z軸方向に見て、固定部101と、支持部材102とに、重ならない。この場合、第3部分TSと第1光学部材100との間において、第2光学部材103が、第1部分FS及び第2部分SSに固定されている。これにより、第1光学部材100に加えて、第2光学部材103によって第1部分FS及び第2部分SSが変形しにくくなる。従って、光結合器10aの光軸にずれが生じる可能性が低減される。
 (光結合器10の変形例2)
 以下、光結合器10の変形例2に係る光結合器10bについて図を参照しながら説明する。図4は、光結合器10の変形例2に係る光結合器10bの上面図である。なお、図4において光ファイバOFの記載は省略した。光結合器10bは、第3光学部材104を備えている点で、光結合器10と異なる。以下、詳細に説明する。
 図4に示すように、光結合器10bは、第3光学部材104を備えている。第3光学部材104は、1以上のコリメータレンズを含んでいる。コリメータレンズは、レーザLaのビーム形状を調整するレンズである。具体的には、コリメータレンズは、光結合器10bに入射されたレーザLaの進行方向がX軸方向と平行になるように、レーザLaの進行方向を補正する。本変形例において、第3光学部材104は、第1コリメータレンズ1040及び第2コリメータレンズ1041を含んでいる。第1コリメータレンズ1040は、ファスト軸方向に広がる光の形状を補正する。第1コリメータレンズ1040は、例えば、FAC(Fast Axis Collimator)等である。第2コリメータレンズ1041は、スロー軸方向に広がる光の形状を補正する。第2コリメータレンズ1041は、例えば、SAC(Slow Axis Collimator)等である。
 第3光学部材104は、Z軸方向に見て、第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101と、支持部材102とに、重ならないように配置されている。第3光学部材104は、X軸方向において第1光学部材100と、第2光学部材103との間に位置している。本変形例では、第1コリメータレンズ1040及び第2コリメータレンズ1041は、第1光学部材100と、第2光学部材103の間に位置している。具体的には、第2光学部材103と、第1コリメータレンズ1040と、第2コリメータレンズ1041と、第1光学部材100とが、X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。
 第3光学部材104は、第1部分FSと、第2部分SSとに固定されている。本変形例では、第1コリメータレンズ1040及び第2コリメータレンズ1041のそれぞれが、Z軸方向に見て、第1部分FSと、第2部分SSとに固定されている。
 (光結合器10bの効果)
 光結合器10bによれば、光結合器10bの光軸にずれが生じる可能性を低減できる。より詳細には、第3光学部材104は、Z軸方向に見て、第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101と、支持部材102とに、重ならない。そして、第3光学部材104は、第1部分FSと、第2部分SSとに固定されている。この場合、第1光学部材100と第2光学部材103との間において、第3光学部材104が第1部分FS及び第2部分SSに固定されている。従って、第1光学部材100及び第2光学部材103に加えて、第3光学部材104によって第1部分FS及び第2部分SSが変形しにくくなる。これにより、光結合器10bの光軸にずれが生じる可能性が低減される。
 (光結合器10bの変形例)
 以下、光結合器10bの変形例に係る光結合器10cについて図面を参照しながら説明する。図5は、光結合器10bの変形例に係る光結合器10cの上面図である。図5において光ファイバOFの記載は省略した。光結合器10cは、第2光学部材103と第1コリメータレンズ1040とが一体成形されている点で、光結合器10bと異なる。例えば、第2光学部材103と第1コリメータレンズ1040とは、主成分が同じ材料によって一体成形されている。第2光学部材103の主成分及び第1コリメータレンズ1040の主成分は、例えば、石英ガラスや、ホウケイ酸ガラス等である。換言すれば、第2光学部材103と、少なくとも1つのコリメータレンズとは、主成分が同一の材料により一体成形されている。なお、光結合器10cにおいて光結合器10bと同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
 (光結合器10cの効果)
 光結合器10cによれば、光結合器10cの強度が高まる。より詳細には、第2光学部材103と、少なくとも1つのコリメータレンズ(第1コリメータレンズ1040)とは、一体成形されている。第2光学部材103と、第1コリメータレンズ1040とが、一体成形されていることによって、第2光学部材103及び第1コリメータレンズ1040の剛性が高まる。従って、光結合器10cの強度が高まる。
 また、光結合器10cは、破損しにくい。例えば、主成分が異なる材料によって第2光学部材及び第1コリメータレンズを一体成形した場合、第2光学部材及び第1コリメータレンズの熱膨張率が異なる。この場合、熱膨張率の違いによって、第2光学部材の変形量と第1コリメータレンズの変形量とが異なる可能性がある。結果、一体成形された第2光学部材及び第1コリメータレンズが破損する可能性がある。一方、光結合器10cでは、第2光学部材103と、少なくとも1つのコリメータレンズ(第1コリメータレンズ1040)とは、主成分が同一の材料により一体成形されている。従って、第2光学部材103の熱膨張率と第1コリメータレンズ1040の熱膨張率とが、同一になりやすい。従って、一体成形された第2光学部材103及び第1コリメータレンズ1040が、破損する可能性が低い。結果、光結合器10cが破損しにくくなる。
 光結合器10cによれば、光結合器10cの小型化が可能となる。より詳細には、第2光学部材103と、少なくとも1つのコリメータレンズ(第1コリメータレンズ1040)とが、一体成形されている。この場合、第2光学部材103と第1コリメータレンズ1040とが、間隔を空けずに配置されている。従って、第2光学部材103と第1コリメータレンズ1040とが、間隔を空けて配置されている場合と比較して、光結合器10cのX軸方向の長さが短くなる。結果、光結合器10cの小型化が可能となる。
 (光結合器10の変形例3)
 以下、光結合器10の変形例3に係る光結合器10dについて図を参照しながら説明する。図6は、光結合器10の変形例3に係る光結合器10dの外観斜視図である。図6において光ファイバOF1~OF5の記載は省略した。光結合器10dは、第1光学部材100が2以上の集光レンズCLを備えている点、及び、固定部101が2以上の溝VGを含んでいる点で、光結合器10と異なる。以下、詳細に説明する。なお、光結合器10dにおいて光結合器10と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
 図6に示すように、本変形例では、第1光学部材100は、集光レンズCL1~CL5を含んでいる。集光レンズCL1~CL5は、Y軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。換言すれば、2以上の集光レンズCLは、Y軸方向に並んでおり、且つ、Z軸方向に見て、互いに重なっていない。
 固定部101は、溝VG1~VG5を含んでいる。溝VG1~VG5は、Y軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。溝VG1~VG5は、Z軸方向に見て、互いに重なっていない。換言すれば、2以上の溝VGは、Y軸方向に並んでおり、且つ、Z軸方向に見て、互いに重なっていない。溝VG1~VG5のそれぞれには、図示しない光ファイバOF1~OF5が固定されている。光ファイバOF1~OF5のそれぞれは、集光レンズCL1~CL5と、光学的に結合している。具体的には、貫通孔HL1~HL5を通過したレーザLa1~La5(図示せず)のそれぞれは、集光レンズCL1~CL5に入射する。そして、光ファイバOF1~OF5のそれぞれは、レーザLa1~La5を受光する。光結合器10dは、光結合器10と同じ作用効果を奏することができる。
 (第2実施形態)
 以下、第2実施形態に係る光結合器20について図を参照しながら説明する。図7は、第2実施形態に係る光結合器20の上面図である。図7において光ファイバOFの記載は省略した。図7に示すように、光結合器20は、支持部材102が第3部分TSを有していない点で、光結合器10と異なる。具体的には、光結合器20では、第2光学部材103が、第3部分TSの代わりに、第1部分第2端部FE2及び第2部分第2端部SE2に固定されている。以下、詳細に説明する。なお、光結合器10と同じ構造については、同じ符号を付して説明を省略する。
 図7に示すように、光結合器20は、第1光学部材100と、第2光学部材103と、固定部101と、支持部材102と、を備えている。第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101と、支持部材102とは、Z軸方向に見て、互いに重ならないように配置されている。具体的には、第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101とは、X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。
 第2光学部材103は、1以上のプリズムPRを含んでいる。プリズムPRの構造は、光結合器10aのプリズムPRと同じであるため、説明を省略する。
 本実施形態では、支持部材102は、第1部分FSと、第2部分SSとを有している。図7に示すように、第1部分FSは、Y軸方向において、第2部分SSと異なる位置に存在している。具体的には、第1部分FSと第2部分SSとは、Y軸の負方向にこの順に間隔を空けて配置されている。また、第2光学部材103、第1光学部材100及び固定部101は、Y軸方向において、第1部分FSと第2部分SSとの間に位置している。この場合、第2光学部材103と第1光学部材100との間には、空隙VD3が存在している。空隙VD3は、光結合器10をZ軸方向に貫通している(図7参照)。
 第1部分FSは、X軸方向に伸びている。第1光学部材100は、第1部分FSに固定されている。また、固定部101は、第1部分FSに固定されている。本実施形態では、固定部101は、第1部分第1端部FE1に固定されている。さらに、第2光学部材103は、第1部分FSに固定されている。本実施形態では、第2光学部材103は、第1部分第2端部FE2に固定されている。
 第2部分SSは、X軸方向に伸びている。第1光学部材100は、第2部分SSに固定されている。また、固定部101は、第2部分SSに固定されている。本実施形態では、固定部101は、第2部分第1端部SE1とに固定されている。さらに、第2光学部材103は、第2部分SSに固定されている。本実施形態では、第2光学部材103は、第2部分第2端部SE2に固定されている。
 (第2実施形態の効果)
 光結合器20によれば、光結合器20の光軸にずれが生じる可能性を低減できる。より詳細には、第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101とは、X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでおり、且つ、第1光学部材100が、第2光学部材103と固定部101との間において第1部分FSと第2部分SSとに固定されている。上記の構成の場合、第2光学部材103と固定部101の間において、第1光学部材100が、第1部分FS及び第2部分SSに固定されている。従って、光結合器10と同様にして、第1部分FSのX軸方向における中心及びその近傍において、第1部分FSが変形しにくくなる。また、第2部分SSのX軸方向における中心及びその近傍において、第2部分SSが変形しにくくなる。従って、光結合器20の光軸がずれる可能性が低減される。
 (第2実施形態の変形例1)
 以下、第2実施形態の変形例1に係る光結合器20aについて図を参照しながら説明する。図8は、第2実施形態に係る光結合器20aの上面図である。図8において光ファイバOFの記載は省略した。光結合器20aは、第3光学部材104を備えている点で光結合器20と異なる。以下、詳細に説明する。なお、光結合器20aにおいて、光結合器20と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
 図8に示すように、第3光学部材104は、X軸方向において第1光学部材100と第2光学部材103とに挟まれている。第3光学部材104は、1以上のコリメータレンズを含んでいる。具体的には、本変形例では、第3光学部材104は、第1コリメータレンズ1040及び第2コリメータレンズ1041を含んでいる。第1コリメータレンズ1040及び第2コリメータレンズ1041の構造及び配置は、光結合器10bと同様であるため、説明を省略する。
 光結合器10bと同様にして、光結合器20aでは、第2光学部材103と固定部101との間に位置する第1コリメータレンズ1040及び第2コリメータレンズ1041によって、光結合器20aの光軸にずれが生じる可能性が低減される。
 (第2実施形態の変形例2)
 以下、第2実施形態の変形例2に係る光結合器20bについて図面を参照しながら説明する。図9は、光結合器20の変形例2に係る光結合器20bの上面図である。図9において光ファイバOF1~OF5の記載は省略した。
 光結合器20bは、第1光学部材100が2以上の集光レンズCLを含んでいる点及び固定部101が2以上の溝VGを含んでいる点で、光結合器20と異なる。以下、詳細に説明する。なお、光結合器20bにおいて光結合器20と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
 図9に示すように、光結合器20bにおいて第1光学部材100は、集光レンズCL1~CL5を含んでいる。光結合器20bの固定部101は、溝VG1~VG5を含んでいる。溝VG1~VG5のそれぞれには、図示しない光ファイバOF1~OF5が固定されている。第2光学部材103に出射されたレーザLa1~La5(図示せず)は、集光レンズCL1~CL5に入射する。集光レンズCL1~CL5の構造及び配置と、溝VG1~VG5の構造及び配置とは、光結合器10dと同じであるため説明を省略する。
 (第3実施形態)
 以下、第3実施形態に係る光結合器30について図面を参照しながら説明する。図10は、第3実施形態に係る光結合器30の上面図である。図10において光ファイバOFの記載は省略した。光結合器30は、支持部材102が、第4部分RSを有している点で、光結合器10と異なる。以下、詳細に説明する。なお、光結合器30において光結合器10と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
 図10に示すように、第4部分RSは、第1部分第1端部FE1と、第2部分第1端部SE1とに固定されている。このとき、第3部分TSと、第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101と、第4部分RSとは、X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。この場合、第4部分RSと第1光学部材100との間に位置する固定部101によって、第1部分FS及び第2部分SSが変形しにくくなる。従って、光結合器10と同じ理由により、光結合器30の光軸にずれが生じる可能性が低減される。
 (第4実施形態)
 以下、第4実施形態に係る光結合器40について図面を参照しながら説明する。図11は、第4実施形態に係る光結合器40の外観斜視図である。図11において光ファイバOFの記載は省略した。図12は、光結合器40の外観斜視図であって、ボールレンズBL1~BL5の記載を省略した図である。光結合器40は、1以上のボールレンズBL及びボールレンズ固定部105を備えている点で、光結合器10と異なる。以下、詳細に説明する。なお、光結合器40において光結合器10と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
 図11に示す例において、光結合器40の第1光学部材100は、ボールレンズBL1~BL5を含んでいる。ボールレンズBL1~BL5は、球型の集光レンズである。ボールレンズBL1~BL5は、Y軸の正方向にこの順に並んでいる。
 ボールレンズ固定部105は、図11及び図12に示すように、Z軸の負方向における第1部分FSの端部に固定されている。また、ボールレンズ固定部105は、Z軸の負方向における第2部分SSの端部に固定されている。第3部分TSと、第2光学部材103と、ボールレンズ固定部105と、固定部101とは、X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでいる。ボールレンズ固定部105と、支持部材102と、固定部101とは、主成分が同一の材料により一体成形されている。
 ボールレンズ固定部105は、1以上のボールレンズBLを固定する。具体的には、ボールレンズ固定部105は、図12に示すように、1以上の窪みBGを含んでいる。1以上のボールレンズBLは、1以上の窪みBGに固定されている。図12に示す例では、ボールレンズ固定部105は、窪みBG1~BG5を含んでいる。窪みBG1~BG5は、Y軸の正方向にこの順に並んでいる。図11に示す例では、ボールレンズBL1~BL5のそれぞれは、窪みBG1~BG5に固定されている。
 本変形例では、ボールレンズ固定部105によって第1部分FS及び第2部分SSが変形しにくくなる。従って、光結合器10と同じ理由により、光結合器40に光軸にずれが生じる可能性が低減される。
 (第5実施形態)
 以下、第5実施形態に係る光結合器50について図面を参照しながら説明する。図13は、第5実施形態に係る光結合器50の断面図である。図13は、図3のA-Aにおける断面図に相当する。図13において光ファイバOFの記載は省略した。光結合器50は、Z軸方向に並んでいる第2光学部材103及び第3光学部材104を備えている点で、光結合器10と異なる。以下、詳細に説明する。なお、光結合器50において光結合器10と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
 光結合器50において、第2光学部材103と、少なくとも1つのコリメータレンズとが、Z軸の正方向に並んでいる。例えば、図13に示すように、第1コリメータレンズ1040と、第2光学部材103とが、Z軸の正方向にこの順に並んでいる。この場合、Z軸の正方向に進行するレーザLaは、第1コリメータレンズ1040に入射する。例えば、第1コリメータレンズ1040によってファスト軸方向に広がるレーザLaの光が、補正される。補正後のレーザLaは、第2光学部材103に到達する。第2光学部材103によって、レーザLaの進行方向は、Z軸の正方向から、X軸の正方向へと変化する。X軸の正方向に進行するレーザLaは、第2コリメータレンズ1041と、第1光学部材100とを通過して、光ファイバOFに到達する。光結合器50は、光結合器10と同じ理由により、光結合器50の光軸にずれが生じる可能性が低減される。
 (その他の実施形態)
 本発明に係る光結合器10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40,50に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。また、光結合器10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40,50の構造を任意に組み合わせてもよい。
 なお、光結合器10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40,50は、例えば、光通信の分野において用いられている。例えば、光結合器10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40,50は、光トランシーバに用いられている。
 なお、第1光学部材100は、必ずしも1以上の集光レンズを含んでいなくてもよい。
 なお、第2光学部材103は、必ずしもプリズムPRを含んでいなくてもよい。
 なお、光結合器10,10cにおいて、レーザLaは、必ずしも、貫通孔HLを介して第1光学部材100へ到達しなくてもよい。例えば、光結合器10,10cにおいて、第3部分TSのZ軸方向の長さを短くすることによって、レーザLaを、第1光学部材100へ到達させてもよい。
 なお、光結合器10b,20aにおいて、第2光学部材103と、第1コリメータレンズ1040とは、単一の材料によって作成された単一部材であってもよい。
 なお、光結合器10は、第1コリメータレンズ1040及び第2コリメータレンズ1041を備えていてもよい。
 なお、光結合器10c,20bにおいて、第1光学部材100は、必ずしも、5個の集光レンズを含んでいなくてもよい。同様にして、光結合器10c,20bにおいて、固定部101は、必ずしも5個の溝VGを含んでいなくてもよい。
 なお、光結合器30において、第1光学部材100は、必ずしも、2以上の集光レンズCLを備えていなくてもよい。第1光学部材100は、1個の集光レンズのみを備えていてもよい。この場合、固定部101は、1個の溝VGを含んでいる。そして、固定部101には、1個の光ファイバOFが、固定されている。
 なお、光結合器40において、第1光学部材100は、必ずしも5個のボールレンズBLを含んでいなくてもよい。光結合器40は、6個以上のボールレンズBLを含んでいてもよい。また、光結合器40は、1個以上4個以下のボールレンズBLを含んでいてもよい。
 なお、光結合器40は、必ずしもプリズムPRを備えていなくてもよい。例えば、光結合器40の第3部分TSには、貫通孔HLが設けられている。そして、レーザLaは、貫通孔HLを介して第1光学部材100に到達してもよい。
 なお、光結合器10,10a,10b,10c,30,40,50において、第3部分TSは、必ずしも第1部分第2端部FE2に固定されていなくてもよい。例えば、第1部分第1端部FE1と第1部分第2端部FE2との間において、第3部分TSが第1部分FSに固定されていてもよい。同様にして、第3部分TSは、必ずしも第2部分第2端部SE2に固定されていなくてもよい。
 同様にして、固定部101は、必ずしも第1部分第1端部FE1に固定されていなくてもよい。同様にして、固定部101は、第2部分第1端部SE1に固定されていなくてもよい。
 同様にして、光結合器30において、第4部分RSは、必ずしも第1部分第1端部FE1に固定されていなくてもよい。同様にして、第4部分RSは第2部分第1端部SE1に固定されていなくてもよい。
 なお、光結合器40は、1以上の第3光学部材104を備えていてもよい。
 なお、支持部材102は、必ずしもフィラーを有するガラス材料を含んでいなくてもよい。
 なお、溝VGは、X軸方向に見て、必ずしもV字形状を有していなくてもよい。
 なお、光結合器10,10dにおいて、第3部分TSと、第1光学部材100と、固定部101とが、X軸方向に等間隔に並んでいてもよい。この場合、例えば、第1部分FSに加わる力Aは、第1部分FS全体に分散されやすくなる。従って、光結合器10,10dが変形しにくくなる。結果、光結合器10、10dの光軸がずれる可能性が低減する。
 同様にして、光結合器10a,40において、第3部分TSと、第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101とが、X軸方向に等間隔に並んでいてもよい。
 同様にして、光結合器10bにおいて、第3部分TSと、第2光学部材103と、第3光学部材104と、第1光学部材100と、固定部101とが、X軸方向に等間隔に並んでいてもよい。
 同様にして、光結合器10cにおいて、第3部分TSと、一体成型された第2光学部材103及び第1コリメータレンズ1040と、第2コリメータレンズ1041と、第1光学部材100と、固定部101とが、等間隔に並んでいてもよい。
 同様にして、光結合器20,20bにおいて、第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101とが、X軸方向に等間隔に並んでいてもよい。
 同様にして、光結合器20aにおいて、第2光学部材103と、第3光学部材104と、第1光学部材100と、固定部101とが、X軸方向に等間隔に並んでいてもよい。
 同様にして、光結合器30において、第3部分TSと、第2光学部材103と、第1光学部材100と、固定部101と、第4部分RSとが、X軸方向に等間隔に並んでいてもよい。
 なお、支持部材102及び固定部101が、フィラーを有するガラス材料を含んでいてもよい。この場合、支持部材102及び固定部101が、主成分が同一の材料によって成形されている。従って、光結合器10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40,50の剛性が高まる。
 なお、光結合器10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40,50が備えている全ての部材(第1光学部材100、固定部101、支持部材102等)が、主成分が同一の材料によって一体成型されていてもよい。
 なお、図1から図11に示す例では、第1部分第1端部FE1における第1部分FSのZ軸方向の長さと、第1部分第2端部FE2における第1部分FSのZ軸方向の長さと、が異なっている。しかし、第1部分第1端部FE1における第1部分FSのZ軸方向の長さと、第1部分第2端部FE2における第1部分FSのZ軸方向の長さとが、同じであってもよい。
 なお、図1から図11に示す例では、第2部分第1端部SE1における第2部分SSのZ軸方向の長さと、第2部分第2端部SE2における第2部分SSのZ軸方向の長さと、が異なっている。しかし、第2部分第1端部SE1における第2部分SSのZ軸方向の長さと、第2部分第2端部SE2における第2部分SSのZ軸方向の長さとが、同じであってもよい。
 なお、第1実施形態及び第2実施形態においては、光ファイバOFへレーザLaが入射する場合を例に説明した。しかし、光結合器10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40は、例えば、光ファイバOFからレーザLaが出力される場合でも用いることが可能である。以下、図3を援用して説明する。
 例えば、図3において、光ファイバOFから、レーザLaが照射される。すなわち、レーザLaが、X軸の負方向へ照射される。レーザLaは、第1光学部材100を通過してプリズムPRへ到達する。このとき、プリズムPRは、レーザLaの進行方向をX軸方向からZ軸方向へ変更する。進行方向をZ軸方向へ変更されたレーザLaは、光結合器10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40の外部へ出射する。すなわち、第2光学部材103は、光の進行方向をX軸方向からZ軸方向へ変更するプリズムPRを含んでいてもよい。
 なお、光結合器10d,20bの説明において、光ファイバOF1~OF5に対してレーザLa1~La5が入射する場合を例に説明した。しかし、光ファイバOF1~OF5の一部が、レーザLaを出力する光ファイバであってもよい。例えば、光結合器10dにおいて、光ファイバOF1~OF3が、光を入射する光ファイバであり、且つ、光ファイバOF4及びOF5が、レーザを出射する光ファイバであってもよい。
 なお、光結合器10b,10c,20aにおいて、第1コリメータレンズ1040と、第2コリメータレンズ1041とは、必ずしも、X軸の正方向にこの順に並んでいなくてもよい。例えば、第2コリメータレンズ1041と、第1コリメータレンズ1040とが、X軸の正方向にこの順に並んでいてもよい。
 なお、光結合器50において、第2コリメータレンズ1041と、第2光学部材103とが、Z軸の正方向に並んでいてもよい。
 なお、光結合器40において、ボールレンズ固定部105と、支持部材102と、固定部101とは、必ずしも、主成分が同一の材料により一体成形されていなくてもよい。
10,10a,10b,10c,10d,20,20a,20b,30,40,50…光結合器
100…第1光学部材
CL,CL1~CL5…集光レンズ
101…固定部
OF,OF1~OF5…光ファイバ
102…支持部材
FS…第1部分
SS…第2部分
TS…第3部分
103…第2光学部材
PR…プリズム
104…第3光学部材
1040…第1コリメータレンズ
1041…第2コリメータレンズ

Claims (12)

  1.  X軸の正方向に進行する光を集光する1以上の集光レンズを含んでいる第1光学部材と、
     1以上の光ファイバを固定するための固定部と、
     前記X軸方向に伸びている第1部分と、前記X軸方向に伸びている第2部分と、前記X軸方向に直交するY軸方向に伸びている第3部分と、を有している支持部材と、
     を備えており、
     前記第1部分は、前記Y軸方向において、前記第2部分と異なる位置に存在しており、
     前記X軸方向及び前記Y軸方向に直交するZ軸方向を定義し、
     前記第1光学部材と、前記固定部と、前記支持部材とは、Z軸方向に見て、互いに重ならないように配置されており、
     前記第3部分と、前記第1光学部材と、前記固定部とは、前記X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでおり、
     前記第3部分、前記第1光学部材及び前記固定部は、前記Z軸方向に見て、前記第1部分と前記第2部分との間に位置しており、
     前記第3部分、前記第1光学部材及び前記固定部のそれぞれは、前記第1部分と前記第2部分とに固定されている、
     光結合器。
  2.  光を集光する1以上の集光レンズを含んでいる第1光学部材と、
     光の進行方向をZ軸方向から前記Z軸方向に直交するX軸方向へ変更するプリズム、又は、前記X軸方向から前記Z軸方向へ変更するプリズムを含んでいる第2光学部材と、
     1以上の光ファイバを固定するための固定部と、
     前記X軸方向に伸びている第1部分と、前記X軸方向に伸びている第2部分と、を有している支持部材と、
     を備えており、
     前記Z軸方向と、前記X軸方向とに直交するY軸方向を定義し、
     前記第1部分は、前記Y軸方向において、前記第2部分と異なる位置に存在しており、
     前記第2光学部材と、前記第1光学部材と、前記固定部と、前記支持部材とは、Z軸方向に見て、互いに重ならないように配置されており、
     前記第2光学部材と、前記第1光学部材と、前記固定部とは、前記X軸の正方向にこの順に間隔を空けて並んでおり、
     前記第2光学部材、前記第1光学部材及び前記固定部は、前記Y軸方向において、前記第1部分と前記第2部分との間に位置しており、
     前記第2光学部材、前記第1光学部材及び前記固定部のそれぞれは、前記第1部分と前記第2部分とに固定されている、
     光結合器。
  3.  前記X軸の正方向における前記第1部分の端部を第1部分第1端部と定義し、
     前記X軸の負方向における前記第1部分の端部を第1部分第2端部と定義し、
     前記X軸の正方向における前記第2部分の端部を第2部分第1端部と定義し、
     前記X軸の負方向における前記第2部分の端部を第2部分第2端部と定義し、
     前記第3部分は、前記第1部分第2端部と前記第2部分第2端部とに固定されており
     前記固定部は、前記第1部分第1端部と前記第2部分第1端部とに固定されている、
     請求項1に記載の光結合器。
  4.  前記X軸の正方向における前記第1部分の端部を第1部分第1端部と定義し、
     前記X軸の負方向における前記第1部分の端部を第1部分第2端部と定義し、
     前記X軸の正方向における前記第2部分の端部を第2部分第1端部と定義し、
     前記X軸の負方向における前記第2部分の端部を第2部分第2端部と定義し、
     前記第2光学部材は、前記第1部分第2端部と前記第2部分第2端部とに固定されており、
     前記固定部は、前記第1部分第1端部と前記第2部分第1端部とに固定されている、
     請求項2に記載の光結合器。
  5.  前記光結合器は、
     前記X軸方向において前記第3部分と前記第1光学部材との間に位置する第2光学部材であって、前記Z軸方向に見て、前記第1部分と前記第2部分とに固定されている第2光学部材、
     を更に備えており、
     前記第2光学部材は、Z軸方向に見て、前記固定部と、前記支持部材とに、重ならず、
     前記第2光学部材は、光の進行方向をZ軸方向から前記Z軸方向に直交するX軸方向へ変更するプリズム、又は、前記X軸方向から前記Z軸方向へ変更するプリズムを含んでいる、
     請求項1又は請求項3に記載の光結合器。
  6.  前記光結合器は、
      前記X軸方向において前記第1光学部材と、前記第2光学部材との間に位置する第3光学部材であって、前記第1部分と、前記第2部分とに固定されている第3光学部材を、
     更に備えており、
     前記第3光学部材は、Z軸方向に見て、前記第2光学部材と、前記第1光学部材と、前記固定部と、前記支持部材とに、重ならないように配置されており、
     前記第3光学部材は、1以上のコリメータレンズを含んでいる、
     請求項2、請求項4、又は、請求項5のいずれかに記載の光結合器。
  7.  前記第2光学部材と、少なくとも1つのコリメータレンズとは、主成分が同一の材料により一体成形されている、
     請求項6に記載の光結合器。
  8.  前記X軸方向に並んでいる前記光ファイバと、前記集光レンズとは、光学的に結合している、
     請求項1から請求項7のいずれかに記載の光結合器。
  9.  前記固定部は、前記X軸方向に見て、V字形状を有する1以上の溝を含んでいる、
     請求項1から請求項8のいずれかに記載の光結合器。
  10.  2以上の前記溝は、前記Y軸方向に並んでおり、且つ、前記Z軸方向に見て、互いに重ならず、
     2以上の前記集光レンズは、前記Y軸方向に並んでおり、且つ、前記Z軸方向に見て、互いに重ならず、
     前記X軸方向に並んでいる前記光ファイバと前記集光レンズとは、光学的に結合している、
     請求項9に記載の光結合器。
  11.  前記支持部材は、フィラーを有するガラス材料を含んでいる、
     請求項1から請求項10のいずれかに記載の光結合器。
  12.  前記固定部は、フィラーを有するガラス材料を含んでいる、
     請求項11に記載の光結合器。
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