WO2022065218A1 - 画面表示制御装置、画面表示制御方法及びプログラム - Google Patents

画面表示制御装置、画面表示制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現する画面表示制御装置、画面表示制御方法及びプログラムを提供する。入力された複数の種類のデータを取得し、複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定し、複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、画面全体における複数の種類のデータの表示の配置を決定し、複数の種類のデータを決定した配置で画面に表示させる画面表示制御装置、画面表示制御方法及びプログラムによって上記課題を解決する。

Description

画面表示制御装置、画面表示制御方法及びプログラム
 本発明は画面表示制御装置、画面表示制御方法及びプログラムに係り、特に複数の種類のデータを画面に表示する技術に関する。
 自治体の災害対応業務においては、気象情報及び街の被害状況等、多種多様で大量の情報がリアルタイムに入力され、この大量の情報を適切に画面表示することが必要となる。
 特許文献1には、ユーザーが見たい情報を表示する画面をあらかじめ登録しておき、ショートカットボタン等で切り替える装置が記載されている。
特開2003-141670号公報
 災害対応業務の担当者は、入力される大量の情報の中から必要な情報を取捨選択しながら意思決定を行うが、適切な情報に着目することが遅れると、救助活動及び避難指示発令等の意思決定の速さにも影響してしまう。
 これに対し、特許文献1に記載の装置のように、表示項目及びレイアウトがプリセットされた表示方法では、状況に応じて重要度が動的に変わるような情報を適切に表現できないという問題点があった。
 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現する画面表示制御装置、画面表示制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
 上記目的を達成するための画面表示制御装置の一の態様は、プロセッサに実行させるための命令を記憶するメモリと、メモリに記憶された命令を実行するプロセッサと、を備え、プロセッサは、入力された複数の種類のデータを取得し、複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定し、複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、画面全体における複数の種類のデータの表示の配置を決定し、複数の種類のデータを決定した配置で画面に表示させる、画面表示制御装置である。
 本態様によれば、複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、画面全体における複数の種類のデータの表示の配置を決定するようにしたので、動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現することができる。
 プロセッサは、複数の種類のデータのうち重要度が高い第1の種類のデータの面積を大きく配置、又は第1の種類のデータ以外の種類のデータよりも目立たせて配置することが好ましい。これにより、重要度が高い第1の種類のデータを大きく、又は目立たせて配置することができる。
 プロセッサは、複数の種類のデータのうち第2の種類のデータの重要度が上がると、第2の種類のデータ以外の種類のデータのうち、最も重要度の低い第3の種類のデータの面積を小さく配置、又は非表示にすることが好ましい。これにより、第2の種類のデータの面積を相対的に大きくすることができる。
 プロセッサは、データ入力頻度が閾値を超えた種類のデータについて重要度が高いと判定することが好ましい。これにより、重要度を適切に判定することができる。
 プロセッサは、複数の種類のデータのうち第4の種類のデータを一定の面積で配置することが好ましい。第4の種類のデータを常に一定の面積で表示させることができる。
 プロセッサは、ユーザーからの入力を受け付けるウィンドウを画面に表示させることが好ましい。ユーザーからの入力を受け付けることができる。
 プロセッサは、ユーザーの属性又はユーザーの位置に応じて複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定することが好ましい。これにより、ユーザーに応じた重要度を判定することができる。
 プロセッサは、複数の種類のデータのそれぞれの重要度を共通の指標で算出し、共通の指標で算出された重要度を用いて複数の種類のデータ同士の重要度を比較することがこのましい。これにより、複数の種類のデータの重要度を適切に比較することができる。
 複数の種類のデータは、気象情報、災害対策情報、地震災害情報、及び水害情報のうち少なくとも1つを含むことが好ましい。本態様は、このような種類のデータを扱う場合に好適である。
 上記目的を達成するための画面表示制御方法の一の態様は、入力された複数の種類のデータを取得する取得工程と、複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定する判定工程と、複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、画面全体における複数の種類のデータの表示の配置を決定する決定工程と、複数の種類のデータを決定した配置で画面に表示させる表示制御工程と、を備える画面表示制御方法である。
 本態様によれば、複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、画面全体における複数の種類のデータの表示の配置を決定するようにしたので、動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現することができる。
 上記目的を達成するためのプログラムの一の態様は、上記の画面表示制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。このプログラムが記録された、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体も本態様に含んでよい。
 本態様によれば、複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、画面全体における複数の種類のデータの表示の配置を決定するようにしたので、動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現することができる。
 本発明によれば、動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現することができる。
図1は、被害状況監視システムの概略図である。 図2は、サーバーの構成図である。 図3は、サーバーの機能ブロック図である。 図4は、画面構成部の機能ブロック図である。 図5は、レイアウト制御部の機能ブロック図である。 図6は、色制御部の機能ブロック図である。 図7は、外部データ受信部の機能ブロック図である。 図8は、重要度判定用データ取得部の機能ブロック図である。 図9は、ユーザー属性取得部の機能ブロック図である。 図10は、画面表示制御方法の各工程を示すフローチャートである。 図11は、ディスプレイに表示される画面の一例である。 図12は、ディスプレイに表示される画面の一例である。 図13は、タブレットPCに表示される画面の一例を示す図である。 図14は、タブレットPCに表示される画面の一例を示す図である。 図15は、スマートフォンに表示される画面の一例を示す図である。 図16は、ディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図17は、ディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 図18は、重要度判定部が用いる参照テーブルの一例を示す図である。
 以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施形態について詳説する。
 〔被害状況監視システムの構成〕
 図1は、本実施形態に係る被害状況監視システム10の概略図である。図1に示すように、被害状況監視システム10は、ディスプレイ12と、サーバー14と、情報取得装置16と、タブレットPC(Personal Computer)18と、スマートフォン20と、から構成される。
 ディスプレイ12は、行政機関の災害対策本部に設置され、災害に関する複数の情報を災害対策本部のメンバーであるユーザーに視認させるための表示装置である。ディスプレイ12としては、大画面プラズマディスプレイ、又は複数のディスプレイをつなぎ合わせた多面マルチディスプレイ等を適用することができる。ディスプレイ12に代えて、スクリーンに映像を投影するプロジェクタを適用してもよい。
 サーバー14は、少なくとも1つのコンピュータで実現され、ディスプレイ12、タブレットPC18、及びスマートフォン20の画面表示を制御する画面表示制御装置を構成する。
 情報取得装置16は、センサーデータ及びシステムログからなる気象情報、災害対策情報、地震災害情報、及び水害情報等の情報を取得する。サーバー14は、インターネット等の通信ネットワーク21を介して、情報取得装置16からこれらの情報を受信可能に接続される。
 ここで、気象情報は、雨量グラフ、天気図、雨雲分布図、波高グラフ、風向風速グラフ、警報・注意報、気温グラフ、及び湿度グラフのうちの少なくとも1つを含む情報である。
 災害対策情報は、避難所マップ、避難所備蓄品・収容可能人数・設備情報、避難所への避難住民名簿・人数グラフ、避難所からの物資・人員支援リクエスト、下水・上水道マップ、病院マップ、病院の受け入れ可能人数、通信障害エリアマップ、給油可能ガソリンスタンドマップ、公共交通機関の稼働状況、定点カメラ位置・撮影画像・ストリーミング映像、ドライブレコーダー位置・撮影画像・ストリーミング映像、調査用ドローンの航跡・撮影画像・ストリーミング映像、災害対策本部に設置されたホワイトボードの位置・画像・ストリーミング映像、及び他自治体の災害対策情報のうちの少なくとも1つを含む情報である。
 地震災害情報は、震度分布図、被災家屋分布図・損壊家屋画像、火災家屋分布図・火災家屋画像、道路・インフラ被害分布図、被災者数グラフ、家屋被害調査員の人数・調査資材、家屋被害調査員の位置情報、家屋被害調査の進捗、家屋被害調査実施内容のログ、家屋被害調査結果、家屋被害調査員からの問い合わせログ、住民からの家屋被害通報、住民からの道路・インフラ被害通報、住民からの火災通報、住民からの相談内容、及び住民のSNS(Social Networking Service)投稿内容のうちの少なくとも1つを含む情報である。
 水害情報は、ハザードマップ、河川水位グラフ、危険水準河川マップ、堤防の損壊箇所マップ、洪水シミュレーション結果、避難経路シミュレーション結果、避難勧告発令履歴、避難住民位置情報、要支援住民リスト、洪水発生マップ、及び土砂災害発生マップのうちの少なくとも1つを含む情報である。
 タブレットPC18は、行政機関の関係者が所有する情報携帯端末であり、通信ネットワーク21を介してサーバー14に接続される。図1では1つのタブレットPC18を例示しているが、複数のタブレットPC18が通信ネットワーク21を介してサーバー14に接続されていてもよい。
 スマートフォン20は、地域住民が所有する情報携帯端末であり、通信ネットワーク21を介してサーバー14に接続される。図1では1つのスマートフォン20を例示しているが、複数のスマートフォン20が通信ネットワーク21を介してサーバー14に接続されていてもよい。
 図2は、サーバー14の構成図である。サーバー14は、プロセッサ14Aと、メモリ14Bと、通信インターフェース14Cと、を備える。
 プロセッサ14Aは、メモリ14Bに記憶された命令を実行する。プロセッサ14Aのハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。各種のプロセッサには、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の機能部として作用する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、画像処理に特化したプロセッサであるGPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるPLD(Programmable Logic Device)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
 1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されていてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサ(例えば、複数のFPGA、又はCPUとFPGAの組み合わせ、あるいはCPUとGPUの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の機能部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の機能部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント又はサーバー等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組合せで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の機能部として作用させる形態がある。第2に、SoC(System On Chip)等に代表されるように、複数の機能部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の機能部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
 さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)である。
 メモリ14Bは、プロセッサ14Aに実行させるための命令を記憶する。メモリ14Bは、不図示のRAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)を含む。プロセッサ14Aは、RAMを作業領域とし、ROMに記憶された画面表示制御プログラムを含む各種のプログラム及びパラメータを使用してソフトウェアを実行し、かつROM等に記憶されたパラメータを使用することで、サーバー14の各種の処理を実行する。
 通信インターフェース14Cは、有線及び無線の通信を制御する。サーバー14は、通信インターフェース14Cによって、インターネット等の通信ネットワーク21にデータを送受信可能に接続される。
 タブレットPC18、及びスマートフォン20の構成についても、図2に示したサーバー14の構成と同様である。
 図3は、サーバー14の機能ブロック図である。図3に示すように、サーバー14は、外部データ受信部22と、画面表示部24と、画面構成部26と、データ重要度判定部28と、重要度判定用データ取得部30と、を備える。外部データ受信部22と、画面表示部24と、画面構成部26と、データ重要度判定部28と、重要度判定用データ取得部30と、の機能は、プロセッサ14Aによって実現される。
 外部データ受信部22は、通信ネットワーク21を介して情報取得装置16、タブレットPC18、及びスマートフォン20から入力された複数の種類のデータを受信(取得の一例)する。画面表示部24は、外部データ受信部22が受信した複数の種類のデータを画面構成部26が決定した配置でディスプレイ12等の画面に表示させる。画面構成部26は、表示画面の構成を制御する。
 データ重要度判定部28は、外部データ受信部22が受信した複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定する。重要度判定用データ取得部30は、データ重要度判定部28が重要度を判定するための重要度判定用データを取得する。
 図4は、画面構成部26の機能ブロック図である。図4に示すように、画面構成部26は、表示・非表示制御部32と、レイアウト制御部34と、カーソルフォーカス制御部36と、ズーム制御部38と、色制御部40と、音効果制御部42と、アニメーション制御部44と、を備える。
 表示・非表示制御部32は、複数の種類のデータのそれぞれの種類のデータについて、画面での表示及び非表示を制御する。レイアウト制御部34は、画面全体におけるレイアウトを制御する。カーソルフォーカス制御部36は、カーソルのフォーカス位置における動作を制御する。ズーム制御部38は、画面内の表示の拡大縮小を制御する。色制御部40は、画面表示の色を制御する。音効果制御部42は、ディスプレイ12、タブレットPC18、及びスマートフォン20の不図示のスピーカにおける音の効果を制御する。アニメーション制御部44は、アニメーション表示を制御する。
 図5は、レイアウト制御部34の機能ブロック図である。図5に示すように、レイアウト制御部34は、表示位置制御部46と、表示レイヤー制御部48と、サイズ制御部50と、を備える。
 表示位置制御部46は、複数の種類のデータのそれぞれの種類のデータの表示位置を制御する。表示レイヤー制御部48は、複数の種類のデータのそれぞれの種類のデータの表示レイヤーを制御する。サイズ制御部50は、複数の種類のデータのそれぞれの種類のデータの表示サイズを制御する。
 また、図6は、色制御部40の機能ブロック図である。図6に示すように、色制御部40は、テキスト色制御部52と、背景色制御部54と、枠線色制御部56と、透明効果制御部58と、を備える。
 テキスト色制御部52は、テキストの色を制御する。背景色制御部54は、背景色を制御する。枠線色制御部56は、枠線の色を制御する。透明効果制御部58は、透明効果を制御する。
 このように構成された画面構成部26によって、様々な効果を付与した表示画面を実現することができる。
 図7は、外部データ受信部22の機能ブロック図である。図7に示すように、外部データ受信部22は、センサーデータ受信部59と、システムログ受信部60と、を備える。
 センサーデータ受信部59は、センサーデータを受信する。センサーデータとは、例えば温度センサーから得られる温度データ等である。システムログ受信部60は、システムログを受信する。システムログとは、例えば住民からの家屋被害通報等である。
 図8は、重要度判定用データ取得部30の機能ブロック図である。図8に示すように、重要度判定用データ取得部30は、データ更新頻度取得部61と、データ閾値取得部62と、メタデータ取得部63と、ユーザー属性取得部64と、ユーザーフィードバック取得部66と、参照テーブル取得部67と、を備える。
 データ更新頻度取得部61は、情報取得装置16から入力されたそれぞれの種類のデータの更新頻度を取得する。データ閾値取得部62は、それぞれの種類のデータの閾値を取得する。データの閾値とは、データそのものの値と比較するための閾値であってもよいし、データの更新頻度と比較するための閾値であってもよいし、データの入力頻度と比較するための閾値であってもよい。
 メタデータ取得部63は、それぞれの種類のデータのメタデータを取得する。ユーザー属性取得部64は、サーバー14、タブレットPC18、及びスマートフォン20のユーザーの属性情報を取得する。ユーザーフィードバック取得部66は、ユーザーからフィードバックされた情報を取得する。参照テーブル取得部67は、複数の種類のデータ同士の重要度を比較するための共通の指標で表された重要度参照テーブルを取得する。
 図9は、ユーザー属性取得部64の機能ブロック図である。図9に示すように、ユーザー属性取得部64は、ユーザー位置取得部68と、ユーザー性別取得部70と、ユーザー年齢取得部72と、生体情報取得部74と、を備える。ユーザー位置取得部68は、ユーザーの現在位置の情報を取得する。ユーザー性別取得部70は、ユーザーの性別の情報を取得する。ユーザー年齢取得部72は、ユーザーの年齢の情報を取得する。ユーザーの現在位置、性別、及び年齢の情報は、あらかじめメモリ14Bに登録されていてもよいし、入力インターフェースによってその都度ユーザーが入力してもよい。生体情報取得部74は、ユーザーの生体情報を取得する。生体情報とは、例えば表情、声、姿勢、体温、血圧、脈拍、心拍数等である。生体情報は、センサーを用いて自動的に取得してもよいし、入力インターフェースによってその都度ユーザーが入力してもよい。
 タブレットPC18、及びスマートフォン20の機能構成についても、図3~図9に示したサーバー14の機能構成と同様である。すなわち、タブレットPC18、及びスマートフォン20は、それぞれ画面表示制御装置を構成する。
 〔画面表示制御方法:第1の実施形態〕
 図10は、被害状況監視システム10による画面表示制御方法の各工程を示すフローチャートである。第1の実施形態に係る画面表示制御方法は、サーバー14のプロセッサ14Aがメモリ14Bに記憶された画面表示制御プログラムを実行することで実現される。画面表示制御プログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体によって提供されてもよい。この場合、サーバー14は、非一時的記憶媒体から画面表示制御プログラムを読み取り、メモリ14Bに記憶させてもよい。
 ここでは、地震災害発生時において、ユーザーが災害対策本部に設置されたディスプレイ12において被害状況をモニタリングする例を説明する。
 ステップS1(取得工程の一例)では、外部データ受信部22は、情報取得装置16から通信ネットワーク21を介して、複数の種類の外部データを取得する。
 ここでは、情報取得装置16の1つとして、カメラを搭載したドローンが用いられる。ドローンは、カメラによって被災地の画像を撮影し、画像処理技術によって被災した家屋の抽出と被災程度の判定を行い、被災家屋情報をサーバー14に送信する。被災家屋情報には、家屋の位置、画像、数値として表現された被害の程度が含まれる。被災した家屋が多いほど、ドローンが被災家屋情報をサーバー14に送信する回数が増加する。
 ステップS2では、重要度判定用データ取得部30は、ステップS1で取得した複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定するための重要度判定用データを取得する。ここでは、重要度判定用データ取得部30は、受信した被災家屋情報の重要度を判定するためのデータとして、過去の一定期間内での被災家屋情報の受信頻度を計算する。
 ステップS3(判定工程の一例)では、データ重要度判定部28は、ステップS2で取得した重要度判定用データに基づいて、ステップS1で取得した複数の種類のデータのそれぞれの種類のデータの重要度を判定する。重要度は、共通の指標となる数値データとして表現される。このように、複数の種類のデータのそれぞれの重要度が共通の指標で算出され、データ重要度判定部28は、共通の指標で算出された重要度を用いて複数の種類のデータ同士の重要度を比較する。
 ここでは、データ重要度判定部28は、ドローンからの被災家屋情報のデータ受信頻度(データ入力頻度の一例)が、データ閾値取得部62が取得した閾値を超えている場合、被災家屋情報の重要度が高まったと判定し、被災家屋情報の重要度の上昇を画面構成部26に通知する。一方、被災家屋情報の頻度が閾値を下回った場合、被災家屋情報の重要度が低下したと判定し、被災家屋情報の重要度の低下を画面構成部26に通知する。すなわち、ドローンから受信する被災家屋情報は、受信頻度によって重要度が動的に変化する。
 ステップS4(決定工程の一例)では、画面構成部26は、ステップS3で判定した複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、ディスプレイ12の画面全体における複数の種類のデータの表示の配置(画面構成)を決定する。
 例えば、画面構成部26は、複数の種類のデータのうち重要度が高い第1の種類のデータの面積を大きく配置、又は第1の種類のデータ以外の種類のデータよりも目立たせて配置する。また、画面構成部26は、複数の種類のデータのうち第2の種類のデータの重要度が上がると、第2の種類のデータ以外の種類のデータのうち、最も重要度の低い第3の種類のデータの面積を小さく配置、又は非表示にする。
 さらに、画面構成部26は、複数の種類のデータのうち第4の種類のデータを一定の面積で配置してもよい。画面構成部26は、ユーザーからの入力を受け付けるウィンドウを画面に表示させてもよい。
 ステップS5(表示制御工程の一例)では、画面表示部24は、ステップS1で取得した複数の種類のデータをステップS4で決定した配置でディスプレイ12に表示させる。
 図11は、ディスプレイ12に表示される画面の一例である。図11に示す例では、ディスプレイ12の表示画面は、優先度で表示が制御される動的な表示エリアである動的表示領域A1と、ユーザー入力インターフェースとして機能するユーザー入力領域A2と、ユーザーが指定した種類のデータ(第4の種類のデータの一例)が常に表示される固定表示領域A3と、から構成される。
 ここでは、画面構成部26は、被災家屋情報の重要度の更新を受け取り、重要度が現在の値より高い場合、被災家屋情報(第1の種類のデータの一例)を優先した配置にする。すなわち、画面構成部26は、動的表示領域A1において、被災家屋情報の面積を大きく配置、又は被災家屋情報以外の種類のデータよりも目立たせて配置する。
 ここで、被災家屋情報を目立たせて配置させるとは、画面の中心に近い位置に配置させたり、枠線を太く表示させたり、枠線の色を赤色にして表示させたりすることを含む。また、被災家屋情報以外の種類のデータを目立たなく配置させることで、被災家屋情報を相対的に目立たせることを含む。目立たなく配置させるとは、画面の端に配置させたり、枠線を細く表示させたり、枠線の色を黒色に表示させたりすることを含む。
 なお、被災家屋情報が現在の画面に配置されていない場合(非表示の場合)は、画面構成部26は、被災家屋情報をマッピングした地図を生成し、動的表示領域A1に配置する。
 また、画面構成部26は、ユーザー入力領域A2に、被災家屋情報に関連する調査担当者へ調査依頼を送信するフォーム(ユーザーからの入力を受け付けるウィンドウの一例)を配置する。地図が表示される動的表示領域A1とフォームが表示されるユーザー入力領域A2を確保するため、画面構成部26は、動的表示領域A1に配置されている項目のうち、重要度の低い情報(第3の種類のデータの一例)の面積を小さく配置、又は非表示とする。
 一方で、画面構成部26が受け取った被災家屋情報の重要度が現在の値より低い場合、画面構成部26は、動的表示領域A1において、被災家屋情報の面積を小さく配置、又は被災家屋情報以外の種類のデータよりも目立たせなくして配置する。
 画面構成部26は、被災家屋情報をマッピングした地図を非表示としてもよい。この場合、画面構成部26は、その時点で重要度が相対的に高い情報を代わりに配置する。さらに、画面構成部26は、ユーザー入力領域A2において、関連するフォームも同時に非表示とする。ユーザー入力領域A2そのものを非表示としてもよい。
 図12は、この場合にディスプレイ12に表示される画面の一例である。図12に示す例では、動的表示領域A1には地図に代えた複数の種類の情報が配置され、ユーザー入力領域A2は非表示となり、ユーザー入力領域A2の分だけ動的表示領域A1が広く配置される。固定表示領域A3の表示内容は図11に示す例と同様である。
 なお、固定表示領域A3は、配置位置及び面積が固定されるが、表示内容が変化してもよい。例えば、地図中で決壊が危惧される箇所を赤くする構成とし、災害により使用できなくなった道路を赤くする、等のようにリアルタイムで変化させて配置してもよい。
 〔第2の実施形態〕
 第2の実施形態は、災害現場において家屋被害調査員等の調査員がタブレットPC18を用いて被害調査を実施する例を説明する。ここでは、タブレットPC18において、画面表示制御プログラム(被害状況監視アプリケーション)が実行されているものとする。
 図13は、調査員が所持するタブレットPC18に表示される画面の一例を示す図である。図13に示すように、タブレットPC18の表示画面は、優先度で表示を制御する動的な表示エリアである動的表示領域A1が配置されている。
 図13に示す状態において、タブレットPC18の外部データ受信部22は、災害対策本部のサーバー14から被害調査依頼情報を受信する。
 タブレットPC18は、ユーザーの属性から優先度を判断し、受信した複数の種類のデータのうち、優先度の高いデータを画面上に優先して配置して表示する。ここでは、重要度判定用データ取得部30のユーザー属性取得部64は、ユーザーの属性としてユーザーが調査員であることを取得する。データ重要度判定部28は、このユーザー属性に基づいて、被害調査依頼の情報の優先度が高いと判断する。画面構成部26は、この判断に基づいて、被害調査依頼の情報を優先した配置を決定する。画面表示部24は、画面構成部26が決定した配置でタブレットPC18の画面に表示させる。
 続いて、タブレットPC18は、新しいユーザー属性に従ってデータの重要度を再計算し、再計算された重要度に関連したデータを優先表示する。ここでは、ユーザー属性取得部64は、新しいユーザー属性として目的地(調査地域)を用いてデータの重要度を再計算する。また、ユーザー位置取得部68は、ユーザーの現在位置を取得する。
 データ重要度判定部28は、調査地域の位置に関連したデータとして現在位置から調査地域までの経路、及び調査地域付近の河川の水位データが重要と判定する。画面構成部26は、現在位置から調査地域までの経路、及び調査地域付近の河川の水位データを優先した配置を決定する。画面表示部24は、画面構成部26が決定した配置でタブレットPC18の画面に表示させる。
 図14は、この時点においてタブレットPC18に表示される画面の一例を示す図である。図14に示すように、タブレットPC18の表示画面は、調査依頼情報が表示される領域A11と、現在位置から調査地域までの経路の情報が表示される領域A12と、調査地域付近の河川の水位の情報が表示される領域A13と、から構成される。
 このように、ユーザーの属性を用いて重要度を判断することで、調査員にとって動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現することができる。
 ここでは、タブレットPC18において画面構成を決定してタブレットPC18の画面に表示させたが、画面構成を決定する処理をサーバー14において実施し、サーバー14からの指令に基づいてタブレットPC18の画面に表示させてもよい。
 〔第3の実施形態〕
 第3の実施形態は、災害時に住民がスマートフォンで災害情報を受け取り、街の被害を通報する例を説明する。ここでは、スマートフォン20において、画面表示制御プログラム(被害状況監視アプリケーション)が実行されているものとする。
 住民が所持するスマートフォン20のデータ重要度判定部28は、複数の種類のデータのうち、住民の現在位置付近の河川の水位データを重要度の高い情報と判断する。なお、住民の現在位置は、ユーザー位置取得部68が取得する。
 画面構成部26は、災害情報として住民の現在位置付近の河川の水位データを優先した配置を決定する。また、画面構成部26は、街の被害情報を入力できるユーザーインターフェースを配置する。画面表示部24は、画面構成部26が決定した配置でスマートフォン20の画面に表示させる。
 図15は、スマートフォン20に表示される画面の一例を示す図である。図15に示すように、スマートフォン20の表示画面は、住民の現在位置付近の河川の水位の情報が表示される領域A21と、被害通報用ユーザーインターフェースが表示される領域A22と、から構成される。
 領域A22には、道路の被害を通報するためのボタンB1と、家屋の被害を通報するためのボタンB2と、堤防の被害を通報するためのボタンB3と、が配置されている。被害を目撃した住民は、これらのボタンを使用して情報を入力し、災害対策本部のサーバー14へログとして送信することができる。
 このように、ユーザーの属性を用いて重要度を判断することで、住民にとって動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現することができる。
 ここでは、スマートフォン20において画面構成を決定してスマートフォン20の画面に表示させたが、画面構成を決定する処理をサーバー14において実施し、サーバー14からの指令に基づいてスマートフォン20の画面に表示させてもよい。
 〔第4の実施形態〕
 第4の実施形態は、ユーザーが災害対策本部のディスプレイ12において河川の水位を監視する例を説明する。
 重要度判定用データ取得部30は、各河川の水位データと水位の閾値を重要度判定用データとして取得する。ここで、リアルタイムに受信した水位データが、データ閾値取得部62が取得した閾値を超えた場合は、データ重要度判定部28は、その河川の水位データの重要度が高くなったと判断し、画面構成部26は、その河川の水位データグラフの表示サイズを大きく配置する。画面構成部26は、サイズを大きくするグラフの表示領域を確保するため、その時点で重要度の低い(閾値まで余裕のある)水位データグラフを非表示とする。
 図16は、ディスプレイ12に表示される画面の一例を示す図である。データD1、D2、D3、D4、D5、及びD6は、それぞれ異なる河川の水位データである。図16に示すF16Aは、データD1~D6の表示サイズがそれぞれ同じ表示サイズである画面配置を示している。
 また、図16に示すF16Bは、データD4の表示サイズが相対的に大きい表示サイズであり、データD1、D5、D6の表示サイズが相対的に小さい表示サイズであり、データD2、D3が非表示である画面配置を示している。F16Aの状態において、データD4の水位データが閾値を超えると、サーバー14は、F16Aに示す画面配置からF16Bに示す画面配置に変更する。
 図17は、ディスプレイ12に表示される画面の一例を示す図である。図17に示すF17Aは、データD11の表示サイズが相対的に大きい表示サイズであり、データD12~D14の表示サイズが相対的に小さい表示サイズである画面配置を示している。また、図17に示すF17Bは、データD11、D13、D14、D16~D18の表示サイズがそれぞれ同じ表示サイズである画面配置を示している。データD11の水位データが閾値を下回ると、サーバー14は、F17Aに示す画面配置からF17Bに示す画面配置に変更する。
 このように、水位データから重要度を判断することで、災害対策本部で監視しているユーザーおよび住民にとって動的に変化する重要度を反映した画面表示を実現することができる。
 〔第5の実施形態〕
 データ重要度判定部28がそれぞれ異なる複数の種類のデータの重要度を判定するために、それぞれの種類のデータにおいて、どの値になった場合にどのような重要度と判定するかについて、ユーザーがあらかじめ参照テーブルを作成しておく。好ましくは、複数の種類のデータの間で重要度の比較ができるように、複数の種類のデータのそれぞれが、共通のレベル、例えばレベル1からレベル5のレベルを有しているとよい。
 図18は、データ重要度判定部28が用いる参照テーブルの一例を示す図である。図18に示す例では、複数の種類のデータとして、1時間当たりの降水量[mm]と、氾濫危険水位に対する水深割合[%]である河川水位情報と、行政区画における被災家屋の累積発生数[件]である被災家屋数情報と、を含む。被災家屋数情報は、住民1万人当たりの件数としてもよいし、単位時間当たりの発生頻度であってもよい。
 図18に示すように、降水量は、40mmの場合がレベル1、50mmの場合がレベル2、60mmの場合がレベル3、70mmの場合がレベル4、及び80mmの場合がレベル5に定められている。また、河川水位情報は、50%以上の場合がレベル1、60%以上の場合がレベル2、70%以上の場合がレベル3、80%以上の場合がレベル4、及び90%以上の場合がレベル5に定められている。さらに、被災家屋数情報は、20件の場合がレベル1、40件の場合がレベル2、60件の場合がレベル3、80件の場合がレベル4、及び100件の場合がレベル5に定められている。なお、図18の数値は、本実施形態を説明するためのものであり、実際の防災行政において用いられるものではない。
 図18に示す参照テーブルを用いる場合、例えば降水量が60[mm]であり、河川水位情報が60%以上であり、被災家屋数情報が20件であるとき、それぞれの重要度は、降水量がレベル3、河川水位情報がレベル2、被災家屋数情報がレベル1である。したがって、降水量の重要度が最も高く、被災家屋数情報の重要度が最も低いことがわかる。
 このように、複数の種類のデータのそれぞれの重要度を共通の指標で算出し、共通の指標で算出された重要度を用いて複数の種類のデータ同士の重要度を比較することにより、大規模災害で多くのデータが集まる場合においても、優先して対応すべき事項を、ユーザーがリアルタイムに把握することができる。
 この参照テーブルは、重要度判定用データに相当する。参照テーブルはあらかじめメモリ14Bに記憶され、重要度判定用データ取得部30の参照テーブル取得部67が取得する。
 また、データ重要度判定部28は、ユーザーの属性に応じて重要度の判定方法を変えてもよい。例えば、第2の実施形態で特定の災害現場に向かう調査員のタブレットPC18の画面に表示すべきデータについて、データ重要度判定部28は、その特定の災害現場の属する行政区画におけるデータの重要度を、その他の行政区画におけるデータの重要度より高くしてもよい。
 また、第3の実施形態で住民のスマートフォン20の画面に表示すべきデータについて、データ重要度判定部28は、その住民が居住する行政区画におけるデータの重要度を、その他の行政区画におけるデータの重要度より高くしてもよい。
 〔その他〕
 本発明の技術的範囲は、上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。各実施形態における構成等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各実施形態間で適宜組み合わせることができる。
10…被害状況監視システム
12…ディスプレイ
14…サーバー
14A…プロセッサ
14B…メモリ
14C…通信インターフェース
16…情報取得装置
18…タブレットPC
20…スマートフォン
21…通信ネットワーク
22…外部データ受信部
24…画面表示部
26…画面構成部
28…データ重要度判定部
30…重要度判定用データ取得部
32…表示・非表示制御部
34…レイアウト制御部
36…カーソルフォーカス制御部
38…ズーム制御部
40…色制御部
42…音効果制御部
44…アニメーション制御部
46…表示位置制御部
48…表示レイヤー制御部
50…サイズ制御部
52…テキスト色制御部
54…背景色制御部
56…枠線色制御部
58…透明効果制御部
59…センサーデータ受信部
60…システムログ受信部
61…データ更新頻度取得部
62…データ閾値取得部
63…メタデータ取得部
64…ユーザー属性取得部
66…ユーザーフィードバック取得部
67…参照テーブル取得部
68…ユーザー位置取得部
70…ユーザー性別取得部
72…ユーザー年齢取得部
74…生体情報取得部
A1…動的表示領域
A2…ユーザー入力領域
A3…固定表示領域
A11~A13、A21、A22…領域
B1~B3…ボタン
D1~D6…データ
D11~D18…データ
S1~S5…画面表示制御方法の各工程

Claims (12)

  1.  プロセッサに実行させるための命令を記憶するメモリと、
     メモリに記憶された命令を実行するプロセッサと、
     を備え、
     前記プロセッサは、
     入力された複数の種類のデータを取得し、
     前記複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定し、
     前記複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、画面全体における前記複数の種類のデータの表示の配置を決定し、
     前記複数の種類のデータを前記決定した配置で画面に表示させる、
     画面表示制御装置。
  2.  前記プロセッサは、前記複数の種類のデータのうち前記重要度が高い第1の種類のデータの面積を大きく配置、又は前記第1の種類のデータ以外の種類のデータよりも目立たせて配置する、
     請求項1に記載の画面表示制御装置。
  3.  前記プロセッサは、前記複数の種類のデータのうち第2の種類のデータの重要度が上がると、前記第2の種類のデータ以外の種類のデータのうち、最も重要度の低い第3の種類のデータの面積を小さく配置、又は非表示にする、
     請求項1又は2に記載の画面表示制御装置。
  4.  前記プロセッサは、データ入力頻度が閾値を超えた種類のデータについて重要度が高いと判定する、
     請求項1から3のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。
  5.  前記プロセッサは、前記複数の種類のデータのうち第4の種類のデータを一定の面積で配置する、
     請求項1から4のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。
  6.  前記プロセッサは、ユーザーからの入力を受け付けるウィンドウを前記画面に表示させる、
     請求項1から5のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。
  7.  前記プロセッサは、ユーザーの属性又はユーザーの位置に応じて前記複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定する、
     請求項1から6のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。
  8.  前記プロセッサは、
     前記複数の種類のデータのそれぞれの重要度を共通の指標で算出し、
     前記共通の指標で算出された重要度を用いて前記複数の種類のデータ同士の重要度を比較する、
     請求項1から7のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。
  9.  前記複数の種類のデータは、気象情報、災害対策情報、地震災害情報、及び水害情報のうち少なくとも1つを含む請求項1から8のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。
  10.  入力された複数の種類のデータを取得する取得工程と、
     前記複数の種類のデータのそれぞれの重要度を判定する判定工程と、
     前記複数の種類のデータのそれぞれの重要度をもとに、画面全体における前記複数の種類のデータの表示の配置を決定する決定工程と、
     前記複数の種類のデータを前記決定した配置で画面に表示させる表示制御工程と、
     を備える画面表示制御方法。
  11.  請求項10に記載の画面表示制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12.  非一時的かつコンピュータ読取可能な記録媒体であって、請求項11に記載のプログラムが記録された記録媒体。
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