WO2022003938A1 - 情報処理システム、情報処理方法、コンピュータプログラムおよびデバイス - Google Patents

Abstract

【課題】　ユーザのゲームのプレイ技術を向上させるために必要な情報を収集し分析する。 【解決手段】　一又は複数のコンピュータプロセッサを備える情報処理装置であって、一又は複数のコンピュータプロセッサは、ユーザに装着された第一のデバイスから当該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、第二のデバイスからユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得するプレイ情報取得部と、生体情報取得部が取得した生体情報およびプレイ情報取得部が取得したプレイ情報を分析する分析部と、分析部による分析結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する記憶部とを有することを特徴とする。

Description

情報処理システム、情報処理方法、コンピュータプログラムおよびデバイス

　本発明は、情報処理システム、情報処理方法、コンピュータプログラムおよびデバイスに関する。

　近年、ビデオゲームのオンライン対戦を競技として実施するｅスポーツ（Electronic Sports）の大会が盛んに行われている（非特許文献１）。

　かかる大会において上位の成績を収めたプレイヤには賞金が付与され、プロのesports選手として活動することも可能となっている。

　そのため、プレイヤの、プレイ技術を向上させることへの意欲・関心は、単なる自己満足の範囲であった従来よりも高まっている。

ONE Esports, "2020年のEスポーツ大会一覧", ［online］, 令和２年１月１５日, [令和２年６月１５日検索], インターネット＜URL：https://www.oneesports.gg/jp/tournaments/mark-your-calendars-the-dates-of-all-the-biggest-esports-events-of-2020/＞

　ところが、プレイ技術はプレイヤ自身の能力や経験値によるところが大きく、プレイ技術を向上させるのに有効な技術の開発は進んでいなかった。

　そのため、本開示の目的は、上述した従来技術の問題の少なくとも一部を解決又は緩和する技術的な改善を提供することである。本開示のより具体的な目的の一つは、ユーザのゲームのプレイ技術を向上させるために必要な情報を収集し分析するための情報処理システム、情報処理方法、コンピュータプログラムおよびデバイスを提供することにある。

　本発明の情報処理システムは、一又は複数のコンピュータプロセッサを備える情報処理システムであって、一又は複数のコンピュータプロセッサは、ユーザに装着された第一のデバイスから当該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得するプレイ情報取得部と、生体情報取得部が取得した生体情報およびプレイ情報取得部が取得したプレイ情報を分析する分析部と、分析部による分析結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する記憶部とを有することを特徴とする。

　一又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、生体情報取得部が取得した生体情報に基づいて生成された生体情報表示情報を、ゲームのプレイ画面と共に所定の表示装置に表示させる第一出力部を備えることができる。

　第一出力部は、生体情報が基準範囲を外れている場合に、生体情報表示情報を通常とは異なる態様で表示させることができる。

　一又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、分析部による分析結果に基づいて、ゲームの進行を変化させる進行変化部を備えることができる。

　一又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、分析部による分析結果に基づいて、ユーザのゲームに対するパフォーマンスを評価する評価部を備え、記憶部は、評価部による評価結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶することができる。

　一又は複数のコンピュータプロセッサは、評価部による評価結果を第三のデバイスに出力する第二出力部を備えることができる。

　一又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、評価結果に含まれるテキストの少なくとも一部を音声合成して音声データを生成する生成部を備え、第二出力部は、特定のキャラクタオブジェクトを、生成部により生成された音声データとともに第三のデバイスに出力することができる。

　第二出力部は、さらに、特別なユーザによる評価結果を第三のデバイスに出力することができる。

　分析部は、生体情報の変化とゲームの進行状況との相関関係を分析結果として出力することができる。

　プレイ情報取得部は、第二のデバイスから前記プレイ情報を取得することができる。

　本開示における情報処理方法は、一又は複数のコンピュータプロセッサに、ユーザに装着された第一のデバイスから当該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得ステップと、ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得するプレイ情報取得ステップと、生体情報取得ステップにおいて取得した生体情報およびプレイ情報取得ステップにおいて取得したプレイ情報を分析する分析ステップと、分析ステップにおける分析結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する記憶ステップとを実行させることを特徴とする。

　本開示におけるコンピュータプログラムは、一又は複数のコンピュータプロセッサに、ユーザに装着された第一のデバイスから当該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得機能と、ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得するプレイ情報取得機能と、生体情報取得機能により取得した生体情報およびプレイ情報取得機能による取得したプレイ情報を分析する分析機能と、分析機能による分析結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する記憶機能と
を実現させることを特徴とする。

　本開示におけるデバイスは、ユーザの生体情報を検知する生体情報検知部と、生体情報検知部により検知された生体情報を、他のデバイスに送信する送信部と、他のデバイスから送信されたユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報、および、生体情報に基づく分析結果を情報処理装置から受信する受信部と、受信部が受信した分析結果を出力する出力部とを備えることを特徴とする。

　本開示におけるデバイスは、ゲームへのユーザによる操作を受け付ける受付部と、ゲームの進行状況を含むプレイ情報を、情報処理装置に送信する送信部と、送信部により送信されたプレイ情報、および、他のデバイスから送信されたユーザの生体情報に基づく分析結果を情報処理装置から受信する受信部と、受信部が受信した分析結果を出力する出力部とを備えることを特徴とする。

本開示における情報処理システムの一例を示すシステム構成図である。 本開示における情報処理システムの他の例を示すシステム構成図である。 本開示における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す構成図である。 本開示における情報処理装置の機能構成の一例を示す構成図である。 本開示における情報処理装置の機能構成の他の例を示す構成図である。 本開示における生体情報表示情報のイメージを示す概念図である。 本開示における情報処理システムの別の例を示すシステム構成図である。 本開示における第一のデバイスの機能構成の一例を示す構成図である。 本開示における情報処理システムにより実現されるサービスのイメージを示す概念図である。 本開示における第一のギフトのイメージを示した概念図である。 本開示における情報処理方法のフローの一例を示すフロー図である。 本開示におけるコンピュータプログラムを実現するための回路構成の一例を示す回路構成図である。

　初めに、本開示の実施形態に係る情報処理システムの概要について図面を参照しながら説明する。

　本開示における情報処理システムは、一又は複数のコンピュータプロセッサを備える情報処理システムである。

　＜システム構成＞
　図１に一例として示されるように、本開示における情報処理システム１０００は、情報処理装置４００および第一のデバイス１００を備える。

　あるいは図２に一例として示されるように、本開示における情報処理システム１０００は、情報処理装置４００、第一のデバイス１００および第二のデバイス２００を備える。

　以下、第一のデバイス１００は、図２に示すように、ＢＬＥ（登録商標）等の近距離無線通信により第二のデバイス２００に接続され、第二のデバイス２００が、サーバ装置である情報処理装置４００にインターネットを介して接続されることができるものとして説明を行う。

　ただし、これらの接続状態については図示した例に限定されるものではなく、第一のデバイス１００および第二のデバイス２００のそれぞれが情報処理装置４００にインターネット介して直接接続されるものであってもよい。

　第一のデバイス１００は、ユーザの生体情報を取得可能なデバイスとすることができる。一例として、第一のデバイス１００は、イヤホンおよびマイクを有するヘッドセットとすることができる。詳細については後述する。

　第二のデバイス２００は、ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得可能なデバイスとすることができる。一例として、第二のデバイス２００は、ゲームプログラムを実行した結果出力される画面を表示し、または、所定のサーバ装置においてゲームプログラムが実行された結果出力される画面を表示し、当該ゲームへのユーザによる操作を受け付けるゲーム装置、具体的には、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、ゲーム機等とすることができる。詳細については後述する。

＜ハードウェア構成＞
　ここで、図３を用いて、情報処理システム１０００に含まれる情報処理装置４００のハードウェア構成について説明する。情報処理装置４００は、プロセッサ４０１と、メモリ４０２と、ストレージ４０３と、入出力インターフェース（入出力Ｉ／Ｆ）４０４と、通信インターフェース（通信Ｉ／Ｆ）４０５とを含む。各構成要素は、バスＢを介して相互に接続される。

　情報処理装置４００は、プロセッサ４０１と、メモリ４０２と、ストレージ４０３と、入出力Ｉ／Ｆ４０４と、通信Ｉ／Ｆ４０５との協働により、本実施形態に記載される機能、方法を実現することができる。

　プロセッサ４０１は、ストレージ４０３に記憶されるプログラムに含まれるコード又は命令によって実現する機能、及び／又は、方法を実行する。プロセッサ４０１は、例えば、中央処理装置（ＣＰＵ）、ＭＰＵ（Micro Processing Unit）、ＧＰＵ（Graphics Processing Unit）、マイクロプロセッサ（microprocessor）、プロセッサコア（processor core）、マルチプロセッサ（multiprocessor）、ＡＳＩＣ（Application-Specific Integrated Circuit）、ＦＰＧＡ（Field Programmable Gate Array）等を含み、集積回路（ＩＣ（Integrated Circuit）チップ、ＬＳＩ（Large Scale Integration））等に形成された論理回路（ハードウェア）や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、１又は複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を１つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、ＬＳＩは、集積度の違いにより、ＶＬＳＩ、スーパーＬＳＩ、ウルトラＬＳＩ等と呼称されることもある。

　メモリ４０２は、ストレージ４０３からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ４０１に対して作業領域を提供する。メモリ４０２には、プロセッサ４０１がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ４０２は、例えば、ＲＡＭ（Random Access Memory）、ＲＯＭ（Read Only Memory）等を含む。

　ストレージ４０３は、プログラムを記憶する。ストレージ４０３は、例えば、ＨＤＤ（Hard Disk Drive）、ＳＳＤ（Solid State Drive）、フラッシュメモリ等を含む。

　通信Ｉ／Ｆ４０５は、ネットワークアダプタ等のハードウェアや通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、ネットワークを介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信Ｉ／Ｆ４０５は、ネットワークを介して、他の情報処理装置との通信を実行する。通信Ｉ／Ｆ４０５は、各種データをプロセッサ４０１からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信Ｉ／Ｆ４０５は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ４０１に伝達する。

　入出力Ｉ／Ｆ４０４は、情報処理装置４００に対する各種操作を入力する入力装置、及び、情報処理装置４００で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力Ｉ／Ｆ４０４は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。

　入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ４０１に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、又は、その組み合わせにより実現される。入力装置は、例えば、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ（画像を介した操作入力）、マイク（音声による操作入力）を含む。

　出力装置は、プロセッサ４０１で処理された処理結果を出力する。出力装置は、例えば、タッチパネル、スピーカ等を含む。なお、第一のデバイス１００および第二のデバイス２００についても特筆すべき場合を除き、図３と同様のハードウェア構成で構成されることができる。

　＜機能構成＞
　そして、上記一又は複数のコンピュータプロセッサ（本例では情報処理装置４００）は、図４に示すように、生体情報取得部４１０と、プレイ情報取得部４２０と、分析部４３０と、記憶部４４０とを備える。

　生体情報取得部４１０は、ユーザに装着された第一のデバイス１００から当該ユーザの生体情報を取得する。

　具体的には、かかる生体情報は、第一のデバイス１００から直接取得してもよいし、第一のデバイス１００と接続された第二のデバイス２００から上記生体情報取得部４１０に送信されてもよい。。

　そして、第一のデバイス１００から得られる生体情報は、一例として、脈波データとすることができる。脈波データは、心臓が血液を送り出すことに伴い発生する血管の容積変化を波形としてとらえたものである。なお、脈波データ以外の生体情報については後述する。

　プレイ情報取得部４２０は、ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得する。

　本開示におけるゲームは特に限定されるものではないが、シューティングゲーム（ファーストパーソン・シューティング・ゲーム（ＦＰＳ）やサードパーソン・シューティングゲーム（ＴＰＳ）など）、リアルタイムストラテジーゲーム（ＲＴＳ）、マルチプレイオンラインバトルアリーナ（ＭＯＢＡ）、格闘ゲーム、スポーツゲームなどの競技性が含まれるゲームとすることができる。

　そして、上記プレイ情報は少なくともゲームの進行状況を含み、かかるゲームの進行状況には、ゲームの進捗、ゲーム内の各種ステージにおける勝敗結果、および、各種パラメータの増減値等が含まれることができる。

　また、プレイ情報は、ユーザによるプレイ動画とすることもできる。この場合、プレイ動画からゲームの施行状況を取得（理解）することができる。

　プレイ情報取得部４２０は、第一のデバイス１００からプレイ情報を取得するものであってもよいし、第二のデバイス２００からプレイ情報を取得するものであってもよい。

　あるいは、プレイ情報取得部４２０は、図示しないゲームサーバからユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得するものとしてもよい。かかる構成は、ゲームがウェブゲームである場合に有効である。また、ゲームがネイティブゲームである場合でも、ゲームの進行状況がゲームサーバに保存される場合にも有効である。

　分析部４３０は、生体情報取得部４１０が取得した生体情報およびプレイ情報取得部４２０が取得したプレイ情報を分析する。

　一例として、分析部４３０は、生体情報として得た脈波データから、ユーザの心拍および／またはストレス値を算出する。次に、プレイ情報として得たゲームの進行状況との相関関係を見ることで、生体情報とプレイ情報の関係性を分析する。そして、かかる相関関係を分析結果として出力する。

　なお、上記心拍および／またはストレス値は、第一のデバイス１００または第二のデバイス２００により算出され、生体情報として生体情報取得部４１０が取得するものとしてもよい。

　そして、記憶部４４０は、分析部４３０による分析結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する。

　ユーザ情報は、ユーザを識別可能なユーザＩＤとすることができる。

　以上の構成によれば、上述した従来技術の問題の少なくとも一部を解決又は緩和する技術的な改善を提供することができる。具体的には、ユーザのゲームのプレイ技術を向上させるために必要な情報を収集し分析することができる。

　本開示における一又は複数のコンピュータプロセッサは、図５に一例として示されるように、さらに、第一出力部４５０を備えることができる。

　第一出力部４５０は、生体情報取得部４１０が取得した生体情報に基づいて生成された生体情報表示情報を、ゲームのプレイ画面と共に所定の表示装置に表示させることができる。

　生体情報表示情報は、生体情報に基づいて生成可能な情報であれば特に限定されるものではないが、一例として、心拍情報およびストレス値情報が含まれる。

　図６（ａ）は、生体情報表示情報の一例として心拍情報（ＨＲ）を表したイメージ図である。心拍は、脈波データの測定で得られる波形から、変動の周期をみることで求められる。

　図６（ｂ）は、生体情報表示情報の一例としてストレス値情報（ＳＴ）を表したイメージ図である。ストレス値は、脈波データの測定で得られる波形から、心拍数の周期性変動をみることで求められる。

　また、生体情報表示情報には、図６（ｃ）に示されるように、心拍波形情報（Ｂｅａｔ）が含まれてもよい。心拍波形は、脈波データの測定で得られる波形から求められた心拍の波形である。

　そして、所定の表示装置は、第一のデバイス１００または第二のデバイス２００が備える、または、第一のデバイス１００または第二のデバイス２００に接続される表示装置とすることができる。この場合、かかる生体情報表示情報はユーザが確認することを目的として表示されるものとする。これにより、ユーザは自身の生体情報表示情報、すなわち、可視化されたメンタル状態を客観的に知ることができる。

　あるいは、所定の表示装置は、情報処理装置４００に接続可能な別のデバイスが備える、または、当該別のデバイスに接続される表示装置とすることができる。この場合、かかる生体情報表示情報はユーザ以外の者も確認することを目的として表示されるものとする。これにより、ユーザは自身の生体情報表示情報、すなわち、可視化されたメンタル状態を自分以外の者に知らせることができる。

　一例として、ユーザ以外の者がユーザの生体情報表示情報を確認可能とすることで、チーム戦における仲間プレイヤに対しては連携を容易にし、敵プレイヤに対しては戦略立てる際の駆け引き情報として活用させることができる。

　特に、チーム戦における仲間プレイヤは、ユーザに元気がない場合にはプレイを助けたり、ユーザが興奮しているときには冷静になるように促したりすることができ、チーム内のコミュニケーションが促進される。一方、敵プレイヤは、ゲーム中のユーザの生体情報の変化から、ユーザの感情の変化を読み取ることができるようになるため、ユーザは自身の興奮を抑えるなどのメンタル状態の制御も要求されるようになる。

　また、ユーザのプレイを観戦するオーディエンスは、ゲームのプレイ画面と共にユーザの生体情報表示情報を確認可能とすることで、リアルスポーツさながらの臨場感を共有することができる。

　なお、ユーザの生体情報に基づくユーザの心理状態を「冷静」「焦り」「興奮」等の文字情報として表示してもよい。

　このように、ユーザの心理状態を可視化することで、ゲームのエンターテイメント性を拡張することができる。

　本開示における情報処理システム１０００は、情報処理装置４００に接続可能な複数の第一のデバイス１００を備えることができる。

　このとき、第一出力部４５０は、生体情報取得部４１０が複数の第一のデバイス１００から取得した生体情報に基づいて生成された複数の生体情報表示情報を、ゲームのプレイ画面と共に所定の表示装置に表示可能とする。

　かかる構成によれば、上述したようなチーム戦において、仲間プレイヤおよび／または敵プレイヤの生体情報表示情報を視認可能とし、ゲームの興趣性およびゲームの鑑賞の興趣性をさらに向上させることができるようになる。

　第一出力部４５０は、生体情報が基準範囲を外れている場合に、生体情報表示情報を通常とは異なる態様で表示させることができる。

　具体的には、例えば心拍が基準値を超えた場合に、点滅させる、枠で囲む、色を変える、サイズを大きくするなどの態様で表示させることができる。

　かかる構成によれば、異常な生体情報を示すプレイヤへの注目を促すことができるようになる。

　本開示における一又は複数のコンピュータプロセッサは、図５に示すように、さらに、進行変化部４６０を備えることができる。

　進行変化部４６０は、分析部４３０による分析結果に基づいて、ゲームの進行を変化させる。

　一例として、ユーザが焦っていると分析される場合（心拍が高い場合等）に、有利なアイテムをゲーム内に登場させることができる。これにより、同じゲームであってもユーザの心理状態に基づいてゲームの演出が変化するため、予想外のサプライズを提供することができ、飽きさせることがない。

　かかる構成によれば、ユーザに対して新しいゲーム体験を提供することができる。

　本開示における一又は複数のコンピュータプロセッサは、図５に示されるように、さらに、評価部４７０を備えることができる。

　評価部４７０は、分析部４３０による分析結果に基づいて、ユーザのゲームに対するパフォーマンスを評価する。

　そして、記憶部４４０は、評価部４７０による評価結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する。

　ゲームに対するパフォーマンスとは、ゲームのプレイ技術に関する評価値であって、ゲーム毎に設定された複数の技能に細分化され、数値化されることができる。

　本開示における情報処理システムにおいて、ユーザはかかるパフォーマンスに基づいて順位付けされる。

　本開示における情報処理システム１０００は、図７に示されるように、さらに、第三のデバイス３００を備えることができる。

　第三のデバイス３００は、情報処理装置４００に接続可能なデバイスであれば特に限定されるものではなく、一例として、ユーザが所持するスマートフォンやパーソナルコンピュータ等のデバイスとすることができる。なお、第三のデバイス３００は、上述した第一のデバイス１００または第二のデバイス２００であってもよい。

　そして、一又は複数のコンピュータプロセッサは、評価部４７０による評価結果を第三のデバイス３００に出力する第二出力部４８０を備えることができる。

　かかる構成により、ユーザは自身のゲームに対するパフォーマンスである評価結果を確認することができるようになる。

　本開示における一又は複数のコンピュータプロセッサは、図４に示されるように、さらに、生成部４９０を備えることができる。

　生成部４９０は、評価結果に含まれるテキストの少なくとも一部を音声合成して音声データを生成する。

　そして、第二出力部４８０は、特定のキャラクタオブジェクトを、生成部４９０により生成された音声データとともに第三のデバイス３００に出力することができる。

　特定のキャラクタオブジェクトは、人型の二次元または三次元モデルとすることができ、生成部４９０により生成された音声データを発話するＡＩバーチャルコーチとして機能する。なお、ＡＩバーチャルコーチは人型に限られず、動物や空想生物としてもよい。

　評価部４７０による評価結果には、評価を上げるためのトレーニングに関する情報が含まれてもよい。かかるトレーニングに関する情報には、過去のゲームプレイの結果を改善するためのフィジカルおよび／またはメンタルのトレーニング方法が含まれるものとする。

　第二出力部４８０は、さらに、特別なユーザによる評価結果を第三のデバイス３００に出力することができる。

　特別なユーザは、プロのeスポーツ選手とすることができ、ヒューマンコーチとして位置づけられる。なお、このヒューマンコーチは実際の姿が表示されるものとしてもよいし、アバタを適用した姿を表示するものとしてもよい。

　これらＡＩバーチャルコーチおよびヒューマンコーチは、ユーザをオンラインでマンツーマン指導することが可能である。なお、後述するように、本開示における情報処理システムにより実現されるサービスはサブスクリプション型のサービスとすることができ、課金額に応じてＡＩバーチャルコーチおよびヒューマンコーチを選択できるようにしてもよい。

　続いて、本開示における第一のデバイス１００の実施形態について図面を参照しながら説明する。

　第一のデバイス１００は、ゲーム用のヘッドセット（ゲーミングヘッドセット）であるものとして上述の説明を行ったが、以下の構成を備えるデバイスであれば特に限定されるものではない。例えば、ユーザが装着可能なイヤホン型デバイス、眼鏡型デバイス、ヘッドマウントディスプレイ、あるいは、ユーザが手で保持可能なコントローラ型デバイス等であってもよい。

　本開示における第一のデバイス１００は、図８に示されるように、生体情報検知部１１０と、送信部１２０と、受信部１３０と、出力部１４０とを備えることを特徴とする。

　生体情報検知部１１０は、ユーザの生体情報を検知するものである。

　ユーザの生体情報は、ユーザの脈波、ユーザの発する声、ユーザの視線、ユーザの発汗、ユーザの体温、ユーザの姿勢の少なくとも一つから得られる情報を含むことができる。

　そして、生体情報検知部１１０は、上記生体情報を検知するためのセンサを備えるか、または、これらセンサを有するデバイスと接続されることにより、これらの生体情報を検知する。

　送信部１２０は、生体情報検知部１１０により検知された生体情報を、他のデバイスに送信するものである。

　ここでいう他のデバイスは、上述した第二のデバイス２００とすることができる。

　そして、生体情報としては、上述したセンサにより検知された情報の生のデータ（一例として、脈波データ）であってもよいし、処理後のデータ（一例として、心拍やストレス値）としてもよい。かかる処理を第一のデバイス１００で行うか、第二のデバイス２００で行うか、あるいは後述する情報処理装置４００で行うは、処理負荷・通信不可の問題を鑑みて適宜設計するのが好ましい。

　受信部１３０は、他のデバイスから送信されたユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報、および、生体情報に基づく分析結果を情報処理装置から受信するものである。

　ここでいう情報処理装置は、上述した情報処理装置４００とすることができる。情報処理装置４００における分析の詳細については上述したとおりである。

　そして、出力部１４０は、受信部１３０が受信した分析結果を出力する。

　分析結果は、第一のデバイス１００が表示部を有する場合にはその表示部に出力され、第一のデバイス１００が表示部を有さない場合には接続された別の表示部に出力する。あるいは、第一のデバイス１００が表示部を有さないが音声出力部を有する場合には、情報処理装置４００の生成部４９０による音声合成を経て出力される。

　なお、本開示における第一のデバイス１００は、ＬＥＤによる発光部を備えてもよい。かかる発光部は、ゲームのプレイ状況および／またはユーザの生体情報に応じて発光が制御されるものとしてもよい。

　また、上述したＡＩバーチャルコーチに応じてデザインが異なるモデルを製造し提供することで、ユーザの購買意欲を向上させることができる。

　以上の構成により、ユーザのゲームのプレイ技術を向上させるために必要な情報を収集し分析するためのデバイスを提供することができる。特に、本開示におけるデバイスによれば、オーディエンスに対してゲームプレイの臨場感を可視化して共有することが可能となる。

　なお、第一のデバイス１００が情報処理装置４００と直接接続可能なヘッドマウントディスプレイ等である場合には、上記他のデバイス（第二のデバイス）の機能は第一のデバイス１００が備えるものとすることができる。

　続いて、本開示における第二のデバイス２００の実施形態について図面を参照しながら説明する。

　本開示における第二のデバイス２００は、図９に示されるように、受付部２１０と、送信部２２０と、受信部２３０と、出力部２４０とを備える。

　受付部２１０は、ゲームへのユーザによる操作を受け付けるものである。

　受付部２１０は、第二のデバイス２００が備えるまたは第二のデバイス２００に接続されるコントローラ、キーボード、マウス等の入力装置を介して上記操作を受け付ける。

　送信部２２０は、ゲームの進行状況を含むプレイ情報を、情報処理装置４００に送信するものである。

　受信部２３０は、送信部２２０により送信されたプレイ情報、および、他のデバイスから送信されたユーザの生体情報に基づく分析結果を情報処理装置４００から受信するものである。

　他のデバイスは、上述した第一のデバイス１００とすることができる。また、情報処理装置４００における分析の詳細については上述したとおりである。

　そして、出力部２４０は、受信部２３０が受信した分析結果を出力する。

　分析結果は、第二のデバイス２００が表示部を有する場合にはその表示部に出力され、第二のデバイス２００が表示部を有さない場合には接続された別の表示部に出力する。あるいは、第二のデバイス２００が表示部を有さないが音声出力部を有する場合には、情報処理装置４００の生成部４９０による音声合成を経て出力される。

　本開示における情報処理システム１０００により実現されるサービスは、ＡＩ分析サブスクリプション課金サービスとして提供されることができる。すなわち、本サービスに契約したユーザは、図１０に示されるように、第一のデバイス１００で取得した生体情報を、第二のデバイス２００から専用のアプリケーションを介してユーザＩＤとともに情報処理装置４００へ送信する。

　そして、ユーザは、第二のデバイス２００において、情報処理装置４００からのバーチャルコーチおよび／またはヒューマンコーチによる分析結果およびトレーニング内容を受信し、確認することができる。

　ユーザがプレイするゲームがオンラインマルチプレイゲームである場合、ユーザの心理状態を見ながら味方のプレイヤとゲーム内でテキストチャットや音声チャットを行いゲームを進行させることができ、また、ユーザが自身のプレイ動画を共有している場合には、ユーザの心理状態を見ながらオーディエンスとテキストチャットや音声チャットを行いゲームを進行させることができ、コミュニケーションが促進される。

　また、ユーザ同士は互いにフォローが可能である。フォロワー数は影響度を測る指標として利用され、かかる影響度はスポンサーがプレイヤをスカウトする際に参考にすることが可能である。

　また、ユーザのパフォーマンスに基づくランキングの上位者には、本開示におけるシステムにより実現されるサービスの公式のeスポーツ大会への参加権を付与することで、トレーニングにより自身のパフォーマンスを向上させる意欲を高めることができる。

　また、本開示における情報処理システム１０００において収集された複数のユーザのゲームに関する生体情報およびプレイ情報の相関関係は、ビッグデータとして活用することができる。一例として、他のコンテンツ提供サービスにおいて、最適化されたコンテンツの提供に役立たせることができる。

　続いて、本開示における情報処理方法の実施形態について説明を行う。

　本開示における情報処理方法は、図１１に示されるように、情報処理システム１０００が備える一又は複数のコンピュータプロセッサに、生体情報取得ステップＳ４１０と、プレイ情報取得ステップＳ４２０と、分析ステップＳ４３０と、記憶ステップＳ４４０とを実行させることを特徴とする。

　生体情報取得ステップＳ４１０では、第一のデバイス１００から当該ユーザの生体情報を取得する。かかる生体情報取得ステップＳ４１０は、上述した生体情報取得部４１０において実行されることができる。

　プレイ情報取得ステップＳ４２０では、ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得する。かかるプレイ情報取得ステップＳ４２０は、上述したプレイ情報取得部４２０において実行されることができる。

　分析ステップＳ４３０では、生体情報取得ステップＳ４１０において取得した生体情報およびプレイ情報取得ステップＳ４２０において取得したプレイ情報を分析する。かかる分析ステップＳ４３０は、上述した分析部４３０において実行されることができる。

　記憶ステップＳ４４０では、分析ステップＳ４３０における分析結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する。かかる記憶ステップＳ４４０は、上述した記憶部４４０において実行されることができる。

　以上の構成によれば、上述した従来技術の問題の少なくとも一部を解決又は緩和する技術的な改善を提供することができる。

　最後に、本開示におけるコンピュータプログラムの実施形態について説明を行う。

　本開示におけるコンピュータプログラムは、一又は複数のコンピュータプロセッサに、体情報取得機能と、プレイ情報取得機能と、分析機能と、記憶機能とを実現させることを特徴とする。

　生体情報取得機能は、第一のデバイス１００から当該ユーザの生体情報を取得する。

　プレイ情報取得機能は、ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得する。

　分析機能は、生体情報取得機能が取得した生体情報およびプレイ情報取機能が取得したプレイ情報を分析する。

　記憶機能は、分析機能における分析結果を、ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する。

　上記機能は、図１２に示す生体情報取得回路１４１０、プレイ情報取得回路１４２０、分析回路１４３０および記憶回路１４４０により実現されることができる。生体情報取得回路１４１０、プレイ情報取得回路１４２０、分析回路１４３０および記憶回路１４４０は、それぞれ上述した生体情報取得部４１０、プレイ情報取得部４２０、分析部４３０および記憶部４４０により実現されるものとする。各部の詳細については上述したとおりである。

　以上の構成によれば、上述した従来技術の問題の少なくとも一部を解決又は緩和する技術的な改善を提供することができる。

　また、上述した実施形態に係るサーバ装置又は端末装置として機能させるために、コンピュータ又は携帯電話などの情報処理装置を好適に用いることができる。このような情報処理装置は、実施形態に係るサーバ装置又は端末装置の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、情報処理装置の記憶部に格納し、情報処理装置のＣＰＵによって当該プログラムを読み出して実行させることによって実現可能である。

　本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

　また、実施形態に記載した手法は、計算機（コンピュータ）に実行させることができるプログラムとして、例えば磁気ディスク（フロッピー（登録商標）ディスク、ハードディスク等）、光ディスク（ＣＤ－ＲＯＭ、ＤＶＤ、ＭＯ等）、半導体メモリ（ＲＯＭ、ＲＡＭ、フラッシュメモリ等）等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウェア手段（実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む）を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウェア手段を構築し、このソフトウェア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。記憶部は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。

　１０００　情報処理システム
　　１００　第一のデバイス
　　２００　第二のデバイス
　　３００　第三のデバイス
　　４００　情報処理装置
　　４１０　生体情報取得部
　　４２０　プレイ情報取得部
　　４３０　分析部
　　４４０　記憶部
　　４５０　第一出力部
　　４６０　進行変化部
　　４７０　評価部
　　４８０　第二出力部
　　４９０　生成部

 

Claims (14)

1. 　一又は複数のコンピュータプロセッサを備える情報処理システムであって、
   　前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、
   　ユーザに装着された第一のデバイスから当該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部と、
   　前記ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得するプレイ情報取得部と、
   　前記生体情報取得部が取得した生体情報および前記プレイ情報取得部が取得したプレイ情報を分析する分析部と、
   　前記分析部による分析結果を、前記ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する記憶部と
   を有する情報処理システム。
2. 　前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、前記生体情報取得部が取得した生体情報に基づいて生成された生体情報表示情報を、前記ゲームのプレイ画面と共に所定の表示装置に表示させる第一出力部を備えることを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
3. 　前記第一出力部は、前記生体情報が基準範囲を外れている場合に、前記生体情報表示情報を通常とは異なる態様で表示させることを特徴とする請求項２に記載の情報処理システム。
4. 　前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、前記分析部による分析結果に基づいて、前記ゲームの進行を変化させる進行変化部を備えることを特徴とする請求項１、２または３に記載の情報処理システム。
5. 　前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、前記分析部による分析結果に基づいて、前記ユーザのゲームに対するパフォーマンスを評価する評価部を備え、
   　前記記憶部は、前記評価部による評価結果を、前記ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶することを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載の情報処理システム。
6. 　前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、
   　前記評価部による評価結果を第三のデバイスに出力する第二出力部を備えることを特徴とする請求項５に記載の情報処理システム。
7. 　前記一又は複数のコンピュータプロセッサは、さらに、前記評価結果に含まれるテキストの少なくとも一部を音声合成して音声データを生成する生成部を備え、
   　前記第二出力部は、特定のキャラクタオブジェクトを、前記生成部により生成された音声データとともに前記第三のデバイスに出力することを特徴とする請求項６に記載の情報処理システム。
8. 　前記第二出力部は、さらに、特別なユーザによる評価結果を前記第三のデバイスに出力することを特徴とする請求項６または７に記載の情報処理システム。
9. 　前記分析部は、前記生体情報の変化と前記ゲームの進行状況との相関関係を分析結果として出力することを特徴とする請求項１から８のいずれか一項に記載の情報処理システム。
10. 　前記プレイ情報取得部は、第二のデバイスから前記プレイ情報を取得することを特徴とする請求項１から９のいずれか一項に記載の情報処理システム。
11. 　一又は複数のコンピュータプロセッサに、
    　ユーザに装着された第一のデバイスから当該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得ステップと、
    　前記ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得するプレイ情報取得ステップと、
    　前記生体情報取得ステップにおいて取得した生体情報および前記プレイ情報取得ステップにおいて取得したプレイ情報を分析する分析ステップと、
    　前記分析ステップにおける分析結果を、前記ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する記憶ステップと
    を実行させる情報処理方法。
12. 　一又は複数のコンピュータプロセッサに、
    　ユーザに装着された第一のデバイスから当該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得機能と、
    　前記ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報を取得するプレイ情報取得機能と、
    　前記生体情報取得機能により取得した生体情報および前記プレイ情報取得機能による取得したプレイ情報を分析する分析機能と、
    　前記分析機能による分析結果を、前記ユーザのユーザ情報に関連付けて記憶する記憶機能と
    を実現させるコンピュータプログラム。
13. 　ユーザの生体情報を検知する生体情報検知部と、
    　前記生体情報検知部により検知された生体情報を、他のデバイスに送信する送信部と、
    　前記他のデバイスから送信された前記ユーザがプレイするゲームの進行状況を含むプレイ情報、および、前記生体情報に基づく分析結果を情報処理装置から受信する受信部と、
    　前記受信部が受信した分析結果を出力する出力部と
    を備えるデバイス。
14. 　ゲームへのユーザによる操作を受け付ける受付部と、
    　前記ゲームの進行状況を含むプレイ情報を、情報処理装置に送信する送信部と、
    　前記送信部により送信されたプレイ情報、および、他のデバイスから送信された前記ユーザの生体情報に基づく分析結果を前記情報処理装置から受信する受信部と、
    　前記受信部が受信した分析結果を出力する出力部と
    を備えるデバイス。
    
     

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